JPH0724602Y2 - ガバナの4段切換シリンダ - Google Patents
ガバナの4段切換シリンダInfo
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- JPH0724602Y2 JPH0724602Y2 JP13191489U JP13191489U JPH0724602Y2 JP H0724602 Y2 JPH0724602 Y2 JP H0724602Y2 JP 13191489 U JP13191489 U JP 13191489U JP 13191489 U JP13191489 U JP 13191489U JP H0724602 Y2 JPH0724602 Y2 JP H0724602Y2
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
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- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、エンジンの回転速度を調整するガバナの速度
レバーをピストンロッドに出没で4位置に切り換えるガ
バナの4段切換シリンダに関する。
レバーをピストンロッドに出没で4位置に切り換えるガ
バナの4段切換シリンダに関する。
〈従来の技術〉 従来、ガバナの速度レバーを4段に切り換える装置とし
て、別々の電磁弁で作動油が給排されるストロークの異
なる3つのシリンダのピストンロッドを夫々リンクを介
して速度レバーに連結し、1つのシリンダの動作で1つ
の切換位置を得るようにしたものが知られている。
て、別々の電磁弁で作動油が給排されるストロークの異
なる3つのシリンダのピストンロッドを夫々リンクを介
して速度レバーに連結し、1つのシリンダの動作で1つ
の切換位置を得るようにしたものが知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、上記従来のガバナの4段切換装置は、1つの
シリンダで1つの切換位置を得るものであるため、4段
切換には3本のシリンダが不可欠なうえ、各シリンダに
電磁弁が必要になる。そのため、電磁弁の電気回路や電
磁弁と各シリンダを接続する油圧回路が複雑化し、装置
が大型化してコストアップをもたらすばかりでなく、切
換操作が煩雑なものになるという欠点がある。
シリンダで1つの切換位置を得るものであるため、4段
切換には3本のシリンダが不可欠なうえ、各シリンダに
電磁弁が必要になる。そのため、電磁弁の電気回路や電
磁弁と各シリンダを接続する油圧回路が複雑化し、装置
が大型化してコストアップをもたらすばかりでなく、切
換操作が煩雑なものになるという欠点がある。
そこで、本考案の目的は、シリンダの構造を多段式に改
良することによって、1つのシリンダで速度レバーを4
段に切り換えることができ、装置の簡素化,小型化およ
び低廉化をもたらし、切換操作を容易化することができ
るガバナの4段切換シリンダを提供することにある。
良することによって、1つのシリンダで速度レバーを4
段に切り換えることができ、装置の簡素化,小型化およ
び低廉化をもたらし、切換操作を容易化することができ
るガバナの4段切換シリンダを提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、本考案のガバナの4段切換シ
リンダは、一端にロッドカバーを、他端にヘッドカバー
を夫々固定した第1チューブと、この第1チューブ内に
ロッドカバーを上記ロッドカバー側に向けて摺動自在に
嵌装した第2チューブと、上記第1および第2チューブ
のロッドカバーにピストンロッドを挿通させて上記第2
チューブに摺動自在に嵌装したピストンと、このピスト
ンと上記ヘッドカバーの間に縮装され、ピストンロッド
を最突出方向へ付勢するばねと、上記第2チューブの他
端の内周にピストンの摺動を規制すべく固定したストッ
パリングと、上記ヘッドカバーの中心に挿入され、上記
ピストンに当接してピストンロッドの最没入位置を規制
するストッパロッドと、第2チューブの一端側のロッド
室に作動流体を給排するように上記第1チューブに貫設
した第1ポートと、摺動する第2チューブの外周に常時
臨むように上記第1チューブに貫設した第2ポートと、
この第2ポートを第2チューブのロッドカバー内面に常
時連通するように上記第2チューブの周壁に貫設した通
路と、第2チューブの他端側のばね室に連通する排出ポ
ートを備える。
リンダは、一端にロッドカバーを、他端にヘッドカバー
を夫々固定した第1チューブと、この第1チューブ内に
ロッドカバーを上記ロッドカバー側に向けて摺動自在に
嵌装した第2チューブと、上記第1および第2チューブ
のロッドカバーにピストンロッドを挿通させて上記第2
チューブに摺動自在に嵌装したピストンと、このピスト
ンと上記ヘッドカバーの間に縮装され、ピストンロッド
を最突出方向へ付勢するばねと、上記第2チューブの他
端の内周にピストンの摺動を規制すべく固定したストッ
パリングと、上記ヘッドカバーの中心に挿入され、上記
ピストンに当接してピストンロッドの最没入位置を規制
するストッパロッドと、第2チューブの一端側のロッド
室に作動流体を給排するように上記第1チューブに貫設
した第1ポートと、摺動する第2チューブの外周に常時
臨むように上記第1チューブに貫設した第2ポートと、
この第2ポートを第2チューブのロッドカバー内面に常
時連通するように上記第2チューブの周壁に貫設した通
路と、第2チューブの他端側のばね室に連通する排出ポ
ートを備える。
〈作用〉 第1チューブ内に嵌装された第2チューブの摺動は、ピ
ストンを介するばねの付勢力による一端側への摺動が、
第1チューブのロッドカバーで規制され、第1ポートを
経る作動流体としての例えば圧油による他端側への摺動
が、第1チューブのヘッドカバーで規制される。また、
第2チューブ内に嵌装されたピストンの摺動は、上記ば
ねの付勢力による一端側への摺動が、第2チューブのロ
ッドカバーで規制され、第2ポートから第2チューブの
周壁の通路を経るロッドカバー内面への圧油による他端
側への摺動が、第2チューブの他端内周のストッパリン
グまたはヘッドカバーの中心に挿入したストッパロッド
で規制される。
ストンを介するばねの付勢力による一端側への摺動が、
第1チューブのロッドカバーで規制され、第1ポートを
経る作動流体としての例えば圧油による他端側への摺動
が、第1チューブのヘッドカバーで規制される。また、
第2チューブ内に嵌装されたピストンの摺動は、上記ば
ねの付勢力による一端側への摺動が、第2チューブのロ
ッドカバーで規制され、第2ポートから第2チューブの
周壁の通路を経るロッドカバー内面への圧油による他端
側への摺動が、第2チューブの他端内周のストッパリン
グまたはヘッドカバーの中心に挿入したストッパロッド
で規制される。
いま、第1,第2ポートを共にタンクに開放すると、ピス
トンは、ばね力によって一端まで摺動し、第2チューブ
のロッドカバーを介して第1チューブのロッドカバーに
当接し、ピストンロッドは、最突出して第1位置をと
る。次に、第1ポートのみに圧油を供給すると、ばねで
付勢されるピストンを内嵌した第2チューブが、上記ば
ねに抗してヘッドカバーに当接する他端まで摺動し、ピ
ストンロッドは例えば1段分没入して第2位置をとる。
一方、第2ポートのみに圧油を供給すると、上記通路を
経てロッドカバー内面に流入する圧油によってピストン
がばねに抗してストッパリングに当接する位置まで摺動
し、ピストンロッドは、例えば2段分没入して第3位置
をとる。さらに、第1,第2ポートに共に圧油を供給する
と、第2チューブはヘッドカバーに当接する他端まで摺
動し、第2チューブに内嵌するピストンはばねに抗して
ストッパロッドに当接する位置まで摺動して、ピストン
ロッドは、最没入の第4位置をとる。このように、第1
ポートおよび第2ポートに作動流体を給排することによ
って、ピストンロッドを4つの位置に位置付け、1つの
シリンダでガバナの速度レバーを4段切換することがで
きる。
トンは、ばね力によって一端まで摺動し、第2チューブ
のロッドカバーを介して第1チューブのロッドカバーに
当接し、ピストンロッドは、最突出して第1位置をと
る。次に、第1ポートのみに圧油を供給すると、ばねで
付勢されるピストンを内嵌した第2チューブが、上記ば
ねに抗してヘッドカバーに当接する他端まで摺動し、ピ
ストンロッドは例えば1段分没入して第2位置をとる。
一方、第2ポートのみに圧油を供給すると、上記通路を
経てロッドカバー内面に流入する圧油によってピストン
がばねに抗してストッパリングに当接する位置まで摺動
し、ピストンロッドは、例えば2段分没入して第3位置
をとる。さらに、第1,第2ポートに共に圧油を供給する
と、第2チューブはヘッドカバーに当接する他端まで摺
動し、第2チューブに内嵌するピストンはばねに抗して
ストッパロッドに当接する位置まで摺動して、ピストン
ロッドは、最没入の第4位置をとる。このように、第1
ポートおよび第2ポートに作動流体を給排することによ
って、ピストンロッドを4つの位置に位置付け、1つの
シリンダでガバナの速度レバーを4段切換することがで
きる。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は4段切換シリンダの一実施例を示す縦断面図で
あり、1は一端にロッドカバー2を、他端にヘッドカバ
ー3を夫々固定した第1チューブ、4はこの第1チュー
ブ1内にロッドカバー4aを上記ロッドカバー2側に向け
て摺動自在に嵌装した第2チューブ、5は上記第1,第2
チューブのロッドカバー2,4aにピストンロッド5aを挿通
させて、上記第2チューブ4に摺動自在に嵌装したピス
トン、6はこのピストン5と上記ヘッドカバー3の間に
縮装され、ピストンロッド5aを最突出方向へ付勢するば
ねである。
あり、1は一端にロッドカバー2を、他端にヘッドカバ
ー3を夫々固定した第1チューブ、4はこの第1チュー
ブ1内にロッドカバー4aを上記ロッドカバー2側に向け
て摺動自在に嵌装した第2チューブ、5は上記第1,第2
チューブのロッドカバー2,4aにピストンロッド5aを挿通
させて、上記第2チューブ4に摺動自在に嵌装したピス
トン、6はこのピストン5と上記ヘッドカバー3の間に
縮装され、ピストンロッド5aを最突出方向へ付勢するば
ねである。
また、7は上記第2チューブ4の他端の内周にピストン
5の摺動を規制すべく固定したストッパリング、8はヘ
ッドカバー3の中心に挿入され、ピストン5に当接して
ピストンロッド5aの最没入位置を規制するストッパロッ
ド、9は第2チューブ4の一端側のロッド室10に圧油を
給排するように上記第1チューブ1に貫設した第1ポー
ト、11は摺動する第2チューブ4の外周に常時臨むよう
に上記第1チューブ1に貫設した第2ポート、12はこの
第2ポート11を第2チューブのロッドカバー4aの内面に
常時連通するように上記第2チューブ4の周壁に貫設し
た通路、13は第2チューブ4の他端側のばね室14に連通
するドレンポートである。
5の摺動を規制すべく固定したストッパリング、8はヘ
ッドカバー3の中心に挿入され、ピストン5に当接して
ピストンロッド5aの最没入位置を規制するストッパロッ
ド、9は第2チューブ4の一端側のロッド室10に圧油を
給排するように上記第1チューブ1に貫設した第1ポー
ト、11は摺動する第2チューブ4の外周に常時臨むよう
に上記第1チューブ1に貫設した第2ポート、12はこの
第2ポート11を第2チューブのロッドカバー4aの内面に
常時連通するように上記第2チューブ4の周壁に貫設し
た通路、13は第2チューブ4の他端側のばね室14に連通
するドレンポートである。
上記ヘッドカバー3は、第1チューブ1に進退可能螺合
され、その外周に螺合するナット15により第1チューブ
1に固定されて、当接面3aの進退で第2チューブ4の他
端のストロークエンドを調整できる(第1図(b)参
照)。また、上記ストッパロッド8は、ヘッドカバー3
の中心に進退可能に螺合され、その外周に螺合するナッ
ト16によりヘッドカバーに固定されて、先端面8aの進退
でピストン5の他端のストロークエンドを調整できるよ
うになっている(第1図(d)参照)。
され、その外周に螺合するナット15により第1チューブ
1に固定されて、当接面3aの進退で第2チューブ4の他
端のストロークエンドを調整できる(第1図(b)参
照)。また、上記ストッパロッド8は、ヘッドカバー3
の中心に進退可能に螺合され、その外周に螺合するナッ
ト16によりヘッドカバーに固定されて、先端面8aの進退
でピストン5の他端のストロークエンドを調整できるよ
うになっている(第1図(d)参照)。
上記通路12は、第2チューブ4の摺動位置の如何に拘ら
ず第2ポート11に常に連通するように上記第2チューブ
4の外周摺接面に設けた広幅の環状溝12aと、この環状
溝12aの一端をロッドカバー4aの内面に連通するように
上記第2チューブの周壁に放射状に設けた複数の貫通穴
12bからなり、ロッドカバー4aの内面に当接するピスト
ン5の外周には、上記貫通穴12bに連なる間隙が形成さ
れるように環状の段部5bを設けている。第2チューブ4
の他端内周に螺着される上記ストッパリング7には、ヘ
ッドカバー3に当接するストロークエンドにおいてばね
室14をドレンポート13に連通する貫通穴17を設けてい
る。
ず第2ポート11に常に連通するように上記第2チューブ
4の外周摺接面に設けた広幅の環状溝12aと、この環状
溝12aの一端をロッドカバー4aの内面に連通するように
上記第2チューブの周壁に放射状に設けた複数の貫通穴
12bからなり、ロッドカバー4aの内面に当接するピスト
ン5の外周には、上記貫通穴12bに連なる間隙が形成さ
れるように環状の段部5bを設けている。第2チューブ4
の他端内周に螺着される上記ストッパリング7には、ヘ
ッドカバー3に当接するストロークエンドにおいてばね
室14をドレンポート13に連通する貫通穴17を設けてい
る。
第2図は、第1図の4段切換シリンダを用いたディーゼ
ル機関の速度制御装置を示している。4段切換シリンダ
21は、そのピストンロッド5aの先端をターンバックル22
を介してガバナの速度レバー23に連結して設置され、潤
滑油クーラ24からの圧油が、第1電磁切換弁25を介して
第1ポート9に、第2電磁切換弁26を介して第2ポート
11に夫々給排される一方、ドレンポート13がドレン管路
27に接続されている。上記第1,第2電磁切換弁25,26
は、夫々第1,第2ポート9,11を各ソレノイド28,29の励
磁により給油管路30に接続し、消磁によりドレン管路27
に接続する。
ル機関の速度制御装置を示している。4段切換シリンダ
21は、そのピストンロッド5aの先端をターンバックル22
を介してガバナの速度レバー23に連結して設置され、潤
滑油クーラ24からの圧油が、第1電磁切換弁25を介して
第1ポート9に、第2電磁切換弁26を介して第2ポート
11に夫々給排される一方、ドレンポート13がドレン管路
27に接続されている。上記第1,第2電磁切換弁25,26
は、夫々第1,第2ポート9,11を各ソレノイド28,29の励
磁により給油管路30に接続し、消磁によりドレン管路27
に接続する。
そして、ピストンロッド5aは、後述するように、第1,第
2ポート9,11が共にタンクに開放されたとき、500rpmに
相当する第1位置P1をとり(第1図(a)参照)、第1
ポート9のみに圧油が供給されたとき、1000rpmに相当
する第2位置P2をとり(同図(b)参照)、第2ポート
11のみに圧油が供給されたとき、1500rpmに相当する第
3位置P3をとり(同図(c)参照)、第1,第2ポート9,
11に共に圧油が供給されたとき、2000rpmに相当する第
4位置P4をとる(同図(d)参照)ようになっている。
なお、31は、ソレノイド32の励磁により運転位置P1をと
り、消磁で戻しばね32により停止位置P0をとるソレノイ
ド直動型の運転レバーである。
2ポート9,11が共にタンクに開放されたとき、500rpmに
相当する第1位置P1をとり(第1図(a)参照)、第1
ポート9のみに圧油が供給されたとき、1000rpmに相当
する第2位置P2をとり(同図(b)参照)、第2ポート
11のみに圧油が供給されたとき、1500rpmに相当する第
3位置P3をとり(同図(c)参照)、第1,第2ポート9,
11に共に圧油が供給されたとき、2000rpmに相当する第
4位置P4をとる(同図(d)参照)ようになっている。
なお、31は、ソレノイド32の励磁により運転位置P1をと
り、消磁で戻しばね32により停止位置P0をとるソレノイ
ド直動型の運転レバーである。
上記構成の4段切換シリンダ21の動作について、第1図
を参照しつつ次に述べる。
を参照しつつ次に述べる。
第1チューブ1内に嵌装された第2チューブ4の摺動
は、ピストン5を介するばね6の付勢力による一端側へ
の摺動が、第1チューブ1のロッドカバー2で規制さ
れ、第1ポート9を経るロッド室10への給油による他端
側への摺動が、第1チューブ1のヘッドカバー3で規制
される。また、第2チューブ4内に嵌装されたピストン
5の摺動は、ばね6の付勢力による一端側への摺動が、
第2チューブ4のロッドカバー4aで規制され、第2ポー
ト11から第2チューブの周壁の通路12を経るロッドカバ
ー4a内面への給油による他端側への摺動が、第2チュー
ブ4の他端内周のストッパリング7またはヘッドカバー
3の中心に螺合したストッパロッド8で規制される。
は、ピストン5を介するばね6の付勢力による一端側へ
の摺動が、第1チューブ1のロッドカバー2で規制さ
れ、第1ポート9を経るロッド室10への給油による他端
側への摺動が、第1チューブ1のヘッドカバー3で規制
される。また、第2チューブ4内に嵌装されたピストン
5の摺動は、ばね6の付勢力による一端側への摺動が、
第2チューブ4のロッドカバー4aで規制され、第2ポー
ト11から第2チューブの周壁の通路12を経るロッドカバ
ー4a内面への給油による他端側への摺動が、第2チュー
ブ4の他端内周のストッパリング7またはヘッドカバー
3の中心に螺合したストッパロッド8で規制される。
いま、第1,第2電磁切換弁25,26のソレノイド28,29を共
に消磁して(第2図参照)、第1,第2ポート9,11を共に
タンクに開放すると、ピストン5は、第1図(a)に示
すように、ばね6の付勢力によって第2チューブのロッ
ドカバー4aを介して第1チューブのロッドカバー2に当
接する一端側のストロークエンドまで摺動し、ピストン
ロッド5aは、最突出して第1位置P1をとる。次に、第1
電磁切換弁25のソレノイド28のみを励磁して、第1ポー
ト9を経てロッド室10のみに潤滑油クーラ24(第2図参
照)からの圧油を供給すると、第1(b)に示すよう
に、ピストン5を内嵌した第2チューブ4が、ばね6に
抗して第1チューブ1のヘッドカバー3に当接する他端
側のストロークエンドまで摺動し、ピストンロッド5a
は、第1位置P1から長さl1だけ没入した第2位置P2をと
る。この場合、ナット15を緩め、ヘッドカバー3を回し
てその当接面3aを第1チューブ1に対して進退させれ
ば、第2位置P2を微調整することができる。
に消磁して(第2図参照)、第1,第2ポート9,11を共に
タンクに開放すると、ピストン5は、第1図(a)に示
すように、ばね6の付勢力によって第2チューブのロッ
ドカバー4aを介して第1チューブのロッドカバー2に当
接する一端側のストロークエンドまで摺動し、ピストン
ロッド5aは、最突出して第1位置P1をとる。次に、第1
電磁切換弁25のソレノイド28のみを励磁して、第1ポー
ト9を経てロッド室10のみに潤滑油クーラ24(第2図参
照)からの圧油を供給すると、第1(b)に示すよう
に、ピストン5を内嵌した第2チューブ4が、ばね6に
抗して第1チューブ1のヘッドカバー3に当接する他端
側のストロークエンドまで摺動し、ピストンロッド5a
は、第1位置P1から長さl1だけ没入した第2位置P2をと
る。この場合、ナット15を緩め、ヘッドカバー3を回し
てその当接面3aを第1チューブ1に対して進退させれ
ば、第2位置P2を微調整することができる。
一方、第2電磁切換弁26のソレノイド29のみを励磁し
て、第2ポート11から通路12を経てロッドカバー4aの内
面のみに圧油を供給すると、第1図(c)に示すよう
に、ロッドカバー2に一端を当接した第2チューブ4内
でピストン5がばね6に抗してストッパリング7に当接
する他端側のストロークエンドまで摺動し、ピストンロ
ッド5aは、第1位置P1から長さl2(l2>l1)だけ没入し
た第3位置P3をとる。さらに、第1,第2電磁切換弁25,2
6のソレノイド28,29を共に励磁して、第1,第2ポート9,
11に共に圧油を供給すると、第1図(d)に示すよう
に、第2チューブ4は、ヘッドカバー3に当接する他端
側のストロークエンドまで摺動し、第2チューブ4に内
嵌するピストン5は、ばね6に抗してストッパロッド8
に当接する位置まで摺動して、ピストンロッド5aは、第
1位置P1から長さl3(l3>l2)だけ没入した最没入の第
4位置P4をとる。この場合、ナット16を緩め、ストッパ
ロッド8を回してその先端面8aをヘッドカバー3に対し
て進退させれば、第4位置P4を微調整することができ
る。また、第1図(b)に示す状態から第2ポート11に
圧油を供給しても、ばね室14内の作動油は、ストッパリ
ング7の貫通穴17を経てドレンポート13へ排出されるか
ら、ピストン5の没入動作に問題はない。
て、第2ポート11から通路12を経てロッドカバー4aの内
面のみに圧油を供給すると、第1図(c)に示すよう
に、ロッドカバー2に一端を当接した第2チューブ4内
でピストン5がばね6に抗してストッパリング7に当接
する他端側のストロークエンドまで摺動し、ピストンロ
ッド5aは、第1位置P1から長さl2(l2>l1)だけ没入し
た第3位置P3をとる。さらに、第1,第2電磁切換弁25,2
6のソレノイド28,29を共に励磁して、第1,第2ポート9,
11に共に圧油を供給すると、第1図(d)に示すよう
に、第2チューブ4は、ヘッドカバー3に当接する他端
側のストロークエンドまで摺動し、第2チューブ4に内
嵌するピストン5は、ばね6に抗してストッパロッド8
に当接する位置まで摺動して、ピストンロッド5aは、第
1位置P1から長さl3(l3>l2)だけ没入した最没入の第
4位置P4をとる。この場合、ナット16を緩め、ストッパ
ロッド8を回してその先端面8aをヘッドカバー3に対し
て進退させれば、第4位置P4を微調整することができ
る。また、第1図(b)に示す状態から第2ポート11に
圧油を供給しても、ばね室14内の作動油は、ストッパリ
ング7の貫通穴17を経てドレンポート13へ排出されるか
ら、ピストン5の没入動作に問題はない。
なお、速度レバー23の回動位置の最終的調整は、まず第
1図(c)に示す第3位置P3においてピストンロッド5a
と速度レバー23間のターンバックル22を回してl2に相当
する回転数の調整を行ない、次いで第1図(b)の状態
でヘッドカバー3を回し、第1図(d)の状態でストッ
パロッド8を回してl1およびl3に相当する回転数の調整
を行なう。
1図(c)に示す第3位置P3においてピストンロッド5a
と速度レバー23間のターンバックル22を回してl2に相当
する回転数の調整を行ない、次いで第1図(b)の状態
でヘッドカバー3を回し、第1図(d)の状態でストッ
パロッド8を回してl1およびl3に相当する回転数の調整
を行なう。
このように、本考案によれば、第1,第2ポート9,11に圧
油を給排することによって、ピストンロッド5aを4つの
位置に位置付け、単一のシリンダ21でガバナの速度レバ
ー23を4段に切り換えることができるので、別々の電磁
弁で制御されるストロークの異なる3本のシリンダを用
いていた従来のものに比べて、装置の簡素化,小型化お
よび低廉化が図れるうえ、オペレータによる切換操作を
容易化することができる。また、上記実施例では、ヘッ
ドカバー3およびストッパロッド8をねじ式の進退可能
な構成にしているので、速度レバー23の各回動位置の微
調整ができるという利点がある。
油を給排することによって、ピストンロッド5aを4つの
位置に位置付け、単一のシリンダ21でガバナの速度レバ
ー23を4段に切り換えることができるので、別々の電磁
弁で制御されるストロークの異なる3本のシリンダを用
いていた従来のものに比べて、装置の簡素化,小型化お
よび低廉化が図れるうえ、オペレータによる切換操作を
容易化することができる。また、上記実施例では、ヘッ
ドカバー3およびストッパロッド8をねじ式の進退可能
な構成にしているので、速度レバー23の各回動位置の微
調整ができるという利点がある。
上記実施例では、4段切換シリンダを油圧式のものとし
て述べたが、これを空気圧式のものにすることもでき
る。
て述べたが、これを空気圧式のものにすることもでき
る。
なお、本考案が図示の実施例に限られないのはいうまで
もない。
もない。
〈考案の効果〉 以上の説明で明らかなように、本考案のガバナの4段切
換シリンダは、一端にロッドカバー,他端にヘッドカバ
ーをもつ第1チューブ内にロッドカバーをもつ第2チュ
ーブを摺動自在に嵌装し、この第2チューブ内にばねで
突出方向に付勢されるピストンを摺動自在に嵌装すると
ともに、上記ピストンのばねに抗する他端側への摺動を
第2チューブの他端内周に固定したストッパリングおよ
びヘッドカバーの中心に挿入したストッパロッドで夫々
規制し、ばね室を排出ポートに連通して、第1チューブ
の第1,第2ポートを共に大気圧に開放してばね力によっ
てピストンロッドの最突出位置を得、第1ポートから第
1チューブのロッド室のみに作動流体を供給し、第2チ
ューブのみを他端のストロークエンドまで摺動させて一
段没入位置を得、第2ポートから第2チューブの周壁に
貫設した通路を経て第2チューブのロッド室のみに作動
流体を供給し、ピストンのみをストッパリングに当接す
るストロークエンドまで摺動させて二段没入位置を得、
両ポートに作動流体を供給し、第2チューブを他端のス
トロークエンドに,ピストンをストッパロッドに当接す
る規制位置まで夫々摺動させて最没入位置を得るように
しているので、単一のシリンダでガバナの速度レバーを
4段に切り換えることができ、別々の電磁弁で制御され
るストロークの異なる3本のシリンダを用いていた従来
例に比べて、装置の簡素化,小型化及び低廉化が図れる
うえ、オペレータによる切換操作を容易化することがで
きる。
換シリンダは、一端にロッドカバー,他端にヘッドカバ
ーをもつ第1チューブ内にロッドカバーをもつ第2チュ
ーブを摺動自在に嵌装し、この第2チューブ内にばねで
突出方向に付勢されるピストンを摺動自在に嵌装すると
ともに、上記ピストンのばねに抗する他端側への摺動を
第2チューブの他端内周に固定したストッパリングおよ
びヘッドカバーの中心に挿入したストッパロッドで夫々
規制し、ばね室を排出ポートに連通して、第1チューブ
の第1,第2ポートを共に大気圧に開放してばね力によっ
てピストンロッドの最突出位置を得、第1ポートから第
1チューブのロッド室のみに作動流体を供給し、第2チ
ューブのみを他端のストロークエンドまで摺動させて一
段没入位置を得、第2ポートから第2チューブの周壁に
貫設した通路を経て第2チューブのロッド室のみに作動
流体を供給し、ピストンのみをストッパリングに当接す
るストロークエンドまで摺動させて二段没入位置を得、
両ポートに作動流体を供給し、第2チューブを他端のス
トロークエンドに,ピストンをストッパロッドに当接す
る規制位置まで夫々摺動させて最没入位置を得るように
しているので、単一のシリンダでガバナの速度レバーを
4段に切り換えることができ、別々の電磁弁で制御され
るストロークの異なる3本のシリンダを用いていた従来
例に比べて、装置の簡素化,小型化及び低廉化が図れる
うえ、オペレータによる切換操作を容易化することがで
きる。
第1図は本考案の4段切換シリンダの一実施例を示す縦
断面図、第2図は上記実施例を用いたディーゼル機関の
速度制御装置の正面図である。 1……第1チューブ、2……ロッドカバー、3……ヘッ
ドカバー、4……第2チューブ、4a……ロッドカバー、
5……ピストン、5a……ピストンロッド、6……ばね、
7……ストッパリング、8……ストッパロッド、9……
第1ポート、10……ロッド室、11……第2ポート、12…
…通路、13……ドレンポート、14……ばね室。
断面図、第2図は上記実施例を用いたディーゼル機関の
速度制御装置の正面図である。 1……第1チューブ、2……ロッドカバー、3……ヘッ
ドカバー、4……第2チューブ、4a……ロッドカバー、
5……ピストン、5a……ピストンロッド、6……ばね、
7……ストッパリング、8……ストッパロッド、9……
第1ポート、10……ロッド室、11……第2ポート、12…
…通路、13……ドレンポート、14……ばね室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−121206(JP,A) 特開 昭56−97605(JP,A) 実開 昭63−96303(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ガバナの速度レバーをピストンロッドの出
没で4位置に切り換えるガバナの4段切換シリンダであ
って、 一端にロッドカバーを、他端にヘッドカバーを夫々固定
した第1チューブと、この第1チューブ内にロッドカバ
ーを上記ロッドカバー側に向けて摺動自在に嵌装した第
2チューブと、上記第1および第2チューブのロッドカ
バーにピストンロッドを挿通させて上記第2チューブに
摺動自在に嵌装したピストンと、このピストンと上記ヘ
ッドカバーの間に縮装され、ピストンロッドを最突出方
向へ付勢するばねと、上記第2チューブの他端の内周に
ピストンの摺動を規制すべく固定したストッパリング
と、上記ヘッドカバーの中心に挿入され、上記ピストン
に当接してピストンロッドの最没入位置を規制するスト
ッパロッドと、第2チューブの一端側のロッド室に作動
流体を給排するように上記第1チューブに貫設した第1
ポートと、摺動する第2チューブの外周に常時臨むよう
に上記第1チューブに貫設した第2ポートと、この第2
ポートを第2チューブのロッドカバー内面に常時連通す
るように上記第2チューブの周壁に貫設した通路と、第
2チューブの他端側のばね室に連通する排出ポートを備
えたガバナの4段切換シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13191489U JPH0724602Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | ガバナの4段切換シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13191489U JPH0724602Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | ガバナの4段切換シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0371146U JPH0371146U (ja) | 1991-07-18 |
| JPH0724602Y2 true JPH0724602Y2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=31679394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13191489U Expired - Lifetime JPH0724602Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | ガバナの4段切換シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0724602Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP13191489U patent/JPH0724602Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0371146U (ja) | 1991-07-18 |
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