JPH0724522A - 吸収器用伝熱管およびその製造方法 - Google Patents
吸収器用伝熱管およびその製造方法Info
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- JPH0724522A JPH0724522A JP16917293A JP16917293A JPH0724522A JP H0724522 A JPH0724522 A JP H0724522A JP 16917293 A JP16917293 A JP 16917293A JP 16917293 A JP16917293 A JP 16917293A JP H0724522 A JPH0724522 A JP H0724522A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた熱交換効率を有すると共に、製造の容
易な吸収器用伝熱管を提供すること。 【構成】 湾曲断面形状の山部12と谷部14を管周方
向に交互に設けて、管長手方向に延びる複数の湾曲溝1
5を形成すると共に、かかる湾曲溝15の谷部14の管
外周面に、管長手方向に延びる多数の微細溝16を形成
した。
易な吸収器用伝熱管を提供すること。 【構成】 湾曲断面形状の山部12と谷部14を管周方
向に交互に設けて、管長手方向に延びる複数の湾曲溝1
5を形成すると共に、かかる湾曲溝15の谷部14の管
外周面に、管長手方向に延びる多数の微細溝16を形成
した。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、吸収式冷凍機や吸収式ヒートポ
ンプなどの吸収器内に配管される吸収器用伝熱管とその
製造方法に係り、特に優れた熱交換効率を有する吸収器
用伝熱管と、かかる吸収器用伝熱管を容易に且つ連続的
に製造することのできる方法に関するものである。
ンプなどの吸収器内に配管される吸収器用伝熱管とその
製造方法に係り、特に優れた熱交換効率を有する吸収器
用伝熱管と、かかる吸収器用伝熱管を容易に且つ連続的
に製造することのできる方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】一般に、上記吸収式冷凍機や吸収式ヒート
ポンプなどの吸収器に用いられる伝熱管としては、内外
面が平滑な円形断面の平滑管が採用されている。ところ
が、平滑管は、伝熱性能が低いために、吸収器の高性能
化や小型化の要求に対処することが難しかった。また、
かかる平滑管では、管外周面を管周方向に流下せしめら
れる吸収液の幅が、表面張力により、下方に行くに従っ
て狭くなってしまうために、有効な熱交換作用が発揮さ
れる濡れ面積が確保され難いと共に、管外面に渇き面が
生じ易く、この渇き面で吸収液中のLiBr等が析出し
て吸収液の水蒸気吸収率、延いては伝熱性能が低下して
しまうという問題もあった。
ポンプなどの吸収器に用いられる伝熱管としては、内外
面が平滑な円形断面の平滑管が採用されている。ところ
が、平滑管は、伝熱性能が低いために、吸収器の高性能
化や小型化の要求に対処することが難しかった。また、
かかる平滑管では、管外周面を管周方向に流下せしめら
れる吸収液の幅が、表面張力により、下方に行くに従っ
て狭くなってしまうために、有効な熱交換作用が発揮さ
れる濡れ面積が確保され難いと共に、管外面に渇き面が
生じ易く、この渇き面で吸収液中のLiBr等が析出し
て吸収液の水蒸気吸収率、延いては伝熱性能が低下して
しまうという問題もあった。
【0003】そこで、本願出願人は、先に、特願昭63
−330709号(特開平2−176378号公報)等
において、管外表面を長手方向に延びる複数の山部と谷
部を、管周方向に湾曲した断面形状をもって交互に形成
することにより、管長手方向に延びる複数の湾曲溝を設
けてなる吸収器用伝熱管を提案した。
−330709号(特開平2−176378号公報)等
において、管外表面を長手方向に延びる複数の山部と谷
部を、管周方向に湾曲した断面形状をもって交互に形成
することにより、管長手方向に延びる複数の湾曲溝を設
けてなる吸収器用伝熱管を提案した。
【0004】このような湾曲溝を有する伝熱管では、水
平方向に配置して用いた場合に、管外面に滴下乃至は散
布された吸収液が管周方向に流下する際、傾斜角度の変
化等によって、かかる吸収液に対して攪乱現象が効果的
に惹起され得、吸収液の濃度の高い部分が外面に良好に
晒されて、水蒸気の吸収作用、即ち伝熱性能が向上され
る。また、吸収液が湾曲溝内に滞留して管長手方向に案
内されることにより、濡れ面積が拡大されて、渇き面の
減少が図られ得る。
平方向に配置して用いた場合に、管外面に滴下乃至は散
布された吸収液が管周方向に流下する際、傾斜角度の変
化等によって、かかる吸収液に対して攪乱現象が効果的
に惹起され得、吸収液の濃度の高い部分が外面に良好に
晒されて、水蒸気の吸収作用、即ち伝熱性能が向上され
る。また、吸収液が湾曲溝内に滞留して管長手方向に案
内されることにより、濡れ面積が拡大されて、渇き面の
減少が図られ得る。
【0005】ところが、このような山部と谷部とからな
る湾曲溝を形成してなる伝熱管でも、未だ、要求される
伝熱性能の向上および濡れ面積の拡大が十分には達成さ
れない場合があり、更なる伝熱性能の向上と濡れ面積の
拡大が要求されていた。
る湾曲溝を形成してなる伝熱管でも、未だ、要求される
伝熱性能の向上および濡れ面積の拡大が十分には達成さ
れない場合があり、更なる伝熱性能の向上と濡れ面積の
拡大が要求されていた。
【0006】また、上述の如き湾曲溝を有する伝熱管
は、一般に、引抜加工にて管状素材の管壁を塑性変形さ
せることにより形成されるが、一般的なダイスを用いた
引抜加工では、湾曲溝が管状素材の全長に亘って連続し
て形成されることとなり、部分的に湾曲溝を形成するこ
とが極めて困難であるという不具合があった。
は、一般に、引抜加工にて管状素材の管壁を塑性変形さ
せることにより形成されるが、一般的なダイスを用いた
引抜加工では、湾曲溝が管状素材の全長に亘って連続し
て形成されることとなり、部分的に湾曲溝を形成するこ
とが極めて困難であるという不具合があった。
【0007】すなわち、吸収器の伝熱管は、両端部が吸
収器の管板に設けられた冷却媒体の流通口に接続される
と共に、その中間部分にバッフルプレートが取り付けら
れて支持されることにより、吸収器に装着されることか
ら、伝熱管の両端部および中間部分の所定位置に、湾曲
溝が形成されていない平滑管状の部分を設けることが望
ましいが、従来の引抜加工では、湾曲溝形成部と未形成
部とを管軸方向に交互に形成することは極めて困難だっ
たのである。
収器の管板に設けられた冷却媒体の流通口に接続される
と共に、その中間部分にバッフルプレートが取り付けら
れて支持されることにより、吸収器に装着されることか
ら、伝熱管の両端部および中間部分の所定位置に、湾曲
溝が形成されていない平滑管状の部分を設けることが望
ましいが、従来の引抜加工では、湾曲溝形成部と未形成
部とを管軸方向に交互に形成することは極めて困難だっ
たのである。
【0008】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、管外周面を流下せしめられる吸収液に対す
る攪乱作用等がより有効に及ぼされて、伝熱性能の更な
る向上が図られる吸収器用伝熱管を提供することにあ
る。
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、管外周面を流下せしめられる吸収液に対す
る攪乱作用等がより有効に及ぼされて、伝熱性能の更な
る向上が図られる吸収器用伝熱管を提供することにあ
る。
【0009】また、本発明は、管外周面を流下せしめら
れる吸収液が、管長手方向に有利に広げられて、濡れ面
積が一層拡大される吸収器用伝熱管を提供することも、
目的とする。
れる吸収液が、管長手方向に有利に広げられて、濡れ面
積が一層拡大される吸収器用伝熱管を提供することも、
目的とする。
【0010】さらに、本発明は、伝熱性能の向上と濡れ
面積の拡大が図られた、管長手方向に延びる湾曲溝を備
えてなる吸収器用伝熱管を、引抜加工によって製造する
に際して、湾曲溝の形成部と未形成部とを、管軸方向に
おいて交互に形成することのできる吸収器用伝熱管の製
造方法を提供することも、目的とする。
面積の拡大が図られた、管長手方向に延びる湾曲溝を備
えてなる吸収器用伝熱管を、引抜加工によって製造する
に際して、湾曲溝の形成部と未形成部とを、管軸方向に
おいて交互に形成することのできる吸収器用伝熱管の製
造方法を提供することも、目的とする。
【0011】また、本発明は、伝熱性能の向上と濡れ面
積の拡大が図られた、管長手方向に延びる湾曲溝を備え
てなる吸収器用伝熱管を、引抜加工によって製造するに
際して、湾曲溝の形成部と未形成部とを連続的に形成す
ることができ、コイル状の連続した管材を素材として引
抜加工を連続的に行なうこともできる吸収器用伝熱管の
製造方法を提供することも、目的とする。
積の拡大が図られた、管長手方向に延びる湾曲溝を備え
てなる吸収器用伝熱管を、引抜加工によって製造するに
際して、湾曲溝の形成部と未形成部とを連続的に形成す
ることができ、コイル状の連続した管材を素材として引
抜加工を連続的に行なうこともできる吸収器用伝熱管の
製造方法を提供することも、目的とする。
【0012】
【解決手段】そして、かかる課題を解決するために、本
発明にあっては、管外周面に吸収液が接触せしめられる
一方、管内に冷却媒体が流通せしめられる吸収器用伝熱
管であって、湾曲断面形状の山部と谷部を管周方向に交
互に設けて、管長手方向に延びる複数の湾曲溝を形成す
ると共に、かかる湾曲溝の谷部の管外周面に、該谷部に
沿って管長手方向に延びる多数の微細溝を形成した吸収
器用伝熱管を、その特徴とするものである。
発明にあっては、管外周面に吸収液が接触せしめられる
一方、管内に冷却媒体が流通せしめられる吸収器用伝熱
管であって、湾曲断面形状の山部と谷部を管周方向に交
互に設けて、管長手方向に延びる複数の湾曲溝を形成す
ると共に、かかる湾曲溝の谷部の管外周面に、該谷部に
沿って管長手方向に延びる多数の微細溝を形成した吸収
器用伝熱管を、その特徴とするものである。
【0013】また、本発明は、湾曲断面形状の山部と谷
部を管周方向に交互に設けて、管長手方向に延びる複数
の湾曲溝を形成すると共に、かかる湾曲溝の谷部の管外
周面に、該谷部に沿って管長手方向に延びる多数の微細
溝を形成してなる吸収器用伝熱管を製造するに際して、
周方向に分割されて中心軸に直角な方向に進退して開閉
可能とされると共に、ダイス穴の内面に湾曲断面形状の
谷部と山部が周方向に交互に形成され、且つかかる山部
の表面に、該山部に沿って延びる多数の微細な凹凸条が
形成された分割ダイスを用いて、所定の管状素材に引抜
加工を施し、かかる引抜加工時に該分割ダイスを開閉さ
せることにより、前記湾曲溝および微細溝が管外周面に
形成された湾曲溝形成部と、それら湾曲溝および微細溝
が形成されていない湾曲溝未形成部とを、管軸方向にお
いて交互に形成する吸収器用伝熱管の製造方法をも、そ
の特徴とするものである。
部を管周方向に交互に設けて、管長手方向に延びる複数
の湾曲溝を形成すると共に、かかる湾曲溝の谷部の管外
周面に、該谷部に沿って管長手方向に延びる多数の微細
溝を形成してなる吸収器用伝熱管を製造するに際して、
周方向に分割されて中心軸に直角な方向に進退して開閉
可能とされると共に、ダイス穴の内面に湾曲断面形状の
谷部と山部が周方向に交互に形成され、且つかかる山部
の表面に、該山部に沿って延びる多数の微細な凹凸条が
形成された分割ダイスを用いて、所定の管状素材に引抜
加工を施し、かかる引抜加工時に該分割ダイスを開閉さ
せることにより、前記湾曲溝および微細溝が管外周面に
形成された湾曲溝形成部と、それら湾曲溝および微細溝
が形成されていない湾曲溝未形成部とを、管軸方向にお
いて交互に形成する吸収器用伝熱管の製造方法をも、そ
の特徴とするものである。
【0014】
【作用・効果】このような本発明に従う構造とされた吸
収器用伝熱管においては、湾曲溝の底部が微細溝によっ
て凹凸化されていることから、管周方向に流下せしめら
れる吸収液に対して、湾曲溝による攪乱作用が、より有
効におよぼされる。
収器用伝熱管においては、湾曲溝の底部が微細溝によっ
て凹凸化されていることから、管周方向に流下せしめら
れる吸収液に対して、湾曲溝による攪乱作用が、より有
効におよぼされる。
【0015】また、かかる吸収器用伝熱管においては、
管周方向に流下せしめられる吸収液に対して、湾曲溝へ
の滞留による管軸方向への拡張作用が及ぼされることに
加えて、微細溝の毛細管的な効果による管軸方向への拡
張作用も及ぼされる。
管周方向に流下せしめられる吸収液に対して、湾曲溝へ
の滞留による管軸方向への拡張作用が及ぼされることに
加えて、微細溝の毛細管的な効果による管軸方向への拡
張作用も及ぼされる。
【0016】それ故、本発明に従う構造とされた吸収器
用伝熱管においては、湾曲溝および微細溝による攪乱作
用に基づいて吸収液の濃度の高い部分が外面に晒される
ことによって発揮される水蒸気の吸収作用の向上効果
と、湾曲溝および微細溝による拡張作用に基づく伝熱管
の濡れ面積の増大効果とが、相乗的に発揮されることに
よって、伝熱管の熱交換効率が飛躍的に向上される。
用伝熱管においては、湾曲溝および微細溝による攪乱作
用に基づいて吸収液の濃度の高い部分が外面に晒される
ことによって発揮される水蒸気の吸収作用の向上効果
と、湾曲溝および微細溝による拡張作用に基づく伝熱管
の濡れ面積の増大効果とが、相乗的に発揮されることに
よって、伝熱管の熱交換効率が飛躍的に向上される。
【0017】また、本発明に従う吸収器用伝熱管の製造
方法においては、管状素材に対する引抜加工に際して、
ダイス穴の内面に形成された谷部と山部により、管長手
方向に延びる複数の湾曲溝が形成されると共に、該山部
の表面に形成された凹凸条により、湾曲溝に沿って延び
る多数の微細溝が、湾曲溝と同時に形成される。
方法においては、管状素材に対する引抜加工に際して、
ダイス穴の内面に形成された谷部と山部により、管長手
方向に延びる複数の湾曲溝が形成されると共に、該山部
の表面に形成された凹凸条により、湾曲溝に沿って延び
る多数の微細溝が、湾曲溝と同時に形成される。
【0018】しかも、かかる吸収器用伝熱管の製造方法
においては、引抜加工に際して、分割ダイスを閉じるこ
とにより、ダイス穴の内面が管状素材の外周面に当接せ
しめられて、該ダイス穴の内面に形成された谷部と山部
および凹凸条により、管状素材の外周面に湾曲溝と微細
溝が形成される一方、分割ダイスを開くことにより、ダ
イス穴の内面が管状素材の外周面から離隔せしめられ
て、それら湾曲溝および微細溝が形成されなくなる。
においては、引抜加工に際して、分割ダイスを閉じるこ
とにより、ダイス穴の内面が管状素材の外周面に当接せ
しめられて、該ダイス穴の内面に形成された谷部と山部
および凹凸条により、管状素材の外周面に湾曲溝と微細
溝が形成される一方、分割ダイスを開くことにより、ダ
イス穴の内面が管状素材の外周面から離隔せしめられ
て、それら湾曲溝および微細溝が形成されなくなる。
【0019】従って、本発明の吸収器用伝熱管の製造方
法においては、湾曲溝と微細溝とが、同一のダイスによ
る引抜加工によって同時に形成されることとなり、前記
特開平2−176378号公報に開示されている従来の
湾曲溝を有する伝熱管の製造ラインを基本的に改造する
ことなく、湾曲溝と微細溝を備え、優れた熱交換効率を
有する伝熱管を容易に製造することができる。
法においては、湾曲溝と微細溝とが、同一のダイスによ
る引抜加工によって同時に形成されることとなり、前記
特開平2−176378号公報に開示されている従来の
湾曲溝を有する伝熱管の製造ラインを基本的に改造する
ことなく、湾曲溝と微細溝を備え、優れた熱交換効率を
有する伝熱管を容易に製造することができる。
【0020】しかも、かかる吸収器用伝熱管の製造方法
においては、引抜加工に際して分割ダイスを開閉させる
ことにより、引抜加工を中断することなく、湾曲溝およ
び微細溝が形成された湾曲溝形成部と、それら湾曲溝お
よび微細溝が形成されていない湾曲溝未形成部とを、管
軸方向において任意の間隔をもって交互に連続して形成
することができる。
においては、引抜加工に際して分割ダイスを開閉させる
ことにより、引抜加工を中断することなく、湾曲溝およ
び微細溝が形成された湾曲溝形成部と、それら湾曲溝お
よび微細溝が形成されていない湾曲溝未形成部とを、管
軸方向において任意の間隔をもって交互に連続して形成
することができる。
【0021】また、かかる吸収器用伝熱管の製造方法に
おいては、湾曲溝形成部と未形成部とを連続的に形成す
ることができることから、コイル状の連続した管材を素
材として湾曲溝加工を連続的に行なうことも可能であ
り、それによって、管材を一本毎に加工する場合に比べ
て、加工効率の大幅な向上が達成される。
おいては、湾曲溝形成部と未形成部とを連続的に形成す
ることができることから、コイル状の連続した管材を素
材として湾曲溝加工を連続的に行なうことも可能であ
り、それによって、管材を一本毎に加工する場合に比べ
て、加工効率の大幅な向上が達成される。
【0022】
【実施例】以下、本発明を更に具体的に明らかにするた
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
めに、本発明の実施例について、図面を参照しつつ、詳
細に説明する。
【0023】先ず、図1には、本発明の一実施例である
吸収器用伝熱管10の断面図が、図2には、その側面図
が、それぞれ示されている。かかる伝熱管10には、管
周方向において、山部12および谷部14が、交互に、
複数個、湾曲形成されている。そして、それら山部12
と谷部14によって、管長手方向に延びる複数条の湾曲
溝15が形成されている。
吸収器用伝熱管10の断面図が、図2には、その側面図
が、それぞれ示されている。かかる伝熱管10には、管
周方向において、山部12および谷部14が、交互に、
複数個、湾曲形成されている。そして、それら山部12
と谷部14によって、管長手方向に延びる複数条の湾曲
溝15が形成されている。
【0024】なお、本実施例では、山部12および谷部
14が、各々12個、周方向に略等間隔に形成されてい
ることにより、12条の湾曲溝15が、管軸方向に平行
に且つ直線的に形成されている。
14が、各々12個、周方向に略等間隔に形成されてい
ることにより、12条の湾曲溝15が、管軸方向に平行
に且つ直線的に形成されている。
【0025】ところで、かかる湾曲溝15の深さ:d′
やピッチ:p′等の具体的寸法は、特に限定されるもの
ではないが、湾曲溝15の深さ:d′または深さとピッ
チとの比:d′/p′の値が余り小さいと、管外周面を
流下せしめられる吸収液に対して有効な攪乱効果が及ぼ
しめられ難くなり、また湾曲溝15の深さ:d′または
深さとピッチとの比:d′/p′の値が余り大きいと、
管路断面積が減少して水頭損失が大きくなってしまう。
やピッチ:p′等の具体的寸法は、特に限定されるもの
ではないが、湾曲溝15の深さ:d′または深さとピッ
チとの比:d′/p′の値が余り小さいと、管外周面を
流下せしめられる吸収液に対して有効な攪乱効果が及ぼ
しめられ難くなり、また湾曲溝15の深さ:d′または
深さとピッチとの比:d′/p′の値が余り大きいと、
管路断面積が減少して水頭損失が大きくなってしまう。
【0026】そこで、有効な伝熱性能を得るためには、
かかる湾曲溝15の深さ:d′を、0.1mm〜1.0mm
とすると共に、該湾曲溝15の深さとピッチとの比:
d′/p′を、0.01〜0.5とすることが、望まし
い。
かかる湾曲溝15の深さ:d′を、0.1mm〜1.0mm
とすると共に、該湾曲溝15の深さとピッチとの比:
d′/p′を、0.01〜0.5とすることが、望まし
い。
【0027】さらに、かかる伝熱管10の外周面には、
図3にも示されているように、各湾曲溝15の底部にお
いて、谷部14に沿って管軸方向に延びる多数の微細溝
16が形成されている。これらの微細溝16は、上記山
部12と谷部14にて形成された湾曲溝15よりも小さ
な溝深さ:dとピッチ:pをもって形成されている。
図3にも示されているように、各湾曲溝15の底部にお
いて、谷部14に沿って管軸方向に延びる多数の微細溝
16が形成されている。これらの微細溝16は、上記山
部12と谷部14にて形成された湾曲溝15よりも小さ
な溝深さ:dとピッチ:pをもって形成されている。
【0028】なお、本実施例では、各谷部14の外周面
において、それぞれ、5条の微細溝16が形成されてい
る。
において、それぞれ、5条の微細溝16が形成されてい
る。
【0029】ここにおいて、かかる微細溝16は、その
溝深さ:dが余り浅いと、目的とする濡れ面積の増大効
果が有効に得られ難くなり、また余り深いと、加工時の
摩擦係数が大きくなって加工が困難となる。そこで、微
細溝16の深さ:dは、下記(式1)を満足するよう
に、設定することが望ましい。 0.02mm ≦ d ≦ 0.2mm ・・・(式1)
溝深さ:dが余り浅いと、目的とする濡れ面積の増大効
果が有効に得られ難くなり、また余り深いと、加工時の
摩擦係数が大きくなって加工が困難となる。そこで、微
細溝16の深さ:dは、下記(式1)を満足するよう
に、設定することが望ましい。 0.02mm ≦ d ≦ 0.2mm ・・・(式1)
【0030】さらに、かかる微細溝16は、その周方向
ピッチ:pが余り小さいと、目的とする濡れ面積の増大
効果が有効に得られ難くなり、また余り大きいと微細溝
を付与した効果が小さくなる。そこで、微細溝16のピ
ッチ:pは、下記(式2)を満足するように、設定する
ことが望ましい。 0.1mm ≦ p ≦ 1.0mm ・・・(式2)
ピッチ:pが余り小さいと、目的とする濡れ面積の増大
効果が有効に得られ難くなり、また余り大きいと微細溝
を付与した効果が小さくなる。そこで、微細溝16のピ
ッチ:pは、下記(式2)を満足するように、設定する
ことが望ましい。 0.1mm ≦ p ≦ 1.0mm ・・・(式2)
【0031】なお、この微細溝16の断面形状は、特に
限定されるものではないが、本実施例では、互いに略同
一の曲率半径を有する上向きの円弧状部と下向きの円弧
状部が周方向に連続して波板状に形成されてなる構造と
されている。
限定されるものではないが、本実施例では、互いに略同
一の曲率半径を有する上向きの円弧状部と下向きの円弧
状部が周方向に連続して波板状に形成されてなる構造と
されている。
【0032】また、伝熱管10の外周面における微細溝
16の形成部分の管周方向の幅も、特に限定されるもの
ではないが、一般に、外周面が平滑面とされた山部12
の管周方向の幅と、外周面に微細溝16が形成された谷
部14の管周方向の幅とが、略同一となる程度に、設定
される。
16の形成部分の管周方向の幅も、特に限定されるもの
ではないが、一般に、外周面が平滑面とされた山部12
の管周方向の幅と、外周面に微細溝16が形成された谷
部14の管周方向の幅とが、略同一となる程度に、設定
される。
【0033】このような構造とされた伝熱管10におい
ては、湾曲溝15により、管周方向に流下される吸収液
が滞留せしめられ、該湾曲溝15内で所定の液深さとさ
れることにより、管軸方向に有利に案内され、広げられ
る。
ては、湾曲溝15により、管周方向に流下される吸収液
が滞留せしめられ、該湾曲溝15内で所定の液深さとさ
れることにより、管軸方向に有利に案内され、広げられ
る。
【0034】そして、吸収液は、湾曲溝15による滞留
作用によって管軸方向に広げられた後、管周方向に流下
せしめられることとなるが、その際、伝熱管10の外周
面の管周方向における傾斜角度が、湾曲溝15によって
変化せしめられていることから、管周方向に流下せしめ
られる吸収液に対して、有効な攪乱,対流現象が生ぜし
められ、吸収液の濃度の高い部分が外面に良好に晒され
て、水蒸気の吸収作用の向上が図られる。
作用によって管軸方向に広げられた後、管周方向に流下
せしめられることとなるが、その際、伝熱管10の外周
面の管周方向における傾斜角度が、湾曲溝15によって
変化せしめられていることから、管周方向に流下せしめ
られる吸収液に対して、有効な攪乱,対流現象が生ぜし
められ、吸収液の濃度の高い部分が外面に良好に晒され
て、水蒸気の吸収作用の向上が図られる。
【0035】しかも、かかる伝熱管10には、湾曲溝1
5の底部において、管軸方向に延びる多数の微細溝16
が形成されており、管外周面を流下せしめられる吸収液
が、それらの微細溝16を越えて管周方向に流下するよ
うになっているのであり、その際、かかる微細溝16に
入り込んだ吸収液が、該微細溝16によって、管軸方向
に導かれて、広げられる。即ち、かかる微細溝16は、
小さな溝幅をもって形成されていることから、微細溝1
6に入り込んだ吸収液が、表面張力(表面力乃至は界面
力)に基づく毛細管現象的な作用によって、該微細溝1
6内を管軸方向に導かれることとなる。
5の底部において、管軸方向に延びる多数の微細溝16
が形成されており、管外周面を流下せしめられる吸収液
が、それらの微細溝16を越えて管周方向に流下するよ
うになっているのであり、その際、かかる微細溝16に
入り込んだ吸収液が、該微細溝16によって、管軸方向
に導かれて、広げられる。即ち、かかる微細溝16は、
小さな溝幅をもって形成されていることから、微細溝1
6に入り込んだ吸収液が、表面張力(表面力乃至は界面
力)に基づく毛細管現象的な作用によって、該微細溝1
6内を管軸方向に導かれることとなる。
【0036】従って、湾曲溝15と微細溝16が付与さ
れた、上述の如き伝熱管10においては、それら湾曲溝
15と微細溝16によって、管外周面を流下せしめられ
る吸収液が管軸方向に有利に拡げられることから、熱交
換作用が発揮される濡れ面積が十分に確保され得ると共
に、管外面における渇き面の発生が防止されて、LiB
rの析出等に起因する水蒸気吸収率の低下も効果的に解
消され得るのである。なお、湾曲溝15による吸収液の
管軸方向への拡張作用は、主として伝熱管上部の比較的
液膜厚の大きい領域で有効であり、微細溝16による吸
収液の管軸方向への拡張作用は、主として伝熱管下部の
比較的液膜厚の小さい領域で有効と考えられる。
れた、上述の如き伝熱管10においては、それら湾曲溝
15と微細溝16によって、管外周面を流下せしめられ
る吸収液が管軸方向に有利に拡げられることから、熱交
換作用が発揮される濡れ面積が十分に確保され得ると共
に、管外面における渇き面の発生が防止されて、LiB
rの析出等に起因する水蒸気吸収率の低下も効果的に解
消され得るのである。なお、湾曲溝15による吸収液の
管軸方向への拡張作用は、主として伝熱管上部の比較的
液膜厚の大きい領域で有効であり、微細溝16による吸
収液の管軸方向への拡張作用は、主として伝熱管下部の
比較的液膜厚の小さい領域で有効と考えられる。
【0037】そして、それ故、かかる伝熱管10におい
ては、湾曲溝15によって吸収液に及ぼされる攪乱作用
に基づく水蒸気の吸収作用の向上効果と、湾曲溝15お
よび微細溝16によって吸収液に及ぼされる管軸方向へ
の拡張作用に基づく濡れ面積の増大効果とが、相乗的に
発揮されることによって、熱交換効率が飛躍的に向上せ
しめられる。
ては、湾曲溝15によって吸収液に及ぼされる攪乱作用
に基づく水蒸気の吸収作用の向上効果と、湾曲溝15お
よび微細溝16によって吸収液に及ぼされる管軸方向へ
の拡張作用に基づく濡れ面積の増大効果とが、相乗的に
発揮されることによって、熱交換効率が飛躍的に向上せ
しめられる。
【0038】しかも、湾曲溝15の谷部の管外表面が、
微細溝16にて凹凸化されていることから、管外表面を
流下せしめられる吸収液に対して、より有効な攪乱作用
が及ぼされると共に、管外表面への接触時間の延長にも
寄与し得て、蒸発器から供給される水蒸気の吸収量の更
なる増大が図られ得る。
微細溝16にて凹凸化されていることから、管外表面を
流下せしめられる吸収液に対して、より有効な攪乱作用
が及ぼされると共に、管外表面への接触時間の延長にも
寄与し得て、蒸発器から供給される水蒸気の吸収量の更
なる増大が図られ得る。
【0039】因みに、JIS H3300の銅管を用い
て、下記[表1]に記載の如き寸法等の諸元を有する本
実施例構造の伝熱管10を製作し、それを有効長(伝熱
管を吸収器に取り付けるために管軸方向両端部に設けら
れた円筒状部分を除いた長さ):500mmとして、一列
5段の35mmピッチで実験用の吸収器に水平にセット
し、伝熱管10の下側のものから5パスで冷却媒体とし
ての冷却水を流通させる一方、250ppm のオクチルア
ルコールが添加された吸収液としてのLiBr水溶液
を、直径:2mmの滴下穴から最上段の伝熱管10の管外
面に滴下して、かかる構造の伝熱管10について、管外
熱伝達率を求めた。なお、かかる実験に際しての、その
他の主要条件を、下記[表2]に記載する。
て、下記[表1]に記載の如き寸法等の諸元を有する本
実施例構造の伝熱管10を製作し、それを有効長(伝熱
管を吸収器に取り付けるために管軸方向両端部に設けら
れた円筒状部分を除いた長さ):500mmとして、一列
5段の35mmピッチで実験用の吸収器に水平にセット
し、伝熱管10の下側のものから5パスで冷却媒体とし
ての冷却水を流通させる一方、250ppm のオクチルア
ルコールが添加された吸収液としてのLiBr水溶液
を、直径:2mmの滴下穴から最上段の伝熱管10の管外
面に滴下して、かかる構造の伝熱管10について、管外
熱伝達率を求めた。なお、かかる実験に際しての、その
他の主要条件を、下記[表2]に記載する。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】また、本実施例の伝熱管10と比較するた
めに、湾曲溝も微細溝も有しない円形断面の平滑管と、
管壁部に山部と谷部とからなる湾曲溝だけが形成され
て、微細溝を有しない湾曲溝管とについても、それぞれ
同様な実験を行ない、管外熱伝達率を求めた。その結果
を、本実施例の伝熱管10についての結果と共に、図4
に示す。
めに、湾曲溝も微細溝も有しない円形断面の平滑管と、
管壁部に山部と谷部とからなる湾曲溝だけが形成され
て、微細溝を有しない湾曲溝管とについても、それぞれ
同様な実験を行ない、管外熱伝達率を求めた。その結果
を、本実施例の伝熱管10についての結果と共に、図4
に示す。
【0043】かかる実験において、本実施例構造の伝熱
管10では、平滑管や湾曲溝管に比べて、管外表面を流
下せしめられる吸収液が、明らかに軸方向に広がり易い
ことが、確認された。また、図4に示された結果から、
本実施例の伝熱管10は、平滑管(比較例1)に比べて
40%程高く、湾曲溝管(比較例2)に比べても10%
程度高い管外熱伝達率を発揮し得ることが、認められ
る。
管10では、平滑管や湾曲溝管に比べて、管外表面を流
下せしめられる吸収液が、明らかに軸方向に広がり易い
ことが、確認された。また、図4に示された結果から、
本実施例の伝熱管10は、平滑管(比較例1)に比べて
40%程高く、湾曲溝管(比較例2)に比べても10%
程度高い管外熱伝達率を発揮し得ることが、認められ
る。
【0044】以下、このような伝熱管10の、本発明に
従う製造方法の一実施例を説明する。
従う製造方法の一実施例を説明する。
【0045】図5には、伝熱管10の製造に際して用い
られる引抜加工装置の概略構成が示されている。かかる
引抜加工装置は、支持ダイス18,溝付ダイス20,修
正ダイス22を備えており、それら3種類のダイス1
8,20,22が、軸方向に互いに所定距離を隔てて、
一直線上に配設されている。また、支持ダイス18のダ
イス穴の内部には第一の支持プラグ26が、溝付ダイス
20のダイス穴の内部には第二の支持プラグ30が、そ
れぞれ、位置せしめられている。なお、これら第一の支
持プラグ26と第二の支持プラグ30は、連結ロッド3
2によって連結されている。
られる引抜加工装置の概略構成が示されている。かかる
引抜加工装置は、支持ダイス18,溝付ダイス20,修
正ダイス22を備えており、それら3種類のダイス1
8,20,22が、軸方向に互いに所定距離を隔てて、
一直線上に配設されている。また、支持ダイス18のダ
イス穴の内部には第一の支持プラグ26が、溝付ダイス
20のダイス穴の内部には第二の支持プラグ30が、そ
れぞれ、位置せしめられている。なお、これら第一の支
持プラグ26と第二の支持プラグ30は、連結ロッド3
2によって連結されている。
【0046】そして、かくの如き引抜加工装置を用い
て、前述の如き伝熱管10を製造するに際しては、先
ず、軟質銅管からなる原管材34を準備し、かかる原管
材34に対して、第一の支持プラグ26と支持ダイス1
8により、第一の引抜加工を施す。これによって、原管
材34が、管状素材としての1/2H質別管(以下、単
に管材という)36に加工される。なお、原管材34と
しては、コイル状に巻回された連続管状体等が採用され
得る。
て、前述の如き伝熱管10を製造するに際しては、先
ず、軟質銅管からなる原管材34を準備し、かかる原管
材34に対して、第一の支持プラグ26と支持ダイス1
8により、第一の引抜加工を施す。これによって、原管
材34が、管状素材としての1/2H質別管(以下、単
に管材という)36に加工される。なお、原管材34と
しては、コイル状に巻回された連続管状体等が採用され
得る。
【0047】ところで、この第一の引抜加工は、支持ダ
イス18の前方に配設された第一のベルトフィーダ38
により、管材36に引抜力を及ぼすことによって行なわ
れる。かかる第一のベルトフィーダ38は、図6に示さ
れているように、管材36を挟んで両側にそれぞれ位置
せしめられた一対の無限ベルト40,40が、各々の背
後に配された支持コア42にて支持され、図示しないモ
ータ等のコア移動装置により管軸方向に駆動されるよう
になっており、それら一対の無限ベルト40,40間で
管材36を挟み込んで軸方向に引っ張るようになってい
る。
イス18の前方に配設された第一のベルトフィーダ38
により、管材36に引抜力を及ぼすことによって行なわ
れる。かかる第一のベルトフィーダ38は、図6に示さ
れているように、管材36を挟んで両側にそれぞれ位置
せしめられた一対の無限ベルト40,40が、各々の背
後に配された支持コア42にて支持され、図示しないモ
ータ等のコア移動装置により管軸方向に駆動されるよう
になっており、それら一対の無限ベルト40,40間で
管材36を挟み込んで軸方向に引っ張るようになってい
る。
【0048】次いで、第一の引抜加工により得られた管
材36に対して、第二の支持プラグ30と溝付ダイス2
0により、第二の引抜加工を施す。なお、この第二の引
抜加工は、溝付ダイス20の前方に配設された第二のベ
ルトフィーダ44により、管材36に引抜力を及ぼすこ
とによって行われる。また、第二のベルトフィーダ44
としては、第一のベルトフィーダ38と同一構造のもの
が採用され得る。
材36に対して、第二の支持プラグ30と溝付ダイス2
0により、第二の引抜加工を施す。なお、この第二の引
抜加工は、溝付ダイス20の前方に配設された第二のベ
ルトフィーダ44により、管材36に引抜力を及ぼすこ
とによって行われる。また、第二のベルトフィーダ44
としては、第一のベルトフィーダ38と同一構造のもの
が採用され得る。
【0049】そこにおいて、第二のベルトフィーダ44
によって管材36に及ぼされる押圧力(挟持力)は、4
0〜55kg/cm2が望ましい。けだし、押圧力が40kg/c
m2未満では、抽伸力が弱くて引抜加工が困難となるから
であり、また押圧力が55kg/cm2を越えると、無限ベル
トと支持コアとの間の摩擦力およびコア移動装置の負荷
が大きくなることに加えて、管材36が変形するおそれ
があるからである。
によって管材36に及ぼされる押圧力(挟持力)は、4
0〜55kg/cm2が望ましい。けだし、押圧力が40kg/c
m2未満では、抽伸力が弱くて引抜加工が困難となるから
であり、また押圧力が55kg/cm2を越えると、無限ベル
トと支持コアとの間の摩擦力およびコア移動装置の負荷
が大きくなることに加えて、管材36が変形するおそれ
があるからである。
【0050】また、溝付ダイス20は、図7及び図8に
示されているように、周方向に略等分に3分割されてお
り、各々、図示しない油圧シリンダ等によって、管材3
6の管軸に対して直角な方向に進退可能とされている。
即ち、かかる溝付ダイス20は、管材36に向かって前
進,後退移動されることにより、該管材36の外周面に
対して当接,離隔されるようになっている。
示されているように、周方向に略等分に3分割されてお
り、各々、図示しない油圧シリンダ等によって、管材3
6の管軸に対して直角な方向に進退可能とされている。
即ち、かかる溝付ダイス20は、管材36に向かって前
進,後退移動されることにより、該管材36の外周面に
対して当接,離隔されるようになっている。
【0051】さらに、かかる溝付ダイス20のダイス穴
の内面には、図9にも示されているように、湾曲断面形
状の谷部46と山部48が周方向に交互に形成されてい
る。これらの谷部46および山部48は、それぞれ、目
的とする伝熱管10に形成すべき山部12および谷部1
4と同一の周方向ピッチにて形成されている。
の内面には、図9にも示されているように、湾曲断面形
状の谷部46と山部48が周方向に交互に形成されてい
る。これらの谷部46および山部48は、それぞれ、目
的とする伝熱管10に形成すべき山部12および谷部1
4と同一の周方向ピッチにて形成されている。
【0052】なお、本実施例では、溝付ダイス20にお
ける谷部46の深さが、伝熱管10に形成すべき湾曲溝
15の深さ:d′よりも所定量だけ大きく設定されてお
り、第二の引抜加工が小さい引抜力によって安定して行
なわれるようになっている。
ける谷部46の深さが、伝熱管10に形成すべき湾曲溝
15の深さ:d′よりも所定量だけ大きく設定されてお
り、第二の引抜加工が小さい引抜力によって安定して行
なわれるようになっている。
【0053】また、溝付ダイス20のダイス穴内に位置
せしめられて、第二の引抜加工に際して管材36の内周
面形状を規定する第二の支持プラグ30の外周面にも、
溝付ダイス20のダイス穴の内面に形成された谷部46
および山部48に対応した山部および谷部が、周方向に
交互に形成されている。
せしめられて、第二の引抜加工に際して管材36の内周
面形状を規定する第二の支持プラグ30の外周面にも、
溝付ダイス20のダイス穴の内面に形成された谷部46
および山部48に対応した山部および谷部が、周方向に
交互に形成されている。
【0054】更にまた、図9に示されているように、溝
付ダイス20に形成された山部12の表面には、それぞ
れ、該山部12に沿って延びる多数の微細の凹凸条50
が形成されている。これらの凹凸条50は、目的とする
伝熱管10に形成すべき微細溝16に同一の周方向ピッ
チにて形成されている。
付ダイス20に形成された山部12の表面には、それぞ
れ、該山部12に沿って延びる多数の微細の凹凸条50
が形成されている。これらの凹凸条50は、目的とする
伝熱管10に形成すべき微細溝16に同一の周方向ピッ
チにて形成されている。
【0055】なお、本実施例では、図面上に明示はされ
ていないが、かかる凹凸条50における凹部の深さが、
上記谷部46と同様、伝熱管10に形成すべき微細溝1
6の深さ:dよりも所定量だけ大きく設定されており、
第二の引抜加工が小さい引抜力によって安定して行なわ
れるようになっている。
ていないが、かかる凹凸条50における凹部の深さが、
上記谷部46と同様、伝熱管10に形成すべき微細溝1
6の深さ:dよりも所定量だけ大きく設定されており、
第二の引抜加工が小さい引抜力によって安定して行なわ
れるようになっている。
【0056】それ故、図7及び図9に示されている如
く、このような溝付ダイス20を管材36の外周面に当
接させて第二の引抜加工を施すことにより、第二の支持
プラグ30と協働して、管材36の外周面に湾曲溝15
と微細溝16が、同時に形成されるのであり、一方、図
8に示されている如く、溝付ダイス20を管材36の外
周面から離隔させることにより、管材36が未加工の状
態とされる。
く、このような溝付ダイス20を管材36の外周面に当
接させて第二の引抜加工を施すことにより、第二の支持
プラグ30と協働して、管材36の外周面に湾曲溝15
と微細溝16が、同時に形成されるのであり、一方、図
8に示されている如く、溝付ダイス20を管材36の外
周面から離隔させることにより、管材36が未加工の状
態とされる。
【0057】そして、第二の引抜加工に際して、溝付ダ
イス20を開閉させることにより、図10に示されてい
るように、湾曲溝15および微細溝16が形成された湾
曲溝形成部52と、それら湾曲溝15および微細溝16
が形成されていない湾曲溝未形成部54とが、管軸方向
に交互に、それぞれ適宜の長さをもって形成される。そ
れによって、溝付管56が得られる。
イス20を開閉させることにより、図10に示されてい
るように、湾曲溝15および微細溝16が形成された湾
曲溝形成部52と、それら湾曲溝15および微細溝16
が形成されていない湾曲溝未形成部54とが、管軸方向
に交互に、それぞれ適宜の長さをもって形成される。そ
れによって、溝付管56が得られる。
【0058】その後、第二の引抜加工により得られた溝
付管56に対して、修正ダイス22により、管径の修正
のための縮径加工を施す。なお、図示はされていない
が、修正ダイス22の前方には、第一のベルトフィーダ
38と同様なベルトフィーダが配設されており、管材に
対して引抜力が及ぼされるようになっている。
付管56に対して、修正ダイス22により、管径の修正
のための縮径加工を施す。なお、図示はされていない
が、修正ダイス22の前方には、第一のベルトフィーダ
38と同様なベルトフィーダが配設されており、管材に
対して引抜力が及ぼされるようになっている。
【0059】すなわち、前記第一及び第二の引抜加工を
施してなる溝付管56にあっては、湾曲溝形成部52と
湾曲溝未形成部54とで外径に寸法差が生ずることがあ
ると共に、一般に、第二の引抜加工による小径化を考慮
して、湾曲溝未形成部54の径が規格より僅かに大きく
設定される。そこで、かかる湾曲溝未形成部54の径
を、管板の取付口やバッフルプレートの取付孔に合わせ
るために、縮径加工が施される。
施してなる溝付管56にあっては、湾曲溝形成部52と
湾曲溝未形成部54とで外径に寸法差が生ずることがあ
ると共に、一般に、第二の引抜加工による小径化を考慮
して、湾曲溝未形成部54の径が規格より僅かに大きく
設定される。そこで、かかる湾曲溝未形成部54の径
を、管板の取付口やバッフルプレートの取付孔に合わせ
るために、縮径加工が施される。
【0060】そして、このようにして得られた溝付管5
6を、その後、適当な長さに切断する。それによって、
図1,図2および図10に示されている如き、目的とす
る伝熱管10が形成される。
6を、その後、適当な長さに切断する。それによって、
図1,図2および図10に示されている如き、目的とす
る伝熱管10が形成される。
【0061】従って、上述の如き吸収器用伝熱管の製造
方法においては、湾曲溝15と微細溝16とが、一つの
溝付ダイス20を用いた第二の引抜加工によって同時に
形成されることから、前記特開平2−176378号公
報に開示されている従来の湾曲溝のみを有する伝熱管の
製造ラインを基本的に改造することなく、前述の如く、
湾曲溝15と微細溝16を備えた伝熱管10を容易に製
造することができる。
方法においては、湾曲溝15と微細溝16とが、一つの
溝付ダイス20を用いた第二の引抜加工によって同時に
形成されることから、前記特開平2−176378号公
報に開示されている従来の湾曲溝のみを有する伝熱管の
製造ラインを基本的に改造することなく、前述の如く、
湾曲溝15と微細溝16を備えた伝熱管10を容易に製
造することができる。
【0062】また、それによって、従来の湾曲溝のみを
有する伝熱管と略同等の製造スピードおよび製造コスト
をもって、湾曲溝15と微細溝16を備えた伝熱管10
を製造することが可能となる。
有する伝熱管と略同等の製造スピードおよび製造コスト
をもって、湾曲溝15と微細溝16を備えた伝熱管10
を製造することが可能となる。
【0063】しかも、かかる吸収器用伝熱管の製造方法
においては、引抜加工に際して分割ダイスを開閉させる
ことにより、引抜加工を中断することなく、湾曲溝形成
部52と湾曲溝未形成部54とを、容易に、且つ管軸方
向において任意の間隔をもって交互に連続して形成する
ことができる。
においては、引抜加工に際して分割ダイスを開閉させる
ことにより、引抜加工を中断することなく、湾曲溝形成
部52と湾曲溝未形成部54とを、容易に、且つ管軸方
向において任意の間隔をもって交互に連続して形成する
ことができる。
【0064】また、このような製造方法においては、湾
曲溝形成部52と未形成部54とを連続的に形成するこ
とができることから、原管材としてコイル状の連続した
管を採用することも可能であり、それによって、管材を
一本毎に加工する場合に比べて、加工効率が大幅に向上
され得る。
曲溝形成部52と未形成部54とを連続的に形成するこ
とができることから、原管材としてコイル状の連続した
管を採用することも可能であり、それによって、管材を
一本毎に加工する場合に比べて、加工効率が大幅に向上
され得る。
【0065】さらに、本実施例では、管に引抜力を及ぼ
すベルトフィーダとして、第一のベルトフィーダ38と
第二のベルトフィーダ44が採用されており、第一及び
第二の引抜加工に際して必要な引抜力が、それら二つの
ベルトフィーダ38,44によって分割されて及ぼされ
るようになっていることから、管材の破断等が効果的に
防止され得るのであり、薄肉伝熱管の製作も可能となる
といった利点も有している。
すベルトフィーダとして、第一のベルトフィーダ38と
第二のベルトフィーダ44が採用されており、第一及び
第二の引抜加工に際して必要な引抜力が、それら二つの
ベルトフィーダ38,44によって分割されて及ぼされ
るようになっていることから、管材の破断等が効果的に
防止され得るのであり、薄肉伝熱管の製作も可能となる
といった利点も有している。
【0066】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
たが、これは文字通りの例示であって、本発明は、かか
る具体例にのみ限定して解釈されるものではない。
【0067】例えば、前記実施例に示された伝熱管10
においては、湾曲溝15および微細溝16が、管軸方向
に平行に延びる直線溝として形成されていたが、それら
湾曲溝15および微細溝16を、管軸に対して所定角度
傾斜して管長手方向に延びる螺旋溝として形成すること
も可能である。
においては、湾曲溝15および微細溝16が、管軸方向
に平行に延びる直線溝として形成されていたが、それら
湾曲溝15および微細溝16を、管軸に対して所定角度
傾斜して管長手方向に延びる螺旋溝として形成すること
も可能である。
【0068】また、そのような螺旋溝を有する伝熱管1
0は、例えば、溝付ダイス20における谷部46,山部
48および凹凸条50にリード角を付け、引抜加工に際
してかかる溝付ダイス20を軸心周りに回転させること
によって、製作することができる。
0は、例えば、溝付ダイス20における谷部46,山部
48および凹凸条50にリード角を付け、引抜加工に際
してかかる溝付ダイス20を軸心周りに回転させること
によって、製作することができる。
【0069】さらに、湾曲溝15の底部に形成される微
細溝16も、例示の如き円弧形の断面形状のものに限定
されるものではなく、鋸歯形の断面形状のものなども採
用可能である。
細溝16も、例示の如き円弧形の断面形状のものに限定
されるものではなく、鋸歯形の断面形状のものなども採
用可能である。
【0070】また、前記実施例では、伝熱管10におけ
る湾曲溝未形成部54の外径を仕上げるために縮径加工
が施されていたが、かかる縮径加工は、必ずしも必要な
ものではない。
る湾曲溝未形成部54の外径を仕上げるために縮径加工
が施されていたが、かかる縮径加工は、必ずしも必要な
ものではない。
【0071】さらに、第二の引抜加工に際して、溝付ダ
イス20のダイス穴の内面の谷部46および凹部に空間
が存在せず、かかるダイス穴に管材36が充満される状
態で加工することも可能である。
イス20のダイス穴の内面の谷部46および凹部に空間
が存在せず、かかるダイス穴に管材36が充満される状
態で加工することも可能である。
【0072】また、前記実施例では、第一の引抜加工に
際して引抜力を与える第一のベルトフィーダ38と、第
二の引抜加工に際して引抜力を与える第二のベルトフィ
ーダ44が用いられていたが、第二のベルトフィーダ4
4のみによって、第一及び第二の引抜加工に際しての引
抜力を与えることも可能である。
際して引抜力を与える第一のベルトフィーダ38と、第
二の引抜加工に際して引抜力を与える第二のベルトフィ
ーダ44が用いられていたが、第二のベルトフィーダ4
4のみによって、第一及び第二の引抜加工に際しての引
抜力を与えることも可能である。
【0073】更にまた、第二の引抜加工に際して使用さ
れる第二の支持プラグ30の外径を軸方向にテーパ状と
すれば、かかる第二の支持プラグ30の溝付ダイス20
に対する配設位置を軸方向に調節することにより、溝付
ダイス20を交換することなく、得られる伝熱管10の
肉厚や内径等を変更することもできる。
れる第二の支持プラグ30の外径を軸方向にテーパ状と
すれば、かかる第二の支持プラグ30の溝付ダイス20
に対する配設位置を軸方向に調節することにより、溝付
ダイス20を交換することなく、得られる伝熱管10の
肉厚や内径等を変更することもできる。
【0074】さらに、本発明に係る伝熱管の製造方法
は、前記実施例中の第二の引抜加工の方法に特徴を有す
るものであり、第一及び第二の引抜加工及び縮径加工を
同時に連続して施すことは、必須ではない。
は、前記実施例中の第二の引抜加工の方法に特徴を有す
るものであり、第一及び第二の引抜加工及び縮径加工を
同時に連続して施すことは、必須ではない。
【0075】また、前記実施例では、第二の引抜加工に
際して、管材36の内周面を規定する第二の支持プラグ
30が用いられていたが、形成される湾曲溝15および
微細溝16の大きさや管材36の材質等によっては、そ
のような第二の支持プラグ30が不要となることもあ
る。
際して、管材36の内周面を規定する第二の支持プラグ
30が用いられていたが、形成される湾曲溝15および
微細溝16の大きさや管材36の材質等によっては、そ
のような第二の支持プラグ30が不要となることもあ
る。
【0076】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもないところである。
【図1】本発明に従う構造とされた吸収器用伝熱管の一
実施例を示す横断面図である。
実施例を示す横断面図である。
【図2】図1に示された伝熱管の側面図である。
【図3】図1に示された伝熱管の要部拡大断面図であ
る。
る。
【図4】図1に示されている如き本実施例構造の伝熱管
における熱通過率を測定した結果を、比較例と共に示す
グラフである。
における熱通過率を測定した結果を、比較例と共に示す
グラフである。
【図5】図1に示された吸収器用伝熱管を本発明方法に
従って製造するに際して用いられる引抜加工装置の一例
を示す概略構成図である。
従って製造するに際して用いられる引抜加工装置の一例
を示す概略構成図である。
【図6】図5に示されている引抜加工装置に用いられる
ベルトフィーダを示す断面説明図である。
ベルトフィーダを示す断面説明図である。
【図7】図5に示されている引抜加工装置に用いられる
溝付ダイスの構造および作動を説明するための断面説明
図である。
溝付ダイスの構造および作動を説明するための断面説明
図である。
【図8】図7に示された溝付ダイスの別の作動状態を説
明するための断面説明図である。
明するための断面説明図である。
【図9】図7に示された溝付ダイスによる管材の加工状
態を示す要部拡大断面図である。
態を示す要部拡大断面図である。
【図10】図5に示されている引抜加工装置によって製
造された伝熱管を示す側面図である。
造された伝熱管を示す側面図である。
10 伝熱管 12 山部 14 谷部 15 湾曲溝 16 微細溝 20 溝付ダイス 36 管材 46 谷部 48 山部 50 凹凸条 52 湾曲溝形成部 54 湾曲溝未形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉井 一寛 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 古川 雅裕 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 管外周面に吸収液が接触せしめられる一
方、管内に冷却媒体が流通せしめられる吸収器用伝熱管
であって、 湾曲断面形状の山部と谷部を管周方向に交互に設けて、
管長手方向に延びる複数の湾曲溝を形成すると共に、か
かる湾曲溝の谷部の管外周面に、該谷部に沿って管長手
方向に延びる多数の微細溝を形成したことを特徴とする
吸収器用伝熱管。 - 【請求項2】 湾曲断面形状の山部と谷部を管周方向に
交互に設けて、管長手方向に延びる複数の湾曲溝を形成
すると共に、かかる湾曲溝の谷部の管外周面に、該谷部
に沿って管長手方向に延びる多数の微細溝を形成してな
る吸収器用伝熱管を製造するに際して、 周方向に分割されて中心軸に直角な方向に進退して開閉
可能とされると共に、ダイス穴の内面に湾曲断面形状の
谷部と山部が周方向に交互に形成され、且つかかる山部
の表面に、該山部に沿って延びる多数の微細な凹凸条が
形成された分割ダイスを用いて、所定の管状素材に引抜
加工を施し、かかる引抜加工時に該分割ダイスを開閉さ
せることにより、前記湾曲溝および微細溝が管外周面に
形成された湾曲溝形成部と、それら湾曲溝および微細溝
が形成されていない湾曲溝未形成部とを、管軸方向にお
いて交互に形成することを特徴とする吸収器用伝熱管の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16917293A JPH0724522A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 吸収器用伝熱管およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16917293A JPH0724522A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 吸収器用伝熱管およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724522A true JPH0724522A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15881589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16917293A Pending JPH0724522A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 吸収器用伝熱管およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724522A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998026239A1 (en) | 1996-12-13 | 1998-06-18 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Heating tube for absorber and method of manufacturing same |
| JP2001227413A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-24 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 多管式egrガス冷却装置 |
| US6488079B2 (en) | 2000-12-15 | 2002-12-03 | Packless Metal Hose, Inc. | Corrugated heat exchanger element having grooved inner and outer surfaces |
| US6760972B2 (en) | 2000-09-21 | 2004-07-13 | Packless Metal Hose, Inc. | Apparatus and methods for forming internally and externally textured tubing |
| KR100810982B1 (ko) * | 2007-03-20 | 2008-03-10 | 서상로 | 확장형 파형강관을 이용한 가로등몸체 제조장치 및 그 방법 |
| KR20090093500A (ko) * | 2008-02-29 | 2009-09-02 | 엘에스엠트론 주식회사 | 흡수식 냉동기의 전열장치 |
| JP2019163921A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-26 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP16917293A patent/JPH0724522A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6968719B2 (en) | 2000-09-21 | 2005-11-29 | Packless Metal Hose, Inc. | Apparatus and methods for forming internally and externally textured tubing |
| US6488079B2 (en) | 2000-12-15 | 2002-12-03 | Packless Metal Hose, Inc. | Corrugated heat exchanger element having grooved inner and outer surfaces |
| WO2002048631A3 (en) * | 2000-12-15 | 2002-12-19 | Packless Metal Hose Inc | Corrugated heat exchanger element having grooved inner and outer surfaces |
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| WO2008115010A1 (en) * | 2007-03-20 | 2008-09-25 | Sang Lo Seo | Manufacture apparatus of street light body using wave-form steel pipe and manufacturing process by the apparatus |
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| JP2019163921A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-26 | 株式会社デンソー | 熱交換器 |
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