JPH07244874A - 光磁気記録媒体 - Google Patents

光磁気記録媒体

Info

Publication number
JPH07244874A
JPH07244874A JP99695A JP99695A JPH07244874A JP H07244874 A JPH07244874 A JP H07244874A JP 99695 A JP99695 A JP 99695A JP 99695 A JP99695 A JP 99695A JP H07244874 A JPH07244874 A JP H07244874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
optical recording
composition
magneto
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP99695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Katsuyama
高信 戞山
Shoji Hoshina
彰治 保科
Hiroshi Miyazawa
弘 宮澤
Masaya Ishida
方哉 石田
Takeo Kawase
健夫 川瀬
Satoshi Nehashi
聡 根橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP99695A priority Critical patent/JPH07244874A/ja
Publication of JPH07244874A publication Critical patent/JPH07244874A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 波長600nm以下のレーザ光を用いて記録
再生を行うことを特徴とする光磁気記録システムにおい
て、SN比が大きく,容易に作製できる媒体を提供する
ことを目的とする。 【構成】 波長600nm以下のレーザ光を用いて記録
再生を行うことを特徴とする光磁気記録媒体において、
記録層の組成は、少なくともTbまたはDyからなる重
希土類金属と、FeとCoとからなる遷移金属と、Nd
と、を含有し、Ndの含有量xは原子比で0.02以上
0.18以下で遷移金属に対するCoの含有量の比はx
+0.15以上で、磁化が180emu/cc以下、保
磁力が3.4kOe以上であることを特徴とする光磁気
記録媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号の書き込み,
磁気光学効果(磁気カー効果)を利用して読み出しを行
う光磁気記録媒体に関するものである。特に波長600
nm以下のレーザによる高密度記録に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、磁気光学効果を利用した光磁気デ
ィスクが実用化されている。その光磁気ディスクは、記
録密度が高い上に、ランダムアクセス性,可搬性に優れ
ている。また、繰り返し記録が可能で信頼性にも優れて
いる為、コンピュータ用外部記録装置,録音装置の記録
媒体として既に利用されている。現在商品化されている
光磁気ディスクは、直径5.25インチのディスク当た
り片面300メガバイト程度である。しかし、この現行
の光磁気ディスクでは、容量,転送レートともにビデオ
動画等の記録を行うには不十分であり、更なる面記録密
度の向上が望まれている。更なる記録密度向上のため
に、狭トラックピッチ化や記録信号の変調方式の改良が
検討されており、実用化の目処が立ちつつある。
【0003】しかしながら、現行技術範囲内では、光磁
気ディスクの記録密度の限界はレーザ光のスポット径に
依存し、そのレーザ光のスポット径dは使用するレーザ
光の波長λと対物レンズの開口数NAにより、d=k・
λ/NAで表される。ここで、kはレンズの開口形状等
に依存する定数である。このため、面記録密度の向上が
光ヘッドの光源の短波長化の方向から検討されている。
【0004】これに対し、記録媒体においても、短波長
領域(400nm〜600nm)で大きな磁気光学効果
を持つものが必要となる。そこで、希土類−遷移金属ア
モルファス合金膜の磁気光学スペクトルは希土類元素の
種類により大きく変化し、特に、Nd等の軽希土類金属
では短波長域で大きなカー回転角を示す。そのため、N
dと遷移金属との合金膜は、高密度記録媒体として注目
されている。しかしながら、NdFe,NdCo,Nd
FeCo等の合金は、フェロ磁性体であるため磁化が大
きく、単独では垂直磁化膜にならない。そこで、特願平
5−508017の実施形態1では、前記合金に重希土
類金属をわずかに加え磁化を低下させた上、さらに垂直
磁気異方性定数Kuの大きな重希土類−遷移金属合金膜
で3層サンドイッチ構造が実用的であると記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した3層サンドイ
ッチ構造にする方法では、例えば第1磁性層と第3磁性
層は60オングストローム,第2磁性層は80オングス
トロームのような薄い膜厚の積層構造で構成される。こ
のため、情報を保持するための保磁力が十分得られな
い。また、軽希土類−遷移金属合金に重希土類をわずか
に添加しても磁化がなお大きい。このため、記録温度で
も磁化が大きくなり、大きな反磁界エネルギーにより記
録ドメインが不揃いになり、ノイズレベルを上昇させる
という問題を有していた。さらに、製造工程が複雑にな
るという問題も有していた。このため、本発明では、波
長600nm以下のレーザ光を用いて記録再生を行うこ
とを特徴とする光磁気記録システムにおいて、保磁力が
大きく,良好な記録再生特性を有する光磁気記録媒体を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者らは短波長領域
(400nm〜600nm)用記録媒体を提供すべく鋭
意検討した結果、記録層の組成は、少なくともTbまた
はDyからなる重希土類金属と、FeとCoからなる遷
移金属と、Ndと、を含有し、Ndの含有量xは原子比
で0.02以上0.18以下で、遷移金属に対するCo
の含有量の比はx+0.15以上,x+0.25以下
で、磁化が180emu/cc以下、保磁力3.4kO
e以上であることを特徴とする光磁気記録媒体により、
600nm以下の波長で優れた記録再生特性を得ること
が可能となることを明らかにした。
【0007】本発明の光磁気記録媒体は、波長600n
m以下のレーザ光を用いて記録再生を行うことを特徴と
する光磁気記録媒体において、記録層の組成は、少なく
ともTbまたはDyからなる重希土類金属と、FeとC
oとからなる遷移金属と、Ndと、を含有し、Ndの含
有量xは原子比で0.02以上0.18以下で、遷移金
属に対するCoの含有量の比はx+0.15以上,x+
0.25以下で、磁化が180emu/cc以下、保磁
力3.4kOe以上であることを特徴とする。以下に本
発明を詳細に説明する。
【0008】本発明に用いられる光磁気記録媒体の基板
としては、ガラス、ポリカーボネート等のプラスチッ
ク、あるいはガラス上に光ヘッド案内用の溝付き樹脂を
形成した基板などが挙げられる。溝の深さ,及び幅は使
用する波長に合わせて最適化,つまり波長が短くなるほ
ど溝を浅くし、間隔を短くするのが好ましい。また、基
板の複屈折は、光磁気信号の品質を損なわないよう極力
小さいことが望ましい。さらに、基板の厚みは0.4〜
2mm程度が一般的である。
【0009】第1誘電体層,第2誘電体層は光を干渉さ
せる層であり、基板と記録層,記録層と反射層との間で
光を多重反射させ、見かけ上の磁気カー回転角を増大さ
せる役割,干渉効果を担う。その厚みは使用する光の波
長に合わせて変化させなければ、充分な干渉効果が得ら
れない。例えば、波長が530nm程度の場合は、第1
誘電体層の厚みを50nmとすると干渉効果が著しい。
更に波長を短くした場合は、第1誘電体層の膜厚を薄く
した方が大きな干渉効果が得られる。また、第1誘電体
層は基板と記録層との密着性を高める役割,記録層と基
板を断熱する役割,プラスチック基板を通して侵入して
くる大気,水分から記録層を保護する役割等を合わせ持
つ。第2誘電体層は光を干渉させる役割の他に、記録層
と反射層を断熱する役割等を担う。
【0010】記録層はレーザ光を集光させて加熱し、熱
磁気記録を行う層である。記録層に記録が行われるため
には、磁化が膜面に対し垂直に向かなければならないの
で、垂直磁気異方性の大きいことが望ましい。光の波長
が短くなって集光スポット径が小さくなると、単位面積
あたりの光のエネルギー密度が高くなるため再生光を照
射したときの記録層の温度は、従来の800nm程度の
波長の場合よりも高くなりやすい。すなわち、記録層の
温度が高くなると磁気カー回転角が減少し、再生信号の
出力が低下するが、低下の割合は記録層のキュリー温度
が低いほど著しい。よって、波長600nm以下の波長
の光を用いて記録再生を行うための記録層の材料として
は従来の800nm程度の波長用の記録層のキュリー温
度170〜200℃よりも高いキュリー温度を持つもの
を使うのが好ましく、特に、180〜230℃のキュリ
ー温度であるのが好ましい。さらに、大きな再生信号を
得るためには、使用する光の波長領域でカー回転角が大
きいことが望ましいが、従来のTbFeCo磁性膜は、
600nm以下の波長では記録再生を行うには不十分で
あった。
【0011】以上のような条件を満たす記録層の組成に
は、少なくともTbまたはDyからなる重希土類金属
と、FeとCoとからなる遷移金属と、Ndと、を含有
し、Ndの含有量xは原子比で0.02以上0.18以
下で、遷移金属に対するCoの含有量の比はx+0.1
5以上,x+0.25以下で、磁化が180emu/c
c以下、保磁力が3.4kOe以上であることを特徴と
する希土類−遷移金属合金膜が最も好ましい。記録層の
膜厚は、レーザ光のパワーに対する記録感度、性能係数
等を考慮して使用する波長に合わせて決定するのが好ま
しい。記録層の膜厚は、15〜25nmが好ましい。
【0012】反射層は記録層を透過した光を反射して再
び記録層に戻す役割を担う。これにより光の利用効率を
高めると共に、反射率と磁気カー回転角が増大し、性能
指数が増大する。また、反射層は光磁気記録媒体として
の熱伝導率に影響を与える。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を例示的に記載する
が、本発明はこれらの実施例の記載に制限されるもので
はない。
【0014】図1に本発明の光磁気記録媒体の構造を示
す。基板101の上に順に、第1誘電体層102,記録
層103,第2誘電体層104,反射層105を設け
る。記録層103の組成は、Ndx(DyTb)y(Fe
1-zCoz)1-x-y 、0.02≦x≦0.18,x+0.
15≦z≦x+0.25である。
【0015】また、Dy,Tbは、その物理的性質の類
似性から置き換えが可能である。本実施例で示す薄膜は
すべて、マグネトロンスパッタリングにより作製した。
組成及び記録層の膜厚は、蛍光X線分光分析法により決
定した。
【0016】図2には、Nd0.1(Dy0.75Tb0.25)
0.21(Fe0.75Co0.25)0.69 の組成でのC/Nの記
録層の膜厚依存性について示す。測定は、波長532n
mの光変調方式,NAは0.55で行い、ドメイン長は
0.5μmである。図2に示されるように、記録層10
3の膜厚は50nm以下が望ましい。すなわち、これ以
上記録層103が厚くなると、記録層103を透過する
光が減少し、反射層105と記録層103間の多重反射
による効果が得にくくなるためである。また、記録層の
膜厚15nm以下では、保磁力が低下するためC/Nは
低下する。多重反射によるカー回転角の増大は、約15
〜25nmで最大であった。
【0017】図3は、図1に示した構造におけるカー回
転角(以下、θkと称する。)のNd元素の添加による
組成原子比x依存性を調べた結果である。記録層の膜厚
は約20nmであり、組成はNdx(Dy0.75T
b0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.79-x である。Nd元
素の添加によってキュリー温度(以下、Tcと称す
る。)は低下する。このTcの低下分を、Tcを上昇さ
せる効果を有するCo元素の添加によって補う。このN
d,Co元素の添加により、キュリー温度を一定の18
0℃に保つよう調節した。このCo元素の添加量は重希
土類量yやDy,Tb比によって異なるが、例えば、図
3の組成ではCo元素の組成原子比zはNd元素の組成
原子比xとz=x+0.15の関係であった。
【0018】図4には、Tcの遷移金属に対するCo含
有量z依存性を示す。図4に示した組成は、Nd
0.1(Dy0.75Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.69 で
ある。図4に示される様に、z≧x+0.15=0.2
5の場合では、Tcは上昇する。一般に信号強度はθk
と比例関係があるが、Tcの上昇に対しθkは増加す
る。従って、Tcが高いほど大きな信号強度が得られ
る。ここでは、Tcが一定となるCo含有量について実
施例を示すが、これよりCo含有量を増してTcが上昇
したとき、信号強度が増加するのは明白である。また、
Tcの増加によって記録パワーも増加するが、一般にド
ライブの記録パワーは一定に決まっているためTcは2
30℃以下が好ましい。図4では、z=0.35=x+
0.25で230℃になる。そのため、遷移金属に対す
るCo含有量は、x+0.15以上,x+0.25以下
が最も好ましい。
【0019】図3では、波長830nm,600nm,
530nm,400nmのθkのNd元素の組成原子比
x依存性をそれぞれ301,302,303,304に
示す。従来の波長830nmではNd元素の添加によっ
てθkは低下する。しかしながら、波長600nmでは
Nd元素の添加によるθkの低下がなくなり、波長40
0nm,530nmの短波長領域においてはθkが改善
されたことがわかる。公知のように、ショットノイズ限
界であると仮定し、媒体の性能指数は反射率をRとした
時、√R・θkである。このため、θkの向上が再生時
のC/Nの向上を導く。
【0020】また、図5には、組成Ndx(Dy0T
b1)0.19(Fe1-zCoz)0.81-x のθkのNd元素の
組成原子比x依存性を示す。波長830nm,600n
m,530nm,400nmのθkのNd元素の組成原
子比x依存性をそれぞれ501,502,503,50
4に示す。
【0021】更に図6には、組成Ndx(Dy1Tb0)
0.24(Fe1-zCoz)0.76-x のθkのNd元素の組成
原子比x依存性を示す。同様に、波長830nm,60
0nm,530nm,400nmのθkのNd元素の組
成原子比x依存性をそれぞれ601,602,603に
示す。Co含有量は、Tcが一定となるよう調節した。
これらの組成においても、波長600nmの502,6
02ではそのθk低下はなくなり、503,504と6
03,604で示される600nm以下の短波長領域で
は、θkがNd元素含有量xの増加に伴い大きくなる。
また、重希土類類に対するTb含有量の比の他の値の場
合においても、同様に本発明の効果が確認されている。
図6で604で示されるθkから見積もられるキャリア
レベルの増加分は、わずかNdの2at%の添加によっ
ても0.5dB分に相当する。本発明の効果は、Nd含
有量2at%でも十分明白である。
【0022】図7は、本発明の光記録媒体のC/NのN
d元素の組成原子比x依存性図である。組成は、図2の
組成Ndx(Dy0.75Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)
0.79 -xである。図7中の符号701,702,703は
それぞれ、測定波長830nm,532nm,488n
mで行った結果である。波長830nmでの測定はドメ
イン長0.75μm、波長532nmでの測定はドメイ
ン長0.5μm、波長488nmでの測定はドメイン長
0.4μmである。図7の測定は、すべて光変調方式
で、NAは0.55で行った。
【0023】図8は、本発明の光記録媒体のC/NのN
d元素の組成原子比x依存性図である。組成は、図5の
組成Ndx(Dy0Tb1)0.19(Fe1-zCoz)0.81-x
である。図8の測定は、すべて磁界変調方式,NAは
0.55で行った。図8中の符号801,802,80
3はそれぞれ、測定波長830nm,532nm,48
8nmで行った結果である。光変調方式,磁界変調方式
ともに、本発明の効果が得られる。波長830nm領域
においては、Nd元素の添加によってC/Nが低下して
いく。それに対し、波長532nm,488nmではわ
ずか2at%での添加でC/Nの向上が認められ、約1
0at%の添加でその効果が最大になる。この原因とし
ては、図3,5,6に示したθkの増大である。また、
θKの増大から見積もられるC/Nの上昇よりも実際の
C/Nの上昇分は大きく、これはノイズレベルの低下分
である。この様に、本発明のNd元素の添加によってノ
イズレベルの低下の効果もある。また、Nd元素の添加
量が13at%を越えると低下し始め、18at%以上
で従来の媒体のC/Nと同等になる。この結果から、N
d元素の添加量xは原子比約2at%から18at%が
好ましい。最も好ましくは、8at%がら12at%で
ある。
【0024】また、以上の実施例で説明した光磁気記録
媒体について、室温25℃で測定した磁化を図9に示
す。Nd含有量12atをこえると、上記したようにC
/Nが低下しはじめる。これは、Nd含有量が増大する
と、それに伴って図9の様に磁化が増大することに関連
がある。磁化が大きくなると、垂直磁化膜を得られる条
件とされるKu>2πMs2 (Kuは一軸磁気異方性エ
ネルギー)を満たさなくなって、記録に際して磁区の一
様な反転が行われないと考えられる。図7,8と図9よ
りC/Nの低下をまねかないためには、磁化が180e
mu/cc以下が最も好ましい。
【0025】また、以上の実施例に示した光磁気記録媒
体について、室温25℃での保磁力を測定した結果を図
10に示す。Nd含有量が12at%をこえるとC/N
が低下しはじめるが、これは図10に示した様な保磁力
とも関連付けられる。保磁力が低下すると微細な磁区の
安定性が低下して、磁区の形状が局所的なゆらぎからの
影響をうけやすくなる。そのため、保磁力の低下はノイ
ズレベルの上昇をまねき、C/Nが悪化する訳である。
図7,8と図10より3.4kOeより保磁力が低下す
ると、この様なC/Nの低下が顕著になる。よって本発
明の光磁気記録媒体においては、3.4kOe以上の保
磁力を有することが好ましい。
【0026】また、保磁力については、重希土類含有量
を変化させることで保磁力の大きさは変化する。
【0027】図11には、室温25℃で測定した保磁力
の重希土類含有量依存性を示す。1101はNd
0.1(Dy0Tb1)y(Fe0.75Co0.25)0.9-y の組成
であり、1102はNd0.1(Dy1Tb0)y(Fe0.75
Co0.25)0.9-y の組成である。図11より、重希土類
含有量15at%以下では、遷移金属及びNd元素の含
有量が多く、1101,1102共に保磁力が3.4k
Oe以下になる。また、1101に示す様にDy元素の
含有量が0の場合は、重希土類含有量34at%以上
で、3.4kOe以下になる。これに対し1102で示
したTb元素含有量が0の場合には、重希土類含有量2
9at%で保磁力が3.4kOe以下になる。重希土類
含有量に対するTb元素の割合が増せば、保磁力が3.
4kOe以下になる重希土類含有量は29at%から3
4at%に近づく。保磁力3.4kOe以上を得るため
には、重希土類含有量に対するTb含有量の比をMすれ
ば、16at%以上、(28+5×M)at%以下が最
も好ましい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、短波長領域(400nm〜6
00nm)で高いC/Nが得られる光記録媒体を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光記録媒体の一実施例を示す主要断
面図。
【図2】 本発明の光記録媒体の組成Nd0.1(Dy
0.75Tb0.25)0.21(Fe0.75Co0.25)0.69のC/N
の記録層膜厚依存性図。
【図3】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy0.75
Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.79-xのカー回転角の
Nd元素の組成原子比x依存性図。
【図4】 本発明の光記録媒体の組成Nd0.1(Dy
0.75Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.69のキュリー温
度の遷移金属に対するCo含有量z依存性図。
【図5】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy0Tb
1)0.19(Fe1-zCoz)0.81-x のカー回転角のNd元
素の組成原子比x依存性図。
【図6】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy1Tb
0)0.24(Fe1-zCoz)0.76-x のカー回転角のNd元
素の組成原子比x依存性図。
【図7】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy0.75
Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.79-xでのC/NのN
d元素の組成原子比x依存性図。
【図8】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy0Tb
1)0.19(Fe1-zCoz)0.81-x でのC/NのNd元素
の組成原子比x依存性図。
【図9】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy0.75
Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.79-xでの飽和磁化M
sのNd元素の組成原子比x依存性図。
【図10】 本発明の光記録媒体の組成Ndx(Dy
0.75Tb0.25)0.21(Fe1-zCoz)0.79-xでの保磁力
HcのNd元素の組成原子比x依存性図。
【図11】 本発明の光記録媒体の組成Nd0.1(Dy
Tb)y(Fe0.75Co0.25)0.9-yでの保磁力Hcの重
希土類含有量の原子比y依存性図。
【符号の説明】
301・・・・・・波長830nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0.75Tb0.25)0.21(Fe
1-zCoz)0.79-xのカー回転角θkのNd元素の組成原
子比x依存性。 302・・・・・・波長600nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0.75Tb0.25)0.21(Fe
1-zCoz)0.79-xのカー回転角θkのNd元素の組成原
子比x依存性。 303・・・・・・波長530nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0.75Tb0.25)0.21(Fe
1-zCoz)0.79-xのカー回転角θkのNd元素の組成原
子比x依存性。 304・・・・・・波長400nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0.75Tb0.25)0.21(Fe
1-zCoz)0.79-xのカー回転角θkのNd元素の組成原
子比x依存性。 501・・・・・・波長830nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0Tb1)0.19(Fe1-zCo
z)0.81-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 502・・・・・・波長600nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0Tb1)0.19(Fe1-zCo
z)0.81-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 503・・・・・・波長530nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0Tb1)0.19(Fe1-zCo
z)0.81-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 504・・・・・・波長400nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy0Tb1)0.19(Fe1-zCo
z)0.81-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 601・・・・・・波長830nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy1Tb0)0.24(Fe1-zCo
z)0.76-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 602・・・・・・波長600nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy1Tb0)0.24(Fe1-zCo
z)0.76-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 603・・・・・・波長530nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy1Tb0)0.24(Fe1-zCo
z)0.76-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x
依存性。 604・・・・・・波長400nmにおける本発明の光
記録媒体の組成Ndx(Dy1Tb0)0.24(Fe1-zCoz)
0.76-xのカー回転角θkのNd元素の組成原子比x依存
性。 701・・・・・・波長830nmにおける本発明の光
記録媒体の光変調方式でのC/NのNd元素の組成原子
比依存性。 702・・・・・・波長532nmにおける本発明の光
記録媒体の光変調方式でのC/NのNd元素の組成原子
比依存性。 703・・・・・・波長488nmにおける本発明の光
記録媒体の光変調方式でのC/NのNd元素の組成原子
比依存性。 801・・・・・・波長830nmにおける本発明の光
記録媒体の磁界変調方式でのC/NのNd元素の組成原
子比依存性。 802・・・・・・波長532nmにおける本発明の光
記録媒体の磁界変調方式でのC/NのNd元素の組成原
子比依存性。 803・・・・・・波長488nmにおける本発明の光
記録媒体の磁界変調方式でのC/NのNd元素の組成原
子比依存性。 1101・・・・・・本発明の光記録媒体の組成Nd
0.1(Dy0Tb1)y(Fe0.75Co0.25)0.9-yでの保
磁力Hcの重希土類含有量の原子比y依存性。 1102・・・・・・本発明の光記録媒体の組成Nd
0.1(Dy1Tb0)y(Fe0.75Co0.25)0.9-yでの保
磁力Hcの重希土類含有量の原子比y依存性。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 方哉 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 川瀬 健夫 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 根橋 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波長600nm以下のレーザ光を用いて記
    録再生を行うことを特徴とする光磁気記録媒体におい
    て、記録層の組成は、少なくともTbまたはDyからな
    る重希土類金属と、FeとCoとからなる遷移金属と、
    Ndと、を含有し、Ndの含有量xは原子比で0.02
    以上0.18以下であることを特徴とする光磁気記録媒
    体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光磁気記録媒体において、
    遷移金属に対するCoの含有量の比がx+0.15以
    上、x+0.25以下であることを特徴とする光磁気記
    録媒体。
  3. 【請求項3】請求項1もしくは請求項2記載の光磁気記
    録媒体において、25℃での磁化が180emu/cc
    以下であることを特徴とする光磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】請求項1もしくは請求項2記載の光磁気記
    録媒体において、25℃での保磁力が3.4kOe以上
    であることを特徴とする光磁気記録媒体。
JP99695A 1994-01-11 1995-01-09 光磁気記録媒体 Pending JPH07244874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP99695A JPH07244874A (ja) 1994-01-11 1995-01-09 光磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-1360 1994-01-11
JP136094 1994-01-11
JP99695A JPH07244874A (ja) 1994-01-11 1995-01-09 光磁気記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07244874A true JPH07244874A (ja) 1995-09-19

Family

ID=26334143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP99695A Pending JPH07244874A (ja) 1994-01-11 1995-01-09 光磁気記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07244874A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3781823B2 (ja) 光磁気記録媒体及びその再生方法
US4628485A (en) Magneto-optical recording medium
JPH0684212A (ja) 光磁気メモリー素子
US4842956A (en) Opto-magnetic recording medium having three exchange-coupled magnetic layers
JPH02240845A (ja) 光磁気ディスク
US6667088B2 (en) Optical recording medium
EP0428128B1 (en) Magneto-optical recording medium
JPS61196445A (ja) 光磁気デイスク
US6017620A (en) Magneto-optical recording medium
JPH0519213B2 (ja)
JP3108397B2 (ja) 光磁気記録媒体
US5040166A (en) Magneto-optical recording medium having a reflective film of Ag and Mn or Ag, Mn and Sn
JP2921590B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP3208275B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP2853808B2 (ja) 磁気光学記憶素子
JP3995833B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP2970323B2 (ja) 磁界変調記録用光磁気記録媒体
JP3083177B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH0528555A (ja) 光磁気記録媒体
JP2555891B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP2921794B2 (ja) 光磁気ディスク
JP2960767B2 (ja) 光磁気記録媒体
JP3381960B2 (ja) 光磁気記録媒体
JPH04318346A (ja) 光磁気記録媒体
JP2657243B2 (ja) 光磁気記録媒体