JPH07253166A - 流体の流量調節装置及び流量計 - Google Patents

流体の流量調節装置及び流量計

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JPH07253166A
JPH07253166A JP29502394A JP29502394A JPH07253166A JP H07253166 A JPH07253166 A JP H07253166A JP 29502394 A JP29502394 A JP 29502394A JP 29502394 A JP29502394 A JP 29502394A JP H07253166 A JPH07253166 A JP H07253166A
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fluid
flow
lumen
orifice
sensing element
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JP29502394A
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Jeffrey S Franz
エス.フランツ ジェフレー
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    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/05Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects
    • G01F1/20Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow
    • G01F1/22Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using mechanical effects by detection of dynamic effects of the flow by variable-area meters, e.g. rotameters
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    • Y10T137/6969Buildings
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】予測及び反復可能な線形流量達成機能を示し、
腐食性及び苛性環境に耐えるように設計された流量調節
装置及び流量計を提供する。 【構成】軸方向に配置され、かつ計量管18の長手方向
に沿って内腔68と交わるスリット状オリフィス64を
有し、軸方向に形成された内腔68を備えた計量管18
を有する。計量管18中の流量は、計量管18の流路3
8を移動し、かつスリット状オリフィス64を横切るバ
ルブ部材40によって調節される。スリット状オリフィ
ス64は、誘導された流れに応答する流体感知要素72
aを有する視認管22と連通する。スリット状オリフィ
ス64はバルブ部材40の相対位置における変化に対し
て線形流量応答をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広義には流体の流量を
制御かつ調節するための装置の分野に関し、狭義には種
々の酸、塩基、溶媒のような腐食性の液体及び脱イオン
水の流量を制御かつ調節する技術に関するものである。
本発明による実施例は線形流量応答の分解能及び反復性
を向上させるためのスリット状オリフィスを有する絞り
弁収容管を用いる。
【0002】
【従来の技術】流体の流量の調節及び測定は当業界にお
いて実施される重要な工程の1つである。例えば、種々
の集積回路装置の製造において異なる腐食薬及び腐食性
酸が利用されている。移動される異なる試薬の量を知る
ことは特に重要であり、従って、流量を精密に測定かつ
調節することは完成品の品質に必要不可欠なものであ
る。
【0003】ある流体の流量測定を適正に調節すべく、
流量計は手動による流量調節に反応せねばならない。流
量調節は概してバルブ部材の開度又は開口増分を変更す
ることによって実施される。手動流量調節バルブは流量
計が測定する流量の全範囲にわたって循環するため、流
量は予測及び反復可能な線形状に応答することが好まし
い。工程制御及び生産高のために極度に小さな流量変化
を制御することが望ましい。流体の流量を調節する手動
バルブの開口増分毎に流量計の全範囲に渡って流量に線
形比例応答が存在することが好ましい。こうして、バル
ブハンドルのフル回転は流量計の設計範囲にわたって流
量の大小に拘らず、流量をほぼ同一に変化させることに
なる。
【0004】更に、当業界において用いられる薬品の性
質上、そうした薬品の流量を調節かつ測定するための装
置は、圧力下にある薬品がそうしたシステムの構成部品
と接触した際に生じる虞のある変形及び劣化を受けない
ようにせねばならない。劣化を受けるシステムに内在す
る安全上の問題点は明らかである。
【0005】従って、予測及び反復可能な線形流量達成
機能を示す流量調節装置及び流量計の存在が必要とされ
る。流量計は手動流量調節バルブ位置における同一変化
に対して同一の比例応答を流量に反映するように設計さ
れることになる。この流量における同一の線形応答、即
ち変化は流量計中の流量のほぼ全範囲にわたって維持さ
れることになる。更に、流量計は腐食性及び苛性環境に
耐える設計となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたものであって、その目的は、予
測及び反復可能な線形流量達成機能を示し、腐食性及び
苛性環境に耐えるように設計された流量調節装置及び流
量計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本発明は、計量管中を軸方向に形成された流
路と、軸方向の長さに沿って同流路と交わるスリット状
のオリフィスとを有する計量管を備え、同オリフィスの
一方側の流路の一部が流体通過路を画定し、オリフィス
の他方側の流路の一部がバルブ受容管を画定し、軸方向
に形成された内腔を有する視認管を備え、同内腔はオリ
フィスが遮断されていない時にオリフィスを介して計量
管の流路と連通し、同視認管は、視認管の内腔中を軸方
向移動するために配置され、計量管から離れて付勢さ
れ、内腔に対する寸法及び空間の関係が、オリフィスに
近接した視認管の内腔の一端に接近するにつれ、その周
囲にて内腔中に益々多量の流体が許容されるようにされ
た流体感知要素を更に有し、流路の軸にほぼ直交した平
面状の前端を有し、流路に沿った軸方向への選択的位置
決めをするため流路に配置され、内腔中の流量を調節す
るため流体通過路中の流量を調節するために流路から離
れた方向にてオリフィスを横切って退出されるバルブ部
材を備え、同バルブ部材が内腔中の流体の流量の増加を
許容する配置にされると、流体感知要素が流体の流れに
よってオリフィスに近接した内腔の端部方向へ付勢さ
れ、流体感知要素の内腔内での軸方向到達位置により流
量計中の流体の体積流量を確認するための手段を備え
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図5に従って説明する。図1aは取付板12、即ち壁部
に装着された本発明による流量計10を示している。流
量計10は上部及び下部固定具を有し、後述するよう
に、上部固定具は計量管18から延びている。下部固定
具は視認管22が装着されたエルボ20の一部分からな
っている。
【0009】各固定具はネジが螺刻されたボス14,1
6を有し、各ボス14,16は開口部24,26を介し
取付板12に延びて、固定具が取付板12に装着される
ようになっている。図1aは外部にネジが螺刻された吸
込管継手及び排出管継手(図示せず)をそれぞれ受ける
ためのボス14,16における内部にネジが螺刻された
開口部28,30を示している。ボス14,16に止め
ナット32,34が設けられている。管継手はボス1
4,16に螺合可能であって、止めナット32,34を
締め付けることができる。締付け度が徐々に増すと、こ
れに比例して増大した圧力が管継手の端部に付与され、
取付ボス14,16の内部に管継手を固定する。
【0010】流量計10の稼動部分は、前述したように
実施例において流量計10を取付板12に固定した上部
管継手と一体をなす計量管18を有している。計量管1
8は計量管18の延伸軸に対してほぼ同軸に延びる流路
を計量管18中に形成している。当該流路は第1の狭い
流路36及び第2の径方向に広い流路38を有してい
る。
【0011】バルブ部材40は広い流路38の軸に沿っ
て選択的に移動するため、広い流路38内に収容されて
いる。この移動は、取付板12から遠く離れた一端にお
いて計量管18から延びたバルブ部材40の一端に固定
されたノブ42を回転させることによってなされる。ス
クリュー44を用いることによって、きざみ付きノブ4
2がバルブ部材40に固定され、スクリュー44が締め
付けられると、その頭部がノブ42内の凹部46内に収
容される。
【0012】内部にネジが螺刻されたチャネル50をそ
の内部に形成したプラグ48は、取付板12から遠く離
れた計量管18の端部を閉鎖している。プラグ48内の
チャネル50はチャネル50中を延びるバルブ部材40
の、外部にネジが螺刻された螺刻部52と同一の寸法を
有し、螺刻部52に対して正確に螺合されている。プラ
グ48は締め付けられ、取付板12から遠く離れた計量
管18の端部を閉鎖する位置に保持されている。バルブ
部材40の流路38に沿った軸方向移動は、プラグ48
に対してバルブ部材40を流路38へ螺入したり、流路
38から螺退させることによってなされる。
【0013】流量計10によって計量される流体の漏出
を防止するため、プラグ48によってシール54が適正
位置に保持されている。シール54は肩部58を形成す
る大径部56を有し、肩部58は流路38の内部にて軸
方向に面する肩部60に接触可能に係合し、プラグ48
は流路38の内側に螺合され、広い流路38の端部を閉
鎖している。シール54の大径部56は、プラグ48が
完全に締め付けられた時、流路38を形成する内壁によ
って画定された肩部60にシール54の肩部58が係合
した状態にてプラグ48が定着されるような軸の寸法を
有している。
【0014】図1(a)に示すように、取付板12に最
も近接したバルブ部材40の一端は、流路38と同一の
広がりを有し得る全ての位置において、流路38の直径
に近似する直径を有している。その結果、バルブ部材4
0は流路38をほぼ密閉し、バルブ部材40以遠の軸流
を阻止する。
【0015】計量管18は計量管18の側面から流路3
8に接近し、かつ内部にネジが螺刻された開口部62を
有している。次に、開口部62は、バルブ部材40の閉
鎖部分66と同一の広がりを有し得る位置において流路
38と交わるスリット状オリフィス64を介して流路3
8と連通する。このような関係により、バルブ部材40
がオリフィス64を完全に覆う位置にある時、バルブ部
材40は流体がオリフィス64から流路38へ通過する
ことを阻止できる。
【0016】図1(b)はバルブ部材40がオリフィス
64を完全に覆った完全な閉鎖位置にある時の狭い流路
36、広い流路38及びバルブ部材40の関係を示して
いる。狭い流路36の軸方向に対してほぼ垂直に位置す
る肩部67は、狭い流路36及び広い流路38間の交点
にて形成されている。肩部67は流れを確実に完全に遮
断することが望ましい時にバルブ部材40に二次的密封
面を付与する。オリフィスの寸法及び遮断を制御するの
に同一面を使用する他の多くの流量調節装置とは異な
り、本発明のバルブはオリフィスの寸法及び遮断の各々
に対して異なる密封面を付与している。この特徴によっ
て、流れが完全に停止した時に流量調節面への損傷を防
止する。これにより、本発明に関わる流量調節の信頼性
及び反復性を高めた。
【0017】一実施例において、開口部62との連通に
おいて、視認管22に替えて導管を使用できる。導管は
流体の流量調節装置及び流量計を流れる流体の体積流量
を計量するための手段を組み込むことができる。この手
段は、以下により好適な実施例のために記載したような
差圧計量装置、ベンチュリ計又は視認管流体感知装置の
ような当業界において周知の装置を有し得る。
【0018】実施例において、視認管22はオリフィス
64を介して流路38に連通する開口部62に対して、
その上端において螺合されている。視認管22の下端は
下部管継手を構成するエルボ20に係合している。
【0019】視認管22はその対向端間に延びる内腔6
8を有している。内腔68の下端はエルボ20において
直角チャネル70と連通し、内腔68の上端は計量管1
8においてオリフィス64を介して流路38と連通して
いる。こうして、連続チャネルが形成されている。スリ
ット状オリフィスの少なくとも一部が遮断されない点ま
でバルブ部材40が退出された時、当該チャネル中にお
ける流体の流通を許容する。
【0020】図1(a)に示す内腔68はテーパ状であ
って、視認管22を計量管18に係合させる端部におい
てより大径状に示されている。流体感知要素72aが内
腔68に沿って軸方向への移動を行うべく、内腔68内
に配置されている。通常、流量計10の配向は、計量管
18の延伸軸がほぼ水平に向けられ、視認管22の延伸
軸がほぼ垂直に向けられるようにされている。流量計1
0がそのように配向されると、流体感知要素72aは下
方に付勢される。図に示す実施例において、流体感知要
素72aは重力によって下方に付勢されている。
【0021】しかし、流量計10の他の配向も考慮され
ていることを理解されよう。この場合、流体感知要素7
2aを計量管18から離れた方向に付勢するために、や
はり付勢を利用することになるが、そうした配向を実施
する時、他の付勢方法を利用することも考えられる。
【0022】図1(a)に示すように、流体感知要素7
2a、即ちフロートの流量確定直径74aは内腔68の
内径よりも小さい。但し、図3における74bのよう
に、二点鎖線線により示すように、当該直径は本発明の
実施例によって多様化できる。このことは、最小の内径
を有する内腔68の断面において、内腔68の底部近辺
の位置にフロートが存在する時であっても当てはまる。
従って、フロートを内腔68と同軸に維持すべく、案内
部材としてロッド76を用いることができる。ロッド7
6は内腔68の軸に沿って配列され、フロートの中心部
に形成した開口78aを通過している。
【0023】ロッド76は下部装着固定具を構成するエ
ルボ20内において、チャネル70の壁部80に装着可
能である。ロッド76はフロートが視認管22のほぼ全
長に沿って自由に移動可能となる程度の長さである。流
体感知要素72aがロッド76から外れることを阻止
し、かつオリフィス64が栓をし、その結果、流体の流
量を制限することを阻止すべく、ロッド76は、その上
端において開口78aより大きなビード82を備えるこ
とができる。
【0024】図1(a)に示すような流量計10を取付
板12に固定して使用すると、通常には、バルブ部材4
0はオリフィス64を完全に閉鎖するように位置され
る。流量計10が取付板12に装着された後、吸入管材
及び排出管材がそれぞれのボス14,16に係合させら
れ、止めナット32,34が締め付けられる。流体シス
テムにおけるバルブ(図示せず)が開放され、流体が一
定の圧力にて流量計10に流れることが許容される。そ
して、きざみ付きノブ42を操作することによって計量
を行い、流路38内のバルブ部材40をスリット状オリ
フィス64の少なくとも一部分が覆われていない初期点
まで退出させることができる。
【0025】図1(a)は取付板12に最も近接した平
面84を有するバルブ部材40を示す。従って、バルブ
部材40の前縁はスリット状オリフィス64に対して多
様な面積の方形を画定する機能を果たす。バルブ部材4
0が退出されてオリフィス64を更に開放すると、バル
ブ部材40の前縁の方形状部はオリフィス64を横切る
ように移動し、オリフィス64の流体通過断面積を更に
大きくさせる。
【0026】オリフィス64はスリット形状である。即
ち、オリフィス64は、その断面形状において、その左
右幅が上下幅よりも充分に大きな方形状である。オリフ
ィス64はほぼ方形であるため、バルブ部材40が退出
されてオリフィス64の流体通過断面積が大きくなる
と、流体の流れにさらされたオリフィス64の断面積は
バルブ部材40が退出された度合いに比例して変化す
る。これにより、バルブ部材40の位置決めにおける各
同等増分変化に比例した線形の流量変化の向上という有
利な効果が生じる。
【0027】図1(c)はバルブ部材40及びスリット
状オリフィス64の相関関係を示す。図1(c)におい
て、バルブ部材40は方形のスリット状オリフィス64
の一部を流体にさらした、部分的に退出位置にある。ス
リット状オリフィス64のバルブ部材40によって覆わ
れた部分を虚像にて示している。実施例において、スリ
ット状オリフィス64はバルブ部材40と同軸位置にあ
る。
【0028】図4はバルブ部材40の位置決めに対する
本発明の流量調節装置及び流量計の線形応答を示す幾つ
かのグラフを示している。流量はバルブ部材40の開度
に関連して示されている。
【0029】図4のグラフから更にわかるように、スリ
ット状オリフィス64の寸法を変えてオリフィス64の
全開放範囲にわたって流量特性が異なるようにすること
ができる。上下幅を変化させて流量の全範囲を拡大する
ことができる。より細幅のスリットを用いて流量の狭い
範囲にわたってより精密な流量測定を行うことができ
る。
【0030】前述したように、視認管22内の内腔68
はフロートが内腔68内を上方に移動するにつれ、径方
向にて外側に押し広がっている。従って、フロートを取
り囲んで流れが生じる環状空間86の断面積は、フロー
トが視認管22内を上昇するにつれて大きくなる。流路
38内にてバルブ部材40を更に退出させることによっ
てより多量の流体が誘導されると、流量の増大によって
フロートは上昇し、内腔68中の流量はオリフィス64
を更に開放した結果として実際に誘導される流量に接近
しようとする。
【0031】そして、制御ノブ42の操作によるバルブ
部材40の退出に応答してフロートが占める位置は、流
量計10中の実際の流体の体積と相関関係にある。視認
管22の内腔68を画定する壁部のいかなる傾斜に対し
ても、視認管22内のフロートのいかなる位置に対して
も実際の流量を表示できるように、ある特定の流量計を
較正できる。ある特定の流量を示すため、視認管22に
刻み目を付けることによって目盛り88を付けることが
できる。図1(a)に示す実施例は視認管22に沿って
等間隔の目盛り88を示している。目盛り88に対する
フロートの位置を際立たせるため、視認管22の周縁部
に紙の裏当て(図示せず)を付けることができる。
【0032】バルブ部材40の退出に応答してフロート
が占める位置に関係する別の要因はフロートの重量であ
る。従って、フロートの重量を多様化できる。フロート
を重くすると、流量計10の限度を越えることなくより
多くの流体を確認できる。再度、視認管22において内
腔68を画定する内壁のある特定の傾斜角を有する流量
計10は、ある特定のフロートと組み合わされ、いかな
る位置を占めようともフロートによって表された流量が
わかるように較正できる。
【0033】本発明による流量計10を利用しようとす
る時、装置の購入者は計量したい範囲についてある程度
の認識を有する。比較的少量の体積を測定するのであれ
ば、幅の狭いスリット状オリフィスを有する流量計が恐
らく最適な選択である。この流量計を用いることによっ
てより高い識別能が得られる。しかし、より広い範囲に
わたる流量を測定するのであれば、より幅広のスリット
状オリフィスを有する流量計がおそらく必要である。
【0034】本発明の別の変更例は、視認管22に形成
された内腔が傾斜しているものではなく、むしろ段付き
直径を有するものである。視認管22の下端において、
符号96のように直径が均一に小さく、符号98のよう
に直径がその真上にて均一に大きな部分に拡大してい
る。直径部分は互いに同軸である。こうして、軸方向に
上向きの肩部100が形成されている。
【0035】この実施例において、フロート102は円
錐状のテーパ壁部104を備え、この壁部104は下方
に延びるにつれ、内方へテーパをつけている。フロート
102の最大直径はその上端にあり、流量計10中に流
れが誘導されない時、フロート102の上端99は肩部
100に近接している。しかし、流量計10中に流れが
誘導されるにつれ、フロート102は視認管22の内腔
内にて上昇する。フロート102のテーパにより、フロ
ート102及び内腔の異なる直径によって視認管22内
に画定された肩部100の縁の間の環状空間106は、
フロート102が上昇するにつれて拡大する。
【0036】フロート102の内腔に対する寸法及び空
間の関係は、フロート102がオリフィス64に近接す
る内腔の一端に接近するのに従って、益々多量の流体が
フロート102の周囲にて内腔を通されるようになって
いる。この実施例は少量の流れを制御したい時に特に望
ましい。
【0037】他に考えられる変更例としては視認管が計
量管の下流に配置したものがある。本発明のこの態様に
つき、視認管を計量管の上流に配置することは重要では
ないと理解されよう。
【0038】流量計10は苛性及び腐食性の薬品の使用
に特に適しているため、薬品との接触によって生じる可
能性がある化学反応を受けないようにするため、多くの
構成部品をプラスチック材から製造することができる。
例えば、実施例において、計量管18、エルボ20及び
フロートを少なくとも部分的にポリ四フッ化エチレン製
にすることが構想されている。フロートが浮動するロッ
ド76は塩化四フッ化エチレン製にすることができる。
視認管22自体はPFA四フッ化エチレン製にすること
ができる。外部部品はポリ塩化ビニル製にすることがで
きる。より重いフロートが望ましい実施例において、ポ
リ四フッ化エチレン製フロートはステンレス鋼を組み込
むか、又は完全なステンレス鋼製フロートにすることが
できる。従って、流量計アセンブリの全体は不溶性であ
って液体との化学反応を受けないようにすることができ
る。
【0039】本発明は計量管18の本体中を軸方向に形
成された流路38を備えた計量管18を有する流量調節
装置及び流量計である。流路38の一端は流量計10の
排出開口部として機能でき、流体はこの開口部に通じて
存在する流量計10を通過する。計量管18は計量管1
8の軸端の中間の流路38に交わるスリット状オリフィ
ス64を備えている。
【0040】本発明は軸方向に形成された内腔68を有
する視認管22又は導管を更に備えている。視認管22
の内腔68又は導管の内腔はオリフィス64が遮断され
ていない時、オリフィス64を介して計量管18の流路
38と連通する。導管は流量調節装置及び流量計中の流
体の体積流量を測定するための手段を有している。視認
管22の内腔68は視認管22に沿った軸方向移動のた
めに配置された流体感知要素72aを収容している。
【0041】流体感知要素72aは視認管22の計量管
18との交差部分から離間するように付勢されている。
流体感知要素72aの内腔68に対する寸法及び空間の
関係は、流体感知要素72aがオリフィス64に近接し
た内腔68の一端に接近するにつれ、流体感知要素72
a及び内腔68を画定する壁部の間の環状空間86に益
々多量の流体が通過することを許容するようになってい
る。バルブ部材40は流路38に沿った軸方向に、かつ
オリフィス64を横切るように選択的に位置決めするた
めに流路38にて配置されている。こうして、流量計1
0中の流体の流量は流量調節装置として機能するバルブ
部材40の位置決め調節によって調節される。流れが許
容されるオリフィス64の寸法を拡大又は縮小するため
バルブ部材40が調節されると、内腔68に沿った流体
感知要素72aの位置が変化する。バルブ部材40がオ
リフィス64中における流体の流量の増大を許容するよ
うに配置されると、流体感知要素72aは流体の流れに
よってオリフィス64に近接した内腔68の一端方向に
付勢され、流量を比較測定する。更に、流量調節後に流
体感知要素72aが安定する軸方向位置により、流量計
10中の流体の体積流量を確認するための手段が設けら
れている。
【0042】実施例において、オリフィス64はスリッ
ト形状である。スリット状オリフィス64は上下幅より
も充分に大きな左右幅を有し、ほぼ方形状をなしてい
る。スリット状オリフィス64はその左右幅を計量管1
8の流路38に対して軸方向に、又はほぼ平行になるよ
うに配置されている。バルブ部材40の前縁はほぼ線形
であって、スリット状オリフィス64を横切ると、オリ
フィス64を方形状に画定する。この前縁はバルブ部材
40が移動させられる軸にほぼ垂直であるように構想さ
れている。
【0043】そして、オリフィス64が最初に開放され
て流体の流れを許容するときには、断面において非常に
小さな方形領域しか開放されない。しかし、バルブ部材
40が退出されて、移動距離が増大されると、流量の増
大はオリフィス64の方形形状により先の同一距離の退
出にほぼ等しくなる。従って、バルブ部材40を等しく
位置調節することにより、比較的等しい流量変化が可能
である。更に、流量計毎にスリット状オリフィス64の
上下幅及び左右幅を変化させて、種々の用途のために所
望の範囲の流量及び感度を付与することができる。
【0044】視認管22は押し広げられた内腔68を備
えることが可能であって、内腔68のより大きな直径は
視認管22の計量管18との交差部分により近接してい
る。そして、流体感知要素72aの流量確定直径74a
が一定に保たれる時、バルブ部材40の退出に応答して
オリフィス64の開放部分を拡大し、流量計10中の流
量が増大すると、流体感知要素72aはオリフィス64
方向へ付勢され、視認管22における流体感知要素72
aの周囲のより大きな環状領域は、視認管22中のより
多量の流体の体積流量を許容する。従って、流体感知要
素72aがオリフィス64により近接した位置にて軸方
向位置を占めるということは、オリフィス64から離れ
た距離における位置よりも流量が多いことを示す。
【0045】視認管22はそれに沿って一連の目盛りを
備えることができる。計量管18内にてバルブ部材40
を軸方向に移動させることによって流量が調節される
時、種々の目盛りに対する流体感知要素72aの位置に
留意することによって、流量を確認できる。いかなる視
認管及び流体感知要素の組合せに対しても、ある特定の
目盛りにおける流体感知要素の位置がある特定の流体体
積値を示すことが知れるように、流量計を較正できる。
【0046】ここでの開示から気づかれるように、流体
感知要素は必ずしも内腔を画定する壁部に近接状態に維
持されない。その結果、流体感知要素を内腔に対する同
軸関係に維持する手段が講じられないと、流体感知要素
はそうした関係から自由に外れる可能性がある。従っ
て、測定が不正確になる可能性がある。
【0047】しかし、本発明は流体感知要素72aの中
央の開口部を通過し、内腔68と同軸のロッド76を用
いることを企図している。このようにして、流体感知要
素72aを内腔68と同軸関係に維持できる。
【0048】種々の部品は流量計10が腐食薬又は酸に
よる劣化を受けないようにする素材から形成可能であ
る。例えば、流体感知要素72aの一実施例における計
量管18はポリ四フッ化エチレンから形成できる。本発
明の他の実施例は、完全にステンレス鋼製であるか、又
はステンレス鋼及び過フッ化アルコキシポリ四フッ化エ
チレンの組合せでできた流体感知要素72aを利用で
き、視認管22は過フッ化アルコキシから製造可能であ
る。
【0049】こうして、本発明は流体、特に流量計の通
例の製造素材と容易に化学反応を起こす液体とともに使
用され、向上した流量調節装置及び流量計となってい
る。流量計10の構造により、流量計10中の流体の流
量の高度に精密な示度及びバルブ部材40の位置に対す
る流量の線形応答が付与されている。これらの特徴から
得られるより詳細な特徴及び利点は、発明の詳細な説
明、添付した請求の範囲及び図面によって明らかであ
る。
【0050】前述において、本発明の特徴及び利点を多
数示した。勿論、この開示は多くの点で単に例示的であ
るということを理解されよう。本発明の範囲を逸脱する
ことなく、特に形状、寸法及び部品の配置につき、細部
にわたって修正可能である。本発明の範囲は添付した請
求の範囲を表現することばによって規定される。
【0051】ここで示した実施例は本発明の例示に過ぎ
ず、種々の体系にて具体化可能であることを理解された
い。従って、ここで示された詳細を限定的であるとみな
すのではなく、むしろ請求の範囲の根拠及び本発明を多
様に実施するための技術の熟練の1つを示唆するための
具象的な根拠とみなされたい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の流量調節
装置及び流量計によれば、予測及び反復可能な線形流量
達成機能を示し、腐食性及び苛性環境に耐えることがで
きる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)本発明による取付板に取り付けられた
流量計の部分断面図、(b)実施例の閉鎖密封面を示
し、完全に閉鎖された位置にあるバルブ部材の拡大部分
断面図、(c)バルブ部材に対するスリット状オリフィ
スの好適な配向を示し、図1(a)の1c−1c線に沿
った断面図。
【図2】 図1(a)の流量計の視認管の側断面図。
【図3】 図1(a)の流量計の流体感知要素の拡大側
断面図。
【図4】 バルブ部材の位置に対する流量変化の線形応
答を示すグラフ。
【図5】 代替の視認管の構造を示す拡大側断面図。
【符号の説明】
10…流量計、18…計量管、22…視認管、38…流
路、40…バルブ部材、64…オリフィス、68…内
腔、72a…流体感知要素。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)計量管(18)中を軸方向に形成
    された流路(38)と、軸方向の長さに沿って同流路
    (38)と交わるスリット状のオリフィス(64)とを
    有する計量管(18)を備え、同オリフィス(64)の
    一方側の流路(38)の一部が流体通過路を画定し、オ
    リフィス(64)の他方側の流路(38)の一部がバル
    ブ受容管を画定し、 (b)軸方向に形成された内腔(68)を有する導管を
    備え、同内腔(68)はオリフィス(64)が遮断され
    ていない時にオリフィス(64)を介して計量管(1
    8)の流路(38)と連通し、同導管は流体の流量調節
    装置及び流量計を通る流体の体積流量を測定する手段を
    有し、 (c)前記流路(38)の軸にほぼ直交した平面状の前
    端を有し、かつ内腔(68)中の流体の流量を調節する
    ために流路(38)に沿った軸方向への選択的位置決め
    と、流体通過路から離れた方向にてオリフィス(64)
    を横切る退出とのために流路(38)に配置されたバル
    ブ部材(40)を備え、同バルブ部材(40)が退出さ
    れると、より多くのオリフィス(64)部分が流体通過
    路に対して開口されるため、導管の内腔(68)中によ
    り多くの流体の流量が許容される流体の流量調節装置及
    び流量計。
  2. 【請求項2】 前記流量計(10)中の流体体積の流量
    を測定するための手段が、 (a)前記計量管(18)の流路(38)と連通をする
    ように軸方向に形成された内腔(68)を有する視認管
    (22)と、 (b)前記視認管(22)の内腔(68)中を軸方向移
    動するために配置され、計量管(18)から離れて付勢
    され、内腔(68)に対する寸法及び空間の関係が、オ
    リフィス(64)に近接した視認管(22)の内腔(6
    8)の一端に接近するにつれ、その周囲にて内腔(6
    8)中に益々多量の流体が許容されるようにされた流体
    感知要素(72a)と、 (c)前記流体感知要素(72a)の軸方向位置により
    流量調節装置及び流量計中の流体の体積を確認するため
    の手段とを有する請求項1に記載の流体の流量調節装置
    及び流量計。
  3. 【請求項3】 前記流路(38)の形成に関する軸がほ
    ぼ水平に配向され、内腔(68)の形成に関する軸がほ
    ぼ垂直に配向された請求項1に記載の流体の流量調節装
    置及び流量計。
  4. 【請求項4】 前記視認管(22)の内腔(68)の直
    径は内腔(68)がオリフィス(64)に接近するにつ
    れ径方向にて外側にテーパをつけ、前記流体感知要素
    (72a)の流量確定直径(74a)が一定である請求
    項2に記載の流体の流量調節装置及び流量計。
  5. 【請求項5】 前記流体感知要素(72a)が計量管
    (18)から離れて重力付勢された請求項2に記載の流
    体の流量調節装置及び流量計。
  6. 【請求項6】 前記流体感知要素(72a)を内腔(6
    8)と同軸に維持するための手段を更に有する請求項2
    に記載の流体の流量調節装置及び流量計。
  7. 【請求項7】 前記流体感知要素(72a)内の中心に
    開口部が形成され、前記同軸維持手段が、内腔(68)
    の軸に沿って配列され、かつ流体感知要素(72a)内
    の中心に形成された開口部を通過するロッドからなる請
    求項6に記載の流体の流量調節装置及び流量計。
  8. 【請求項8】 前記確認手段が視認管(22)に沿った
    一連の目盛りからなり、各目盛りがある特定の流体の流
    量値を示す請求項1に記載の流体の流量調節装置及び流
    量計。
  9. 【請求項9】 前記計量管(18)と視認管(22)と
    流体感知要素(72a)とバルブ部材(40)とが腐食
    性の酸、塩基及び溶媒並びに脱イオン水に対して不溶性
    の素材から形成された請求項1に記載の流体の流量調節
    装置及び流量計。
  10. 【請求項10】 前記流体感知要素(72a)がポリ四
    フッ化エチレンから形成された請求項9に記載の流体の
    流量調節装置及び流量計。
  11. 【請求項11】 (a)計量管(18)中を軸方向に形
    成された流路(38)と、軸方向の長さに沿って同流路
    (38)と交わるスリット状のオリフィス(64)とを
    有する計量管(18)を備え、同オリフィス(64)の
    一方側の流路(38)の一部が流体通過路を画定し、オ
    リフィス(64)の他方側の流路(38)の一部がバル
    ブ受容管を画定し、 (b)軸方向に形成された内腔(68)を有する視認管
    (22)を備え、同内腔(68)はオリフィス(64)
    が遮断されていない時にオリフィス(64)を介して計
    量管(18)の流路(38)と連通し、同視認管(2
    2)は、前記視認管(22)の内腔(68)中を軸方向
    移動するために配置され、計量管(18)から離れて付
    勢され、内腔(68)に対する寸法及び空間の関係が、
    オリフィス(64)に近接した視認管(22)の内腔
    (68)の一端に接近するにつれ、その周囲にて内腔
    (68)中に益々多量の流体が許容されるようにされた
    流体感知要素(72a)を更に有し、 (c)前記流路(38)の軸にほぼ直交した平面状の前
    端を有し、流路(38)に沿った軸方向への選択的位置
    決めをするため流路(38)に配置され、内腔(68)
    中の流量を調節するため流体通過路中の流量を調節する
    ために流体通過路から離れた方向にてオリフィス(6
    4)を横切って退出されるバルブ部材(40)を備え、
    同バルブ部材(40)が内腔(68)中の流体の流量の
    増加を許容する配置にされると、流体感知要素(72
    a)が流体の流れによってオリフィス(64)に近接し
    た内腔(68)の端部方向へ付勢され、 (d)前記流体感知要素(72a)の内腔(68)内で
    の軸方向到達位置により流量計(10)中の流体の体積
    流量を確認するための手段を備えた流体の流量調節装置
    及び流量計。
  12. 【請求項12】 前記内腔(68)の直径は内腔(6
    8)がオリフィス(64)に接近するにつれ径方向にて
    外側にテーパをつけ、前記流体感知要素(72a)の流
    量確定直径(74a)が一定である請求項11に記載の
    流体の流量調節装置及び流量計。
  13. 【請求項13】 前記流路(38)の形成に関する軸が
    ほぼ水平に配向され、内腔(68)の形成に関する軸が
    ほぼ垂直に配向された請求項11に記載の流体の流量調
    節装置及び流量計。
  14. 【請求項14】 前記流体感知要素(72a)が計量管
    (18)から離れて重力付勢された請求項13に記載の
    流体の流量調節装置及び流量計。
  15. 【請求項15】 前記流体感知要素(72a)を内腔
    (68)と同軸に維持するための手段を更に有する請求
    項14に記載の流体の流量調節装置及び流量計。
  16. 【請求項16】 前記流体感知要素(72a)内の中心
    に開口部が形成され、前記同軸維持手段が、内腔(6
    8)の軸に沿って配列され、かつ流体感知要素(72
    a)内の中心に形成された開口部を通過するロッドから
    なる請求項15に記載の流体の流量調節装置及び流量
    計。
  17. 【請求項17】 前記確認手段が視認管(22)に沿っ
    た一連の目盛りからなり、各目盛りがある特定の流体の
    流量値を示す請求項11に記載の流体の流量調節装置及
    び流量計。
  18. 【請求項18】 前記計量管(18)と視認管(22)
    と流体感知要素(72a)とバルブ部材(40)とが腐
    食性の酸及び溶媒並びに脱イオン水に対して不溶性の素
    材から形成された請求項11に記載の流体の流量調節装
    置及び流量計。
  19. 【請求項19】 前記流体感知要素(72a)がポリ四
    フッ化エチレンから形成された請求項18に記載の流体
    の流量調節装置及び流量計。
  20. 【請求項20】 前記流体感知要素(72a)がポリ四
    フッ化エチレンとステンレス鋼との組合せから形成され
    た請求項18に記載の流体の流量調節装置及び流量計。
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