JPH0724929B2 - ダイカストマシン給湯量制御方法 - Google Patents
ダイカストマシン給湯量制御方法Info
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- JPH0724929B2 JPH0724929B2 JP28507487A JP28507487A JPH0724929B2 JP H0724929 B2 JPH0724929 B2 JP H0724929B2 JP 28507487 A JP28507487 A JP 28507487A JP 28507487 A JP28507487 A JP 28507487A JP H0724929 B2 JPH0724929 B2 JP H0724929B2
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- water supply
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はダイカストマシン給湯量制御方法に係り、特に
押湯効果を一定化させるとともに巣の発生防止効果が得
られるようにしたダイカストマシン給湯量制御方法に関
する。
押湯効果を一定化させるとともに巣の発生防止効果が得
られるようにしたダイカストマシン給湯量制御方法に関
する。
一般に、ダイカストマシンは金型のキャビティに通じる
ランナ部に射出装置を接続し、給湯装置から供給されて
ショットスリーブに充填している溶湯をプランジャによ
って押し出し、前記キャビティに射出するようにしてい
る。射出操作は前記プランジャを後退限度位置から、最
初一定の低速度で前進させ、溶湯の注入口通過後、高速
移動させ、ショットスリーブ端面までの間隔を若干残し
て鋳込みを完了するようになっている。
ランナ部に射出装置を接続し、給湯装置から供給されて
ショットスリーブに充填している溶湯をプランジャによ
って押し出し、前記キャビティに射出するようにしてい
る。射出操作は前記プランジャを後退限度位置から、最
初一定の低速度で前進させ、溶湯の注入口通過後、高速
移動させ、ショットスリーブ端面までの間隔を若干残し
て鋳込みを完了するようになっている。
ところで、射出装置への給湯量は同一のキャビティに対
しては一定量とされるが、給湯をなすラドルの掬い量は
厳密には一定ではなく、したがって給湯量にばらつきが
生じることがある。このため、給湯量の誤差に起因して
射出装置による押湯効果が不安定となり、鋳造品の品質
安定化を図ることができなくなる問題があった。このよ
うな問題を改善するために、従来技術として、各ショッ
ト毎に射出装置のショットスリーブにおけるランナ開口
端面である分流子端位置と、プランジャの鋳込み完了位
置との間に残存する溶湯厚さ、すなわちビスケット厚み
を検出し、これが一定になるように供給溶湯量を調整制
御する方法が提案されている(特公昭59−21262)号。
これによれば、ビスケット部分がランナ部より先に凝固
したり、ショットスリーブ接触面の凝固開始が早期に行
われてプランジャの摺動抵抗が大きくなること等、押湯
効果を失わせることがない利点が得られる。
しては一定量とされるが、給湯をなすラドルの掬い量は
厳密には一定ではなく、したがって給湯量にばらつきが
生じることがある。このため、給湯量の誤差に起因して
射出装置による押湯効果が不安定となり、鋳造品の品質
安定化を図ることができなくなる問題があった。このよ
うな問題を改善するために、従来技術として、各ショッ
ト毎に射出装置のショットスリーブにおけるランナ開口
端面である分流子端位置と、プランジャの鋳込み完了位
置との間に残存する溶湯厚さ、すなわちビスケット厚み
を検出し、これが一定になるように供給溶湯量を調整制
御する方法が提案されている(特公昭59−21262)号。
これによれば、ビスケット部分がランナ部より先に凝固
したり、ショットスリーブ接触面の凝固開始が早期に行
われてプランジャの摺動抵抗が大きくなること等、押湯
効果を失わせることがない利点が得られる。
しかしながら、上記の如き方法によれば、ビスケット厚
み(=|分流子端位置−鋳込み完了位置|)の値を設定
範囲内に収まるように、給湯量の増減によって抑えてい
るが、このような給湯量の調整は同時に鋳込み完了位置
の変動を生じさせる。この結果、鋳込み完了位置とプラ
ンジャの高速移動開始指令位置との距離が変わり、特に
高速射出区間が長くなる場合には、鋳造品に巣が発生し
てしまう問題があった。これは高速射出区間が長くなる
ことによって、製品の残留ガスが増加し、巣の発生原因
となるからである。したがって、巣の少ないダイカスト
製品を鋳造するには、高速射出区間を短くした方がよい
ことは明らかであるが、前記した従来方法では、押湯効
果が得られるものの、巣の発生面での品質上の問題は依
然として残っていた。
み(=|分流子端位置−鋳込み完了位置|)の値を設定
範囲内に収まるように、給湯量の増減によって抑えてい
るが、このような給湯量の調整は同時に鋳込み完了位置
の変動を生じさせる。この結果、鋳込み完了位置とプラ
ンジャの高速移動開始指令位置との距離が変わり、特に
高速射出区間が長くなる場合には、鋳造品に巣が発生し
てしまう問題があった。これは高速射出区間が長くなる
ことによって、製品の残留ガスが増加し、巣の発生原因
となるからである。したがって、巣の少ないダイカスト
製品を鋳造するには、高速射出区間を短くした方がよい
ことは明らかであるが、前記した従来方法では、押湯効
果が得られるものの、巣の発生面での品質上の問題は依
然として残っていた。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、押湯効果と巣の
発生防止を同時に満足できるようにして鋳造品の品質向
上を図ることができるダイカストマシン給湯量制御方法
を提供することを目的とする。
発生防止を同時に満足できるようにして鋳造品の品質向
上を図ることができるダイカストマシン給湯量制御方法
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るダイカストマ
シン給湯量制御方法は、鋳造ショット毎の鋳込み完了位
置を測定し、この位置とショット毎の高速立ち上がり位
置とを二次元座標の一軸上に転写するとともに、前記高
速立ち上がり位置を通る直交軸上の定点に対する鋳込み
完了位置と高速立ち上がり位置とのなす角度を鋳込み完
了角度として算出し、当該鋳込み完了角度と予め設定さ
れている鋳込み完了設定角度との角度差が許容値を越え
た場合に前記角度差に応じて給油量を修正し高速射出区
間を一定化させることを特徴とするものである。
シン給湯量制御方法は、鋳造ショット毎の鋳込み完了位
置を測定し、この位置とショット毎の高速立ち上がり位
置とを二次元座標の一軸上に転写するとともに、前記高
速立ち上がり位置を通る直交軸上の定点に対する鋳込み
完了位置と高速立ち上がり位置とのなす角度を鋳込み完
了角度として算出し、当該鋳込み完了角度と予め設定さ
れている鋳込み完了設定角度との角度差が許容値を越え
た場合に前記角度差に応じて給油量を修正し高速射出区
間を一定化させることを特徴とするものである。
具体的には、高速射出区間に対応する鋳込み完了角度を
導入設定し、この角度を各ショット毎に検出し、この検
出値と予め適正値として設定されている角度と比較し、
設定値との差が許容範囲を越えたときに、給湯装置の給
湯量を自動的に修正して設定範囲内に抑え、もって高速
射出区間を一定化するようにした給湯量の制御方法とし
た。
導入設定し、この角度を各ショット毎に検出し、この検
出値と予め適正値として設定されている角度と比較し、
設定値との差が許容範囲を越えたときに、給湯装置の給
湯量を自動的に修正して設定範囲内に抑え、もって高速
射出区間を一定化するようにした給湯量の制御方法とし
た。
〔作用〕 上記構成によれば、鋳造ショット毎の高速射出区間は高
速立ち上がり位置から鋳込み完了位置までのショットプ
ランジャのストローク量に一致する。ラドルの掬い量に
誤差があり、このため給湯量が変動した場合にはプラン
ジャの後退限度位置は一定で、ショットスリーブ容量も
一定であるので、鋳込み完了位置は変動することとな
る。このような鋳込み完了位置の変化は二次元座標の軸
上における高速立ち上がり位置との間の距離変化として
表れ、高速立ち上がり位置を通る直交軸上の定点と各位
置とを結合した線のなす角度がこれらに対応する。この
角度を鋳込み完了角度として、予め最適高速射出区間に
対応して設定されている鋳込み完了設定角度との比較を
なし、角度差が許容範囲を越えている場合にこれを修正
するように給湯ラドルの傾斜角を調整して、給湯量を補
正する。これにより、次回のショットに際しては、高速
射出区間が設定範囲内に収まり、製品への巣の発生が防
止され緻密な耐圧鋳造品が得られる。
速立ち上がり位置から鋳込み完了位置までのショットプ
ランジャのストローク量に一致する。ラドルの掬い量に
誤差があり、このため給湯量が変動した場合にはプラン
ジャの後退限度位置は一定で、ショットスリーブ容量も
一定であるので、鋳込み完了位置は変動することとな
る。このような鋳込み完了位置の変化は二次元座標の軸
上における高速立ち上がり位置との間の距離変化として
表れ、高速立ち上がり位置を通る直交軸上の定点と各位
置とを結合した線のなす角度がこれらに対応する。この
角度を鋳込み完了角度として、予め最適高速射出区間に
対応して設定されている鋳込み完了設定角度との比較を
なし、角度差が許容範囲を越えている場合にこれを修正
するように給湯ラドルの傾斜角を調整して、給湯量を補
正する。これにより、次回のショットに際しては、高速
射出区間が設定範囲内に収まり、製品への巣の発生が防
止され緻密な耐圧鋳造品が得られる。
上述のような作用を行わせる本発明の原理は次のような
ものである。
ものである。
すなわち、ダイカストマシンは、第2図に示すように、
固定盤10に固設された固定金型10aと可動盤12に固設さ
れた可動金型12aを有し、両者の接合面にキャビティ14
を形成している。固定金型10aにはキャビティ14に通じ
るランナ16が形成され、このランナ16に溶湯18を射出供
給する射出装置20が接続されている。射出装置20はプラ
ンジャ22の先端にあるピストン22aを内蔵するショット
スリーブ24を備え、ショットスリーブ24に設けられた注
入口26から供給された溶湯18を駆動装置(ショットシリ
ンダ)28により駆動されるピストン22aによって押し出
し、キャビティ14に射出充填する。ピストン22aの動作
は、図示しない制御装置により、後退限度位置から前進
し、注入口26を通過し高速立ち上がり指令位置まで低速
移動するが、この高速立ち上がり指令位置から鋳込み完
了位置まで高速移動してキャビティ14への高速射出を行
う。ピストン22aの前進移動端である鋳込み完了位置は
ランナ16が開口されているショットスリーブ24の奥端面
である分流子端位置との間に一定の距離をおいた位置と
なり、この距離がいわゆるビスケット厚さとなる。
固定盤10に固設された固定金型10aと可動盤12に固設さ
れた可動金型12aを有し、両者の接合面にキャビティ14
を形成している。固定金型10aにはキャビティ14に通じ
るランナ16が形成され、このランナ16に溶湯18を射出供
給する射出装置20が接続されている。射出装置20はプラ
ンジャ22の先端にあるピストン22aを内蔵するショット
スリーブ24を備え、ショットスリーブ24に設けられた注
入口26から供給された溶湯18を駆動装置(ショットシリ
ンダ)28により駆動されるピストン22aによって押し出
し、キャビティ14に射出充填する。ピストン22aの動作
は、図示しない制御装置により、後退限度位置から前進
し、注入口26を通過し高速立ち上がり指令位置まで低速
移動するが、この高速立ち上がり指令位置から鋳込み完
了位置まで高速移動してキャビティ14への高速射出を行
う。ピストン22aの前進移動端である鋳込み完了位置は
ランナ16が開口されているショットスリーブ24の奥端面
である分流子端位置との間に一定の距離をおいた位置と
なり、この距離がいわゆるビスケット厚さとなる。
ここで、前記高速射出区間を把握するために、鋳込み完
了位置を測定し、これに基づいて第3図に示すように鋳
込み完了位置と高速立ち上がり位置とを二次元座標の一
軸上に転写したダイアグラムを作成する。すなわち、X
−Y座標の原点(0,0)を例えばピストン22aの後退限度
位置とし、X軸上に高速立ち上がり位置A、分流子端位
置Bをプロットし、これに測定した鋳込み完了位置ξを
プロットする。そして、高速立ち上がり位置A、分流子
端位置Bを通る直交軸上にL=|B−A|の長さを持つ定点
D、Cをとり、矩形ABCDを完成させる。高速立ち上がり
位置Aを通る直交軸上の定点Dと鋳込み完了位置ξとを
結ぶと、∠ADξは高速射出区間に対応する。
了位置を測定し、これに基づいて第3図に示すように鋳
込み完了位置と高速立ち上がり位置とを二次元座標の一
軸上に転写したダイアグラムを作成する。すなわち、X
−Y座標の原点(0,0)を例えばピストン22aの後退限度
位置とし、X軸上に高速立ち上がり位置A、分流子端位
置Bをプロットし、これに測定した鋳込み完了位置ξを
プロットする。そして、高速立ち上がり位置A、分流子
端位置Bを通る直交軸上にL=|B−A|の長さを持つ定点
D、Cをとり、矩形ABCDを完成させる。高速立ち上がり
位置Aを通る直交軸上の定点Dと鋳込み完了位置ξとを
結ぶと、∠ADξは高速射出区間に対応する。
いま、この角度を鋳込み完了角度θとすると、次式が成
立する。
立する。
θ=tan-1|ξ−A|/L ……(1) したがって、上記ダイアグラムに基づいて、各ショット
毎に測定した鋳込み完了位置ξiに対応する鋳込み完了
角度θiを算出することができる。この鋳込み完了角度
θiの大きさは高速射出区間のストローク量の指標とな
り、その値が小さければ高速立ち上がり区間が短く、大
きければ長いことを表す。したがって、θiを予め設定
されている鋳込み完了設定位置ξsに対応する鋳込み完
了設定角度θsと比較することにより、高速射出区間の
変動量を把握することができる。この場合において、θ
iがθsより小さい場合には高速射出区間が短いので問
題はないが、大きい場合には高速射出区間が長くなり、
製品へのガス巻き込みによる巣発生のおそれがある。し
たがって、巣の発生防止の観点からは、θiがθsより
大きい場合を対象として給湯量を制御すればよい。
毎に測定した鋳込み完了位置ξiに対応する鋳込み完了
角度θiを算出することができる。この鋳込み完了角度
θiの大きさは高速射出区間のストローク量の指標とな
り、その値が小さければ高速立ち上がり区間が短く、大
きければ長いことを表す。したがって、θiを予め設定
されている鋳込み完了設定位置ξsに対応する鋳込み完
了設定角度θsと比較することにより、高速射出区間の
変動量を把握することができる。この場合において、θ
iがθsより小さい場合には高速射出区間が短いので問
題はないが、大きい場合には高速射出区間が長くなり、
製品へのガス巻き込みによる巣発生のおそれがある。し
たがって、巣の発生防止の観点からは、θiがθsより
大きい場合を対象として給湯量を制御すればよい。
ところで、給湯量はラドルの傾斜角によって定まり、こ
れらの関係は第4図に示すように、ラドル傾斜角が増す
にしたがって給湯量が減少する線形一次式が近似的に成
立する。今、最大給湯量(g)をWMAX、WMAXに対応する
最小ラドル傾斜角(度)をΨMIN、最小給湯量(g)をW
MIN、WMINに対応する最大ラドル傾斜角(度)をΨMAX、
αをα=(WMAX−WMIN)/(ΨMAX−ΨMIN)とすると、
給湯量Wからラドル傾斜角Ψを求める式は次のようにな
る。
れらの関係は第4図に示すように、ラドル傾斜角が増す
にしたがって給湯量が減少する線形一次式が近似的に成
立する。今、最大給湯量(g)をWMAX、WMAXに対応する
最小ラドル傾斜角(度)をΨMIN、最小給湯量(g)をW
MIN、WMINに対応する最大ラドル傾斜角(度)をΨMAX、
αをα=(WMAX−WMIN)/(ΨMAX−ΨMIN)とすると、
給湯量Wからラドル傾斜角Ψを求める式は次のようにな
る。
Ψ=ΨMIN+(W−WMAX)×α ……(2) この(2)式から、鋳込み完了位置ξi(mm)と鋳込み
完了設定位置ξs(mm)と差分に対応する補正溶湯重量
Wc(g)からラドル補正傾斜角度Ψcを求める式は、シ
ョットスリーブ24のチップ径をR(cm)、溶湯の比重量
をρ(g/cm3)とすると、 Wc=|ξi−ξs|×πR2ρ/4×1/10 ……(3) となるので、ラドル補正傾斜角度Ψcは、 Ψc=ΨMIN+(Wc−WMAX)×α ……(4) として求めることができる。
完了設定位置ξs(mm)と差分に対応する補正溶湯重量
Wc(g)からラドル補正傾斜角度Ψcを求める式は、シ
ョットスリーブ24のチップ径をR(cm)、溶湯の比重量
をρ(g/cm3)とすると、 Wc=|ξi−ξs|×πR2ρ/4×1/10 ……(3) となるので、ラドル補正傾斜角度Ψcは、 Ψc=ΨMIN+(Wc−WMAX)×α ……(4) として求めることができる。
しかして、鋳込み完了角度θiからラドル傾斜角度を算
出するためには、前記(3)式は、Wc=L|tanθi−tan
θs|・πR2ρ/400 ……(5) であるから、(5)式を(4)式に代入すれば、 Ψc=ΨMIN+(L|tanθi−tanθs|・πRRρ/400 −WMAX)×α ……(6) となり、これが給湯量の修正量に応じたラドルの傾斜角
修正量となる。したがって第5図に示すように、鋳込み
完了位置ξiが変動し、鋳込み完了角度θiが設定角度
θsより大きくなって許容範囲を越えた場合には、前記
(6)式に基づき、前回ラドル傾斜角に(6)式により
修正角度分を加えて給湯量を減少させることにより、増
大した高速射出区間が短くなるように修正し、ガス巻き
込みによる巣の発生を防止できることとなる。
出するためには、前記(3)式は、Wc=L|tanθi−tan
θs|・πR2ρ/400 ……(5) であるから、(5)式を(4)式に代入すれば、 Ψc=ΨMIN+(L|tanθi−tanθs|・πRRρ/400 −WMAX)×α ……(6) となり、これが給湯量の修正量に応じたラドルの傾斜角
修正量となる。したがって第5図に示すように、鋳込み
完了位置ξiが変動し、鋳込み完了角度θiが設定角度
θsより大きくなって許容範囲を越えた場合には、前記
(6)式に基づき、前回ラドル傾斜角に(6)式により
修正角度分を加えて給湯量を減少させることにより、増
大した高速射出区間が短くなるように修正し、ガス巻き
込みによる巣の発生を防止できることとなる。
以下に、本発明に係るダイカストマシン給湯量制御方法
の実施例を第1図に基づいて、詳細に説明する。
の実施例を第1図に基づいて、詳細に説明する。
第1図は実施例に係るダイカストマシン給湯量制御方法
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
この図において、ステップ101はショットスリーブ24へ
の給湯を示し、給湯完了後はステップ102でショットシ
リンダ28を作動させてショットが開始される。
の給湯を示し、給湯完了後はステップ102でショットシ
リンダ28を作動させてショットが開始される。
ショット開始に伴い、ステップ103で鋳込み完了位置ξ
iの測定を行う。
iの測定を行う。
次いで、ステップ104で鋳込み完了位置ξiに対応する
鋳込み完了角度θiを演算する。これは前記(1)式に
基づいて行えばよい。この場合において、高速立ち上が
り位置A、分流子端位置Bは固定点として設定されてい
るので、変数ξiを検出するだけで容易に鋳込み完了角
度θiを算出できる。
鋳込み完了角度θiを演算する。これは前記(1)式に
基づいて行えばよい。この場合において、高速立ち上が
り位置A、分流子端位置Bは固定点として設定されてい
るので、変数ξiを検出するだけで容易に鋳込み完了角
度θiを算出できる。
次に、ステップ105に進み、演算された鋳込み完了角度
θiが鋳込み完了設定角度θsの設定上限θHighと設定
下限θLowとの間、すなわち設定範囲内にあるか否かを
比較判定する。この比較判定は、通常、鋳込み完了角度
θiと鋳込み完了設定角度θsとを比較し、その差が許
容範囲±ε内にあるか否かを判定することによって行わ
れる。例えば、鋳込み完了角度θiを鋳込み完了設定角
度θsと比較して、その差が±10%以内にあればOKと
し、±10%以外のときにはNGとする判定を行うようにし
ている。
θiが鋳込み完了設定角度θsの設定上限θHighと設定
下限θLowとの間、すなわち設定範囲内にあるか否かを
比較判定する。この比較判定は、通常、鋳込み完了角度
θiと鋳込み完了設定角度θsとを比較し、その差が許
容範囲±ε内にあるか否かを判定することによって行わ
れる。例えば、鋳込み完了角度θiを鋳込み完了設定角
度θsと比較して、その差が±10%以内にあればOKと
し、±10%以外のときにはNGとする判定を行うようにし
ている。
以上の処理を各ショット毎に行い、ステップ105の判定
結果、OK判定の場合にはステップ101に戻って連続して
鋳造作業を行い、NG判定の場合にはステップ106で不良
表示を出力し、当該ショットでの鋳造品を取り出した
後、不良品置き場に搬送させるような選別装置を作動さ
せる。また、ステップ105からのNG信号はステップ107に
出力され、給湯量の修正動作に入る。
結果、OK判定の場合にはステップ101に戻って連続して
鋳造作業を行い、NG判定の場合にはステップ106で不良
表示を出力し、当該ショットでの鋳造品を取り出した
後、不良品置き場に搬送させるような選別装置を作動さ
せる。また、ステップ105からのNG信号はステップ107に
出力され、給湯量の修正動作に入る。
ステップ107では、鋳込み完了位置ξiと鋳込み完了設
定位置ξsの前後関係をθに対応させ、鋳込み完了角度
θiと鋳込み完了設定角度θsの比較により判定させる
ようにしている。すなわち、θs<θi、あるいはθs
>θiの判別がなされる。この場合において、θs>θ
iのときには高速射出区間が設定範囲より短いことを示
すので射出時のガス巻き込みのおそれがないため、ステ
ップ101に戻り、給湯作業を再実行させる。しかし、θ
s<θiのときには逆にガス巻き込みのおそれがあるの
で、かかる場合にはステップ108に進み、給湯量修正を
なす。これは、前記(6)式に基づいて演算し、ラドル
の傾斜角度Ψcを求め、この角度相当分だけ傾斜角度を
減少させて給湯量を増加するように給湯装置に修正指令
を出力させることで実行される。
定位置ξsの前後関係をθに対応させ、鋳込み完了角度
θiと鋳込み完了設定角度θsの比較により判定させる
ようにしている。すなわち、θs<θi、あるいはθs
>θiの判別がなされる。この場合において、θs>θ
iのときには高速射出区間が設定範囲より短いことを示
すので射出時のガス巻き込みのおそれがないため、ステ
ップ101に戻り、給湯作業を再実行させる。しかし、θ
s<θiのときには逆にガス巻き込みのおそれがあるの
で、かかる場合にはステップ108に進み、給湯量修正を
なす。これは、前記(6)式に基づいて演算し、ラドル
の傾斜角度Ψcを求め、この角度相当分だけ傾斜角度を
減少させて給湯量を増加するように給湯装置に修正指令
を出力させることで実行される。
給湯装置としては、公知の装置を用いればよく、ラドル
の傾斜角度によって溶湯の掬い量が第4図に示す特性を
示す一般的な構造の装置を用いればよい。
の傾斜角度によって溶湯の掬い量が第4図に示す特性を
示す一般的な構造の装置を用いればよい。
上述のような実施例では、特に、ビスケット厚さと高速
射出区間との大小関係の判断を単純な角度要素で処理す
ることができる。また、鋳込み完了角度の取り得る角度
範囲は0〜45度であり、ラドル傾斜角度の範囲が20〜60
度に比較して、ラドル傾斜角度を鋳込み完了角度と角度
定数の和で処理することも可能となる効果が得られる。
射出区間との大小関係の判断を単純な角度要素で処理す
ることができる。また、鋳込み完了角度の取り得る角度
範囲は0〜45度であり、ラドル傾斜角度の範囲が20〜60
度に比較して、ラドル傾斜角度を鋳込み完了角度と角度
定数の和で処理することも可能となる効果が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、高速立ち上がり
位置に対する鋳込み完了位置の変動を鋳込み完了角度と
いう概念を導入し、有意な最小高速射出区間に対応する
鋳込み完了設定角度との比較で、高速射出区間が有意な
最小高速射出区間となるように給湯量を修正するように
したので、簡易な制御によって押湯効果とともに巣の発
生のない緻密な鋳造品を成形することができる。
位置に対する鋳込み完了位置の変動を鋳込み完了角度と
いう概念を導入し、有意な最小高速射出区間に対応する
鋳込み完了設定角度との比較で、高速射出区間が有意な
最小高速射出区間となるように給湯量を修正するように
したので、簡易な制御によって押湯効果とともに巣の発
生のない緻密な鋳造品を成形することができる。
第1図は実施例に係るダイカストマシン給湯量制御方法
の処理手順を示すフローチャート、第2図はダイカスト
マシンの動作を説明する断面図、第3図は鋳込み完了角
度を示すダイアグラム、第4図はラドル傾斜角度と給湯
量の関係を示す特性図、第5図はラドル傾斜角度と鋳込
み完了角度の関係を示す説明図である。 20……射出装置、22……プランジャ、24……ショットス
リーブ。
の処理手順を示すフローチャート、第2図はダイカスト
マシンの動作を説明する断面図、第3図は鋳込み完了角
度を示すダイアグラム、第4図はラドル傾斜角度と給湯
量の関係を示す特性図、第5図はラドル傾斜角度と鋳込
み完了角度の関係を示す説明図である。 20……射出装置、22……プランジャ、24……ショットス
リーブ。
Claims (1)
- 【請求項1】ダイカストマシンの給湯量制御方法におい
て、鋳造ショット毎の鋳込み完了位置を測定し、この位
置とショット毎の高速立ち上がり位置とを二次元座標の
一軸上に転写するとともに、前記高速立ち上がり位置を
通る直交軸上の定点に対する鋳込み完了位置と高速立ち
上がり位置とのなす角度を鋳込み完了角度として算出
し、当該鋳込み完了角度と予め設定されている鋳込み完
了設定角度との角度差が許容値を越えた場合に前記角度
差に応じて給湯量を修正し高速射出区間を一定化させる
ことを特徴とするダイカストマシンの給湯量制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28507487A JPH0724929B2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | ダイカストマシン給湯量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28507487A JPH0724929B2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | ダイカストマシン給湯量制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01127166A JPH01127166A (ja) | 1989-05-19 |
| JPH0724929B2 true JPH0724929B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=17686810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28507487A Expired - Fee Related JPH0724929B2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | ダイカストマシン給湯量制御方法 |
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| Country | Link |
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| JP (1) | JPH0724929B2 (ja) |
Citations (1)
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-
1987
- 1987-11-11 JP JP28507487A patent/JPH0724929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5921262B2 (ja) | 2012-03-08 | 2016-05-24 | 三菱電機株式会社 | 放送番組記録装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01127166A (ja) | 1989-05-19 |
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