JPH072533U - 制振鋼矢板壁 - Google Patents

制振鋼矢板壁

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Publication number
JPH072533U
JPH072533U JP5686391U JP5686391U JPH072533U JP H072533 U JPH072533 U JP H072533U JP 5686391 U JP5686391 U JP 5686391U JP 5686391 U JP5686391 U JP 5686391U JP H072533 U JPH072533 U JP H072533U
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JP
Japan
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vibration
steel sheet
sheet pile
wall
separating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5686391U
Other languages
English (en)
Inventor
浦島親行
杉野和男
宮田利勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPH072533U publication Critical patent/JPH072533U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住民の快適な居住環境の中で土木建築の基礎
工事で発生する振動や騒音を減衰させる制振鋼矢壁を提
供する。 【構成】 隣接側に嵌合継手を有する鋼矢壁を相対向さ
せて離隔し形成した間隙内に、離隔材と振動吸収材を交
互に架設し、一体構造に連結した制振鋼矢壁である。 【効果】 東京都の工場で規制レベル70dB以下を大
きく下廻る振動高さに抑制できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は地震や交通による振動を防止するための各種建築物、鉄道、道路など の基礎工事に使用されるラルゼル型、溝型断面など各種鋼矢板の制振鋼矢板壁に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住民の快適な居住環境が整備される中で、最大の問題点は振動および騒音であ ると言われている。すなわち、鉄道や道路に面した建築物では、最近の輸送の効 率化と相俟って、列車やトラックのより高速化ならびに重荷重化が一層進むこと によって振動や騒音問題が表面化し、一部では社会問題にまで発展している。こ うした環境下で、騒音に関しては色々な取組がなされてきているが、振動問題に 関しては無対策に等しい状況にある。特別に完全保護が必要な原子炉建屋や精密 機械などが設置されている建築構造物については、基礎を周辺と分離した免振構 造基礎工法が行われているが、コスト高で一般の建築構造物までは普及されてい ない。従って、一般には、製鉄工場で製造された鋼矢板を、そのままの形で基礎 工事に使用されているのが現状である。最近の地下大深度開発に向けた低コスト 基礎工法として脚光を浴び、日本鉄鋼協会講演概要集、No5,VoL3(19 90)−1407で紹介された鋼製連続地中壁工法は、継手を有するエレメント を地中に連結挿入した後、必要に応じてコンクリートを打設充填し、これらを一 体化して地中に連続壁体を構築し耐力、水密性、品質信頼性など連続壁体性能の 改善を計ったもので、制振性を計ったものではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案者らはこうした基礎工事の中で、鋼矢板の連続壁体工法を前提にして振 動を如何に効率的に減衰させる制振鋼矢板壁を製造する事を目的に、鋼矢板に各 種振動吸収材を溶接または貼付し、土圧に十分耐えながらかつ大きな変形能を有 しさらに復元性を有する最適振動吸収材の探索について、圧縮試験機で荷重と変 異の関係を調査した。
【0004】 このような諸調査から、次のような知見を得た。
【0005】 振動吸収性能材としては合成ゴムおよびウレタンエラストマーが最も優れ、 かつ復元性がある。 土圧に対応する荷重は、二枚の鋼板間に直交に溶接またはボルト締結する鋼 板の長さ、および合成ゴムまたはウレタンエラストマーの長さによって自由に対 応可能である。 合成ゴムまたはウレタンエラストマーは厚さや硬度を変えることでバネ定数 を自由に変えられる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような知見から構成したので、隣接側に嵌合型継手を有する鋼 矢板を相対向させて離隔し形成した間隙内に、連結離隔材と振動吸収性材を交互 に架設し、一体構造に連結した制振鋼矢板壁である。
【0007】
【実施例及び作用】
以下、本考案について図面を参照しながら詳細に説明をする。
【0008】 図1(a)は、本考案の一実施例を平面図(a)とそのA−A線の垂直断面図 (b)、垂直断面図(b)のB−B線横断面図(c)とC−C線横断面図を示す 。図1において1は、鋼矢板である。鋼矢板1は、腹部hと隣接側すなわち片側 または両側に設けられた嵌合型継手部kから構成されたもので、ランゼル型、溝 型断面など各種断面形状の鋼矢板が使用される。嵌合型継手部kの形状について も、テルルージュ型、ランサム型、クロックナー型などが使用され、特に限定す るものではない。すなわち、本考案について鋼矢板1は、相対向させて離隔し間 隙を設けて配置されている。図中2は離隔材で、短冊に整形された鋼板、丸鋼、 形鋼などのような弾性鋼が使用される。3は振動吸収性材料で、合成ゴムまたは ウレタン・エラストマーの単体もしくはこれらを組合せた積層材で、寸法(厚さ 、幅、長さ)および硬さについて特に限定するものではなく、次のような特性を もっている。
【0009】 制振性能が優れ、かつ復元性がある。 土圧に十分に耐える圧縮性能を有する。 耐侯性、耐油性、耐老化性、耐熱・耐寒性などに優れている。 一個の材料で、軸方向のみならず、上、下、左右の横方向、回転方向振動も 減衰させることが出来る。 形状が容易に成形でき、かつ小形で、経済的である。
【0010】 すなわち本考案は、鋼矢板1を相対向させて離隔し形成した間隙内に、離隔材 2を溶接法やボルト締結法でまた振動吸収性材3を各種の接着法や固定法で交互 に架設し、一体構造に連結して制振鋼矢板壁を構成している。
【0011】 このように一体構造に組合わせられた制振鋼矢板壁は、図2で示すように、工 事の規模や土圧の大きさに応じて任意の数が連結されて振動伝達側Aと建築構造 物側の基礎コンクリート側Bの間に設置され、各種の建築物、鉄道、道路などの 基礎工事に施行される。振動伝達側Aから発した振動は、振動伝達側Aと接する 制振鋼矢板に伝達される。該制振鋼矢板に伝達された振動は、その一部が引張連 結の嵌合継手で減衰し、さらに離隔材2の弾性変形によって減衰し、さらには振 動吸収性材3によって吸収され、基礎コンクリートBには殆ど伝達されない。
【0012】 次に、本考案の使用について説明をする。
【0013】 本考案が制振性の優れた基礎壁かどうかを確認するために、フィールドに幅3 m、長さ7m、深さ3mの分離基礎を設け、該基礎の長さ7mの中央部に本考案 の制振鋼矢板壁を設けて、該壁から2m離れた振動伝達側基礎に、クレーン車で 吊り上げた重錐50kgを3m高さから落下させて建築構造物側の基礎に伝達す る振動加速度レベルを振動計で測定した。なお、振動計の設置位置は建築構造物 側の鋼製基礎連壁から300mm離れた位置に固定した。比較のために、従来か ら使用されている鋼矢板を連続基礎とした場合について、同一の試験条件で落重 試験を行った。
【0014】 その試験結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【考案の効果】 本考案は非常に厳しい実験にもかかわらず、東京都の工場に適用する振動の規 制レベル70dB以下を十分に満足するものであり、従来法に比較して、極めて 優れた制振性を有することが分かる。なお、本考案では従来のような鉄筋を使用 する基礎工法ではないので、工期が短く、工場製造材の現場建込みなので品質信 頼性が高く、工事での土地専有面積が小さく、しかも低コストであるなどの優れ た特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示したもので、平面図
(a)とそのA−A線垂直断面図(b)、垂直断面図
(b)のB−B線横断面図(c)とC−C線横断面図
(d)。
【図2】本考案の制振鋼矢板壁を使用した基礎工事状況
の平面図。
【符号の説明】
1…鋼矢板 2…離隔材 3…振動吸収性材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接側に嵌合型継手を有する鋼矢板を相
    対向させて離隔し形成した間隙内に、連結離隔材と振動
    吸収性材を交互に架設し、一体構造に連結した事を特徴
    とする制振鋼矢板壁。
JP5686391U 1991-07-22 1991-07-22 制振鋼矢板壁 Withdrawn JPH072533U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5686391U JPH072533U (ja) 1991-07-22 1991-07-22 制振鋼矢板壁

Applications Claiming Priority (1)

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JP5686391U JPH072533U (ja) 1991-07-22 1991-07-22 制振鋼矢板壁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH072533U true JPH072533U (ja) 1995-01-13

Family

ID=13039261

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5686391U Withdrawn JPH072533U (ja) 1991-07-22 1991-07-22 制振鋼矢板壁

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JP (1) JPH072533U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319002U (ja) * 1976-07-23 1978-02-18

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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