JPH07250111A - 信号送信方法及び信号送信装置 - Google Patents
信号送信方法及び信号送信装置Info
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- JPH07250111A JPH07250111A JP6795894A JP6795894A JPH07250111A JP H07250111 A JPH07250111 A JP H07250111A JP 6795894 A JP6795894 A JP 6795894A JP 6795894 A JP6795894 A JP 6795894A JP H07250111 A JPH07250111 A JP H07250111A
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- signal
- digital data
- carrier
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変調信号の周波数やレベルなどを容易に変更
でき、しかも構成を簡素化できる信号送信方法を提供す
る。 【構成】 メモリ10には搬送波信号となる4.8KHz
及び9.6KHzの正弦波信号波形に対応するディジタル
データが記憶されている。CPU12は、メモリ10に
記憶されたデータの読み出しを制御するとともに、読み
出したディジタルデータに対して演算を行う等のソフト
ウェア的な処理を行う。メモリ10から読み出されたデ
ィジタルデータは、このCPU12を介してD/A変換
器16へ送られ、ここでアナログ信号に変換されて、F
SK変調の搬送波信号とされる。メモリに記憶されたデ
ータはディジタル形式であるため、その内容の書換えは
容易に行うことができる。
でき、しかも構成を簡素化できる信号送信方法を提供す
る。 【構成】 メモリ10には搬送波信号となる4.8KHz
及び9.6KHzの正弦波信号波形に対応するディジタル
データが記憶されている。CPU12は、メモリ10に
記憶されたデータの読み出しを制御するとともに、読み
出したディジタルデータに対して演算を行う等のソフト
ウェア的な処理を行う。メモリ10から読み出されたデ
ィジタルデータは、このCPU12を介してD/A変換
器16へ送られ、ここでアナログ信号に変換されて、F
SK変調の搬送波信号とされる。メモリに記憶されたデ
ータはディジタル形式であるため、その内容の書換えは
容易に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用電源線、直流電源
ライン、電話線などを介して、複数の機器間でディジタ
ルデータの授受を行うための信号送信方法及び信号送信
装置に関するものである。
ライン、電話線などを介して、複数の機器間でディジタ
ルデータの授受を行うための信号送信方法及び信号送信
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、ディジタルデータを、FSK変
調して商用電源線などを伝送路として別の機器に送るた
めの従来の装置の送信部のブロック図である。この装置
は、互いに異なる周波数を有する二つの正弦波発振器8
0a及び80bからなる搬送波信号生成部82を有して
おり、これらの発信出力は切り換え回路84に送られ
る。切り換え回路84は制御信号線88を介して送られ
てくる制御信号に基づいて二つの入力を切り換え、いず
れか一方の発振信号を出力する。制御手段である中央処
理装置(CPU)86は、送信すべきディジタルデータ
の二進数からなるデータに基づいた制御信号を制御信号
線88を介して切り換え回路84に供給して切り換え回
路84の動作を制御する。したがって、切り換え回路8
4の出力は、FSK(frequency-sift keying )変調さ
れた信号となる。
調して商用電源線などを伝送路として別の機器に送るた
めの従来の装置の送信部のブロック図である。この装置
は、互いに異なる周波数を有する二つの正弦波発振器8
0a及び80bからなる搬送波信号生成部82を有して
おり、これらの発信出力は切り換え回路84に送られ
る。切り換え回路84は制御信号線88を介して送られ
てくる制御信号に基づいて二つの入力を切り換え、いず
れか一方の発振信号を出力する。制御手段である中央処
理装置(CPU)86は、送信すべきディジタルデータ
の二進数からなるデータに基づいた制御信号を制御信号
線88を介して切り換え回路84に供給して切り換え回
路84の動作を制御する。したがって、切り換え回路8
4の出力は、FSK(frequency-sift keying )変調さ
れた信号となる。
【0003】レベル調整部90は、信号伝送路96の状
況等に応じてFSK変調された信号のレベルを適当に調
整する。このレベル調整部90は、例えばオペアンプな
どのアナログ部品から構成され、CPU86からの制御
信号線92を介して送られてくる制御信号に基づいてF
SK変調信号のレベルを調整する。信号注入部94は、
伝送路96が例えば100Vの商用電力線の場合には逆
流防止用のコンデンサでカップリングしてFSK変調信
号を100Vの交流に重畳し、伝送路に注入する。
況等に応じてFSK変調された信号のレベルを適当に調
整する。このレベル調整部90は、例えばオペアンプな
どのアナログ部品から構成され、CPU86からの制御
信号線92を介して送られてくる制御信号に基づいてF
SK変調信号のレベルを調整する。信号注入部94は、
伝送路96が例えば100Vの商用電力線の場合には逆
流防止用のコンデンサでカップリングしてFSK変調信
号を100Vの交流に重畳し、伝送路に注入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば信号
伝送路上にこれらの搬送波信号に近い周波数の雑音が乗
っていると、この雑音の影響によって正確な信号伝送が
できない場合がある。このような場合、搬送波信号の周
波数を変更することができれば雑音の影響を回避して正
確な信号伝送が可能となり得るが、図8のように専用の
搬送波信号生成部82を設ける構成とすると、発振器8
0a、80bの発振周波数以外の搬送波信号を用いるこ
とはできない。異なる周波数の搬送波信号を用いるため
に複数の搬送波信号生成部を設けることも考えられる
が、構成が複雑になり、製造コストも上昇するので望ま
しくない。また、図8に示す構成では、信号伝送路96
の状況等に応じてFSK変調された信号のレベルを適当
に調整するためのレベル調整部90が必要となり、その
分構成が複雑となり、コストも上昇する。
伝送路上にこれらの搬送波信号に近い周波数の雑音が乗
っていると、この雑音の影響によって正確な信号伝送が
できない場合がある。このような場合、搬送波信号の周
波数を変更することができれば雑音の影響を回避して正
確な信号伝送が可能となり得るが、図8のように専用の
搬送波信号生成部82を設ける構成とすると、発振器8
0a、80bの発振周波数以外の搬送波信号を用いるこ
とはできない。異なる周波数の搬送波信号を用いるため
に複数の搬送波信号生成部を設けることも考えられる
が、構成が複雑になり、製造コストも上昇するので望ま
しくない。また、図8に示す構成では、信号伝送路96
の状況等に応じてFSK変調された信号のレベルを適当
に調整するためのレベル調整部90が必要となり、その
分構成が複雑となり、コストも上昇する。
【0005】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、変調信号の周波数やレベルなどを容易に変更で
き、しかも構成を簡素化できる信号送信方法及び信号送
信装置を提供することを目的とするものである。
であり、変調信号の周波数やレベルなどを容易に変更で
き、しかも構成を簡素化できる信号送信方法及び信号送
信装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの請求項1記載の発明は、二進数からなる送信データ
に基づいて記憶手段に保持された搬送波信号に対応する
ディジタルデータを適時読み出して必要に応じて所定の
処理を施して出力するステップと、前記処理されたディ
ジタルデータをD/A変換して出力するステップと、前
記D/A変換後の信号波形を波形整形して前記搬送波信
号として出力するステップと、前記搬送波信号を伝送路
に注入するステップと、を備えることを特徴とする信号
送信方法。
めの請求項1記載の発明は、二進数からなる送信データ
に基づいて記憶手段に保持された搬送波信号に対応する
ディジタルデータを適時読み出して必要に応じて所定の
処理を施して出力するステップと、前記処理されたディ
ジタルデータをD/A変換して出力するステップと、前
記D/A変換後の信号波形を波形整形して前記搬送波信
号として出力するステップと、前記搬送波信号を伝送路
に注入するステップと、を備えることを特徴とする信号
送信方法。
【0007】請求項2記載の発明は、搬送波信号に対応
するディジタルデータを保持する記憶手段と、二進数か
らなる送信データに基づいて適時前記記憶手段から前記
ディジタルデータを読み出すとともに必要に応じて所定
の処理を施して出力する制御手段と、前記制御手段から
のディジタルデータをD/A変換して出力するD/A変
換手段と、D/A変換後の信号波形を波形整形して前記
搬送波信号として出力する波形整形手段と、波形整形さ
れた前記搬送波信号を伝送路に注入する信号注入手段と
を備えることを特徴とするものである。
するディジタルデータを保持する記憶手段と、二進数か
らなる送信データに基づいて適時前記記憶手段から前記
ディジタルデータを読み出すとともに必要に応じて所定
の処理を施して出力する制御手段と、前記制御手段から
のディジタルデータをD/A変換して出力するD/A変
換手段と、D/A変換後の信号波形を波形整形して前記
搬送波信号として出力する波形整形手段と、波形整形さ
れた前記搬送波信号を伝送路に注入する信号注入手段と
を備えることを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応す
る第一のディジタルデータを保持し、前記制御手段は前
記記憶手段から読み出されたディジタルデータにソフト
ウェア処理を施して前記第一のディジタルデータを第二
の搬送波信号に対応する第二のディジタルデータに変換
するとともに前記送信データに応じて前記第一のディジ
タルデータ又は第二のディジタルデータを適時前記D/
A変換手段に送出する機能を有するものであることを特
徴とするものである。
明において、前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応す
る第一のディジタルデータを保持し、前記制御手段は前
記記憶手段から読み出されたディジタルデータにソフト
ウェア処理を施して前記第一のディジタルデータを第二
の搬送波信号に対応する第二のディジタルデータに変換
するとともに前記送信データに応じて前記第一のディジ
タルデータ又は第二のディジタルデータを適時前記D/
A変換手段に送出する機能を有するものであることを特
徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応す
る第一のディジタルデータ及び第二の搬送波信号に対応
する第二のディジタルデータを保持し、前記制御手段は
前記記憶手段から、前記送信データに応じて第一又は第
二のディジタルデータのうちいずれかを適時読み出して
D/A変換器に送出する機能を有するものであることを
特徴とするものである。
明において、前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応す
る第一のディジタルデータ及び第二の搬送波信号に対応
する第二のディジタルデータを保持し、前記制御手段は
前記記憶手段から、前記送信データに応じて第一又は第
二のディジタルデータのうちいずれかを適時読み出して
D/A変換器に送出する機能を有するものであることを
特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3又は5記
載の発明において、前記第一及び第二の搬送波信号のう
ち一方の周波数は他方の周波数の2倍であり、前記制御
手段は二進数からなる前記送信データを前記第一及び第
二の搬送波信号によってFSK変調して前記信号注入手
段に送出するものであることを特徴とするものである。
載の発明において、前記第一及び第二の搬送波信号のう
ち一方の周波数は他方の周波数の2倍であり、前記制御
手段は二進数からなる前記送信データを前記第一及び第
二の搬送波信号によってFSK変調して前記信号注入手
段に送出するものであることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は前記の構成により、記憶
手段に保持されたディジタルデータを読み出して所定の
処理を施して出力するステップにより、記憶手段から読
み出したディジタルデータのソフトウェア的な処理が可
能となる。例えば、読み出されたディジタルデータに対
して演算を行って信号のレベルを変えたり、読み出しの
タイミングを調節して位相を変えることなどを簡単に行
うことができる。更に、記憶手段に保持するディジタル
データを書き換えれば、搬送波信号の周波数などの変更
も容易である。こうして得られたディジタルデータをD
/A変換し、更に波形整形することにより、伝送すべき
搬送波信号が得られる。この搬送波信号を伝送路に注入
することにより、この伝送路を介して、相手に必要な情
報を送信することができる。
手段に保持されたディジタルデータを読み出して所定の
処理を施して出力するステップにより、記憶手段から読
み出したディジタルデータのソフトウェア的な処理が可
能となる。例えば、読み出されたディジタルデータに対
して演算を行って信号のレベルを変えたり、読み出しの
タイミングを調節して位相を変えることなどを簡単に行
うことができる。更に、記憶手段に保持するディジタル
データを書き換えれば、搬送波信号の周波数などの変更
も容易である。こうして得られたディジタルデータをD
/A変換し、更に波形整形することにより、伝送すべき
搬送波信号が得られる。この搬送波信号を伝送路に注入
することにより、この伝送路を介して、相手に必要な情
報を送信することができる。
【0012】請求項2記載の発明は前記の構成により、
記憶手段に搬送波信号に対応するディジタルデータを予
め保持しておき、これを読み出して搬送波信号を得るの
で、前記ディジタルデータのソフトウェア的な処理が可
能となる。制御手段により、例えば読みだされたディジ
タルデータに演算を行って信号のレベルを変えたり、読
み出しのタイミングを調節して位相を変えることができ
る。更に、記憶手段に保持するディジタルデータを書き
換えることにより、簡単に搬送波信号の周波数を変更す
ることができる。こうして得られたディジタルデータを
D/A変換器によってD/A変換器し、波形整形手段に
よって波形整形することにより、伝送すべき搬送波信号
が得られる。この搬送波信号を信号注入手段によって伝
送路に注入することにより、この伝送路を介して、相手
に必要な情報を送信することができる。
記憶手段に搬送波信号に対応するディジタルデータを予
め保持しておき、これを読み出して搬送波信号を得るの
で、前記ディジタルデータのソフトウェア的な処理が可
能となる。制御手段により、例えば読みだされたディジ
タルデータに演算を行って信号のレベルを変えたり、読
み出しのタイミングを調節して位相を変えることができ
る。更に、記憶手段に保持するディジタルデータを書き
換えることにより、簡単に搬送波信号の周波数を変更す
ることができる。こうして得られたディジタルデータを
D/A変換器によってD/A変換器し、波形整形手段に
よって波形整形することにより、伝送すべき搬送波信号
が得られる。この搬送波信号を信号注入手段によって伝
送路に注入することにより、この伝送路を介して、相手
に必要な情報を送信することができる。
【0013】請求項3記載の発明は前記の構成により、
記憶手段に保持するディジタルデータは第一の搬送波信
号に対応するものだけなので、記憶手段の記憶容量は少
なくて済む。しかもこのディジタルデータは簡単に書き
換えることができる。また、第一の搬送波信号に対応す
るディジタルデータは、制御手段によるソフトウェア処
理により、容易に第二の搬送波信号に対応する第二のデ
ィジタルデータに変換することができる。
記憶手段に保持するディジタルデータは第一の搬送波信
号に対応するものだけなので、記憶手段の記憶容量は少
なくて済む。しかもこのディジタルデータは簡単に書き
換えることができる。また、第一の搬送波信号に対応す
るディジタルデータは、制御手段によるソフトウェア処
理により、容易に第二の搬送波信号に対応する第二のデ
ィジタルデータに変換することができる。
【0014】請求項4記載の発明は前記の構成により、
前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応する第一のディ
ジタルデータ及び第二の搬送波信号に対応する第二のデ
ィジタルデータを保持しているので、記憶手段から読み
だされたディジタルデータはそのままD/A変換器に送
られるか、又はより少ない処理でD/A変換器へ送るこ
とが出来る。また、記憶手段に記憶されたディジタルデ
ータを書き換えることにより、搬送波信号の周波数や信
号レベルなどを容易に変更することができる。
前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応する第一のディ
ジタルデータ及び第二の搬送波信号に対応する第二のデ
ィジタルデータを保持しているので、記憶手段から読み
だされたディジタルデータはそのままD/A変換器に送
られるか、又はより少ない処理でD/A変換器へ送るこ
とが出来る。また、記憶手段に記憶されたディジタルデ
ータを書き換えることにより、搬送波信号の周波数や信
号レベルなどを容易に変更することができる。
【0015】請求項5記載の発明は前記の構成により、
FSK変調に用いる二つの搬送波信号の周波数をF及び
これの2倍の2Fとすることにより、二つの搬送波信号
の周波数差を大きくとることができるので、信号の分別
において、信号伝送路上の雑音の影響を受けにくい。更
に、受信側でディジタルデータに変換した後、F分の1
秒間の信号レベルにつき絶対値をとった値をF分の1秒
間にわたり積分した値Aと、前記F分の1秒間の信号の
うち前半の2F分の1秒間の信号レベルと後半の2F分
の1秒間の信号レベルを加算してその絶対値をとった値
を2F分の1秒間にわたり積分した値Bとを求め、前記
A及びBの値を演算式 X = A − (2 × B) に代入すると、入来した搬送波信号の周波数がFの場合
はXの値がほぼ+A、周波数が2Fの場合はXの値がほ
ぼ−A、いずれの搬送波信号も入来していない場合はX
の値はほぼゼロとなる。したがって、上記演算式により
求めたXの値から、搬送波信号の有無及び入来した搬送
波信号の周波数を容易かつ正確に分別することができ
る。
FSK変調に用いる二つの搬送波信号の周波数をF及び
これの2倍の2Fとすることにより、二つの搬送波信号
の周波数差を大きくとることができるので、信号の分別
において、信号伝送路上の雑音の影響を受けにくい。更
に、受信側でディジタルデータに変換した後、F分の1
秒間の信号レベルにつき絶対値をとった値をF分の1秒
間にわたり積分した値Aと、前記F分の1秒間の信号の
うち前半の2F分の1秒間の信号レベルと後半の2F分
の1秒間の信号レベルを加算してその絶対値をとった値
を2F分の1秒間にわたり積分した値Bとを求め、前記
A及びBの値を演算式 X = A − (2 × B) に代入すると、入来した搬送波信号の周波数がFの場合
はXの値がほぼ+A、周波数が2Fの場合はXの値がほ
ぼ−A、いずれの搬送波信号も入来していない場合はX
の値はほぼゼロとなる。したがって、上記演算式により
求めたXの値から、搬送波信号の有無及び入来した搬送
波信号の周波数を容易かつ正確に分別することができ
る。
【0016】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の信号送信方法を実施する
ための一例である送信回路の一部のブロック図、図2は
本発明の信号送信方法を実施するための別の例である送
信回路の一部のブロック図、図3はD/A変換器から信
号伝送路までの信号の流れ及び信号波形を示す図、図4
はDCラインモデムのブロック図、図5はFSK変調さ
れた4.8KHzの信号を復調する際の信号処理の方法を
示した波形図、図6はFSK変調された9.6KHzの信
号を復調する際の信号処理の方法を示した波形図であ
る。
て説明する。図1は、本発明の信号送信方法を実施する
ための一例である送信回路の一部のブロック図、図2は
本発明の信号送信方法を実施するための別の例である送
信回路の一部のブロック図、図3はD/A変換器から信
号伝送路までの信号の流れ及び信号波形を示す図、図4
はDCラインモデムのブロック図、図5はFSK変調さ
れた4.8KHzの信号を復調する際の信号処理の方法を
示した波形図、図6はFSK変調された9.6KHzの信
号を復調する際の信号処理の方法を示した波形図であ
る。
【0017】図1において、記憶手段であるメモリ10
には、搬送波信号となる正弦波信号の波形に対応するデ
ィジタルデータが予め記憶されている。尚、データがデ
ィジタル形式であるため、記憶内容の書換えは容易に行
うことができる。制御部の一部であるCPU12は、メ
モリ10に記憶されたデータの読み出しを制御するとと
もに、読み出したディジタルデータに対して演算を行う
等のソフトウェア的な処理を行う。CPU12の動作
は、ROM14に内蔵されたプログラムに基づいてなさ
れる。メモリ10から読み出されたディジタルデータ
は、このCPU12を介してD/A変換器16へ送ら
れ、ここでアナログ信号に変換される。
には、搬送波信号となる正弦波信号の波形に対応するデ
ィジタルデータが予め記憶されている。尚、データがデ
ィジタル形式であるため、記憶内容の書換えは容易に行
うことができる。制御部の一部であるCPU12は、メ
モリ10に記憶されたデータの読み出しを制御するとと
もに、読み出したディジタルデータに対して演算を行う
等のソフトウェア的な処理を行う。CPU12の動作
は、ROM14に内蔵されたプログラムに基づいてなさ
れる。メモリ10から読み出されたディジタルデータ
は、このCPU12を介してD/A変換器16へ送ら
れ、ここでアナログ信号に変換される。
【0018】本実施例では、FSK変調して信号を送信
することとし、FSK変調に用いる二つの搬送波信号と
して周波数4.8KHzと、この2倍の9.6KHzの正弦
波信号を用いる。例えば二進数からなるデータの0を
4.8KHzに、二進数からなるデータの1を9.6KHz
に対応させる。図1のメモリ10には、この二つの周波
数の正弦波信号に対応したディジタルデータを記憶させ
ておくか、或いは、いずれか一方のみのディジタルデー
タを記憶させておき、CPU12における演算によって
もう一方のディジタルデータを生成する。CPU12
は、送信したい二進数からなるデータに基づいてメモリ
10からそれぞれの搬送波信号に対応するディジタルデ
ータを読み出して、あるいは読みだした後所定の演算を
行って必要なディジタルデータを生成して、D/A変換
器16へ送る。
することとし、FSK変調に用いる二つの搬送波信号と
して周波数4.8KHzと、この2倍の9.6KHzの正弦
波信号を用いる。例えば二進数からなるデータの0を
4.8KHzに、二進数からなるデータの1を9.6KHz
に対応させる。図1のメモリ10には、この二つの周波
数の正弦波信号に対応したディジタルデータを記憶させ
ておくか、或いは、いずれか一方のみのディジタルデー
タを記憶させておき、CPU12における演算によって
もう一方のディジタルデータを生成する。CPU12
は、送信したい二進数からなるデータに基づいてメモリ
10からそれぞれの搬送波信号に対応するディジタルデ
ータを読み出して、あるいは読みだした後所定の演算を
行って必要なディジタルデータを生成して、D/A変換
器16へ送る。
【0019】一般的な8ビットCPUを2MHz程度のク
ロック周波数で動作させ、9.6MHzの搬送波信号を得
る場合には、1周期分の正弦波について30ポイント程
度のデータをとることができる。但し、1周期分のディ
ジタルデータは数ポイント程度あれば正弦波を再現する
ことができるので、必要なポイント数を少なくすればそ
れだけ周波数の高い搬送波信号を扱うことができる。ま
た、取り扱うことのできる搬送波信号の周波数および、
搬送波信号の振幅は、CPU12の内部バスのビット
数、動作周波数などにも依存するので、これらを調整し
て適当なCPU、搬送波信号の周波数、搬送波信号の振
幅などを選択することができる。
ロック周波数で動作させ、9.6MHzの搬送波信号を得
る場合には、1周期分の正弦波について30ポイント程
度のデータをとることができる。但し、1周期分のディ
ジタルデータは数ポイント程度あれば正弦波を再現する
ことができるので、必要なポイント数を少なくすればそ
れだけ周波数の高い搬送波信号を扱うことができる。ま
た、取り扱うことのできる搬送波信号の周波数および、
搬送波信号の振幅は、CPU12の内部バスのビット
数、動作周波数などにも依存するので、これらを調整し
て適当なCPU、搬送波信号の周波数、搬送波信号の振
幅などを選択することができる。
【0020】信号伝送路の状況等によって上記以外の周
波数の正弦波を搬送波信号として使いたい場合は、CP
U12の読み出しの周期を変えたり、又はメモリ10内
のディジタルデータを書き換えることにより、簡単に搬
送波信号の周波数を変更することができる。更に、上記
二つの信号のうち4.8KHzの信号のレベルだけを高く
したり低くしたい場合にも、CPU12においてメモリ
10から読み出したディジタルデータを演算するだけで
ソフトウェア的に簡単に搬送波信号の性質を変えること
ができる。あるいは、メモリ10からのディジタルデー
タの読み出しタイミングを変更すれば、簡単に搬送波信
号の位相も変更できるので、PSK変調を行うことも可
能である。
波数の正弦波を搬送波信号として使いたい場合は、CP
U12の読み出しの周期を変えたり、又はメモリ10内
のディジタルデータを書き換えることにより、簡単に搬
送波信号の周波数を変更することができる。更に、上記
二つの信号のうち4.8KHzの信号のレベルだけを高く
したり低くしたい場合にも、CPU12においてメモリ
10から読み出したディジタルデータを演算するだけで
ソフトウェア的に簡単に搬送波信号の性質を変えること
ができる。あるいは、メモリ10からのディジタルデー
タの読み出しタイミングを変更すれば、簡単に搬送波信
号の位相も変更できるので、PSK変調を行うことも可
能である。
【0021】図2では、DMA(direct memory acces
s)回路18を設けた点が図1の場合と異なる。DMA
回路18は、CPU12を介さないで直接メモリ10か
らディジタルデータを読み出すことを可能とする回路で
あり、集積回路化されたものが市販されており、広く用
いられている。DMA回路18を用いることにより、メ
モリからのデータの読み出し速度は大幅に向上する。D
MA回路18のメモリ10からのデータ読み出しのタイ
ミングは、クロックジェネレータ20からのクロック信
号に基づく。
s)回路18を設けた点が図1の場合と異なる。DMA
回路18は、CPU12を介さないで直接メモリ10か
らディジタルデータを読み出すことを可能とする回路で
あり、集積回路化されたものが市販されており、広く用
いられている。DMA回路18を用いることにより、メ
モリからのデータの読み出し速度は大幅に向上する。D
MA回路18のメモリ10からのデータ読み出しのタイ
ミングは、クロックジェネレータ20からのクロック信
号に基づく。
【0022】図3は、信号伝送路が直流電源ラインであ
る場合において、図1及び図2のD/A変換器16以降
の信号の流れ及びそれぞれの位置での波形の概略を示し
た図である。D/A変換器16に入力されたディジタル
信号はアナログ信号に変換されて、その下に示すような
階段状の信号として出力される。フィルタ30はこの階
段状の信号を整形して正弦波形とする。この信号はパワ
ーアンプ32によって増幅された後(パワーアンプ42
の下にその波形を示す)、コンデンサCを介して、通信
線として用いられる直流電源ライン34に注入される。
る場合において、図1及び図2のD/A変換器16以降
の信号の流れ及びそれぞれの位置での波形の概略を示し
た図である。D/A変換器16に入力されたディジタル
信号はアナログ信号に変換されて、その下に示すような
階段状の信号として出力される。フィルタ30はこの階
段状の信号を整形して正弦波形とする。この信号はパワ
ーアンプ32によって増幅された後(パワーアンプ42
の下にその波形を示す)、コンデンサCを介して、通信
線として用いられる直流電源ライン34に注入される。
【0023】通常、直流電源には、直流電源ラインに電
圧変動要因が生じても一定の電圧が維持できるよう、レ
ギューレータなどの電圧調節手段が設けられている。こ
のため、直流電源に接続されているDCライン34のイ
ンピーダンスは非常に低くなっており、したがって、D
/A変換器16及びフィルタ30によって正弦波とされ
た搬送波信号をそのまま直流電源ラインに34に注入し
ようとしても、信号が電源に吸われてうまく信号を乗せ
ることはできない。そこで、本実施例では、フィルタ3
0の後段にパワーアンプ32を設け、変調された時点で
数十mA程度だった電流を数百mA程度に増幅して、より多
くの信号電流が直流電源ライン34に流れるようにす
る。そしてこの交流信号をコンデンサCを介して直流電
源ライン34に注入することにより、電源電圧に被変調
信号を重畳することを可能としている。図3のコンデン
サCの下にこの重畳された信号波形を示す。尚、パワー
アンプ32としては、例えば集積回路化された市販のも
の、例えば電流ブースター等を用いることができる。
圧変動要因が生じても一定の電圧が維持できるよう、レ
ギューレータなどの電圧調節手段が設けられている。こ
のため、直流電源に接続されているDCライン34のイ
ンピーダンスは非常に低くなっており、したがって、D
/A変換器16及びフィルタ30によって正弦波とされ
た搬送波信号をそのまま直流電源ラインに34に注入し
ようとしても、信号が電源に吸われてうまく信号を乗せ
ることはできない。そこで、本実施例では、フィルタ3
0の後段にパワーアンプ32を設け、変調された時点で
数十mA程度だった電流を数百mA程度に増幅して、より多
くの信号電流が直流電源ライン34に流れるようにす
る。そしてこの交流信号をコンデンサCを介して直流電
源ライン34に注入することにより、電源電圧に被変調
信号を重畳することを可能としている。図3のコンデン
サCの下にこの重畳された信号波形を示す。尚、パワー
アンプ32としては、例えば集積回路化された市販のも
の、例えば電流ブースター等を用いることができる。
【0024】図4は、図1又は図2の回路を有するDC
ラインモデム48のブロック図であり、これは、直流電
源ライン34を介して複数の機器間で信号の授受を行う
際の信号の変調及び送信、そして受信及び復調を行うも
のである。なお、制御部36には、図1の回路を用いる
場合には、CPU12、ROM14及びメモリ10が含
まれ、図2の回路を用いる場合はCPU12、ROM1
4、メモリ10及びDMA回路18が含まれる。制御部
36は、送信の場合には、外部インターフェイス回路3
8を介して前記機器などのターゲットボードから送られ
てくる情報に基づいて、ディジタル信号を生成し、これ
を変調部40に送出する。また、受信の場合には復調部
42からの信号を処理して必要な信号をターゲットボー
ドに送出する。変調部40は、図1、図2又は図3のD
/A変換器16及び図3のフィルタ30からなる。注入
部44は図3のパワーアンプ32及びコンデンサCから
なる。また、受信フィルタ46は、直流電源ライン34
上の信号から直流分を取り除いて、本来の搬送波信号の
みを取り出して復調部42へ送る。複調部42では、そ
の搬送波信号をA/D変換して制御部36に送る。
ラインモデム48のブロック図であり、これは、直流電
源ライン34を介して複数の機器間で信号の授受を行う
際の信号の変調及び送信、そして受信及び復調を行うも
のである。なお、制御部36には、図1の回路を用いる
場合には、CPU12、ROM14及びメモリ10が含
まれ、図2の回路を用いる場合はCPU12、ROM1
4、メモリ10及びDMA回路18が含まれる。制御部
36は、送信の場合には、外部インターフェイス回路3
8を介して前記機器などのターゲットボードから送られ
てくる情報に基づいて、ディジタル信号を生成し、これ
を変調部40に送出する。また、受信の場合には復調部
42からの信号を処理して必要な信号をターゲットボー
ドに送出する。変調部40は、図1、図2又は図3のD
/A変換器16及び図3のフィルタ30からなる。注入
部44は図3のパワーアンプ32及びコンデンサCから
なる。また、受信フィルタ46は、直流電源ライン34
上の信号から直流分を取り除いて、本来の搬送波信号の
みを取り出して復調部42へ送る。複調部42では、そ
の搬送波信号をA/D変換して制御部36に送る。
【0025】次に、図5及び図6を参照して、図4の制
御部36における信号識別の具体的方法を説明する。
尚、実際の信号処理や演算は、ディジタル値に対する数
値演算であるが、以下では直観的に理解し易いように、
図5及び図6のような波形図を用いて信号処理の様子を
説明する。また、信号処理を行う前の段階では搬送波信
号がいずれの周波数であるかは不明であり、入来した信
号に対しては同一の処理が行われるが、図5(a)〜
(e)には搬送波信号が4.8KHz(以下FHzとする)
の場合に、また図6(a)〜(e)には搬送波信号が
9.6KHz(以下2FHzとする)の場合に信号がどのよ
うに変化するかをそれぞれ別々に示す。
御部36における信号識別の具体的方法を説明する。
尚、実際の信号処理や演算は、ディジタル値に対する数
値演算であるが、以下では直観的に理解し易いように、
図5及び図6のような波形図を用いて信号処理の様子を
説明する。また、信号処理を行う前の段階では搬送波信
号がいずれの周波数であるかは不明であり、入来した信
号に対しては同一の処理が行われるが、図5(a)〜
(e)には搬送波信号が4.8KHz(以下FHzとする)
の場合に、また図6(a)〜(e)には搬送波信号が
9.6KHz(以下2FHzとする)の場合に信号がどのよ
うに変化するかをそれぞれ別々に示す。
【0026】図5(a)及び図6(a)は、それぞれ周
波数FHz及び2FHzの信号が複調部42のA/D変換部
においてディジタル値に変換された信号と考える。まず
これらの信号に対して、図5(b)及び図6(b)に示
すようにF分の1秒間の周期で基本波形の絶対値をと
る。そしてF分の1秒の期間にわたって積分し、図5
(b)及び図6(b)の斜線部の面積に対応する値を求
める。ここで図5(b)の斜線部の面積に対応する積分
値をA1 、図6(b)の面積に対応する積分値をA2 と
する。この場合、二つの搬送波信号の振幅が等しければ
A1 とA2 の値は等しく、いずれもゼロでないある大き
さを有する。尚、上記の処理を行った段階では、まだこ
の値がA1 であるかA2 であるかは不明であり、以下で
は、単に「A」と記載した場合はA1 とA2 のうちいず
れか一方又は両方を表すものとする。
波数FHz及び2FHzの信号が複調部42のA/D変換部
においてディジタル値に変換された信号と考える。まず
これらの信号に対して、図5(b)及び図6(b)に示
すようにF分の1秒間の周期で基本波形の絶対値をと
る。そしてF分の1秒の期間にわたって積分し、図5
(b)及び図6(b)の斜線部の面積に対応する値を求
める。ここで図5(b)の斜線部の面積に対応する積分
値をA1 、図6(b)の面積に対応する積分値をA2 と
する。この場合、二つの搬送波信号の振幅が等しければ
A1 とA2 の値は等しく、いずれもゼロでないある大き
さを有する。尚、上記の処理を行った段階では、まだこ
の値がA1 であるかA2 であるかは不明であり、以下で
は、単に「A」と記載した場合はA1 とA2 のうちいず
れか一方又は両方を表すものとする。
【0027】一方、上記と同じ図5(a)及び図6
(a)の信号に対し、F分の1秒間の信号のうち前半と
後半の2F分の1秒間の信号を加算して、それぞれ図5
(c)及び図6(c)に示す信号を得る。かかる演算を
行うと、周波数FHzの搬送波信号の場合には、図5
(c)に示すように前半の半周期と後半の半周期が互い
に打ち消し合ってほぼゼロとなる。これに対し、周波数
2FHzの搬送波信号の場合には、図6(c)に示すよう
に2周期分の信号が対応する位相において重ね合わされ
るので、相互に強め合う。そして図5(d)及び図6
(d)に示すように、これらの信号の絶対値をとったあ
とで積分して、図5(d)及び図6(d)の斜線部の面
積に対応する値を求める。ここで図5(d)の面積に対
応する積分値をB1、図6(d)の面積に対応する積分
値をB2 とする。この場合、B1 の値はほぼゼロとな
り、B2 の値はゼロでないある大きさを有する。尚、上
記の処理を行った段階では、まだこの値がB1 であるか
B2 であるかは不明であり、以下では、単に「B」と記
載した場合はB1 とB2 のうちいずれか一方又は両方を
表すものとする。
(a)の信号に対し、F分の1秒間の信号のうち前半と
後半の2F分の1秒間の信号を加算して、それぞれ図5
(c)及び図6(c)に示す信号を得る。かかる演算を
行うと、周波数FHzの搬送波信号の場合には、図5
(c)に示すように前半の半周期と後半の半周期が互い
に打ち消し合ってほぼゼロとなる。これに対し、周波数
2FHzの搬送波信号の場合には、図6(c)に示すよう
に2周期分の信号が対応する位相において重ね合わされ
るので、相互に強め合う。そして図5(d)及び図6
(d)に示すように、これらの信号の絶対値をとったあ
とで積分して、図5(d)及び図6(d)の斜線部の面
積に対応する値を求める。ここで図5(d)の面積に対
応する積分値をB1、図6(d)の面積に対応する積分
値をB2 とする。この場合、B1 の値はほぼゼロとな
り、B2 の値はゼロでないある大きさを有する。尚、上
記の処理を行った段階では、まだこの値がB1 であるか
B2 であるかは不明であり、以下では、単に「B」と記
載した場合はB1 とB2 のうちいずれか一方又は両方を
表すものとする。
【0028】次に、上記のようにして得られた値A及び
Bをそれぞれ X = A − (2 × B) (1) に代入して、Xを求める演算を行う。このとき、入来し
た信号が4.8KHzの搬送波信号だとすると、図5
(b)及び(d)から明らかなように、上記A1 の値は
ある大きさを持つが、B1 はゼロとなる。したがって
(1)式に代入して得られるXの値は+A1 となる。こ
れに対し、入来した信号が9.6KHzの搬送波信号だと
すると、図6(b)及び(d)から明らかなように、A
2 とB2 の値はほぼ等しくなり、(1)式に代入して得
られるXの値は−A2 となる。更に、いずれの搬送波信
号も入来していない場合は、上記A1 、A2 、B1 、B
2 の値はいずれもゼロとなるので、(1)式から得られ
るXの値もゼロとなる。したがって、(1)式より得ら
れるXの値を検出することにより、搬送波信号の有無及
び入来した搬送波信号の波数が4.8KHzであるか9.
6KHzであるかを分別できる。
Bをそれぞれ X = A − (2 × B) (1) に代入して、Xを求める演算を行う。このとき、入来し
た信号が4.8KHzの搬送波信号だとすると、図5
(b)及び(d)から明らかなように、上記A1 の値は
ある大きさを持つが、B1 はゼロとなる。したがって
(1)式に代入して得られるXの値は+A1 となる。こ
れに対し、入来した信号が9.6KHzの搬送波信号だと
すると、図6(b)及び(d)から明らかなように、A
2 とB2 の値はほぼ等しくなり、(1)式に代入して得
られるXの値は−A2 となる。更に、いずれの搬送波信
号も入来していない場合は、上記A1 、A2 、B1 、B
2 の値はいずれもゼロとなるので、(1)式から得られ
るXの値もゼロとなる。したがって、(1)式より得ら
れるXの値を検出することにより、搬送波信号の有無及
び入来した搬送波信号の波数が4.8KHzであるか9.
6KHzであるかを分別できる。
【0029】尚、図5及び図6では、分かり易くするた
めに、ゼロクロスの位置を基準点としてF分の1秒又は
2F分の1秒の期間を考えたが、これ以外の任意の位置
を基準とした場合であっても上記の議論はそのまま適用
され、特定の位相に依存することなく信号処理及び信号
分別が可能となる。また、上記(1)式で得られるXの
値である+A、−A、ゼロは、いずれも理論上の値であ
って、実際には雑音の混入やその他の原因で若干のずれ
が生じる。したがって、予め適当な閾値を設定してお
き、Xの値が正のある閾値以上であれば+Aと判断し、
Xの値が負のある閾値以下であれば−Aと判断し、ま
た、Xの絶対値がある閾値以下である場合にはゼロと判
断するようなソフトウェアを用意しておくことが望まし
い。
めに、ゼロクロスの位置を基準点としてF分の1秒又は
2F分の1秒の期間を考えたが、これ以外の任意の位置
を基準とした場合であっても上記の議論はそのまま適用
され、特定の位相に依存することなく信号処理及び信号
分別が可能となる。また、上記(1)式で得られるXの
値である+A、−A、ゼロは、いずれも理論上の値であ
って、実際には雑音の混入やその他の原因で若干のずれ
が生じる。したがって、予め適当な閾値を設定してお
き、Xの値が正のある閾値以上であれば+Aと判断し、
Xの値が負のある閾値以下であれば−Aと判断し、ま
た、Xの絶対値がある閾値以下である場合にはゼロと判
断するようなソフトウェアを用意しておくことが望まし
い。
【0030】図7は、図4に示したDCラインモデム4
8を用い、直流電源ライン34を介してマスターとスレ
ーブとの間で通信を行う場合のブロック図を示す。図5
の回路では、一つのマスター50と複数のスレーブ52
1 〜52x が、DC5Vの直流電源ライン34によって
接続されている。マスター50にはターゲットボード5
6の他にDCラインモデム48及び5Vの直流電源58
が含まれている。スレーブ521 〜52x には、ターゲ
ットボード621 〜62x の他にDCラインモデム48
1 〜48x が含まれている。マスター50にある直流電
源58からは、直流電源ライン34を介してターゲット
ボード56,621 〜62x 、DCラインモデム48,
481 〜48x など、電源を必要とするすべての部分に
電力が供給される。更に、この直流電源ライン34は、
マスター50とスレーブ521 〜52x との間で信号の
授受を行う信号線としての役割も果たす。したがって図
7の回路には、マスター50とスレーブ521 〜52x
との間に専用の信号線は設けられていない。尚、マスタ
ー50のDCモデム48とスレーブ521 〜52xのD
Cモデム481 〜48x は本質的に同等のものである。
8を用い、直流電源ライン34を介してマスターとスレ
ーブとの間で通信を行う場合のブロック図を示す。図5
の回路では、一つのマスター50と複数のスレーブ52
1 〜52x が、DC5Vの直流電源ライン34によって
接続されている。マスター50にはターゲットボード5
6の他にDCラインモデム48及び5Vの直流電源58
が含まれている。スレーブ521 〜52x には、ターゲ
ットボード621 〜62x の他にDCラインモデム48
1 〜48x が含まれている。マスター50にある直流電
源58からは、直流電源ライン34を介してターゲット
ボード56,621 〜62x 、DCラインモデム48,
481 〜48x など、電源を必要とするすべての部分に
電力が供給される。更に、この直流電源ライン34は、
マスター50とスレーブ521 〜52x との間で信号の
授受を行う信号線としての役割も果たす。したがって図
7の回路には、マスター50とスレーブ521 〜52x
との間に専用の信号線は設けられていない。尚、マスタ
ー50のDCモデム48とスレーブ521 〜52xのD
Cモデム481 〜48x は本質的に同等のものである。
【0031】このような通信方式は、例えば自動販売機
などに適用できる。その場合、商品を選択するための複
数の商品選択ボタン及び選択された商品を商品取り出し
口に搬送したり、カップに飲料を注ぐなどの機械的動作
を行う機械動作部がスレーブとなり、マスターである制
御部は、金額の投入を監視するほか、直流電源ラインを
介して選択ボタンや機械動作部を制御する。このような
自動販売機は、マスターとスレーブとを結ぶ信号線が不
要となるため、製造段階における配線ミスが少なくな
り、また、配線スペースが削減されるので、機器の小型
化を図ることもできる。
などに適用できる。その場合、商品を選択するための複
数の商品選択ボタン及び選択された商品を商品取り出し
口に搬送したり、カップに飲料を注ぐなどの機械的動作
を行う機械動作部がスレーブとなり、マスターである制
御部は、金額の投入を監視するほか、直流電源ラインを
介して選択ボタンや機械動作部を制御する。このような
自動販売機は、マスターとスレーブとを結ぶ信号線が不
要となるため、製造段階における配線ミスが少なくな
り、また、配線スペースが削減されるので、機器の小型
化を図ることもできる。
【0032】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例
えば、図3のパワーアンプ32及びコンデンサCの部分
を、交流電力線専用の信号注入部とすれば、100V5
0Hz又は60Hzの一般的な商用電力線を信号伝送路とし
て用いることもできる。あるいはまた、適当な信号注入
部を設けることにより、電話線などを信号伝送路として
使用することもできる。このような信号伝送路は、通常
一般家庭に広く普及しているので、既存の配線を利用し
て、一つの家屋の別の部屋にある家庭用電気機器間で信
号の授受を行うことが可能となる。また、FSK変調に
用いる搬送波信号の周波数は4.8KHz及び9.6KHz
に限られるものではなく、一方の周波数が他方の周波数
の2倍となっている搬送波信号であれば、上記の所定の
復調が可能である。
なく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例
えば、図3のパワーアンプ32及びコンデンサCの部分
を、交流電力線専用の信号注入部とすれば、100V5
0Hz又は60Hzの一般的な商用電力線を信号伝送路とし
て用いることもできる。あるいはまた、適当な信号注入
部を設けることにより、電話線などを信号伝送路として
使用することもできる。このような信号伝送路は、通常
一般家庭に広く普及しているので、既存の配線を利用し
て、一つの家屋の別の部屋にある家庭用電気機器間で信
号の授受を行うことが可能となる。また、FSK変調に
用いる搬送波信号の周波数は4.8KHz及び9.6KHz
に限られるものではなく、一方の周波数が他方の周波数
の2倍となっている搬送波信号であれば、上記の所定の
復調が可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、例えばFSK変調又はPSK変調を行うため
の搬送波信号の波形に対応したディジタルデータを記憶
手段に記憶させておき、この記憶されたディジタルデー
タに基づいて搬送波信号を生成するので、搬送波信号の
周波数や信号レベルの変更が必要となったときには、記
憶手段の内部のディジタルデータを書き換えたり、演算
内容を変更することにより、ソフトウェア的に簡単に搬
送波信号の周波数、位相、信号レベルを変更することが
可能となり、また、搬送波信号を生成するための発振器
及び信号レベルを調整するための専用回路が不要となる
ので、回路構成が簡素化される信号送信方法を提供する
ことができる。
によれば、例えばFSK変調又はPSK変調を行うため
の搬送波信号の波形に対応したディジタルデータを記憶
手段に記憶させておき、この記憶されたディジタルデー
タに基づいて搬送波信号を生成するので、搬送波信号の
周波数や信号レベルの変更が必要となったときには、記
憶手段の内部のディジタルデータを書き換えたり、演算
内容を変更することにより、ソフトウェア的に簡単に搬
送波信号の周波数、位相、信号レベルを変更することが
可能となり、また、搬送波信号を生成するための発振器
及び信号レベルを調整するための専用回路が不要となる
ので、回路構成が簡素化される信号送信方法を提供する
ことができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、例えばFS
K変調又はPSK変調を行うための搬送波信号の波形に
対応したディジタルデータを記憶手段に記憶させてお
き、この記憶されたディジタルデータに基づいて搬送波
信号を生成するので、搬送波信号の周波数や信号レベル
の変更が必要となったときには、記憶手段の内部のディ
ジタルデータを書き換えたり、制御手段での演算内容を
変更することにより、ソフトウェア的に簡単に搬送波信
号の周波数、位相、信号レベルを変更することが可能と
なり、また、搬送波信号を生成するための発振器及び信
号レベルを調整するための専用回路が不要となるので、
回路構成が簡素化される信号送信装置を提供することが
できる。
K変調又はPSK変調を行うための搬送波信号の波形に
対応したディジタルデータを記憶手段に記憶させてお
き、この記憶されたディジタルデータに基づいて搬送波
信号を生成するので、搬送波信号の周波数や信号レベル
の変更が必要となったときには、記憶手段の内部のディ
ジタルデータを書き換えたり、制御手段での演算内容を
変更することにより、ソフトウェア的に簡単に搬送波信
号の周波数、位相、信号レベルを変更することが可能と
なり、また、搬送波信号を生成するための発振器及び信
号レベルを調整するための専用回路が不要となるので、
回路構成が簡素化される信号送信装置を提供することが
できる。
【0035】請求項3記載の発明によれば、上記効果に
加え、更に、記憶手段に保持するディジタルデータは第
一の搬送波信号に対応するものだけなので、記憶手段の
記憶容量は少なくて済み、したがって回路構成がより簡
素化される信号送信装置を提供することができる。
加え、更に、記憶手段に保持するディジタルデータは第
一の搬送波信号に対応するものだけなので、記憶手段の
記憶容量は少なくて済み、したがって回路構成がより簡
素化される信号送信装置を提供することができる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、更に、記憶手段は、予め第一の
搬送波信号に対応する第一のディジタルデータ及び第二
の搬送波信号に対応する第二のディジタルデータを保持
しているので、制御手段における演算内容を簡略化でき
る信号送信装置を提供することができる。
載の発明の効果に加え、更に、記憶手段は、予め第一の
搬送波信号に対応する第一のディジタルデータ及び第二
の搬送波信号に対応する第二のディジタルデータを保持
しているので、制御手段における演算内容を簡略化でき
る信号送信装置を提供することができる。
【0037】請求項5記載の発明によれば、上記各効果
に加え、一方の搬送波信号の周波数を他方の搬送波信号
の周波数の2倍とすることにより、二つの搬送波信号の
周波数差を大きくとることができ、したがって、雑音の
多い商用電力線を信号伝送路として用いた場合でも正確
な通信が可能となり、更に、これらの搬送波信号を用い
てFSK変調を行うことにより、受信側でディジタル信
号に変換した後に適当な処理を及び演算を行うことによ
り、搬送波信号の有無及び入来する搬送波信号の種類を
明確に識別でき、誤りの少ないFSK通信を可能とする
信号送信装置を提供することができる。
に加え、一方の搬送波信号の周波数を他方の搬送波信号
の周波数の2倍とすることにより、二つの搬送波信号の
周波数差を大きくとることができ、したがって、雑音の
多い商用電力線を信号伝送路として用いた場合でも正確
な通信が可能となり、更に、これらの搬送波信号を用い
てFSK変調を行うことにより、受信側でディジタル信
号に変換した後に適当な処理を及び演算を行うことによ
り、搬送波信号の有無及び入来する搬送波信号の種類を
明確に識別でき、誤りの少ないFSK通信を可能とする
信号送信装置を提供することができる。
【図1】本発明の信号送信方法を実施するための一例で
ある送信回路の一部のブロック図である。
ある送信回路の一部のブロック図である。
【図2】本発明の信号送信方法を実施するための別の送
信回路である一部のブロック図である。
信回路である一部のブロック図である。
【図3】D/A変換器から信号伝送路までの信号の流れ
及び信号波形を示す図である。
及び信号波形を示す図である。
【図4】DCラインモデムのブロック図である。
【図5】FSK変調された4.8KHzの信号を復調する
際の信号処理の方法を示した波形図である。
際の信号処理の方法を示した波形図である。
【図6】FSK変調された9.6KHzの信号を復調する
際の信号処理の方法を示した波形図である。
際の信号処理の方法を示した波形図である。
【図7】DCラインモデムを用いて通信を行う場合のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】従来の送信方法でFSK通信を行う送信部のブ
ロック図である。
ロック図である。
10 メモリ 12,86 CPU 14 ROM 16 D/A変換器 18 DMA(direct memory access) 20 クロックジェネレータ 30 フィルタ 32 パワーアンプ 34 直流電源ライン 36 制御部 38 外部インターフェイス回路 40 変調部 42 復調部 44 注入部 46 受信フィルタ 48,481 〜48x DCPUモデム 50 マスター 521 〜52x スレーブ 56,621 〜62x ターゲットボード 58 直流電源 80a,80b 発振器 82 搬送波信号生成部 84 切り換え回路 88,92 制御信号線 90 レベル調整回路 94 信号注入部 96 信号伝送路
Claims (5)
- 【請求項1】 二進数からなる送信データに基づいて記
憶手段に保持された搬送波信号に対応するディジタルデ
ータを適時読み出して必要に応じて所定の処理を施して
出力するステップと、前記処理されたディジタルデータ
をD/A変換して出力するステップと、前記D/A変換
後の信号波形を波形整形して前記搬送波信号として出力
するステップと、前記搬送波信号を伝送路に注入するス
テップとを備えることを特徴とする信号送信方法。 - 【請求項2】 搬送波信号に対応するディジタルデータ
を保持する記憶手段と、二進数からなる送信データに基
づいて適時前記記憶手段から前記ディジタルデータを読
み出すとともに必要に応じて所定の処理を施して出力す
る制御手段と、前記制御手段からのディジタルデータを
D/A変換して出力するD/A変換手段と、D/A変換
後の信号波形を波形整形して前記搬送波信号として出力
する波形整形手段と、波形整形された前記搬送波信号を
伝送路に注入する信号注入手段とを備えることを特徴と
する信号送信装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応
する第一のディジタルデータを保持し、前記制御手段は
前記記憶手段から読み出されたディジタルデータにソフ
トウェア処理を施して前記第一のディジタルデータを第
二の搬送波信号に対応する第二のディジタルデータに変
換するとともに前記送信データに応じて前記第一のディ
ジタルデータ又は第二のディジタルデータを適時前記D
/A変換手段に送出する機能を有するものであることを
特徴とする請求項2記載の信号送信装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段は第一の搬送波信号に対応
する第一のディジタルデータ及び第二の搬送波信号に対
応する第二のディジタルデータを保持し、前記制御手段
は前記記憶手段から、前記送信データに応じて第一又は
第二のディジタルデータのうちいずれかを適時読み出し
てD/A変換器に送出する機能を有するものであること
を特徴とする請求項2記載の信号送信装置。 - 【請求項5】 前記第一及び第二の搬送波信号のうち一
方の周波数は他方の周波数の2倍であり、前記制御手段
は二進数からなる前記送信データを前記第一及び第二の
搬送波信号によってFSK変調して前記信号注入手段に
送出するものであることを特徴とする請求項3又は5記
載の信号送信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795894A JPH07250111A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 信号送信方法及び信号送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6795894A JPH07250111A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 信号送信方法及び信号送信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07250111A true JPH07250111A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=13359988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6795894A Withdrawn JPH07250111A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 信号送信方法及び信号送信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07250111A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9235698B2 (en) | 2013-08-30 | 2016-01-12 | Cylon Global Technology Inc. | Data encryption and smartcard storing encrypted data |
| US9330511B2 (en) | 2013-08-30 | 2016-05-03 | Cylon Global Technology Inc. | Apparatus and methods for identity verification |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6795894A patent/JPH07250111A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9235698B2 (en) | 2013-08-30 | 2016-01-12 | Cylon Global Technology Inc. | Data encryption and smartcard storing encrypted data |
| US9330511B2 (en) | 2013-08-30 | 2016-05-03 | Cylon Global Technology Inc. | Apparatus and methods for identity verification |
| US9704312B2 (en) | 2013-08-30 | 2017-07-11 | Cylon Global Technology Inc. | Apparatus and methods for identity verification |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |