JPH07253266A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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Publication number
JPH07253266A
JPH07253266A JP4706094A JP4706094A JPH07253266A JP H07253266 A JPH07253266 A JP H07253266A JP 4706094 A JP4706094 A JP 4706094A JP 4706094 A JP4706094 A JP 4706094A JP H07253266 A JPH07253266 A JP H07253266A
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JP
Japan
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refrigerant
temperature side
refrigerant pipe
temperature
cooler
Prior art date
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Pending
Application number
JP4706094A
Other languages
English (en)
Inventor
Saho Funakoshi
砂穂 舟越
Kazuya Matsuo
一也 松尾
Hiroshi Iwata
博 岩田
Masayuki Shibayama
昌幸 柴山
Yoshihisa Aoki
義久 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07253266A publication Critical patent/JPH07253266A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵室を高湿度に保つ。 【構成】 冷凍室2と、冷凍室2に配置されフィン4a
を有して冷凍室2を冷却する低温側冷却器4と、フィン
4aに接触固着された金属板6と金属板6に密着ろう付
けされた冷媒配管14とを含んでなる冷媒熱交換器41
と、冷凍室2の下方に配置された冷蔵室3と、冷媒配管
14に冷媒流量制御弁15を介して接続されてループを
なす冷媒配管40を含んでなり該ループに封入された第
2の冷媒により冷蔵室3を冷却する冷蔵室に配置された
高温側冷却器5と、高温側冷却器5に送風する冷蔵室フ
ァン7と、冷凍室2に配置されて室内空気を循環させる
冷凍室ファン11と、冷凍室2と冷蔵室3の室内温度を
それぞれ検出する温度センサ22,21と、を含んで構
成された冷凍冷蔵庫。 【効果】 冷蔵室が高湿な状態に保たれ、野菜や果物等
の乾燥による味、品質や外見の劣化を抑制できる。ま
た、低温側冷却器の着霜回数が減り、省エネルギの効果
がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷凍冷蔵庫に係り、特に
冷蔵室の湿度を高く保持する機能を備えた冷凍冷蔵庫に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫では、高湿、例えば相対湿
度80%程度の湿度に保ちたい部屋は二重に壁をつく
り、内壁の周囲に冷気を流すことにより間接的に冷却す
る方法が知られている。また、特開昭50−42451
号公報には、冷媒を密封した容器を高温側の区画と低温
側の区画とにまたがって設置し、冷媒を介して高温側の
区画で回収した熱を低温側の区画に放出することによ
り、高温側の区画を冷却する方法が見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、二重に壁をつくる方法では、スペースを多く要し庫
内スペースが減少する、大きな部屋では冷えにくく効率
が悪いなどの問題があった。また、冷媒を密封した容器
を二つの区画にまたがって設置する方法では、低温室側
の伝熱面積が十分に確保されずに、高温室側の冷却能力
が不足するという問題点があった。また、温度制御が十
分に行われずに冷蔵室の温度が冷えすぎたり、温まりす
ぎたりするという問題点があった。さらに、湿度の制御
が十分になされずに食品が乾燥するという問題点もあっ
た。そのために高温室側の熱交換器に霜が付くという問
題点もあった。
【0004】本発明の課題は、低温側区画である冷凍室
と高温側区画である冷蔵室の双方を含んでなる冷凍冷蔵
庫において、庫内スペースを減少させることなく、冷蔵
用の区画を所望の温度にかつ高湿度に維持するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めの本発明の第1の手段は、異なる温度に調節される少
なくとも二つの区画と、該二つの区画の内の低温側の温
度に調節される区画に配置され第1の冷媒が循環する第
1の冷媒配管を有してなる低温側冷却器と、該二つの区
画の内の高温側の温度に調節される区画に配置され第2
の冷媒が循環する第2の冷媒配管を有してなる高温側冷
却器とを含んでなり、前記第2の冷媒配管は前記低温側
の温度に調節される区画と前記高温側冷却器を通るルー
プをなしている冷凍冷蔵庫において、 前記低温側冷却器を前記高温側冷却器よりも高い位置
に配置し、前記第2の冷媒配管の前記低温側の温度に
調節される区画を通る部分で、前記低温側冷却器の第1
の冷媒配管を熱交換の相手とする冷媒熱交換器を形成
し、前記第2の冷媒配管の該冷媒熱交換器下側の端部
を、冷媒流量制御手段を介して前記高温側冷却器を通る
第2の冷媒配管に接続し、前記高温側の温度に調節さ
れる区画の温度を検出し、該温度に基づいて前記冷媒流
量制御手段を制御する制御手段を設けることを特徴とす
る。
【0006】上記の課題を達成するための本発明の第2
の手段は、異なる温度に調節される少なくとも二つの区
画と、該二つの区画の内の低温側の温度に調節される区
画に配置され第1の冷媒が循環する第1の冷媒配管を有
してなる低温側冷却器と、該二つの区画の内の高温側の
温度に調節される区画に配置され第2の冷媒が循環する
第2の冷媒配管を有してなる高温側冷却器とを含んでな
り、前記第2の冷媒配管は前記低温側の温度に調節され
る区画と前記高温側冷却器を通るループをなしている冷
凍冷蔵庫において、 前記低温側冷却器を前記高温側冷却器よりも高い位置
に配置し、前記第2の冷媒配管の前記低温側の温度に
調節される区画を通る部分で、前記低温側冷却器の第1
の冷媒配管を熱交換の相手とする冷媒熱交換器を形成
し、前記高温側冷却器に前記高温側の温度に調節され
る区画の空気を送風するファンを設け、前記高温側の
温度に調節される区画の温度を検出し、該温度に基づい
て前記ファンを制御する制御手段を設けることを特徴と
する。
【0007】上記の二つの手段を組み合わせた冷凍冷蔵
庫としてもよい。
【0008】上記各手段において、低温側冷却器を、第
1の冷媒配管と、該第1の冷媒配管に設けられたフィン
とを含んで構成し、冷媒熱交換器を、前記フィンに接触
して配置された金属板と、該金属板に外周面を密着させ
た第2の冷媒配管とを含んで構成してもよい。
【0009】また、前記低温側冷却器を、第1の冷媒配
管と、該第1の冷媒配管に設けられたフィンとを含んで
構成し、前記冷媒熱交換器を、前記フィンと、該フィン
を貫通しかつ前記第1の冷媒配管にほぼ平行に配置され
た第2の冷媒配管を含んで構成してもよい。
【0010】さらに、第2の冷媒配管の冷媒熱交換器下
側の端部と、高温側冷却器を通る第2の冷媒配管をつな
ぐ配管に、冷媒蒸気が前記冷媒熱交換器側に流れるのを
防ぐトラップを備えれば効果的である。
【0011】上記各手段の高温側冷却器の冷媒配管にフ
ィンを付けることにより、高温側冷却器の能率が向上す
る。
【0012】また、上記各手段の高温側冷却器のフィン
表面または冷媒配管表面の温度を検出する表面温度セン
サを設け、制御手段は該表面温度センサが出力する温度
信号に基づいて冷媒流量制御手段を制御するものとして
もよい。
【0013】
【作用】前記第1の手段によれば、第2の冷媒は高温側
冷却器を流れつつ高温側区画の空気と熱交換して蒸発
し、高温側熱交換器より高い位置にある冷媒熱交換器に
流入する。冷媒熱交換器に流入した第2の冷媒である冷
媒蒸気は、低温側冷却器を流れる第1の冷媒と熱交換し
て凝縮され、液冷媒となって低い位置にある高温側冷却
器に流入する。高温側冷却器に流入した第2の冷媒であ
る液冷媒は、高温側冷却器を流れつつ高温側区画の空気
と熱交換して蒸発し、高温側区画を所定の温度に冷却す
る。第2の冷媒は、高温側区画の高温側冷却器と低温側
区画の冷媒熱交換器の間を循環し、上述のサイクルを繰
り返す。冷媒熱交換器で生成された液冷媒は、冷媒流量
制御手段を経て高温側冷却器に流入するが、この冷媒流
量制御手段は、高温側区画の温度に基づいて制御され
る。すなわち、高温側区画の温度が設定された上限温度
を超えた場合は冷媒熱交換器から高温側冷却器に向かう
液冷媒流量を増加させ、高温側区画の温度が設定された
下限温度よりも低い場合は該液冷媒流量を低減もしくは
零とする。この制御により、高温側冷却器のフィン等の
冷却面表面を、薄く着霜した状態ないしは若干湿った状
態で空気との間に熱平衡が成立し、霜が成長しない状態
に維持できるので、高温側区画の空気中の水分を減少さ
せることがなく、高温側区画の湿度はほぼ一定で高湿な
状態が保持される。したがって、野菜や果物等の乾燥に
よる味、品質や外見の劣化を抑制でき、同時に高温側区
画の温度も適正に制御される。
【0014】また、第2の冷媒の冷媒蒸気は、単に低温
側区画の空気と熱交換するのでなく、低温側区画を冷却
する第1の冷媒が流れる第1の冷媒配管を熱交換の相手
とする冷媒熱交換器に流入し、実質的には第1の冷媒配
管を流れる第1の冷媒と熱交換するから、低温側区画の
空気と熱交換する場合に比べて相手との温度差が大き
く、第2の冷媒配管の表面積あたりの熱交換量が大きく
なる。
【0015】前記第2の手段では、高温側冷却器におけ
る第2の冷媒と高温側区画の空気との熱交換量の制御
に、ファンが用いられる。第2の手段においても、第2
の冷媒の循環経路は前記第1の手段の場合と同じであ
り、冷媒熱交換器の作用も同じであるが、第1の手段で
は高温側冷却器における熱交換量の制御に、高温側冷却
器に流入する第2の冷媒の量が増減されるのに対し、第
2の手段では、高温側冷却器に流入する高温側区画の空
気の量が高温側区画の温度に基づいてファンにより増減
される。すなわち、高温側区画の温度が設定された上限
温度を超えた場合は、ファンにより高温側冷却器に向か
う空気量を増加させ、高温側区画の温度が設定された下
限温度よりも低い場合は該空気量を低減もしくは零とす
る。この制御により、前記第1の手段の場合と同様に、
高温側冷却器のフィン等の冷却面表面を、薄く着霜した
状態ないしは若干湿った状態で空気との間に熱平衡が成
立し、霜が成長しない状態に維持できるので、高温側区
画の空気中の水分を減少させることがなく、高温側区画
の湿度はほぼ一定で高湿な状態が保持される。したがっ
て、野菜や果物等の乾燥による味、品質や外見の劣化を
抑制でき、同時に高温側区画の温度も適正に制御され
る。
【0016】また、第1,第2の手段を組合せ、高温側
冷却器に流入する冷媒流量と空気量をともに制御するこ
とにより、さらに正確な温度制御、湿度制御ができる。
この場合は、冷媒流量を増減する基準となる温度と、空
気量を増減する基準となる温度は同じでなく、別々の温
度とすれば、区画内の温度の変動範囲を小さくすること
ができる。
【0017】低温側冷却器を、第1の冷媒配管と、該第
1の冷媒配管に取り付けた金属板のフィンとを含んで構
成し、冷媒熱交換器を、前記フィンに接触させた金属板
と、該金属板に外周面を密着接触させた第2の冷媒配管
で構成すると、第2の冷媒配管を流れる冷媒蒸気は、第
2の冷媒配管管壁、金属板、フィン及び第1の冷媒配管
管壁を介して第1の冷媒配管を流れる第1の冷媒と熱交
換する。第2の冷媒配管管壁、金属板、フィン及び第1
の冷媒配管管壁はいずれも熱伝導性のよい金属で構成さ
れているから、第2の冷媒の蒸気の熱はそれらを経て第
1の冷媒に伝達され、該第2の冷媒は効率よく液化され
る。
【0018】また、前記低温側冷却器を、第1の冷媒配
管と、該第1の冷媒配管に設けられたフィンとを含んで
構成し、前記冷媒熱交換器を、前記フィンと、該フィン
を貫通しかつ前記第1の冷媒配管にほぼ平行に配置され
た第2の冷媒配管を含んで構成すると、第2の冷媒配管
から第1の冷媒配管に熱が移動するときの経路が短くな
って両者間の熱勾配を大きくすることができ熱交換の効
率が良くなるとともに、第2の冷媒配管と低温側区画内
の空気との間の熱交換面積を大きくできるので、高温側
区画を所定の温度に維持するための冷媒熱交換器の伝熱
面積を小さくできる。
【0019】さらに、第2の冷媒配管の冷媒熱交換器下
側の端部と、高温側冷却器を通る第2の冷媒配管をつな
ぐ配管に、冷媒蒸気が前記冷媒熱交換器側に流れるのを
防ぐトラップを備えれば、冷媒熱交換器から高温側冷却
器に向かう液冷媒の流れが冷媒蒸気で乱されることが無
くなり、冷媒の流れの方向が一定となって、冷却動作が
安定する。
【0020】高温側冷却器の冷媒配管にフィンを付ける
ことにより、伝熱面積が拡大され、高温側冷却器の能率
が向上する。
【0021】また、高温側冷却器のフィン表面または冷
媒配管表面の温度を検出する表面温度センサを設け、制
御手段は該表面温度センサが出力する温度信号に基づい
て冷媒流量制御手段を制御するものとすれば、フィン表
面または冷媒配管表面を、薄く着霜した状態ないしは若
干湿った状態で空気との間に熱平衡を成立させ、霜が成
長しない状態に維持するのが容易になる。
【0022】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1ないし図4によ
り説明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例に係る冷凍冷
蔵庫の構造を示す断面図、図2は図1に示した冷凍冷蔵
庫の有する低温側冷却器、高温側冷却器およびその周辺
を示す斜視図、図3は冷媒回路の系統図、図4は制御の
フローチャートである。なお、以下の説明では、図1の
向かって左側を冷凍冷蔵庫の前面、向かって右側を後面
として説明する。
【0024】図1に示す冷凍冷蔵庫は、冷凍冷蔵庫の本
体を構成する箱体1と、該箱体1を上下に区画して上側
の低温側区画(冷凍室)2及び下側の高温側区画(冷蔵
室)3を形成する仕切壁12と、冷凍室2と冷蔵室3の
前面にそれぞれ装着されて各室を外部から閉鎖する扉体
13と、冷凍室2の後部に配置された低温側冷却器(冷
凍室冷却器)4と、冷蔵室3の上部に配置された高温側
冷却器(冷蔵室冷却器)5と、前記低温側冷却器5の上
方に配置された冷凍室用ファン11と、該冷凍室用ファ
ン11と低温側冷却器4の前面に配置されて冷凍室2に
収容される物品と低温側冷却器4の接触を防ぐ冷却器化
粧板28Aと、前記低温側冷却器4の後面に接して配置
された冷媒熱交換器41と、前記高温側冷却器5と冷蔵
室後壁の間に配置された冷蔵室用ファン7と、前記前記
高温側冷却器5の下面を覆い冷蔵室後壁との間に通風路
9を形成するように配置された冷却器化粧板28Bと、
冷媒熱交換器41と高温側冷却器5を結ぶ配管8a,8
bと、を含んで構成されている。冷却器化粧板28Bに
は、空気吸込み口10aと空気吹出し口10bが形成さ
れている。また、金属板6は冷媒熱交換器41の一部を
なすものである。
【0025】図2に示すように、低温側冷却器4は、鉛
直面内で水平に蛇行する冷媒配管27と、該冷媒配管2
7の周囲に固着された鉛直方向の多数のフィン4aとを
含んでなり、冷媒熱交換器41は該フィン4aの後面に
接して面をほぼ鉛直にして配置された金属板6と、該金
属板6に密着して鉛直面内で水平に蛇行配置された冷媒
配管14とを含んでなっている。金属板6は前記フィン
4aに対してその面がほぼ垂直になるように該フィン4
aに固着配置され、冷媒配管14の外周面は前記金属板
6にろう付けされている。高温側冷却器3は、水平面内
で蛇行する冷媒配管40と、該冷媒配管40の周囲に固
着された鉛直方向のフィン5aとを含んで構成されてい
る。冷媒配管14の上端は配管8bで前記冷媒配管40
の一端に接続され、冷媒配管14の下端は配管8aで前
記冷媒配管40の他端に冷媒流量制御手段である冷媒流
量制御弁15及び配管トラップ16を介して接続されて
いる。冷媒配管27の両端は、図示されていない冷凍機
に接続されている。
【0026】本実施例における冷媒回路は、図3に示す
ように、冷媒蒸気を圧縮する冷媒圧縮機17と、該冷媒
圧縮機17の吐出側に接続され圧縮された冷媒蒸気を凝
縮液化する凝縮器18と、該凝縮器18に接続され液冷
媒を膨張させる毛細管19と、該毛細管19の下流側に
接続され冷媒配管27内で第1の冷媒を蒸発させる低温
側冷却器4と、該低温側冷却器4に接触配置された冷媒
熱交換器41と、該冷媒熱交換器41に配管8a,8b
で接続された高温側冷却器5と、冷凍室ファンモータ1
1aに電力を供給する冷凍室ファン駆動手段25と、冷
蔵室ファンモータ7aに電力を供給する冷蔵室ファン駆
動手段23と、冷蔵室3の温度を検出して出力する冷蔵
室温度センサ21と、冷凍室2の温度を検出して出力す
る冷凍室温度センサ22と、冷媒流量制御弁15の開度
を制御する冷媒流量制御弁駆動手段24と、冷媒圧縮機
17に電力を供給する冷媒圧縮機駆動手段26と、前記
冷蔵室温度センサ21と冷凍室温度センサ22に接続さ
れ、冷凍室ファン駆動手段25,冷蔵室ファン駆動手段
23,冷媒流量制御弁駆動手段24,及び冷媒圧縮機駆
動手段26を制御する制御装置20を含んでいる。
【0027】冷媒熱交換器41の金属板6は、フィン4
aに固着して配置されたアルミや銅など熱伝導率の良い
材質の金属からできている。フィン4aと金属板6とは
一体成形により加工してもよい。金属板6には冷媒配管
14がろう付けによって密着させられているが、ろう付
けに限らず溶接でもよい。冷蔵室3には、冷蔵室専用の
高温側冷却器5が設けられている。高温側冷却器5はフ
ィン5aを有する。フィン5aには冷媒配管40を通
し、その両端は配管8a,8bにより冷凍室の冷媒熱交
換器の冷媒配管14の両端に接続し、冷媒配管40、配
管8a,8b及び冷媒配管14で形成される配管ループ
内には、第2の冷媒として代替フロンが封入されてい
る。封入される冷媒としては、ほかにアルコール、アン
モニア等も使用可能である。冷凍室には、冷凍室ファン
7を設ける。冷媒熱交換器41と高温側冷却器5を結ぶ
配管8aの途中には、冷媒流量制御弁15が設けられて
いる。
【0028】つぎに、図1ないし図3により、本実施例
の冷凍冷蔵庫の動作を説明する。図3において、冷媒圧
縮機17で圧縮された第1の冷媒の冷媒蒸気は、凝縮器
18で凝縮され、毛細管19を通過しつつ膨張減圧され
たのちに、低温側冷却器4の冷媒配管27内で蒸発し
て、冷媒圧縮機17に戻るという通常の冷凍サイクルに
より冷凍室を冷却する。このとき、冷凍室の空気は蒸発
する冷媒に冷媒配管27の管壁及びフィン4aを介して
熱を奪われ、冷却される。一方、低温側冷却器4のフィ
ン4aには金属板6が接触しており、冷媒配管27を通
過しつつ蒸発する第1の冷媒により、フィン4aを介し
て金属板6も同時に冷却される。金属板6に密着させた
冷媒配管14には第2の冷媒が封入してあるから、冷媒
配管27を流れる冷媒によって冷却された冷媒配管14
中の第2の冷媒の冷媒蒸気は凝縮して液体になり、重力
の作用で配管8aを矢印の方向に流れ、冷媒流量制御弁
15を経て高温側冷却器5の冷媒配管40に達する。高
温側冷却器5の冷媒配管40に達した液冷媒は、高温側
冷却器を流れる空気と熱交換して加熱され、しだいに蒸
発して蒸気になるとともに、高温側冷却器を流れる空気
を冷却する。蒸気になった冷媒は、配管8b内を上昇
し、再び冷凍室2の冷媒熱交換器41にもどる。高温側
冷却器5で冷却された空気は、冷蔵室用ファン7により
冷蔵室3に吹き出されて冷蔵室3を冷却する。配管8a
にはトラップ16を設けてあり、高温側冷却器5で蒸発
した冷媒蒸気が冷媒配管14の下端側に逆流しないよう
になっている。
【0029】制御装置20は、冷凍室2に設けられた温
度センサ22から出力される温度信号が冷凍室設定温度
上限よりも高い温度を示すときは運転信号を、冷凍室設
定温度下限よりも低い温度を示すときは停止信号を、そ
れぞれ冷媒圧縮機駆動手段26に出力し、冷媒圧縮機1
7を制御する。冷媒圧縮機17の停止時には、冷凍室フ
ァン駆動手段25に停止信号を出力し、冷凍室用ファン
11を停止させる。一方、制御装置20は、冷蔵室3に
設けられた温度センサ21から出力される温度信号に基
づいて、稼働または停止信号を冷蔵室用ファン駆動手段
23に出力し、冷蔵室用ファン7を制御する。冷蔵室用
ファン7が停止しているときには、制御弁閉鎖信号を冷
媒流量制御弁駆動手段24に出力し、冷媒流量制御弁1
5を閉じて、冷媒が流れないようにする。
【0030】制御のフローチャートを図4に示す。ステ
ップ100において、温度センサ22が出力する冷凍室
温度TFが予め決められている冷凍室設定温度下限TFSL
よりも低いかどうかが判定され、冷凍室温度が冷凍室設
定温度下限よりも低いときには、ステップ101,10
2に進んで冷媒圧縮機17、冷凍室用ファン11を停止
し、ステップ106に進む。ステップ100で冷凍室温
度が冷凍室設定温度下限よりも高いと判定されたら、ス
テップ103に進み、冷凍室温度が冷凍室設定温度上限
よりも高いかどうかが判定される。冷凍室温度が冷凍室
設定温度上限よりも高いときは、ステップ104に進ん
で冷媒圧縮機17の運転を行い、続いてステップ105
で冷凍室用ファン11の運転を行った後、ステップ10
6に進む。ステップ103で、冷凍室温度が冷凍室設定
温度上限よりも高くないと判定された場合には、冷媒圧
縮機17および冷凍室用ファン11はそのままの状態
(その時停止していれば停止の状態、運転されていれば
運転状態)を続け、ステップ106に進む。
【0031】ステップ106では、冷蔵室温度TRが冷
蔵室設定温度下限TRSLよりも低いかどうかが判定され
る。冷蔵室温度が冷蔵室設定温度下限よりも低い場合に
は、ステップ107で冷蔵室ファン7を停止し、次いで
ステップ111で冷媒制御弁を閉じた後、ステップ10
0に戻る。ステップ106において冷蔵室温度TRが冷
蔵室設定温度下限TRSLよりも低くないと判定された場
合には、ステップ109に進んで、冷蔵室温度TRが冷
蔵室設定温度上限TRSHよりも高いかどうかが判定され
る。冷蔵室温度が冷蔵室設定温度上限よりも高いとき
は、ステップ110に進んで冷蔵室用ファン7の運転を
行い、次いでステップ111で冷媒流量制御弁15を開
いた後、ステップ100に戻る。ステップ109におい
て、冷蔵室温度が冷蔵室設定温度上限よりも高くないと
判定されたときには、冷蔵室用ファンおよび冷媒流量制
御弁はそのままの状態を続行する。上述の一連の判定は
制御装置20により、所定のサンプリング間隔で繰り返
される。
【0032】以上のような構成および制御方法をとり、
冷蔵室設定温度下限を例えば約2℃、冷蔵室設定温度上
限を例えば約4℃とすれば、冷蔵室温度を所定の温度範
囲に維持でき、高温側冷却器5のフィンの表面には薄く
着霜した状態ないしは湿った状態で空気との間に熱平衡
が成立し、高温側冷却器5に霜が成長しなくなるので、
冷蔵室の水分を減少させることがなく、冷蔵室の湿度は
ほぼ一定で高湿な状態が保持される。その湿度は、ほぼ
0℃での飽和絶対湿度となり、例えば冷蔵室温度を3℃
とすれば、その相対湿度は約80%となる。
【0033】本実施例によれば、冷蔵室3が常に高湿な
状態に保たれるので、野菜や果物等の乾燥による味、品
質や外見の劣化を抑制できる。また、低温側冷却器のフ
ィン4aと金属板6との接触部分や冷媒配管14と金属
板6との接触部分を十分に多く取れるので、凝縮部分の
伝熱面積不足によって冷蔵室の冷却能力が低下すること
がない。また、冷蔵室用ファン停止時には冷媒流量制御
弁15を閉じることにより、高温側冷却器5のフィン温
度の下がりすぎを防ぐことができ、フィンへの着霜によ
る能力低下がない。さらに、冷蔵室の空気が低温側冷却
器に循環されることがないので冷蔵室の水分が低温側冷
却器に霜となって付着するおそれがなく、低温側冷却器
の着霜回数を削減できるので、省エネルギの効果があ
る。
【0034】本発明の第2の実施例を図5、6に示す。
本実施例と前記第1の実施例の相違点は、前記第1の実
施例の低温側冷却器5のフィンに表面温度センサ29を
設けた点、冷蔵室用ファン駆動手段23aは冷蔵室用フ
ァン7の回転数を変更できるものである点、冷媒流量制
御弁駆動手段24aは冷媒流量制御弁15の開度を段階
的に調節できるようになっている点であり、他の構成は
第1の実施例と同一である。表面温度センサ29は、高
温側冷却器の冷媒配管40表面に設置してもよい。
【0035】図6に本実施例の制御のフローチャートを
示す。冷媒圧縮機17および冷凍室用ファン11の運転
方法は第1の実施例と同様である(ステップ100〜1
05)。次に、図5に示したフローチャートでステップ
106に進むところでステップ106の代わりにステッ
プ112に進み、ステップ112で冷蔵室用ファン7の
目標回転数が算出される。目標回転数は、例えば冷蔵室
温度と設定温度の差およびその変化量に基づいてPI制
御を行うように算出される。次いでステップ113で、
算出された目標回転数にするための、冷蔵室用ファン7
の回転数制御信号の出力を行う。回転数制御信号が出力
されたらステップ114に進み、冷媒流量制御弁15の
目標開度を算出し、ステップ115で算出された目標開
度にするための冷媒流量制御弁開度制御信号を出力す
る。冷媒流量制御弁15の開度は、高温側冷却器5のフ
ィンに装着された表面温度センサ29が出力する温度が
一定になるように調節される。本実施例によれば、冷蔵
室温度の制御性がさらに向上するとともに、高温側冷却
器5に着霜するのを防止できる。また、冷蔵室の負荷が
変動した場合でも、冷蔵室の湿度をより安定させること
ができる。
【0036】本発明の第3の実施例を図7、図8に示
す。本実施例では、金属板6および冷媒配管14が低温
側冷却器の前面(庫内側)に設置されている。冷媒回路
構成および制御方法は第1の実施例と同様である。本実
施例によれば、金属板6、すなわち第2の冷媒の冷媒蒸
気が凝縮する冷媒配管14が冷却器化粧板28aの側に
あるため、冷却器化粧板28aが冷媒配管14を流れる
冷媒蒸気によりやや加熱され、冷却器化粧板28aに霜
が付き難くなるという効果がある。
【0037】本発明の第4の実施例を図9に示す。本実
施例では、第1の実施例で金属板6を介して冷媒配管1
4からフィン4aへ伝熱していた部分を、冷媒配管14
を冷媒配管27に平行に配置して直接フィン4aに貫通
させ、該フィン4aに接触固着させて冷媒配管14から
フィン4aへ伝熱させるようにしたものである。冷媒回
路構成、制御方法等は第1の実施例と同様である。本実
施例によれば、冷媒配管14の冷媒の凝縮部分にフィン
をつけることにより冷媒配管14の凝縮部の冷凍室の空
気との熱交換量を増大させることができ、かつフィン4
aを介して(金属板6を介することなく)冷媒配管27
と熱的に接続されるので冷媒配管27中の第1の冷媒と
の熱交換量を増大させることができ、冷蔵室の負荷の大
きい大型の冷蔵室に対しても十分な冷却能力を確保する
と共に、高湿状態を維持できる。
【0038】本発明の第5の実施例を図10、図11に
示す。本実施例では、高温側冷却器5が、冷媒配管40
が鉛直面内で水平に蛇行するような姿勢で冷蔵室後部上
方に設置されている。そして、冷媒配管40の下端が冷
媒配管14の下端に配管8aによって冷媒流量制御弁1
5及び配管トラップ16を介して接続され、冷媒配管4
0の上端が冷媒配管14の上端に配管8bによって接続
されている。冷媒回路構成および制御方法は第1の実施
例と同様である。矢印は冷媒の流れる方向を示す。本実
施例によれば、冷媒配管40内の液冷媒が高温側冷却器
5の下部から蒸発しながら上部に移動するので、冷媒の
循環が促進されて伝熱性能が高くなるという効果があ
る。
【0039】本発明の第6の実施例を図12、図13に
示す。本実施例は、図12に示すように、冷凍室2、冷
蔵室3のほかに、第3の部屋(第2冷蔵室)30を冷蔵
室3の下方に備えたものである。第2冷蔵室30内には
第1の実施例と同様の構造の第2高温側冷却器31およ
び第2冷蔵室用ファン32を備える。冷媒回路は図13
のように構成する。第2高温側冷却器31の冷媒流路入
口は、配管8cにより冷媒流量制御弁33を介して配管
8aに接続され、冷媒流路出口は配管8dにより配管8
bに接続されている。第2冷蔵室の庫内温度を検出する
温度センサ34が設けられ、その出力信号は制御装置2
0に入力されるようになっている。第2冷蔵室用ファン
モータ31aの回転数を制御する第2冷蔵室ファン駆動
手段36が設けられ、この第2冷蔵室ファン駆動手段3
6は制御装置20に接続されている。さらに、第2高温
側冷却器31の表面温度を検出して制御装置20に温度
信号として出力する冷却器表面温度センサ37と、冷媒
流量制御弁33の開度を制御する制御弁開度制御手段3
5が設けられている。制御弁開度制御手段35は制御装
置20に接続されている。
【0040】制御装置20は、温度センサ34の検知し
た第2冷蔵室の温度に基づいて第2冷蔵室ファン駆動手
段36に制御信号を出力し、第2冷蔵室用ファン32の
回転数の制御を行う。制御装置20は、一方で、冷却器
表面温度センサ37から入力される温度信号に基づい
て、制御弁開度制御手段35に制御信号を出力し、冷媒
流量制御弁33の開度の制御を行う。本実施例によれ
ば、第2冷蔵室30の温度は、冷蔵室3の温度と独立に
制御されるので、冷蔵室3と異なった温度を維持するこ
とが可能である。また、第2高温側冷却器31のフィン
表面温度を制御することによって、冷蔵室3と独立に湿
度を制御することも可能である。このように、本実施例
によれば、複数の冷蔵室を異なった温湿度レベルに保持
することができるので、それぞれの部屋について異なっ
た種類の食品の保存に最適な温湿度を得られるという効
果がある。
【0041】上記各実施例はいずれも冷蔵室用ファン7
と冷媒流量制御弁15を備え、この二つを制御すること
によって目的を達成するものであるが、このうちの一方
のみを備えたものとしてもよい。
【0042】図14に示す第7の実施例は、前記第1の
実施例から冷媒流量制御弁15及び冷媒流量制御弁駆動
手段24を除いたもので、図15に制御のフローチャー
トを示す。以下本実施例の動作を説明する。まず、ステ
ップ100において、温度センサ22が出力する冷凍室
温度TFとあらかじめ決められている冷凍室設定温度下
限TFSLが比較され、冷凍室温度が冷凍室設定温度下限
よりも低いときには、ステップ101,102に進んで
冷媒圧縮機17、冷凍室用ファン11が停止され、次い
でステップ106に進む。ステップ100での比較の結
果、冷凍室温度が冷凍室設定温度下限よりも低くないと
きには、ステップ103に進み、冷凍室温度が冷凍室設
定温度上限TFSHよりも高いかどうかが判定される。冷
凍室温度が冷凍室設定温度上限よりも高いときは、ステ
ップ104に進んで冷媒圧縮機17が運転され、次いで
ステップ105で冷凍室用ファン11が運転された後ス
テップ106に進む。ステップ103で、冷凍室温度が
冷凍室設定温度上限よりも高くないと判定された場合に
は、冷媒圧縮機17および冷凍室用ファン11はそのま
まの運転状態を続け、そのままステップ106に進む。
【0043】ステップ106では、温度センサ21が出
力する冷蔵室温度TRがあらかじめ決められている冷蔵
室設定温度下限TRSLよりも低いかどうかが判定され
る。冷蔵室温度が冷蔵室設定温度下限よりも低い場合に
は、ステップ107に進んで冷蔵室用ファン7が停止さ
れ、次いでステップ100に戻る。ステップ106にお
いて冷蔵室温度が冷蔵室設定温度下限よりも低くないと
判定された場合には、ステップ109に進んで、冷蔵室
温度TRが冷蔵室設定温度上限TRSHよりも高いかどうか
が判定される。冷蔵室温度が冷蔵室設定温度上限よりも
高いときは、ステップ110に進んで冷蔵室用ファン7
の運転を行い、次いでステップ100に戻る。ステップ
109において、冷蔵室温度が冷蔵室設定温度上限より
も高くないと判定されたときには、冷蔵室用ファン7は
そのままの状態を続け、ステップ100に戻る。制御装
置20は、所定のサンプリング間隔で上記手順を繰り返
す。
【0044】本実施例においても、高温側冷却器5に霜
が成長しなくなるので、冷蔵室の水分を減少させること
がなく、冷蔵室の湿度はほぼ一定で高湿な状態が保持さ
れる。 図16に示す第8の実施例は、前記第1の実施
例から冷蔵室用ファン7及び冷蔵室ファン駆動手段23
を除いたものである。以下、本実施例の動作を図17に
示す制御のフローチャートを参照して説明する。まず、
ステップ100において、温度センサ22が出力する冷
凍室温度TFと予め決められている冷凍室設定温度下限
TFSLが比較される。冷凍室温度TFが冷凍室設定温度下
限TFSLよりも低いときには、ステップ101,102
で圧縮機17、冷凍室ファン11を停止し、ステップ1
06に進む。ステップ100で冷凍室温度TFが冷凍室
設定温度下限よりも低くないと判定されたときには、ス
テップ103に進み、冷凍室温度TFが冷凍室設定温度
上限TFSHよりも高いかどうかが判定される。冷凍室温
度が冷凍室設定温度上限よりも高いときは、ステップ1
04に進んで冷媒圧縮機17の運転を行い、ステップ1
05で冷凍室用ファン11の運転を行ったのち、ステッ
プ106に進む。ステップ103で、冷凍室温度が冷凍
室設定温度上限よりも高くないと判定された場合には、
冷媒圧縮機17および冷凍室用ファン11はそのままの
運転状態を続け、ステップ106に進む。ステップ10
6では、冷蔵室温度TRが予め決められている冷蔵室設
定温度下限TRSLよりも低いかどうかが判定される。冷
蔵室温度が冷蔵室設定温度下限よりも低い場合には、ス
テップ108に進んで冷媒流量制御弁15が閉じられ、
ステップ100に戻る。ステップ106において冷蔵室
温度が冷蔵室設定温度下限よりも高いと判定された場合
には、ステップ109に進み、冷蔵室温度TRが冷蔵室
設定温度上限TRSHよりも高いかどうかが判定される。
冷蔵室温度が冷蔵室設定温度上限よりも高いときは、ス
テップ111で冷媒流量制御弁15を開き、ステップ1
00に戻る。ステップ109において、冷蔵室温度が冷
蔵室設定温度上限よりも高くないときには、冷媒流量制
御弁15はそのときの開度を維持し、ステップ100に
戻る。制御装置20は、所定のサンプリング間隔で上記
手順を繰り返す。
【0045】本実施例においても、高温側冷却器5に霜
が成長しなくなるので、冷蔵室の水分を減少させること
がなく、冷蔵室の湿度はほぼ一定で高湿な状態が保持さ
れる
【0046】。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば冷凍冷蔵庫の高温側区画(冷蔵室)を常に高湿な状
態に保つことができるので、野菜や果物等の乾燥による
味、品質や外見の劣化を抑制できる。また、第2の冷媒
が流れる冷媒配管を密着させた金属板と低温側冷却器と
の接触部分を十分に多く取れるので、第2の冷媒の凝縮
部分の伝熱面積不足によって高温側区画(冷蔵室)の冷
却能力が低下することがない。また、冷蔵室ファン停止
時には冷媒流量制御弁を閉じることにより、高温側冷却
器のフィン温度の下がりすぎを防ぐことができ、冷却面
の着霜による冷却能力低下がない。さらに、高温側区画
(冷蔵室)の空気が低温側冷却器に触れることがないの
で、高温側区画の水分が低温側冷却器に霜となって付着
することがなく、低温側冷却器の除霜回数を削減でき、
省エネルギの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す実施例の有する低温側冷却器、冷媒
熱交換器、高温側冷却器およびその周辺を示す斜視図で
ある。
【図3】図1に示す実施例の冷媒回路図である。
【図4】図1に示す実施例の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第2の実施例の冷媒回路図である。
【図6】本発明の第2の実施例の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明の第3の実施例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第3の実施例の有する低温側冷却器、
冷媒熱交換器、高温側冷却器およびその周辺を示す斜視
図である。
【図9】本発明の第4の実施例の有する低温側冷却器、
冷媒熱交換器、高温側冷却器およびその周辺を示す斜視
図である。
【図10】本発明の第5の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図11】本発明の第5の実施例の有する低温側冷却
器、冷媒熱交換器、高温側冷却器およびその周辺を示す
斜視図である。
【図12】本発明の第6の実施例の縦断面図である。
【図13】本発明の第6の実施例の冷媒回路図である。
【図14】本発明の第7の実施例の冷媒回路図である。
【図15】本発明の第7の実施例の制御を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明の第8の実施例の冷媒回路図である。
【図17】本発明の第8の実施例の制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 箱体 2 冷凍室 3 冷蔵室 4 低温側冷却器 4a 低温側冷却器のフィン 5 高温側冷却器 5a 高温側冷却器のフィン 6 金属板 7 冷蔵室用ファン 7a 冷蔵室ファ
ンモータ 8a,8b 配管 9 通風路 10a 空気吸込み口 10b 空気吹出
し口 11 冷凍室用ファン 11a 冷凍室フ
ァンモータ 12 仕切壁 13 扉体 14 冷媒配管 15 冷媒流量制
御弁 16 トラップ 17 冷媒圧縮機 18 凝縮器 19 毛細管 20 制御装置 21 温度センサ 22 温度センサ 23,23a 冷
蔵室用ファン駆動手段 24 冷媒流量制御弁駆動手段 24a 冷媒流量
制御弁駆動手段 25 冷凍室ファン駆動手段 26 冷媒圧縮機
駆動手段 27 冷媒配管 28a,28b,
28c 冷却器化粧板 29 表面温度センサ 30 第2冷蔵室 31 第2高温側冷却器 31a 第2冷蔵
室ファンモータ 32 第2冷蔵室用ファン 33 冷媒流量制
御弁 34 温度センサ 35 冷媒流量制
御弁駆動手段 36 第2冷蔵室用ファンモータ駆動手段 37 表面温度センサ 40 冷媒配管 41 冷媒熱交換器
フロントページの続き (72)発明者 柴山 昌幸 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 青木 義久 栃木県下都賀郡大平町大字富田709番2号 株式会社日立栃木エレクトロニクス内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる温度に調節される少なくとも二つ
    の区画と、該二つの区画の内の低温側の温度に調節され
    る区画に配置され第1の冷媒が循環する第1の冷媒配管
    を有してなる低温側冷却器と、該二つの区画の内の高温
    側の温度に調節される区画に配置され第2の冷媒が循環
    する第2の冷媒配管を有してなる高温側冷却器とを含ん
    でなり、前記第2の冷媒配管は前記低温側の温度に調節
    される区画と前記高温側冷却器を通るループをなしてい
    る冷凍冷蔵庫において、 前記低温側冷却器は前記高温側冷却器よりも高い位置
    に配置されていることと、前記第2の冷媒配管の前記
    低温側の温度に調節される区画を通る部分は、前記低温
    側冷却器の第1の冷媒配管を熱交換の相手とする冷媒熱
    交換器を形成していることと、 前記第2の冷媒配管の該冷媒熱交換器下側の端部は、
    冷媒流量制御手段を介して前記高温側冷却器を通る第2
    の冷媒配管に接続されていることと、 前記高温側の温度に調節される区画の温度を検出し、
    該温度に基づいて前記冷媒流量制御手段を制御する制御
    手段が設けられていることと、を特徴とする冷凍冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 異なる温度に調節される少なくとも二つ
    の区画と、該二つの区画の内の低温側の温度に調節され
    る区画に配置され第1の冷媒が循環する第1の冷媒配管
    を有してなる低温側冷却器と、該二つの区画の内の高温
    側の温度に調節される区画に配置され第2の冷媒が循環
    する第2の冷媒配管を有してなる高温側冷却器とを含ん
    でなり、前記第2の冷媒配管は前記低温側の温度に調節
    される区画と前記高温側冷却器を通るループをなしてい
    る冷凍冷蔵庫において、 前記低温側冷却器は前記高温側冷却器よりも高い位置
    に配置されていることと、前記第2の冷媒配管の前記
    低温側の温度に調節される区画を通る部分は、前記低温
    側冷却器の第1の冷媒配管を熱交換の相手とする冷媒熱
    交換器を形成していることと、 前記高温側冷却器に前記高温側の温度に調節される区
    画の空気を送風するファンが設けられていることと、 前記高温側の温度に調節される区画の温度を検出し、
    該温度に基づいて前記ファンを制御する制御手段が設け
    られていることと、を特徴とする冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 異なる温度に調節される少なくとも二つ
    の区画と、該二つの区画の内の低温側の温度に調節され
    る区画に配置され第1の冷媒が循環する第1の冷媒配管
    を有してなる低温側冷却器と、該二つの区画の内の高温
    側の温度に調節される区画に配置され第2の冷媒が循環
    する第2の冷媒配管を有してなる高温側冷却器とを含ん
    でなり、前記第2の冷媒配管は前記低温側の温度に調節
    される区画と前記高温側冷却器を通るループをなしてい
    る冷凍冷蔵庫において、 前記低温側冷却器は前記高温側冷却器よりも高い位置
    に配置されていることと、前記第2の冷媒配管の前記
    低温側の温度に調節される区画を通る部分は、前記低温
    側冷却器の第1の冷媒配管を熱交換の相手とする冷媒熱
    交換器を形成していることと、 前記第2の冷媒配管の該冷媒熱交換器下側の端部は、
    冷媒流量制御手段を介して前記高温側冷却器を通る第2
    の冷媒配管に接続されていることと、 前記高温側冷却器に前記高温側の温度に調節される区
    画の空気を送風するファンが設けられていることと、 前記高温側の温度に調節される区画の温度を検出し、
    該温度に基づいて前記冷媒流量制御手段及び前記ファン
    を制御する制御手段が設けられていることと、を特徴と
    する冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記低温側冷却器は、前記第1の冷媒配
    管と、該第1の冷媒配管に設けられたフィンとを含んで
    なり、前記冷媒熱交換器は、前記フィンに接触して配置
    された金属板と、該金属板に外周面を密着させた第2の
    冷媒配管とを含んで構成されていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記低温側冷却器は、前記第1の冷媒配
    管と、該第1の冷媒配管に設けられたフィンとを含んで
    なり、前記冷媒熱交換器は、前記フィンと、該フィンを
    貫通しかつ前記第1の冷媒配管にほぼ平行に配置された
    第2の冷媒配管を含んで構成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 第2の冷媒配管の冷媒熱交換器下側の端
    部と、高温側冷却器を通る第2の冷媒配管をつなぐ配管
    に、冷媒蒸気が前記冷媒熱交換器側に流れるのを防ぐト
    ラップを備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れかに記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 高温側冷却器の冷媒配管にフィンを付け
    たことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    冷凍冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 高温側冷却器のフィン表面または冷媒配
    管表面の温度を検出する表面温度センサを設け、制御手
    段は該表面温度センサが出力する温度信号に基づいて冷
    媒流量制御手段を制御するものであることを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれかに記載の記載の冷凍冷蔵庫。
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