JPH07253413A - 異種材を接合した継手の内部欠陥超音波探傷方法 - Google Patents
異種材を接合した継手の内部欠陥超音波探傷方法Info
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- JPH07253413A JPH07253413A JP6339100A JP33910094A JPH07253413A JP H07253413 A JPH07253413 A JP H07253413A JP 6339100 A JP6339100 A JP 6339100A JP 33910094 A JP33910094 A JP 33910094A JP H07253413 A JPH07253413 A JP H07253413A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
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- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入射用と受信用の深触子を特定間隔かつ特定
姿勢に保持したまま継手表面を超音波走査し、当該走査
により得られた透過波強度のデータを処理するだけで、
異種継手の内部欠陥の有無だけでなく大きさも知ること
ができる異種材を接合した継手の内部欠陥超音波深傷方
法を提供することを目的とする。 【構成】 (a)入射用の深触子40と受信用の深触子
50をそれぞれ所定の姿勢かつ両深触子相互を所定間隔
に保持して上記接合面30に対し直角方向に移動させな
がら深傷し、(b)受信した透過波の強度を、接合面に
欠陥の無い継手で計測した透過波強度Pに基づき作成し
た強度判定パターンSの強度と比較し、(c)上記計測
した透過波の強度が上記強度判定パターンの強度以下と
なる深触子位置の間隔に基づき上記欠陥部の大きさを検
出することを特徴とする。
姿勢に保持したまま継手表面を超音波走査し、当該走査
により得られた透過波強度のデータを処理するだけで、
異種継手の内部欠陥の有無だけでなく大きさも知ること
ができる異種材を接合した継手の内部欠陥超音波深傷方
法を提供することを目的とする。 【構成】 (a)入射用の深触子40と受信用の深触子
50をそれぞれ所定の姿勢かつ両深触子相互を所定間隔
に保持して上記接合面30に対し直角方向に移動させな
がら深傷し、(b)受信した透過波の強度を、接合面に
欠陥の無い継手で計測した透過波強度Pに基づき作成し
た強度判定パターンSの強度と比較し、(c)上記計測
した透過波の強度が上記強度判定パターンの強度以下と
なる深触子位置の間隔に基づき上記欠陥部の大きさを検
出することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学プラントや原子力
プラント等において配管される異種材管継手の接合の良
否および欠陥部の大きさの検出に用いて好適な異種継手
の超音波深傷方法に関する。
プラント等において配管される異種材管継手の接合の良
否および欠陥部の大きさの検出に用いて好適な異種継手
の超音波深傷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】配管用継手の接合の良否および内部欠陥
の有無を検査するのに、超音波深傷方法が用いられる
が、異種材料からなる部材相互を接合した継手の場合、
接合界面では、無欠陥であっても、材料特性(音響イン
ピーダンス)が異なるために超音波の一部を反射し、斜
めに入射した超音波は一部屈折して透過する。
の有無を検査するのに、超音波深傷方法が用いられる
が、異種材料からなる部材相互を接合した継手の場合、
接合界面では、無欠陥であっても、材料特性(音響イン
ピーダンス)が異なるために超音波の一部を反射し、斜
めに入射した超音波は一部屈折して透過する。
【0003】このため、接合不良、疲労亀裂や腐食亀裂
等の鋭い先端を有する亀裂では、亀裂先端からの散乱波
と良好な接合面からの散乱波を分離して検出することが
困難となる。
等の鋭い先端を有する亀裂では、亀裂先端からの散乱波
と良好な接合面からの散乱波を分離して検出することが
困難となる。
【0004】また、管内表面からの反射波を用いる方法
では、管内表面に開口した亀裂の有無は検出することは
できるが、亀裂先端を検出できないため、亀裂の大きさ
を検出することは不可能である。
では、管内表面に開口した亀裂の有無は検出することは
できるが、亀裂先端を検出できないため、亀裂の大きさ
を検出することは不可能である。
【0005】そこで、亀裂の大きさを検出可能な異種継
手の超音波深傷方法として、特開平3−6185号公報
に開示される反射法によるものが提案されている。
手の超音波深傷方法として、特開平3−6185号公報
に開示される反射法によるものが提案されている。
【0006】しかしながら、上記特開平3−6185号
公報に開示された方法を用いる場合は、反射面を得るた
めに、管継手の形状を、一方をフランジ型に、他方をコ
ーン型に製作しなければならないという制約がある。
公報に開示された方法を用いる場合は、反射面を得るた
めに、管継手の形状を、一方をフランジ型に、他方をコ
ーン型に製作しなければならないという制約がある。
【0007】このような反射法に対比されるものとして
透過法によるものがある。図12は、透過法による超音
波深傷の1例を示す図である。同図において、10は管
材、20は管材10とは異なる材料からなる管材、30
は両管材の接合面、40は入射用超音波深触子、50は
受信用超音波深触子であり、両深触子40、50は図示
実線矢印方向へ移動する。
透過法によるものがある。図12は、透過法による超音
波深傷の1例を示す図である。同図において、10は管
材、20は管材10とは異なる材料からなる管材、30
は両管材の接合面、40は入射用超音波深触子、50は
受信用超音波深触子であり、両深触子40、50は図示
実線矢印方向へ移動する。
【0008】超音波深触子40から管材10表面に入射
した超音波は管材10の内周面で反射し、この反射波が
管材を透過して超音波深触子50で受信される。接合面
30の健全な部分を透過した透過波の強度と欠陥部分R
を透過した透過波の強度とに差異が生じるので、この差
異から、欠陥部Aを検出することができる。
した超音波は管材10の内周面で反射し、この反射波が
管材を透過して超音波深触子50で受信される。接合面
30の健全な部分を透過した透過波の強度と欠陥部分R
を透過した透過波の強度とに差異が生じるので、この差
異から、欠陥部Aを検出することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに、異種材料の接合面では、材料特性(音響インピー
ダンス)の相違から、超音波が屈折する。このため、入
射位置xA に対する受信位置xA ’との間隔と、入射位
置xB に対する受信位置xB ’との間隔が異なってく
る。焦点型の深触子を用いた場合には、受信位置xA ’
と受信位置xB ’の管材表面からの間隔LA 、LB に差
が生じる。
うに、異種材料の接合面では、材料特性(音響インピー
ダンス)の相違から、超音波が屈折する。このため、入
射位置xA に対する受信位置xA ’との間隔と、入射位
置xB に対する受信位置xB ’との間隔が異なってく
る。焦点型の深触子を用いた場合には、受信位置xA ’
と受信位置xB ’の管材表面からの間隔LA 、LB に差
が生じる。
【0010】これらの位置は、理論上は計算可能である
が、深触子の位置制御が煩雑となり、実用的ではない。
が、深触子の位置制御が煩雑となり、実用的ではない。
【0011】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、入射用と受信用の深触子を特定間隔かつ特定
姿勢に保持したまま継手表面を超音波走査し、当該走査
により得られた透過波強度のデータを処理するだけで、
異種継手の内部欠陥の有無だけでなく大きさも知ること
ができる異種材を接合した継手の内部欠陥超音波深傷方
法を提供することを目的とする。
たもので、入射用と受信用の深触子を特定間隔かつ特定
姿勢に保持したまま継手表面を超音波走査し、当該走査
により得られた透過波強度のデータを処理するだけで、
異種継手の内部欠陥の有無だけでなく大きさも知ること
ができる異種材を接合した継手の内部欠陥超音波深傷方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、異種材料からなる部材相互を
接合した継手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を
入射し上記接合面を透過した上記超音波伝播媒体を介し
受信した透過波の強度から上記継手の欠陥部を深傷する
超音波深傷において、(a)入射用の深触子と受信用の
深触子をそれぞれ所定の姿勢にかつ両深触子相互を所定
間隔に保持して上記接合面に対し直角方向に移動させ、
(b)受信した透過波の強度を、健全接合面を有する標
準継手で計測した透過波強度に基づき作成した判定用強
度パターンの強度と比較し、(c)上記計測した透過波
の強度が上記判定用強度パターンの強度以下となる深触
子位置に基づき上記欠陥部の大きさを検出する、構成と
した。
するため、請求項1では、異種材料からなる部材相互を
接合した継手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を
入射し上記接合面を透過した上記超音波伝播媒体を介し
受信した透過波の強度から上記継手の欠陥部を深傷する
超音波深傷において、(a)入射用の深触子と受信用の
深触子をそれぞれ所定の姿勢にかつ両深触子相互を所定
間隔に保持して上記接合面に対し直角方向に移動させ、
(b)受信した透過波の強度を、健全接合面を有する標
準継手で計測した透過波強度に基づき作成した判定用強
度パターンの強度と比較し、(c)上記計測した透過波
の強度が上記判定用強度パターンの強度以下となる深触
子位置に基づき上記欠陥部の大きさを検出する、構成と
した。
【0013】請求項2では、所定の姿勢は、両部材の音
速と超音波伝播媒体の音速に基づき求めた姿勢であり、
所定の間隔は、上記両部材の音速、超音波伝播媒体の音
速、深触子の焦点距離および継手板厚に基づき求めた間
隔であることを特徴とする。請求項3では、強度判定パ
ターンの強度は、接合面に欠陥の無い継手で計測した透
過波強度の1/2であることを特徴とする。
速と超音波伝播媒体の音速に基づき求めた姿勢であり、
所定の間隔は、上記両部材の音速、超音波伝播媒体の音
速、深触子の焦点距離および継手板厚に基づき求めた間
隔であることを特徴とする。請求項3では、強度判定パ
ターンの強度は、接合面に欠陥の無い継手で計測した透
過波強度の1/2であることを特徴とする。
【0014】請求項では、異種材料からなる部材相互を
接合した継手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を
入射し次いで上記超音波伝播媒体を介し受信して上記継
手の欠陥部を深傷する超音波深傷であって、入射及び受
信兼用の第1深触子と受信用の第2深触子をそれぞれ所
定の姿勢にかつ両深触子相互を所定間隔に保持し、
(a)上記第1、第2深触子を上記接合面と平行に移動
させ、上記第1深触子で入射した超音波の反射波を同じ
上記第1深触子で受信し、上記反射波の強度から欠陥の
有無を検出し、(b)欠陥が検出されると、上記第1、
第2深触子を上記接合面に対し直角方向に移動させ、上
記第1深触子で入射した超音波の透過波を上記第2深触
子で受信し、上記透過波の強度から上記欠陥深さの大き
さを検出する構成とした。
接合した継手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を
入射し次いで上記超音波伝播媒体を介し受信して上記継
手の欠陥部を深傷する超音波深傷であって、入射及び受
信兼用の第1深触子と受信用の第2深触子をそれぞれ所
定の姿勢にかつ両深触子相互を所定間隔に保持し、
(a)上記第1、第2深触子を上記接合面と平行に移動
させ、上記第1深触子で入射した超音波の反射波を同じ
上記第1深触子で受信し、上記反射波の強度から欠陥の
有無を検出し、(b)欠陥が検出されると、上記第1、
第2深触子を上記接合面に対し直角方向に移動させ、上
記第1深触子で入射した超音波の透過波を上記第2深触
子で受信し、上記透過波の強度から上記欠陥深さの大き
さを検出する構成とした。
【0015】請求項5では、異種材料からなる部材相互
を接合した継手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波
を入射し次いで上記超音波伝播媒体を介し受信して上記
継手の欠陥部を深傷する超音波深傷であって、入射及び
受信兼用の第1深触子と受信用の第2深触子をそれぞれ
所定の姿勢にかつ両深触子相互を所定間隔に保持し、
(a)上記第1、第2深触子を上記接合面と平行に移動
させ、上記第1深触子で入射した超音波の反射波を同じ
上記第1深触子で受信し、上記反射波の強度から欠陥の
有無を検出し、(b)欠陥が検出されると、接合面に欠
陥が無い継手で計測した反射波と比較して表面からの欠
陥深さを検出し、(c)上記欠陥深さが所定値を越える
と、上記第1、第2深触子を上記接合面に対し直角方向
に移動させ、上記第1深触子で入射した超音波の透過波
を上記第2深触子で受信し、上記透過波の強度から上記
欠陥深さの大きさを検出する構成とした。
を接合した継手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波
を入射し次いで上記超音波伝播媒体を介し受信して上記
継手の欠陥部を深傷する超音波深傷であって、入射及び
受信兼用の第1深触子と受信用の第2深触子をそれぞれ
所定の姿勢にかつ両深触子相互を所定間隔に保持し、
(a)上記第1、第2深触子を上記接合面と平行に移動
させ、上記第1深触子で入射した超音波の反射波を同じ
上記第1深触子で受信し、上記反射波の強度から欠陥の
有無を検出し、(b)欠陥が検出されると、接合面に欠
陥が無い継手で計測した反射波と比較して表面からの欠
陥深さを検出し、(c)上記欠陥深さが所定値を越える
と、上記第1、第2深触子を上記接合面に対し直角方向
に移動させ、上記第1深触子で入射した超音波の透過波
を上記第2深触子で受信し、上記透過波の強度から上記
欠陥深さの大きさを検出する構成とした。
【0016】
【作用】請求項1〜3記載の発明では、入射用の深触子
と受信用の深触子の位置を個別に制御することなく、接
合面に対して直角方向に移動させるだけで、欠陥の大き
さを特定できる。また、強度判定パターンを用い、計測
した透過波強度を当該強度判定パターンと比較し、比較
結果をデータ処理して、欠陥の有無と大きさを検知す
る。
と受信用の深触子の位置を個別に制御することなく、接
合面に対して直角方向に移動させるだけで、欠陥の大き
さを特定できる。また、強度判定パターンを用い、計測
した透過波強度を当該強度判定パターンと比較し、比較
結果をデータ処理して、欠陥の有無と大きさを検知す
る。
【0017】請求項4記載の発明では、まず、特例配列
の第1、第2深触子を接合面に沿って移動させ、第1深
触子による反射法で表面に至る重要な欠陥の有無を検出
し、次いで、この特例配列の第1、第2深触子を欠陥が
ある位置で接合面に対して垂直に移動させ、第1、第2
深触子による透過法で内部に至る欠陥の長さを検出す
る。
の第1、第2深触子を接合面に沿って移動させ、第1深
触子による反射法で表面に至る重要な欠陥の有無を検出
し、次いで、この特例配列の第1、第2深触子を欠陥が
ある位置で接合面に対して垂直に移動させ、第1、第2
深触子による透過法で内部に至る欠陥の長さを検出す
る。
【0018】請求項5記載の発明では、第1、第2深触
子による透過法による欠陥長さの検出は表面に至る短い
欠陥に対しては不適である反面、第1深触子による反射
法によって表面に至る短い欠陥の長さを特定できること
に着目し、この反射法によって検出可能な所定値を越え
ると、第1、第2深触子による透過法で内部に至る欠陥
の長さを検出するすることで、表面からの短い欠陥から
長い欠陥まで検出できる。
子による透過法による欠陥長さの検出は表面に至る短い
欠陥に対しては不適である反面、第1深触子による反射
法によって表面に至る短い欠陥の長さを特定できること
に着目し、この反射法によって検出可能な所定値を越え
ると、第1、第2深触子による透過法で内部に至る欠陥
の長さを検出するすることで、表面からの短い欠陥から
長い欠陥まで検出できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を参照して説明
する。まず、透過法による欠陥の長さ検出の場合を説明
し、次に透過法と反射法の組み合わせによる欠陥長さ検
出の場合を説明する。
する。まず、透過法による欠陥の長さ検出の場合を説明
し、次に透過法と反射法の組み合わせによる欠陥長さ検
出の場合を説明する。
【0020】図1において、10は管材、20は管材1
0とは異なる材料からなる管材、30は両管材の接合界
面、30Rは接合界面にできた欠陥部、40は入射用超
音波深触子、50は受信用超音波深触子であり、両深触
子40、50は後述する姿勢を保持して図示しない駆動
機構により、実線矢印方向へ駆動される。60は超音波
伝播媒体(この例では、水)であり、深触子40、50
と管材10、20との間を満たしている。
0とは異なる材料からなる管材、30は両管材の接合界
面、30Rは接合界面にできた欠陥部、40は入射用超
音波深触子、50は受信用超音波深触子であり、両深触
子40、50は後述する姿勢を保持して図示しない駆動
機構により、実線矢印方向へ駆動される。60は超音波
伝播媒体(この例では、水)であり、深触子40、50
と管材10、20との間を満たしている。
【0021】当該図で、θ40は入射用超音波深触子40
の姿勢(傾き角度)、L40は入射用超音波深触子40と
管材10表面との間隔(管材半径方向距離)、θ50は受
信用超音波深触子50の姿勢(傾き角度)、L50は受信
用超音波深触子と管材10表面との間隔(管材半径方向
距離)である。また、W40は接合界面30と入射用超音
波深触子40との初期軸方向距離、W50は接合界面30
と受信用超音波深触子50との初期軸方向距離である。
の姿勢(傾き角度)、L40は入射用超音波深触子40と
管材10表面との間隔(管材半径方向距離)、θ50は受
信用超音波深触子50の姿勢(傾き角度)、L50は受信
用超音波深触子と管材10表面との間隔(管材半径方向
距離)である。また、W40は接合界面30と入射用超音
波深触子40との初期軸方向距離、W50は接合界面30
と受信用超音波深触子50との初期軸方向距離である。
【0022】この数値L40、θ40、W40およびL50、θ
50、W50は下記(1)〜(3)式により求めた値であ
る。
50、W50は下記(1)〜(3)式により求めた値であ
る。
【0023】 W40=d+L40・sinθ40、W50=d+L50・sin
θ50 ・・・(3) ここで、CW ;水の音速 CS40 ;管材10の横波音速 CS50 ;管材20の横波音速 L;深触子40、50の媒体中での焦点距離 d;継手の厚さ 本実施例においては、深触子40、50を管軸X方向に
移動させつつ、深触子50で受信した透過波の強度Qを
計測し、この強度Qを予め設定した判定パターン(図3
に、符号Sで示す)の強度dBS と比較する。
θ50 ・・・(3) ここで、CW ;水の音速 CS40 ;管材10の横波音速 CS50 ;管材20の横波音速 L;深触子40、50の媒体中での焦点距離 d;継手の厚さ 本実施例においては、深触子40、50を管軸X方向に
移動させつつ、深触子50で受信した透過波の強度Qを
計測し、この強度Qを予め設定した判定パターン(図3
に、符号Sで示す)の強度dBS と比較する。
【0024】この強度判定パターンSは、図4は、接合
界面30が完全に健全な健全継手で計測した透過波の強
度パターン(Pで示す)を示したもので、当該強度パタ
ーンPの強度よりも、所定強度低い(この例では、6d
B)強度の強度パターンSを上記強度判定パターンとし
て設定する。この6dBは、強度パターンPの1/2の
値である。
界面30が完全に健全な健全継手で計測した透過波の強
度パターン(Pで示す)を示したもので、当該強度パタ
ーンPの強度よりも、所定強度低い(この例では、6d
B)強度の強度パターンSを上記強度判定パターンとし
て設定する。この6dBは、強度パターンPの1/2の
値である。
【0025】接合界面30に、欠陥部があると、欠陥部
を通過する間は、図3に示す如く、透過波強度Qが低下
する。
を通過する間は、図3に示す如く、透過波強度Qが低下
する。
【0026】図2に示す如く、接合面30に欠陥部30
Rがあると、透過波強度Qは、深触子40が位置
X40-1、X40-2間にある時(深触子50が位置X50-1、
X50-2間にある時)、強度判定パターンSの強度より低
下し、更に、深触子40が位置X40-3、X40-4間にある
時(深触子50が位置X50-3、X50-4間にある時)、強
度判定パターンSの強度より低下する。
Rがあると、透過波強度Qは、深触子40が位置
X40-1、X40-2間にある時(深触子50が位置X50-1、
X50-2間にある時)、強度判定パターンSの強度より低
下し、更に、深触子40が位置X40-3、X40-4間にある
時(深触子50が位置X50-3、X50-4間にある時)、強
度判定パターンSの強度より低下する。
【0027】このことから、接合面30に欠陥部30R
があることがわかる。
があることがわかる。
【0028】本実施例では、透過波強度Qが、判定パタ
ーンSの強度より低下した時の深触子位置X40-1、X
50-1、X40-2、X50-2と欠陥部30Rを通過して判定パ
ターンSの強度より大きくなった時の深触子位置
X40-3、X50-3、X40-4、X50-4との間隔X50-1〜X
50-2(X40-1〜X40-2)、X50-3〜X50-3(X40-3〜X
40-3)、〔図5に示す半値幅;20log(1/2)=
−6.02〕を求め、この半値幅1と2との合計の1/
2を欠陥部30Rの管厚み方向の長さと推定する。
ーンSの強度より低下した時の深触子位置X40-1、X
50-1、X40-2、X50-2と欠陥部30Rを通過して判定パ
ターンSの強度より大きくなった時の深触子位置
X40-3、X50-3、X40-4、X50-4との間隔X50-1〜X
50-2(X40-1〜X40-2)、X50-3〜X50-3(X40-3〜X
40-3)、〔図5に示す半値幅;20log(1/2)=
−6.02〕を求め、この半値幅1と2との合計の1/
2を欠陥部30Rの管厚み方向の長さと推定する。
【0029】次に、本発明者が行った試験について説明
する。
する。
【0030】(1)試験1 供試体;SUS304Lの管材10と、Ti−5Taの
管材20からなる継手供試体の欠陥部;管内面から接合
境界面に、深さ0.5mm、1.0mm、1.5mm、
2.0mm、2.0mmの人工欠陥部を作った。また軸
方向繰り返し荷重で、管内面から疲労亀裂を進展させ
た。
管材20からなる継手供試体の欠陥部;管内面から接合
境界面に、深さ0.5mm、1.0mm、1.5mm、
2.0mm、2.0mmの人工欠陥部を作った。また軸
方向繰り返し荷重で、管内面から疲労亀裂を進展させ
た。
【0031】音速として、 水の音速(Cw)1480m/sec SUS304Lの管材の音速(Cs1 );3260m/
sec Ti−5Taの管材の音速(Cs2 );3010m/s
ec 継手厚み;5mm 焦点距離;25mm を与えて、前記(1)〜(3)式に代入し、 L40=9.42mm θ40=18.7° W40=8.02mm L50=10.62mm θ50=20.3° W50=8.68mm を得た。
sec Ti−5Taの管材の音速(Cs2 );3010m/s
ec 継手厚み;5mm 焦点距離;25mm を与えて、前記(1)〜(3)式に代入し、 L40=9.42mm θ40=18.7° W40=8.02mm L50=10.62mm θ50=20.3° W50=8.68mm を得た。
【0032】本発明を実施した試験結果を表1に示す。
なお、疲労亀裂の深さは、断面を切断して判定した。
なお、疲労亀裂の深さは、断面を切断して判定した。
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、半値幅の1/2
の値が欠陥部の大きさ(長さもしくは深さ)に極めて近
似している。
の値が欠陥部の大きさ(長さもしくは深さ)に極めて近
似している。
【0035】(2)試験2 表2は、図6に示すように、接合界面にインサート材3
0INが有る場合を示す。
0INが有る場合を示す。
【0036】
【表2】
【0037】この表2から明らかなように、半値幅の1
/2の値が、欠陥部の大きさ(長さ若しくは深さ)に極
めて近似している。
/2の値が、欠陥部の大きさ(長さ若しくは深さ)に極
めて近似している。
【0038】(3)試験3 表3は、インサート材が無い継手の内部欠陥の欠陥長さ
を検出するために行った試験結果の1例を示す表であ
る。
を検出するために行った試験結果の1例を示す表であ
る。
【0039】供試体としては、試験1で用いた継手の接
合時に、接合面に剥離材を挿入し、接合界面の内部に、
直径1.0mm、2.0mmの円形状の人工欠陥を形成
した。他の条件は、試験1の場合と同じである。
合時に、接合面に剥離材を挿入し、接合界面の内部に、
直径1.0mm、2.0mmの円形状の人工欠陥を形成
した。他の条件は、試験1の場合と同じである。
【0040】表3は、円形状の人工欠陥の中央断面で判
定した結果である。
定した結果である。
【0041】
【表3】
【0042】この表3から明らかなように、本発明は、
継手の内部欠陥の大きさも知ることができる。
継手の内部欠陥の大きさも知ることができる。
【0043】ところで、上述方法によって、継手の内部
欠陥を接合面の全体についてくまなく探傷しようとする
と、接合面に直角な方向で往復動させながら、接合面に
沿って少しずつ移動させることになり、深触子を移動さ
せる距離が長くなり、探知に要する時間が長くなる。と
ころで、欠陥の内で重要なものは表面に至る欠陥であ
り、この欠陥を簡単に探知し、欠陥の位置で接合面に直
角な方向に移動させて、欠陥の表面からの長さを特定す
ることが有効である。
欠陥を接合面の全体についてくまなく探傷しようとする
と、接合面に直角な方向で往復動させながら、接合面に
沿って少しずつ移動させることになり、深触子を移動さ
せる距離が長くなり、探知に要する時間が長くなる。と
ころで、欠陥の内で重要なものは表面に至る欠陥であ
り、この欠陥を簡単に探知し、欠陥の位置で接合面に直
角な方向に移動させて、欠陥の表面からの長さを特定す
ることが有効である。
【0044】このような知見に基づいて、図1における
深触子40を入射及び受信兼用として、これ単独で反射
法による欠陥探知が可能な構成にする。その具体例を図
7に示す、第1深触子140と第2深触子150との配
置関係は図1と同じであり、第1、第2深触子140,
150の姿勢と間隔の選定は図1で説明したものと同様
になっている。ただ、第1深触子140が入射及び受信
兼用であって、反射法で表面に至る欠陥を検出できるよ
うになっている点が異なる。すなわち、第1深触子14
0を入射用に切替え、第2深触子150を受信用に切り
替えると(第1モード)、図1の透過法探傷が可能であ
り、第1深触子140を入射及び受信用に切替え、第2
深触子150をオフに切り換えると(第2モード)、第
1深触子140による反射法探傷が可能になる。
深触子40を入射及び受信兼用として、これ単独で反射
法による欠陥探知が可能な構成にする。その具体例を図
7に示す、第1深触子140と第2深触子150との配
置関係は図1と同じであり、第1、第2深触子140,
150の姿勢と間隔の選定は図1で説明したものと同様
になっている。ただ、第1深触子140が入射及び受信
兼用であって、反射法で表面に至る欠陥を検出できるよ
うになっている点が異なる。すなわち、第1深触子14
0を入射用に切替え、第2深触子150を受信用に切り
替えると(第1モード)、図1の透過法探傷が可能であ
り、第1深触子140を入射及び受信用に切替え、第2
深触子150をオフに切り換えると(第2モード)、第
1深触子140による反射法探傷が可能になる。
【0045】図7の第1、第2深触子140,150を
上述した第2モードに切替え、管材10の接合面30に
沿って図示の矢印α(管材の周方向)のように回転させ
ると、表面に至る欠陥30Rを検出することができる。
その状態を図8に示す。角度α1→α2の範囲には欠陥
がなく、角度α2→α3→α4の範囲で欠陥があり、角
度α4→α5の範囲には欠陥がないとする。欠陥がない
範囲では、第1深触子140で受信する反射波の強度は
図9のSのように略一定で変化がない。欠陥がある範囲
では、第1深触子140で受信する反射波の強度は図1
0ののように突出部分Qが検出され、この突出部分Qの
存在で表面に至る欠陥の存在が特定できる。すると、突
出部Fが検出された位置(図8の角度α2→α3→α4
の範囲)で、第1、第2深触子140,150を上述し
た第1モードに切替え、第2図のように、接合面30と
直角な方向に第1、第2深触子140,150を必要に
応じて数回往復移動させると、図8の欠陥30Rの表面
からの長さを特定することができる。
上述した第2モードに切替え、管材10の接合面30に
沿って図示の矢印α(管材の周方向)のように回転させ
ると、表面に至る欠陥30Rを検出することができる。
その状態を図8に示す。角度α1→α2の範囲には欠陥
がなく、角度α2→α3→α4の範囲で欠陥があり、角
度α4→α5の範囲には欠陥がないとする。欠陥がない
範囲では、第1深触子140で受信する反射波の強度は
図9のSのように略一定で変化がない。欠陥がある範囲
では、第1深触子140で受信する反射波の強度は図1
0ののように突出部分Qが検出され、この突出部分Qの
存在で表面に至る欠陥の存在が特定できる。すると、突
出部Fが検出された位置(図8の角度α2→α3→α4
の範囲)で、第1、第2深触子140,150を上述し
た第1モードに切替え、第2図のように、接合面30と
直角な方向に第1、第2深触子140,150を必要に
応じて数回往復移動させると、図8の欠陥30Rの表面
からの長さを特定することができる。
【0046】このように、深触子一個の反射法と深触子
二個の透過法とを切り換えて用いると、まず、深触子一
個の反射法で接合面に沿って(管材であると周方向)探
傷し、欠陥を検出した位置で深触子二個の透過法に切替
え、接合面に垂直に(管材であると軸方向)探傷するこ
とで、反射法で特定不可能な長い欠陥の長さを透過法で
特定できる。この場合、深触子の移動は、接合面に沿っ
た移動と部分的な接合面に垂直な移動との組み合わせに
なって、深触子が移動すべき距離を短くし、欠陥の探傷
に要する時間を短縮させることができる。
二個の透過法とを切り換えて用いると、まず、深触子一
個の反射法で接合面に沿って(管材であると周方向)探
傷し、欠陥を検出した位置で深触子二個の透過法に切替
え、接合面に垂直に(管材であると軸方向)探傷するこ
とで、反射法で特定不可能な長い欠陥の長さを透過法で
特定できる。この場合、深触子の移動は、接合面に沿っ
た移動と部分的な接合面に垂直な移動との組み合わせに
なって、深触子が移動すべき距離を短くし、欠陥の探傷
に要する時間を短縮させることができる。
【0047】ところで、図10の反射波強度の変化で欠
陥の有無は検出できるが、欠陥の表面からの長さは特定
できない。この長さを透過法で行うわけであるが、透過
法にも欠点があることが判明した。透過法では厚み方向
の欠陥長さを検出するのに適しているが、表面に至る短
い欠陥の場合、その長さを特定することが困難である
る。逆に、表面に至る短い欠陥を上述した反射法で検出
することができることが判明した。
陥の有無は検出できるが、欠陥の表面からの長さは特定
できない。この長さを透過法で行うわけであるが、透過
法にも欠点があることが判明した。透過法では厚み方向
の欠陥長さを検出するのに適しているが、表面に至る短
い欠陥の場合、その長さを特定することが困難である
る。逆に、表面に至る短い欠陥を上述した反射法で検出
することができることが判明した。
【0048】反射法で欠陥長さを特定するためには、同
じ形状のサンプルを用いて健全部の反射波の平均強度S
を測定し、この平均強度Sに対する被測定物の反射波強
度Qの比を算出する。すると、図11のように、欠陥深
さDが表面部分から短い場合には、D=a・Q/S+b
の一次式で欠陥深さDを検出できる測定可能範囲が存在
することが判る。
じ形状のサンプルを用いて健全部の反射波の平均強度S
を測定し、この平均強度Sに対する被測定物の反射波強
度Qの比を算出する。すると、図11のように、欠陥深
さDが表面部分から短い場合には、D=a・Q/S+b
の一次式で欠陥深さDを検出できる測定可能範囲が存在
することが判る。
【0049】すなわち、第1深触子140を入射・受信
として用い、反射波で欠陥が検出されると、接合面に欠
陥かない継手で計測した反射波の平均強度と比較し、所
定の測定可能範囲にある欠陥深さ(表面からの長さ)を
特定できる。しかし、所定の測定可能範囲を越えると、
反射法での欠陥深さの特定ができなくなる(図11のよ
うに急激な立ち上がりになっているため)。
として用い、反射波で欠陥が検出されると、接合面に欠
陥かない継手で計測した反射波の平均強度と比較し、所
定の測定可能範囲にある欠陥深さ(表面からの長さ)を
特定できる。しかし、所定の測定可能範囲を越えると、
反射法での欠陥深さの特定ができなくなる(図11のよ
うに急激な立ち上がりになっているため)。
【0050】そこで、反射法で検出された欠陥が所定長
さを越えると、図7の第1、第2深触子140,150
を第1モードに切替え、図1の状態にする。そして、欠
陥の付近で図2のように第1、第2深触子140,15
0を接合面に垂直な方向に移動させて欠陥深さを特定す
る。このように、欠陥深さが短い場合は第2モードの反
射法で欠陥位置と欠陥長さを特定し、欠陥深さが長い場
合は第1モードの透過法で欠陥長さを特定すると、広範
囲にわたる欠陥の有無とその長さを短時間で検出でき
る。
さを越えると、図7の第1、第2深触子140,150
を第1モードに切替え、図1の状態にする。そして、欠
陥の付近で図2のように第1、第2深触子140,15
0を接合面に垂直な方向に移動させて欠陥深さを特定す
る。このように、欠陥深さが短い場合は第2モードの反
射法で欠陥位置と欠陥長さを特定し、欠陥深さが長い場
合は第1モードの透過法で欠陥長さを特定すると、広範
囲にわたる欠陥の有無とその長さを短時間で検出でき
る。
【0051】次に、本発明者が第1、第2深触子14
0,150を第2モードの反射法にして欠陥検出を行っ
た試験について説明する。
0,150を第2モードの反射法にして欠陥検出を行っ
た試験について説明する。
【0052】(3)試験3 供試体;SUS304Lの管材10と、Ti−5Taの
管材20からなる継手を用いた 供試体の欠陥部;管内面から接合境界面に、深さ0.5
mm、1.0mm、1.5mm、2.0mmの半円状の
人工欠陥部を作った。 超音波入射側管材;SUS304L(Ti−5Taより
音響インピーダンス小であるため)
管材20からなる継手を用いた 供試体の欠陥部;管内面から接合境界面に、深さ0.5
mm、1.0mm、1.5mm、2.0mmの半円状の
人工欠陥部を作った。 超音波入射側管材;SUS304L(Ti−5Taより
音響インピーダンス小であるため)
【0053】音速として、 水の音速(Cw)1480m/sec SUS304Lの管材の音速(Cs1 );3260m/
sec Ti−5Taの管材の音速(Cs2 );3010m/s
ec 継手厚み;5mm 焦点距離;25mm を与えて、前記(1)〜(2)式に代入し、 L40=9.42mm θ40=18.7° W40=8.02mm を得た。
sec Ti−5Taの管材の音速(Cs2 );3010m/s
ec 継手厚み;5mm 焦点距離;25mm を与えて、前記(1)〜(2)式に代入し、 L40=9.42mm θ40=18.7° W40=8.02mm を得た。
【0054】はじめに、第2モードで反射法による探傷
を行ったところ平均反射強度Sより反射強度Qが高くな
る部位が検出された。反射強度が高い角度範囲Δαか
ら、それぞれの位置における欠陥の幅(管最内面)Wn
を求め、測定後に界面部の切断面から測定した欠陥幅と
比較した。その結果を表4に示す。
を行ったところ平均反射強度Sより反射強度Qが高くな
る部位が検出された。反射強度が高い角度範囲Δαか
ら、それぞれの位置における欠陥の幅(管最内面)Wn
を求め、測定後に界面部の切断面から測定した欠陥幅と
比較した。その結果を表4に示す。
【0055】
【表4】
【0056】表4から明らかなように、第2モードの入
射・受信(送受信)兼用の深触子を、管周方向に駆動さ
せながら反射波を測定するだけで、管内面部の界面欠陥
を簡便に測定できることが確認された。
射・受信(送受信)兼用の深触子を、管周方向に駆動さ
せながら反射波を測定するだけで、管内面部の界面欠陥
を簡便に測定できることが確認された。
【0057】さらに、上記欠陥部について、第1モード
に切り替え、入射用深触子と受信用深触子と透過法で欠
陥深さを求めた結果を表5に示す。
に切り替え、入射用深触子と受信用深触子と透過法で欠
陥深さを求めた結果を表5に示す。
【0058】
【表5】
【0059】表5から明らかなように、欠陥部分につい
て第1モードによる探傷を行い、半値幅1/2を適用す
ることで、欠陥深さを精度良く測定することができる。
て第1モードによる探傷を行い、半値幅1/2を適用す
ることで、欠陥深さを精度良く測定することができる。
【0060】(4)試験4 図6に示すように、接合界面にインサート材301Nが
ある場合も上記試験1と同様の結果が得られる。また、
予め他の接合管継手を用い、図11に示した検定曲線か
ら、欠陥深さDに関する下記の式がこの実験例で成り立
つことを確かめた。 D=0.87×(Q/S)+0.65 この式を用いて得られた測定欠陥深さと人工欠陥深さ
(断面切断後実測)を表6に示した。
ある場合も上記試験1と同様の結果が得られる。また、
予め他の接合管継手を用い、図11に示した検定曲線か
ら、欠陥深さDに関する下記の式がこの実験例で成り立
つことを確かめた。 D=0.87×(Q/S)+0.65 この式を用いて得られた測定欠陥深さと人工欠陥深さ
(断面切断後実測)を表6に示した。
【0061】
【表6】
【0062】この表6から明らかなように、図11に示
した所定の測定可能範囲であれば、反射法による超音波
探傷によって欠陥深さを測定することができる。
した所定の測定可能範囲であれば、反射法による超音波
探傷によって欠陥深さを測定することができる。
【0063】
【発明の効果】請求項1〜3記載の発明は以上説明した
通り、強度判定パターンを用い、計測した透過波強度を
当該強度判定パターンと比較し、比較結果をデータ処理
して、欠陥部の有無と大きさを検知するが、実欠陥部の
大きさに極めて近似した値を得ることができる。しか
も、入射用の深触子の姿勢および間隔を特定の姿勢・間
隔に保持して移動させるので、深触子の駆動系は、簡便
で実用的な駆動系で済む利点がある。
通り、強度判定パターンを用い、計測した透過波強度を
当該強度判定パターンと比較し、比較結果をデータ処理
して、欠陥部の有無と大きさを検知するが、実欠陥部の
大きさに極めて近似した値を得ることができる。しか
も、入射用の深触子の姿勢および間隔を特定の姿勢・間
隔に保持して移動させるので、深触子の駆動系は、簡便
で実用的な駆動系で済む利点がある。
【0064】請求項4記載の発明は以上説明した通り、
第1及び第2深触子を反射法及び透過法に切り替え可能
に設け、接合面に沿って第1及び第2深触子を移動させ
反射法によって欠陥の位置を特定し、その欠陥がある
と、接合面と垂直に第1及び第2深触子を移動させ透過
法によって欠陥の大きさを特定し、第1及び第2深触子
を移動を最小限にして短時間に精度良く欠陥を検出でき
るという利点がある。
第1及び第2深触子を反射法及び透過法に切り替え可能
に設け、接合面に沿って第1及び第2深触子を移動させ
反射法によって欠陥の位置を特定し、その欠陥がある
と、接合面と垂直に第1及び第2深触子を移動させ透過
法によって欠陥の大きさを特定し、第1及び第2深触子
を移動を最小限にして短時間に精度良く欠陥を検出でき
るという利点がある。
【0065】請求項4記載の発明は以上説明した通り、
反射法で表面欠陥の大きさを特定できることに鑑み、表
面の小さい欠陥の大きさを反射法で検出し、表面から内
部に至る大きな欠陥の大きさを透過法で検出し、表面か
らの短い欠陥から長い欠陥に至るまでの広範囲の欠陥を
精度良く検出できるという利点がある。
反射法で表面欠陥の大きさを特定できることに鑑み、表
面の小さい欠陥の大きさを反射法で検出し、表面から内
部に至る大きな欠陥の大きさを透過法で検出し、表面か
らの短い欠陥から長い欠陥に至るまでの広範囲の欠陥を
精度良く検出できるという利点がある。
【図1】本発明の実施に用いられる深触子の姿勢・間隔
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明を説明するための超音波の入射波・透過
波を示す図である。
波を示す図である。
【図3】本発明における判定方法を示す図である。
【図4】本発明における強度判定パターンの1例を示す
図である。
図である。
【図5】欠陥部の大きさを求める手法を説明するための
図である。
図である。
【図6】接合面にインサート材がある場合の継手と深触
子の姿勢・間隔を示す図である。
子の姿勢・間隔を示す図である。
【図7】他の本発明実施に用いられる深触子の姿勢・間
隔を示す図である。
隔を示す図である。
【図8】他の本発明における超音波の入射波・反射波を
示す図である。
示す図である。
【図9】他の本発明における欠陥なしの反射強度を示す
グラフ図である。
グラフ図である。
【図10】他の本発明における欠陥ありの反射強度を示
すグラフ図である。
すグラフ図である。
【図11】他の本発明における欠陥深さDの計算のため
のグラフ図である。
のグラフ図である。
【図12】従来の透過法による超音波深傷を説明するた
めの図である。
めの図である。
【符号の説明】 10、20 管材 30 接合面 30IN インサート材 40 入射用深触子 50 受信用深触子 60 超音波伝播媒体 140 第1深触子(入射・受信兼用) 150 第2深触子(受信)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 異種材を接合した継手の内部欠
陥超音波探傷方法
陥超音波探傷方法
Claims (5)
- 【請求項1】 異種材料からなる部材相互を接合した継
手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を入射し上記
接合面を透過した透過波を上記超音波伝播媒体を介し受
信し、その透過波の強度から上記継手の欠陥部を深傷す
る超音波深傷において、(a)入射用の深触子と受信用
の深触子をそれぞれ所定の姿勢にかつ両深触子相互を所
定間隔に保持して上記接合面に対し直角方向に移動させ
ながら深傷し、(b)受信した透過波の強度を、接合面
に欠陥の無い継手で計測した透過波強度に基づき作成し
た強度判定パターンの強度と比較し、(c)上記計測し
た透過波の強度が上記強度判定パターンの強度以下とな
る深触子位置の間隔に基づき上記欠陥部の大きさを検出
することを特徴とする異種材を接合した継手の内部欠陥
超音波深傷方法。 - 【請求項2】 所定の姿勢は、両部材の音速と超音波伝
播媒体の音速に基づき求めた姿勢であり、所定の間隔
は、上記両部材の音速、超音波伝播媒体の音速、深触子
の焦点距離および継手板厚に基づき求めた間隔であるこ
とを特徴とする請求項1記載の異種材を接合した継手の
内部欠陥超音波深傷方法。 - 【請求項3】 強度判定パターンの強度は、接合面に欠
陥の無い継手で計測した透過波強度の1/2であること
を特徴とする請求項1記載の異種材を接合した継手の内
部欠陥超音波深傷方法。 - 【請求項4】 異種材料からなる部材相互を接合した継
手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を入射し次い
で上記超音波伝播媒体を介し受信して上記継手の欠陥部
を深傷する超音波深傷であって、 入射及び受信兼用の第1深触子と受信用の第2深触子を
それぞれ所定の姿勢にかつ両深触子相互を所定間隔に保
持し、(a)上記第1、第2深触子を上記接合面と平行
に移動させ、上記第1深触子で入射した超音波の反射波
を同じ上記第1深触子で受信し、上記反射波の強度から
欠陥の有無を検出し、(b)欠陥が検出されると、上記
第1、第2深触子を上記接合面に対し直角方向に移動さ
せ、上記第1深触子で入射した超音波の透過波を上記第
2深触子で受信し、上記透過波の強度から上記欠陥深さ
の大きさを検出することを特徴とする異種材を接合した
継手の内部欠陥超音波深傷方法。 - 【請求項5】 異種材料からなる部材相互を接合した継
手の表面から超音波伝播媒体を介し超音波を入射し次い
で上記超音波伝播媒体を介し受信して上記継手の欠陥部
を深傷する超音波深傷であって、 入射及び受信兼用の第1深触子と受信用の第2深触子を
それぞれ所定の姿勢にかつ両深触子相互を所定間隔に保
持し、(a)上記第1、第2深触子を上記接合面と平行
に移動させ、上記第1深触子で入射した超音波の反射波
を同じ上記第1深触子で受信し、上記反射波の強度から
欠陥の有無を検出し、(b)欠陥が検出されると、接合
面に欠陥が無い継手で計測した反射波と比較して表面か
らの欠陥深さを検出し、(c)上記欠陥深さが所定値を
越えると、上記第1、第2深触子を上記接合面に対し直
角方向に移動させ、上記第1深触子で入射した超音波の
透過波を上記第2深触子で受信し、上記透過波の強度か
ら上記欠陥深さの大きさを検出することを特徴とする異
種材を接合した継手の内部欠陥超音波深傷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6339100A JPH07253413A (ja) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | 異種材を接合した継手の内部欠陥超音波探傷方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-336099 | 1993-12-28 | ||
| JP33609993 | 1993-12-28 | ||
| JP6339100A JPH07253413A (ja) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | 異種材を接合した継手の内部欠陥超音波探傷方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07253413A true JPH07253413A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=26575358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6339100A Pending JPH07253413A (ja) | 1993-12-28 | 1994-12-28 | 異種材を接合した継手の内部欠陥超音波探傷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07253413A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101358343B1 (ko) * | 2013-09-17 | 2014-02-06 | 한국기계연구원 | 이종 재질의 내층을 갖는 레이어 구조체의 내부 진단 장치 및 이를 이용한 내부 진단 방법 |
| CN104777226A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-07-15 | 南京迪威尔高端制造股份有限公司 | 一种锻件内部缺陷的超声波a扫描识别方法 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP6339100A patent/JPH07253413A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101358343B1 (ko) * | 2013-09-17 | 2014-02-06 | 한국기계연구원 | 이종 재질의 내층을 갖는 레이어 구조체의 내부 진단 장치 및 이를 이용한 내부 진단 방법 |
| CN104777226A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-07-15 | 南京迪威尔高端制造股份有限公司 | 一种锻件内部缺陷的超声波a扫描识别方法 |
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