JPH07248403A - 光学デバイス・光学デバイス製造方法 - Google Patents
光学デバイス・光学デバイス製造方法Info
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Abstract
学デバイスを実現する。 【構成】フォトレジスト20の層を表面に形成されたデ
バイス材料10の、フォトレジスト20の層に対して露
光と現像とを行って、所定の凹面形状201をフォトレ
ジスト20の層に形成し、凹面形状201を出発形状と
し、フォトレジスト20の層とデバイス材料10とに対
して等方性のエッチングを行い、凹面形状201に応じ
た凹曲面形状101をデバイス材料10に形成する。
Description
バイス製造方法に関する。
光学系における屈折面や反射面を創成する方法として、
エッチングを利用する方法が知られている(例えば、特
開平5−173003号公報)。
比較的最近の技術であり、広い可能性を秘めており、活
発な技術開発が期待されている。
グを利用して凹面を形成した、新規な光学デバイスの提
供を目的とする(請求項7,8)。
バイスを製造するための、新規な光学デバイス製造方法
の提供にある(請求項1〜6)。
「光学デバイス製造方法」は、「フォトレジストの層を
表面に形成されたデバイス材料」を用いる。「デバイス
材料は」、この明細書において、最終的に「光学デバイ
ス」の実態部分となる材料物質を意味する。デバイス材
料は、エッチングが可能な固体であれば、特に制限無く
使用することができる。例えば、光学デバイスとして屈
折を利用するものを製造する場合であれば、デバイス材
料には、ガラス、プラスチック、Si、セラミックス、
単結晶材料等を好適に用いうるし、反射を利用する光学
デバイスを製造する場合であれば、上記各種材料の他
に、各種金属や、超鋼合金等、Siの金属材料・非晶質
金属材料、SiC,Si3N4、SiAlON等のセラミ
ック材料を利用できる。
とを行って、「所定の凹面形状」をフォトレジストの層
に形成する。続いて、上記凹面形状を「出発形状」と
し、フォトレジストの層とデバイス材料とに対して「等
方性のエッチング」を行い、上記凹面形状に応じた凹曲
面形状をデバイス材料に形成する。
方法」も、「フォトレジストの層を表面に形成されたデ
バイス材料」を用いる。上記フォトレジストの層に対し
露光と現像とを行って、「所定の凹面形状」をフォトレ
ジストの層に形成する。次いで、フォトレジストの層と
デバイス材料に対して「異方性のエッチング」を行い、
上記凹面形状をデバイス材料側へ深めた「第2凹面形
状」を形成する。
フォトレジストの層とデバイス材料とに対して「等方性
のエッチング」を行い、上記第2凹面形状に応じた凹曲
面形状をデバイス材料に形成する。
方法」は、「耐エッチング性材料による所定のマスクパ
ターンを介してフォトレジストの層を、表面に形成され
たデバイス材料」を用いる。即ち、デバイス材料の表面
には、対エッチング性材料による所定のマスクパターン
が形成され、このマスクパターン上にフォトレジスト層
が形成される。
とを行って、「所定の凹面形状」をフォトレジストの層
に形成する。
料に対して異方性のエッチングを行って、上記凹面形状
をデバイス材料側へ深めた「第2凹面形状」を形成す
る。フォトレジストの層とデバイス材料との間には、
「マスクパターン」が介在され、マスクパターンは耐エ
ッチング性であるためエッチングされないので、異方性
のエッチングにより形成される「第2凹面形状」は、請
求項2記載の発明における第2凹面形状とは異なったも
のとなり得る。
デバイス材料に対して「等方性のエッチング」を行い、
上記第2凹面形状に応じた凹曲面形状をデバイス材料に
形成する。このとき、必要に応じてマスクパターンを除
去しても良い。
は、「エッチングを妨げる材料を含むマスク層を表面に
形成されたデバイス材料」を用いる。上記マスク層に対
し、所定のパターンをパターニングして、「デバイス材
料の表面を上記パターンに従って露呈」させる。次い
で、デバイス材料に対して等方性もしくは異方性のエッ
チングを行い、上記パターンに従う凹面形状を形成す
る。続いて、マスク層を除去し、上記凹面形状を出発形
状として「等方性のエッチング」を行い、上記出発形状
に応じた凹曲面形状をデバイス材料に形成する。
は、「フォトレジストの層を表面に形成されたデバイス
材料」を用いる。
フィにより、「所定の表面形状」を形成し、フォトレジ
スト層とデバイス材料とに対し異方性のエッチングを行
い、上記表面形状をデバイス材料に彫り写す。
デバイス材料に対し「等方性のエッチング」を行って、
出発形状に応じた凹曲面形状をデバイス材料に形成す
る。
は、上記請求項1〜5記載の光学デバイス製造方法にお
いて、出発形状に対して行われる等方性のエッチングを
「ドライエッチング」とし、エッチング中の反応室内圧
力を、段階的および/または連続的に変化させる。
造方法において、デバイス材料に形成される凹曲面形状
は、「屈折面形状」もしくは「反射面形状」として利用
できる。なお、上記請求項1〜6記載の光学デバイス製
造方法において、デバイス材料に形成する凹曲面形状は
1つでも2以上でもよく、複数の凹曲面形状を形成する
場合には、これらをアレイ配列形状に形成することがで
きる。
状は、凹球面や凹の非球面はもとより、凹のシリンダ面
や凹の変形シリンダ面、さらには凹の回転楕円面等、種
々の形状が可能である。
における「エッチングを妨げる材料を含むマスク層を表
面に形成されたデバイス材料」としては、「Si(10
0)面を選択的に形成した、もしくはSi(100)面
を有する面で研磨してなるデバイス材料」上にSiO2
膜を設け、その上にフォトレジストの層を設け、SiO
2膜とフォトレジストの層とをマスク層としたもの」を
用いることができる。
項1〜6記載の光学デバイス製造方法により製造される
光学デバイスである。請求項1〜6記載の光学デバイス
製造方法で、凹曲面形状を形成されるデバイス材料が
「透明な材料」である場合には、形成される凹曲面形状
を負の屈折面として利用でき、「光学デバイス」として
は、マイクロ凹レンズやマイクロ凹レンズアレイ(凹曲
面形状がアレイ状に形成される場合)等として利用でき
る。勿論、同一のデバイス材料に、凹曲面形状と組み合
わせて凸曲面形状を形成し、これらを凹と凸の屈折面と
して組み合わせることも可能である。
造方法で形成される凹曲面形状に反射膜を形成すること
により「凹反射面」として利用でき(請求項8)、光学
デバイスとしては、マイクロ凹面鏡やマイクロ凹面鏡ア
レイ等として利用できる。
Siの金属材料・非晶質金属材料、SiC,Si3N4、
SiAlON等のセラミック材料を用いた場合、請求項
7記載の光学デバイスは、形成された凹曲面形状を反転
させた凸曲面形状を形成するための「成形型」として使
用できる。
マエッチングやRIE等の物理的エッチングであること
が好ましい。
発形状」としての凹面形状が形成され、この凹面形状に
対して「等方性のエッチング」を行うことにより、目的
とする凹曲面形状をデバイス材料に形成する。従って、
「出発形状としての凹面形状と等方性のエッチングとの
組合せ」により、広範な凹曲面形状の創成が可能とな
る。
らゆる方向へ一様に進行するので、例えば断面形状が
「矩形」や「楔型」の凹面形状は、等方性のエッチング
により断面が「円弧形状」の曲面形状に変化していく
が、その変化の過程で、種々の凹曲面形状が現れるの
で、等方性のエッチングのエッチング時間により種々の
凹曲面形状を実現できる。
等方性エッチングをドライエッチングとし、反応室内圧
力を、段階的および/または連続的に変化させるによ
り、より広範な凹曲面形状を実現することができる。
(径、ピッチ、深さ)や、基板材料、エッチング条件等
に応じて、実験的および/または理論的に決定される。
請求項1記載の光学デバイス製造方法を、負の屈折力の
マイクロレンズのアレイの製造に適用した実施例を説明
するための図である。
イス材料は、透明な光学材料で平行平板状であり、その
一方の平坦な面に、ポジのフォトレジスト20の層が形
成されている。
は、先ず、フォトレジスト20の層に露光と現像を行っ
て、所定の凹面形状をフォトレジスト20の層に形成す
るのであるが、図1の実施例では、図1(a)に示すよ
うに、マイクロレンズアレイ50を用いて露光を行って
いるマイクロレンズアレイ50は、平行平板状の透明板
の片面に、凸の屈折面をアレイ配列してなり、図示され
ていないが、屈折面以外の部分は遮光膜を形成されてい
る。
一光を照射すると、各屈折面に入射した光は屈折面の作
用により集光され、収束光束となってフォトレジスト2
0の層に入射する。マイクロレンズアレイ50は、フォ
トレジスト20の層の表面に密接して配備され、フォト
レジスト20の層の厚さは、上記屈折面による収束光束
が、丁度、フォトレジスト20の層とデバイス材料10
の表面との境界面部分に集光するように設定されてい
る。
フォトレジスト20における露光された部分を除去す
る。すると、図1(b)に示すように、断面がV字型の
凹面形状201が形成される。この凹面形状201は、
円錐面を逆にした「すり鉢状」の凹面である。
発形状」として、「等方性のエッチング」を行うと、図
1(c)に示すように、出発形状である「すり鉢状の凹
面形状」に応じた「凹曲面形状」として、凹球面形状1
01をデバイス材料10の表面形状として形成できる。
このようにして、凹球面形状101を屈折面とする、マ
イクロ凹レンズアレイが得られる(請求項7)。
ば、マイクロ凹面鏡アレイとして使用できる(請求項
8)。
イ50における凸の屈折面を、図1(a)の図面に直交
する方向へ長いシリンダ面とすれば、デバイス材料10
には凹のシリンダ面の配列を形成できることは容易に理
解されるであろう。勿論、このような凹のシリンダ面に
反射膜を形成して良いことは言うまでもない。
方法を、負の屈折力のマイクロレンズのアレイの製造に
適用した実施例を説明するための図である。
は、図1に即して説明した請求項1記載の光学デバイス
製造方法の場合と同じく、「フォトレジストの層を表面
に形成されたデバイス材料」が用いられ、フォトレジス
トの層に対して露光と現像とを行って、所定の凹面形状
を上記フォトレジストの層に形成する。従って、上記所
定の凹面形状がフォトレジストの層に形成されるまで
は、請求項1記載の光学デバイス製造方法の場合と同じ
である。
ジストの層に所定の凹面形状を形成するまでは、図1の
実施例における(a),(b)の工程と同様であるとす
る。
20の層に、所定の曲面形状が形成されたら、次には、
フォトレジスト20の層とデバイス材料10に対して異
方性のエッチングを行って、上記凹面形状(図1(b)
の符号201で示す部分)をデバイス材料10側へ深め
て、図2(a)に示す如き第2凹面形状202を形成す
る。
して、フォトレジスト20の層とデバイス材料10とに
対して「等方性のエッチング」を行うと、図2(b)に
示すように第2凹面形状202に応じた凹曲面形状10
2をデバイス材料10に形成することができる。
ス材料10とで、等方性エッチングに対するエッチング
速度が異なり、形成された凹曲面形状102は、頂部近
傍の曲率の強い「非球面形状」となっている。
方法を、負の屈折力のマイクロレンズのアレイの製造に
適用した実施例を説明するための図である。
は、「耐エッチング性材料による所定のマスクパターン
を介してフォトレジストの層を、表面に形成されたデバ
イス材料」が用いられる。
行平板状のデバイス材料10の片側の面に、耐エッチン
グ性材料による所定のマスクパターン30を介して、フ
ォトレジスト20の層が形成されている。マスクパター
ンは、マイクロレンズアレイ50の凸の屈折面の配列に
対応して開口部を持つパターンである。
照射を行ってフォトレジスト20の層を露光し、現像す
ると、図3(b)に示すように、所定の凹面形状201
がフォトレジスト20に形成される。ここまでのプロセ
スは、図1の実施例の場合と同様である。
デバイス材料10に対して異方性のエッチングを行っ
て、図3(c)に示すように、凹面形状201をデバイ
ス材料10側へ深めた第2凹面形状203を形成する。
このとき、マスクパターン203は、異方性エッチング
に対する耐性を持ち、エッチングされない。
凹面形状203を出発形状として、デバイス材料10に
対して「等方性のエッチング」を行うと、図3(d)に
示すように第2凹面形状203に応じた凹曲面形状10
3をデバイス材料10に形成することができる。
ダ状であることにより、形成された凹曲面形状103
は、頂部近傍の曲率の強い「非球面形状」となってい
る。
載の光学デバイス製造方法は、凹の非球面形状を持つ光
学デバイスの製造に適している。勿論、マイクロレンズ
アレイ50における屈折面を、図3(a)の、図面に著
工する方向へ長いシリンダ面とすれば、デバイス材料に
は、横断面形状が、図2(b),図3(d)の面形状で
与えられるような変形シリンダ面の配列が得られる。
材料に形成された凹曲面形状に反射面を形成してマイク
ロ凹面鏡アレイとして使用できることは勿論である。
方法の実施例を説明するための図である。
は、「エッチングを妨げる材料を含むマスク層を表面に
形成されたデバイス材料」が用いられる。図4(a)に
おいて、デバイス材料10AはSi材料で構成され、S
i(100)面を選択的に形成した、または選択的に
(100)面を有する面で研磨した平滑な面を有する。
00)面上に、SiO2膜を設け、その上にフォトレジ
ストの層を設け、これらSiO2膜とフォトレジストの
層とでマスク層20Aを構成している。
(図の例ではスリット状)をパターニングして、デバイ
ス材料の表面をパターンに従って露呈させる。
水から構成される異方性エッチング液で「異方性エッチ
ング」を施す。すると、Siの〈100〉方向のエッチ
ング速度が速く、〈111〉方向のエッチング速度が最
も遅いために、図のように、側壁に(111)面が表
れ、断面形状がV字型の溝が形成される。
と、上記「異方性エッチング」の結果は、図4(b)に
示すように、逆ピラミッド形状となる。
2膜を設け、その上に所定の厚さのSi結晶を、表面が
(100)面となるように形成し、さらに上記マスク層
を形成すると、上記異方性エッチングの効果は、デバイ
ス材料表面のSiO2膜で止められるから、底部が平面
状のV字溝あるいは、逆截頭ピラミッド形状を形成でき
る。
発形状としてデバイス材料に等方性エッチングを行うこ
とにより、シリンダ面状の凹面や、凹球面形状を形成で
きることは容易に理解されよう。
た例において、マスク層をスリット状にパターニングし
て、スリット部分でデバイス材料面(Si(100)
面)を露呈させ、フッ酸,硝酸,酢酸から構成される等
方性エッチング液で等方性エッチングを施した状態を示
している。この場合は、Siに対するエッチング速度が
全ての結晶面に対して等しいため、図のように、シリン
ダ面形状の凹面形状が得られることになる。
た例において、マスク層を円形状にパターニングして円
形部分でデバイス材料面(Si(100)面)を露呈さ
せ、フッ酸,硝酸,酢酸から構成される等方性エッチン
グ液で「等方性エッチング」を施した状態を示してい
る。この場合は、Siに対するエッチング速度が全ての
結晶面に対して等しいため、図のように、凹球面状の凹
面形状が得られることになる。
た凹面形状を出発形状として、等方性エッチングを行え
ば、シリンダ面形状の凹曲面形状あるいは凹球面形状の
凹曲面形状をデバイス材料の表面形状として形成するこ
とができる。
方法を、負の屈折力のマイクロシリンダレンズのアレイ
の製造に適用した実施例である。
は、「フォトレジストの層を表面に形成されたデバイス
材料」が用いられる。この実施例において、デバイス材
料10は透明な光学材料であり、平行平板状であって、
その片側の平滑な面に、ポジのフォトレジスト20の層
が形成されている。
ソグラフィ」により、所定の表面形状が形成される。こ
の例では、図5(a)の、左右方向をピッチ方向とす
る、格子パターンを有するマスク60を、フォトレジス
ト20の表面に密着させて均一光照射を行い、しかる
後、露光されたフォトレジスト部分を現像により除去
し、図5(b)に示すような、上記格子パターンに従う
3次元のレリーフ状パターンをフォトレジスト20の表
面形状として形成した。
とデバイス材料10とに対して「異方性エッチング」を
行い、上記表面形状をデバイス材料に彫り写す。このよ
うに彫り写された形状を、図5(c)に示す。形状の深
さ:Cは、異方性エッチングの選択比を調整することに
より調整可能である。
イス材料10に対し、「等方性のエッチング」を行っ
て、出発形状に応じた凹曲面形状をデバイス材料10に
形成する。形成される凹面形状は、この実施例の場合、
凹のシリンダ状面を配列したものとなり、従って、得ら
れる光学デバイスは、負の屈折力のマイクロシリンダレ
ンズのアレイとして使用できる。
状(横断面形状)は、出発形状(図5(c)における、
溝幅:Aと溝深さ:Cの寸法比とエッチング条件とによ
り異なる。即ち、出発形状の寸法とエッチング条件によ
って、等方性エッチング後の形状が異なる。
かつ、寸法:Cが大きくなるほど、またエッチング圧力
が高くなるほど、シリンダ状の凹曲面形状は、図5
(e)に示すように横断面形状が半円形状に近づき、逆
の場合には、図5(d)に示すように、シリンダ状の凹
面形状の底面部に形成される平面状部分が大きくなる。
出発形状に対する等方性のエッチングをドライエッチン
グとし、エッチング中の反応質内圧力を、段階的および
/または連続的に変化させることにより、形成される凹
曲面形状の形態を様々に変化させることができる(請求
項6)。
形状に反射膜を形成することにより反射型の光学デバイ
スとすることができることは言うまでもない。また、上
記各実施例で、デバイス材料に適当な材料を選ぶことに
より、凸曲面形状成形用の成形型を得られることも勿論
である。
0としては「合成石英材料」を用い、この上にポジ型フ
ォトレジスト20をスピンコートし、プリベークして厚
さ:20μmの層とした。フォトレジスト20の層にマ
イクロレンズアレイ50を密着させ、均一光を照射して
露光した。
如きものである。
平板状のガラス材料の片面にフォトレジストの層を形成
し、フォトリソグラフィ−法によって、半径:1.02
8mmの円形の凸球面をピッチ:2mmで2次元配列に
形成し、この凸曲面形状を異方性のエッチングにより上
記平行平板の表面形状として彫り写した。このようにし
て、図1(a)に符号50で示すようなマイクロレンズ
アレイを作製した。
mm,レンズピッチ:2.0mmである。屈折面は非球
面形状で、周知の非球面の式 Z={Ch2/1+√[1−(k+1)C2h2]}+a
h4 C=1/R(R:中心曲率半径) k:円錐定数,a:4次の非球面定数 Z:非球面頂点からの距離 における円錐定数:k=−0.3166581、4次の
非球面係数:a=0.1501482×10−2で特定
される形状である。屈折面以外の部分は、Ti蒸着膜で
マスキングした。従って、このマイクロレンズアレイ
は、平凸レンズのアレイである。
は、上記の如く、球面形状から崩れた非球面形状を有し
ているが、上記異方性のエッチングの際のエッチング条
件の制御、即ち、選択比を下げること(酸素導入量を多
くする)により球面形状を押しつぶした形状が容易に製
作可能である。
く、デバイス材料上のフォトレジストの層に密着させ、
波長:436nmの露光用光源を用いて露光を行った。
露光用の光は、マイクロレンズアレイ50の各屈折面で
収束光束とされ、図1(a)に示すようにデバイス材料
10の表面で集光した。露光後、光が照射された部分を
現像により除去した。除去された部分は、すり鉢状の逆
円錐面である。この逆円錐面の「半頂角(円錐面の対称
軸を通る平面で円錐面を切断したときの円錐頂部の角の
半分)」は露光光束の収束状況に対応する。上記半頂角
は48°であった。
2次元アレイ配列を、フォトレジスト20の表面形状と
して形成できた。
とし、フォトレジスト20とデバイス材料10とに対し
て等方的エッチングを以下のように行った。即ち、表面
のフォトレジスト20の層に上記出発形状を形成された
デバイス材料10を、ECRプラズマエッチング装置に
セットし、CHF3,O2,Arガスを導入して、8×1
0~3Toorの圧力で等方的エッチングを40分間実施
した。この結果、各出発形状に応じて、凹球面形状が形
成された。
全く同様のデバイス材料10、フォトレジストの層20
を用いた。具体例1と全く同様にして、フォトレジスト
20の層に、逆円錐面状の凹面形状の2次元アレイ配列
を形成したものに異方性エッチングを、CHF3,O2,
ガスを導入したECRプラズマエッチング装置で、2〜
3×10~4Toorの条件で20分間行い、上記各凹面
形状をデバイス材料側へ深めて第2凹面形状(図2
(a)の逆円錐面状の凹面形状202)とした。
CRプラズマエッチング装置において、CHF3,O2,
Arガスを導入し、導入ガス流量とエッチング条件を調
整して選択比を減少させ、等方性エッチングを8×10
~3Toorの条件で20分間行うことにより、図2
(b)に示すような非球面の凹曲面形状を形成すること
ができた。
同じデバイス材料の片面に、Cr蒸着膜(等方性エッチ
ングに耐える)を形成し、フォトリソグラフィとウエッ
トエッチングとにより、マスクパターン30(円形状の
開口を2次元に配列したパターン)を形成し、その上に
フォトレジスト20の層を形成した。
ジストに逆円錐面状の凹面形状の配列を形成したものを
ECRプラズマエッチング装置にセットし、CHF3,
O2,ガスを導入して、2〜3×10~4Toorの条件
で異方性エッチングを20分間行い、上記凹面形状をデ
バイス材料10内へ深めて第2凹面形状203とした。
その後、Cr蒸着膜によるマスクパターンを除去し、再
び上記ECRエッチング装置で、CHF3,O2,Arガ
スを導入して、等方性エッチングを8×10~3Toor
の条件で20分間行い、図3(d)に示すような、非球
面の凹曲面形状の配列を形成できた。
(100)面を平面に研磨し、この面上にSiO2膜を
形成し、その上に更にフォトレジストを塗布し、フォト
レジストの層とSiO2膜とでマスク層20Aを形成し
た。
元格子状パタ−ンをフォトレジストの層にフォトリソグ
ラフィで形成した後、フォトレジストのパターンをマス
クとしてドライエッチングを行い、SiO2膜に上記1
次元格子状パターンをパタ−ニングし、上記(100)
面をパターンに従って露呈させた。エッチング液(酸化
剤(エチレジアミン),キレ−ト剤(ピロカテコ−
ル),水混合液)でエッチングすると、異方性エッチン
グにより横断面V字状の溝が、デバイス材料10A表面
に形成された(図4(a))。
を、ECRプラズマエッチング装置にセットし、CF4
ガスを導入して、8×10~3Toorの条件で110分
間、等方性エッチングを行い、横断面が半円形状の凹の
シリンダ面の配列を、デバイス材料10Aの表面形状と
して形成することができた。
層20Aにパタ−ニングを行い、SiO2膜に、直径:
30μmの円形形状をパタ−ニングして、(100)面
を円形状に露呈させ、この状態でエッチング液でエッチ
ングすると、等方性エッチングの効果によって、一辺の
長さが30μmの正方形の底面を有する逆ピラミッド状
の凹面形状が形成された(図5(b))。
したものを、ECRプラズマエッチング装置にセット
し、CF4ガスを導入して、8×10~3Toorの条件
で110分間、等方性エッチングを行い、凹曲面形状と
して凹球面をデバイス材料10Aの表面に形成できた。
00)面上に、具体例4,5と同様のマスク層20Aを
形成した。具体例4と同様、幅:30μm,ピッチ:1
00μmの1次元格子状パタ−ンをマスク層20Aにパ
ターニングした。デバイス材料10Aをエッチング液
(フッ酸,硝酸,酢酸の混合液)でエッチングすると、
等方性エッチングにより横断面形状がU字型で略半円形
に近い溝(図4(c))の1次元配列が形成された。
したものを、ECRプラズマエッチング装置にセット
し、CF4ガスを導入して、8×10~3Toorの条件
で110分間、等方性エッチングを行い、横断面が半円
形状の凹のシリンダ面の1次元配列を、デバイス材料1
0Aの表面形状として形成することができた。
00)面上に、具体例4,5,6と同様のマスク層20
Aを形成した。具体例5と同様に、直径:30μmの円
形形状をパタ−ニングし、(100)面を円形状に露呈
させ、エッチング液でエッチングすると、等方性エッチ
ングの効果によって、直径が30μmの円形状を有する
半円球面が凹面形状として形成された(図4(d))。
を除去したものを、ECRプラズマエッチング装置にセ
ットし、CF4ガスを導入して、8×10~3Toorの
条件で110分間、等方性エッチングを行って、凹球面
形状を形成できた。
面にフォトレジスト20の層を形成した。フォトリソグ
ラフィ−法を用いて、直径:4μmの円形パタ−ンを7
μmピッチで2次元状に形成し、ECRプラズマエッチ
ング法によりデバイス材料を1.15μmの深さにエッ
チングして、上記円形パターンの形状をデバイス材料に
彫り写す。
ス材料を、ECRプラズマエッチング装置にセットし、
CHF3,O2ガスを導入して、8×10~3Toorの条
件で24分間、等方性エッチングを行って、底部に平坦
な部分がある半円球凹面形状を形成できた。
したフォトレジストの層にフォトリソグラフィにより、
直径:2.0μmの円形パターンを5μmピッチで2次
元にアレイ配列形成し、ECRプラズマエッチング法で
0.8μmの深さにエッチングして、上記円形パターン
の形状をデバイス材料に彫り写す。
ス材料を、ECRプラズマエッチング装置にセットし、
CHF3,O2ガスを導入して、8×10~3Toorの条
件で16分間、等方性エッチングを行って、具体例8と
同様、底辺に平坦な部分がある半円球形状の凹曲面形状
のアレイ配列を形成できた。
トレジストの層に、フォトリソグラフィにより、直径:
1.0μmの円形パタ−ンを、7μmピッチで2次元に
アレイ配列形成し、ECRプラズマエッチング法で1.
5μmの深さにエッチングして、上記円形パターンの形
状をデバイス材料に彫り写す。
ス材料を、ECRプラズマエッチング装置にセットし、
CHF3,O2ガスを導入して、8×10~3Toorの条
件で45分間エッチングすると、上記具体例8,9とは
異なり、底辺に平坦な部分がない半円球形状の凹曲面形
状のアレイ配列を形成できた。
デバイスは、焦点板(マット板)として利用できる。
ば新規な光学デバイス・光学デバイス製造方法を提供で
きる(請求項1〜8)。
先ず出発形状を形成したのちに、等方性エッチングを行
うので、出発形状と等方性エッチングとの組合せによ
り、広い範囲の凹曲面形状をデバイス表面形状として形
成することができる。
面を持つ光学素子、例えばマイクロ凹レンズあるいはマ
イクロ凹レンズアレイ等として、あるいは、凸曲面形状
成形用の成形型として使用できる。
の反射面を持った光学素子、例えばマイクロ凹面鏡やマ
イクロ凹面鏡アレイとして使用できる。
請求項7,8記載の光学デバイスは等方性エッチングを
採用することによって、形成される凹曲面形状にバラツ
キが少なく、低コストで実現できる。
の図である。
の図である。
の図である。
の図である。
の図である。
レンズアレイ
Claims (8)
- 【請求項1】フォトレジストの層を表面に形成されたデ
バイス材料の、上記フォトレジストの層に対して露光と
現像とを行って、所定の凹面形状を上記フォトレジスト
の層に形成し、 上記凹面形状を出発形状とし、フォトレジストの層とデ
バイス材料とに対して等方性のエッチングを行い、上記
凹面形状に応じた凹曲面形状を上記デバイス材料に形成
することを特徴とする光学デバイス製造方法。 - 【請求項2】フォトレジストの層を表面に形成されたデ
バイス材料の、上記フォトレジストの層に対して露光と
現像とを行って、所定の凹面形状を上記フォトレジスト
の層に形成し、 フォトレジストの層とデバイス材料に対して異方性のエ
ッチングを行って、上記凹面形状をデバイス材料側へ深
めた第2凹面形状を形成し、 上記第2凹面形状を出発形状として、上記フォトレジス
トの層とデバイス材料とに対して等方性のエッチングを
行い、上記第2凹面形状に応じた凹曲面形状を上記デバ
イス材料に形成することを特徴とする光学デバイス製造
方法。 - 【請求項3】耐エッチング性材料による所定のマスクパ
ターンを介してフォトレジストの層を、表面に形成され
たデバイス材料の、上記フォトレジストの層に対して露
光と現像とを行って、所定の凹面形状を上記フォトレジ
ストの層に形成し、 フォトレジストの層とデバイス材料に対して異方性のエ
ッチングを行って、上記凹面形状をデバイス材料側へ深
めた第2凹面形状を形成し、 上記第2凹面形状を出発形状として、デバイス材料に対
して等方性のエッチングを行い、上記第2凹面形状に応
じた凹曲面形状を上記デバイス材料に形成することを特
徴とする光学デバイス製造方法。 - 【請求項4】エッチングを妨げる材料を含むマスク層を
表面に形成されたデバイス材料の、上記マスク層に対
し、所定のパターンをパターニングして、デバイス材料
の表面を上記パターンに従って露呈させ、 上記デバイス材料に対して等方性もしくは異方性のエッ
チングを行い、上記パターンに従う凹面形状を形成し、 上記マスク層を除去したのち、上記凹面形状を出発形状
として等方性のエッチングを行い、上記出発形状に応じ
た凹曲面形状を上記デバイス材料に形成することを特徴
とする光学デバイス製造方法。 - 【請求項5】フォトレジストの層を表面に形成されたデ
バイス材料の、上記フォトレジストの層に対しフォトリ
ソグラフィにより、所定の表面形状を形成し、 上記フォトレジスト層とデバイス材料とに対して異方性
のエッチングを行い、上記表面形状をデバイス材料に彫
り写し、 彫り写された形状を出発形状として、デバイス材料に対
し等方性のエッチングを行って、上記出発形状に応じた
凹曲面形状を上記デバイス材料に形成することを特徴と
する光学デバイス製造方法。 - 【請求項6】請求項1または2または3または4または
5記載の光学デバイス製造方法において、 出発形状に対する等方性のエッチングをドライエッチン
グとし、エッチング中の反応室内圧力を、段階的および
/または連続的に変化させることを特徴とする光学デバ
イス製造方法。 - 【請求項7】請求項1または2または3または4または
5または6記載の光学デバイス製造方法により製造され
る光学デバイス。 - 【請求項8】請求項1または2または3または4または
5または6記載の光学デバイス製造方法により、デバイ
ス材料に形成された凹曲面形状に反射膜を形成してなる
光学デバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04130394A JP3566331B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 光学デバイス・光学デバイス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04130394A JP3566331B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 光学デバイス・光学デバイス製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07248403A true JPH07248403A (ja) | 1995-09-26 |
| JP3566331B2 JP3566331B2 (ja) | 2004-09-15 |
Family
ID=12604722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04130394A Expired - Fee Related JP3566331B2 (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 光学デバイス・光学デバイス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3566331B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10232388A (ja) * | 1997-02-20 | 1998-09-02 | Ricoh Opt Ind Co Ltd | 液晶プロジェクター用の液晶デバイス及び液晶デバイス用の対向基板 |
| JP2003264284A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体撮像素子及びその製造方法 |
| JP2008032967A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toppan Printing Co Ltd | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP04130394A patent/JP3566331B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH10232388A (ja) * | 1997-02-20 | 1998-09-02 | Ricoh Opt Ind Co Ltd | 液晶プロジェクター用の液晶デバイス及び液晶デバイス用の対向基板 |
| JP2003264284A (ja) * | 2002-03-08 | 2003-09-19 | Sanyo Electric Co Ltd | 固体撮像素子及びその製造方法 |
| JP2008032967A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toppan Printing Co Ltd | 光学シートとそれを用いたバックライト・ユニットおよびディスプレイ |
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| JP3566331B2 (ja) | 2004-09-15 |
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