JPH07247444A - 放射線硬化可能組成物及び基板被覆用としてのその使用法 - Google Patents

放射線硬化可能組成物及び基板被覆用としてのその使用法

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JPH07247444A
JPH07247444A JP24390094A JP24390094A JPH07247444A JP H07247444 A JPH07247444 A JP H07247444A JP 24390094 A JP24390094 A JP 24390094A JP 24390094 A JP24390094 A JP 24390094A JP H07247444 A JPH07247444 A JP H07247444A
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radiation
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radiation curable
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JP24390094A
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Timothy E Cauffman
ティモシー・イー・コーフマン
Thomas W Hazell
トーマス・ダブリュー・ヘイゼル
Gary W Ceska
ゲイリー・ダブリュー・セスカ
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Sartomer Co Inc
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    • C09D4/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改善された基板接着性を有する放射線硬化可
能組成物を提供する。 【構成】 少なくとも1種の放射線硬化可能化合物と
α,βエチレン不飽和カルボン酸の金属塩とを含む放射
線硬化可能組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板接着性を改善した
放射線硬化性及び硬化組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線硬化アクリレートモノマー及びオ
リゴマーは、プラスチック、ガラス、紙、木材、金属、
ペンキ塗装面、革、硬化後のセラミック基板及び織物基
板への接着性が一般に弱い。これらモノマー及びオリゴ
マー基板の貧弱な接着性は、硬化中に生じる容量変化が
原因である収縮の結果である場合もある。この収縮によ
って、基板からモノマーやオリゴマーを分離させる内部
歪みが生じる場合もある。
【0003】その結果、放射線硬化アクリレートモノマ
ー及びオリゴマーが前述の基板に接着することは、硬化
直後には一般に起こらない。むしろ、この内部歪みを克
服し接着性を促進するために、硬化後の熱による焼固サ
イクルが従来用いられている。接着性を改善するため
に、高分子量アクリレートを使用することも行われてい
るが、このために、硬化速度が減少し、減少した架橋密
度のために起る少ない摩滅と化学抵抗を持つ軟フィルム
を生むという結果を生じることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、基板への
接着性が改善された、放射線硬化アクリレートモノマー
及びオリゴマー組成物に対する要望が存在する。特に、
硬化後の熱による焼固サイクルの必要がない、基板への
接着性が改善された放射線硬化アクリレートモノマー及
びオリゴマー組成物に対する要望が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】α,β−エチレン不飽和
カルボン酸の金属塩を放射線硬化可能化合物中へ組込む
ことによって、基板への接着性の改善を達成できること
が発見された。従って、本発明は、特に、放射線硬化可
能な、また、放射線によって硬化された組成物であっ
て、少なくとも(a)放射線硬化可能化合物と、(b)
α,βエチレン不飽和カルボン酸の金属塩と、を含む組
成物に関するものである。
【0006】別の態様において、本発明は、放射線によ
って硬化された組成物を基板へ接着する方法に関するも
のであって、(a)少なくとも1つの放射線硬化可能化
合物を含む放射線硬化可能組成物、及びα,β−エチレ
ン不飽和カルボン酸の金属塩で基板を被覆し、(b)前
記組成物の硬化を行なうために、放射線に前記被覆基板
を曝露するというスッテプを含むものである。
【0007】また、別の態様において、本発明は、その
表面の少なくとも1つの部分に放射線硬化生成物から形
成されたコーティングあるいはフィルムを有する基板に
関するものであって、少なくとも、(a)放射線硬化可
能化合物、(b)α,β−エチレン不飽和カルボン酸の
金属塩を含む基板に関するものである。
【0008】用語“放射線硬化可能”とは、本明細書に
おいては、紫外電子線、赤外線及びレーザ線による硬化
を含むことを意図する。
【0009】用語“基板”とは、本明細書においては、
プラスチック、ガラス、紙、木材、金属、ペンキ塗装表
面、革、セラミック、並びに織物を含むことを意図す
る。
【0010】用語“放射線硬化可能化合物”とは、本明
細書においては、単独あるいは組合わされて用いられる
モノアクリレートやポリアクリレートのような、放射線
硬化可能不飽和モノマー及びオリゴマーを、限定せずに
含むことを意図する。いくつかの代表的なアクリレート
化されたモノマーとしては、2−フェノキシチル アク
リレート、カプロラクトン アクリレート、イソボルニ
ル アクリレート、ヘキサンジオール ジアクリレート
及びトリメチロールプロパン トリアクリレートが含ま
れる。代表的なアクリレート化されたオリゴマーとして
は、ビスフェノールエポキシ アクリレート、脂肪族エ
ポキシ アクリレート、芳香族ウレタンアクリレート及
び脂肪族ウレタン アクリレートが含まれる。
【0011】本発明の正確なメカニズムは理解されてい
ないが、金属塩の金属が基板と電気化学的に相互作用
し、放射線で硬化された組成物を保持するイオン結合を
基板に与えているものと信じられている。
【0012】さらに、金属塩のアクリレート部分が反応
して、放射線硬化組成物の一部分となり、それによって
接着性の改善に寄与するものと思われる。
【0013】また、反応性金属塩を使用することによっ
て、ブルーミングあるいは移動が妨げられるという点で
効果があるのかもしれない。非反応性金属誘導体は表面
に移動することが知られている。しかしながら、本発明
の反応性金属誘導体は移動しない。これは、おそらくそ
れらがポリマーの一部になるものと思われるためであ
る。
【0014】本発明の中で使用できるα,βエチレン不
飽和カルボン酸の金属塩は、金属にイオン接合したカル
ボキシル基を持つ少なくとも1つのグループがある。使
用できる不飽和カルボン酸には、アクリル酸とメタクリ
ル酸のような酸が含まれる。
【0015】不飽和カルボン酸金属塩の金属成分とし
て、マグネシウム、カルシウム、ナトリウム、バリウ
ム、チタン、モリブデン、鉄、ニッケル、カリウム、
銀、カドミウム、水銀、アルミニウム、鉛、アンチモン
及び亜鉛を、限定なしで含めてもよい。推奨金属類とし
ては、亜鉛、マグネシウム、カルシウム及びアルミニウ
ムがある。最良の接着性を提供し、高分子量の金属と比
較すると毒性が少ないので、特に亜鉛を推奨する。
【0016】前記金属を放射線硬化可能化合物中に取り
込み、金属化合物と不飽和カルボン酸を反応させること
によって得られる不飽和カルボン酸の金属塩と、放射線
硬化可能化合物とを混ぜることによって、本発明の組成
物を達成することができる。別案として、不飽和カルボ
ン酸及び金属化合物(つまり金属酸化膜、金属水酸化
物、金属炭酸塩、及び同種のもの)を、放射線硬化可能
化合物中へ混合し、その混合物の中で反応させて、正常
位置で金属塩を形成してもよい。
【0017】本発明中で使用可能な不飽和カルボン酸金
属塩は以下に示す一般的構造式に相当するものである:
【化1】 この構造式において、R及びR’は、水素、水酸基、ア
ルキル基、アルケニル、アルキノル、アリル、アラルキ
ル及びアルカリル成るグループから独立して選択され、
Meは、上記のリストされた金属から選択された金属原
子、また、nは1から6まで整数である。推奨金属塩は
亜鉛ジアクリレートである。
【0018】本発明の中で使用する金属塩の量は、好ま
しくは、放射線硬化可能組成物重量(すなわち全生成物
量)の約0.05から約25パーセントまでの量である
べきである。より好ましい使用量は、約0.05から約
5.0パーセント重量である。
【0019】組成物の粘性を減少させるために、一つの
溶剤、あるいは複数の溶剤の混合物を使用してもよい。
溶剤を粘性補助物として使用する場合、硬化する前に蒸
発によってそれを除去すべきである。したがって溶剤の
沸点は除去を助長できるほど十分低いものでなければな
らない。
【0020】典型的な溶剤としては、メチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピル、酢酸エチル、キシレンとトルエンのようなブ
チル酢酸塩及び芳香族化合物のような低級飽和エステル
及びブチルアルコールのような低級アルコールが含まれ
る。さらに、水を溶剤として使用してもよい。用いる溶
剤の量は、放射線硬化可能組成物重量の約5から約25
パーセントであるのが望ましい。当業者は、基板に組成
物を適用するために、使用されている、特定の方法に対
する所望の粘性に基いて、使用すべき溶剤の推奨量を決
定することができる。
【0021】本発明の組成物を放射線硬化によって硬化
してもよい。とりわけ、本発明の組成物は紫外線かある
いは電子線硬化によって硬化されるのが望ましい。適切
な紫外硬化放射線の波長は、約200及び800 n
m、好ましくは、約250乃至450 nmである。
【0022】紫外線硬化が使用される場合、1種あるい
はそれ以上のフォトイニシエィタ(あるいは開始剤の混
合物)を、本発明の放射線硬化可能組成物に加えてもよ
い。フォトイニシエィタの選択は様々な要因に左右され
る。すなわち、光源、組成物の中の添加物の有無及び種
類、並びに製品の希望の色などである。しかしながら、
イニシエータが光学のエネルギ上の吸収によって遊離基
を生成することができる限り、フォトイニシエィタに対
する特定の限定はない。
【0023】フォトイニシエィタの例としては、2−メ
チルアントラキノン2−エチルアントラキノン、2−ク
ロロアントラキノン、1、2−ベンズアントラキノン、
2−t−ブチルアントラキノン、1、2−ベンゾ−9、
10−アントラキノン、ベンジル、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾイン エチルエーテル、ベ
ンゾイン イソプロピルエーテル、アルファ−メチルベ
ンゾイン、アルファ−フェニルベンゾイン、Michl
erのケトン、ベンゾフェノン、4、4’−ビス―(ジ
エチルアミノ)ベンゾフェノン、アセト−フェノン、
2、2ジエトキシアセトフェノン、ジエトキシフェニル
アセトフェノン、チオクサントン、ジエチルチオクサン
トン、1、5−アセトナフタレン、エチル−p−ジメチ
ルアミノベンゾエート、ベンジルケトン、アルファヒド
ロキシケトン、2、4、6−のトリメチルベンゾイルジ
フェニル フォスフィノキサイド、ベンジル ケタル
(2、2−ジメトキシ−1、2−ジフェニルエタノン)
1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メ
チル−1−[4−(メチルチチオ)フェニル]−2−モ
ルフォリノプロパノエル、及び2−ヒドロキシ−2−メ
チル−1−フェニル−プロパン−1−ワンなどが挙げら
れる。。
【0024】添加されるフォトイニシエィタの量は、放
射線硬化可能組成物へU.V.光を当てることによっ
て、重合を開始させるのに十分な量であるべきである。
好ましくは、フォトイニシエィタの使用量は、放射線硬
化可能組成物(すなわち、化合物全体の)の約0.5か
ら約15重量パーセントまでである。約0.5乃至約
5.0重量パーセントの範囲がさらに好ましい。
【0025】別案として、電子線放射線硬化を使用する
ことも好ましい。例えば、バンデグラフ型、共鳴トラン
スフォーマー型、リニア型、ダイナトロン型、及び高周
波型などの従来から用いられてきた電子線源を用いるこ
とができる。このような電子線源を用いて、約50乃至
約1000 KeV、好ましくは、約100から300
のKeVのエネルギーを持つ電子線を射出して、0.1
〜100 メガラッドの照射量で照射してもよい。
【0026】一般に、本発明の組成物の成分を混合する
方法は重要ではない。フォトイニシエィタを使用する場
合、フォトイニシエィタは、不飽和カルボン酸金属塩を
の添加する以前に、放射線硬化可能化合物の中に溶解さ
せてもよい。不飽和カルボン酸金属塩は、この塩を放射
線硬化可能化合物へ添加するのに先立って溶剤あるいは
水の中に分散させてもよい。
【0027】発明の範囲から逸脱することなく、また当
業者にとって理解されるように、添加物は、本発明の方
法及び組成物に含まれる。使用される特定の添加物は得
られるべき物理特性によって決まる。例えば、可塑性、
安定剤及び顔料などが添加物として含有可能である。し
かしながら、化合物の放射線硬化を阻害しないようなも
のであれば、どのような添加物を用いても差し支えな
い。
【0028】本発明の放射線硬化可能組成物は、従来の
コーティング技術を使用して、基板上にコーティンング
される。例えば、この組成物は、固体の基板に対してロ
ーラコーティング、フローコーティング、デップコーテ
ィング、スピンコーティング、スプレーコーティング及
びカーテンコーティングなどの方法で塗布することがで
きるが、これらの方法に限定されるものではない。多様
な方法をもちいることにより、組成物の厚さをいろいろ
に変えることができる。その後、組成物は放射線照射に
より、接着フィルムを形成するために硬化するか、ある
いは、基板上にコーティングされる。
【0029】本発明の組成物は、顔料を含むかあるいは
含まない形でフィルム及びコーティングとして使用さ
れ、また、接着剤あるいは耐蝕プライマーとして使用さ
れる。本発明の別の用途として、コーティングをワイヤ
ーに接着させるような形式のワイヤーケーブルコーティ
ングが挙げられる。本発明の組成物は、2乃至3個のカ
ン構造で使用してもよい。この場合、最終カン構造に要
求される形成後処理の必要性から接着が重要な問題とな
る。
【0030】以下に示す手順によって、実験を行い下記
のような結果を得た。 接着テスト I K2バーを用いて、未処理のアルミニウムに組成物を塗
布して厚さ約25μmのコーティングを形成した。次い
で、サンプルを2つの従来型の水銀ランプの下を3m/
minのコンベア速度で通過させ、それによってUV硬
化を行なった。この水銀ランプは8ワット/mmの中圧
型のものであった。硬化の直後に接着性をクロスハッチ
接着法により計測した。コーティング上で100個の正
方形(各6.3mm)を持つグリッドが切断された。3
M610#テープのストリップを、コーティングとテー
プとの間に空気が残存しないようにグリッドに対して強
固に押し付けた。その後テープを基板の表面からすばや
く一気に約180度の角度で引きはがした。そして、基
板から剥離された正方形の数をもとの正方形の総数で割
ることによって接着ロスパーセンテージを算出した。
【0031】接着テスト II No.4引抜きバーを用いて、未処理のアルミニウムに
組成物を塗布して厚さ約25μmのコーティングを形成
した。次いで、サンプルを5回1個の水銀ランプの下を
76cm/minのコンベア速度で通過させ、それによ
ってUV硬化を行なった。この水銀ランプは12ワット
/mmの中圧型のものであった。テストIの方法と同様
な方法で、硬化の直後に接着性を計測した。
【0032】本発明の理解をさらに進めるために、以下
に実施例を記載するが、これらの実施例は単なる例示的
なものであって、発明の範囲を限定する趣旨ではない。
【0033】次の実施例において、特記しない限り、量
はすべて重量単位で表現される。
【0034】実施例 1 1官能性ウレタン38.5gに6.0gのベンジルケタ
ルと2.0gの2,4,6−トリメチルベンゾイルジフ
ェニル フォフィノキサイドを添加した。ベンジルケタ
ルはチバガイギー社からIRGACURE651の商品
名で市販されているものである。また、2,4,6−ト
リメチルベンゾイルジフェニル フォフィノキサイド
は、LUCIRINの商品名で、BASF WYAND
OTTE社から市販されているものである。ベンジルケ
タルと2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル
フォフィノキサイドは溶解され、これに対して60℃に
加温した20gのウレタンジアクリレートをゆっくりと
添加しこの混合物を高剪断ミキサーを用いて攪袢混合し
た。上記のウレタンジアクリレートはCN980という
商品名でSARTOMER社から市販されているポリエ
ーテルバックボーンを持つものであった。ウレタンジア
クリレートが完全に溶解され分散した後、TIONA4
72の商品名でSCM CHMICALS社から市販さ
れている酸化チタニウムを28.5g添加し、その混合
物を高剪断ミキサーで15分間2000rpmで攪袢混
合した。ミューラー磨砕ブロックを用いて、SR−52
7の商品名でSARTOMER社から市販されているジ
ンクジアクリレートを5.0g、混合物の3分の1に対
して添加し、これを30回にわたって磨砕した。次いで
材料を磨砕ブロックから取り出し、これを上記混合物の
残りの部分に対して低剪断条件下において分散させた。
【0035】実施例 2(比較例) SR−527に代えて、SR−674という商品名でS
ARTOMERから市販されている芳香族酸のメタクリ
レート5.0gを用いた他は実施例1と同様な工程が行
なわれた。
【0036】実施例 3 CN−980に代えて、CN−960という商品名でS
ARTOMERから市販されているポリエステルバック
ボーンを持つウレタンジアクリレート20.0gを用い
た他は実施例1と同様な工程が行なわれた。
【0037】実施例 4(比較例) CN−980に代えて、CN−960という商品名でS
ARTOMERから市販されているポリエステルバック
ボーンを持つウレタンジアクリレート20.0gを用い
た他は実施例2と同様な工程が行なわれた。
【0038】実施例1〜4の組成物は硬化され、接着性
テストIの方法によってテストされた。接着性テストの
結果は表1に示される。
【0039】
【表1】
【0040】実施例5(比較例) イソボルニルアクリレートル28.0gとトリデシルア
クリレート40.0gをカンの中に充填した。この混合
物に対して、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェ
ニル フォスフィノキサイド2.0gを添加し溶解し
た。ウレタンジアクリレート80%をエトキシレーテッ
ドトリメチロールプロパン トリアクリレート20%に
対して混合して得た混合物(これはCN 963E80
の商品名でSARTOMERから市販されているもので
ある)25.0gを上記溶解後の混合物に加え、その混
合物を攪袢混合した。CN 963E80が完全に分散
された後5.0gのフォトイニシエィタを添加しその混
合物を15分間攪袢混合した。このフォトイニシエータ
は、ポリ[2ヒドロキシ−2−メチル−1−4−(1−
メチルビニル)フェニル]プロパン−1−ワン70重量
パーセントと、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン−1−ワン30重量パーセントとの攪袢混
合物であった。
【0041】実施例 6 実施例5において用いたトリデシル アクリレート4
0.0gに代えて、トリデシル アクリレートを35.
0g用いた点を除いて、実施例5の手順を繰り返すこと
によって、組成物を調製した。これに加えて、混合物を
15分の間攪袢混合した後、ジンクジアクリレート5.
0gを添加し、高速分散装置を用いて1000 rpm
で15分にわたり分散を行なった。
【0042】実施例5及び6の組成物を硬化した後、接
着性テストIIと同じ方法でテストした。テストの結果
は表2に示される。
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、放射線硬化アクリレー
トモノマーおよびオリゴマー組成物の基板への接着性が
有意に改善される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ダブリュー・ヘイゼル アメリカ合衆国19380ペンシルベニア州ウ エスト・チェスター、キング・ロード321 番 (72)発明者 ゲイリー・ダブリュー・セスカ アメリカ合衆国19380ペンシルベニア州ウ エスト・チェスター、キーウェット・ウェ イ1082番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線硬化可能組成物であって、少なく
    とも (a)放射線硬化可能化合物と、 (b)α,βエチレン不飽和カルボン酸の金属塩と、 を含むことを特徴とする組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組成物において、前記
    α,βエチレン不飽和カルボン酸がアクリル酸とメタク
    リル酸から選択されることを特徴とする前記組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2による組成物であって、
    前記金属がマグネシウム、カルシウム、ナトリウム、バ
    リウム、チタン、モリブデン、鉄、ニッケル、カリウ
    ム、銀、カドミウム、水銀、アルミニウム、鉛、アンチ
    モン及び亜鉛から選択されることを特徴とする前記組成
    物。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3による組成物であって、
    前記α,βエチレン不飽和カルボン酸の金属塩が、前記
    放射線硬化可能組成物の0.05乃至25重量パーセン
    トの量で存在することを特徴とする前記組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4による組成物であって、
    前記放射線硬化可能化合物が放射線硬化可能モノアクリ
    レート及びポリアクリレートから選択されることを特徴
    とする前記組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5による組成物であって、
    重合開始有効量のフォトイニシエィタをさらに含むこと
    を特徴とする前記組成物。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の組成物において、前記
    フォトイニシエィタが、放射線硬化可能組成物の0.5
    乃至15重量パーセントの量で存在することを特徴とす
    る前記組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかによる組成物
    であって、少なくとも1つの溶剤をさらに含むことを特
    徴とする前記組成物。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の組成物において、前記
    溶剤が水分を含んでいることを特徴とする前記組成物。
  10. 【請求項10】 請求項8乃至9による組成物であっ
    て、前記溶剤が低級アルコール、低級飽和エステル及び
    芳香族化合物から選択されることを特徴とする前記組成
    物。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10による組成物であっ
    て、前記溶剤が粘性減少有効量で存在することを特徴と
    する前記組成物。
  12. 【請求項12】 請求項8乃至10のいずれかによる組
    成物において、前記溶剤が、放射線硬化可能組成物の5
    乃至25重量パーセントの量で存在することを特徴とす
    る前記組成物。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかによる組
    成物において、前記α,βエチレン不飽和カルボン酸の
    金属塩が、前記組成物に別々に加えられた不飽和カルボ
    ン酸及び適切な反応性金属化合物から、正常位置に形成
    されることを特徴とする前記組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至12に記載のいずれかに
    よる組成物を硬化することによって得られる放射線硬化
    組成物。
  15. 【請求項15】 放射線硬化組成物を基板へ接着する方
    法であって、 (a)請求項1乃至13のいずれかによる放射線硬化可
    能組成物で基板を被覆し、 (b)前記組成物の硬化を行なうために、前記被覆基板
    を放射線に曝露するステップで構成されることを特徴と
    する前記方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法において、前
    記組成物を硬化するために、前記被覆基板が紫外線放射
    に曝露されることを特徴とする前記方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法において、前
    記紫外線放射が、200〜800 nmの波長を有する
    ことを特徴とする前記方法。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載の方法において、前
    記組成物を硬化するために、前記被覆放射線硬化可能組
    成物が電子線放射に曝露されることを特徴とする前記方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の方法において、前
    記電子線放射が、50〜1000 KeVのエネルギー
    を有することを特徴とする前記方法。
  20. 【請求項20】 その表面の少なくとも1つの部分に形
    成されるコーティングあるいはフィルムを有する基板で
    あって、前記コーティングあるいはフィルムが請求項1
    4の放射線硬化生成物から形成されることを特徴とする
    基板。
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