JPH07248542A - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JPH07248542A
JPH07248542A JP3741794A JP3741794A JPH07248542A JP H07248542 A JPH07248542 A JP H07248542A JP 3741794 A JP3741794 A JP 3741794A JP 3741794 A JP3741794 A JP 3741794A JP H07248542 A JPH07248542 A JP H07248542A
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JP
Japan
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printing
burning
data
pattern image
image
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Pending
Application number
JP3741794A
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English (en)
Inventor
Tadashi Kitano
正 北野
Toshio Ito
俊夫 伊藤
Hidekazu Kito
英一 鬼頭
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 焼付サイズデータと焼込位置データとを読み
取る。焼付サイズデータにより基準送り量を求める。焼
込み位置データにより補正送り量を求める。これら基準
送り量に補正送り量を加算して設定送り量を求める。カ
ットマークを検出したときからのペーパー送り量を求
め、このペーパー送り量が設定送り量になったときにパ
ターン画像の焼込みを開始する。 【効果】 焼付サイズが異なるプリントコマを連続的に
焼付露光する場合でも、焼込み枠の所定位置にパターン
画像を焼き込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真焼付装置に関し、特
に写真画像内に、文字,記号,図形等で構成されるパタ
ーン画像を焼き込むようにした写真焼付装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、写真画像の中に任意の文字や記号
等のパターン画像を焼き込む場合に、予めリスフイルム
を作成して、これを用いて写真画像の中に文字や記号等
のパターン画像を焼付露光している。このため、リスフ
イルムを作成したり、これをプリンタの所定位置にセッ
トしたりする必要があり、手間を要し簡単にはパターン
画像を焼き込むことができなかった。また、パターン画
像を変更する場合にも、新たにリスフイルムを作成しな
ければならないため、パターン画像の変更を容易に行う
ことができないという問題がある。
【0003】これに対して、リスフイルムを作成するこ
となく、任意の文字や記号等のパターン画像を写真画像
内に焼き込む装置として、写真画像を焼付露光する際の
コマ送りを副走査とし、焼込みヘッドの配列方向におけ
る発光を主走査として、パターン画像を写真画像に焼き
込むものが知られている(例えば、特公平3−5809
6号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、迫力
のある画面となるパノラマサイズやワイドビジョンサイ
ズのプリント写真が好まれるようになり、これらコマサ
イズで撮影が行われるようになってきている。これらの
コマサイズでの撮影は、専用のパノラマカメラ等を用い
る他に、パノラマサイズ等とフルサイズとを1本のフイ
ルムの撮影途中でも切り換えられるようにしたコマサイ
ズ切換えカメラが用いられる。このため、これらのサイ
ズのコマが混在したフイルムが現像所に回されることに
なる。
【0005】このような複数のコマサイズが混在したフ
イルムを用いて、各コマサイズに対応したサイズのプリ
ント写真を順に同一のカラー印画紙(以下カラーペーパ
ーという)に焼き付ける場合に、上記パターン画像を焼
きこむ際に、コマサイズが変わると、この焼付サイズが
切り替わる部分では焼込み開始位置がずれてしまうとい
う問題がある。これにより、パターン画像の記録位置が
ずれてしまってパターン画像が隣のコマにはみ出してし
まうこともあり、この場合にはプリント写真内に全て記
録することができないという問題がある。
【0006】また、上記写真焼付装置では、ファイバー
オプティクス記録管を用いてパターン画像を焼付露光し
ているため、装置が大型化してしまうという不都合があ
る。このため、パターン画像の焼込み位置を変更する場
合等に記録ヘッドの移動手段が大型化してしまうという
問題がある。また、ファイバーオプティクス記録管は、
赤,緑,青の3色の蛍光体をモザイク状に配列した蛍光
体層を有するCRT表面に、オプティカルファイバプレ
ートを設けたものであるため、高圧電源装置を有するC
RTドライバが必要になり、装置構成が複雑になるとい
う問題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、焼付サイズが変更された場合でもパターン画像を
プリント写真内に記録することができるようにし、更に
簡単な構成で記録ヘッドをコンパクトにまとめることが
できるようにした写真焼付装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の写真焼付装置は、感光材料の送り方
向における前記パターン画像の焼込み位置を指示する焼
込み位置指示手段と、主画像の焼付サイズを指示する焼
付サイズ指示手段と、前記焼込み位置指示手段からの焼
込み位置データと焼付サイズ指示手段からの主画像焼付
サイズデータとに基づきパターン画像の焼込み開始位置
を決定する焼込み開始位置決定手段と、この焼込み開始
位置決定手段からの焼込み開始位置データに基づきパタ
ーン画像を焼き込む制御手段とを備えたものである。
【0009】また、請求項2記載の写真焼付装置は、感
光材料の送り方向における前記パターン画像の焼込み位
置を指示する焼込み位置指示手段と、主画像の焼付サイ
ズを指示する焼付サイズ指示手段と、前記焼込みヘッド
を感光材料の幅方向に平行移動させるヘッド移動部と、
写真画像の天地データを入力する天地データ入力手段
と、前記焼込み位置指示手段からの焼込み位置データ
と、焼付サイズ指示手段からの主画像焼付サイズデータ
と、天地データ入力手段からの天地データに基づきパタ
ーン画像の焼込み開始位置を決定する手段と、この焼込
み開始位置決定手段からの焼込み開始位置データに基づ
きパターン画像を焼き込む制御手段とを備えたものであ
る。
【0010】また、請求項3記載の写真焼付装置は、請
求項1又は2記載のものにおいて、前記焼込みヘッドを
多数本の光ファイバの一端を1列に並べて構成し、各光
ファイバの他端にこの光ファイバに三色光を入射する発
光素子を配置し、前記主画像焼付手段にマスク装置を設
け、パターン画像の焼込み位置をマスキングしたもので
ある。前記発光素子としては、赤,緑,青色の発光ダイ
オードやレーザーダイオード(半導体レーザー)が用い
られる。また、単体の発光ダイオードの他に、赤,緑,
青色の発光ダイオードチップを一体化した発光ダイオー
ドが用いられる。
【0011】
【作用】主画像焼付手段により写真フイルムに記録され
た写真画像が主画像としてカラーペーパーに焼付露光さ
れる。主画像の焼付露光後は1コマ分のカラーペーパー
が送られて、新たな未露光のカラーペーパーが露光位置
にセットされる。このコマ送り時にパターン画像焼付手
段によりパターン画像が焼付露光される。パターン画像
の焼付露光は、焼込みヘッドを発光させるとともに、こ
の発光に同期させてカラーペーパーを搬送することで行
われる。
【0012】また、焼付サイズデータと焼込み位置デー
タとが読み取られる。そして、焼付サイズデータにより
基準送り量が求められ、焼込み位置データにより補正送
り量が求められる。これら基準送り量に補正送り量が加
算され、設定送り量が求められる。そして、ペーパー送
り量が設定送り量になったときにパターン画像の焼込み
が開始される。これにより、焼付サイズと焼込み位置と
に応じた所定位置にパターン画像が焼き込まれる。基準
送り量の基準点は例えば各コマの間に形成されるカット
マークが用いられる他に、1オーダー分の先頭コマの先
端位置が用いられる。
【0013】多数本の光ファイバの一端を1列に並べた
焼込みヘッドを用いる場合には、前記光ファイバの各他
端に三色光を入射する発光素子が配置されており、これ
ら発光素子の発光量が制御されることで、各ドットが所
望の色で記録される。例えば、赤,緑,青色の発光ダイ
オードが発光すると、現像処理後のカラーペーパーには
黒色でドットが記録される。また、赤色発光ダイオード
のみが発光するとシアン色で、緑色発光ダイオードのみ
が発光するとマゼンタ色で、青色発光ダイオードのみが
発光するとイエロー色で、現像処理後のカラーペーパー
にはドットが記録される。また、赤及び緑色の発光ダイ
オードが発光すると青色で、赤及び青色の発光ダイオー
ドが発光すると緑色で、緑及び青色の発光ダイオードが
発光すると赤色で同様にドットが記録される。更に、青
色発光ダイオードを2個用い、赤及び緑色発光ダイオー
ドを各1個ずつ用いて、三色光の各色光をほぼ同じ光量
に設定した発光部を用いる場合には、青色発光ダイオー
ドの一方のみと緑色発光素子と赤色発光素子とが発光す
ると紺色で、同様にドットが記録される。また、各色の
発光ダイオードを複数個ずつ設けてこれらを選択的に駆
動することにより、各色の発光量を段階的に変化させる
ことができ、更に多くの色数でパターン画像が記録され
る。なお、各発光素子をON−OFF制御してこれらの
発光素子を選択的に駆動する代わりに、発光素子、例え
ば発光ダイオードの電流を制御することにより、各発熱
素子の発光量を制御してもよく、この場合にはドットの
記録色がより一層多様化される。
【0014】
【実施例】図1は、本発明を実施した写真焼付装置を示
す概略図であり、機枠内に、その下部で水平方向にフイ
ルム搬送部11が配置されている。また、機枠の上部に
は、水平方向でペーパー搬送部12が配置されている。
これらフイルム搬送部11とペーパー搬送部12との間
には、垂直方向で主画像焼付手段としてのプリント部1
3が配置されている。また、プリント部13のペーパー
送り方向の下流側にはパターン画像焼付部14が配置さ
れている。
【0015】フイルム搬送部11は、ロール形態に巻き
取られたネガフイルム15をフイルム送りローラ対16
によりコマ送りして、プリント対象コマをフイルムキャ
リア17の露光開口18にセットする。また、焼付露光
に供されたネガフイルム15はコマ送りによりロール形
態で巻き取り収納される。
【0016】プリント位置にセットされたコマは、プリ
ント部13によりペーパー搬送部12のカラーペーパー
20に焼付露光される。光源部21は、ランプ22,カ
ットフイルタ部23,拡散箱24から構成されており、
ネガフイルム15のプリント対象コマを照明する。カッ
トフイルタ部23は三色光のカットフイルタ25〜27
を備えており、露光量に達した色は該当するカットフイ
ルタが焼付光路28に挿入されることによりカットされ
最適な露光量で焼付露光されるようになっている。プリ
ント対象コマを透過した光は、シャッタ駆動部29によ
りシャッタ30が開いた時にズームレンズからなる焼付
レンズ31によりカラーペーパー20に結像される。
【0017】カラーペーパー20はロール形態で巻き取
り収納されており、ペーパー送りローラ対33により引
き出されて、プリント位置34にセットされる。ペーパ
ー送りローラ対33はペーパー送りモータ32で回転制
御される。ペーパー送りモータ32はパルスモータから
構成されており、ドライバ32aを介してメインコント
ローラ36に接続されている。メインコントローラ36
は、ドライバ32aを介して駆動パルスをペーパー送り
モータ32に送ることで、カラーペーパー20を可変ペ
ーパーマスク35にコマ送りする。更に、メインコント
ローラ36は、基本クロックに基づき上記駆動パルスを
作成するため、パターン画像焼付部14におけるプリン
トタイミングに同期してペーパー送りが行われる。
【0018】プリント位置34には可変ペーパーマスク
35が設けられている。図2に示すように、可変ペーパ
ーマスク35は、カラーペーパー20の幅方向に平行移
動する1対の幅方向マスク35a,35bと、カラーペ
ーパー20の送り方向に平行移動する1対の送り方向マ
スク35c,35dとから構成されており、シフト機構
37a,37b,38により平行移動するように構成さ
れている。
【0019】送り方向のマスクシフト機構38は、無端
ベルト38aと、これを正逆回転するモータ38bと、
ドライバ38cとから構成されており、無端ベルト38
aには送り方向マスク35c,35dが取り付けられて
いる。そして、無端ベルト38aを一方に回転すると、
1対の送り方向マスク35c,35dが接近し、他方に
回転すると、送り方向マスク35c,35dが離反す
る。モータ38bはドライバ38cを介してマスクコン
トローラ39で回転制御され、メインコントローラ36
からの焼付サイズデータに基づき、各焼付サイズに合っ
たマスク開口を形成する。本実施例では、Lサイズ等の
通常サイズの他に、これの2倍分の長さのパノラマサイ
ズや約1.24倍のワイドビジョンサイズをプリントす
るため、これらサイズに合わせたマスク開口を形成す
る。
【0020】幅方向マスク用シフト機構37a,37b
は送り方向のマスクシフト機構38と基本的構成は同じ
であり、各マスク35a,35b毎に設けた無端ベルト
とこれらを個別に正逆回転するモータとから構成されて
いる。そして、縁取りプリント時には縁分だけペーパー
の側縁部を覆うようにマスク位置にセットされ、縁無し
プリント時にはペーパーの側縁部を覆うことのない退避
位置にセットされる。また、これらは用いるペーパー幅
サイズに応じて移動される。その他に、シフト機構37
a,37bにより、これらマスク35a,35bのいず
れか一方のみを選択的に焼込み枠分だけカラーペーパー
の中央部側に突出することにより、パターン画像の焼込
み位置に合わせて、このパターン画像の焼込み枠をマス
キングする。
【0021】本実施例では、主画像の下側に文字を焼き
込むために、通常は一方のマスク35aが中央部側に焼
込み枠分だけ突出される。また、後に説明する天地デー
タが入力されており、天地が逆となっているプリント対
象コマの場合には、他方のマスク35bが中央部側に焼
込み枠分だけ突出する。
【0022】また、ペーパーマスク35の下流側には、
前記パターン画像焼付部14との間でパンチャ40,カ
ットマークセンサ41,ロータリーエンコーダ42が順
に配置されている。パンチャ40は周知のように各コマ
の間に小さな孔からなるカットマークとソートマークと
を記録する。図7に示すように、カットマーク80は各
コマの間の余白部81に形成され、この余白部81でペ
ーパー20が切断されることでプリント写真に切り離さ
れる。また、ソートマークは写真フイルム1本単位で各
件の間のコマ間に形成される。なお、パンチャ40を用
いる代わりに、各マークを焼付露光したり印刷したりし
てもよい。
【0023】カットマークセンサ41はパンチャ40で
各コマに開けられたカットマーク80(図7参照)を検
出して、これをメインコントローラ36に送る。ロータ
リーエンコーダ42はカラーペーパー20に接触して回
転するローラ42aを備えており、カラーペーパー20
の送りによってエンコーダパルスを発生し、これをメイ
ンコントローラ36に送る。メインコントローラ36
は、後述するように、このカットマークセンサ41から
のカットマーク検出信号とロータリーエンコーダ42の
エンコーダパルスとに基づき各コマの記録位置を検出
し、これに基づき各コマの所定位置にパターン画像を焼
き込むための記録開始位置を決定する。
【0024】前記パターン画像焼付部14は、焼込みヘ
ッド45と、発光部46と、ドライバ47と、プリント
コントローラ48とから構成されている。図2に示すよ
うに、焼込みヘッド45はヘッドシフト機構49によ
り、カラーペーパー20の幅方向で平行移動する。ヘッ
ドシフト機構49は、焼込みヘッド45をカラーペーパ
ー20の幅方向に移動自在に案内するガイド部と、焼込
みヘッド45に一部を固定した無端ベルトと、これを回
動して所定位置で焼込みヘッド45を停止させるモータ
とから構成されている。なお、無端ベルトの他に、送り
ネジ棒の回動によりカラーペーパー20の幅方向に焼込
みヘッド45を平行移動させるようにしてもよい。
【0025】図3に示すように、焼込みヘッド45は、
本実施例では、16本の光ファイバ50の光射出端部5
0aを1列に並べるようにヘッド枠51で保持したもの
であり、これにより主走査方向に16ドットを記録する
ことができる。したがって、1文字が例えば16×16
ドットで記録される。前記光ファイバ50としてはグラ
スファイバー,プラスチックファイバが用いられ、例え
ば直径が0.5mmのものを用いると、16ドットの場合
には8mm幅の文字が記録される。また、カラーペーパー
20と焼込みヘッド45との間に縮小光学系を組み込
み、文字の大きさを縮小してもよい。
【0026】各光ファイバ50の光入射端部50bに
は、発光部46が接続されている。発光部46は、保持
枠52(図4参照)内に、1本の光ファイバ50に対し
赤,緑,青色の3個の発光ダイオード53,54,55
を配置して構成されており、各光ファイバ50の入射端
部50bに三色光の混色光を入射する。なお、本実施例
では保持枠52内に単に各発光ダイオード53,54,
55を配置しただけであるが、各発光ダイオード53〜
55と光ファイバ50との間に集光レンズを配置した
り、集光レンズ付きの光ファイバを用いて、集光性を向
上させてもよい。
【0027】発光部46の各発光ダイオード53〜55
は、図4に示すように、ドライバ47を介してプリント
コントローラ48により制御される。プリントコントロ
ーラ48は文字フォントのデータや図形,イラストデー
タと、色指定データとをドライバ47に送り、このドラ
イバ47で各発光ダイオード53〜55を駆動する。
【0028】図1に示すように、メインコントローラ3
6はフイルム搬送部11,ペーパー搬送部12,プリン
ト部13,パターン画像焼付部14の各部をシーケンス
制御する他に、LSIカードリーダー56を介してLS
Iカード57のデータを読み込む。LSIカード57に
は、プリントの前工程であるフイルム検定工程で、プリ
ント対象コマの露光補正データや各コマの天地データ,
パターン画像データ等が書き込まれている。
【0029】フイルム検定工程では、オペレータが各コ
マを観察して自動露光補正では補正が不充分なコマに対
して露光補正データを入力する他に、文字等のパターン
画像を焼き込むコマに対しては、焼込み文字データ,焼
込み位置データ,コマの天地データが入力される。この
他に、撮影時に撮影情報として天地データや焼込み文字
データ,焼込み位置データが入力可能でこの撮影情報を
記録媒体に記録するようにしたカメラを用いる場合に
は、この撮影情報に基づきこれらデータが入力される。
更に、焼付サイズデータが入力されたコマの場合には、
焼付サイズが入力される。また、焼付サイズデータをカ
メラ側で自動記録する代わりに、フイルム検定時にコマ
のサイズをオペレータが確認して、これに基づきコマサ
イズデータを入力するようにしてもよい。また、オペレ
ータによる確認の他に周知のコマサイズセンサを用いて
コマサイズを自動的に検出し、これに基づきコマサイズ
データを入力するようにしてもよい。なお、カメラにお
ける撮影情報等の記録媒体としては、カメラにセットさ
れるLSIカードの他に、写真フイルムに設けた透明磁
気記録層や、画像記録エリア以外の感光乳剤層、フイル
ムパトローネに設けた磁気記録層やLSIチップが用い
られる。
【0030】焼込み文字データはカメラ側で文字データ
をキー入力する他に、予めメモリに記憶されている「誕
生日おめでとう」,「結婚おめでとう」,「入学おめで
とう」,「卒業おめでとう」,「たのしい動物園」,・
・・等の各種定型文を選択してもよい。この場合には、
選択された文字データそのものを記録する他に、定型文
指示データを記憶してもよい。なお、定型文に撮影日時
データも合わせて記憶しておき、文字焼込みの際に撮影
日時データも焼き込むようにしてもよい。
【0031】天地データは、重力センサ等を用いてシャ
ッタレリーズの際にカメラの姿勢が検出され、これが天
地データとして記憶されている。また、カメラの姿勢を
変えて撮影する場合に天地向きを入力する天地キーを備
えているカメラでは、天地キーを操作することにより、
天地データが入力される。焼込み位置データは、パター
ン画像を焼込み枠内で中央、右寄せ、左寄せで焼込むか
を指示するものである。なお、焼込み位置データとして
は、この枠内位置を指示するデータの他に焼込み枠の位
置を指示するデータも入力してもよい。この焼込み枠位
置指示データにより、主画像の上側又は下側のいずれか
に焼込み枠を形成するかを指示することができる。
【0032】これら各データはフイルム検定時に入力さ
れる他に、撮影時やDP処理の受付時に入力される。例
えば、カメラ側で撮影の際に文字焼込みデータを記録す
る代わりに、撮影終了後にまとめて記録する。また、D
P処理の受け付けの際に、口頭で該当するコマに「誕生
日おめでとう」等の定型文や指定文をやきこむように指
示してもよい。この場合には、フイルム検定の際に、対
応するコマに定型文や指定文のデータ及び焼込み位置デ
ータを入力する。なお、焼込みデータとして、この他に
撮影時刻,絞り値,シャッタ速度,ストロボ発光の有無
等の撮影データを文字や記号で表したもの、又はこれら
をコード化した文字列で表したものを用いてもよく、ま
た、これらと上記文字焼込みデータとを組み合わせたも
のを用いてもよい。
【0033】フイルム検定工程等で入力された焼込み文
字データ,焼込み位置データ,露光補正データ,天地デ
ータは各オーダーのプリント対象コマ順にLSIカード
に記憶される。また、各コマの観察により撮影失敗コマ
と判定される場合には、プリント不要データが記録され
る。更に、コマ位置データがLSIカードに記憶され、
このコマ位置データに基づきプリント対象コマを露光位
置にセットする。また、ノッチャを備えたフイルム検定
機では、周知のように、このプリント要・不要データの
代わりに半円形の切欠きからなるノッチがフイルムの側
縁部であってプリント対象コマのフイルム送り方向中央
部に記録される。更に、プリント不要コマに対してはこ
のノッチを付さないことにより、プリント不要か否かが
自動検出される。このノッチにより写真焼付装置ではプ
リント対象コマをフイルムキャリアの露光開口に位置決
めする。
【0034】メインコントローラ36は、LSIカード
57に記憶されているフイルム検定データを読み取り、
露光補正データが記録されているコマに対してはこの露
光補正データに基づきカットフイルタの挿入タイミング
を変えて自動露光補正を行う。また、焼込みデータが記
録されているコマに対しては、この焼込みデータをプリ
ントコントローラ48に送る。
【0035】図4はプリントコントローラ48の機能ブ
ロックを示すものである。プリントコントローラ48の
メモリ60には、メインコントローラ36からの焼込み
データが書き込まれる。焼込みデータは、本実施例では
文字を焼き込むための文字データと、文字色データと、
焼込み位置データとからなるが、図形やイラスト等を焼
き込む場合には、焼込み枠分の画像データを記憶するフ
レームメモリ61が用いられる。タイミング制御部62
は、メインコントローラ36からのプリント開始信号P
Sにより作動を開始し、メインコントローラ36からの
基本クロックBCから文字間隔に応じた周期のクロック
C1と、1文字を構成するドットの列の間隔(ドット間
隔)に応じた周期のクロックC2と、クロックC2を遅
延させた駆動信号DRとを発生させる。クロックC1
は、アドレスカウンタ63でカウントされ、またクロッ
クC2はカウンタ64でカウントされる。メモリ60に
記憶された文字データは、アドレスカウンタ63によっ
て1文字ずつ読み出されてキャラクタジェネレータ65
に送られる。この場合に、天地データにより天地が逆の
プリント対象コマの場合には文字データは逆方向から読
み出され、文字の向きが天地が逆でも同じになるように
される。更に、ヘッドシフト機構49(図2参照)が作
動して、焼込みヘッド45を図2に2点鎖線で示すよう
にカラーペーパー20の反対側の縁部に移動する。
【0036】キャラクタジェネレータ65にはドットパ
ターンの文字が記憶されており、文字データで印字すべ
き文字を選択し、且つカウンタ64で指定されたライン
のドット信号を読み出し、これをドライバ47に送る。
また、フレームメモリ61に記録された図形やイラスト
等のデータは、カウンタ64で指定されたラインのドッ
ト信号を読み出し、これをドライバ47に送る。
【0037】また、メモリ60又はフレームメモリ61
から読み出した文字色信号は色データ発生部67に送ら
れる。色データ発生部67は文字色信号に基づき、指定
された文字色となるように赤,緑,青色の各発光ダイオ
ード53〜55を選択的に駆動するための選択信号SL
を発生し、これをドライバ47に送る。発光部46は、
選択信号SLで選択された色の発光ダイオードを駆動信
号DRで駆動して、これを発光させる。例えば、図3に
示すように、赤,緑,青色の発光ダイオード53〜55
が発光すると、この発光により記録される1ドットは現
像処理後のカラーペーパー上では黒色で記録されること
になる。また、赤色発光ダイオード53のみが発光する
とシアン色で、緑色発光ダイオード54のみが発光する
とマゼンタ色で、青色発光ダイオード55のみが発光す
るとイエロー色で、現像処理後のカラーペーパーにドッ
トが記録される。また、赤及び緑色の発光ダイオード5
3,54が発光すると青色で、赤及び青色の発光ダイオ
ード53,55が発光すると緑色で、緑及び青色の発光
ダイオード54,55が発光すると赤色で同様にドット
が記録される。このようにして、発光ダイオード53〜
55の発光を制御することで、三色光の組み合わせから
得られる所望の色でパターン画像を記録することができ
る。なお、各発光素子をON−OFF制御する代わり
に、印加電流を変えることにより各発熱素子の発光量が
段階的に変化する発光素子を用いる場合には、これによ
りドットの記録色が多様化される。更に、各色の発光ダ
イオードを複数個ずつ設け、これらを選択的に駆動する
ことで各色における発光量を段階的に変化させてもよ
く、この場合には記録可能色数を更に増やすことができ
る。
【0038】図5はメインコントローラ36におけるプ
リント開始信号PSの作成を示す機能ブロックであり、
図6はプリント開始信号の作成手順を示すフローチャー
トである。プリント開始信号PSは、ペーパー送り量,
焼込み位置データ,焼付サイズデータ,及びカットマー
ク検出信号に基づき決定される。ペーパー送り量は、カ
ットマークセンサ41がカットマークを検出したタイミ
ングでロータリーエンコーダ42からのエンコーダパル
スをペーパー送り量カウンタ75でカウントすることに
より求められる。そして、このカウント値と設定送り量
とがコンパレータ76で比較され、カウント値と設定送
り量とが同じになったときにプリント開始信号PSを発
生し、これをプリントコントローラ48に送る。
【0039】前記設定送り量は、図5〜図8に示すよう
に、焼付サイズデータと焼込み位置データとに基づき求
められる。本実施例では、ロータリーエンコーダ42か
らのパルスにより送り量を検出しているため、設定送り
量もエンコーダパルス数に換算した形にされている。先
ず、図5,図6に示すように、読み込んだ焼付サイズデ
ータに基づき基準送り量演算部77は、基準送り量L
1,L2,L3を決定する。基準送り量L1は通常サイ
ズである例えばLサイズの場合に、L2はワイドサイズ
の場合に、L3はパノラマサイズの場合にそれぞれ用い
られる。これら基準送り量L1,L2,L3は各プリン
トサイズに応じて決定されている。図7は、LサイズL
SとワイドサイズWSとパノラマサイズPSとの各プリ
ントコマLSF,WSF,PSFに対する基準送り量L
1,L2,L3を図示したものである。これら基準送り
量L1,L2,L3は、本実施例では主画像P1の中心
線CLとカットマーク80との距離として求められてお
り、これがエンコーダパルス数に換算されている。
【0040】次に、図5,図6に示すように、読み込ん
だ焼込み位置データに基づき補正送り量演算部78は、
補正送り量LCC,LCR,LCLを決定する。図8
は、LサイズプリントコマLSFに対する補正送り量L
CC,LCR,LCLを図示したものである。これら補
正送り量LCC,LCR,LCLは本実施例では、主画
像P1の中心線CLとパターン画像P2の記録開始位置
SPとの距離として求められており、これがエンコーダ
パルス数に換算されている。これら補正送り量LCC,
LCR,LCLは、各プリントコマ毎にパターン画像P
2の長さに応じて決定されている。図8(A)は中央焼
込みの場合に選択される補正送り量LCCを示し、
(B)は右寄せの場合に選択される右寄せ補正送り量L
CRを示し、(C)は左寄せの場合に選択される左寄せ
補正送り量LCLを示している。
【0041】図5,図6に示すように、このようにして
選択された基準送り量L1,L2,L3のいずれかと、
補正送り量LCC,LCR,LCLのいずれかとは、設
定送り量演算部79で加算され、これにより設定送り量
TLが求められる。なお、このように、焼付サイズデー
タと焼込み位置データとによりその都度設定送り量TL
を求める代わりに、これら焼付サイズデータと焼込み位
置データとの組み合わせ毎に各設定送り量をルックアッ
プテーブルメモリ(LUT)に記憶しておいてもよく、
この場合には、迅速に各設定送り量を求めることができ
る。
【0042】次に、図9のフローチャートに基づき各図
を参照して本実施例の作用を説明する。まず、図1に示
すように、フイルム搬送部11に現像処理済みのネガフ
イルム15がセットされる。また、LSIカードリーダ
ー56にLSIカード57がセットされ、このLSIカ
ード57からプリント対象コマのコマ位置データ,露光
補正データ,焼込み文字データ、焼込み位置データ、及
び天地データが読み取られる。なお、ノッチャー付きの
フイルム検定機により検定を行ったものでは、プリント
対象コマにノッチが付されるため、LSIカード57に
はコマ位置データは記録されない。そして、LSIカー
ド57から読み出したコマ位置データによりプリント対
象コマがフイルムキャリア17の露光開口18にセット
される。露光補正データが入力されたプリント対象コマ
の場合には、これに基づき自動露光補正が行われる。ま
た、露光補正データが入力されていないコマの場合に
は、周知のように、LATDセンサで各色毎に平均透過
濃度が測定され、これに基づき決定された基本露光量に
より焼付露光される。また、自動露光補正では、この基
本露光量が露光補正データにより修正されて、この露光
量により焼付露光される。
【0043】焼込みデータが入力されているプリント対
象コマの場合には、天地データに基づき決定された幅方
向マスクの一方のみが焼込み枠分だけ中央部側に突出し
てマスキングし、この後に、プリント対象コマの画像が
カラーペーパーに焼付露光される。したがって、マスキ
ングにより主画像の焼付露光の際に白焼き部分が形成さ
れる。この焼付露光後は、カラーペーパーがコマ送りさ
れ、未露光のカラーペーパーがペーパーマスクにセット
される。また、このコマ送り中に、焼込み文字が白焼き
部分に焼付露光される。先ず、コマ送り中にカットマー
クがカットマークセンサ41により検出され、このカッ
トマークの検出タイミングに基づきロータリーエンコー
ダ42のエンコーダパルスのカウントが開始される。そ
して、このカウント値が前記設定送り量TLに達した時
点でプリント開始信号PSがプリントコントローラ48
に送られる。
【0044】図4に示すように、プリントコントローラ
48のメモリ60には、焼込み文字データが書き込まれ
ており、タイミング制御部62からのクロックC1によ
り、先ず最初の文字データが読み取られてキャラクタジ
ェネレータ65に送られる。そして、ペーパー送りに同
期してキャラクタジェネーレータ65から1ライン分ず
つ焼込みデータが読みだされ、これに基づきドライバ4
7を介して発光部46の各発光ダイオード53〜55が
駆動される。また、メモリ60から読みだされた文字色
データにより色データ発生部67は発光ダイオード53
〜55の選択信号をドライバ47に送る。これにより、
各文字が指定された色となるように焼付露光される。ま
た、図形やイラスト文字の場合には、これらデータがフ
レームメモリ61に記録され、カウンタ64で指定され
たラインのドット信号がペーパーの送りに同期して1ラ
イン分ずつ読み取られ、これに基づき発光部46の各発
光ダイオード53〜55が駆動される。
【0045】図10は主画像P1とパターン画像P2と
の一例を示すもので、(A)はプリント位置34で主画
像P1の焼付露光の際にマスキングにより焼込み枠P3
が形成されたものを示し、(B)はこの焼込み枠P3に
パターン画像P2が焼付露光されたものを示している。
なお、(B)のものは、右寄せで記録されているが、こ
の他に、(C)に示すように、中央の焼込み位置データ
では中央部にパターン画像P2が記録される。また、
(D)に示すように、左寄せの焼込み位置データでは左
寄せでパターン画像P2が記録される。
【0046】焼込み文字の焼付露光が終了しペーパーの
コマ送りが終了すると、次のコマのプリントを行うか否
かが判定され、次のコマをプリントする場合には、フイ
ルムがコマ送りされて次のプリント対象コマが露光開口
にセットされる。また、次のコマをプリントしない場合
にはプリントを終了する。天地データが入力されてお
り、天地が逆になっているプリント対象コマの場合に
は、図2に示すように、一方の幅方向マスク35aから
他方の幅方向マスク35bに切り換えられ、この幅方向
マスク35bが焼込み枠の幅分だけ中央部側に突出す
る。また、ヘッドシフト機構49が作動して、焼込みヘ
ッド45の位置をカラーペーパー20の反対側の縁部に
移動させる。また、図4に示すように、プリントコント
ローラ48は、焼込み文字データを逆側から記録するよ
うに、制御信号をドライバ47に送る。これにより、プ
リント対象コマの天地が逆の場合にも、主画像の下側に
正しい向きで焼込み文字が記録される。
【0047】また、焼付サイズが1本のネガフイルム1
5の途中で切り替わる場合には、この焼付サイズに合わ
せてペーパーマスク35の開口がセットされる。また、
焼付サイズに合わせてペーパー送り量が変更され、ペー
パーに焼き付ける各主画像P1の間に一定長さの余白が
形成される。更に、ペーパー幅に合わせて焼付レンズ3
1の焦点距離が変更され、パノラマコマやワイドコマに
対しても、通常のLサイズプリントと同じ幅で主画像P
1が焼き付けられる。
【0048】なお、上記実施例では、ペーパーの各コマ
にカットマークを形成し、このカットマークを検出し
て、これを基準にしてパターン画像の焼込み位置を規定
したが、この他に、1本のネガフイルムの先頭コマから
のペーパー送りデータによりパターン画像の焼込み位置
を規定してもよい。
【0049】また、パターン画像の焼込み位置や内容を
モニタCRTに表示してもよく、この場合にはパターン
画像の内容や焼込み位置をモニタ画面上で確認すること
ができ、パターン画像の焼込み位置不良や内容の不一致
を無くすことができる。モニタCRTとしては、V−A
CCS方式による補正量演算装置のモニタCRTを利用
することができる。このV−ACCS方式による補正量
演算では、プリント対象コマの各点を三色分解測光し、
この測光値により統計的手法によりシーン判別を行い、
このシーン判別結果に応じて露光補正量を決定してい
る。このモニタCRTを観察して、上記パターン画像の
焼込み位置が不良の場合や、パターン画像の内容と主画
像の内容とが異なっている場合には、編集モードを選択
して、パターン画像データや焼込み位置データが修正さ
れる。
【0050】また、焼込みヘッドによるカラーペーパー
への焼付露光は、第1実施例に示したような密着型の他
に、レンズによりカラーペーパーに結像させてもよい。
この場合に、複数本の光ファイバにより1ドットを記録
するタイプの焼込みヘッドでは、シリンドリカルレンズ
によりカラーペーパー上に投影される光像を積極的にボ
ケさせることにより、光が適度に混色されて色ムラのな
い状態になる。
【0051】また、マスキングにより焼込み枠を白焼き
にしてこれに文字等のパターン画像を焼き付けたが、こ
の他にマスキングせずに、主画像の濃度部分にパターン
画像を焼き込むようにしてもよい。また、マスクとして
各種のカットフイルタを用いることにより焼込み枠の地
色を変えてもよい。さらに、白抜きの文字枠を設けない
とき、及び半透明枠を設けるとき、フイルム検定時に人
手もしくは自動で、文字を書き込む背景色に対して、文
字が目立つ文字色を選定してもよい。
【0052】また、上記実施例では、主走査方向に光フ
ァイバの光射出端部を並べて構成した焼込みヘッドを用
い、カラーペーパーを副走査方向に移動してパターン画
像を焼き込むようにしたが、この他に焼込みヘッド側を
副走査方向に移動してパターン画像を焼き込んでもよ
い。また、光ファイバからなる焼込みヘッドの代わり
に、液晶表示板(LCD)を用いて1文字などのエリア
単位であるいはパターン画像を一括して焼き込むように
してもよい。
【0053】また、上記実施例では、大規模現像所用の
オートプリンタに本発明を実施したが、この他に、ミニ
ラボ等のプリンタプロセサに本発明を実施してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
感光材料の送り方向におけるパターン画像の焼込み位置
を指示する焼込み位置指示手段と、主画像の焼付サイズ
を指示する焼付サイズ指示手段と、焼込み位置指示手段
からの焼込み位置データと焼付サイズ指示手段からの主
画像焼付サイズデータとに基づきパターン画像の焼込み
開始位置を決定する焼込み開始位置決定手段と、この焼
込み開始位置決定手段からの焼込み開始位置データに基
づきパターン画像を焼き込む制御手段とを備えたから、
主画像の焼付サイズが1本の写真フイルムの途中で通常
サイズからパノラマサイズやワイドサイズに変更される
場合でも、これらサイズの主画像からパターン画像がは
み出ることなく確実に焼き込むことができる。
【0055】また、焼込みヘッドを感光材料の幅方向に
平行移動させるヘッド移動部と、写真画像の天地データ
を入力する天地データ入力手段と、焼込み位置指示手段
からの焼込み位置データと、焼付サイズ指示手段からの
主画像焼付サイズデータと、天地データ入力手段からの
天地データに基づきパターン画像の焼込み開始位置を決
定する手段と、この焼込み開始位置決定手段からの焼込
み開始位置データに基づきパターン画像を焼き込む制御
手段とを備えたから、写真フイルムに天地が逆で記録さ
れるコマに対しても、天地の向きに合わせて確実にパタ
ーン画像を焼き込むことができる。これにより、主画像
と焼込み文字等のパターン画像との向きを自動的に合わ
せた焼込みを行うことができる。
【0056】また、多数本の光ファイバの一端を1列に
並べて構成した焼込みヘッドと、各光ファイバの他端に
配置され、この光ファイバに三色光を入射する発光素子
とを設けたから、三色光の光量を制御することにより任
意の色の文字や図形を写真画像に焼付露光することがで
きる。しかも、焼込みヘッドは各光ファイバの光射出端
部を1列に並べるように保持して構成したから、コンパ
クトに構成することができる。したがって、焼込み位置
の変更のための移動手段もコンパクトなものにすること
ができ、焼込み位置の変更を容易に行うことができる。
【0057】また、主画像焼付手段にマスク装置を設
け、パターン画像の焼込み位置をマスキングしたから、
主画像の一部に白色エリアからなるパターン画像の焼込
み枠を形成することができる。したがって、白地に黒,
赤,緑,青,イエロー,マゼンタ,シアン等の色で文字
等のパターン画像を鮮明に焼き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真焼付装置を示す概略図である。
【図2】同写真焼付装置のペーパーマスクと焼込みヘッ
ドとを示す要部平面図である。
【図3】焼込みヘッドと発光部との一例を示す斜視図で
ある。
【図4】プリントコントローラを示す機能ブロック図で
ある。
【図5】メインコントローラにおけるプリント開始信号
の作成を示す機能ブロック図である。
【図6】焼付サイズデータと焼込み位置データとに基づ
き設定送り量を求める処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図7】通常サイズ,ワイドサイズ,パノラマサイズの
各プリントコマに対する基準送り量を示す説明図であ
る。
【図8】補正送り量を示す説明図である。
【図9】主画像焼付とパターン画像焼付との処理手順を
示すフローチャートである。
【図10】写真焼付装置で焼付露光される主画像とパタ
ーン画像との一例を示すもので、(A)は主画像に焼込
み枠を形成した一例、(B)は焼込み枠に右寄せでパタ
ーン画像を焼き込んだ一例、(C)は焼込み枠に中央位
置でパターン画像を焼き込んだ一例、(D)は焼込み枠
に左寄せでパターン画像を焼き込んだ一例を示してい
る。
【符号の説明】
13 プリント部 14 パターン画像焼付部 15 ネガフイルム 20 カラーペーパー 35 可変ペーパーマスク 35a,35b 幅方向マスク 37a,37b,38 シフト機構 39 マスクコントローラ 45 焼込みヘッド 46 発光部 48 プリントコントローラ 49 ヘッドシフト機構 50 光ファイバ 80 カットマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムに記録された写真画像を主
    画像として感光材料に焼付露光する主画像焼付手段と、
    前記感光材料の送りに同期させて焼込みヘッドにより文
    字、記号、図形等の表示により構成されるパターン画像
    を主画像内に焼付露光するパターン画像焼付手段とを備
    えた写真焼付装置において、 感光材料の送り方向における前記パターン画像の焼込み
    位置を指示する焼込み位置指示手段と、主画像の焼付サ
    イズを指示する焼付サイズ指示手段と、前記焼込み位置
    指示手段からの焼込み位置データと焼付サイズ指示手段
    からの主画像焼付サイズデータとに基づきパターン画像
    の焼込み開始位置を決定する焼込み開始位置決定手段
    と、この焼込み開始位置決定手段からの焼込み開始位置
    データに基づきパターン画像を焼き込む制御手段とを備
    えたことを特徴とする写真焼付装置。
  2. 【請求項2】 写真フイルムに記録された写真画像を主
    画像として感光材料に焼付露光する主画像焼付手段と、
    前記感光材料の送りに同期させて焼込みヘッドにより文
    字、記号、図形等の表示により構成されるパターン画像
    を主画像内に焼付露光するパターン画像焼付手段とを備
    えた写真焼付装置において、 感光材料の送り方向における前記パターン画像の焼込み
    位置を指示する焼込み位置指示手段と、主画像の焼付サ
    イズを指示する焼付サイズ指示手段と、前記焼込みヘッ
    ドを感光材料の幅方向に平行移動させるヘッド移動部
    と、写真画像の天地データを入力する天地データ入力手
    段と、前記焼込み位置指示手段からの焼込み位置データ
    と、焼付サイズ指示手段からの主画像焼付サイズデータ
    と、天地データ入力手段からの天地データに基づきパタ
    ーン画像の焼込み開始位置を決定する手段と、この焼込
    み開始位置決定手段からの焼込み開始位置データに基づ
    きパターン画像を焼き込む制御手段とを備えたことを特
    徴とする写真焼付装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の写真焼付装置に
    おいて、前記焼込みヘッドを多数本の光ファイバの一端
    を1列に並べて構成し、各光ファイバの他端にこの光フ
    ァイバに三色光を入射する発光素子を配置し、前記主画
    像焼付手段にマスク装置を設け、パターン画像の焼込み
    位置をマスキングすることを特徴とする写真焼付装置。
JP3741794A 1994-03-08 1994-03-08 写真焼付装置 Pending JPH07248542A (ja)

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JP3741794A JPH07248542A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 写真焼付装置

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