JPH07246796A - 筆記具及び筆記具の組立方法 - Google Patents
筆記具及び筆記具の組立方法Info
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- JPH07246796A JPH07246796A JP6065524A JP6552494A JPH07246796A JP H07246796 A JPH07246796 A JP H07246796A JP 6065524 A JP6065524 A JP 6065524A JP 6552494 A JP6552494 A JP 6552494A JP H07246796 A JPH07246796 A JP H07246796A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に没入接続さ
せる際、インキ誘導芯2の折れを防止する。 【構成】インキ誘導芯2後端とインキ誘導芯保持部6と
の間のインキ誘導芯2に湾曲部4を設ける。前記湾曲部
4にて、没入接続時の押し込み力を緩和させる。
せる際、インキ誘導芯2の折れを防止する。 【構成】インキ誘導芯2後端とインキ誘導芯保持部6と
の間のインキ誘導芯2に湾曲部4を設ける。前記湾曲部
4にて、没入接続時の押し込み力を緩和させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マーキングペン、サイ
ンペン、ボールペン等の筆記具及び筆記具の組立方法に
関する。さらに詳細には、軸筒先端のインキ誘導芯保持
部にて合成樹脂製のインキ誘導芯を保持するとともに軸
筒内にインキ吸蔵体を配設し、前記インキ吸蔵体先端に
前記インキ誘導芯後端を没入接続させた筆記具及び筆記
具の組立方法に関する。
ンペン、ボールペン等の筆記具及び筆記具の組立方法に
関する。さらに詳細には、軸筒先端のインキ誘導芯保持
部にて合成樹脂製のインキ誘導芯を保持するとともに軸
筒内にインキ吸蔵体を配設し、前記インキ吸蔵体先端に
前記インキ誘導芯後端を没入接続させた筆記具及び筆記
具の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の筆記具において、例えば、
実開昭60−175682号公報には、インキ誘導芯保
持部(ホルダー)から後方に突出されたインキ誘導芯
(ペン体)が、軸筒内に配設のインキ吸蔵体先端に没入
接続されてなる構成が開示されている。また、実開昭6
2−35882号公報には、インキ誘導芯(中継芯)が
保護パイプ内に挿通されるとともに、その後端がインキ
吸蔵体(インキ保持体)に連結されてなる構成が開示さ
れている。
実開昭60−175682号公報には、インキ誘導芯保
持部(ホルダー)から後方に突出されたインキ誘導芯
(ペン体)が、軸筒内に配設のインキ吸蔵体先端に没入
接続されてなる構成が開示されている。また、実開昭6
2−35882号公報には、インキ誘導芯(中継芯)が
保護パイプ内に挿通されるとともに、その後端がインキ
吸蔵体(インキ保持体)に連結されてなる構成が開示さ
れている。
【0003】ところが、前記実開昭60−175682
号公報のタイプのものは、図6に示すように、インキ吸
蔵体先端に没入される際、インキ誘導芯後端がその大き
な押し込み力により弾性限度を越えて径方向に「く」の
字状に折れることがある。それにより、インキ誘導芯と
インキ吸蔵体との接続が不十分となってペン先からのイ
ンキ出不良をしばしば発生させる。
号公報のタイプのものは、図6に示すように、インキ吸
蔵体先端に没入される際、インキ誘導芯後端がその大き
な押し込み力により弾性限度を越えて径方向に「く」の
字状に折れることがある。それにより、インキ誘導芯と
インキ吸蔵体との接続が不十分となってペン先からのイ
ンキ出不良をしばしば発生させる。
【0004】また、実開昭62−35882号公報のタ
イプのものは、図7に示すように、インキ誘導芯後端が
インキ吸蔵体先端に没入される際、保護パイプ後端から
突出のインキ誘導芯に応力が集中するため、インキ誘導
芯の没入角度のばらつきにより保護パイプ後端を支点に
してインキ誘導芯がL字状に折れることがある。それに
より、インキ吸蔵体との接続が不完全となるばかりか、
折れ箇所でインキ誘導芯のインキ導通路が潰れて塞がれ
てしまい、筆記できない不良品を生じさせる。
イプのものは、図7に示すように、インキ誘導芯後端が
インキ吸蔵体先端に没入される際、保護パイプ後端から
突出のインキ誘導芯に応力が集中するため、インキ誘導
芯の没入角度のばらつきにより保護パイプ後端を支点に
してインキ誘導芯がL字状に折れることがある。それに
より、インキ吸蔵体との接続が不完全となるばかりか、
折れ箇所でインキ誘導芯のインキ導通路が潰れて塞がれ
てしまい、筆記できない不良品を生じさせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点を解決するものであって、インキ誘導芯をインキ
吸蔵体に没入接続する際、インキ誘導芯の折れによるイ
ンキ誘導芯とインキ吸蔵体との接続不良を回避し、ペン
先からのインキ出不良を発生させるおそれがない筆記具
および筆記具の組立方法を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するものであって、インキ誘導芯をインキ
吸蔵体に没入接続する際、インキ誘導芯の折れによるイ
ンキ誘導芯とインキ吸蔵体との接続不良を回避し、ペン
先からのインキ出不良を発生させるおそれがない筆記具
および筆記具の組立方法を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸筒1先端の
インキ誘導芯保持部6にて合成樹脂製のインキ誘導芯2
を保持するとともに軸筒1内にインキ吸蔵体3を配設
し、前記インキ吸蔵体3先端に前記インキ誘導芯2後端
を没入接続させた筆記具であって、前記インキ誘導芯2
後端と前記インキ誘導芯保持部6との間のインキ誘導芯
2に湾曲部4を設けたことを要件とする。
インキ誘導芯保持部6にて合成樹脂製のインキ誘導芯2
を保持するとともに軸筒1内にインキ吸蔵体3を配設
し、前記インキ吸蔵体3先端に前記インキ誘導芯2後端
を没入接続させた筆記具であって、前記インキ誘導芯2
後端と前記インキ誘導芯保持部6との間のインキ誘導芯
2に湾曲部4を設けたことを要件とする。
【0007】前記構成において、前記湾曲部4の径方向
の変形を抑制する支持部5を軸筒1内に配設することが
好ましい。さらには、前記支持部5が、インキ誘導芯2
の湾曲部4を包囲する、インキ誘導芯2外径より大きい
内径の内周壁部であること、さらには、前記内周壁部5
の内径がインキ誘導芯2の外径の1.5倍〜5.0倍で
あることが好ましい。また、前記インキ誘導芯2は、そ
の外径が0.8mm以下のものが有効である。
の変形を抑制する支持部5を軸筒1内に配設することが
好ましい。さらには、前記支持部5が、インキ誘導芯2
の湾曲部4を包囲する、インキ誘導芯2外径より大きい
内径の内周壁部であること、さらには、前記内周壁部5
の内径がインキ誘導芯2の外径の1.5倍〜5.0倍で
あることが好ましい。また、前記インキ誘導芯2は、そ
の外径が0.8mm以下のものが有効である。
【0008】また、本発明は、軸筒1先端に保持される
合成樹脂製のインキ誘導芯2と軸筒1内に収容されるイ
ンキ吸蔵体3とを接続させる筆記具の組立方法であっ
て、インキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に没入接続させる
過程で、インキ吸蔵体3先端とインキ誘導芯保持部6と
の間でインキ誘導芯2を湾曲変形させることを要件とす
る。
合成樹脂製のインキ誘導芯2と軸筒1内に収容されるイ
ンキ吸蔵体3とを接続させる筆記具の組立方法であっ
て、インキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に没入接続させる
過程で、インキ吸蔵体3先端とインキ誘導芯保持部6と
の間でインキ誘導芯2を湾曲変形させることを要件とす
る。
【0009】また、前記筆記具の組立方法は、インキ誘
導芯2の湾曲変形を径方向内方に抑制支持してなること
が好ましい。さらに前記筆記具の組立方法は、軸筒1先
端にインキ誘導芯2を保持した後、軸筒1内に収容した
インキ吸蔵体3を、軸筒1後端に取り付ける尾栓8の挿
入によって前方に押圧し、インキ誘導芯2をインキ吸蔵
体3に没入接続させてなることが好ましい。
導芯2の湾曲変形を径方向内方に抑制支持してなること
が好ましい。さらに前記筆記具の組立方法は、軸筒1先
端にインキ誘導芯2を保持した後、軸筒1内に収容した
インキ吸蔵体3を、軸筒1後端に取り付ける尾栓8の挿
入によって前方に押圧し、インキ誘導芯2をインキ吸蔵
体3に没入接続させてなることが好ましい。
【0010】
【作用】前記インキ誘導芯2後端と前記インキ誘導芯保
持部6との間のインキ誘導芯2に湾曲部4を設けたこと
により、インキ誘導芯2後端をインキ吸蔵体3先端に没
入接続させる過程において、その押し込み力が、インキ
誘導芯2の湾曲部4全体で分散吸収または緩和され、イ
ンキ誘導芯2のインキ吸蔵体3へのソフトな突き刺しが
可能となる。それにより、インキ誘導芯2が弾性限度を
越えて特定箇所で折れ難くなり、その結果、インキ誘導
芯2とインキ吸蔵体3との不十分な接続、及び折れ箇所
でのインキ導通路の閉塞を回避でき、ペン先からのイン
キ出不良を発生させるおそれがない。
持部6との間のインキ誘導芯2に湾曲部4を設けたこと
により、インキ誘導芯2後端をインキ吸蔵体3先端に没
入接続させる過程において、その押し込み力が、インキ
誘導芯2の湾曲部4全体で分散吸収または緩和され、イ
ンキ誘導芯2のインキ吸蔵体3へのソフトな突き刺しが
可能となる。それにより、インキ誘導芯2が弾性限度を
越えて特定箇所で折れ難くなり、その結果、インキ誘導
芯2とインキ吸蔵体3との不十分な接続、及び折れ箇所
でのインキ導通路の閉塞を回避でき、ペン先からのイン
キ出不良を発生させるおそれがない。
【0011】さらに、湾曲部4の径方向の変形を抑制す
る支持部5を軸筒1内に配設することにより、インキ誘
導芯2後端をインキ吸蔵体3先端に没入接続させる過程
において、その初期のソフトな突き刺しの後、さらに没
入させる場合、支持部5によって湾曲部4が抑制支持さ
れるので、湾曲部4が弾性限度を越えて折れることがな
く、確実にインキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に没入接続
させることができる。
る支持部5を軸筒1内に配設することにより、インキ誘
導芯2後端をインキ吸蔵体3先端に没入接続させる過程
において、その初期のソフトな突き刺しの後、さらに没
入させる場合、支持部5によって湾曲部4が抑制支持さ
れるので、湾曲部4が弾性限度を越えて折れることがな
く、確実にインキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に没入接続
させることができる。
【0012】前記支持部5が、インキ誘導芯2の湾曲部
4を包囲する、インキ誘導芯2外径より大きい内径の内
周壁部であることにより、インキ誘導芯2の径方向の折
れを湾曲部4の全周囲で防止できる。
4を包囲する、インキ誘導芯2外径より大きい内径の内
周壁部であることにより、インキ誘導芯2の径方向の折
れを湾曲部4の全周囲で防止できる。
【0013】さらに、前記内周壁部5の内径がインキ誘
導芯2の外径の1.5倍〜5.0倍であることにより、
合成樹脂製のインキ誘導芯2の湾曲部4が弾性限度を越
えて折れること(内周壁部5の内径がインキ誘導芯2の
外径の5.0倍以上の場合の不具合)がなく、また支持
部5後端より突出したインキ誘導芯2がインキ吸蔵体3
端面によって折れること(内周壁部5の内径がインキ誘
導芯2の外径の1.5倍以下の場合の不具合)もない。
導芯2の外径の1.5倍〜5.0倍であることにより、
合成樹脂製のインキ誘導芯2の湾曲部4が弾性限度を越
えて折れること(内周壁部5の内径がインキ誘導芯2の
外径の5.0倍以上の場合の不具合)がなく、また支持
部5後端より突出したインキ誘導芯2がインキ吸蔵体3
端面によって折れること(内周壁部5の内径がインキ誘
導芯2の外径の1.5倍以下の場合の不具合)もない。
【0014】また、前記インキ誘導芯2は、その外径が
0.8mm以下であることにより、合成樹脂製であるこ
とと相まって湾曲変形が容易となり、特定箇所での折れ
をさらに防止できる。
0.8mm以下であることにより、合成樹脂製であるこ
とと相まって湾曲変形が容易となり、特定箇所での折れ
をさらに防止できる。
【0015】
【実施例】本発明実施例を図面に従って説明する。
【0016】第一実施例を図1、図2、及び図3に示
す。軸筒1は、内部にインキ吸蔵体3が収容されるとと
もに、先端にはインキ誘導芯2を固着した金属製のホル
ダー7が、後端にはインキ吸蔵体3後端を支持する尾栓
8が嵌着されている。前記インキ吸蔵体3は、軸筒1内
壁に設けたストッパーリブ11によって先端が支持され
ている。前記ストッパーリブ11は、図2に示すよう
に、3分割された筒状壁部11aと、軸筒1内壁と前記
筒状壁部11aとを連結する補強壁部11bとから形成
されている。
す。軸筒1は、内部にインキ吸蔵体3が収容されるとと
もに、先端にはインキ誘導芯2を固着した金属製のホル
ダー7が、後端にはインキ吸蔵体3後端を支持する尾栓
8が嵌着されている。前記インキ吸蔵体3は、軸筒1内
壁に設けたストッパーリブ11によって先端が支持され
ている。前記ストッパーリブ11は、図2に示すよう
に、3分割された筒状壁部11aと、軸筒1内壁と前記
筒状壁部11aとを連結する補強壁部11bとから形成
されている。
【0017】前記インキ誘導芯2前部はホルダー小径部
71に嵌挿されるとともにホルダー大径部72に遊挿さ
れている。前記ホルダー大径部72には、合成樹脂製の
筒体51が内挿されるとともに接着剤9によって、前記
インキ誘導芯2、筒体51、及びホルダー大径部72が
互いに固着されている。前記インキ誘導芯2後部は、ホ
ルダー大径部72後方から突出し、弓形の湾曲部4が形
成されているとともに、前記筒体51によってその外周
が包囲されている。それにより、前記インキ誘導芯2の
インキ吸蔵体3への没入接続の際、前記筒体51の内周
壁部5によって径方向の湾曲変形が抑制支持される。前
記インキ誘導芯2の湾曲部4は、棒状のインキ誘導芯2
とインキ吸蔵体3との没入接続の過程で、その押し込み
力によって形成することが好ましいが、インキ吸蔵体3
に没入接続させる前のインキ誘導芯2に予め形成してい
てもよい。また、湾曲部4は、一箇所のほか、複数設け
ることも可能であり、また、その形状は、前記弓形の他
にも、波状、螺旋状等が挙げられる。
71に嵌挿されるとともにホルダー大径部72に遊挿さ
れている。前記ホルダー大径部72には、合成樹脂製の
筒体51が内挿されるとともに接着剤9によって、前記
インキ誘導芯2、筒体51、及びホルダー大径部72が
互いに固着されている。前記インキ誘導芯2後部は、ホ
ルダー大径部72後方から突出し、弓形の湾曲部4が形
成されているとともに、前記筒体51によってその外周
が包囲されている。それにより、前記インキ誘導芯2の
インキ吸蔵体3への没入接続の際、前記筒体51の内周
壁部5によって径方向の湾曲変形が抑制支持される。前
記インキ誘導芯2の湾曲部4は、棒状のインキ誘導芯2
とインキ吸蔵体3との没入接続の過程で、その押し込み
力によって形成することが好ましいが、インキ吸蔵体3
に没入接続させる前のインキ誘導芯2に予め形成してい
てもよい。また、湾曲部4は、一箇所のほか、複数設け
ることも可能であり、また、その形状は、前記弓形の他
にも、波状、螺旋状等が挙げられる。
【0018】前記筒体51は、ホルダー大径部72後端
から後方へのインキ誘導芯2の突出長さの1/2以上、
好ましくは2/3以上のインキ誘導芯2外周を包囲して
いる。これにより、少なくとも湾曲部4頂点を確実に支
持できる。さらに前記筒体51は、内径が前記インキ誘
導芯2外径の約3倍の寸法に設定されている。なぜな
ら、前記筒体51の内径がインキ誘導芯2の外径の5.
0倍以上であると、インキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に
没入接続させる過程で、合成樹脂製のインキ誘導芯2の
湾曲部4が弾性限度を越えて折れ(図6に示した不具
合)、また、筒体51の内径がインキ誘導芯2の外径の
1.5倍以下であると、前記インキ誘導芯2の没入接続
の際、湾曲の効果が薄れ、支持部5後端より突出したイ
ンキ誘導芯2がインキ吸蔵体3端面によって折り曲げら
れてしまったり(図7で示した不具合)、インキ誘導芯
2の筒体51への挿入がスムーズでなくなるからであ
る。
から後方へのインキ誘導芯2の突出長さの1/2以上、
好ましくは2/3以上のインキ誘導芯2外周を包囲して
いる。これにより、少なくとも湾曲部4頂点を確実に支
持できる。さらに前記筒体51は、内径が前記インキ誘
導芯2外径の約3倍の寸法に設定されている。なぜな
ら、前記筒体51の内径がインキ誘導芯2の外径の5.
0倍以上であると、インキ誘導芯2をインキ吸蔵体3に
没入接続させる過程で、合成樹脂製のインキ誘導芯2の
湾曲部4が弾性限度を越えて折れ(図6に示した不具
合)、また、筒体51の内径がインキ誘導芯2の外径の
1.5倍以下であると、前記インキ誘導芯2の没入接続
の際、湾曲の効果が薄れ、支持部5後端より突出したイ
ンキ誘導芯2がインキ吸蔵体3端面によって折り曲げら
れてしまったり(図7で示した不具合)、インキ誘導芯
2の筒体51への挿入がスムーズでなくなるからであ
る。
【0019】前記インキ誘導芯2は、内部にインキ導通
孔を有する合成樹脂製(例えば、ポリアセタール、ポリ
エステル、ポリアミド等)の棒状の押出成形体や、毛細
間隙を備えた合成樹脂繊維の棒状加工体等が挙げられる
が、湾曲変形の得やすい点で押出成形体が好ましい。ま
た、前記、インキ誘導芯2の外径は、湾曲変形が容易で
あるよう、その外径が0.8mm以下、好ましくは0.
5mm以下の細径のものが有効である。本実施例では、
前記インキ誘導芯2は、その先端がホルダー小径部71
より外部にわずかに突出されてペン先として機能すると
ともに、その後端が先細状に尖成されて、インキ吸蔵体
3への突き刺しを容易としている。この他にも、インキ
誘導芯2先端を軸筒1先端に突出のボールペン先や繊維
ペン先等の他のペン先に接続させること、あるいはイン
キ誘導芯2後端を斜めカットにより先鋭化することも可
能である。
孔を有する合成樹脂製(例えば、ポリアセタール、ポリ
エステル、ポリアミド等)の棒状の押出成形体や、毛細
間隙を備えた合成樹脂繊維の棒状加工体等が挙げられる
が、湾曲変形の得やすい点で押出成形体が好ましい。ま
た、前記、インキ誘導芯2の外径は、湾曲変形が容易で
あるよう、その外径が0.8mm以下、好ましくは0.
5mm以下の細径のものが有効である。本実施例では、
前記インキ誘導芯2は、その先端がホルダー小径部71
より外部にわずかに突出されてペン先として機能すると
ともに、その後端が先細状に尖成されて、インキ吸蔵体
3への突き刺しを容易としている。この他にも、インキ
誘導芯2先端を軸筒1先端に突出のボールペン先や繊維
ペン先等の他のペン先に接続させること、あるいはイン
キ誘導芯2後端を斜めカットにより先鋭化することも可
能である。
【0020】また、前記インキ誘導芯2は、軸筒1先端
にホルダー7を介して保持される構成の他、軸筒1先端
に直接に保持させる構成も有効である。また、そのイン
キ誘導芯2の保持構造(インキ誘導芯保持部6)として
は、カシメ、接着、圧入、嵌合、係合等、適宜の手段が
採用される。
にホルダー7を介して保持される構成の他、軸筒1先端
に直接に保持させる構成も有効である。また、そのイン
キ誘導芯2の保持構造(インキ誘導芯保持部6)として
は、カシメ、接着、圧入、嵌合、係合等、適宜の手段が
採用される。
【0021】前記インキ吸蔵体3は、例えば、繊維集束
体、繊維加工体、多孔質体、及びフェルト等が挙げられ
る。
体、繊維加工体、多孔質体、及びフェルト等が挙げられ
る。
【0022】また、前記内周壁部5は、軸筒1またはホ
ルダー7に一体に連設させたり、内孔を有する別部材
(筒体51等)を軸筒1またはホルダー7に固着させた
り、あるいは軸筒1内に非固着状態で配置させるてなる
構成等が挙げられる。
ルダー7に一体に連設させたり、内孔を有する別部材
(筒体51等)を軸筒1またはホルダー7に固着させた
り、あるいは軸筒1内に非固着状態で配置させるてなる
構成等が挙げられる。
【0023】ここで、前記実施例の組立方法について説
明する(図4参照)。まず、インキ誘導芯2及び筒体5
1の接着固定されてなるホルダー7を、軸筒1先端に圧
入により取り付ける。そして、軸筒1後端開口部より、
予めインキを含浸させたインキ吸蔵体3を挿入し、その
後、尾栓8を、前記インキ吸蔵体3後端に当接させなが
ら軸筒1後端開口部に嵌合させる。前記尾栓8の嵌合過
程で、インキ吸蔵体3が前方へ押圧されてインキ誘導芯
2とインキ吸蔵体3との没入接続がなされる。これによ
り、前記尾栓8の取付作業と、インキ誘導芯2とインキ
吸蔵体3との接続作業が同時になされ、組立工程を簡略
化できる。また、前記尾栓8の嵌合過程で棒状のインキ
誘導芯は初めて湾曲変形され(湾曲部4が形成され)、
その湾曲部4が筒体51の内周壁部5によって径方向に
支持される。
明する(図4参照)。まず、インキ誘導芯2及び筒体5
1の接着固定されてなるホルダー7を、軸筒1先端に圧
入により取り付ける。そして、軸筒1後端開口部より、
予めインキを含浸させたインキ吸蔵体3を挿入し、その
後、尾栓8を、前記インキ吸蔵体3後端に当接させなが
ら軸筒1後端開口部に嵌合させる。前記尾栓8の嵌合過
程で、インキ吸蔵体3が前方へ押圧されてインキ誘導芯
2とインキ吸蔵体3との没入接続がなされる。これによ
り、前記尾栓8の取付作業と、インキ誘導芯2とインキ
吸蔵体3との接続作業が同時になされ、組立工程を簡略
化できる。また、前記尾栓8の嵌合過程で棒状のインキ
誘導芯は初めて湾曲変形され(湾曲部4が形成され)、
その湾曲部4が筒体51の内周壁部5によって径方向に
支持される。
【0024】図5に本発明の第二実施例を示す。軸筒1
先端には、先端にボール73を回動自在に抱持した金属
製のホルダー7が取り付けられている。前記ホルダー7
後部には、インキ誘導芯2先端が圧入保持されている。
前記インキ誘導芯2は、軸筒1先端に一体に形成された
内周壁部5に遊挿される。インキ誘導芯2は、その後端
がインキ吸蔵体3先端に没入接続されると、その中間部
には波状の湾曲部4が形成されている。尚、作用効果は
第一実施例と同様である。
先端には、先端にボール73を回動自在に抱持した金属
製のホルダー7が取り付けられている。前記ホルダー7
後部には、インキ誘導芯2先端が圧入保持されている。
前記インキ誘導芯2は、軸筒1先端に一体に形成された
内周壁部5に遊挿される。インキ誘導芯2は、その後端
がインキ吸蔵体3先端に没入接続されると、その中間部
には波状の湾曲部4が形成されている。尚、作用効果は
第一実施例と同様である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、前記構成(インキ誘導芯後端
とインキ誘導芯保持部との間のインキ誘導芯に湾曲部を
設けたこと、またはインキ誘導芯をインキ吸蔵体に没入
接続させる過程で、インキ吸蔵体先端とインキ誘導芯保
持部との間でインキ誘導芯を湾曲変形させること)によ
り、インキ誘導芯後端をインキ吸蔵体先端に没入接続さ
せる過程において、その押し込み力が、インキ誘導芯の
湾曲部全体で分散吸収または緩和され、インキ誘導芯の
インキ吸蔵体へのソフトな突き刺さしが可能となる。そ
れにより、インキ誘導芯が弾性限度を越えて特定箇所で
折れ難くなり、その結果、インキ誘導芯とインキ吸蔵体
との不十分な接続、及び折れ箇所でのインキ導通路の閉
塞を回避でき、ペン先からのインキ出不良を発生させる
おそれがない。さらに、湾曲部の径方向の変形を抑制す
る支持部を軸筒内に配設すること、または湾曲変形を径
方向内方に抑制支持してなることにより、インキ誘導芯
後端をインキ吸蔵体先端に没入接続させる過程におい
て、その初期のソフトな突き刺しの後、さらに没入させ
る場合、湾曲部が弾性限度を越えて折れることがなく、
確実にインキ誘導芯をインキ吸蔵体に没入接続させるこ
とができる。また、前記支持部が、インキ誘導芯の湾曲
部を包囲する、インキ誘導芯外径より大きい内径の内周
壁部であることにより、インキ誘導芯の径方向の折れを
湾曲部の全周囲で防止できる。また、前記内周壁部の内
径がインキ誘導芯の外径の1.5倍〜5.0倍であるこ
とにより、合成樹脂製のインキ誘導芯の湾曲部が弾性限
度を越えて折れることがなく、また支持部後端より突出
したインキ誘導芯がインキ吸蔵体端面によって折れるこ
ともない。また、前記インキ誘導芯は、その外径が0.
8mm以下であることにより、合成樹脂製であることと
相まって湾曲変形が容易となり、特定箇所での折れがさ
らに防止される。
とインキ誘導芯保持部との間のインキ誘導芯に湾曲部を
設けたこと、またはインキ誘導芯をインキ吸蔵体に没入
接続させる過程で、インキ吸蔵体先端とインキ誘導芯保
持部との間でインキ誘導芯を湾曲変形させること)によ
り、インキ誘導芯後端をインキ吸蔵体先端に没入接続さ
せる過程において、その押し込み力が、インキ誘導芯の
湾曲部全体で分散吸収または緩和され、インキ誘導芯の
インキ吸蔵体へのソフトな突き刺さしが可能となる。そ
れにより、インキ誘導芯が弾性限度を越えて特定箇所で
折れ難くなり、その結果、インキ誘導芯とインキ吸蔵体
との不十分な接続、及び折れ箇所でのインキ導通路の閉
塞を回避でき、ペン先からのインキ出不良を発生させる
おそれがない。さらに、湾曲部の径方向の変形を抑制す
る支持部を軸筒内に配設すること、または湾曲変形を径
方向内方に抑制支持してなることにより、インキ誘導芯
後端をインキ吸蔵体先端に没入接続させる過程におい
て、その初期のソフトな突き刺しの後、さらに没入させ
る場合、湾曲部が弾性限度を越えて折れることがなく、
確実にインキ誘導芯をインキ吸蔵体に没入接続させるこ
とができる。また、前記支持部が、インキ誘導芯の湾曲
部を包囲する、インキ誘導芯外径より大きい内径の内周
壁部であることにより、インキ誘導芯の径方向の折れを
湾曲部の全周囲で防止できる。また、前記内周壁部の内
径がインキ誘導芯の外径の1.5倍〜5.0倍であるこ
とにより、合成樹脂製のインキ誘導芯の湾曲部が弾性限
度を越えて折れることがなく、また支持部後端より突出
したインキ誘導芯がインキ吸蔵体端面によって折れるこ
ともない。また、前記インキ誘導芯は、その外径が0.
8mm以下であることにより、合成樹脂製であることと
相まって湾曲変形が容易となり、特定箇所での折れがさ
らに防止される。
【図1】本発明の第一実施例を示す要部拡大縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第一実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第一実施例の組立過程を示す縦断面図
である。
である。
【図5】本発明の第二実施例を示す要部拡大縦断面図で
ある。
ある。
【図6】従来例を示す要部拡大縦断面図である。
【図7】従来例を示す要部拡大縦断面図である。
1 軸筒 11 ストッパーリブ 11a 筒状壁部 11b 補強壁部 12 空気孔 2 インキ誘導芯 3 インキ吸蔵体 4 湾曲部 5 支持部(内周壁部) 51 筒体 6 インキ誘導芯保持部 7 ホルダー 71 ホルダー小径部 72 ホルダー大径部 73 ボール 8 尾栓 9 接着剤
Claims (8)
- 【請求項1】軸筒(1)先端のインキ誘導芯保持部
(6)にて合成樹脂製のインキ誘導芯(2)を保持する
とともに軸筒(1)内にインキ吸蔵体(3)を配設し、
前記インキ吸蔵体(3)先端に前記インキ誘導芯(2)
後端を没入接続させた筆記具において、前記インキ誘導
芯(2)後端と前記インキ誘導芯保持部(6)との間の
インキ誘導芯(2)に湾曲部(4)を設けたことを特徴
とする筆記具。 - 【請求項2】前記湾曲部(4)の径方向の変形を抑制す
る支持部(5)を軸筒(1)内に配設した請求項1記載
の筆記具。 - 【請求項3】前記支持部(5)が、インキ誘導芯(2)
の湾曲部(4)を包囲する、インキ誘導芯(2)外径よ
り大きい内径の内周壁部である請求項2記載の筆記具。 - 【請求項4】前記内周壁部(5)の内径がインキ誘導芯
(2)の外径の1.5倍〜5.0倍である請求項3記載
の筆記具。 - 【請求項5】前記インキ誘導芯(2)外径が0.8mm
以下である請求項1乃至4のいずれか一つに記載の筆記
具。 - 【請求項6】軸筒(1)先端に保持される合成樹脂製の
インキ誘導芯(2)と軸筒(1)内に収容されるインキ
吸蔵体(3)とを接続させる筆記具の組立方法であっ
て、インキ誘導芯(2)をインキ吸蔵体(3)に没入接
続させる過程で、インキ吸蔵体(2)先端とインキ誘導
芯保持部(6)との間でインキ誘導芯(2)を湾曲変形
させることを特徴とする筆記具の組立方法。 - 【請求項7】軸筒(1)先端に保持される合成樹脂製の
インキ誘導芯(2)と軸筒(1)内に収容されるインキ
吸蔵体(3)とを接続させる筆記具の組立方法であっ
て、インキ誘導芯(2)をインキ吸蔵体(3)に没入接
続させる過程で、インキ吸蔵体(3)先端とインキ誘導
芯保持部(6)との間でインキ誘導芯(2)を湾曲変形
させると同時にその湾曲変形を径方向内方に抑制支持し
てなる筆記具の組立方法。 - 【請求項8】軸筒(1)先端に保持される棒状の合成樹
脂製のインキ誘導芯(2)と軸筒(1)内に収容される
インキ吸蔵体(3)とを接続させる筆記具の組立方法で
あって、軸筒(1)先端にインキ誘導芯(2)を保持し
た後、軸筒(1)内に収容したインキ吸蔵体(3)を、
軸筒(1)後端に取り付ける尾栓(8)の挿入によって
前方に押圧し、インキ誘導芯(2)をインキ吸蔵体
(3)に没入接続させてなり、前記没入接続の過程で、
インキ吸蔵体(3)先端とインキ誘導芯保持部(6)と
の間でインキ誘導芯(2)を湾曲変形させると同時にそ
の湾曲変形を径方向内方に抑制支持してなる筆記具の組
立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06552494A JP3220736B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 筆記具及び筆記具の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06552494A JP3220736B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 筆記具及び筆記具の組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07246796A true JPH07246796A (ja) | 1995-09-26 |
| JP3220736B2 JP3220736B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=13289499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06552494A Expired - Fee Related JP3220736B2 (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 筆記具及び筆記具の組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3220736B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104842687A (zh) * | 2015-05-07 | 2015-08-19 | 南浔善琏松柏湖笔厂 | 一种鸡毛笔及其制作方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2008286791A1 (en) | 2007-08-14 | 2009-02-19 | Symphogen A/S | Transgenic chickens with an inactivated endogenous gene locus |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP06552494A patent/JP3220736B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104842687A (zh) * | 2015-05-07 | 2015-08-19 | 南浔善琏松柏湖笔厂 | 一种鸡毛笔及其制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3220736B2 (ja) | 2001-10-22 |
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