JPH0724704U - 梱包機 - Google Patents

梱包機

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JPH0724704U
JPH0724704U JP5405093U JP5405093U JPH0724704U JP H0724704 U JPH0724704 U JP H0724704U JP 5405093 U JP5405093 U JP 5405093U JP 5405093 U JP5405093 U JP 5405093U JP H0724704 U JPH0724704 U JP H0724704U
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JP
Japan
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band
slide table
packing machine
slide
cam
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JP5405093U
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彬 長島
敬介 石井
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Kyoritsu Co Ltd
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Kyoritsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドテーブルを被梱包物からスムースに
退出できるようになされ、しかも、梱包作業終了後のバ
ンドの緩みによる抜け外れを可及的に防止することがで
きるとともに、全体を安価に構成することができる梱包
機を提供すること。 【構成】 被梱包物Cの外周に巻回せしめられたバンド
Bの把持、押圧、溶融、切断等のバンド結束作業期間
中、各バンド結束作動部材40、56、55、64の受
け止め部材として前記バンドBと前記被梱包物Cとに挟
まれた進出位置で保持せしめられるとともに、バンド結
束作業終了後は前記進出位置から退出位置に退出せしめ
られるスライドテーブル67を備えた梱包機において、
前記スライドテーブル67は、揺動回転可能なスライド
アーム66の上端に設けられた円弧状の上面67aを有
する板状体からなり、該円弧状上面67aが前記スライ
ドテーブル67の進出位置において梱包機本体10の天
板4の上面と実質的に同一平面に位置するようにしてな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、梱包機に関し、特に、被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂 からなるテープ状のバンドを巻き付けるとともにその重合部分を溶着接合して結 束する作業を自動的または半自動的に行うことができるようにされた梱包機に関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、梱包作業の効率化及び省力化を図るため、被梱包物に熱可塑性樹脂か らなるテープ状のバンドを掛け回し、該バンドの引締めを行い、このバンドの両 端突き合わせ重合部分を加熱溶融圧着せしめるとともに、その切断までを行う作 業を自動的又は半自動的に行うようにした梱包機が既に実用化されている。すな わち、既によく知られているように、これらの梱包機は、電動モータからの駆動 力によりカム軸及び該カム軸に外嵌固定された種々のカムを回転駆動せしめ、プ レス、ヒータプレート、スライドテーブル等のバンド結束機構をタイミングをず らせて作動させ、バンドの把持、押圧、溶融、切断等の作業を行うようにされて いる。
【0003】 図8はそのような従来のバンド結束機構の要部を模式的に示す正面図である。 図8において、スライドテーブル67’は、水平(図の左右)方向に進退自在に スライドする構成となっており、以下に述べるバンドBの結束作業中は、図に示 した進出位置に保持されるようになっている。前記バンドBは、図示しないフィ ード・バックフィード用モータの駆動力により、前クランプ40’、プレス55 ’、後クランプ56’等のバンド結束機構と、スライドテーブル67’との間隙 及びガイド孔等を順に通過して、被梱包物Cの周囲を距離をおいて周回せしめら れ、その送り出し先端部をリミットスイッチLに接触せしめられて停止し、供給 (フィード)がなされる。次に、前記バンドBは、前記前クランプ40’と前記 スライドテーブル67’によりその供給先端部がクランプせしめられると同時に 、前記フィード・バックフィード用モータが逆回転方向に起動されて、高速・低 トルク駆動による一次引締め、低速・高トルク駆動による二次引締めが続いて行 われるとともに、前記後クランプ56’によるクランプが行われる。そして、図 示しないヒータプレートと前記プレス55’の協働により前記バンドBの溶融圧 着が行われた後、カッタ59’により前記バンドBの切断が行われる。こうして バンドの結束作業が終了し、最後に前記被梱包物Cと前記バンドBに挟み込まれ た前記スライドテーブル67’が抜脱されて退出位置へと退出せしめられ、梱包 作業は完了する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記の如き従来の梱包機においては、前記スライドテーブル67’の上面が天 板4の下面の延長線以下に配置されているので、結束作業終了時に前記スライド テーブル67’を前記被梱包物Cと前記バンドBとの間から退出させたときには 、前記天板4の厚みdと前記スライドテーブル67’の板厚の合計厚さDだけ、 折角引締めた前記バンドBが緩むことになる。特に被梱包物Cが小さい場合には 、前記合計厚さDが無視し得る程度の結束誤差とはならず、せっかく梱包作業を 行ったにもかかわらず、いとも簡単に前記バンドBが前記被梱包物Cから抜け外 れてしまうという問題点があった。また、前記スライドテーブル67’が、前記 被梱包物Cから水平方向にスライドして退出するようになっているので、前記ス ライドテーブル67’と前記被梱包物Cとが擦り合ってスムースに退出できない という問題点もあった。
【0005】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、特に 、スライドテーブルを被梱包物とバンドとの間からスムースに退出できるように なされ、しかも、梱包作業終了後のバンドの緩みによる抜け外れを可及的に防止 することができるとともに、全体を安価に構成することができる梱包機を提供す ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成すべく、本考案に係わる梱包機は、被梱包物の外周に巻回せ しめられたバンドの把持、押圧、溶融、切断等のバンド結束作業期間中、各バン ド結束作動部材の受け止め部材として前記バンドと前記被梱包物とに挟まれた進 出位置で保持せしめられるとともに、バンド結束作業終了後は前記進出位置から 退出位置に退出せしめられるスライドテーブルを備えた梱包機において、前記ス ライドテーブルは、揺動回転可能なスライドアームの上端に設けられた円弧状の 上面を有する板状体からなり、該円弧状上面が前記スライドテーブルの進出位置 において梱包機本体の天板の上面と実質的に同一平面に位置することを特徴とし ている。
【0007】
【作 用】
前述の如く構成された本考案に係わる梱包機においては、スライドテーブルの 円弧状の上面が、天板の上面と実質的に同一高さに保持された状態でバンドの結 束作業が行われ、バンド結束作業終了後、スライドテーブルは揺動回転により退 出せしめられるので、バンドと被梱包物の狭間からスムースに抜脱せしめること ができるとともに、梱包作業後のバンドの緩みを可及的に減少させることができ る。
【0008】
【実施例】
以下、図面により本考案の一実施例を説明する。 図1は本考案に係わる一実施例梱包機の内部全体を示すために天板を取り外し た平面概略図、図2は正面概略図、図3は図2のIII-III矢視側面概略図である 。
【0009】 図1〜3において、本図示例の梱包機1は、下端部にキャスタ2、2、…を装 備した支柱3、3、…と、該支柱3、3、…の各上端に水平状に載架貼設せしめ られた天板4と、四側面を囲繞して貼設せしめられた側板5と、該側板5の適宜 箇所に開放自在に設けられた点検口等(図示せず)とからなる、略箱状の梱包機 本体10を枠部材として備えている。さらに、該梱包機本体10の上部には、下 向きに略コ字状に形成された筒状体からなり、被梱包物の周囲にバンドBを自動 的に配置せしめるバンド案内アーチ(図示せず)が必要に応じて設置可能となっ ている。また、前記の支柱3、3、…、天板4は、例えば、アルミ押し出し成形 材で一体的に形成されている。
【0010】 前記梱包機本体10内部には、バンドコイルを装填可能なバンドリール6がそ の中心軸6aを横向きにして設置されている。また、前記梱包機本体10内部に おける、前記バンドリール6設置側とは反対側(図1、2では右側)上方部には 、水平横方向に延びる板状の支持板11が横架固設されるとともに、該支持板1 1の上面には略コ字状の水平断面を有するフレーム12が載置固定せしめられて いる。該フレーム12の左右の側板12a、12b間には、バンドBを把持、押 圧、溶融、切断等の作業を行わしめる種々のカムやアームからなる、バンド供給 端処理手段K(詳細は後述する)が配設されている。また、前記フレーム12の 左側板12aの外側面には、前記バンド供給端処理手段Kを駆動せしめる減速機 7付きのカム駆動用ステッピングモータM1 が列設されるとともに、前記右側板 12bの外方側に、正逆回転可能なフィード・バックフィード用ステッピングモ ータM2 、フィード・バックフィードローラ8、ロッカーローラ9等からなるバ ンド供給・引締め(フィード・バックフィード)手段Fが並設され固定されてい る。
【0011】 次に、本図示例の梱包機1の詳細について説明する。 図4は図2の要部拡大図、図5は図3の要部拡大図である。また、図6はスラ イド部材の全体を示す側面図である。 まず、前記バンド供給端処理手段Kについて説明する。 前記カム駆動用ステッピングモータM1 からの駆動力は、前記減速機7で減速 せしめられ、ころがり軸受13に軸支されたカムシャフト14に伝達されるよう になっている。該カムシャフト14は、前記フレーム12の両側板12a、12 b間に跨設せしめられ、前記右側板12bにはころがり軸受15により軸支せし められている。
【0012】 図4に示すように、ヒータカム21、前クランプカム22、プレスカム23、 スライドカム24、後クランプカム25、中スライドカム26が、前記カムシャ フト14に嵌挿せしめられ、キー16により固定せしめられている。前記各カム 21〜26のそれぞれは、プレスで所定のカム形状に打ち抜き成形された同形状 の板材を二枚重ね合わせて形成されている。そして、互いに隣接する前記各カム 21〜26同志間に形成された間隙には、該各カム21〜26と同芯状に前記カ ムシャフト14に挿通せしめられた、プラスチック製等の同形状の円形板材スペ ーサ17、17…が介装せしめられるとともに、該スペーサ17、17、…、及 び前記各カム21〜26は、ボルト18、18により共締め固定されている。
【0013】 前記左右側板12a、12b間には、前記前クランプカム22の回転に追従し て上下動を行う前クランプ40が配設されている。該前クランプ40は、門形形 状の断面を有するスプリング嵌挿部41と、該スプリング嵌挿部41に一体成形 され、かつ基端部には枢止軸42に回動自在に係止可能な切り欠きリング部43 aが形成された細長板状のアーム部43と、前記スプリング嵌挿部41の上部に ボルト等により固定せしめられたヘッド部45から構成されている。この前クラ ンプ40は、アルミ等の押し形成形材から成形せしめられ、また、前記ヘッド部 45にはバンドを供給するときの案内のためのガイド孔44が穿設されている。
【0014】 前記スプリング嵌挿部41の門形断面の左右両脚部の内側面には、該スプリン グ嵌挿部41から横方向(図5の右方向)に、前記アーム部43と平行に延設せ しめられたスチール製のカムローラ支持部材51、51が取付けられている。該 カムローラ支持部材51、51の上部には、緩衝作用をなすスプリング部材46 が嵌挿せしめられるとともに、その下部には、前記前クランプカム22に追従し て揺動するカムローラ52が挟装されている。そして、前記カムローラ支持部材 51の前記前クランプ40のアーム部43に枢止された基端部51aには、前記 カムローラ52を前記前クランプカム22に押圧すべく付勢するスプリング部材 53が、前記支持板11との間に介装されている。
【0015】 同様にして、プレス55並びに後クランプ56も、前記前クランプ40とほぼ 同一の構成となっており、それぞれ前記プレスカム23、前記後クランプカム2 5に追従して揺動するカムローラ57、58が備えられている(構成の詳細は省 略する)なお、前記プレス55の上端側部にはバンド切断用のカッタ部材59が 一体に固着されている。
【0016】 また、図5に示すように、前記側板12a、12b間の上端部近傍には、ヒー タ部材61、スライド部材62、中スライド部材63が、揺動自在に配置されて いる。前記ヒータ部材61は、上端部に位置せめられる板状のヒータプレート6 4と、該ヒータプレート64の下面に固定され下方向に延びるヒータアーム65 とからなり、該ヒータアーム65は前記側板12a、12b間に跨設された枢止 軸30に揺動自在に軸支されている。そして、このヒータアーム65は、カムロ ーラ71を介して前記ヒータカム21に連動して揺動可能に取付けられている。
【0017】 同様にして、前記スライド部材62は、前記枢止軸30に軸支せしめられたス ライドアーム66の上端部に、板状のスライドテーブル67が固定されている。 前記スライドアーム66は、カムローラ72を介して前記スライドカム24に連 動して揺動可能に取付けられている。そして、前記スライドテーブル67の上面 67aは、前記枢止軸30を中心にして前記天板4の上面の延長面に接する半径 Rの円弧状の曲面に形成され、前記スライドテーブル67の進出位置でのその最 高端が前記天板4の上面の延長面に接するように配されている(図6)。
【0018】 さらに、前記枢止軸30に対して、前記ヒータ部材61及び前記スライド部材 62の配置とは反対側には、前記中スライド部材63が配設せれている。すなわ ち、該中スライド部材63は、前記枢止軸30に軸支せしめられた中スライドア ーム73の上端部に、リミットスイッチLが固着された中スライド74が固定さ れて構成されている。前記中スライドアーム73は、カムローラ75を介して前 記中スライドカム26に連動して揺動可能に取付けられている。なお、前記ヒー タ部材61、スライド部材62、中スライド部材63の前記各々のアーム65、 66、73の下端部には、前記各カムローラ71、72、75を前記ヒータカム 21、前記スライドカム24、前記中スライドカム26に押圧すべく付勢せしめ るスプリング部材76、76、76が、前記支持板11との間に介装せしめられ ている。
【0019】 次に、バンド供給・引締め手段Fについて説明する。 図7は、フィード・バックフィード用ステッピングモータM2 の縦断面図であ る。図示例のステッピングモータM2 は、モータ本体81と、出力軸82の突出 側に前記モータ本体81に一体的に固定せしめられたギアケース83とから構成 されている。該ギアケース83内には、ころがり軸受84、85を介して前方( 図7の左側)に突出せしめられたフィード・バックフィードローラ軸86が軸支 されている。該フィード・バックフィードローラ軸86の前記ギアケース83内 の端部近傍には、前記出力軸82の先端部に刻設された歯部87と噛合せしめら れるフィード・バックフィードローラ回動ギア88が固設される一方、前記フィ ード・バックフィードローラ軸86の外端部には、前記フィード・バックフィー ドローラ8が固設されている。また、前記ギアケース83の周辺部近傍には、前 記フィード・バックフィードローラ8の前端部外側に取付けられるバンド案内カ バー98を固定するための取付軸89が、前方に突出して嵌挿せしめられている 。そして、前記ロッカーローラ9が、図示しない押圧手段により常時、前記フィ ード・バックフィードローラ8に圧接すべく取付けられている(図4参照)。
【0020】 そして、図4からもわかるように、前記バンドリール6に巻装された前記バン ドBは、ツイストローラ92、アイドルローラ93を介して前記フィード・バッ クフィードローラ8及び前記ロッカーローラ9の圧接部を通過し、筒状のバンド ガイド部材94内部、前記前クランプ40のガイド孔44、前記プレス55と前 記中スライド74との間隙、前記後クランプ56と前記スライドテーブル67と の間隙、等を順々に通過して前記天板4から外部上方に出る。次に、被梱包物の 周囲をループ状(バンドアーチが設置されていれば、その内部を通過してループ が形成される)に掛け回された前記バンドBの先端部は、前記スライドテーブル 67の側方に形成されたバンド導入口95から再び前記梱包機1内部に導入され 、前記スライドテーブル67と前記中スライド74との間隙を通り、前記リミッ トスイッチLに当接してセットが完了するように構成されている。
【0021】 次に、このように構成された本考案の一実施例の梱包機の作用について説明す る。 まず、図示しない制御装置のスタートスイッチを操作して前記フィード・バッ クフィード用ステッピングモータM2 を作動させると、前記フィード・バックフ ィードローラ8が回転を開始して前記バンドBを送り出してフィード(供給)し 、該バンドBは、前述した如く、被梱包物の周囲を距離をおいて周回せしめられ 、前記リミットスイッチLに接触せしめられて前記フィード・バックフィード用 ステッピングモータM2 を停止させ、前記バンドBのセットは完了する。
【0022】 次に、前記カム駆動用ステッピングモータM1 が起動されて前記前クランプカ ム22が回転し、その従動節である前記カムローラ52の作動により前記アーム 部43が前記枢止軸42を中心に上方に揺動して前記前クランプ40が上昇し、 該前クランプ40の上端面と前記スライドテーブル67の下面とで前記バンドB の供給先端部をクランプ(拘止)する。それと同時に、前記カム駆動用ステッピ ングモータM1 が停止し、前記フィード・バックフィード用ステッピングモータ M2 が起動し、供給(フィード)方向とは逆向きの引締め(バックフィード)方 向に回転を始め、高速・低トルク駆動により一次引締めが行われる。そして、前 記バンドBが被梱包物の外周面に当接して所定値の張力が前記バンドBに作用す ると、図示しない張力センサ等により、前記フィード・バックフィード用ステッ ピングモータM2 は、自動的に運転モードが切り換えられて、低速・高トルク駆 動回転せしめられ二次引締めが行われる。この一次及び二次引締め期間を通して 前記カム駆動用ステッピングモータM1 の作動は停止位置に保持せしめられてい る。
【0023】 続いて、二次引締めによる前記バンドBの負荷張力が、張力センサの設定上限 値に達すると、前記カム駆動用ステッピングモータM1 が再起動する。それによ り、前記後クランプカム25が作動し、前記後クランプ56が上昇する。そして 、前記バンドBの重合部分の後方部は、前記後クランプ56の上面と前記スライ ドテーブル67の下面とによりクランプせしめられる。
【0024】 次に、前記バンドBの巾方向において互いに対向して取付けられた前記ヒータ プレート64及び前記中スライド74を支持固定せしめる前記ヒータアーム65 及び前記中スライドアーム73は、前記ヒータカム21及び前記中スライドカム 26の回転運動に追従して作動せしめられる前記カムローラ71、75を介して 、前記枢止軸30を回転中心にして互いに連動して進退すべく回転を行う。すな わち、前記中スライド74が前記バンドBの重合部分から退出する向き(図5の 右方向)にスライドせしめられると、それと同時に、(該中スライド74にガイ ドされて)前記ヒータプレート64も同方向(図5の右方向)にスライドせしめ られる。このようにして、該ヒータプレート64は、前記中スライド74の位置 (図4参照)に替わって、互いに距離をおいて上下に緊張状態で配置された前記 バンドBの重合部分の間隙に挿入せしめられるとともに、その直後に前記プレス カム23及び前記カムローラ57の作動により上昇せしめられる前記プレス55 との同時挟圧により、前記バンドBの重合部の対向面の溶融圧着が行われる。こ こで、前記プレス55は、前記バンドBの重合部分に最初は軽く押圧され、続い て、一旦降下せしめられる。それと同時に、前記ヒータプレート64はバンド重 合部分から(図5で見て左側へ)抜脱退出せしめられ、続いて、前記プレス55 が再度上昇し前記カッタ部材59により前記バンドBの前記前クランプ40側が 切断される。そして、前記プレス55は前記バンドBの重合部分に強く押圧せし められ、その状態で該バンド重合部分は所定時間(例えば1〜1.7秒)冷却され 、前記プレス55は下降せしめられる。なお、前記プレス55を上昇させた一回 目の押圧作動時、並びに冷却期間中は、前記カム駆動用ステッピングモータM1 は停止位置に保持されている。
【0025】 最後に、前記全工程期間中、前記天板4の上面とほぼ同一水平面の位置に保持 されていた前記スライドテーブル67は、前記スライドカム24の従動節である 前記カムローラ72、及び前記スライドアーム66等を介して、前記枢止軸30 を回転中心にして退出方向(図5、6の左方向)に回転せしめられ、被梱包物C と前記バンドBの間隙から抜脱せしめられる。
【0026】 このように、前記スライドテーブル67の上面が前記天板4の上面と同一高さ に保持された状態で前記バンドBの結束作業が行われるので、前記スライドテー ブル67を抜脱退出させた場合に、前記天板4の厚みdに対応した分だけ前記バ ンドBは、前記従来技術のものよりも被梱包物の周囲によりきつく巻回せしめら れることになり、したがって、前記スライドテーブル67を抜脱退出させた梱包 作業後のバンドの緩みを減少させることができる。
【0027】 以上、本考案の一実施例を詳述したが、本考案は、前記実施例に限定されるも のではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種 々の設計変更を行うことができる。 たとえば、本図示例においては、カム駆動用及びフィード・バックフィード用 にステッピングモータM1 、M2 を用いているが、その一方または両方に誘導電 動機等の他のモータを用いても良いことは勿論である。
【0028】
【考案の効果】
以上の説明から理解されるように、本考案によれば、スライドテーブルを被梱 包物からスムースに退出できるようになされ、しかも、梱包作業終了後のバンド の緩みによる抜け外れを可及的に防止することができるとともに、全体を安価に 構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係わる梱包機の内部全体を
示すために天板を取り外した平面概略図。
【図2】図1で示した梱包機の正面概略図。
【図3】図2のIII-III矢視側面概略図。
【図4】図2の要部拡大図。
【図5】図3の要部拡大図。
【図6】スライド部材の全体を示す側面図。
【図7】本考案一実施例の梱包機に供されるフィード・
バックフィード用ステッピングモータM2 の縦断面図。
【図8】従来のバンド結束機構の要部を模式的に示す正
面図。
【符号の説明】
B バンド C 被梱包物 4 天板 10 梱包機本体 40 バンド結束作動部材(前クランプ) 55 バンド結束作動部材(プレス) 56 バンド結束作動部材(後クランプ) 64 バンド結束作動部材(ヒータプレート) 66 スライドアーム 67 受け止め部材(スライドテーブル) 67a 円弧状の上面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被梱包物Cの外周に巻回せしめられたバ
    ンドBの把持、押圧、溶融、切断等のバンド結束作業期
    間中、各バンド結束作動部材40、56、55、64の
    受け止め部材として前記バンドBと前記被梱包物Cとに
    挟まれた進出位置で保持せしめられるとともに、バンド
    結束作業終了後は前記進出位置から退出位置に退出せし
    められるスライドテーブル67を備えた梱包機におい
    て、 前記スライドテーブル67は、揺動回転可能なスライド
    アーム66の上端に設けられた円弧状の上面67aを有
    する板状体からなり、該円弧状上面67aが前記スライ
    ドテーブル67の進出位置において梱包機本体10の天
    板4の上面と実質的に同一平面に位置することを特徴と
    する梱包機。
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