JPH07244713A - 識別カード、スマートカードなどの非接触カードおよびそれらのカードを製造するための方法 - Google Patents
識別カード、スマートカードなどの非接触カードおよびそれらのカードを製造するための方法Info
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- JPH07244713A JPH07244713A JP6198790A JP19879094A JPH07244713A JP H07244713 A JPH07244713 A JP H07244713A JP 6198790 A JP6198790 A JP 6198790A JP 19879094 A JP19879094 A JP 19879094A JP H07244713 A JPH07244713 A JP H07244713A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 十分な可撓性を有し、積層時に歪を生じな
い。 【構成】 カードハウジングは、2つの表面層1,2と
該表面層に挟まれた1つの中間層4から成り、その中に
コイル構造物2及び電子回路11を含む。各表面層1,
2は、その軟化点が表面層1,2及び中間層4の軟化点
よりも低い接着層5,6を介して中間層4に接着され
る。
い。 【構成】 カードハウジングは、2つの表面層1,2と
該表面層に挟まれた1つの中間層4から成り、その中に
コイル構造物2及び電子回路11を含む。各表面層1,
2は、その軟化点が表面層1,2及び中間層4の軟化点
よりも低い接着層5,6を介して中間層4に接着され
る。
Description
【0001】本発明は、コイル構造物と、該コイル構造
物と一対とされる電子回路を収容するハウジングを有
し、該ハウジングは2つの表面層と該表面層に挟まれた
1つの中間層から成り、前記コイル構造物と前記電子回
路を含む識別カードやスマートカードなどの非接触情報
転送用カードに関する。
物と一対とされる電子回路を収容するハウジングを有
し、該ハウジングは2つの表面層と該表面層に挟まれた
1つの中間層から成り、前記コイル構造物と前記電子回
路を含む識別カードやスマートカードなどの非接触情報
転送用カードに関する。
【0002】また本発明は、コイル構造物と、該コイル
構造物と一対とされる電子回路を収容するハウジングを
有し、該ハウジングは2つの表面層と該表面層に挟まれ
た1つの中間層から成り、前記コイル構造物と前記電子
回路を含む識別カードやスマートカードなどの非接触情
報転送用カードを製造する方法に関する。
構造物と一対とされる電子回路を収容するハウジングを
有し、該ハウジングは2つの表面層と該表面層に挟まれ
た1つの中間層から成り、前記コイル構造物と前記電子
回路を含む識別カードやスマートカードなどの非接触情
報転送用カードを製造する方法に関する。
【0003】このようなカードは、オランダ特許出願9
001180に開示されており、同出願においては、コ
イル構造物と電子回路はプラスチック充填材にぎっしり
と取り囲まれ、プラスチック充填材は両側が薄膜で被覆
されている。このようなカードは、国際標準化機構標準
10373に規定された可撓性の要件を満たすことがで
きないことが多い。表面層は、薄膜状のワイヤから単層
に螺旋形に巻かれたコイル構造物に接着されており、該
巻線は互いに接着剤などにより絶縁されている。表面層
はカードの横方向支柱となっており、したがって巻線は
曲げられた際に、互いに重なり合うということがなく、
したがって安定した構造物が得られる。
001180に開示されており、同出願においては、コ
イル構造物と電子回路はプラスチック充填材にぎっしり
と取り囲まれ、プラスチック充填材は両側が薄膜で被覆
されている。このようなカードは、国際標準化機構標準
10373に規定された可撓性の要件を満たすことがで
きないことが多い。表面層は、薄膜状のワイヤから単層
に螺旋形に巻かれたコイル構造物に接着されており、該
巻線は互いに接着剤などにより絶縁されている。表面層
はカードの横方向支柱となっており、したがって巻線は
曲げられた際に、互いに重なり合うということがなく、
したがって安定した構造物が得られる。
【0004】これに対して、本発明は全く異なった方法
で得られた安定した構造を有するカードを提供するもの
で、このカードはさらに前述の可撓性の要件も満たして
いる。さらに本発明は、カードの中にコイル構造物の巻
線をゆったりと配置することができるカードを提供す
る。これによっても前述の可撓性の要件を満たす可能性
が促進される。
で得られた安定した構造を有するカードを提供するもの
で、このカードはさらに前述の可撓性の要件も満たして
いる。さらに本発明は、カードの中にコイル構造物の巻
線をゆったりと配置することができるカードを提供す
る。これによっても前述の可撓性の要件を満たす可能性
が促進される。
【0005】本発明に従ったカードは、表面層はそれぞ
れ、その表面層と中間層との間に置かれた接着層を介し
て中間層に接着されており、接着層の軟化点は表面層お
よび中間層の軟化点よりも低いことを特に特徴としてい
る。
れ、その表面層と中間層との間に置かれた接着層を介し
て中間層に接着されており、接着層の軟化点は表面層お
よび中間層の軟化点よりも低いことを特に特徴としてい
る。
【0006】オランダ特許出願9200835は、コイ
ルがカードの中で最終的にはゆったりと配置される構造
を実現するために、かなり多くの数の部品から作られる
カードを開示している。これは国際標準化機構標準10
373に規定された可撓性の要件を満たすには必要なも
のである。これはまた、最終製品の製造のためには多く
の工程を実施しなければならないという必要性も生じさ
せる。簡単な製造方法の場合には、何らかの補足的な準
備をする必要がないように、コイルをゆったりと巻くよ
りも、コイルを別個の部品として取扱う方が好ましい。
これを実現することができるのはコイルが充分平らに巻
かれるときだけであり、したがって国際標準化機構標準
10373に従って曲げられた場合、上部および底部に
位置したワイヤもワイヤ材料の弾性による伸びの範囲内
にある。この場合は、コイルの厚みは最大約200〜2
50μmにすべきであるということがわかっている。ま
たこれはカード中のコイルの最大許容体積を制限せし
め、それゆえ充分に離れた距離にわたって非接触情報伝
達を可能とするためにできる限り電子回路の電圧および
消費電力を低下させる必要がある。
ルがカードの中で最終的にはゆったりと配置される構造
を実現するために、かなり多くの数の部品から作られる
カードを開示している。これは国際標準化機構標準10
373に規定された可撓性の要件を満たすには必要なも
のである。これはまた、最終製品の製造のためには多く
の工程を実施しなければならないという必要性も生じさ
せる。簡単な製造方法の場合には、何らかの補足的な準
備をする必要がないように、コイルをゆったりと巻くよ
りも、コイルを別個の部品として取扱う方が好ましい。
これを実現することができるのはコイルが充分平らに巻
かれるときだけであり、したがって国際標準化機構標準
10373に従って曲げられた場合、上部および底部に
位置したワイヤもワイヤ材料の弾性による伸びの範囲内
にある。この場合は、コイルの厚みは最大約200〜2
50μmにすべきであるということがわかっている。ま
たこれはカード中のコイルの最大許容体積を制限せし
め、それゆえ充分に離れた距離にわたって非接触情報伝
達を可能とするためにできる限り電子回路の電圧および
消費電力を低下させる必要がある。
【0007】非接触情報伝達用カードの実施例におい
て、接着層は表面層およびまたは中間層と一体押出成形
されるプラスチック層から成ることを特徴としている。
て、接着層は表面層およびまたは中間層と一体押出成形
されるプラスチック層から成ることを特徴としている。
【0008】本発明によれば、請求項前文に記載の非接
触情報伝達用カードを製造するための方法は、2つの表
面層のうちの少なくとも1つおよび/または中間層に
は、軟化点が表面層および中間層の軟化点よりも低い接
着層が設けられること、および続いて表面層が積層工程
によって中間層に接着されることを特徴としている。
触情報伝達用カードを製造するための方法は、2つの表
面層のうちの少なくとも1つおよび/または中間層に
は、軟化点が表面層および中間層の軟化点よりも低い接
着層が設けられること、および続いて表面層が積層工程
によって中間層に接着されることを特徴としている。
【0009】本発明の実施例によれば、該接着層は表面
層およびまたは中間層とともに積層工程が行われる前に
一体押出成形される。このような方法には、各々の種々
の材料の膨張係数が異なる結果、製造すべきカードに積
層時に歪みが生じるということがないという利点があ
る。
層およびまたは中間層とともに積層工程が行われる前に
一体押出成形される。このような方法には、各々の種々
の材料の膨張係数が異なる結果、製造すべきカードに積
層時に歪みが生じるということがないという利点があ
る。
【0010】以下に図面を参照しながら本発明をさらに
詳しく説明する。図1および図2は、本発明に従ったカ
ードの構造物を示しており、該構造物は最も簡単な形に
おいて、合成材料による3つの層1,4,2、コイル構
造物、および中間層4に配置されている電子回路(チッ
プ)から成る。国際標準化機構標準10536によれ
ば、図示された非接触カードの最大全厚は760μ±1
0%である。種々の材料から成る構成要素が挿入される
合成フィルムから成るカードを組立てる場合の問題点
は、各々の種々の材料の膨張係数が異なるがゆえに積層
時にカードに歪みが生じることである。
詳しく説明する。図1および図2は、本発明に従ったカ
ードの構造物を示しており、該構造物は最も簡単な形に
おいて、合成材料による3つの層1,4,2、コイル構
造物、および中間層4に配置されている電子回路(チッ
プ)から成る。国際標準化機構標準10536によれ
ば、図示された非接触カードの最大全厚は760μ±1
0%である。種々の材料から成る構成要素が挿入される
合成フィルムから成るカードを組立てる場合の問題点
は、各々の種々の材料の膨張係数が異なるがゆえに積層
時にカードに歪みが生じることである。
【0011】このような歪みを回避するために、図1に
おいて示されたカードにおいては、異なる合成材料5,
6とともに一体押出成形された合成材料4が使用され、
この異なる合成材料5,6は薄膜1,2を積層工程によ
って中間層上に接着するための接着層として機能してい
る。また図1に示されたカードは対称的な構造をしてお
り、さらに歪みが防止される。薄い接着層5,6の材料
はそれらの材料の軟化点が支持層4の軟化点よりも10
〜20°低くなるように選ばれる。一体押出成形工程に
おいて、これらの合成材料は軟化した状態において互い
に対して押出成形され、これらの材料の境界面において
優れた接着が得られる。図1はたとえばポリカーボネー
ト(PC)から成る表面層1,2、および中間部分3を
示しており、該中間部分3は中間層4を有し、同様にこ
の中間層4はPCから成り、たとえば2つの接着層5,
6とともに一体押出成形される。この接着層は、たとえ
ば変成ポリエステル(PETG)から成り、該材料はP
Cの軟化点よりもその軟化点がおよそ10〜20°低
い。該中間層4は開口部が設けられた第1膜片7、該開
口部に適合する第2薄片8、該第1薄片、第2薄片の間
に形成されたコイルスペース9から成る。さらに、この
第2薄片には、電子回路11を収容する開口部10が設
けられている。さらにまた該電子回路に接続されるコイ
ル構造物12(図1)は、温度変化による膨張差を考慮
し、幾分の余裕を持たせて設けられているコイルスペー
ス9に収容される。本実施例においては、コイル構造物
12(図2には図示せず)は熱接着剤またはポリアミド
(PA)のベーキングラッカーが付与されている絶縁銅
線から成る。このようなコイル構造物の安定性は巻線工
程の後に、コイル構造物の巻線に電流を通すことによっ
て得られる。したがって該コイル構造物はポリアミド塗
料の軟化点にまで加熱される。またコイル構造物を巻線
工程時に熱空気で加熱することも可能である。いずれの
場合においても、コイルの巻線はいわば互いに焼き固め
られ、したがって該コイル構造物は補助手段を使用せず
に取扱うことができる。ベーキングラッカーの軟化点は
カードの接着層5,6の軟化点よりもずっと高くなるよ
うに選ばれる。本件出願人のオランダ特許出願9200
396に記載された、いわゆる衝撃はんだ付け工程また
は熱圧縮溶着によってコイルの端部を直接電子回路に接
着する。したがって費用のかかる支持材料は不要とな
る。コイル構造物12の導線は非常に薄いため、カード
が組立てられる積層工程時に弱い接着層5,6の中に強
制的に沈められる。図1に示した構造物により、カード
が組立てられる積層工程に続いて、さらに表面層1,2
の外側に印刷を施すことが可能であり、また硬質の防護
塗料層を施すことも随意可能である。
おいて示されたカードにおいては、異なる合成材料5,
6とともに一体押出成形された合成材料4が使用され、
この異なる合成材料5,6は薄膜1,2を積層工程によ
って中間層上に接着するための接着層として機能してい
る。また図1に示されたカードは対称的な構造をしてお
り、さらに歪みが防止される。薄い接着層5,6の材料
はそれらの材料の軟化点が支持層4の軟化点よりも10
〜20°低くなるように選ばれる。一体押出成形工程に
おいて、これらの合成材料は軟化した状態において互い
に対して押出成形され、これらの材料の境界面において
優れた接着が得られる。図1はたとえばポリカーボネー
ト(PC)から成る表面層1,2、および中間部分3を
示しており、該中間部分3は中間層4を有し、同様にこ
の中間層4はPCから成り、たとえば2つの接着層5,
6とともに一体押出成形される。この接着層は、たとえ
ば変成ポリエステル(PETG)から成り、該材料はP
Cの軟化点よりもその軟化点がおよそ10〜20°低
い。該中間層4は開口部が設けられた第1膜片7、該開
口部に適合する第2薄片8、該第1薄片、第2薄片の間
に形成されたコイルスペース9から成る。さらに、この
第2薄片には、電子回路11を収容する開口部10が設
けられている。さらにまた該電子回路に接続されるコイ
ル構造物12(図1)は、温度変化による膨張差を考慮
し、幾分の余裕を持たせて設けられているコイルスペー
ス9に収容される。本実施例においては、コイル構造物
12(図2には図示せず)は熱接着剤またはポリアミド
(PA)のベーキングラッカーが付与されている絶縁銅
線から成る。このようなコイル構造物の安定性は巻線工
程の後に、コイル構造物の巻線に電流を通すことによっ
て得られる。したがって該コイル構造物はポリアミド塗
料の軟化点にまで加熱される。またコイル構造物を巻線
工程時に熱空気で加熱することも可能である。いずれの
場合においても、コイルの巻線はいわば互いに焼き固め
られ、したがって該コイル構造物は補助手段を使用せず
に取扱うことができる。ベーキングラッカーの軟化点は
カードの接着層5,6の軟化点よりもずっと高くなるよ
うに選ばれる。本件出願人のオランダ特許出願9200
396に記載された、いわゆる衝撃はんだ付け工程また
は熱圧縮溶着によってコイルの端部を直接電子回路に接
着する。したがって費用のかかる支持材料は不要とな
る。コイル構造物12の導線は非常に薄いため、カード
が組立てられる積層工程時に弱い接着層5,6の中に強
制的に沈められる。図1に示した構造物により、カード
が組立てられる積層工程に続いて、さらに表面層1,2
の外側に印刷を施すことが可能であり、また硬質の防護
塗料層を施すことも随意可能である。
【0012】本件カードの別の実施例が図3に示されて
いる。同図において印刷物13,14が表面層1,2の
内側に鏡のように設けられている。図2は図3に示され
たカードの断面図である。本実施例において、表面層
1,2は透明な材料から作られている。表面層を光が通
ることなく、コイル構造物12と電子回路11が外側か
ら見えることを避けるために、表面層1,2を2つの
層、すなわちたとえば画像を描いている印刷物13,1
4が設けられている透明層とその上に設けられた光を遮
断するものとして作用する非透明層から成るものとして
もよい。この非透明層は単純化のため図には示されてい
ない。
いる。同図において印刷物13,14が表面層1,2の
内側に鏡のように設けられている。図2は図3に示され
たカードの断面図である。本実施例において、表面層
1,2は透明な材料から作られている。表面層を光が通
ることなく、コイル構造物12と電子回路11が外側か
ら見えることを避けるために、表面層1,2を2つの
層、すなわちたとえば画像を描いている印刷物13,1
4が設けられている透明層とその上に設けられた光を遮
断するものとして作用する非透明層から成るものとして
もよい。この非透明層は単純化のため図には示されてい
ない。
【0013】別の実施例に従えば、この非透明層は中間
片3上に設けられており、前述のようにこの非透明層に
続いて表面層1,2が施される。光遮断部は、画像1
3,14上にたとえば白色の被覆印刷を設けて形成して
もよい。この後上述したように表面層1,2を中間片3
に接着することができる。また中間片3上に不透明層を
設けることも可能であり、この後、表面層1,2が前述
の積層工程により中間層3に接着される。
片3上に設けられており、前述のようにこの非透明層に
続いて表面層1,2が施される。光遮断部は、画像1
3,14上にたとえば白色の被覆印刷を設けて形成して
もよい。この後上述したように表面層1,2を中間片3
に接着することができる。また中間片3上に不透明層を
設けることも可能であり、この後、表面層1,2が前述
の積層工程により中間層3に接着される。
【0014】オランダ特許出願9202226に開示さ
れているように、表面層1,2の外側にさらに感熱層を
設けてもよい。これによって、カード上に可変情報を与
えることが可能となる。このような感熱被覆層には、感
熱プリンタを用いて書込みをすることが可能である。ま
た熱を与えることによって書込まれた情報を再び消去す
ることも可能である。前述の一体押出成形された接着層
の代わりに、勿論、適用される方法は異なるが軟化温度
や加工温度に関しては差が同じである接着剤や接着層を
用いることも可能である。実際、中間層4上に設けられ
た接着層5,6はコイル構造物とスイッチング電子部品
を収容する単一の中間片3を構成している。図1および
図2の実施例によれば、コイル構造物12と電子回路1
1は完全に中間片3の輪郭内に配置されており、すなわ
ち中間層4とその上に設けられた接着層5,6の輪郭内
に置かれている。より詳細には、電子回路11およびコ
イル構造物12は中間層4の輪郭内、すなわち、その上
に設けられた接着層5,6を除く中間層の輪郭内に完全
に置かれている。
れているように、表面層1,2の外側にさらに感熱層を
設けてもよい。これによって、カード上に可変情報を与
えることが可能となる。このような感熱被覆層には、感
熱プリンタを用いて書込みをすることが可能である。ま
た熱を与えることによって書込まれた情報を再び消去す
ることも可能である。前述の一体押出成形された接着層
の代わりに、勿論、適用される方法は異なるが軟化温度
や加工温度に関しては差が同じである接着剤や接着層を
用いることも可能である。実際、中間層4上に設けられ
た接着層5,6はコイル構造物とスイッチング電子部品
を収容する単一の中間片3を構成している。図1および
図2の実施例によれば、コイル構造物12と電子回路1
1は完全に中間片3の輪郭内に配置されており、すなわ
ち中間層4とその上に設けられた接着層5,6の輪郭内
に置かれている。より詳細には、電子回路11およびコ
イル構造物12は中間層4の輪郭内、すなわち、その上
に設けられた接着層5,6を除く中間層の輪郭内に完全
に置かれている。
【0015】本発明の別の実施例によれば、接着層5,
6は表面層1,2とともに一体押出成形される。その
後、接着層5,6が設けられた表面層1,2が上述の積
層工程により中間層4に接着される。最終製品はしたが
って図1を参照して説明された最終製品と同じものとな
る。表面層1,2には片側に一体押出成形により接着層
を設けてもよく、中間層4には片側または両側に一体押
出成形によって接着層が設けられている。こうすること
により、このようにして形成された接着層を、中間層4
の両側の表面層1,2を中間層4に接着するために互い
に接触させることができる。このようにして表面層1,
2の接着層が中間層4の接着層に接着され、これらの接
着層は積層工程において軟化し、単一の共通接着層に併
合することになる。すなわち最終製品は、接着層を介し
て両側で接着されている中間層4から成り、各接着層が
表面層1,2に接着されている。前述の一体押出成形さ
れた接着層の代わりとして、異なる方法で設けられては
いるが、軟化温度や加工温度に関しは差が同じである接
着剤や接着層を用いることも可能である。接着層はまた
熱伝達層から成るものとすることも可能である。
6は表面層1,2とともに一体押出成形される。その
後、接着層5,6が設けられた表面層1,2が上述の積
層工程により中間層4に接着される。最終製品はしたが
って図1を参照して説明された最終製品と同じものとな
る。表面層1,2には片側に一体押出成形により接着層
を設けてもよく、中間層4には片側または両側に一体押
出成形によって接着層が設けられている。こうすること
により、このようにして形成された接着層を、中間層4
の両側の表面層1,2を中間層4に接着するために互い
に接触させることができる。このようにして表面層1,
2の接着層が中間層4の接着層に接着され、これらの接
着層は積層工程において軟化し、単一の共通接着層に併
合することになる。すなわち最終製品は、接着層を介し
て両側で接着されている中間層4から成り、各接着層が
表面層1,2に接着されている。前述の一体押出成形さ
れた接着層の代わりとして、異なる方法で設けられては
いるが、軟化温度や加工温度に関しは差が同じである接
着剤や接着層を用いることも可能である。接着層はまた
熱伝達層から成るものとすることも可能である。
【0016】本発明のさらに別の実施例によれば、コイ
ル構造物12およびスペース9はコイル構造物がカード
のハウジングに収容される、すなわちスペース9に幾分
の間隙を持って収容されるようにして相互に調整される
ようになっている。これによって、一方のコイル構造物
と他方のカードのハウジングの間の張力が温度が変化し
ても上昇しないという利点が得られる。薄片7と薄片8
はパンチ加工によって当該薄膜材料から形成することが
可能である。好適にはコイル構造物は熱圧縮溶着によっ
て電子回路(チップ)に直接接続され、したがってチッ
プの支持材料は不要である。
ル構造物12およびスペース9はコイル構造物がカード
のハウジングに収容される、すなわちスペース9に幾分
の間隙を持って収容されるようにして相互に調整される
ようになっている。これによって、一方のコイル構造物
と他方のカードのハウジングの間の張力が温度が変化し
ても上昇しないという利点が得られる。薄片7と薄片8
はパンチ加工によって当該薄膜材料から形成することが
可能である。好適にはコイル構造物は熱圧縮溶着によっ
て電子回路(チップ)に直接接続され、したがってチッ
プの支持材料は不要である。
【0017】本発明の他の変形例によれば、電子回路1
1は薄片7の開口部(図示せず)に収容されている。
1は薄片7の開口部(図示せず)に収容されている。
【0018】これらの変形例またその他の明らかな変形
例は本発明の範囲内にあると理解される。
例は本発明の範囲内にあると理解される。
【図1】本発明に従ったカードの実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】図1または図3に示したカードの上平面図であ
る。
る。
【図3】図3は本発明に従ったカードの別の実施例であ
る。
る。
1,2 表面層 4 中間層 5,6 接着層 11 電子回路 12 コイル構造物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 19/077
Claims (23)
- 【請求項1】 コイル構造物と、該コイル構造物と一対
とされる電子回路を収容するハウジングを有し、該ハウ
ジングは2つの表面層と該表面層に挟まれた1つの中間
層から成り、前記コイル構造物と前記電子回路を含み、
各表面層は、関連する前記表面層と前記中間層の間に位
置し、その軟化点が前記表面層と前記中間層の軟化点よ
りも低い接着層を介して前記中間層に接着されることを
特徴とする識別カードやスマートカードなどの非接触情
報転送用カード。 - 【請求項2】 接着層が表面層および/または中間層と
ともに一体押出成形されたプラスチック層から成ること
を特徴とする請求項1記載の非情報転送用カード。 - 【請求項3】 接着層が、接着剤から成ることを特徴と
する請求項1記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項4】 接着層が熱伝導層から成ることを特徴と
する請求項1または3記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項5】 前記コイル構造物が、一定の隙間を伴っ
て前記コイルスペースに収容され、前記コイル構造物と
前記部屋との間に温度変化による張力が生じないよう
に、コイル構造物と、該コイル構造物が配置されるハウ
ジング内にあるコイルスペースとが、相互に調節される
ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の非接触
情報転送用カード。 - 【請求項6】 中間層は、開口部を備えた第1膜片と、
該開口部に適合する第2膜片とから成り、前記コイルス
ペースは、第1および第2膜片の間に形成されることを
特徴とする請求項5記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項7】 第1および/または第2膜片は、前記電
子回路が収容される開口部を備えることを特徴とする請
求項6記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項8】 コイル構造物の巻線は、接着層の軟化点
より高い軟化点を有する熱接着剤またはベーキングラッ
カーが施されていることを特徴とする前記請求項のいず
れかに記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項9】 コイル構造物は熱圧縮溶着により電子回
路のチップと直接に接着することを特徴とする前記請求
項のいずれかに記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項10】 コイル構造物と電子回路は中間層の輪
郭内に収容されることを特徴とする前記請求項のいずれ
かに記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項11】 コイル構造物と電子回路は、接着層を
伴った中間層の輪郭内に収容されることを特徴とする前
記請求項のいずれかに記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項12】 少なくとも表面層の1つが、中間層に
面する側に印刷された画像を有する透明材料から成る膜
から成ることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載
の非接触情報転送用カード。 - 【請求項13】 光遮断部が印刷層と中間層の間に存在
し、コイル構造物と電子回路は透明表面層を介して視る
ことができないことを特徴とする請求項12記載の非接
触情報転送用カード。 - 【請求項14】 光遮断部が外被印刷によって形成され
ることを特徴とする請求項13記載の非接触情報転送用
カード。 - 【請求項15】 光遮断部が表面層と中間層の間に配置
された非透明プラスチック層によって形成されることを
特徴とする請求項13記載の非接触情報転送用カード。 - 【請求項16】 少なくとも1つの表面層の外側には、
たとえばサーマルプリンタによって書込まれ、熱供給に
よって消去も行える感熱被覆が備えられていることを特
徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の非接触情報
転送用カード。 - 【請求項17】 コイル構造物と、該コイル構造物と一
対とされる電子回路を収容するハウジングを有し、該ハ
ウジングは2つの表面層と該表面層に挟まれた1つの中
間層から成り、前記コイル構造物と前記電子回路を含
み、各表面層は、関連する前記表面層と前記中間層の間
に位置し、その軟化点が前記表面層と前記中間層の軟化
点よりも低い接着層を介して前記中間層に接着されるこ
とを特徴とする識別カードやスマートカードなどの非接
触情報転送用カードを製造する方法。 - 【請求項18】 各表面層は、積層工程によって、接着
層を介して中間層と接着することを特徴とする請求項1
7記載の非接触情報転送用カードを製造する方法。 - 【請求項19】 積層工程は、接着層の軟化点以上から
中間層と表面層の軟化点以下の温度で行われていること
を特徴とする請求項17または18記載の非接触情報転
送用カードを製造する方法。 - 【請求項20】 積層工程が行われる前に、少なくとも
表面層または中間層のどちらかは積層層とともに一体押
出成形されることを特徴とする請求項17〜19のいず
れか記載の非接触情報転送用カードを製造する方法。 - 【請求項21】 第1および第2積層層が積層工程を通
して互いに接着される前に、中間層が第1接着層ととも
に一体押出成形されるだけでなく表面層が第2接着層と
ともに一体押出成形されることを特徴とする請求項20
記載の非接触情報転送用カードを製造する方法。 - 【請求項22】 中間層が2つの接着層とともに一体押
出成形され、したがって、積層工程を通して表面層が中
間層の各側に接着される前に中間層にはその反対側に接
着層が設けられることを特徴とする請求項20記載の非
接触情報転送用カードを製造する方法。 - 【請求項23】 各表面層を積層工程によって中間層に
接着する前に、各表面層を接着層とともに一体押出成形
することを特徴とする請求項20記載の非接触情報転送
用カードを製造する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL9301457A NL9301457A (nl) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | Contactloze identificatiekaart of smart card. |
| NL9301457 | 1993-08-23 |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH07244713A true JPH07244713A (ja) | 1995-09-19 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6198790A Pending JPH07244713A (ja) | 1993-08-23 | 1994-08-23 | 識別カード、スマートカードなどの非接触カードおよびそれらのカードを製造するための方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JPH07244713A (ja) |
| NL (1) | NL9301457A (ja) |
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- 1994-08-23 JP JP6198790A patent/JPH07244713A/ja active Pending
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