JPH07249888A - 電磁波吸収シート - Google Patents
電磁波吸収シートInfo
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- JPH07249888A JPH07249888A JP6803894A JP6803894A JPH07249888A JP H07249888 A JPH07249888 A JP H07249888A JP 6803894 A JP6803894 A JP 6803894A JP 6803894 A JP6803894 A JP 6803894A JP H07249888 A JPH07249888 A JP H07249888A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 小型、軽量で数百MHz以上の不要な電磁波
に対しても有効なシート状の電磁波吸収体を提供するこ
と。 【構成】 合金系磁性体2から構成され、前記合金系磁
性体が磁性体の膜面に平行な方向に一軸磁気異方性5を
有する電磁波吸収シート。
に対しても有効なシート状の電磁波吸収体を提供するこ
と。 【構成】 合金系磁性体2から構成され、前記合金系磁
性体が磁性体の膜面に平行な方向に一軸磁気異方性5を
有する電磁波吸収シート。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁波吸収シートに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速デジタル機器の普及に伴い、
これら機器から発生する不要電磁波が他の機器に妨害を
与える現象(電磁環境問題,EMC問題)が新しい公害
としてとりあげられてきた。例えばデジタル通信装置の
ケーブルに重畳するコモンモードノイズ電流が原因で発
生する30〜1000MHz不要電磁波は、テレビ等に
対する妨害波となることが問題視されている。上記30
〜1000MHz不要電磁波に対する電磁波吸収体とし
て、従来はMn−Znフェライト板が用いられ、これを
通信装置のキャビネット等に張り付けて使用した。電磁
波吸収体は磁性体の持つ磁気損失の性質を利用してお
り、磁性体としては比透磁率(μr =μr ′−j
μr ″)が高く、抵抗性(μr ″>μr′)であること
が要求される。Mn−Znフェライトにおける比透磁率
の周波数特性を図10に示す。数MHz以上でμr ″>
μr ′を満たしているが、μr の絶対値が小さいため、
大きな電磁波吸収効果を得るためにはMn−Znフェラ
イト板を大量に使用する必要があった。また、図10に
見られるように、Mn−Znフェライトの比透磁率は高
周波帯域で非常に小さな値となるため、数百MHz以上
では電磁波吸収体としての効果が激減した。即ち、従来
の電磁波吸収体では体積が大きい、重量が重い、数百M
Hz以上で有効でないという欠点があった。
これら機器から発生する不要電磁波が他の機器に妨害を
与える現象(電磁環境問題,EMC問題)が新しい公害
としてとりあげられてきた。例えばデジタル通信装置の
ケーブルに重畳するコモンモードノイズ電流が原因で発
生する30〜1000MHz不要電磁波は、テレビ等に
対する妨害波となることが問題視されている。上記30
〜1000MHz不要電磁波に対する電磁波吸収体とし
て、従来はMn−Znフェライト板が用いられ、これを
通信装置のキャビネット等に張り付けて使用した。電磁
波吸収体は磁性体の持つ磁気損失の性質を利用してお
り、磁性体としては比透磁率(μr =μr ′−j
μr ″)が高く、抵抗性(μr ″>μr′)であること
が要求される。Mn−Znフェライトにおける比透磁率
の周波数特性を図10に示す。数MHz以上でμr ″>
μr ′を満たしているが、μr の絶対値が小さいため、
大きな電磁波吸収効果を得るためにはMn−Znフェラ
イト板を大量に使用する必要があった。また、図10に
見られるように、Mn−Znフェライトの比透磁率は高
周波帯域で非常に小さな値となるため、数百MHz以上
では電磁波吸収体としての効果が激減した。即ち、従来
の電磁波吸収体では体積が大きい、重量が重い、数百M
Hz以上で有効でないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
改善するために提案されたもので、その目的は、従来の
電磁波吸収体において、体積、重量が大きく、数百MH
z以上で有効でないという点を解決した、小型、軽量
で、数百MHz以上の不要電磁波に対しても有効なシー
ト状電磁波吸収体を提供することにある。
改善するために提案されたもので、その目的は、従来の
電磁波吸収体において、体積、重量が大きく、数百MH
z以上で有効でないという点を解決した、小型、軽量
で、数百MHz以上の不要電磁波に対しても有効なシー
ト状電磁波吸収体を提供することにある。
【0004】
(1) 上記の目的を達成するため本発明は1層の合金
系磁性体から構成され、前記合金系磁性体が、前記合金
系磁性体の膜面に平行な方向に、一軸磁気異方性を有す
ることを特徴とする電磁波吸収シートを発明の要旨とす
るものである。 (2) さらに本発明は非磁性絶縁体シート基板に接合
した合金系磁性体から構成され、かつ前記合金系磁性体
が、前記合金系磁性体の膜面に平行な方向に一軸磁気異
方性を有する電磁波吸収シートを、複数重ね合わせた構
成を成し、かつそれぞれの電磁波吸収シートにおける合
金系磁性体の一軸磁気異方性の方向が、互いに所望の角
度をなしてずれていることを特徴とする電磁波吸収シー
トを発明の要旨とするものである。 (3) さらに本発明は合金系磁性体と、非磁性絶縁体
とを交互に積層させた多層体から構成され、前記合金系
磁性体が、前記合金系磁性体の膜面に平行な方向に、一
軸磁気異方性を有することを特徴とする電磁波吸収シー
トを発明の要旨とするものである。 (4) 合金系磁性体の一軸磁気異方性の方向が、互い
に所望の角度をなしてずれていることを特徴とする
(3)記載の電磁波吸収シート。 (5) さらに本発明は基板上に第1の合金系磁性体が
堆積され、ついでその上に非磁性絶縁体が形成され、つ
いで前記非磁性絶縁体の上に第2の合金系磁性体が堆積
されてなる、少なくとも3層以上の多層シートにおい
て、前記それぞれの合金系磁性体は膜面に平行な方向に
一軸磁気異方性を有することを特徴とする電磁波吸収シ
ートを発明の要旨とするものである。 (6) それぞれの合金系磁性体の一軸磁気異方性の方
向が所望の角度を成してずれていることを特徴とする
(5)記載の電磁波吸収シート。 (7) さらに本発明は合金系磁性体の厚さが、前記合
金系磁性体の表皮深さの10分の1から10倍の厚さで
あることを特徴とする電磁波吸収シートを発明の要旨と
するものである。ここに所望の角度とは、一軸磁気異方
性の角度のずれのとり得る範囲は0度から90度である
が、このうち10度から90度であることが実用上好ま
しい。10度未満の場合には一軸磁気異方性のずれによ
る効果が少なく実用上好ましくない。さらに好ましい範
囲は45度から90度であり、この範囲においては一軸
磁気異方性のずれによる効果がより効果的に得られるも
のである。 (8) 合金系磁性体として、NiFe,CoZrNb
が用いられていることを特徴とする(1)あるいは
(3)あるいは(5)記載の電磁波吸収シート。 以上のように本発明は従来の電磁波吸収体とは、材料構
成などが異なる。
系磁性体から構成され、前記合金系磁性体が、前記合金
系磁性体の膜面に平行な方向に、一軸磁気異方性を有す
ることを特徴とする電磁波吸収シートを発明の要旨とす
るものである。 (2) さらに本発明は非磁性絶縁体シート基板に接合
した合金系磁性体から構成され、かつ前記合金系磁性体
が、前記合金系磁性体の膜面に平行な方向に一軸磁気異
方性を有する電磁波吸収シートを、複数重ね合わせた構
成を成し、かつそれぞれの電磁波吸収シートにおける合
金系磁性体の一軸磁気異方性の方向が、互いに所望の角
度をなしてずれていることを特徴とする電磁波吸収シー
トを発明の要旨とするものである。 (3) さらに本発明は合金系磁性体と、非磁性絶縁体
とを交互に積層させた多層体から構成され、前記合金系
磁性体が、前記合金系磁性体の膜面に平行な方向に、一
軸磁気異方性を有することを特徴とする電磁波吸収シー
トを発明の要旨とするものである。 (4) 合金系磁性体の一軸磁気異方性の方向が、互い
に所望の角度をなしてずれていることを特徴とする
(3)記載の電磁波吸収シート。 (5) さらに本発明は基板上に第1の合金系磁性体が
堆積され、ついでその上に非磁性絶縁体が形成され、つ
いで前記非磁性絶縁体の上に第2の合金系磁性体が堆積
されてなる、少なくとも3層以上の多層シートにおい
て、前記それぞれの合金系磁性体は膜面に平行な方向に
一軸磁気異方性を有することを特徴とする電磁波吸収シ
ートを発明の要旨とするものである。 (6) それぞれの合金系磁性体の一軸磁気異方性の方
向が所望の角度を成してずれていることを特徴とする
(5)記載の電磁波吸収シート。 (7) さらに本発明は合金系磁性体の厚さが、前記合
金系磁性体の表皮深さの10分の1から10倍の厚さで
あることを特徴とする電磁波吸収シートを発明の要旨と
するものである。ここに所望の角度とは、一軸磁気異方
性の角度のずれのとり得る範囲は0度から90度である
が、このうち10度から90度であることが実用上好ま
しい。10度未満の場合には一軸磁気異方性のずれによ
る効果が少なく実用上好ましくない。さらに好ましい範
囲は45度から90度であり、この範囲においては一軸
磁気異方性のずれによる効果がより効果的に得られるも
のである。 (8) 合金系磁性体として、NiFe,CoZrNb
が用いられていることを特徴とする(1)あるいは
(3)あるいは(5)記載の電磁波吸収シート。 以上のように本発明は従来の電磁波吸収体とは、材料構
成などが異なる。
【0005】
【作用】本発明の電磁波吸収シートによれば、合金系磁
性体の厚さを表皮深さの10分の1から10倍の厚さに
設定することにより、大きな渦電流損失を発生すること
ができるため、シート状と小型、軽量であるにもかかわ
らず、渦電流損失に起因する大きな電磁波吸収効果を実
現できる。さらに、数百MHz以上でも大きな比透磁率
を有するため、数百MHz以上の不要電磁波に対しても
有効である。
性体の厚さを表皮深さの10分の1から10倍の厚さに
設定することにより、大きな渦電流損失を発生すること
ができるため、シート状と小型、軽量であるにもかかわ
らず、渦電流損失に起因する大きな電磁波吸収効果を実
現できる。さらに、数百MHz以上でも大きな比透磁率
を有するため、数百MHz以上の不要電磁波に対しても
有効である。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
は本発明の電磁波吸収シートを示すもので、(a)は1
層の合金系磁性体2から構成されており、(b)は合金
系磁性体2と非磁性絶縁体3とを交互に複数層積層させ
た多層構造体から構成され、いずれも同様の効果を得る
ことができる。なお、図1では電磁波吸収シートの保持
用として、非磁性絶縁体から成るシート基板4を使用し
ている。シート基板4がある場合、ない場合、いずれも
同様の効果を得ることができる。(c)は(b)図の部
分拡大図である。
は本発明の電磁波吸収シートを示すもので、(a)は1
層の合金系磁性体2から構成されており、(b)は合金
系磁性体2と非磁性絶縁体3とを交互に複数層積層させ
た多層構造体から構成され、いずれも同様の効果を得る
ことができる。なお、図1では電磁波吸収シートの保持
用として、非磁性絶縁体から成るシート基板4を使用し
ている。シート基板4がある場合、ない場合、いずれも
同様の効果を得ることができる。(c)は(b)図の部
分拡大図である。
【0007】合金系磁性体2は、図1に示すように膜面
内一軸磁気異方性5を有している。図2に膜面内一軸磁
気異方性を有する場合(a)と、有さない場合(b)の
合金系磁性体の磁化曲線を示す。実線と破線はそれぞれ
直交する2方向に対する磁化曲線である。(a)の場合
には困難軸方向が実線、容易軸方向が破線に対応する。
ここでは合金系磁性体として、NiFe膜を用いた。
(a)ではヒステリシスの小さな優れた軟磁気特性が得
られているが、(b)では大きなヒステリシスが現わ
れ、この場合大きな比透磁率は得られない。電磁波吸収
体の吸収効果は合金系磁性体の比透磁率と比例関係にあ
る。従って、大きな比透磁率が得られるという点で、合
金系磁性体に膜面内一軸磁気異方性を持たせることが効
果的とわかる。なお、周波数が数MHz以上の高周波磁
界に対しては、困難軸方向の磁化過程のみが応答する。
従って、高周波の不要電磁波に対応できるという点で
も、(a)のように合金系磁性体に膜面内一軸磁気異方
性を持たすことが効果的といえる。
内一軸磁気異方性5を有している。図2に膜面内一軸磁
気異方性を有する場合(a)と、有さない場合(b)の
合金系磁性体の磁化曲線を示す。実線と破線はそれぞれ
直交する2方向に対する磁化曲線である。(a)の場合
には困難軸方向が実線、容易軸方向が破線に対応する。
ここでは合金系磁性体として、NiFe膜を用いた。
(a)ではヒステリシスの小さな優れた軟磁気特性が得
られているが、(b)では大きなヒステリシスが現わ
れ、この場合大きな比透磁率は得られない。電磁波吸収
体の吸収効果は合金系磁性体の比透磁率と比例関係にあ
る。従って、大きな比透磁率が得られるという点で、合
金系磁性体に膜面内一軸磁気異方性を持たせることが効
果的とわかる。なお、周波数が数MHz以上の高周波磁
界に対しては、困難軸方向の磁化過程のみが応答する。
従って、高周波の不要電磁波に対応できるという点で
も、(a)のように合金系磁性体に膜面内一軸磁気異方
性を持たすことが効果的といえる。
【0008】図3に合金系磁性体膜厚tm と比透磁率μ
r (:μr ′−j・μr ″)の関係を示す。比透磁率は
困難軸方向での値である。合金系磁性体としてはNiF
e膜およびCoZrNb膜を使用した。図3でμr ′,
μr ″は静的比透磁率μr ′(0)で、またtm は表皮
深さδで規格化した。δは合金系磁性体の電気抵抗
ρm ,μr ′(0),周波数f,真空の透磁率μ0 を用
いて、 δ=〔2ρm /(2πf・μr ′(0)・μ0 )〕1/2 (1) で表される。NiFe膜の場合、μr ′(0)=300
0,ρm =20μΩcm、またCoZrNb膜の場合、
μr ′(0)=3000,ρm =120μΩcmであ
る。図3に示すようにμr ″はtm /δが0.1から1
0の範囲で、μr ″の最大値の100分の1以上の値を
持つ。tm がδの10分の1未満となった場合、および
tm がδの10倍を超過した場合、本発明の電磁波吸収
シートによって、従来部品(Mn−Znフェライト板)
よりも大きな電磁波吸収効果を実現することができなく
なるため、実用上好ましくない。このことから、tm を
δの10分の1から10倍の厚さに設定することが効果
的であることがわかる。
r (:μr ′−j・μr ″)の関係を示す。比透磁率は
困難軸方向での値である。合金系磁性体としてはNiF
e膜およびCoZrNb膜を使用した。図3でμr ′,
μr ″は静的比透磁率μr ′(0)で、またtm は表皮
深さδで規格化した。δは合金系磁性体の電気抵抗
ρm ,μr ′(0),周波数f,真空の透磁率μ0 を用
いて、 δ=〔2ρm /(2πf・μr ′(0)・μ0 )〕1/2 (1) で表される。NiFe膜の場合、μr ′(0)=300
0,ρm =20μΩcm、またCoZrNb膜の場合、
μr ′(0)=3000,ρm =120μΩcmであ
る。図3に示すようにμr ″はtm /δが0.1から1
0の範囲で、μr ″の最大値の100分の1以上の値を
持つ。tm がδの10分の1未満となった場合、および
tm がδの10倍を超過した場合、本発明の電磁波吸収
シートによって、従来部品(Mn−Znフェライト板)
よりも大きな電磁波吸収効果を実現することができなく
なるため、実用上好ましくない。このことから、tm を
δの10分の1から10倍の厚さに設定することが効果
的であることがわかる。
【0009】非磁性絶縁体膜厚が薄いと、電気的絶縁破
壊が生じ、図3のような特性が得られない。図4に合金
系磁性体としてNiFe膜を、非磁性絶縁体としてSi
O2膜を用い、SiO2 膜厚を変化させた場合の比透磁
率の周波数特性を示す。比透磁率は困難軸方向での値で
ある。NiFe膜厚はこの周波数帯域におけるNiFe
膜の表皮深さ0.16〜1.6μmより十分薄い50n
m(0.05μm)に設定した。SiO2 膜厚が5nm
では電気的絶縁不良により30MHz付近からμr ′の
減少、μr ″の増大が起きる。一方、SiO2 膜厚が5
0nmではNiFe膜の強磁性共鳴周波数650MHz
までμr ′一定となり、電気的絶縁はほぼ保たれ、さら
にSiO2 膜厚100nmでは絶縁効果はいっそう確実
となる。以上、非磁性絶縁体としてSiO2 膜を使用し
た場合、合金系磁性体間の電気的絶縁を保つには非磁性
絶縁体膜厚を50nm以上とすることが効果的であるこ
とがわかる。なお、非磁性絶縁体膜厚の上限は実用上1
0mm以下とすることが好ましい。図2で示したよう
に、大きな比透磁率、すなわち大きな電磁波吸収効果を
実現し、また高周波の不要電磁波に対応するためには、
合金系磁性体2の膜面内に一軸磁気異方性を持たすこと
が効果的である。
壊が生じ、図3のような特性が得られない。図4に合金
系磁性体としてNiFe膜を、非磁性絶縁体としてSi
O2膜を用い、SiO2 膜厚を変化させた場合の比透磁
率の周波数特性を示す。比透磁率は困難軸方向での値で
ある。NiFe膜厚はこの周波数帯域におけるNiFe
膜の表皮深さ0.16〜1.6μmより十分薄い50n
m(0.05μm)に設定した。SiO2 膜厚が5nm
では電気的絶縁不良により30MHz付近からμr ′の
減少、μr ″の増大が起きる。一方、SiO2 膜厚が5
0nmではNiFe膜の強磁性共鳴周波数650MHz
までμr ′一定となり、電気的絶縁はほぼ保たれ、さら
にSiO2 膜厚100nmでは絶縁効果はいっそう確実
となる。以上、非磁性絶縁体としてSiO2 膜を使用し
た場合、合金系磁性体間の電気的絶縁を保つには非磁性
絶縁体膜厚を50nm以上とすることが効果的であるこ
とがわかる。なお、非磁性絶縁体膜厚の上限は実用上1
0mm以下とすることが好ましい。図2で示したよう
に、大きな比透磁率、すなわち大きな電磁波吸収効果を
実現し、また高周波の不要電磁波に対応するためには、
合金系磁性体2の膜面内に一軸磁気異方性を持たすこと
が効果的である。
【0010】合金系磁性体2に膜面内一軸磁気異方性を
付与する方法としては、合金系磁性体の作製時に合金系
磁性体の膜面内方向に外部磁界を印加させる方法が挙げ
られる。合金系磁性体の膜面に外部磁界を印加させる方
法としては図5に示すように、例えば円筒状キャン9の
内部に配置した永久磁石7を利用する方法が挙げられ
る。この場合、外部磁界方向8の極性の向きはいずれの
方向でもよい。この方法で作製したNiFe膜の磁化曲
線を図2(a)に示した。図2(a)では外部磁界方向
を容易軸とする明確な膜面内一軸磁気異方性が付与して
いるのがわかる。外部磁界を印加する手法としては、永
久磁石を用いる手法、電磁石を用いる手法が挙げられ、
いずれも同様の効果を得ることができる。
付与する方法としては、合金系磁性体の作製時に合金系
磁性体の膜面内方向に外部磁界を印加させる方法が挙げ
られる。合金系磁性体の膜面に外部磁界を印加させる方
法としては図5に示すように、例えば円筒状キャン9の
内部に配置した永久磁石7を利用する方法が挙げられ
る。この場合、外部磁界方向8の極性の向きはいずれの
方向でもよい。この方法で作製したNiFe膜の磁化曲
線を図2(a)に示した。図2(a)では外部磁界方向
を容易軸とする明確な膜面内一軸磁気異方性が付与して
いるのがわかる。外部磁界を印加する手法としては、永
久磁石を用いる手法、電磁石を用いる手法が挙げられ、
いずれも同様の効果を得ることができる。
【0011】その他の膜面内一軸磁気異方性付与法とし
て、合金系磁性体を外部磁界なしで作製した後、温度を
作製時以上に設定し、合金系磁性体の膜面内方向に外部
磁界を印加する方法が挙げられる。また、その他の膜面
内一軸磁気異方性付与法として、斜め堆積法が挙げられ
る。これは図11に示すように合金系磁性体を基板12
上に斜め方向13から堆積させることにより、合金系磁
性体の結晶粒径を薄片状とし、形状磁気異方性により、
膜面内一軸磁気異方性を付与する方法である。これらい
ずれの方法によっても、同様の効果を得ることができ
る。
て、合金系磁性体を外部磁界なしで作製した後、温度を
作製時以上に設定し、合金系磁性体の膜面内方向に外部
磁界を印加する方法が挙げられる。また、その他の膜面
内一軸磁気異方性付与法として、斜め堆積法が挙げられ
る。これは図11に示すように合金系磁性体を基板12
上に斜め方向13から堆積させることにより、合金系磁
性体の結晶粒径を薄片状とし、形状磁気異方性により、
膜面内一軸磁気異方性を付与する方法である。これらい
ずれの方法によっても、同様の効果を得ることができ
る。
【0012】不要電磁波は電磁波吸収体に対して様々な
方向、角度で入射する。上記のように、図1の電磁波吸
収シートは困難軸方向に磁界成分を持つ不要電磁波に対
してのみ有効である。全ての方向、角度の不要電磁波に
対して有効とする方法として、図1において各合金系磁
性体2の一軸磁気異方性の方向を、互いに所望の角度を
成してずらして構成する方法が挙げられる。また、図6
に示すように、一軸磁気異方性を有する複数の電磁波吸
収シート1を、一軸磁気異方性の方向を互いに所望の角
度を成してずらして重ね合わせて構成しても同様の効果
を得ることができる。なお、合金系磁性体および非磁性
絶縁体の作製法としては、イオンビームスパッタ法、R
Fスパッタ法、マグネトロンスパッタ法、蒸着法などが
挙げられ、いずれも同様の効果を得ることができる。合
金系磁性体2としては、Fe,Co,Niをベースとし
た磁性材料を、また非磁性絶縁体3および非磁性絶縁体
シート基板4としては、SiO2 ,AlN,Al
2 O3 ,BN,TiN,SiC,ポリエチレンナフタレ
ート(PEN),ポリエチレンテレフタレート(PE
T),ポリイミド,カプトン,フォトレジストが使用で
き、いずれも同様の効果を得ることができる。合金系磁
性材料としては、上記の外に次のものも用いられる。N
iFeMo,NiFeCu,NiFeCr,NiFeN
b,NiFeTi,NiFeSi,FeSi,FeC,
FeN,CoFe,FeSiAl,FeB,FeBS
i,CoBSi,FeCoBSi,FeCoNiBS
i,CoXa(Xa:Y,Zr,Hf,Ti,Nb,M
o,W,Re,Ni,Fe,Mn),CoXbXc(X
b:Y,Zr,Hf,Ti,Nb,Mo,W,Re,N
i,Fe,Mn、Xc:Y,Zr,Hf,Ti,Nb,
Mo,W,Re,Ni,Fe,Mn)など。
方向、角度で入射する。上記のように、図1の電磁波吸
収シートは困難軸方向に磁界成分を持つ不要電磁波に対
してのみ有効である。全ての方向、角度の不要電磁波に
対して有効とする方法として、図1において各合金系磁
性体2の一軸磁気異方性の方向を、互いに所望の角度を
成してずらして構成する方法が挙げられる。また、図6
に示すように、一軸磁気異方性を有する複数の電磁波吸
収シート1を、一軸磁気異方性の方向を互いに所望の角
度を成してずらして重ね合わせて構成しても同様の効果
を得ることができる。なお、合金系磁性体および非磁性
絶縁体の作製法としては、イオンビームスパッタ法、R
Fスパッタ法、マグネトロンスパッタ法、蒸着法などが
挙げられ、いずれも同様の効果を得ることができる。合
金系磁性体2としては、Fe,Co,Niをベースとし
た磁性材料を、また非磁性絶縁体3および非磁性絶縁体
シート基板4としては、SiO2 ,AlN,Al
2 O3 ,BN,TiN,SiC,ポリエチレンナフタレ
ート(PEN),ポリエチレンテレフタレート(PE
T),ポリイミド,カプトン,フォトレジストが使用で
き、いずれも同様の効果を得ることができる。合金系磁
性材料としては、上記の外に次のものも用いられる。N
iFeMo,NiFeCu,NiFeCr,NiFeN
b,NiFeTi,NiFeSi,FeSi,FeC,
FeN,CoFe,FeSiAl,FeB,FeBS
i,CoBSi,FeCoBSi,FeCoNiBS
i,CoXa(Xa:Y,Zr,Hf,Ti,Nb,M
o,W,Re,Ni,Fe,Mn),CoXbXc(X
b:Y,Zr,Hf,Ti,Nb,Mo,W,Re,N
i,Fe,Mn、Xc:Y,Zr,Hf,Ti,Nb,
Mo,W,Re,Ni,Fe,Mn)など。
【0013】具体的実施例を以下に示す。合金系磁性体
2にはCoZrNbを、非磁性絶縁体3にはSiO
2 を、非磁性絶縁体シート基板4には6μm厚のPET
を使用し、イオンビームスパッタ法により作製した。ス
パッタ条件は、動作真空度Ar1×10-4Torr,加
速電圧1kV,基板温度は室温〜160℃とした。外部
磁界は永久磁石により印加した。堆積時のCoZrNb
の膜面内一軸磁気異方性磁界は20Oeであったため、
回転磁界中熱処理により、3Oeまで小さくした。困難
軸方向のμr ′(0)は3000,ρm は120μΩc
mであった。CoZrNb膜厚はδ/10から10δを
満たす2.0μmに、SiO2 膜厚は電気的絶縁を保ち
得る0.1μmに設定した。回転磁界中熱処理は、例え
ば図7に示すように電気炉10の中で、合金系磁性体の
膜面に平行に外部磁界11を印加し、電磁波吸収シート
を合金系磁性体の膜面に垂直な方向を軸に回転させ、合
金系磁性体の一軸磁気異方性の方向と外部磁界の方向
が、時間の経過と共に変化するように設置して行う熱処
理法である。熱処理は窒素ガス雰囲気中で行い、熱処理
温度は350℃、熱処理時間は1時間、外部磁界の大き
さは100Oe、回転速度は4rpmとした。
2にはCoZrNbを、非磁性絶縁体3にはSiO
2 を、非磁性絶縁体シート基板4には6μm厚のPET
を使用し、イオンビームスパッタ法により作製した。ス
パッタ条件は、動作真空度Ar1×10-4Torr,加
速電圧1kV,基板温度は室温〜160℃とした。外部
磁界は永久磁石により印加した。堆積時のCoZrNb
の膜面内一軸磁気異方性磁界は20Oeであったため、
回転磁界中熱処理により、3Oeまで小さくした。困難
軸方向のμr ′(0)は3000,ρm は120μΩc
mであった。CoZrNb膜厚はδ/10から10δを
満たす2.0μmに、SiO2 膜厚は電気的絶縁を保ち
得る0.1μmに設定した。回転磁界中熱処理は、例え
ば図7に示すように電気炉10の中で、合金系磁性体の
膜面に平行に外部磁界11を印加し、電磁波吸収シート
を合金系磁性体の膜面に垂直な方向を軸に回転させ、合
金系磁性体の一軸磁気異方性の方向と外部磁界の方向
が、時間の経過と共に変化するように設置して行う熱処
理法である。熱処理は窒素ガス雰囲気中で行い、熱処理
温度は350℃、熱処理時間は1時間、外部磁界の大き
さは100Oe、回転速度は4rpmとした。
【0014】図8に困難軸方向の比透磁率の周波数依存
性を示す。10MHz以上でμr ″>μr ′となり、ま
たμr ,μr ″値は図10のMn−Znフェライトに比
較し大幅に大きな値となる。さらに図から明らかなよう
に、数百MHz以上においてもμr ″は大きな値を維持
するため、数百MHz以上の不要電磁波に対しても、有
効であることがわかる。次に合金系磁性体2にNiFe
を、非磁性絶縁体3にSiO2 を、非磁性絶縁体シート
基板4に6μm厚のPENを使用し、蒸着法により作製
した実施例を示す。基板温度は室温〜160℃とし、外
部磁界は電磁石により印加した。NiFeの膜面内一軸
磁気異方性磁界は3Oe、困難軸方向のμr ′(0)は
3000,ρm は20μΩcmであった。NiFe膜厚
はδ/10から10δを満たす20μmに、SiO2 膜
厚は電気的絶縁を保ち得る0.1μmに設定した。図9
に困難軸方向の比透磁率の周波数依存性を示す。10M
Hz以上でμr ″>μr ′となり、またμr ,μr ″値
は図10のMn−Znフェライトに比較し大幅に大きな
値となる。さらに図から明らかなように、数百MHz以
上においてもμr ″は大きな値を維持するため、数百M
Hz以上の不要電磁波に対しても、有効であることがわ
かる。
性を示す。10MHz以上でμr ″>μr ′となり、ま
たμr ,μr ″値は図10のMn−Znフェライトに比
較し大幅に大きな値となる。さらに図から明らかなよう
に、数百MHz以上においてもμr ″は大きな値を維持
するため、数百MHz以上の不要電磁波に対しても、有
効であることがわかる。次に合金系磁性体2にNiFe
を、非磁性絶縁体3にSiO2 を、非磁性絶縁体シート
基板4に6μm厚のPENを使用し、蒸着法により作製
した実施例を示す。基板温度は室温〜160℃とし、外
部磁界は電磁石により印加した。NiFeの膜面内一軸
磁気異方性磁界は3Oe、困難軸方向のμr ′(0)は
3000,ρm は20μΩcmであった。NiFe膜厚
はδ/10から10δを満たす20μmに、SiO2 膜
厚は電気的絶縁を保ち得る0.1μmに設定した。図9
に困難軸方向の比透磁率の周波数依存性を示す。10M
Hz以上でμr ″>μr ′となり、またμr ,μr ″値
は図10のMn−Znフェライトに比較し大幅に大きな
値となる。さらに図から明らかなように、数百MHz以
上においてもμr ″は大きな値を維持するため、数百M
Hz以上の不要電磁波に対しても、有効であることがわ
かる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁波吸
収シートによれば、シート状と小型、軽量であるにもか
かわらず、大きな効果を実現できる。さらに、数百MH
z以上の不要電磁波に対しても有効である。さらに製造
は容易であり、また、一軸磁気異方性の方向を互いに所
望の角度を成してずらすことにより、様々な方向、角度
で入射する不要電磁波に対しても大きな電磁波吸収効果
を奏することができる。
収シートによれば、シート状と小型、軽量であるにもか
かわらず、大きな効果を実現できる。さらに、数百MH
z以上の不要電磁波に対しても有効である。さらに製造
は容易であり、また、一軸磁気異方性の方向を互いに所
望の角度を成してずらすことにより、様々な方向、角度
で入射する不要電磁波に対しても大きな電磁波吸収効果
を奏することができる。
【図1】本発明の電磁波吸収シートの実施例を示す図
で、(a)は1層の合金系磁性体の場合、(b)は合金
系磁性体と非磁性絶縁体とを交互に複数層積層させた場
合、(c)は(b)図の部分拡大図を示す。
で、(a)は1層の合金系磁性体の場合、(b)は合金
系磁性体と非磁性絶縁体とを交互に複数層積層させた場
合、(c)は(b)図の部分拡大図を示す。
【図2】磁化曲線を示す図で、(a)は一軸磁気異方性
を有する場合、(b)は有さない場合を示す。
を有する場合、(b)は有さない場合を示す。
【図3】比透磁率の合金系磁性体膜厚依存性を示す図で
ある。
ある。
【図4】非磁性絶縁体膜厚を変化させた場合の比透磁率
の周波数依存性を示す図である。
の周波数依存性を示す図である。
【図5】合金系磁性体の膜面に外部磁界を印加させる方
法を示す。
法を示す。
【図6】本発明の電磁波吸収シートの実施例を示す図で
ある。
ある。
【図7】回転磁界中熱処理を行う方法を示す。
【図8】比透磁率の周波数依存性を示す図である。
【図9】比透磁率の周波数依存性を示す図である。
【図10】従来の電磁波吸収体(Mn−Znフェライ
ト)における比透磁率の周波数依存性を示す図である。
ト)における比透磁率の周波数依存性を示す図である。
【図11】原料粒子の斜め堆積方法を示す。
1 電磁波吸収シート 2 合金系磁性体 3 非磁性絶縁体 4 非磁性絶縁体シート基板 5 容易軸方向 6 非磁性絶縁体シート基板 7 永久磁石 8 外部磁界方向 9 円筒状キャン 10 電気炉 11 外部磁界 12 基板 13 原料粒子の入射方向
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】
Claims (8)
- 【請求項1】 1層の合金系磁性体から構成され、前記
合金系磁性体が、前記合金系磁性体の膜面に平行な方向
に、一軸磁気異方性を有することを特徴とする電磁波吸
収シート。 - 【請求項2】 非磁性絶縁体シート基板に接合した合金
系磁性体から構成され、かつ前記合金系磁性体が、前記
合金系磁性体の膜面に平行な方向に一軸磁気異方性を有
する電磁波吸収シートを、複数重ね合わせた構成を成
し、かつそれぞれの電磁波吸収シートにおける合金系磁
性体の一軸磁気異方性の方向が、互いに所望の角度をな
してずれていることを特徴とする電磁波吸収シート - 【請求項3】 合金系磁性体と、非磁性絶縁体とを交互
に積層させた多層体から構成され、前記合金系磁性体
が、前記合金系磁性体の膜面に平行な方向に、一軸磁気
異方性を有することを特徴とする電磁波吸収シート。 - 【請求項4】 合金系磁性体の一軸磁気異方性の方向
が、互いに所望の角度をなしてずれていることを特徴と
する請求項3記載の電磁波吸収シート。 - 【請求項5】 基板上に第1の合金系磁性体が堆積さ
れ、ついでその上に非磁性絶縁体が形成され、ついで前
記非磁性絶縁体の上に第2の合金系磁性体が堆積されて
なる、少なくとも3層以上の多層シートにおいて、前記
それぞれの合金系磁性体は膜面に平行な方向に一軸磁気
異方性を有することを特徴とする電磁波吸収シート。 - 【請求項6】 それぞれの合金系磁性体の一軸磁気異方
性の方向が所望の角度を成してずれていることを特徴と
する請求項5記載の電磁波吸収シート。 - 【請求項7】 合金系磁性体の厚さが、前記合金系磁性
体の表皮深さの10分の1から10倍の厚さであること
を特徴とする請求項1あるいは3あるいは5記載の電磁
波吸収シート。ここに表皮深さδは、高周波電磁波が、
合金系磁性膜(合金系磁性層)に侵入し得る表面からの
深さであり、合金系磁性膜(層)の電気抵抗ρm ,周波
数f,静的比透磁率μr ′(0),真空の透磁率μ0 を
用いて、 δ=〔2ρm /(2πf・μr ′(0)・μ0 )〕1/2 で表される。 - 【請求項8】 合金系磁性体として、NiFe,CoZ
rNbが用いられていることを特徴とする請求項1ある
いは3あるいは5記載の電磁波吸収シート。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6803894A JPH07249888A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 電磁波吸収シート |
| US08/257,769 US5990417A (en) | 1993-06-07 | 1994-06-06 | Electromagnetic noise absorbing material and electromagnetic noise filter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6803894A JPH07249888A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 電磁波吸収シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07249888A true JPH07249888A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13362234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6803894A Pending JPH07249888A (ja) | 1993-06-07 | 1994-03-11 | 電磁波吸収シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07249888A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0945916A3 (en) * | 1998-03-23 | 2000-06-07 | Fuji Polymer Industries Co,, Ltd. | Electromagnetic wave absorbing thermoconductive silicone gel molded sheet and method for producing the same |
| JP2007250938A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Icチップ実装モジュール及びicチップ実装方法 |
| JP2018195660A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| KR20200087710A (ko) * | 2019-01-11 | 2020-07-21 | 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 | 전자파 감쇠체 및 전자 장치 |
| KR20210120904A (ko) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 | 전자파 감쇠체, 전자 장치, 성막 장치 및 성막 방법 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6803894A patent/JPH07249888A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0945916A3 (en) * | 1998-03-23 | 2000-06-07 | Fuji Polymer Industries Co,, Ltd. | Electromagnetic wave absorbing thermoconductive silicone gel molded sheet and method for producing the same |
| US6284363B1 (en) | 1998-03-23 | 2001-09-04 | Fuji Polymer Industries Co., Ltd. | Electromagnetic wave absorbing thermoconductive silicone gel molded sheet and method for producing the same |
| US6521150B1 (en) | 1998-03-23 | 2003-02-18 | Fuji Polymer Industries Co., Ltd. | Method for producing an electromagnetic wave absorbing thermoconductive silicone gel molded sheet |
| JP2007250938A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Icチップ実装モジュール及びicチップ実装方法 |
| JP2018195660A (ja) * | 2017-05-16 | 2018-12-06 | 株式会社東芝 | 半導体装置 |
| KR20200087710A (ko) * | 2019-01-11 | 2020-07-21 | 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 | 전자파 감쇠체 및 전자 장치 |
| JP2020113650A (ja) * | 2019-01-11 | 2020-07-27 | 株式会社東芝 | 電磁波減衰体及び電子装置 |
| US11011474B2 (en) | 2019-01-11 | 2021-05-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electromagnetic wave attenuator and electronic device |
| KR20210120904A (ko) * | 2020-03-26 | 2021-10-07 | 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 | 전자파 감쇠체, 전자 장치, 성막 장치 및 성막 방법 |
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