JPH0725327U - 板材締結具 - Google Patents

板材締結具

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JPH0725327U
JPH0725327U JP6178293U JP6178293U JPH0725327U JP H0725327 U JPH0725327 U JP H0725327U JP 6178293 U JP6178293 U JP 6178293U JP 6178293 U JP6178293 U JP 6178293U JP H0725327 U JPH0725327 U JP H0725327U
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JP
Japan
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screw member
male screw
female screw
substrate
slit
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Application number
JP6178293U
Other languages
English (en)
Inventor
洋 小林
Original Assignee
フソー化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段ボール板材同士を強い締結力で締結できる
締結具を提供する。 【構成】 締結具1は、雄ネジ部材10と、雌ネジ部材
20ととで構成されている。段ボール板材3、5に夫々
穿設された貫通孔7を整列させて両段ボール板材を重ね
合わせ、この貫通孔7に、一方の面から雌ネジ部材20
の円筒部26を差し入れると同時に、釘ピン24を段ボ
ール5に突き刺す。次に、他方の面から、雄ネジ部材1
0のロッド14を貫通孔7、雌ネジ部材20の円筒部2
6内に差し込み、ディスク部12が段ボール3に圧接す
るまで、ネジ込み、締結を完了する。その後の締結解除
を望まないときは、この状態で、ボス部18の開口か
ら、回転阻止部材30を外部から操作できない深さまで
挿入する。続いて、雄ネジ部材10を雌ネジ部材20に
対して若干回転させると、雄ネジ部材10側のスリット
19と雌ネジ部材20側の溝24cとが一致したとき
に、回転阻止部材30の脚部34、34が自己の復元力
で拡開して、溝24c内に侵入し、雄ネジ部材10と雌
ネジ部材20の相対回転を阻止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、平板部材、特に、段ボール板材同士を、重ね合わせて結合するため の、板材締結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
段ボール板材は、廃紙を再利用で形成することができる、軽量且つ緩衝性のあ る梱包材料として、広く利用されており、これを用いて箱体を形成する際は、ス テープル(U字状釘)や接着テープで板材同士を締結或いは結合するのが一般的 である。
【0003】 段ボール板材は、多くは、2枚の平坦なシートの間に、波状の中間層を挟み込 んだ1層構造のものであるが、近時、3枚の波状中間層を4枚のシート間に交互 に挟み込んだ挟み込んだ3層構造のものが開発されている。3層構造段ボール板 材は、1層構造のものに比べ、格段に優れた強度を有するとともに、層数が多い 分、水分が浸透しにくいという大きな利点を有する。
【0004】 このような3層構造段ボール板材は、環境保護が声高に叫ばれる折から、自然 木の板材に代わり得る素材として、又、緩衝性の点ではむしろ自然木の板材より 優れた素材として、大きな注目を集め、種々の用途が提唱されている。例えば、 比較的大型の梱包ケースや引っ越し用コンテナ板材として利用したり、一般家庭 においては、衣裳ケースや押入ダンスの板材として利用することが考えられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、3層構造段ボール板材を利用して比較的大型の箱体を作るには、従 来行われているように、板材同士をステープル(U字状の釘)で締結したり、粘 着テープで結合するという方法では、十分な締結強度が得られず、組み立てられ た箱体を正しく矩形に保持することができない。
【0006】 また、三層構造段ボール板材を、一般家庭用の衣裳ケースや押入ダンス等の箱 体の板材として利用する場合には、流通の便宜上、箱体の上面、底面、側面、等 のそれぞれの部分に対応する寸法に裁断した複数枚の板材を組み立てずに流通し 、消費者に家庭で組み立ててもらう、という方法が望まれる。
【0007】 そこで、本考案の目的は、締結強度が大きく、締結操作が簡単な、軽量且つ安 価な板材締結具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる技術的課題を達成すべく、本考案による板材締結具は、 雄ネジ部材と、雌ネジ部材と、回転阻止部材とを含み、 前記雄ネジ部材が、平坦な基板と、この基板の一方の面の中心から垂直に起立 して、周面にネジ山が形成されたロッドと、前記基板の他方の面の中心から突出 するボス部と、このボス部から放射状に延びる複数本のリブとを含む部材であり 、前記ロッドには、その先端部分を除く全長に亘って、これを2分して、且つ、 基板を貫通して前記ボス部の表面に開口するスリットが設けられており、 前記雌ネジ部材が、平坦な基板と、この基板の一方の面の周縁に沿って互いに 離れて起立する複数本の釘ピンと、上記基板の上記一方の面の中心から垂直に起 立して、内周面に、前記雄ネジ部材のネジ山と着脱自在に螺合可能なネジ山が形 成された円筒体とを含む部材であり、前記円筒体の内周面には、前記ネジ山の下 方に、直径方向の対向位置に軸方向に延びる一対の溝が形成されており、 前記回転阻止部材が、閉脚方向に変形可能な平行に延びる一対の脚部を備え、 前記ボス部の開口から前記スリット内に挿入可能な部材であり、 前記雄ネジ部材のネジ山と前記雌ネジ部材のネジ山とが螺合状態にあって、且 つ、前記スリットと前記溝とが位置整合しているときに、前記スリットに挿入さ れた前記回転阻止部材の前記脚部が前記溝に嵌入して、前記両ネジ部材の相対回 転を阻止することを特徴とする。
【0009】
【作用】
例えば2枚の重合された板材の反対面から差し込まれて互いに螺合される両ネ ジ部材が、それぞれの基板間に、板材を挟持する。両ネジ部材の螺合作業に際し ては、雌ネジ部材が釘ピンによって板状部材に回転不能に位置決めされるので、 雌ネジ側を抑えておかなくとも、雄ネジ部材を回転させるだけで、最大限度まで 緊締できる。両ネジ部材が一旦螺合された後は、スリット内に回転阻止部材を差 し込み、両ネジ部材の若干の相対回転によってスリットと溝とを一致させると、 回転阻止部材の両脚部が自己復原力により拡開して、スリットを介して溝内に嵌 入し、両ネジ部材の相対回転が阻止され、締結緩みが生じない。
【0010】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を、添付した図面に基づいて説明する。 図8は、締結具1を使用して、コンテナ用段ボール板材3、5を結合する様子 を示す、分解斜視図である。締結具1は、雄ネジ部材10と、雌ネジ部材20と 、回転阻止部材30とで構成され、これらの構成部品10、20、30はいずれ も合成樹脂で形成されている。以下に、各構成部品を詳細に説明する。
【0011】 雄ネジ部材10は、図1、図2に示すように、円盤状の基板12を含む。基板 12の一方の面には、その中心から、ロッド14が垂直に起立している。基板1 2の他方の面には、4本のリブ16が90度の間隔で放射状に設けられていると ともに、各リブ16の中心側部分に連続するボス部18が形成されている。
【0012】 ロッド14の外周面には、雄ネジ山14aが形成され、又、ロッド14には、 その先端部分を除く全長に亘って、これを2分するスリット19が形成されてい る。このスリット19は、基板12とその裏側のボス部18を貫通して、ボス部 18の表面に開口19aしている。
【0013】 ロッド14の雄ネジ山14aは、従って、半周毎に、スリット19によって寸 断されることになるが、一方の半周のネジ山と他方の半周のネジ山との連続性を 維持するようにネジ切りされている。
【0014】 雌ネジ部材20は、図3、図4に示すように、円盤状の基板22を含む。基板 22の一方の面には、周縁に沿って所定ピッチで、複数の釘ピン24が起立し、 中心からは、中空の円筒体26が垂直に起立している。この円筒体26の内部空 間である透孔は、雄ネジ部材10のロッド14の外径に対応する径を有し、円筒 体26の先端に開口するとともに、円筒体26の基端を越えて基板22を貫通し て、基板22の底面に開口(22a)している。
【0015】 釘ピン24は、図5、図6に拡大して示すように、先端が尖った四角錐状の頭 部24aを有する。頭部24aの下端は、脚部よりも、図5で右側、即ち、基板 の半径方向外側に突出した鈎形状にされている。
【0016】 円筒体26の内周面には、先端近傍に、前記雄ネジ部材10の雄ネジ山14a と螺合可能な雌ネジ山26bが形成されているとともに、直径方向の対向位置で 、雌ネジ山26bの下端から円筒体26の基端を越えて開口22aまで軸方向に 延びる、1対の溝26cが設けられている。溝26cの幅は、雄ネジ部材10の スリット19の幅に対応している。
【0017】 回転阻止部材30は、図7に示すように、全体として、一体の薄板状に形成さ れ、前記雄ネジ部材10のボス部18の開口19aからスリット19内に挿入可 能な樹脂成型品である。回転阻止部材30は、横方向に延びる連結部32と、連 結部32の下端から平行に延び、少なくとも互いに近接する方向に変形可能な、 一対の脚部34とから成る。
【0018】 各脚部34は、その先端に、幅方向外側に向って突出する突起34aを有し、 各脚部34、34の下端部は、最下端が最も幅狭になるようなテーパ状に形成さ れている。
【0019】 回転阻止部材30の全長は、その上端が雄ネジ部材10のボス部18の表面と 同レベルにあるときに、突起34aがロッド14の下方に納まる長さであり、そ の幅寸法は、ボス部18の開口19aの幅寸法にほぼ等しい。但し、又、両脚部 34、34の突起34a、34a部分の全幅寸法は、常態で、雄ネジ部材10の ロッド14の外径寸法より大きく、互いに近接する方向に変形したときに、ロッ ド14の外径寸法とほぼ等しくなるものとする。
【0020】 次に、以上のように構成された締結具1の使用法を図8を参照して説明する。 図8では、段ボール板材3、5を締結具1の中心線に沿って切断して示している が、実際は、図8の右方向に連続しているものである。
【0021】 先ず、重ね合わせた段ボール板材3、5に雌ネジ部材20の外径に対応した大 きさの貫通孔7を穿設した後に、釘ピン24を貫通孔7の周囲の段ボール板材5 に突き刺しながら、基板22の表面が段ボール板材5の表面に圧接するまで、雌 ネジ部材20の円筒部26を、貫通孔7内に挿入する。
【0022】 次に、他方の段ボール3板材側から雄ネジ部材10のロッド14を貫通孔7に 差し込み、雄ネジ山14aを雌ネジ山26bに螺合させながら、基板12の表面 が段ボール板材3の表面と圧接するまで、雌ネジ部材20を押進させる。この時 、リブ16に指をかけると、回転操作がやり易い。また、雌ネジ部材20は釘ピ ン24によって回転不能にされているので、螺合作業は、単に雄ネジ部材10を 回転させるだけでよく、雌ネジ部材20を抑えておくなどの動作は不要である。
【0023】 組み立てられる箱体等の種類によっては、以上の操作を繰り返して必要個数の 締結具を締結するだけで、組立作業が完了する。そして、組み立てられた箱体を 再び分解したいときは、雄ネジ部材10を反対方向に回転させて緩めるなど、反 対の順序の操作を行えば、段ボール板材3、5を傷めることなく、容易に分解す ることができる。このとき、雌ネジ部材20は、板材5に取り付けたままにして おいてもよい。
【0024】 しかし、例えば、運送用コンテナー等のように、運搬過程で開封されるのを防 止する必要がある場合は、更に、回転阻止部材30を取り付けることが望ましい 。
【0025】 即ち、ボス部18の開口19aに回転阻止部材30をその下端から差し込んで 、連結部32がボス部18の開口19a内に隠れる深さまで、スリット19内に 挿入する。このとき、回転阻止部材30の両脚部34、34は、雄ネジ部材10 のロッド14のスリット19から半径方向外側に突出しようとするが、雌ネジ部 材20の円筒体26の内周面に阻まれて、両脚部34、34が互いに近接する方 向に変形している。
【0026】 ここで、雄ネジ部材10を若干回転させると、雄ネジ部材10のロッド14の スリット19と雌ネジ部材20の円筒体26内の溝24c、24cとが一致した ところで、回転阻止部材30のの脚部34、34が自己の復元力で拡開して、突 起34a、34aが溝24c内に侵入する。その後は、この突起34a、34a がいわゆるキーとなって、雄ネジ部材10と雌ネジ部材20の相対回転が阻止さ れ、緩みが生じることがない。又、回転阻止部材30は、雄ネジ部材10の上面 レベル以下に押し込まれているので、これを外側から引き抜くことができず、こ のように組み立てられた箱体は、段ボール板材又は締結具を破壊しない限り、或 いは、特殊の冶具を使用しない限り、開封することができない。
【0027】 上述の実施例で、例えば一般家庭で使用される衣裳ケースや押入ダンスの組立 に利用する場合、雌ネジ20の円筒体26を挿入するための貫通孔は、予め製造 段階で穿設しておくことになろう。
【0028】 以上述べたところから明らかなように、本考案実施例によれば、段ボール板材 を使用した大型の箱体を組み立てる際にも、簡単な締結作業で、強い締結力が得 られ、又、組み立てるべき箱体の用途によっては、組立後は箱体等を破壊しない 限り開封できない、いわゆる永久締結が可能である。又、締結具の各構成要素1 0、20、30を、いずれも合成樹脂成型品としているので、これらを金属で形 成する場合に比べて、軽量であり、錆びることがなく、しかも低コストで提供で きるという利点がある。更に、特に、回転阻止部材30には、可撓性と、強い復 原力が求められるが、樹脂成型品として形成すると、金属性のものよりも遥かに 優れた復元性が得られる。
【0029】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、強い締結強度が得られ、し かも、何の冶具も用いることなく容易に締結作業を行うことができ、特に大型の 段ボール製箱体の組み立てに好適な締結具を提供することができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例による締結具の構成要素である
雄ネジ部材の、上方から見た斜視図である。
【図2】図1に示す雄ネジ部材の、下方から見た斜視図
である。
【図3】本考案の実施例による締結具の構成要素である
雌ネジ部材の斜視図である。
【図4】図3に示すIV-IV線に沿って切断した雌ネジ部
材の断面図である。
【図5】図3及び図4に示す雌ネジ部材に設けられた釘
ピンの拡大側面図である。
【図6】図5に対応して示す釘ピンの拡大正面図であ
る。
【図7】本考案の実施例による締結具の構成要素である
回転阻止部材の斜視図である。
【図8】重ね合わせた段ボール板材を本考案の実施例に
よる締結具で結合する様子を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 締結具 10 雄ネジ部材 12 雄ネジ部材の基板 14 ロッド 14a 雄ネジ山 19 スリット 20 雌ネジ部材 22 雌ネジ部材の基板 24 釘ピン 26 円筒部 26b 雌ネジ山 26c 溝 30 回転阻止部材 34 回転阻止部材の脚部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄ネジ部材と、雌ネジ部材と、回転阻止
    部材とを含み、 前記雄ネジ部材が、平坦な基板と、この基板の一方の面
    の中心から垂直に起立して、周面にネジ山が形成された
    ロッドと、前記基板の他方の面の中心から突出するボス
    部と、このボス部から放射状に延びる複数本のリブとを
    含む部材であり、前記ロッドには、その先端部分を除く
    全長に亘って、これを2分して、且つ、基板を貫通して
    前記ボス部の表面に開口するスリットが設けられてお
    り、 前記雌ネジ部材が、平坦な基板と、この基板の一方の面
    の周縁に沿って互いに離れて起立する複数本の釘ピン
    と、上記基板の上記一方の面の中心から垂直に起立し
    て、内周面に、前記雄ネジ部材のネジ山と着脱自在に螺
    合可能なネジ山が形成された円筒体とを含む部材であ
    り、前記円筒体の内周面には、前記ネジ山の下方に、直
    径方向の対向位置に軸方向に延びる一対の溝が形成され
    ており、 前記回転阻止部材が、閉脚方向に変形可能な平行に延び
    る一対の脚部を備え、前記ボス部の開口から前記スリッ
    ト内に挿入可能な部材であり、 前記雄ネジ部材のネジ山と前記雌ネジ部材のネジ山とが
    螺合状態にあって、且つ、前記スリットと前記溝とが位
    置整合しているときに、前記スリットに挿入された前記
    回転阻止部材の前記脚部が前記溝に嵌入して、前記両ネ
    ジ部材の相対回転を阻止することを特徴とする、板材締
    結具。
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