JPH0724911Y2 - 力率制御装置 - Google Patents

力率制御装置

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JPH0724911Y2
JPH0724911Y2 JP1986092042U JP9204286U JPH0724911Y2 JP H0724911 Y2 JPH0724911 Y2 JP H0724911Y2 JP 1986092042 U JP1986092042 U JP 1986092042U JP 9204286 U JP9204286 U JP 9204286U JP H0724911 Y2 JPH0724911 Y2 JP H0724911Y2
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capacitor
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control
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英明 伊藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は力率改善用コンデンサの投入量を調整して受
電力率を一定の範囲内に収まるようにする力率制御装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図は、従来の力率制御装置の構成を示すもので、力
率制御装置(1)は、無効電力値(2)を入力し、該無
効電力値(2)が設定された遅れ側上限値と進み側上限
値とによる目標レンジ幅内にあるか否かを比較し、レン
ジ幅から外れた場合にコンデンサへの制御指令を出す無
効電力比較調整手段(3)と、制御信号を実際に力率改
善用コンデンサ(5)へ出力する制御信号出力手段
(4)とで構成されている。なお、(6)は受変電設
備、(7)は無効電力値(2)を検出する無効電力検出
手段である。
すなわち、上記構成において、力率制御装置(1)は、
受変電設備(6)から無効電力値を検出手段(7)を通
して入力し、また所定の図示しない設定器から指定され
た遅れ側上限値と進み側上限値とを入力として、第9図
に示すように無効電力値が遅れ側上限値より上回った時
に、コンデンサへの投入指令、無効電力値が進み側上限
値より下回った時にコンデンサへの引外し指令を出すと
いった無効電力の比較・調整処理を行う。そしてその指
令を制御信号出力手段(4)が受け取り、実際に力率改
善用コンデンサ(5)へ入り切り指令信号を送出する。
また、第8図において、力率制御装置(1)は改善用コ
ンデンサ(5)が1つのみの場合だけでなく、ものによ
っては複数のコンデンサの制御を管理し、最適な投入量
を自動的に判定し制御するものである。その制御方式と
して第9図に示すように、容量が異なるコンデンサを、
組み合わせることにより容量の総和を微妙に変化させて
最適なコンデンサ組み合わせをチェックし制御する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の力率制御装置は以上のように構成されているの
で、無効電力値を一定したレンジ幅に収まるようにコン
デンサを入り切り動作させて最適投入量を調べなければ
ならず、レンジ幅が不適性な場合には、投入量を調べる
ために入り切り動作が繰り返し継続していくという問題
点がある。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、一通りのコンデンサ投入引外し動作を行なっ
た後でもレンジ幅等の設定パラメータの不適性によって
まだ無効電力値が一定のレンジ幅に収まらず、コンデン
サ制御を繰り返すことを防止できる力率制御装置を得る
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る力率制御装置は、設定パラメータとし
て、遅れ側上限値と進み側下限値、コンデンサ投入用待
ち時間とコンデンサ引外用待ち時間が設定されて、検出
された無効電力値が上記上限値以上の状態が上記コンデ
ンサ投入用待ち時間以上継続したときにコンデンサの投
入量を増すと共に、検出された無効電力値が上記下限値
以下の状態が上記コンデンサ引外用待ち時間以上継続し
たときにコンデンサの引外し量を増す制御指令を送出す
るコンデンサ制御指示手段と、このコンデンサ制御指示
手段に基づく力率制御動作が所定時間以上継続されたに
も拘らず検出される無効電力値が上記上限値及び上記下
限値で定める目標レンジ幅内に収まらない場合に制御不
能状態であることを検知して、警報出力を送出すると共
に力率制御動作の抑制信号を送出する制御不能検出手段
とを備えたものである。
〔作用〕
この考案における力率制御装置は、コンデンサの投入状
態を最適なものとすると同時に、誤動作による投入引外
しの繰り返しを自動的に検出して制御を抑制させ、また
異常原因が解消された時点で、従来の制御動作が自動的
に開始される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図において、この実施例における力率制御装置(1
0)は、検出された無効電力値が遅れ側上限値と、進み
側上限値とによるレンジ幅内にあるか否かの比較に基づ
いて、上限オーバ信号または下限オーバ信号を送出する
レンジ幅比較手段(11)と、該上限オーバ信号又は下限
オーバ信号を入力して、一定時間(t1)上下オーバ信号
が継続されていれば、所定のコンデンサへの投入指令を
送出すると共に、他方下限オーバ信号が継続されていれ
ば所定のコンデンサの引外し指令を送出するコンデンサ
制御指示手段(12)と、同時に、上記各オーバ信号に基
づいてコンデンサの投入と引外しが繰り返されているに
も拘らず、所定のレンジ幅内に収まろうとしない場合、
すなわち上記一定時間(t1)よりも長い設定時間(t2)
内にレンジ幅内に検出された無効電力が集束しない場合
に制御不能と判定して、制御不能警報出力を発令すると
共に、コンデンサの制御指示を抑制する抑制信号を送出
する制御不能検出手段(13)と、コンデンサ制御指示手
段(12)から送出されるコンデンサ制御指示信号に基づ
いて、力率制御装置に接続されている力率改善用コンデ
ンサ(5)に対し、実際に引外し投入信号を送出する制
御信号出力手段(4)と、及び抑制スイッチ(14)を備
えてなり、そのコンデンサの容量変化により、力率値、
無効電力値が正常値方向に戻され、一定の範囲内に力率
値を保持できるようになっている。
第2図は、第1図における力率制御装置(10)のハード
ウエア構成を示すもので、力率制御装置(10)は、CPU
(21)を中心にして、無効電力を入力するA/Dコンバー
タ(22)、入力回路(23)、制御不能警報を知らせる内
蔵ブザー(24)、レンジ幅等を設定する専用キーボード
(25)及びコントローラ(26)、必要な処理プログラム
が入ったメモリ(27)とタイマー(28)と力率改善用コ
ンデンサに制御出力を出す出力回路(29)、リレーを有
する専用出力端子台(30)を備えてなり、またコンデン
サには、電力回線への投入リレー接点(31)と、引外し
リレー接点(32)とがあり、このリレー制御によりコン
デンサ接続を決定するようになっている。
第3、4図は、メモリ(27)内に入っている内部処理用
プログラムのフローチャートである。第3図は、無効電
力値を入力し、コンデンサへの制御出力指示を行う処理
フローで、まず、設定パラメータとして、遅れ側上限値
(MAX)、進み側下限値(MIN)、コンデンサ投入用待ち
時間(WAIT ON)、コンデンサ引外用待ち時間(WAIT OF
F)を設定しておく。毎回無効電力値(VAR)を取り込み
(S1)、上限値と比較し(S2)上限オーバであれば、上
限カウンタ(UC)をインクリメントし(S3)、その上限
カウンタが投入用待ち時間(WAIT ON)を越えた時点で
(S4)、第5図に示すようなコンデンサ制御スクラッチ
テーブルを参照にして、投入用スクラッチが指示するコ
ンデンサに対してON指令を出し(S5)、投入用スクラッ
チを1つ進める(S6)。上限オーバが解消された場合
と、投入制御指令が出された後は、上限カウンタはクリ
アされ(S7,S8)。また、無効電力値と下限値とを比較
し(9)、下限オーバであれば、下限カウンタ(LC)を
インクリメントし(S10)、その下限カウンタが引外用
待ち時間(WAIT OFF)を越えた時点で(S11)、上限エ
ラー時と同様に、引外用指示スクラッチの示すコンデン
サ場所にOFF指令を出す(S12)。同様にスクラッチを移
動させ(S13)、下限エラーカウンタをクリアする(S1
4)。このようにして、3バンクのコンデンサ制御の場
合の実際の無効電力値と、コンデンサ状態の動作を示し
たものが第6図である。
次に第4図の制御不能検出処理のフローについて説明す
る。(ステップS21)で毎回無効電力値(VAR)を取り込
み、まず上限値(MAX)と比較し(S22)、上限エラーで
あれば、上限エラー検知カウンタ(UEC)とハンチング
エラー検知カウンタ(HTC)をインクリメントし(S23,S
24)、上限エラーカウンタが投入待ち時間(WAIT ON)
のコンデンサバンクス(N)の倍数を越えた場合(S2
5)、つまり全コンデンサの投入が終了してもまだ上限
エラー状態であれば、上限制御不能エラー警報を出力し
(S26)、コンデンサへの制御出力をストップする(S2
7)。同様に下限エラー状態(S28)では、下限エラー検
知カウンタ(LEC)を使って全コンデンサの引外しが終
了してもまだ下限エラー状態が続いている場合に、下限
制御不能エラー警報を出力し(S30)、コンデンサ制御
をストップする(S31)。一方上限または、下限エラー
時にハンチング検出カウンタ(HTC)をインクリメント
しておき(S24,S32)、正常状態時にエラークリアカウ
ンタ(OKC)をインクリメントし(S33)、その値が投入
用待ち時間+引外用待ち時間を越えた時点(S34)、つ
まり正常状態がコンデンサの入切り状態による影響力が
完全になくなるまで継続しているかどうかをチェック
し、その場合は、ハンチングエラーカウンタをリセット
する(S35)。そして、ハンチング状態が継続しハンチ
ング回数がコンデンサバンク回(N)行なわれた時点で
(S36)、ハンチング制御不能エラー警報を出力し(S3
7)、制御をストップする(S38)。なお、一旦制御不能
状態に入っても、一定時間の正常状態に戻った時点で、
警報は解除され、再び正常な制御動作を行なう。
第7図(A),(B),(C)は、上図の方式により検
出された3種類の制御不能エラーで、(A)は上限制御
不能エラー、(B)は下限制御不能エラー、(C)はハ
ンチング制御エラーを示し、それぞれの様子を実際の無
効電力値と、コンデンサ制御動作で書き示したものであ
る。
なお、上記実施例では、無効電力方式の力率制御装置で
あったが、力率値自体を入力とする力率入力方式のもの
や、有効電力と皮相電力とを入力とする有効電力方式の
ものにも適応できる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、力率制御装置に、設
定パラメータとして、遅れ側上限値と進み側下限値、コ
ンデンサ投入用待ち時間とコンデンサ引外用待ち時間が
設定されて、検出された無効電力値が上記上限値以上の
状態が上記コンデンサ投入用待ち時間以上継続したとき
にコンデンサの投入量を増すと共に、検出された無効電
力値が上記下限値以下の状態が上記コンデンサ引外用待
ち時間以上継続したときにコンデンサの引外し量を増す
制御指令を送出するコンデンサ制御指示手段と、このコ
ンデンサ制御指示手段に基づく力率制御動作が所定時間
以上継続されたにも拘らず検出される無効電力値が上記
上限値及び上記下限値で定める目標レンジ幅内に収まら
ない場合に制御不能状態であることを検知して、警報出
力を送出すると共に力率制御動作の抑制信号を送出する
制御不能検出手段とを備えたので、設定パラメータの不
適正によるコンデンサへの制御誤動作を抑制することが
でき、より安全で精度が高いものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による力率制御装置の構成
図、第2図は上記実施例のハードウエア構成図、第3図
はコンデンサ制御指令処理の内部プログラムフロー図、
第4図は制御不能検出処理のフローチャート、第5図は
コンデンサ制御スクラッチテーブル図、第6図は3バン
クコンデンサ接続形の制御動作を説明する波形図、第7
図(A),(B),(C)は、3種類のエラー状態を説
明する波形図、第8図は従来の力率制御装置を示す構成
図、第9図は従来の制御動作を説明する波形図、第10図
は複数のコンデンサ(3ケ)が接続された場合のコンデ
ンサ投入組み合わせ説明図である。 図中、(1),(10)は力率制御装置、(2)は無効電
力値、(13)は制御不能検出手段、(14)は抑制スイッ
チ。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出した無効電力値を目標レンジ幅の設定
    値と比較して力率改善用コンデンサの投入量を制御する
    力率制御装置において、設定パラメータとして、遅れ側
    上限値と進み側下限値、コンデンサ投入用待ち時間とコ
    ンデンサ引外用待ち時間が設定されて、検出された無効
    電力値が上記上限値以上の状態が上記コンデンサ投入用
    待ち時間以上継続したときにコンデンサの投入量を増す
    と共に、検出された無効電力値が上記下限値以下の状態
    が上記コンデンサ引外用待ち時間以上継続したときにコ
    ンデンサの引外し量を増す制御指令を送出するコンデン
    サ制御指示手段と、このコンデンサ制御指示手段に基づ
    く力率制御動作が所定時間以上継続したにも拘らず検出
    される無効電力値が上記上限値及び上記下限値で定める
    目標レンジ幅内に収まらない場合に制御不能状態である
    ことを検知して、警報出力を送出すると共に力率制御動
    作の抑制信号を送出する制御不能検出手段とを備えたこ
    とを特徴とする力率制御装置。
JP1986092042U 1986-06-17 1986-06-17 力率制御装置 Expired - Lifetime JPH0724911Y2 (ja)

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JP1986092042U JPH0724911Y2 (ja) 1986-06-17 1986-06-17 力率制御装置

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JPS63643U JPS63643U (ja) 1988-01-06
JPH0724911Y2 true JPH0724911Y2 (ja) 1995-06-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61150622A (ja) * 1984-12-25 1986-07-09 株式会社東芝 電圧及び無効電力制御装置

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JPS63643U (ja) 1988-01-06

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