JPH0724571B2 - 顕微鏡観察用無菌チャンバー - Google Patents
顕微鏡観察用無菌チャンバーInfo
- Publication number
- JPH0724571B2 JPH0724571B2 JP2170157A JP17015790A JPH0724571B2 JP H0724571 B2 JPH0724571 B2 JP H0724571B2 JP 2170157 A JP2170157 A JP 2170157A JP 17015790 A JP17015790 A JP 17015790A JP H0724571 B2 JPH0724571 B2 JP H0724571B2
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- Japan
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- rubber
- base plate
- elastic sheet
- sample table
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、顕微鏡観察用無菌チャンバーに関し、特に、
光学顕微鏡による溶液中の細胞等の無菌観察に用いられ
る顕微鏡観察用無菌チャンバーに関するものである。
光学顕微鏡による溶液中の細胞等の無菌観察に用いられ
る顕微鏡観察用無菌チャンバーに関するものである。
バイオテクノロジの進歩等に伴い、遺伝子導入、細胞融
合を行った細胞等、少量の生きた細胞を無菌的に顕微鏡
観察する必要性が増大している。
合を行った細胞等、少量の生きた細胞を無菌的に顕微鏡
観察する必要性が増大している。
この種の観察には、無菌チャンバーが必要であるが、研
究支援実験器具として、汎用的に用いることができ無菌
チャンバーは市販されていない。
究支援実験器具として、汎用的に用いることができ無菌
チャンバーは市販されていない。
このため、研究者は、上述の如き観察に際しては、無菌
チャンバーを自作しているが、現状である。
チャンバーを自作しているが、現状である。
研究者による自作の無菌チャンバーの代表例としては、
アクリル樹脂板をベースプレートとして、これとカバー
プレートの外周縁部とをシリコーングリスにより密着し
たもの、シャーレに孔を明けて、この孔部を閉じるよう
に接着剤等によりカバーグラスをシャーレに接着し、シ
ャーレ内部に位置するカバーグラスの下底面にて寒天等
によって観察すべき細胞等を保持するようにしたものが
あるが、何れの場合も、完全なものは製作され難く、細
胞汚染の危険性が高く、また操作性が、換言すれば取扱
い性が悪いものである。
アクリル樹脂板をベースプレートとして、これとカバー
プレートの外周縁部とをシリコーングリスにより密着し
たもの、シャーレに孔を明けて、この孔部を閉じるよう
に接着剤等によりカバーグラスをシャーレに接着し、シ
ャーレ内部に位置するカバーグラスの下底面にて寒天等
によって観察すべき細胞等を保持するようにしたものが
あるが、何れの場合も、完全なものは製作され難く、細
胞汚染の危険性が高く、また操作性が、換言すれば取扱
い性が悪いものである。
本発明は、上述の如き問題点に鑑み、無菌性が高く、操
作性に優れた顕微鏡観察用無菌チャンバーを提供するこ
とを目的としている。
作性に優れた顕微鏡観察用無菌チャンバーを提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上述の如き目的は、本発明によれば、一方の面に試料台
を有するベースプレートと、前記試料台の高さより大き
い厚さを備え前記ベースプレートの前記一方の面に剥離
可能に密着し前記試料台に対応する部分に開口を有する
ゴム状弾性シートと、前記ゴム状弾性シートに前記開口
を塞ぐべく取付けられたカバーガラスとを有し、前記ベ
ースプレートに密着した前記ゴム状弾性シートのカバー
ガラスと前記試料台に観察試料が充填される間隙が形成
されるよう構成されていることを特徴とする顕微鏡観察
用無菌チャンバーによって達成される。
を有するベースプレートと、前記試料台の高さより大き
い厚さを備え前記ベースプレートの前記一方の面に剥離
可能に密着し前記試料台に対応する部分に開口を有する
ゴム状弾性シートと、前記ゴム状弾性シートに前記開口
を塞ぐべく取付けられたカバーガラスとを有し、前記ベ
ースプレートに密着した前記ゴム状弾性シートのカバー
ガラスと前記試料台に観察試料が充填される間隙が形成
されるよう構成されていることを特徴とする顕微鏡観察
用無菌チャンバーによって達成される。
前記ゴム状弾性シートは、好ましくは、シリコーンゴム
により構成されていてよい。
により構成されていてよい。
上述の如き構成によれば、ゴム状弾性シートが、それ自
身の性状からして、ベースプレートに密着することによ
り試料台に於ける密閉性が良好に保たれ、顕微鏡観察下
に於て高い無菌性が確保されるようになる。
身の性状からして、ベースプレートに密着することによ
り試料台に於ける密閉性が良好に保たれ、顕微鏡観察下
に於て高い無菌性が確保されるようになる。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図及び第2図は本発明による顕微鏡観察用無菌チャ
ンバーの一つの実施例を示している。顕微鏡観察用無菌
チャンバーは、矩形状のベースプレート1と、これと同
形状のゴム状弾性シート3とを有している。
ンバーの一つの実施例を示している。顕微鏡観察用無菌
チャンバーは、矩形状のベースプレート1と、これと同
形状のゴム状弾性シート3とを有している。
ベースプレート1は、滅菌のための加熱消毒に耐え得る
板ガラス、例えば石英ガラス、高珪酸塩ガラスの如き理
化学用ガラスにより構成され、一般的には無色透明のも
のであってもよい。ベースプレート1の一方の面、即ち
図にて上面1aには小さな四角形状の試料台5が設けられ
ている。試料台5は、ベースプレート1と同一の材料に
より構成されていてよく、ベースプレート1の上面1aよ
り一段高い試料台上面5aを有している。この試料台5の
高さは0.9mm程度であってよく、これは、ベースプレー
ト1と一体に成形されていても、或いは透明接着剤等に
よってベースプレート1に貼り付けられた小さい薄い板
ガラス片により構成されていてもよい。
板ガラス、例えば石英ガラス、高珪酸塩ガラスの如き理
化学用ガラスにより構成され、一般的には無色透明のも
のであってもよい。ベースプレート1の一方の面、即ち
図にて上面1aには小さな四角形状の試料台5が設けられ
ている。試料台5は、ベースプレート1と同一の材料に
より構成されていてよく、ベースプレート1の上面1aよ
り一段高い試料台上面5aを有している。この試料台5の
高さは0.9mm程度であってよく、これは、ベースプレー
ト1と一体に成形されていても、或いは透明接着剤等に
よってベースプレート1に貼り付けられた小さい薄い板
ガラス片により構成されていてもよい。
ゴム状弾性シート3は、ガラス製のベースプレート1の
平らな上面1aに繰返し剥離可能に密着し、且つ滅菌のた
めの120℃程度の加熱消毒に耐え得るゴム材料、好まし
くは透明なシリコーンゴムにより構成されており、一方
の端縁部を接着剤7によりベースプレート1に接着され
ている。
平らな上面1aに繰返し剥離可能に密着し、且つ滅菌のた
めの120℃程度の加熱消毒に耐え得るゴム材料、好まし
くは透明なシリコーンゴムにより構成されており、一方
の端縁部を接着剤7によりベースプレート1に接着され
ている。
ゴム状弾性シート3が試料台5に対応する部分には試料
台5の全てを収容するこれより大きい四角形状の開口9
が設けられている。ゴム状弾性シート3の上面には、開
口9を塞ぐべく、薄い透明なカバーグラス11が接着剤に
よって接着されている。
台5の全てを収容するこれより大きい四角形状の開口9
が設けられている。ゴム状弾性シート3の上面には、開
口9を塞ぐべく、薄い透明なカバーグラス11が接着剤に
よって接着されている。
ゴム状弾性シート3は試料台5の高さより大きい厚さ、
例えば1mm程度の厚さを備えており、このことからベー
スプレート1の上面に密着した状態にあるゴム状弾性シ
ート3のカバーグラス11の下底面11aと試料台5の上面5
aとの間には比較的狭い間隙13が形成されるようにな
る。
例えば1mm程度の厚さを備えており、このことからベー
スプレート1の上面に密着した状態にあるゴム状弾性シ
ート3のカバーグラス11の下底面11aと試料台5の上面5
aとの間には比較的狭い間隙13が形成されるようにな
る。
上述の如き構成よりなる顕微鏡観察用無菌チャンバーを
用いて細胞等の顕微鏡観察を行う場合は、先ずその無菌
チャンバーの全体を加熱温度121℃程度で、20分間に亘
ってオートクレープし、これの完了後にクリーンベンチ
または無菌室内でゴム状弾性シート3の非接着剤、即ち
図にて符号3aで示されている端部を手にて握ってこれを
ベースプレート1の上面1aより剥離するようにして離
し、この状態にて試料台5の上面5aに観察すべき細胞を
含む溶液を滴下する。そして、この後に前記端部3aをベ
ースプレート1の上面1aに近付けてゴム状弾性シート3
を再びベースプレート1の上面1aに接触させる。
用いて細胞等の顕微鏡観察を行う場合は、先ずその無菌
チャンバーの全体を加熱温度121℃程度で、20分間に亘
ってオートクレープし、これの完了後にクリーンベンチ
または無菌室内でゴム状弾性シート3の非接着剤、即ち
図にて符号3aで示されている端部を手にて握ってこれを
ベースプレート1の上面1aより剥離するようにして離
し、この状態にて試料台5の上面5aに観察すべき細胞を
含む溶液を滴下する。そして、この後に前記端部3aをベ
ースプレート1の上面1aに近付けてゴム状弾性シート3
を再びベースプレート1の上面1aに接触させる。
ゴム状弾性シート3は、ベースプレート1の上面1aに接
触することによって自身の性状からして、これに気密に
密着し、シリコーングリス等を必要とすることなく、開
口9よりなる空間を外部より遮断した密閉状態とするよ
うになる。この時には試料台5の上面5aとカバーグラス
11の下底面11aとの間に狭い間隙13が形成され、試料台
5の上面5a上の溶液はこの間隙13に充填された態様にて
カバーグラス11の下底面11aに濡れ接触するようにな
る。これによってその溶液中の細胞の顕微鏡観察がカバ
ーグラス11の側より適確に行われ得るようになる。
触することによって自身の性状からして、これに気密に
密着し、シリコーングリス等を必要とすることなく、開
口9よりなる空間を外部より遮断した密閉状態とするよ
うになる。この時には試料台5の上面5aとカバーグラス
11の下底面11aとの間に狭い間隙13が形成され、試料台
5の上面5a上の溶液はこの間隙13に充填された態様にて
カバーグラス11の下底面11aに濡れ接触するようにな
る。これによってその溶液中の細胞の顕微鏡観察がカバ
ーグラス11の側より適確に行われ得るようになる。
カバーグラス11の下底面11aは試料台5の上面5aには密
着せず、該両者間には上述の如く間隙13が形成されるこ
とから、植物プロトプラストなどの脆弱な細胞の顕微鏡
観察に於ても、この細胞が押つぶされることがなく、良
好な顕微鏡観察が行われ得るようになる。
着せず、該両者間には上述の如く間隙13が形成されるこ
とから、植物プロトプラストなどの脆弱な細胞の顕微鏡
観察に於ても、この細胞が押つぶされることがなく、良
好な顕微鏡観察が行われ得るようになる。
以上の説明から理解される如く、本発明による顕微鏡観
察用無菌チャンバーに於ては、ゴム状弾性シートが、そ
れ自身の性状からして、ベースプレートに気密に密着す
ることにより、シリコーングリス等が用いられなくとも
試料台に於ける密閉性が良好に保たれ、顕微鏡観察下に
於て高い無菌性が確保されるようになり、また試料台に
対する観察試料の装填が、ゴム状弾性シートを片手でベ
ースプレートより捲き上げ、そしてこれを元に戻すのみ
で操作性よく迅速に行われ得るようになる。
察用無菌チャンバーに於ては、ゴム状弾性シートが、そ
れ自身の性状からして、ベースプレートに気密に密着す
ることにより、シリコーングリス等が用いられなくとも
試料台に於ける密閉性が良好に保たれ、顕微鏡観察下に
於て高い無菌性が確保されるようになり、また試料台に
対する観察試料の装填が、ゴム状弾性シートを片手でベ
ースプレートより捲き上げ、そしてこれを元に戻すのみ
で操作性よく迅速に行われ得るようになる。
第1図は本発明による顕微鏡観察用無菌チャンバーの一
つの実施例を一部断面にして示す斜視図、第2図は第1
図に示された本発明による顕微鏡、観察用無菌チャンバ
ーの縦断面図である。 1……ベースプレート 3……ゴム状弾性シート 5……試料台 9……開口 11……カバーグラス 13……間隙
つの実施例を一部断面にして示す斜視図、第2図は第1
図に示された本発明による顕微鏡、観察用無菌チャンバ
ーの縦断面図である。 1……ベースプレート 3……ゴム状弾性シート 5……試料台 9……開口 11……カバーグラス 13……間隙
Claims (2)
- 【請求項1】一方の面に試料台を有するベースプレート
と、前記試料台の高さより大きい厚さを備え前記ベース
プレートの前記一方の面に剥離可能に密着し前記試料台
に対応する部分に開口を有するゴム状弾性シートと、前
記ゴム状弾性シートに前記開口を塞ぐべく取付けられた
カバーガラスとを有し、前記ベースプレートに密着した
前記ゴム状弾性シートのカバーガラスと前記試料台に観
察試料が充填される間隙が形成されるよう構成されてい
ることを特徴とする顕微鏡観察用無菌チャンバー。 - 【請求項2】前記ゴム状弾性シートがシリコーンゴムに
より構成されていることを特徴とする請求項1記載の顕
微鏡観察用無菌チャンバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2170157A JPH0724571B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 顕微鏡観察用無菌チャンバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2170157A JPH0724571B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 顕微鏡観察用無菌チャンバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0463583A JPH0463583A (ja) | 1992-02-28 |
| JPH0724571B2 true JPH0724571B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=15899742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2170157A Expired - Lifetime JPH0724571B2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 顕微鏡観察用無菌チャンバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724571B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19948087B4 (de) * | 1999-10-06 | 2008-04-17 | Evotec Ag | Verfahren zur Herstellung eines Reaktionssubstrats |
| JP2006308709A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Tohoku Univ | 顕微鏡ステージ、および、焦点位置計測装置と共焦点顕微鏡システム |
| JP5024777B2 (ja) * | 2006-03-14 | 2012-09-12 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 細胞動態の観察装置 |
| JP6731668B2 (ja) * | 2016-08-08 | 2020-07-29 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 顕微鏡観察方法及び顕微鏡観察補助装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH071611Y2 (ja) * | 1986-09-17 | 1995-01-18 | 小野薬品工業株式会社 | 顕微鏡の試料標本用グラス |
| JPS63267266A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | Hitachi Ltd | 培養器具 |
-
1990
- 1990-06-29 JP JP2170157A patent/JPH0724571B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0463583A (ja) | 1992-02-28 |
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