JPH07247602A - コンクリート製品の接続方法及びコンクリート製品の接続具 - Google Patents
コンクリート製品の接続方法及びコンクリート製品の接続具Info
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- JPH07247602A JPH07247602A JP6468694A JP6468694A JPH07247602A JP H07247602 A JPH07247602 A JP H07247602A JP 6468694 A JP6468694 A JP 6468694A JP 6468694 A JP6468694 A JP 6468694A JP H07247602 A JPH07247602 A JP H07247602A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 連結作業の施工性が極めて良好で、しかも低
コストで信頼性の高い接続を可能とするコンクリート製
品の接続具を提供すること。 【構成】 接続する両コンクリート製品の接続面から各
々突出した状態で埋設され、突出状態にある板面にボル
ト5,6が立設され、かつ該ボルトの周囲の板面に4つ
の凹部7,8が各々形成された接合用鋼板3,4と、前
記接合用鋼板の各々の板面に形成された4つの凹部と係
合する8つの凸部10がその板面に形成され、かつ左右
側方付近の板面に上記接合用鋼板の各々の板面に立設さ
れたボルトが挿入されるボルト挿通孔11,12が形成
された連結板9と、上記接合用鋼板に立設されたボルト
に螺合されるナット13,14とから成るコンクリート
製品の接続具とした。
コストで信頼性の高い接続を可能とするコンクリート製
品の接続具を提供すること。 【構成】 接続する両コンクリート製品の接続面から各
々突出した状態で埋設され、突出状態にある板面にボル
ト5,6が立設され、かつ該ボルトの周囲の板面に4つ
の凹部7,8が各々形成された接合用鋼板3,4と、前
記接合用鋼板の各々の板面に形成された4つの凹部と係
合する8つの凸部10がその板面に形成され、かつ左右
側方付近の板面に上記接合用鋼板の各々の板面に立設さ
れたボルトが挿入されるボルト挿通孔11,12が形成
された連結板9と、上記接合用鋼板に立設されたボルト
に螺合されるナット13,14とから成るコンクリート
製品の接続具とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート製品の接
続方法及びコンクリート製品の接続具に関し、特に、架
構式プレキャスト工法の柱−柱,梁−梁の部材接続部、
或いは壁式プレキャスト工法の耐力壁−耐力壁の部材接
続部等に用いるのに適したコンクリート製品の接続方
法、及び該接続方法を可能とするコンクリート製品の接
続具に関する。
続方法及びコンクリート製品の接続具に関し、特に、架
構式プレキャスト工法の柱−柱,梁−梁の部材接続部、
或いは壁式プレキャスト工法の耐力壁−耐力壁の部材接
続部等に用いるのに適したコンクリート製品の接続方
法、及び該接続方法を可能とするコンクリート製品の接
続具に関する。
【0002】
【従来の技術】工場や作業現場内で製作し、部材として
使えるようにした所謂プレキャストコンクリート等のコ
ンクリート製品は、現場において各コンクリート製品同
士を相互に接続する必要がある。
使えるようにした所謂プレキャストコンクリート等のコ
ンクリート製品は、現場において各コンクリート製品同
士を相互に接続する必要がある。
【0003】かかるコンクリート製品相互の接続には、
従来より種々の方法が提案され、実用化されている。そ
の中の数種類を、図7〜図10に示す。
従来より種々の方法が提案され、実用化されている。そ
の中の数種類を、図7〜図10に示す。
【0004】ここで、先ず図7に示した方法は、接続し
ようとするコンクリート製品101,102の各々の接
続面に、予めボルト103,104を突出した状態で埋
設しておき、これらのボルト103,104にタンバッ
クル式のナット105を螺じ込むことにより、両コンク
リート製品101,102を連結し、その連結部に形成
される間隙106に、コンクリート或いはモルタル10
7を充填することにより、コンクリート製品相互の接続
を行なうものである。
ようとするコンクリート製品101,102の各々の接
続面に、予めボルト103,104を突出した状態で埋
設しておき、これらのボルト103,104にタンバッ
クル式のナット105を螺じ込むことにより、両コンク
リート製品101,102を連結し、その連結部に形成
される間隙106に、コンクリート或いはモルタル10
7を充填することにより、コンクリート製品相互の接続
を行なうものである。
【0005】また、図8に示した方法は、接続しようと
するコンクリート製品101,102の各々の接続面
に、接合用鉄筋108,109を突出した状態で設け、
該接合用鉄筋108,109に鋼製の筒状スリーブ11
0をはめ、該筒状スリーブ110の凹凸のついた内壁
と、挿入された接合用鉄筋108,109間にセメント
系無収縮高強度グラウト111を充填し、接合用鉄筋1
08,109の相互を一体化した後、そのコンクリート
製品相互の連結部に形成される間隙106に、やはりコ
ンクリート或いはモルタル107を充填することによ
り、コンクリート製品相互の接続を行なうものである。
するコンクリート製品101,102の各々の接続面
に、接合用鉄筋108,109を突出した状態で設け、
該接合用鉄筋108,109に鋼製の筒状スリーブ11
0をはめ、該筒状スリーブ110の凹凸のついた内壁
と、挿入された接合用鉄筋108,109間にセメント
系無収縮高強度グラウト111を充填し、接合用鉄筋1
08,109の相互を一体化した後、そのコンクリート
製品相互の連結部に形成される間隙106に、やはりコ
ンクリート或いはモルタル107を充填することによ
り、コンクリート製品相互の接続を行なうものである。
【0006】さらに、図9に示した方法は、上記と同様
に接続しようとするコンクリート製品101,102の
各々の接続面に、接合用鉄筋108,109を突出した
状態で設け、該接合用鉄筋108,109を山型鋼等の
添え鋼板112に溶接接合し、そのコンクリート製品相
互の連結部に形成される間隙106に、やはりコンクリ
ート或いはモルタル107を充填することにより、コン
クリート製品相互の接続を行なうものである。
に接続しようとするコンクリート製品101,102の
各々の接続面に、接合用鉄筋108,109を突出した
状態で設け、該接合用鉄筋108,109を山型鋼等の
添え鋼板112に溶接接合し、そのコンクリート製品相
互の連結部に形成される間隙106に、やはりコンクリ
ート或いはモルタル107を充填することにより、コン
クリート製品相互の接続を行なうものである。
【0007】さらにまた、図10に示した方法は、実公
平2−7997号公報に記載された方法であって、かか
る方法は、先端部に半円錐台形状の係合突部113,1
14が各々形成された受け板115,116を装着した
コンクリート製品101,102を突き合わせ、これら
の受け板115,116間に、上記係合突部113,1
14が嵌入する円錐台形状の嵌合孔117が設けられた
連結板118を架け渡し、この連結板118を上記受け
板115,116にボルト119,120によって固定
する際に、そのボルトの締め込み力を利用して連結板1
18のテーパー状の嵌合孔117によって受け板11
5,116の半円錐台形状の係合突部113,114同
士を引き寄せ、強制的にコンクリート製品101,10
2を正確な位置に突き合わせることのできるようにした
方法である。
平2−7997号公報に記載された方法であって、かか
る方法は、先端部に半円錐台形状の係合突部113,1
14が各々形成された受け板115,116を装着した
コンクリート製品101,102を突き合わせ、これら
の受け板115,116間に、上記係合突部113,1
14が嵌入する円錐台形状の嵌合孔117が設けられた
連結板118を架け渡し、この連結板118を上記受け
板115,116にボルト119,120によって固定
する際に、そのボルトの締め込み力を利用して連結板1
18のテーパー状の嵌合孔117によって受け板11
5,116の半円錐台形状の係合突部113,114同
士を引き寄せ、強制的にコンクリート製品101,10
2を正確な位置に突き合わせることのできるようにした
方法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらここで、
上述した従来より行なわれているコンクリート製品の接
続方法にあっては、先ず図7に示したタンバックル式の
ナット105を使用する方法では、接続しようとするコ
ンクリート製品101,102を非常に正確な位置に設
置しなければ、ボルト103,104をナット105に
より螺じ込むことが出来ず、その連結作業時におけるコ
ンクリート製品同士の位置合わせが非常に煩雑な作業と
なっていた。
上述した従来より行なわれているコンクリート製品の接
続方法にあっては、先ず図7に示したタンバックル式の
ナット105を使用する方法では、接続しようとするコ
ンクリート製品101,102を非常に正確な位置に設
置しなければ、ボルト103,104をナット105に
より螺じ込むことが出来ず、その連結作業時におけるコ
ンクリート製品同士の位置合わせが非常に煩雑な作業と
なっていた。
【0009】また、図8及び図9に示した方法にあって
は、上記したナットによって埋設されたボルト同士を連
結する方法に比して、コンクリート製品101,102
の設置位置は差ほどの精度を必要とするものではない
が、図8に示した方法においては、筒状スリーブ110
内へのセメント系無収縮高強度グラウト111の充填作
業が、また図9に示した方法においては、添え鋼板11
2への接合用鉄筋108,109の溶接作業が各々煩雑
な作業となり、その連結作業の施工性が悪いものとなっ
ていた。
は、上記したナットによって埋設されたボルト同士を連
結する方法に比して、コンクリート製品101,102
の設置位置は差ほどの精度を必要とするものではない
が、図8に示した方法においては、筒状スリーブ110
内へのセメント系無収縮高強度グラウト111の充填作
業が、また図9に示した方法においては、添え鋼板11
2への接合用鉄筋108,109の溶接作業が各々煩雑
な作業となり、その連結作業の施工性が悪いものとなっ
ていた。
【0010】さらに、図10に示した実公平2−799
7号公報に記載された技術においては、連結作業の施行
性はかなり改善されたものとなり、ボルトの締め込み力
によって動かすことのできる程度のコンクリート製品同
士の接続には有効な接続方法となるが、重量のあるコン
クリート製品同士の接続には利用することの出来ない技
術であった。また、軽量のコンクリート製品同士の接続
に利用した場合においても、何らかの抵抗がコンクリー
ト製品に働き、ボルトの締め込み力によってコンクリー
ト製品同士を正確な位置に突き合わすことができなかっ
た場合、連結板118は受け板115,116から離反
した状態で固定されることとなり、後日、連結板にガタ
ツキが生じる憂いがあることから、接続部における信頼
性が乏しい接続方法となっていた。
7号公報に記載された技術においては、連結作業の施行
性はかなり改善されたものとなり、ボルトの締め込み力
によって動かすことのできる程度のコンクリート製品同
士の接続には有効な接続方法となるが、重量のあるコン
クリート製品同士の接続には利用することの出来ない技
術であった。また、軽量のコンクリート製品同士の接続
に利用した場合においても、何らかの抵抗がコンクリー
ト製品に働き、ボルトの締め込み力によってコンクリー
ト製品同士を正確な位置に突き合わすことができなかっ
た場合、連結板118は受け板115,116から離反
した状態で固定されることとなり、後日、連結板にガタ
ツキが生じる憂いがあることから、接続部における信頼
性が乏しい接続方法となっていた。
【0011】本発明は、上述した従来より存在するコン
クリート製品の接続方法が有する課題に鑑みなされたも
のであって、その目的は、連結作業の施工性が良好で、
しかも低コストで信頼性の高い接続を可能とするコンク
リート製品の接続方法、及び該接続方法を可能とするコ
ンクリート製品の接続具を提供することにある。
クリート製品の接続方法が有する課題に鑑みなされたも
のであって、その目的は、連結作業の施工性が良好で、
しかも低コストで信頼性の高い接続を可能とするコンク
リート製品の接続方法、及び該接続方法を可能とするコ
ンクリート製品の接続具を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するため、先端部付近の板面にボルトが立設さ
れ、かつ該ボルトが立設された周囲の板面に1以上の凹
部、或いは凸部が形成された接合用鋼板がそれぞれの接
続面から突出した状態で埋設された両コンクリート製品
を対向配置し、突出状態にある上記両接合用鋼板に、該
接合用鋼板の各々の板面に形成された上記1以上の凹
部、或いは凸部と係合する2以上の凸部、或いは凹部が
その板面に形成された連結板を、該連結板の左右側方付
近の板面に形成されたボルト挿通孔に上記接合用鋼板の
各々の板面に立設されたボルトを挿入してナットを螺合
することにより固定し、両コンクリート製品を接続固定
するコンクリート製品の接続方法とした。
を達成するため、先端部付近の板面にボルトが立設さ
れ、かつ該ボルトが立設された周囲の板面に1以上の凹
部、或いは凸部が形成された接合用鋼板がそれぞれの接
続面から突出した状態で埋設された両コンクリート製品
を対向配置し、突出状態にある上記両接合用鋼板に、該
接合用鋼板の各々の板面に形成された上記1以上の凹
部、或いは凸部と係合する2以上の凸部、或いは凹部が
その板面に形成された連結板を、該連結板の左右側方付
近の板面に形成されたボルト挿通孔に上記接合用鋼板の
各々の板面に立設されたボルトを挿入してナットを螺合
することにより固定し、両コンクリート製品を接続固定
するコンクリート製品の接続方法とした。
【0013】また本発明は、上記したコンクリート製品
の接続方法を可能とする接続具として、接続する両コン
クリート製品の接続面から各々突出した状態で埋設さ
れ、突出状態にある板面にボルトが立設され、かつ該ボ
ルトの周囲の板面に1以上の凹部、或いは凸部が各々形
成された接合用鋼板と、前記接合用鋼板の各々の板面に
形成された1以上の凹部、或いは凸部と係合する2以上
の凸部、或いは凹部がその板面に形成され、かつ左右側
方付近の板面に上記接合用鋼板の各々の板面に立設され
たボルトが挿入されるボルト挿通孔が形成された連結板
と、上記接合用鋼板に立設されたボルトに螺合されるナ
ットとから成るコンクリート製品の接続具とした。
の接続方法を可能とする接続具として、接続する両コン
クリート製品の接続面から各々突出した状態で埋設さ
れ、突出状態にある板面にボルトが立設され、かつ該ボ
ルトの周囲の板面に1以上の凹部、或いは凸部が各々形
成された接合用鋼板と、前記接合用鋼板の各々の板面に
形成された1以上の凹部、或いは凸部と係合する2以上
の凸部、或いは凹部がその板面に形成され、かつ左右側
方付近の板面に上記接合用鋼板の各々の板面に立設され
たボルトが挿入されるボルト挿通孔が形成された連結板
と、上記接合用鋼板に立設されたボルトに螺合されるナ
ットとから成るコンクリート製品の接続具とした。
【0014】
【作用】上記した本発明にかかるコンクリート製品の接
続方法、及び該接続方法を可能とするコンクリート製品
の接続具によれば、コンクリート製品の接続面から突出
した状態で埋設された接合用鋼板同士を接続固定する連
結板が、両接合用鋼板の各々の板面に形成された1以上
の凸部、或いは凹部と係合する2以上の凹部、或いは凸
部がその板面に形成された連結板であるため、該連結板
により固定された接合用鋼板は、その固定部におけるボ
ルトを中心とした回転が係合する凹部と凸部とにより規
制されるため、接続部を曲げようとする外力に対して信
頼性の高い接続が可能となる。
続方法、及び該接続方法を可能とするコンクリート製品
の接続具によれば、コンクリート製品の接続面から突出
した状態で埋設された接合用鋼板同士を接続固定する連
結板が、両接合用鋼板の各々の板面に形成された1以上
の凸部、或いは凹部と係合する2以上の凹部、或いは凸
部がその板面に形成された連結板であるため、該連結板
により固定された接合用鋼板は、その固定部におけるボ
ルトを中心とした回転が係合する凹部と凸部とにより規
制されるため、接続部を曲げようとする外力に対して信
頼性の高い接続が可能となる。
【0015】また、本発明によれば、上記接合用鋼板の
上記連結板への固定のために使用されるボルトが、該接
合用鋼板の各々の板面に予め立設されたものであるた
め、ボルトの連結板への挿入作業は、該連結板を接合用
鋼板の上方からその板面に形成されたボルト挿通孔を利
用して落とし込めば良く、またボルトへのナットの螺合
も、ボルトが回転しないことから容易に行なうことがで
き、連結作業の施工性が極めて良好な接続方法、及び該
接続方法を可能とする接続具となる。
上記連結板への固定のために使用されるボルトが、該接
合用鋼板の各々の板面に予め立設されたものであるた
め、ボルトの連結板への挿入作業は、該連結板を接合用
鋼板の上方からその板面に形成されたボルト挿通孔を利
用して落とし込めば良く、またボルトへのナットの螺合
も、ボルトが回転しないことから容易に行なうことがで
き、連結作業の施工性が極めて良好な接続方法、及び該
接続方法を可能とする接続具となる。
【0016】さらに、本発明においては、接合用鋼板と
連結板とに形成された凹部と凸部とを係合させる必要が
あること、また接合用鋼板に立設されたボルトを連結板
のボルト挿通孔に挿入しなければならないことから、あ
る程度連結するコンクリート製品同士の位置合わせを正
確にしなければならないが、従来技術の項で記載した図
7のタンバックル式のナット105を使用する方法に比
して、その位置合わせはラフで良く、また図10に示し
たボルトの締め込み力を利用して強制的にコンクリート
製品101,102を突き合わせなければ受け板11
5,116と連結板118とが当接した状態で固定され
ない技術とは異なり、重量のあるコンクリート製品同士
の接続にも利用することの出来る接続方法、及び該接続
方法を可能とする接続具となる。
連結板とに形成された凹部と凸部とを係合させる必要が
あること、また接合用鋼板に立設されたボルトを連結板
のボルト挿通孔に挿入しなければならないことから、あ
る程度連結するコンクリート製品同士の位置合わせを正
確にしなければならないが、従来技術の項で記載した図
7のタンバックル式のナット105を使用する方法に比
して、その位置合わせはラフで良く、また図10に示し
たボルトの締め込み力を利用して強制的にコンクリート
製品101,102を突き合わせなければ受け板11
5,116と連結板118とが当接した状態で固定され
ない技術とは異なり、重量のあるコンクリート製品同士
の接続にも利用することの出来る接続方法、及び該接続
方法を可能とする接続具となる。
【0017】
【実施例】以下、上記した本発明の実施例を挙げ、本発
明を詳細に説明する。
明を詳細に説明する。
【0018】ここで、図1〜図6は、本発明にかかるコ
ンクリート製品の接続方法、及び該接続方法を可能とす
るコンクリート製品の接続具の一実施例を示したもので
あって、図2中1,2はコンクリート製品、1a及び2
aは、該コンクリート製品1,2の各々の接続面であ
る。
ンクリート製品の接続方法、及び該接続方法を可能とす
るコンクリート製品の接続具の一実施例を示したもので
あって、図2中1,2はコンクリート製品、1a及び2
aは、該コンクリート製品1,2の各々の接続面であ
る。
【0019】上記コンクリート製品の接続面1a及び2
aには、該接続面1a及び2aから各々水平方向に突出
した状態で接合用鋼板3,4が埋設され、該接合用鋼板
3,4の埋設部分は、コンクリート製品中に存在する補
強用鉄筋(図示せず)に取り付けられている。
aには、該接続面1a及び2aから各々水平方向に突出
した状態で接合用鋼板3,4が埋設され、該接合用鋼板
3,4の埋設部分は、コンクリート製品中に存在する補
強用鉄筋(図示せず)に取り付けられている。
【0020】上記接合用鋼板3,4には、図1に示した
ようにその各々の先端部付近の板面に、上方に突出した
状態でボルト5,6が溶接等の手段により立設され、か
つ該ボルト5,6が立設された周囲の板面には、各々4
つの凹部7,8が形成されている。
ようにその各々の先端部付近の板面に、上方に突出した
状態でボルト5,6が溶接等の手段により立設され、か
つ該ボルト5,6が立設された周囲の板面には、各々4
つの凹部7,8が形成されている。
【0021】また、図面中9は、上記接合用鋼板3,4
同士を接続固定する連結板であり、該連結板9の板面に
は、上記接合用鋼板3,4の各々の板面に形成された凹
部7,8に嵌入する8つの円弧状の凸部10が形成され
ている。また、その左右側方付近の板面には、上記接合
用鋼板3,4の各々板面に立設されたボルト5,6が挿
入されるボルト挿通孔11,12が形成され、該ボルト
挿通孔11,12に挿入されたボルト5,6に、各々ナ
ット13,14が螺合される。
同士を接続固定する連結板であり、該連結板9の板面に
は、上記接合用鋼板3,4の各々の板面に形成された凹
部7,8に嵌入する8つの円弧状の凸部10が形成され
ている。また、その左右側方付近の板面には、上記接合
用鋼板3,4の各々板面に立設されたボルト5,6が挿
入されるボルト挿通孔11,12が形成され、該ボルト
挿通孔11,12に挿入されたボルト5,6に、各々ナ
ット13,14が螺合される。
【0022】上記のように構成された本発明にかかる接
続具を使用して、コンクリート製品1,2の接続するた
めには、先ず接続すべき両コンクリート製品1,2の接
続面1a及び2aを対向させて配置し、該接続面1a及
び2aから各々水平方向に突出した状態で存在する上記
接合用鋼板3,4を、図2に示したように同一平面上に
おいて対向配置させる。
続具を使用して、コンクリート製品1,2の接続するた
めには、先ず接続すべき両コンクリート製品1,2の接
続面1a及び2aを対向させて配置し、該接続面1a及
び2aから各々水平方向に突出した状態で存在する上記
接合用鋼板3,4を、図2に示したように同一平面上に
おいて対向配置させる。
【0023】次に、連結板9を、対向配置させられた上
記接合用鋼板3,4の上方から、該接合用鋼板3,4の
各々の板面に立設されたボルト5,6が連結板9の左右
側方付近の板面に形成されたボルト挿通孔11,12に
挿入される状態として落とし込み、図3に示したように
連結板9の板面に形成された円弧状の凸部10が、接合
用鋼板3,4の各々の板面に形成された凹部7,8に嵌
入する状態で、該連結板9を接合用鋼板3,4上に載置
する。
記接合用鋼板3,4の上方から、該接合用鋼板3,4の
各々の板面に立設されたボルト5,6が連結板9の左右
側方付近の板面に形成されたボルト挿通孔11,12に
挿入される状態として落とし込み、図3に示したように
連結板9の板面に形成された円弧状の凸部10が、接合
用鋼板3,4の各々の板面に形成された凹部7,8に嵌
入する状態で、該連結板9を接合用鋼板3,4上に載置
する。
【0024】その後、連結板9のボルト挿通孔11,1
2に挿入された状態にある上記ボルト5,6に、各々ナ
ット13,14をワッシャを介して螺合し、図4及び図
5に示したように接合用鋼板3,4を、連結板9によっ
て接続固定する。
2に挿入された状態にある上記ボルト5,6に、各々ナ
ット13,14をワッシャを介して螺合し、図4及び図
5に示したように接合用鋼板3,4を、連結板9によっ
て接続固定する。
【0025】次に、必要に応じて、従来と同様に接続用
鋼板3,4同士が接続固定された上記両コンクリート製
品1,2の間隙に、コンクリート或いはモルタルを充填
することにより、コンクリート製品相互の接続を行な
い、コンクリート製品の連結作業が終了する。
鋼板3,4同士が接続固定された上記両コンクリート製
品1,2の間隙に、コンクリート或いはモルタルを充填
することにより、コンクリート製品相互の接続を行な
い、コンクリート製品の連結作業が終了する。
【0026】以上、記載した実施例のコンクリート製品
の接続方法、及び該接続方法を可能とするコンクリート
製品の接続具によれば、コンクリート製品の接続面から
突出した状態で埋設された上記接合用鋼板3,4同士を
接続固定する連結板9が、図6に示したように接合用鋼
板3,4の各々の板面に形成された凹部7,8に該連結
板9の板面に形成された円弧状の凸部10が嵌入する状
態でのボルト5,6及びナット13,14により固定さ
れているため、外力Xによりその固定部において発生す
る図5に実線で示したボルトを中心とするA方向の回転
が、上記凹部7,8と凸部10との係合によって規制さ
れるため、接続部を曲げようとする上記外力Xに対して
信頼性の高い接続が可能となる。
の接続方法、及び該接続方法を可能とするコンクリート
製品の接続具によれば、コンクリート製品の接続面から
突出した状態で埋設された上記接合用鋼板3,4同士を
接続固定する連結板9が、図6に示したように接合用鋼
板3,4の各々の板面に形成された凹部7,8に該連結
板9の板面に形成された円弧状の凸部10が嵌入する状
態でのボルト5,6及びナット13,14により固定さ
れているため、外力Xによりその固定部において発生す
る図5に実線で示したボルトを中心とするA方向の回転
が、上記凹部7,8と凸部10との係合によって規制さ
れるため、接続部を曲げようとする上記外力Xに対して
信頼性の高い接続が可能となる。
【0027】また、上記実施例によれば、上記接合用鋼
板3,4の上記連結板9への固定のために使用されるボ
ルト5,6が、該接合用鋼板3,4の各々の板面に予め
溶接等の手段により立設されたものであるため、該ボル
ト5,6の連結板9への挿入作業は、該連結板9を、接
合用鋼板3,4の上方からその板面に形成されたボルト
挿通孔11,12を利用して落とし込めば良く、またボ
ルト5,6へのナット13,14の螺合も、ボルトが回
転しないことから容易に行なうことができ、連結作業の
施工性が極めて良好な接続方法、及び該接続方法を可能
とする接続具となる。
板3,4の上記連結板9への固定のために使用されるボ
ルト5,6が、該接合用鋼板3,4の各々の板面に予め
溶接等の手段により立設されたものであるため、該ボル
ト5,6の連結板9への挿入作業は、該連結板9を、接
合用鋼板3,4の上方からその板面に形成されたボルト
挿通孔11,12を利用して落とし込めば良く、またボ
ルト5,6へのナット13,14の螺合も、ボルトが回
転しないことから容易に行なうことができ、連結作業の
施工性が極めて良好な接続方法、及び該接続方法を可能
とする接続具となる。
【0028】なお、上記実施例においては、固定部にお
ける回転を規制する凹部を接合用鋼板3,4側に設け、
凸部を連結板9側に設けた接続具につき説明したが、こ
れらは各々逆の部材に形成されていても良く、またその
数も何ら実施例の数に限定されない。さらに、凹部は必
ずしも底面を有している必要はなく、板面を貫通した孔
であっても良い。
ける回転を規制する凹部を接合用鋼板3,4側に設け、
凸部を連結板9側に設けた接続具につき説明したが、こ
れらは各々逆の部材に形成されていても良く、またその
数も何ら実施例の数に限定されない。さらに、凹部は必
ずしも底面を有している必要はなく、板面を貫通した孔
であっても良い。
【0029】以上、本発明の実施例につき説明したが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて、更に各種の変形及び変更が
可能であることは当然である。
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて、更に各種の変形及び変更が
可能であることは当然である。
【0030】
【発明の効果】以上、説明した本発明にかかるコンクリ
ート製品の接続方法、及び該接続方法を可能とするコン
クリート製品の接続具によれば、連結作業の施工性が極
めて良好で、しかも低コストで信頼性の高い接続が可能
となる。
ート製品の接続方法、及び該接続方法を可能とするコン
クリート製品の接続具によれば、連結作業の施工性が極
めて良好で、しかも低コストで信頼性の高い接続が可能
となる。
【図1】本発明にかかるコンクリート製品の接続具の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明にかかるコンクリート製品の接続方法の
第1工程を示す断面図である。
第1工程を示す断面図である。
【図3】本発明にかかるコンクリート製品の接続方法の
第2工程を示す断面図である。
第2工程を示す断面図である。
【図4】本発明にかかるコンクリート製品の接続方法の
第3工程を示す断面図である。
第3工程を示す断面図である。
【図5】本発明にかかるコンクリート製品の接続方法の
第3工程を示す平面図である。
第3工程を示す平面図である。
【図6】図5のB−B線に沿う部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図7】従来のコンクリート製品の接続方法の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図8】従来のコンクリート製品の接続方法の他の例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】従来のコンクリート製品の接続方法の更に他の
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図10】従来のコンクリート製品の接続方法の更に他
の例を示す断面図である。
の例を示す断面図である。
1 コンクリート製品 2 コンクリート製品 1a コンクリート製品の接続面 2a コンクリート製品の接続面 3 接合用鋼板 4 接合用鋼板 5 ボルト 6 ボルト 7 凹部 8 凹部 9 連結板 10 凸部 11 ボルト挿通孔 12 ボルト挿通孔 13 ナット 14 ナット
Claims (2)
- 【請求項1】 先端部付近の板面にボルトが立設され、
かつ該ボルトが立設された周囲の板面に1以上の凹部、
或いは凸部が形成された接合用鋼板がそれぞれの接続面
から突出した状態で埋設された両コンクリート製品を対
向配置し、突出状態にある上記両接合用鋼板に、該接合
用鋼板の各々の板面に形成された上記1以上の凹部、或
いは凸部と係合する2以上の凸部、或いは凹部がその板
面に形成された連結板を、該連結板の左右側方付近の板
面に形成されたボルト挿通孔に上記接合用鋼板の各々の
板面に立設されたボルトを挿入してナットを螺合するこ
とにより固定し、両コンクリート製品を接続固定するこ
とを特徴とするコンクリート製品の接続方法。 - 【請求項2】 接続する両コンクリート製品の接続面か
ら各々突出した状態で埋設され、突出状態にある板面に
ボルトが立設され、かつ該ボルトの周囲の板面に1以上
の凹部、或いは凸部が各々形成された接合用鋼板と、前
記接合用鋼板の各々の板面に形成された1以上の凹部、
或いは凸部と係合する2以上の凸部、或いは凹部がその
板面に形成され、かつ左右側方付近の板面に上記接合用
鋼板の各々の板面に立設されたボルトが挿入されるボル
ト挿通孔が形成された連結板と、上記接合用鋼板に立設
されたボルトに螺合されるナットとから成ることを特徴
とするコンクリート製品の接続具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6468694A JPH07247602A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | コンクリート製品の接続方法及びコンクリート製品の接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6468694A JPH07247602A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | コンクリート製品の接続方法及びコンクリート製品の接続具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07247602A true JPH07247602A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13265292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6468694A Pending JPH07247602A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | コンクリート製品の接続方法及びコンクリート製品の接続具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07247602A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010065417A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Taisei Corp | プレキャスト部材の接合構造 |
| KR200464948Y1 (ko) * | 2010-06-21 | 2013-01-24 | 이영미 | 조립식 진열장 |
| JP5684937B1 (ja) * | 2014-06-10 | 2015-03-18 | 正揮 大西 | 壁式構造のプレキャストコンクリート戸建住宅の躯体 |
| CN105735492A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-07-06 | 李路 | 一种金属雕花板连接板 |
| CN116411663A (zh) * | 2021-12-30 | 2023-07-11 | 中冶建筑研究总院有限公司 | 一种新型钢混建筑组合结构 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP6468694A patent/JPH07247602A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010065417A (ja) * | 2008-09-09 | 2010-03-25 | Taisei Corp | プレキャスト部材の接合構造 |
| KR200464948Y1 (ko) * | 2010-06-21 | 2013-01-24 | 이영미 | 조립식 진열장 |
| JP5684937B1 (ja) * | 2014-06-10 | 2015-03-18 | 正揮 大西 | 壁式構造のプレキャストコンクリート戸建住宅の躯体 |
| CN105735492A (zh) * | 2016-03-15 | 2016-07-06 | 李路 | 一种金属雕花板连接板 |
| CN116411663A (zh) * | 2021-12-30 | 2023-07-11 | 中冶建筑研究总院有限公司 | 一种新型钢混建筑组合结构 |
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