JPH0724979A - 積層化粧シート - Google Patents
積層化粧シートInfo
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- JPH0724979A JPH0724979A JP17291393A JP17291393A JPH0724979A JP H0724979 A JPH0724979 A JP H0724979A JP 17291393 A JP17291393 A JP 17291393A JP 17291393 A JP17291393 A JP 17291393A JP H0724979 A JPH0724979 A JP H0724979A
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Abstract
作材等の建装材や冷蔵庫、テレビキャビネット等の弱電
製品の表面化粧に使われる。 【構成】不透明なポリオレフィン系樹脂フィルムの基材
上に、印刷インキ層又は印刷インキ層と熱接着性アンカ
ー層を設け、保護層として透明な非結晶性ポリエチレン
テレフタレート樹脂フィルムと熱貼り合わせした積層化
粧シート。更に、ポリエチレンテレフタレート樹脂フィ
ルム上にエンボスを施して凹み群を形成、又はエンボス
を施した凹み群に着色インキを充填したもの。
Description
し、家具用部材、建具、造作材等の建装材や冷蔵庫、テ
レビキャビネット等の弱電製品の表面化粧に使われるも
のである。
ての木材、合板、集成材、あるいはパーチクルボード、
ハードボード等の木質系材料の板状の材料に、貼り合わ
せて使用され、貼り合わせ品は更にVカット加工を施
し、組み立てて箱やキャビネットとなる。又被貼り合わ
せ材として、複雑な形状をもつ、即ち木材や木材加工品
を切削加工を施し、又はプラスチックで異形押し出し成
形で断面多角形の多角柱体や断面曲面形の曲面柱体に、
その形状に合わせて貼り合わせるラッピング加工を施さ
れる製品に使われる。この積層化粧シートには、基材シ
ートとして不透明塩ビフィルムに印刷インキ層を設け、
保護シートとして透明塩ビフィルムを熱貼り合わせして
積層したものが使われてきた。積層することにより、基
材フィルム上に設けられた印刷インキを保護フィルムで
保護し、同時に厚みを厚くして強度を出し、塩ビフィル
ムは多少の伸びがあるために、Vカット加工、ラッピン
グ加工適性を持たせることができる。更に塩ビフィルム
は印刷適性、貼り合わせ適性、エンボス適性等の諸適性
が良い長所がある。紙に樹脂加工を施した強化シート又
は強化シートに塩ビフィルムを貼り合わせたものもある
が、紙を基材にしたものでは強度が不十分で、柔軟性に
欠ける為、Vカット等の加工を施すと、破れやすいの
で、実質的に使われていなかった。
ムは、燃焼処理時に塩素ガスや可塑剤臭を発生させ環境
問題を引き起こしていること、塩ビフィルムは耐候性が
悪い(特別に塩ビフィルムを改良、改質したものがある
が、値段が高い)、耐汚染性が悪いという問題点があ
る。前記した塩ビフィルムの長所特にVカット加工、ラ
ッピング加工適性を有する代替材が求められているが、
本発明はその代替材としの積層化粧シートを提供するも
のである。
ンキ層を設けた基材シートの印刷インキ層面に保護シー
トを積層した積層化粧シートであって、前記基材シート
は不透明なポリオレフィン系樹脂フィルムであり、前記
保護シートは透明な非結晶性ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂フィルムであることを特徴とする積層化粧シート
である。
層面に保護シートを積層した積層化粧シートの保護シー
トと印刷インキ層との間、印刷インキ層上全面に熱接着
性アンカー層を設けたことを特徴とする請求項1記載の
積層化粧シートである。
を施して凹み群を形成したことを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の積層化粧シートである。
填したことを特徴とする請求項3記載の積層化粧シート
である。
としてのポリオレフィン系樹脂フィルムは、強度と適度
な伸びかあり、且つ値段が安い材料である。更に重要な
ことは、分子中に塩素基が含まれていないことである。
またフィルム中に可塑材も含まれてない。不透明なポリ
オレフィン系樹脂フィルムを使用するのは、隠蔽性を持
たせ、ポリオレフィン系樹脂フィルムの印刷インキ層の
有する印刷柄が被貼り合わせ材の色の影響を受けなくす
る為である。ポリオレフィン系樹脂フィルムを不透明に
するには、着色顔料、充填材(炭酸カルシューム、炭酸
マグネシューム、シリカ等)を添加する。印刷性や接着
性を助ける働きも出てくる。不透明とは、通常は白色に
するが、印刷柄によっては白色でなくても良い。オレフ
ィン系樹脂フィルムを発泡させても、不透明にすること
ができる(一部の合成紙に見られる)。ポリオレフィン
系樹脂フィルムはポリオレフィン系樹脂をフィルム化し
て得られる。ポリオレフィン系樹脂は、ポリエチレン系
としてはエチレンの単独重合体、エチレン−(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、エチレン−プロピレン共重
合体、エチレン−ブテン−1共重合体等のポリエチレン
系樹脂であり、ポリプロピレン系としてはプロピレンの
単独重合体、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレ
ン−ブテン−1共重合体等のポリプロピレン系樹脂であ
る。
ンテレフタレート樹脂フィルムを用いる。非結晶性ポリ
エチレンテレフタレート樹脂は、結晶化度5%以下の非
結晶状態のものを指すものであり、通常A−PETと言
われるものである。塩ビ樹脂フィルムと比べて、透明
性、耐候性、耐汚染性が優れている。更に重要なこと
は、分子中に塩素基が含まれていないことである。
ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムの面を印刷イ
ンキ、塗料、接着剤との接着性を良くするために、コロ
ナ処理、オゾン処理等の処理を行いフィルムの表面を活
性化しておいてもよい。
樹脂フィルム上に全面に設ける。印刷インキとしてはウ
レタン系、アクリル系、ポリエステルメラミン系樹脂等
を使用してインキ化したインキがよい。
フィルムと印刷インキ層を設けたオレフィン系樹脂フィ
ルムの両フィルムに熱を与えて貼り合わせして熱融着積
層する。この為には印刷インキ自体が非結晶性ポリエチ
レンテレフタレート樹脂フィルムとの熱接着性を有して
いる必要があり、前記インキの中ではウレタン系樹脂、
ポリエステルメラミン系樹脂インキが良かった。
熱接着性アンカー層を設ける必要がある。熱接着性アン
カー層は、ポリオレフィン系樹脂フィルム又はポリオレ
フィン系樹脂フィルム上の印刷インキ層と非結晶性ポリ
エチレンテレフタレート樹脂フィルムとを熱接着させる
ためのものであり、100度C〜230度Cで熱接着性
を有するウレタン系樹脂、アクリル系樹脂等の塗料や印
刷インキであり、分子中に塩素原子を含まない合成樹脂
が良い。熱接着性アンカー層は、同じ印刷機で印刷層と
同時に設けることができる。
エチレンテレフタレート樹脂フィルム面にエンボスを施
し導管模様等の凹み群を形成するとよい。例えば、熱を
与えて貼り合わせして熱融着積層して、未だ積層フィル
ムが熱い内にエンボスロール(ロール内部に冷却水が循
環している)を通すことにより得られる。更に、凹み群
に着色インキを充填して(ワイピング加工)、全面に透
明塗料を塗布又は印刷しても良い。
する。
化粧シートの断面図である。基材シート11として、不
透明なオレフィン系樹脂フィルムであるプロピレン樹脂
に着色顔料を混入した厚み100μmの理研ビニル工業
(株)製「#041」を使用した。基材シート11上
に、グラビヤ印刷機で、東洋インキ製造(株)製ウレタ
ン系樹脂インキ「ラミスター」を使用して、木目模様の
印刷インキ層12を全面に印刷して設けた。保護シート
14として、透明な非結晶性ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂フィルムである厚み50μmの出光石油化学
(株)製「クリスタレイ」を使用した。
られた基材シート11の印刷インキ層12面とを、熱貼
り合わせエンボス機で、貼り合わせ温度130度C〜1
40度C,貼り合わせ時間40秒、貼り合わせ圧2kg
/cmの条件で、熱貼り合わせさせ、同時にエンボスを
施し導管模様の凹み群15を保護シート14面に形成し
た。
ト10は、印刷された木目模様と導管模様の凹み群15
とがあいまって、意匠感の優れたものであった。又、基
材11上の印刷インキ層12と非結晶性ポリエチレンテ
レフタレート樹脂フィルム樹脂フィルムとは強固に接着
しており、接着強度は3.5kg/25mm以上であっ
た。
6mm厚みの合板21と水性ウレタン系樹脂接着剤を使
用して貼り合わせて積層化粧シート貼り合板20を作
り、積層化粧シート10を残して、合板21の直角三角
形部分22を取り除いて、できた斜めの直線部23、2
3’同士を前記水性ウレタン系樹脂接着剤24を使用し
て貼り合わせ、図4のようなVカット加工製品30を作
った。
がった部分31には白化、亀裂現象は見られなかった。
又、積層化粧シート10は、分子中に塩素基を含むフィ
ルムを使用しないので、燃焼時に塩素ガスの発生するこ
とはない。
化粧シートの断面図である。基材シートは、不透明なポ
リオレフィン系フィルム11としてポリプロピレン樹脂
からなる厚み80μmの王子油化合成紙(株)製の「ユ
ポKPK−80」を使用した。印刷インキ層12を、グ
ラビヤ印刷機で、東洋インキ製造(株)製ウレタン系樹
脂インキ「ラミスター」を使用して、木目模様を全面に
印刷して、更に熱接着性アンカー層13として版深70
μmのグラビヤ版で東洋インキ製ウレタン系アンカー材
「V−80」を厚み5μmに、続けて印刷した。保護シ
ート14として、実施例1と同じく、透明な非結晶性ポ
リエチレンテレフタレート樹脂フィルムである厚み50
μmの出光石油化学(株)製「クリスタレイ」を使用し
た。
られた基材シート11の印刷インキ層12面とを、熱貼
り合わせエンボス機で、貼り合わせ温度150度C,貼
り合わせ時間15秒、貼り合わせ圧2kg/cmの条件
で熱貼り合わせした。同時にエンボスを施し導管模様の
凹み群15を非結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂
フィルム14面に形成した。次に、黒色の着色インキで
凹み群15面上に塗布して、全面をドクターでスキーズ
して、凹み群15の凹部に着色インキ17を充填し、更
に全面にアクリルウレタン樹脂の透明塗料16を塗布し
た。
ト10は、印刷された木目模様と黒色の導管模様の凹み
群とがあいまって、意匠感の優れたものであった。又、
基材11上の印刷インキ層12と非結晶性ポリエチレン
テレフタレート樹脂フィルム樹脂フィルムとは熱接着性
アンカー層により強固に接着しており、接着強度は3.
5kg/25mm以上であった。
例1と同様、図4のようなVカット加工製品30を作っ
た。
がった部分31には白化、亀裂現象は見られなかった。
又、積層化粧シート10は、燃焼時に塩素ガスの発生す
ることはない。
な構成であるので、ポリオレフィン系樹脂フィルムであ
る基材、熱接着性アンカー層、非結晶性ポリエチレンテ
レフタレート樹脂フィルム共に樹脂中に塩素原子を含ん
でないので、燃焼処理時に塩素ガスが出ない、かつ可塑
剤臭がしない。基材はポリオレフィン系樹脂フィルムで
あるので、適度な柔らかみ(可撓性)があり、且つ値段
が安く、更に非結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂
フィルムを積層した積層化粧材は2次加工適性(Vカッ
ト加工、ラッピング加工)が良かった。保護シートとし
て、非結晶性ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム
を積層してあるので、透明性、耐候性、耐汚染性が良
い。又、表面にはエンボスを施すことにより、あるいは
エンボスを施された凹み群にが着色インキが充填されて
いることにより、印刷模様と相まって、意匠感の優れた
ものが得られた。
トの断面図である。
トの断面図である。
と合板とを貼り合わた積層化粧シート貼り合板の断面図
である。
ト加工を施したVカット加工製品の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】全面に印刷インキ層を設けた基材シートの
印刷インキ層面に保護シートを積層した積層化粧シート
であって、前記基材シートは不透明なポリオレフィン系
樹脂フィルムであり、前記保護シートは透明な非結晶性
ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムであることを
特徴とする積層化粧シート。 - 【請求項2】前記基材シートの印刷インキ層面に保護シ
ートを積層した積層化粧シートの保護シートと印刷イン
キ層との間、印刷インキ層上全面に熱接着性アンカー層
を設けたことを特徴とする請求項1記載の積層化粧シー
ト。 - 【請求項3】前記保護シート上にエンボスを施して凹み
群を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2
記載の積層化粧シート。 - 【請求項4】前記凹み群に着色インキを充填したことを
特徴とする請求項3記載の積層化粧シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05172913A JP3111758B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 積層化粧シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05172913A JP3111758B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 積層化粧シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724979A true JPH0724979A (ja) | 1995-01-27 |
| JP3111758B2 JP3111758B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=15950672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05172913A Expired - Lifetime JP3111758B2 (ja) | 1993-07-13 | 1993-07-13 | 積層化粧シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3111758B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1110817A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-01-19 | Riken Vinyl Ind Co Ltd | 積層化粧シート |
| JPH11179858A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧板およびその製造方法 |
| JP2009214490A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及び該化粧シートを用いた化粧板 |
| CN118003732A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-05-10 | 安徽森泰木塑科技地板有限公司 | 一种复合膜及其制备方法、贴膜板的制备方法 |
-
1993
- 1993-07-13 JP JP05172913A patent/JP3111758B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1110817A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-01-19 | Riken Vinyl Ind Co Ltd | 積層化粧シート |
| JPH11179858A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧板およびその製造方法 |
| JP2009214490A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Dainippon Printing Co Ltd | 化粧シート及び該化粧シートを用いた化粧板 |
| CN118003732A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-05-10 | 安徽森泰木塑科技地板有限公司 | 一种复合膜及其制备方法、贴膜板的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3111758B2 (ja) | 2000-11-27 |
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