JPH07248107A - プラスチック系燃料の製造方法及びその製造設備 - Google Patents
プラスチック系燃料の製造方法及びその製造設備Info
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- JPH07248107A JPH07248107A JP3967994A JP3967994A JPH07248107A JP H07248107 A JPH07248107 A JP H07248107A JP 3967994 A JP3967994 A JP 3967994A JP 3967994 A JP3967994 A JP 3967994A JP H07248107 A JPH07248107 A JP H07248107A
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- Japan
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- plastic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】不完全燃焼させることなく、いわゆる液ダレ現
象を起こすことなく完全な焼却処理をすることができる
プラスチックを主成分とする廃棄燃料の製造技術を提供
する。 【構成】 分別収集された産業廃棄物(1a 〜1c) から得
られるプラスチック、木クズ及び紙クズの3種類を主成
分とする各可燃物の一部又は全部を種別ごとに破砕機(3
a 〜3c) により破砕し、破砕された各破砕物から選別機
等(4a 〜4c,5a〜5c) を使ってそれぞれ金属等の不燃物
等を除去選別し、各選別された可燃物を所定の混合比と
なるように定量毎に圧縮梱包機(7) に送って所定の嵩密
度300 〜500kg/m3 をもち平均低位発熱量を4000〜7000
kcal/kg としたプラスチック系の圧縮梱包された燃料
(8) を得る。
象を起こすことなく完全な焼却処理をすることができる
プラスチックを主成分とする廃棄燃料の製造技術を提供
する。 【構成】 分別収集された産業廃棄物(1a 〜1c) から得
られるプラスチック、木クズ及び紙クズの3種類を主成
分とする各可燃物の一部又は全部を種別ごとに破砕機(3
a 〜3c) により破砕し、破砕された各破砕物から選別機
等(4a 〜4c,5a〜5c) を使ってそれぞれ金属等の不燃物
等を除去選別し、各選別された可燃物を所定の混合比と
なるように定量毎に圧縮梱包機(7) に送って所定の嵩密
度300 〜500kg/m3 をもち平均低位発熱量を4000〜7000
kcal/kg としたプラスチック系の圧縮梱包された燃料
(8) を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック屑を主成
分とする燃料の製造方法及びその製造設備に関し、より
詳細には廃棄プラスチックの焼却処理に特に適するプラ
スチック系燃料の製造方法及びその製造設備に関する。
分とする燃料の製造方法及びその製造設備に関し、より
詳細には廃棄プラスチックの焼却処理に特に適するプラ
スチック系燃料の製造方法及びその製造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチックは、産業及び科学の発達に
より、多種類のものが開発され、年々その使用量が増加
している。これらの合成プラスチックの中で自然界にお
いて生分解されるものは殆ど無いために、使用済みの廃
棄プラスチックは、回収再利用される場合を除いて、そ
の大部分が他の廃棄物と共に埋立て若しくは焼却処理さ
れている。
より、多種類のものが開発され、年々その使用量が増加
している。これらの合成プラスチックの中で自然界にお
いて生分解されるものは殆ど無いために、使用済みの廃
棄プラスチックは、回収再利用される場合を除いて、そ
の大部分が他の廃棄物と共に埋立て若しくは焼却処理さ
れている。
【0003】従来、廃棄物の焼却ではプラスチックを他
の可燃性廃棄物と共に燃焼させることにより行ってい
る。これは、プラスチックを単独で、若しくはプラスチ
ックを主体として燃焼させると、その発熱量が極めて大
きいために、焼却炉を損傷させるがために混合廃棄物を
焼却するものであるが、この場合には焼却温度を管理す
ることが重要となる。燃焼条件が不適切な場合には溶融
プラスチックがストーカー上に流れる、いわゆる液ダレ
現象が生じ、目詰まりを起こし不完全燃焼を招くという
不具合がある。
の可燃性廃棄物と共に燃焼させることにより行ってい
る。これは、プラスチックを単独で、若しくはプラスチ
ックを主体として燃焼させると、その発熱量が極めて大
きいために、焼却炉を損傷させるがために混合廃棄物を
焼却するものであるが、この場合には焼却温度を管理す
ることが重要となる。燃焼条件が不適切な場合には溶融
プラスチックがストーカー上に流れる、いわゆる液ダレ
現象が生じ、目詰まりを起こし不完全燃焼を招くという
不具合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、資源の再利用や
環境問題が重視されるようになり、一般家庭からの塵埃
や工場からの産業廃棄物は、金属、木材、紙、プラスチ
ック、コンクリートや土砂などに選別され、それぞれ個
別に処理されるようになってきた。このような廃棄物の
処理システムにおいて、廃棄物の焼却についても、金
属、木材、紙、プラスチック、コンクリート、土砂など
を種類別に予め分別した後に行うことが処理効率上から
好ましい。しかしながら、プラスチック単独若しくはプ
ラスチックを主成分とするものを完全に燃焼させようと
すると、既述したごとくその発熱量が極めて大きくな
り、焼却炉を損傷させるため、現状では他の可燃物と混
合して実施されているのが実情である。しかしながら、
燃焼を抑制させるため空気量を減らすと、プラスチック
の溶融に基づくいわゆる液ダレ現象が発生してストーカ
ーに目詰まりが生じ、不完全燃焼を起こしやすくなる。
環境問題が重視されるようになり、一般家庭からの塵埃
や工場からの産業廃棄物は、金属、木材、紙、プラスチ
ック、コンクリートや土砂などに選別され、それぞれ個
別に処理されるようになってきた。このような廃棄物の
処理システムにおいて、廃棄物の焼却についても、金
属、木材、紙、プラスチック、コンクリート、土砂など
を種類別に予め分別した後に行うことが処理効率上から
好ましい。しかしながら、プラスチック単独若しくはプ
ラスチックを主成分とするものを完全に燃焼させようと
すると、既述したごとくその発熱量が極めて大きくな
り、焼却炉を損傷させるため、現状では他の可燃物と混
合して実施されているのが実情である。しかしながら、
燃焼を抑制させるため空気量を減らすと、プラスチック
の溶融に基づくいわゆる液ダレ現象が発生してストーカ
ーに目詰まりが生じ、不完全燃焼を起こしやすくなる。
【0005】この発明は、かかる状況を踏まえてなされ
たものであり、その目的とするところは、プラスチック
を主成分とする可燃物を不完全燃焼させることなく、い
わゆる液ダレ現象を起こすことなく完全な焼却処理をな
すことを可能にする廃棄プラスチック系燃料の製造技術
を提供することにある。
たものであり、その目的とするところは、プラスチック
を主成分とする可燃物を不完全燃焼させることなく、い
わゆる液ダレ現象を起こすことなく完全な焼却処理をな
すことを可能にする廃棄プラスチック系燃料の製造技術
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本件の第1
発明の主要な構成である分別収集された産業廃棄物から
得られるプラスチック、木クズ及び紙クズの3種類を主
成分とする各可燃物の一部又は全部を種別ごとに破砕す
ること、前記破砕された各破砕から金属等の不燃物を除
去選別すること、各選別された可燃物を所定の混合比と
なるように定量毎に圧縮梱包機に送ること、及び同圧縮
梱包機により所定の容量となるように圧縮梱包すること
を含んでなることを特徴するプラスチック系燃料の製造
方法により解決される。
発明の主要な構成である分別収集された産業廃棄物から
得られるプラスチック、木クズ及び紙クズの3種類を主
成分とする各可燃物の一部又は全部を種別ごとに破砕す
ること、前記破砕された各破砕から金属等の不燃物を除
去選別すること、各選別された可燃物を所定の混合比と
なるように定量毎に圧縮梱包機に送ること、及び同圧縮
梱包機により所定の容量となるように圧縮梱包すること
を含んでなることを特徴するプラスチック系燃料の製造
方法により解決される。
【0007】この発明では、前記圧縮梱包して得られる
燃料が、前記3種類の可燃物のうちの1種若しくは2種
いずれかを組合せて製造してもよく、また好ましくは同
燃料が嵩密度300〜500kg/m3 程度であり、平
均低位発熱量4,000〜7,000Kcal/kgを
保有するように各可燃物の混合比が設定され、通常少な
くとも10,000cm3 から1,000,000cm
3 までの容量を有するように圧縮される。
燃料が、前記3種類の可燃物のうちの1種若しくは2種
いずれかを組合せて製造してもよく、また好ましくは同
燃料が嵩密度300〜500kg/m3 程度であり、平
均低位発熱量4,000〜7,000Kcal/kgを
保有するように各可燃物の混合比が設定され、通常少な
くとも10,000cm3 から1,000,000cm
3 までの容量を有するように圧縮される。
【0008】また、上記課題は第2発明の主要な構成で
ある分別収集された産業廃棄物から得られるプラスチッ
ク、木クズ及び紙クズの3種類を主成分とする各可燃物
を個別に受け入れる第1、第2及び第3の受入れピット
と、前記各受入れピットに独立して連結される第1、第
2及び第3の破砕機と、前記各破砕機に独立して連結さ
れる第1、第2及び第3の磁選機及び選別機と、前記各
選別機の可燃物出口にそれぞれ連結される第1、第2及
び第3の貯溜槽と、前記各貯溜槽の可燃物出口に連結さ
れる単独の圧縮梱包機とを備え、前記各貯溜槽と前記圧
縮梱包機との間には計量部を介して各可燃物を所定の混
合比をもって定量供給する供給手段を有してなることを
特徴するプラスチック系燃料の製造設備によっても解決
される。
ある分別収集された産業廃棄物から得られるプラスチッ
ク、木クズ及び紙クズの3種類を主成分とする各可燃物
を個別に受け入れる第1、第2及び第3の受入れピット
と、前記各受入れピットに独立して連結される第1、第
2及び第3の破砕機と、前記各破砕機に独立して連結さ
れる第1、第2及び第3の磁選機及び選別機と、前記各
選別機の可燃物出口にそれぞれ連結される第1、第2及
び第3の貯溜槽と、前記各貯溜槽の可燃物出口に連結さ
れる単独の圧縮梱包機とを備え、前記各貯溜槽と前記圧
縮梱包機との間には計量部を介して各可燃物を所定の混
合比をもって定量供給する供給手段を有してなることを
特徴するプラスチック系燃料の製造設備によっても解決
される。
【0009】
【作用】一般にプラスチックを燃焼させるときに発生す
る熱量は8,000〜10,000Kcal/kgと高
く、プラスチックを単独で燃焼させる場合には燃焼炉が
高熱に耐えられず損傷したり、或いは焼却条件が不適な
場合には溶融状態のプラスチックがストーカーに付着し
て目詰まりを起こし不完全燃焼となる場合が多い。その
ため、既述したように従来から廃棄プラスチック類と他
の可燃性廃棄物とを混合して同時に焼却しているのが現
状である。しかして、これは従来の混合廃棄物からなる
燃料が、可燃性であればあらゆる種類の廃棄物を単に混
合するに過ぎず、その混合割合まで厳密に管理すること
は行われていないがためである。
る熱量は8,000〜10,000Kcal/kgと高
く、プラスチックを単独で燃焼させる場合には燃焼炉が
高熱に耐えられず損傷したり、或いは焼却条件が不適な
場合には溶融状態のプラスチックがストーカーに付着し
て目詰まりを起こし不完全燃焼となる場合が多い。その
ため、既述したように従来から廃棄プラスチック類と他
の可燃性廃棄物とを混合して同時に焼却しているのが現
状である。しかして、これは従来の混合廃棄物からなる
燃料が、可燃性であればあらゆる種類の廃棄物を単に混
合するに過ぎず、その混合割合まで厳密に管理すること
は行われていないがためである。
【0010】因みに、本発明のプラスチック以外の混合
材質である木クズや紙屑類の発熱量は約3,000Kc
al/kg比較的低温であって、その他の厨房から排出
される食料品などはその発熱量が特定しにくいものであ
る。かかる多種類の廃棄物が廃棄プラスチックに混合さ
れる場合、その発熱量を制御することは極めて難しいこ
とが理解できる。
材質である木クズや紙屑類の発熱量は約3,000Kc
al/kg比較的低温であって、その他の厨房から排出
される食料品などはその発熱量が特定しにくいものであ
る。かかる多種類の廃棄物が廃棄プラスチックに混合さ
れる場合、その発熱量を制御することは極めて難しいこ
とが理解できる。
【0011】そこで、本発明者らは廃棄物の種類と発熱
量との関係に着目し、これらを適切な混合比とすること
により、プラスチック系の燃料であっても発熱量を適切
な値に制御することが可能になるであろうことを予測
し、種々の検討を繰り返した結果、一般の廃棄物焼却設
備にあって完全燃焼が期待され、しかも燃焼炉に損傷を
与えないようにするには、燃料の低位発熱量を4,00
0〜7,000Kcal/kgとすれば、従来の上記課
題が解決されることを知った。この低位発熱量の数値範
囲は、その下限を下回ると不完全燃焼を招きやすく、ま
たその上限を超えると発熱量が高すぎて炉に損傷を与え
兼ねない。そして、同低位発熱量は上記可燃性廃棄物の
うちから適当な種類を選別すると共に、その混合比を適
切な値とすることにより制御できる。
量との関係に着目し、これらを適切な混合比とすること
により、プラスチック系の燃料であっても発熱量を適切
な値に制御することが可能になるであろうことを予測
し、種々の検討を繰り返した結果、一般の廃棄物焼却設
備にあって完全燃焼が期待され、しかも燃焼炉に損傷を
与えないようにするには、燃料の低位発熱量を4,00
0〜7,000Kcal/kgとすれば、従来の上記課
題が解決されることを知った。この低位発熱量の数値範
囲は、その下限を下回ると不完全燃焼を招きやすく、ま
たその上限を超えると発熱量が高すぎて炉に損傷を与え
兼ねない。そして、同低位発熱量は上記可燃性廃棄物の
うちから適当な種類を選別すると共に、その混合比を適
切な値とすることにより制御できる。
【0012】しかしながら、ここで単に廃棄物の種類を
特定し、その混合比を設定するだけでは、低位発熱量の
値を前述の範囲とすることができない。すなわち、通常
の廃棄物は極めて嵩密度が低く、これを単に回収したま
まの状態で焼却炉に投入して燃焼させる場合には燃焼速
度が増加して、その発熱量の制御が難しくなる。
特定し、その混合比を設定するだけでは、低位発熱量の
値を前述の範囲とすることができない。すなわち、通常
の廃棄物は極めて嵩密度が低く、これを単に回収したま
まの状態で焼却炉に投入して燃焼させる場合には燃焼速
度が増加して、その発熱量の制御が難しくなる。
【0013】そこで、本発明の好適な態様によれば前記
混合比と共にその嵩密度をもある値の範囲に規定して、
燃焼速度を制御すると同時に上記範囲にある低位発熱量
に制御する。更に、本発明の好適な態様では同時にハン
ドリングの容易性を確保するため、圧縮されて得られる
燃料の容量を上記値の範囲に規定している。なお、燃焼
炉への投入を容易にするには、上記容量をもつ燃料を切
断して更にハンドリングの容易性を確保する。
混合比と共にその嵩密度をもある値の範囲に規定して、
燃焼速度を制御すると同時に上記範囲にある低位発熱量
に制御する。更に、本発明の好適な態様では同時にハン
ドリングの容易性を確保するため、圧縮されて得られる
燃料の容量を上記値の範囲に規定している。なお、燃焼
炉への投入を容易にするには、上記容量をもつ燃料を切
断して更にハンドリングの容易性を確保する。
【0014】かくて製造されたプラスチック系燃料を焼
却設備の燃焼室にコンベア等により搬入する。この燃焼
室には、循環排ガスと空気との混合ガスが低酸素含有ガ
スとして循環路を通って供給され過剰な燃焼を抑制して
いる。燃焼室に送り込まれた燃料は多段ストーカーによ
り連続的若しくは間欠的に移動する。この移動中、燃焼
室の下部から導入される加熱空気により、燃料は燃焼す
ると共に熱分解による可燃性ガスを発生し、アッシュは
炉外に排出される。熱分解により発生する可燃性ガスを
含む排ガスは燃焼室内で燃焼して熱交換器に送られる。
燃焼室内の空気量と温度は上述の混合ガスと前記加熱空
気の供給量を制御することにより適正に且つ効率的に保
持され、過燃焼が防止される。
却設備の燃焼室にコンベア等により搬入する。この燃焼
室には、循環排ガスと空気との混合ガスが低酸素含有ガ
スとして循環路を通って供給され過剰な燃焼を抑制して
いる。燃焼室に送り込まれた燃料は多段ストーカーによ
り連続的若しくは間欠的に移動する。この移動中、燃焼
室の下部から導入される加熱空気により、燃料は燃焼す
ると共に熱分解による可燃性ガスを発生し、アッシュは
炉外に排出される。熱分解により発生する可燃性ガスを
含む排ガスは燃焼室内で燃焼して熱交換器に送られる。
燃焼室内の空気量と温度は上述の混合ガスと前記加熱空
気の供給量を制御することにより適正に且つ効率的に保
持され、過燃焼が防止される。
【0015】また、前記燃焼室内で燃焼中にある燃料に
は、必要により水分が噴霧装置から噴霧される。この噴
霧により、燃焼速度を抑制して液ダレ現象が防止される
と共に燃料を完全に燃焼させる。燃焼中の炉内の温度は
燃料の平均低位発熱量が適正に維持されるため燃焼炉が
高温に曝されることがなく損傷することもない。
は、必要により水分が噴霧装置から噴霧される。この噴
霧により、燃焼速度を抑制して液ダレ現象が防止される
と共に燃料を完全に燃焼させる。燃焼中の炉内の温度は
燃料の平均低位発熱量が適正に維持されるため燃焼炉が
高温に曝されることがなく損傷することもない。
【0016】炉外に出た排ガスは、多段で熱交換されて
冷却される。例えば、第1段階では水により熱交換され
冷却される。この熱を利用して蒸気を発生させることが
できる。この熱交換器により冷却された排ガスは、次い
で空気との間で第2段の熱交換がなされて更に冷却され
る。この空気による熱交換器を流れる空気は、循環排ガ
スと混合させて循環路を通して燃焼室に戻される。2段
で冷却された排ガスはダクト内を通って集塵器に導かれ
る。前記ダクトには、石灰粉供給装置から消石灰粉が導
入され、排ガスと併流させて固体接触により排ガス中の
塩化水素、イオウ酸化物などを消石灰粉により除去す
る。
冷却される。例えば、第1段階では水により熱交換され
冷却される。この熱を利用して蒸気を発生させることが
できる。この熱交換器により冷却された排ガスは、次い
で空気との間で第2段の熱交換がなされて更に冷却され
る。この空気による熱交換器を流れる空気は、循環排ガ
スと混合させて循環路を通して燃焼室に戻される。2段
で冷却された排ガスはダクト内を通って集塵器に導かれ
る。前記ダクトには、石灰粉供給装置から消石灰粉が導
入され、排ガスと併流させて固体接触により排ガス中の
塩化水素、イオウ酸化物などを消石灰粉により除去す
る。
【0017】熱交換器及びダクトの下流側に設けられた
集塵器では、排ガス中の粉塵(細かいアッシュや酸化物
などを吸収した消石灰粉等)を除去すると同時に、排ガ
スの一部を循環排ガスとして循環路を通して燃焼室に戻
す。その他の処理済排ガスは煙突から外気中に排出され
る。
集塵器では、排ガス中の粉塵(細かいアッシュや酸化物
などを吸収した消石灰粉等)を除去すると同時に、排ガ
スの一部を循環排ガスとして循環路を通して燃焼室に戻
す。その他の処理済排ガスは煙突から外気中に排出され
る。
【0018】かくて、本発明によればプラスチックを主
成分とする燃料は予備燃焼室を設けることなく、且つ炉
の損傷を危惧することなく完全に燃焼させることを可能
にし、更には外気に排出される排ガス中にも有害ガスは
含まれず、同時に同排ガスの一部を燃焼室に戻すことに
より、燃焼室内への供給空気量と同室内温度を適正に制
御でき、効率的で且つ周辺の環境に影響を与えることな
く焼却処理する。
成分とする燃料は予備燃焼室を設けることなく、且つ炉
の損傷を危惧することなく完全に燃焼させることを可能
にし、更には外気に排出される排ガス中にも有害ガスは
含まれず、同時に同排ガスの一部を燃焼室に戻すことに
より、燃焼室内への供給空気量と同室内温度を適正に制
御でき、効率的で且つ周辺の環境に影響を与えることな
く焼却処理する。
【0019】
【実施例】この発明を具体的な実施例により説明する。
図1は、本発明に係る代表的な実施例であるプラスチッ
ク系燃料の製造方法を示す系統図である。同図に従え
ば、産業廃棄物から分別された第1の可燃物である廃棄
プラスチックを主成分とする第1廃棄物1aは、先ず第
1の受入れピット2aに投入され、ベルトコンベア等の
供給手段を経て破砕機3aに供給されて所定の大きさに
破砕される。次いで、破砕された第1廃棄物1aは搬送
コンベアにより磁選機4a及び振動スクリーン等の選別
機5aに送られ、燃料として不適切な金属やプラスチッ
ク類を除去する。選別された廃棄プラスチックの砕片
は、一旦貯溜槽6aに貯溜され、図示せぬ計量器により
計量されて予め設定されている定量を前記貯溜槽6aか
ら間欠的に若しくは連続的に圧縮梱包機7に搬出され
る。
図1は、本発明に係る代表的な実施例であるプラスチッ
ク系燃料の製造方法を示す系統図である。同図に従え
ば、産業廃棄物から分別された第1の可燃物である廃棄
プラスチックを主成分とする第1廃棄物1aは、先ず第
1の受入れピット2aに投入され、ベルトコンベア等の
供給手段を経て破砕機3aに供給されて所定の大きさに
破砕される。次いで、破砕された第1廃棄物1aは搬送
コンベアにより磁選機4a及び振動スクリーン等の選別
機5aに送られ、燃料として不適切な金属やプラスチッ
ク類を除去する。選別された廃棄プラスチックの砕片
は、一旦貯溜槽6aに貯溜され、図示せぬ計量器により
計量されて予め設定されている定量を前記貯溜槽6aか
ら間欠的に若しくは連続的に圧縮梱包機7に搬出され
る。
【0020】第2廃棄物1bは、同じく産業廃棄物から
予め分別された木クズを主成分とする第2の可燃物であ
り、前述の第1廃棄物1aと同様に、第2の受入れピッ
ト2bに投入されたのちに破砕機3bに供給されて所定
の大きさに破砕され、次いで磁選機4b及び選別機5b
に送られ、燃料として不適切な金属や塵芥類を除去す
る。選別された木クズの砕片は、一旦貯溜槽6bに貯溜
され、同じく計量器により予め設定された定量が計量さ
れて、第1廃棄物1aの搬出にタイミングを合わせて間
欠的に若しくは連続的に上記圧縮梱包機7に搬出され
る。第3廃棄物1cは、同じく予め分別された紙屑類を
主成分とする第3の可燃物からなり、第1及び第2の廃
棄物1a,1bに対すると同様の操作がなされて同一の
タイミングをもって前記圧縮梱包機7に搬出される。
予め分別された木クズを主成分とする第2の可燃物であ
り、前述の第1廃棄物1aと同様に、第2の受入れピッ
ト2bに投入されたのちに破砕機3bに供給されて所定
の大きさに破砕され、次いで磁選機4b及び選別機5b
に送られ、燃料として不適切な金属や塵芥類を除去す
る。選別された木クズの砕片は、一旦貯溜槽6bに貯溜
され、同じく計量器により予め設定された定量が計量さ
れて、第1廃棄物1aの搬出にタイミングを合わせて間
欠的に若しくは連続的に上記圧縮梱包機7に搬出され
る。第3廃棄物1cは、同じく予め分別された紙屑類を
主成分とする第3の可燃物からなり、第1及び第2の廃
棄物1a,1bに対すると同様の操作がなされて同一の
タイミングをもって前記圧縮梱包機7に搬出される。
【0021】圧縮梱包機7に定量づつ送り込まれた第1
〜第3の廃棄物1a〜1cは、予め設定されている混合
比をもって混合された状態で所定の嵩密度と容量にまで
圧縮されて梱包燃料8となる。この梱包燃料8は、通常
スチールベルトにより結束されるが、各廃棄物1a〜1
cがお互いに絡み合った状態で圧縮されているため、形
態は安定しており、必ずしも結束する必要はない。但
し、臭気などを避けるときは、塩化ビニル等のフィルム
で包装する場合もある。
〜第3の廃棄物1a〜1cは、予め設定されている混合
比をもって混合された状態で所定の嵩密度と容量にまで
圧縮されて梱包燃料8となる。この梱包燃料8は、通常
スチールベルトにより結束されるが、各廃棄物1a〜1
cがお互いに絡み合った状態で圧縮されているため、形
態は安定しており、必ずしも結束する必要はない。但
し、臭気などを避けるときは、塩化ビニル等のフィルム
で包装する場合もある。
【0022】図2は本発明の燃料製造設備における一系
統例を具体的に示している。勿論、本発明の燃料製造設
備は図示例に限定されるものではなく、公知の多様な装
置を組み合わせることが可能である。図2において、廃
棄物が種別毎に分別して集められたストックヤード9か
ら、例えば廃棄プラスチックを主成分とする第1廃棄物
1aをシャベルローダ10により第1受入れピット2a
に投入する。同第1受入れピット2aと第1破砕機3a
との間には、供給コンベア11が設置されており、前記
第1受入れピット2aから切出装置2a′により所定の
大きさの廃棄物塊が切り出され、前記供給コンベア11
上に移載される。前記廃棄物塊には未だ様々な塵芥が混
入しているため、同供給コンベア11上において次工程
の破砕機3aに投入するには不適当な廃棄物が例えば人
手により除去される。
統例を具体的に示している。勿論、本発明の燃料製造設
備は図示例に限定されるものではなく、公知の多様な装
置を組み合わせることが可能である。図2において、廃
棄物が種別毎に分別して集められたストックヤード9か
ら、例えば廃棄プラスチックを主成分とする第1廃棄物
1aをシャベルローダ10により第1受入れピット2a
に投入する。同第1受入れピット2aと第1破砕機3a
との間には、供給コンベア11が設置されており、前記
第1受入れピット2aから切出装置2a′により所定の
大きさの廃棄物塊が切り出され、前記供給コンベア11
上に移載される。前記廃棄物塊には未だ様々な塵芥が混
入しているため、同供給コンベア11上において次工程
の破砕機3aに投入するには不適当な廃棄物が例えば人
手により除去される。
【0023】供給コンベア11により移送される第1廃
棄物1aは第1破砕機3aに投入され、同破砕機3aで
所定の大きさに細かく破砕される。同破砕機3aと次工
程の第1選別機5aとの間には破砕物搬送コンベア12
が設置されており、破砕された第1廃棄物1aは同破砕
物搬送コンベア12に排出されて前記第1選別機5aに
送られる。本実施例において、この第1選別機5aは所
定のメッシュをもつ振動スクリーンからなり、同選別機
5a上に送り込まれた第1廃棄物1aの中から燃料とし
て不適当なプラスチック類、ガラス、金属等が除去され
る。更に、本実施例では前記選別機5aの上方に第1磁
選機4aが設置されており、前記選別機5a上を送られ
てくる鉄等の磁性材料を第1廃棄物1aから同時に除去
している。
棄物1aは第1破砕機3aに投入され、同破砕機3aで
所定の大きさに細かく破砕される。同破砕機3aと次工
程の第1選別機5aとの間には破砕物搬送コンベア12
が設置されており、破砕された第1廃棄物1aは同破砕
物搬送コンベア12に排出されて前記第1選別機5aに
送られる。本実施例において、この第1選別機5aは所
定のメッシュをもつ振動スクリーンからなり、同選別機
5a上に送り込まれた第1廃棄物1aの中から燃料とし
て不適当なプラスチック類、ガラス、金属等が除去され
る。更に、本実施例では前記選別機5aの上方に第1磁
選機4aが設置されており、前記選別機5a上を送られ
てくる鉄等の磁性材料を第1廃棄物1aから同時に除去
している。
【0024】第1磁選機4a及び第1選別機5aにより
不適物が除去されたプラスチックを主体とする第1廃棄
物1aは、下方に設置された第1貯溜槽6aに移され
る。同時に、前記不適物は不適物コンベア13により図
示せぬ不適物集積場に排出される。第1貯溜槽6aには
図示せぬ定量供給機が付設されており、予め設定された
重量を計量すると共に、定量を次工程の圧縮梱包機7に
供給する。
不適物が除去されたプラスチックを主体とする第1廃棄
物1aは、下方に設置された第1貯溜槽6aに移され
る。同時に、前記不適物は不適物コンベア13により図
示せぬ不適物集積場に排出される。第1貯溜槽6aには
図示せぬ定量供給機が付設されており、予め設定された
重量を計量すると共に、定量を次工程の圧縮梱包機7に
供給する。
【0025】以上の設備と同様の設備が他に2系統併設
され、最終的には前記圧縮梱包機7と連結されている。
圧縮梱包機7は、例えば廃車の圧縮機と同様の機構を有
しており、その圧縮度は調整可能とされている。こうし
て3系統を圧縮梱包機7で合流してなる本発明の燃料製
造設備によれば、既述した方法によりプラスチック、木
クズ及び紙からなる所定の混合比、嵩密度、容量の燃料
が製造される。
され、最終的には前記圧縮梱包機7と連結されている。
圧縮梱包機7は、例えば廃車の圧縮機と同様の機構を有
しており、その圧縮度は調整可能とされている。こうし
て3系統を圧縮梱包機7で合流してなる本発明の燃料製
造設備によれば、既述した方法によりプラスチック、木
クズ及び紙からなる所定の混合比、嵩密度、容量の燃料
が製造される。
【0026】図3は本発明により製造された上記燃料の
燃焼設備の概念図を示す。このプラスチック燃焼設備
は、供給される本発明により製造されたプラスチック系
燃料8を完全燃焼させると共に、アッシュ23及び排ガ
ス24を排出する燃焼室20と、同燃焼室20中にある
燃料8を連続的若しくは間欠的に搬送する多段ストーカ
ー(火格子)25と、前記燃焼室20の内部を搬送され
る燃料に水分を霧状にして供給する水分噴霧装置26
と、前記排ガス24を水と熱交換して冷却する第1熱交
換器27と、排ガス24を空気と熱交換して冷却する第
2熱交換器28と、同第2熱交換器28の下流側に設け
られた排ガス24中の粉塵を除去する集塵器29と、第
1及び第2熱交換器27,28で順次冷却された排ガス
24を集塵器29の内部に導くダクト30と、該ダクト
30内に消石灰粉を導入して排ガス24と併流させ、固
体接触により排ガス中の塩化水素、イオウ酸化物などを
消石灰粉により除去する石灰粉供給装置21と、排ガス
24の一部を循環排ガスとして燃焼室20に戻す循環路
22と、最終的に処理された排ガス24を外部に排出す
る煙突31とを備えている。
燃焼設備の概念図を示す。このプラスチック燃焼設備
は、供給される本発明により製造されたプラスチック系
燃料8を完全燃焼させると共に、アッシュ23及び排ガ
ス24を排出する燃焼室20と、同燃焼室20中にある
燃料8を連続的若しくは間欠的に搬送する多段ストーカ
ー(火格子)25と、前記燃焼室20の内部を搬送され
る燃料に水分を霧状にして供給する水分噴霧装置26
と、前記排ガス24を水と熱交換して冷却する第1熱交
換器27と、排ガス24を空気と熱交換して冷却する第
2熱交換器28と、同第2熱交換器28の下流側に設け
られた排ガス24中の粉塵を除去する集塵器29と、第
1及び第2熱交換器27,28で順次冷却された排ガス
24を集塵器29の内部に導くダクト30と、該ダクト
30内に消石灰粉を導入して排ガス24と併流させ、固
体接触により排ガス中の塩化水素、イオウ酸化物などを
消石灰粉により除去する石灰粉供給装置21と、排ガス
24の一部を循環排ガスとして燃焼室20に戻す循環路
22と、最終的に処理された排ガス24を外部に排出す
る煙突31とを備えている。
【0027】上記燃料8は、圧縮処理により得られるも
のであるが、圧縮工程に投入する原料として、予め種別
ごとに分別されているプラスチック、紙、木材チップな
どの可燃原料を上述の嵩密度及び平均低位発熱量の範囲
に入るように混合して上述の容量まで圧縮処理して得
る。平均低位発熱量が4,000Kcal/kgより低
いと燃焼効率が悪い。また、平均低位発熱量が7,00
0Kcal/kg以上に設定すると、燃焼炉の損傷を招
く。この圧縮燃料は通常スチールベルトにより結束して
梱包されるが、圧縮燃料は原料が内部で絡み合っている
ため結束せずとも容易には型崩れすることがない。しか
し、防臭や衛生のためには塩化ビニルフィルムなどで包
装することができる。また、前記嵩密度がその上限を超
えると固くなって燃焼しにくくなり、その下限に満たな
いと嵩張ってハンドリング性が低下し、また急激に燃焼
して炉を損傷させる恐れがある。また、圧縮梱包物の容
量も上述の(イ)の原燃料と同様に10,000cm3
から1,000,000cm3 以下と設定しているが、
容量がこれらの値の範囲外になると搬出入にあたっての
操作性を低下させる原因となる。なお、燃焼室に投入す
る際には予め最適な容量となるように切断される。
のであるが、圧縮工程に投入する原料として、予め種別
ごとに分別されているプラスチック、紙、木材チップな
どの可燃原料を上述の嵩密度及び平均低位発熱量の範囲
に入るように混合して上述の容量まで圧縮処理して得
る。平均低位発熱量が4,000Kcal/kgより低
いと燃焼効率が悪い。また、平均低位発熱量が7,00
0Kcal/kg以上に設定すると、燃焼炉の損傷を招
く。この圧縮燃料は通常スチールベルトにより結束して
梱包されるが、圧縮燃料は原料が内部で絡み合っている
ため結束せずとも容易には型崩れすることがない。しか
し、防臭や衛生のためには塩化ビニルフィルムなどで包
装することができる。また、前記嵩密度がその上限を超
えると固くなって燃焼しにくくなり、その下限に満たな
いと嵩張ってハンドリング性が低下し、また急激に燃焼
して炉を損傷させる恐れがある。また、圧縮梱包物の容
量も上述の(イ)の原燃料と同様に10,000cm3
から1,000,000cm3 以下と設定しているが、
容量がこれらの値の範囲外になると搬出入にあたっての
操作性を低下させる原因となる。なお、燃焼室に投入す
る際には予め最適な容量となるように切断される。
【0028】さて、図3に示す焼却設備によるプラスチ
ックを主成分とする上記燃料の焼却機構について詳しく
説明すると、先ず上述のごとくして得られたプラスチッ
ク系燃料8が同焼却設備の燃焼炉20にコンベア等によ
り搬入される。
ックを主成分とする上記燃料の焼却機構について詳しく
説明すると、先ず上述のごとくして得られたプラスチッ
ク系燃料8が同焼却設備の燃焼炉20にコンベア等によ
り搬入される。
【0029】この燃焼室20には、循環排ガスと空気と
の混合ガス(酸素濃度9%、温度140℃)が低酸素含
有ガスとして循環路11を通って供給されている。燃焼
室2に送り込まれた燃料8は多段ストーカー25により
連続的若しくは間欠的に移動する。この移動中、燃焼室
20の下部から導入される加熱空気(温度160℃)に
より、燃料8は燃焼すると共に熱分解による可燃性ガス
を発生し、アッシュ23は炉外に排出される。熱分解に
より発生する可燃性ガスを含む排ガス24は燃焼室20
内で燃焼して第1熱交換器27に送られる。燃焼室20
内の空気量と温度は上述の混合ガスと前記加熱空気の供
給量を制御することにより適正に且つ効率的に保持さ
れ、過燃焼が防止される。
の混合ガス(酸素濃度9%、温度140℃)が低酸素含
有ガスとして循環路11を通って供給されている。燃焼
室2に送り込まれた燃料8は多段ストーカー25により
連続的若しくは間欠的に移動する。この移動中、燃焼室
20の下部から導入される加熱空気(温度160℃)に
より、燃料8は燃焼すると共に熱分解による可燃性ガス
を発生し、アッシュ23は炉外に排出される。熱分解に
より発生する可燃性ガスを含む排ガス24は燃焼室20
内で燃焼して第1熱交換器27に送られる。燃焼室20
内の空気量と温度は上述の混合ガスと前記加熱空気の供
給量を制御することにより適正に且つ効率的に保持さ
れ、過燃焼が防止される。
【0030】また、前記燃焼室20内で燃焼中にある燃
料8には、必要により水分が噴霧装置28から噴霧され
る。この噴霧により、燃焼速度を抑制して液ダレ現象が
防止されると共に燃料8を完全に燃焼させる。燃焼中の
炉内の温度は、本発明による上記原燃料の平均低位発熱
量が適正に維持されるため燃焼炉が高温に曝されること
がなく損傷することもない。
料8には、必要により水分が噴霧装置28から噴霧され
る。この噴霧により、燃焼速度を抑制して液ダレ現象が
防止されると共に燃料8を完全に燃焼させる。燃焼中の
炉内の温度は、本発明による上記原燃料の平均低位発熱
量が適正に維持されるため燃焼炉が高温に曝されること
がなく損傷することもない。
【0031】炉外に出た排ガス24は、第1熱交換器2
7を流れる水と熱交換して冷却される。この熱を利用し
て蒸気を発生させることができる。第1熱交換器27に
より冷却された排ガス24は、第2熱交換器28を流れ
る冷却空気と熱交換して更に冷却される。第2熱交換器
28を流れる熱交換された空気は、循環排ガス24と混
合させて循環路22を通して燃焼室20に導入される。
第1及び第2熱交換器27,28で冷却された排ガス2
4はダクト30内を流れて集塵器29に導かれる。前記
ダクト30内には、石灰粉供給装置21から消石灰粉が
導入され、排ガス24と併流させて固体接触により排ガ
ス24中の塩化水素、イオウ酸化物などを消石灰粉によ
り除去する。
7を流れる水と熱交換して冷却される。この熱を利用し
て蒸気を発生させることができる。第1熱交換器27に
より冷却された排ガス24は、第2熱交換器28を流れ
る冷却空気と熱交換して更に冷却される。第2熱交換器
28を流れる熱交換された空気は、循環排ガス24と混
合させて循環路22を通して燃焼室20に導入される。
第1及び第2熱交換器27,28で冷却された排ガス2
4はダクト30内を流れて集塵器29に導かれる。前記
ダクト30内には、石灰粉供給装置21から消石灰粉が
導入され、排ガス24と併流させて固体接触により排ガ
ス24中の塩化水素、イオウ酸化物などを消石灰粉によ
り除去する。
【0032】第2熱交換器28及びダクト11の下流側
に設けられた集塵器29では、排ガス24中の粉塵(細
かいアッシュや酸化物などを吸収した消石灰粉等)を除
去する。排ガス24の一部は循環排ガスとして循環路2
2を通して燃焼室20に戻される。その他の処理済排ガ
スは煙突31から排出される。
に設けられた集塵器29では、排ガス24中の粉塵(細
かいアッシュや酸化物などを吸収した消石灰粉等)を除
去する。排ガス24の一部は循環排ガスとして循環路2
2を通して燃焼室20に戻される。その他の処理済排ガ
スは煙突31から排出される。
【0033】かくて、本発明による上記実施例によれ
ば、プラスチックを主成分とする燃料は予備燃焼室を設
けることなく、且つ炉の損傷を危惧することなく完全に
燃焼し、更には外気に排出される排ガス中にも有害ガス
は含まれず、同時に同排ガスの一部を燃焼室に戻すこと
により、燃焼室内への供給空気量と同室内温度を適正に
制御でき、効率的で且つ周辺の環境に影響を与えること
なく焼却処理される。なお、上記燃焼装置や焼却設備は
図示実施例に限定されるものではなく多様な変形が可能
であり、例えば廃ゴム、廃タイヤ設備にも当然に応用す
ることができる。
ば、プラスチックを主成分とする燃料は予備燃焼室を設
けることなく、且つ炉の損傷を危惧することなく完全に
燃焼し、更には外気に排出される排ガス中にも有害ガス
は含まれず、同時に同排ガスの一部を燃焼室に戻すこと
により、燃焼室内への供給空気量と同室内温度を適正に
制御でき、効率的で且つ周辺の環境に影響を与えること
なく焼却処理される。なお、上記燃焼装置や焼却設備は
図示実施例に限定されるものではなく多様な変形が可能
であり、例えば廃ゴム、廃タイヤ設備にも当然に応用す
ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなごとく、この
発明によれば単独では燃焼時の発熱量か高いプラスチッ
クの完全燃焼が比較的低温で効率的に且つ炉の損傷を危
惧することなくなされるプラスチック系燃料が得られ
る。
発明によれば単独では燃焼時の発熱量か高いプラスチッ
クの完全燃焼が比較的低温で効率的に且つ炉の損傷を危
惧することなくなされるプラスチック系燃料が得られ
る。
【図1】この発明によるプラスチック系燃料の製造設備
の概略構成を示す系統図である。
の概略構成を示す系統図である。
【図2】前記設備の代表的な一系統の工程例を具体的に
示す全体構成図である。
示す全体構成図である。
【図3】本発明により得られた燃料の焼却設備例を示す
全体構成図である。
全体構成図である。
1a〜1c 第1〜第3廃棄物 2a〜2c 第1〜第3受入れピット 2a′ 切出装置 3a〜3c 第1〜第3破砕機 4a〜4c 第1〜第3磁選機 5a〜5c 第1〜第3選別機 6a〜6c 第1〜第3貯溜槽 7 圧縮梱包機 8 (プラスチックを主成分とする圧縮梱包)
燃料 9 ストックヤード 10 シャベルローダ 11 供給コンベア 12 破砕物搬送コンベア 13 不適物コンベア 20 燃焼室 21 石灰粉供給装置 22 循環路 23 アッシュ 24 排ガス 25 多段ストーカー 26 噴霧装置 27 第1熱交換器 28 第2熱交換器 29 集塵器 30 ダクト 31 煙突
燃料 9 ストックヤード 10 シャベルローダ 11 供給コンベア 12 破砕物搬送コンベア 13 不適物コンベア 20 燃焼室 21 石灰粉供給装置 22 循環路 23 アッシュ 24 排ガス 25 多段ストーカー 26 噴霧装置 27 第1熱交換器 28 第2熱交換器 29 集塵器 30 ダクト 31 煙突
Claims (4)
- 【請求項1】 分別収集された産業廃棄物から得られる
プラスチック、木クズ及び紙クズの3種類を主成分とす
る各可燃物の一部又は全部を種別ごとに破砕すること、 前記破砕された各破砕物から金属等の不燃物等を除去選
別すること、 各選別された可燃物を所定の混合比となるように定量毎
に圧縮梱包機に送ること、及び同圧縮梱包機により所定
の容量となるように圧縮梱包すること、 を含んでなることを特徴するプラスチック系燃料の製造
方法。 - 【請求項2】 圧縮梱包して得られる前記燃料が、前記
3種類の可燃物のうちの1種若しくは2種いずれかを組
合せて製造されてなる請求項1記載のプラスチック系燃
料の製造方法。 - 【請求項3】 圧縮梱包して得られる前記燃料は、嵩密
度300〜500kg/m3 程度であり、平均低位発熱
量4,000〜7,000Kcal/kgを保有するよ
うに各可燃物の混合比が設定され、通常少なくとも1
0,000cm3から1,000,000cm3 までの
容量を有するように圧縮されてなる請求項1又は2記載
のプラスチック系燃料の製造方法。 - 【請求項4】 分別収集された産業廃棄物から得られる
プラスチック、木クズ及び紙クズの3種類を主成分とす
る各可燃物を個別に受け入れる第1、第2及び第3の受
入れピットと、 前記各受入れピットに独立して連結される第1、第2及
び第3の破砕機と、 前記各破砕機に独立して連結される第1、第2及び第3
の磁選機及び選別機と、 前記各選別機の可燃物出口にそれぞれ連結される第1、
第2及び第3の貯溜槽と、 前記各貯溜槽の可燃物出口に連結される単独の圧縮梱包
機と、を備え、 前記各貯溜槽と前記圧縮梱包機との間には計量部を介し
て各可燃物を所定の混合比をもって定量供給する供給手
段を有してなる、ことを特徴するプラスチック系燃料の
製造設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3967994A JPH07248107A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | プラスチック系燃料の製造方法及びその製造設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3967994A JPH07248107A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | プラスチック系燃料の製造方法及びその製造設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248107A true JPH07248107A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12559789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3967994A Pending JPH07248107A (ja) | 1994-03-10 | 1994-03-10 | プラスチック系燃料の製造方法及びその製造設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07248107A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101006011B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2011-01-05 | 김원두 | 탄화가스 생성 보일러용 펠렛의 제조방법 |
-
1994
- 1994-03-10 JP JP3967994A patent/JPH07248107A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101006011B1 (ko) * | 2008-09-04 | 2011-01-05 | 김원두 | 탄화가스 생성 보일러용 펠렛의 제조방법 |
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