JPH07254455A - 電子部品付きコネクタ - Google Patents

電子部品付きコネクタ

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JPH07254455A
JPH07254455A JP7152894A JP7152894A JPH07254455A JP H07254455 A JPH07254455 A JP H07254455A JP 7152894 A JP7152894 A JP 7152894A JP 7152894 A JP7152894 A JP 7152894A JP H07254455 A JPH07254455 A JP H07254455A
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JP
Japan
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electronic component
terminal fitting
molded body
resin molded
filler
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JP7152894A
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English (en)
Inventor
Takahiro Uchiyama
貴広 内山
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付け作業を高効率化し、電子部品保護用の
充填剤の漏れ防止する。 【構成】 圧入室15に圧入した樹脂成形体51はキャ
ビティ13と電子部品収容室16との間を流通不能に隔
絶する。樹脂成形体51は、充填剤55が収縮しても変
形せず、電子部品収容室16からキャビティ13への充
填剤55の漏出を阻止する。樹脂成形体51はインサー
ト成形により単一工程で成形され、端子金具アセンブリ
21の組付けは自動化できるため、全体の組付け作業の
効率がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子金具にコンデンサ
等の電子部品が接続された電子部品付きコネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電子部品付きコネクタとして
は、特開昭60−1775号公報に開示されているもの
がある。この電子部品付きコネクタ1は、図11及び図
12に示すように、2本の電線3,3の夫々に筒状のゴ
ム栓5を通しておき、これらの電線3,3とコンデン
サ、ダイオード、コイル、抵抗等の電子部品4の2本の
リード線4a,4aを2つの端子金具2,2に圧着し、
これらの圧着部分にゴム栓5,5を被せ、これを筒状の
ゴムカバー8に通した後にハウジング6内に挿入し、各
端子金具2をキャビティ7内に収容すると共にゴム栓5
をキャビティ7の挿入口に内嵌し、ハウジング6から突
出している電子部品4を囲むようにゴムカバー8をハウ
ジング6に被着し、電子部品4の保護のためにゴムカバ
ー8内にエポシキ樹脂等の充填剤9を注入するという工
程で組み付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この電子部品付きコネ
クタ1では、ゴム栓5を用いてキャビティ7の挿入口を
シールすることにより、充填剤9が端子金具2の相手側
端子金具との嵌合部側へ漏出するのを阻止し、もって、
端子金具2と相手側端子金具との間で接触不良が生じた
りするのを防止するようになっている。しかし、ゴム栓
5を用いるためには、電線3と電子部品4の圧着後はそ
の圧着部分にゴム栓5を被せる作業に加えて、端子金具
2に電線3を圧着するのに先立って電線3をゴム栓5に
通しておく作業を行う必要があるため、組付けの工程数
が多くならざるを得ず、これが作業の高効率化の妨げと
なっていた。しかも、これらのゴム栓5を扱う作業は、
自動化が難しくて作業者の手を要するばかりでなく、ゴ
ム栓5の弾力と摩擦力とに抗して行うものであることか
ら極めて手間がかかるのであって、この点においても、
組付け作業の高効率化の妨げとなっていた。
【0004】また、ゴム栓5は剛性が低くて弾性変形を
生じやすいという性質があることから、注入した充填剤
9がその硬化に伴って収縮する際にゴム栓5が引っ張ら
れて変形を生じることによりキャビティ7の内周との間
に隙間を生じさせる恐れがある。その結果、このゴム栓
5とキャビティ7との間の隙間を通って充填剤9が端子
金具2の相手側端子との嵌合部側へ漏出するという事態
が生じ得る。このように、ゴム栓5では充填剤9の漏出
を確実に防止することができないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、作
業の自動化と工程数の削減によって組付け作業の高効率
化を図ると共に、電子部品保護用の充填剤の漏出を確実
に防止することを目的とするものである。請求項2の発
明は、充填剤を用いることなく電子部品を保護すること
を可能とし、もって、組付け作業の高効率化を図ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、インサート成形によって端子
金具と電線及び電子部品との接続部分を樹脂成形体内に
埋設させてなる端子金具アセンブリが構成され、ハウジ
ング内には樹脂成形体を圧入しつつ端子金具アセンブリ
が装着されている構成としたところに特徴を有するもの
である。また、請求項2の発明は、インサート成形によ
って端子金具と電線との接続部分及び前記端子金具に接
続される電子部品のリード線を樹脂成形体内に埋設させ
てなる端子金具アセンブリが構成され、その端子金具ア
センブリがハウジングに装着されている構成としたとこ
ろに特徴を有するものである。
【0006】
【作用】請求項1の発明にかかる電子部品付きコネクタ
は、ハウジング内が圧入した樹脂成形体を境にして流通
不能な2つの空間に区画される。よって、端子金具の相
手側端子金具との嵌合部と電子部品とが樹脂成形体から
互いに反対側に露出している場合において、ハウジング
内の端子金具側の空間と電子部品側の空間との間を流通
不能にシールし、電子部品保護のために電子部品側の空
間内に注入した充填剤が端子金具側の空間内へ漏出する
のを防止することができるようになる。また、この電子
部品付きコネクタの組付けは、端子金具に電線と電子部
品を接続し、これらの接続部分をインサート成形によっ
て樹脂成形体内に埋設することにより端子金具アセンブ
リを構成し、ハウジング内に樹脂成形体を圧入しつつ端
子金具アセンブリを装着するという工程で行われる。こ
の組付けにおいて、充填剤の漏出防止機能を有する樹脂
成形体の成形はインサート成形という単一の工程によっ
て行われる。また、端子金具に電線を接続する工程、端
子金具に電子部品を接続する工程、及び、インサート成
形の工程は自動化が可能である。
【0007】請求項2の発明にかかる電子部品付きコネ
クタは、電子部品の全体が樹脂成形体に埋設されること
によって保護されることとなるため、電子部品保護用の
充填剤は不要となっており、充填剤の注入工程を行わず
に済む。また、この電子部品付きコネクタの組付けは、
端子金具に電線と電子部品を接続し、端子金具と電線の
接続部分及び電子部品の全体をインサート成形によって
樹脂成形体内に埋設することよにより端子金具アセンブ
リを構成し、この端子金具アセンブリをハウジングに装
着するという工程で行われる。この組付けにおいて、端
子金具に電線を接続する工程、端子金具に電子部品を接
続する工程、及び、インサート成形の工程は自動化が可
能である。
【0008】
【発明の効果】請求項1にかかる発明は、インサート成
形という手段を用いたことにより組付けの工程数が少な
くなっていると共に、組付け工程のうちの多くの工程を
自動化することが可能となっているから、組付け作業の
高効率化を実現することができる効果がある。また、ハ
ウジング内を端子金具側と電子部品側の2空間に区画し
てその電子部品側の空間に電子部品保護用の充填剤を注
入する場合においては、その両空間の間が変形の生じ難
い樹脂成形体を圧入することによって仕切られているか
ら、樹脂成形体が充填剤の硬化に伴う収縮により変形を
生じてシール機能の低下を来すという恐れがなく、充填
剤の端子金具側空間への漏出を確実に防止することがで
きる効果がある。
【0009】請求項2にかかる発明は、充填剤の注入が
不要になったことにより組付けの工程数が少なくなって
いると共に、組付け工程のうちの多くの工程を自動化す
ることが可能となっているから、組付け作業の高効率化
を実現することができる効果がある。
【0010】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図7を参照して説明する。本実施例の電子部品付き
コネクタ11は、ハウジング12とハウジングに装着さ
れる端子金具アセンブリ21とから構成されている。ハ
ウジング12は、非導電性の合成樹脂製であって、前端
側にはハウジング12の前端面に開口14を有する2室
の細長いキャビティ13,13が平行に形成され、この
両キャビティ13,13の後端部に連通する1つの圧入
室15が形成されている。圧入室15は、全体として方
形断面をなし、キャビティ13,13の後端に連続する
第1テーパ部15aとこの第1テーパ部15aよりも後
方に位置する第2テーパ部15bとを備えている。さら
に、この圧入室15の後端側にはハウジング12の後端
面の全体に亘って挿入口17を開口させた電子部品収容
室16が連成されている。
【0011】端子金具アセンブリ21は、2つの雌型の
端子金具22,22と、2本の電線31,31と、1つ
の電子部品41と、1つの樹脂成形体51とから構成さ
れている。端子金具22は、導電性の金属板材を曲げ成
形したものであって、前端部に図示しない相手側の雄端
子金具と嵌合されるターミナル23が形成されていると
共に、後端部に電線31を接続するためのワイヤバレル
24とインシュレーションバレル25とが形成されてい
る。電線31は、導電性を有する芯線32の外周に非導
電性の樹脂被覆33を施したものであって、その接続端
においては樹脂被覆33が剥かれて芯線32を露出させ
るようになっている。電子部品41は、例えばコンピュ
ータ等の機器にノイズが入り込まないようにするために
用いられるコンデンサであって、その前面からは2本の
リード線42,42が屈曲状態で延出している。リード
線42は、後述するようにして電線31と共に端子金具
22に接続される。樹脂成形体51は、非導電性の合成
樹脂材料からなり、ハウジング12の圧入室15内に緊
密に圧入されるような大きさと形状を有するブロック状
をなし、圧入室15の第1テーパ部15a及び第2テー
パ部15bに対応するテーパ面51a,51bを備えて
いる。この樹脂成形体51内には、端子金具22の電線
31と電子部品41とが接続された部分、即ち、ワイヤ
バレル24及びインシュレーションバレル25とその周
囲の部分が埋設された状態となる。
【0012】次に、本実施例の電子部品付きコネクタの
組付け手順について説明する。まず、2本の電線31,
31の接続端部の樹脂被覆33を剥いて芯線32を露出
させ、この電線31の芯線32をワイヤバレル24内に
位置させると共に樹脂被覆33の部分をインシュレーシ
ョンバレル25内に位置させ、さらに、電子部品41の
2本のリード線42,42の先端部を電線31,31と
並べて両バレル24,25内に位置させ、この状態でバ
レル24,25をカシメ付けることにより端子金具2
2,22に電線31,31と電子部品41のリード線4
2,42とを圧着して、これらの部材を一体化させる
(図2)。
【0013】次に、この端子金具22と電線31及び電
子部品41との接続部分を図示しない金型内に収容して
インサート成形を行う。このインサート成形により、端
子金具22と電線31及び電子部品41との接続部分が
樹脂成形体51内に埋設した構造になる端子金具アセン
ブリ21が構成される(図3)。この端子金具アセンブ
リ21は、端子金具22のターミナル23を先に向けて
挿入口17からハウジング12内に挿入する。これによ
り、ターミナル23がキャビティ13内に挿入され、樹
脂成形体51が圧入室15内に嵌入され、電子部品41
が電子部品収容室16内に収容され、電線31が挿入口
17からハウジング12の後方へ延出した状態となる
(図5)。
【0014】端子金具アセンブリ21の挿入作業におい
て樹脂成形体51を圧入室15に嵌入させる際には、樹
脂成形体51を強く押すことによって圧入室15に圧入
するようにする。樹脂成形体51が圧入室15に圧入さ
れると樹脂成形体51の外面と圧入室15の内面との間
では隙間なく緊密な状態となる。これにより、ターミナ
ル23の収容されているキャビティ13と電子部品41
の収容されている電子部品収容室16との間が流通不能
に隔絶される。なお、樹脂成形体51を圧入するときに
は、電線31や電子部品41を持たずに図示しない治具
を用いて樹脂成形体51の後面を押すようにすることが
好ましく、このようにすることによって電線31の挫屈
や電子部品41のリード線42の曲がり等を回避でき
る。
【0015】この後、ハウジング12の挿入口17から
エポキシ樹脂等の充填剤55を注入して電子部品41を
囲むように電子部品収容室16内に充填する(図6)。
以上により、本実施例の電子部品付きコネクタ11の組
付けが完了する。注入された充填剤55は硬化して電子
部品41を遊動不能に保持し、振動や衝撃によってリー
ド線42が変形したり電子部品41が端子金具22から
外れたりするのが防止される。ここで、充填剤55が硬
化するときには収縮を伴うのであるが、充填剤55と接
触している樹脂成形体51は、ゴムのような変形を生じ
易い材質のものとは異なり、変形し難くて剛性が高いも
のである。したがって、充填剤55の収縮に引きずられ
て樹脂成形体51が変形を来すことはなく、樹脂成形体
51と圧入室15との間は緊密に密着した状態が維持さ
れる。これにより、樹脂成形体51と圧入室15との間
に生じた隙間を通って未硬化の充填剤55がキャビティ
13側へ漏出するという事態は確実に防止される。
【0016】また、充填剤55の電子部品収容室16か
らキャビティ13への漏出防止手段である樹脂成形体5
1を設ける作業はインサート成形という単一の工程によ
って行われるから、従来のゴム栓を用いた場合に比べて
工程数が少なくて済んでいる。さらに、端子金具22に
電線31と電子部品41を接続する作業が単一の工程で
行うことができる。しかも、この端子金具22に電線3
1と電子部品41を接続する工程とインサート成形の工
程は自動化することが可能となっている。したがって、
本実施例の電子部品付きコネクタ11の組付け作業は極
めて高い効率で行うことができる。
【0017】本実施例では、リード線42を電線接続用
のワイヤバレル24及びインシュレーションバレル25
に一緒にカシメ付けて圧着するようにしたから、リード
線専用の接続部が不要となり、端子金具22の形状が単
純化されている。また、端子金具アセンブリ21の樹脂
成形体51は両方の端子金具22,22及び電子部品4
1を一定の位置関係を保つように一体化しているから、
端子金具アセンブリ21をハウジング12に挿入する作
業を手作業で行う場合にはその挿入作業を容易に行うこ
とができるようになっている。さらに、ハウジング12
に装着する前の状態においては、両端子金具22,22
の位置関係を変化させるような外力が作用しても端子金
具22,22同士の位置関係の狂いが確実に防止され、
ターミナル23,23の姿勢が平行にならなくなったり
リード線42が曲がったりする恐れがない。
【0018】樹脂成形体51内には端子金具22と電線
31及びリード線42との接続部分が埋設されているか
ら、電線31や電子部品41に抜け方向や曲げ方向の外
力が作用してもそれらの接続部分が破壊されて電線31
やリード線42が端子金具22から外れることはない。
樹脂成形体51にはテーパ面51a,51bが形成され
ているから、圧入室15への圧入に際しては、樹脂成形
体51と圧入室15との間の緊密性を損なわずに、圧入
作業を容易に行うことができるようになっている。ま
た、樹脂成形体51は圧入室15に緊密に嵌入されてい
るから、充填剤55の硬化に伴う収縮により充填剤55
と電子部品収容室16との間に隙間が生じてその隙間に
外部からの水が浸入したとしても、その電子部品収容室
16内の水が圧入室15を通ってキャビティ13側へ流
入することはない。
【0019】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図8乃至図10を参照して説明する。本実施例
の電子部品付きコネクタ61は、上記実施例1の電子部
品付きコネクタ11と同様に、ハウジング62とハウジ
ング62に装着される端子金具アセンブリ71とから構
成されている。ハウジング62は、実施例1と同じく、
キャビティ63と圧入室65と電子部品収容室66とを
備えたものである。端子金具アセンブリ71も、実施例
1と同じく、端子金具72と電線81と電子部品85と
樹脂成形体88とから構成されるが、本実施例の端子金
具72には、電線81を接続するためのワイヤバレル7
4とインシュレーションバレル75の他に、電子部品8
5を接続するための専用の電子部品接続部76がワイヤ
バレル74とターミナル73との間に位置して設けられ
ている。
【0020】本実施例における端子金具アセンブリ71
の組付けは、まず、電線81の芯線82と樹脂被覆83
を夫々ワイヤバレル74とインシュレーションバレル7
5とにカシメ付けて圧着する作業を行う。この後、電子
部品85の2本のリード線86,86の先端を電子部品
接続部76,76の嵌合溝76a,76aに嵌めて、そ
の部分を半田付けにより固着する。このようにして端子
金具72に電線81と電子部品85を組み付けた後は、
実施例1と同様に、インサート成形によって端子金具7
2と電線81及び電子部品85との接続部分を樹脂成形
体88内に埋設すればよく、以上によって端子金具アセ
ンブリ71の組付けが完了する。
【0021】この後の端子金具アセンブリ71のハウジ
ング62への装着作業は、実施例1と同じ手順であるた
め、説明を省略する。本実施例の電子部品付きコネクタ
61においても、実施例1の電子部品付きコネクタ11
と同じく、樹脂成形体88と圧入室65との間に生じた
隙間を通って未硬化の充填剤89がキャビティ63側へ
漏出するという事態は確実に防止され、また、工程数が
少なくて済むと共に工程の自動化が可能であって組付け
作業を高い効率で行うことができるようになっている。 <実施例3>次に、本発明の実施例3を説明する。上記
実施例では、樹脂成形体に埋設されるのが端子金具と電
線及び電子部品との接続部分のみであったが、樹脂成形
体内に電子部品の全体を埋設するようにしてもよい。こ
のようにすると、電子部品を保護するための充填剤が不
要となるため、充填剤の注入作業を行わずに済み、作業
工程数が削減される。その結果、更なる作業の高効率化
を図ることができる。なお、充填剤が不要になると必然
的に充填剤のキャビティ側への漏出防止対策を講じる必
要もなくなるため、樹脂成形体のハウジング内への装着
は必ずしも圧入によって行わなくてもよい。また、キャ
ビティ内への防水対策を考慮するならば、樹脂成形体を
圧入するようにすればよいが、樹脂成形体を圧入しない
場合には樹脂成形体の外周にシール材を嵌着するように
すればよい。
【0022】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明に含まれる。 (1)上記実施例では、電子部品がコンデンサである場
合について説明したが、本発明は、ダイオード、コイ
ル、抵抗等のコンデンサ以外の他の部材を備えるコネク
タに適用することができる。 (2)上記実施例では、端子金具が雌型のものである場
合について説明したが、本発明は雄型の端子金具が装着
される電子部品付きコネクタにも適用することができ
る。 (3)上記実施例では、2つの端子金具を1つの樹脂成
形体によって一体化した場合について説明したが、本発
明によれば、各端子金具毎に電線及び電子部品との接続
部分を別々の樹脂成形体内に埋設するようにしてもよ
い。
【0023】(4)上記実施例では、端子金具に電線を
接続するのにワイヤバレルの他にインシュレーションバ
レルを設けて樹脂被覆もカシメ付けて圧着するようにし
たが、本発明によれば、インシュレーションバレルを設
けずに樹脂被覆を端子金具に直接圧着しないようにし、
樹脂被覆の部分を樹脂成形体内に埋設することによりこ
の樹脂成形体を介して端子金具に固定する構成としても
よい。 (5)本発明は、樹脂成形体の形状を上記実施例で説明
した方形に限るものではなく、樹脂成形体の形状は任意
とすることができる。また、樹脂成形体のハウジングの
内面との接触部分の形状も任意とすることができ、圧入
部分の嵌め代が増すような形状にして樹脂成形体と圧入
室との間の気密性を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の端子金具、電線及び電子部品の分解
斜視図
【図2】端子金具、電線及び電子部品を組み付けた状態
の側面図
【図3】端子金具アセンブリの側面図
【図4】ハウジングの断面図
【図5】端子金具アセンブリをハウジングに装着した状
態の断面図
【図6】充填剤を注入して組付けが完了した状態の断面
【図7】図6のA−A断面図
【図8】実施例2の端子金具、電線及び電子部品の斜視
【図9】端子金具アセンブリの斜視図
【図10】組付けが完了した状態の断面図
【図11】従来例の分解斜視図
【図12】従来例の部分断面図
【符号の説明】
11…電子部品付きコネクタ 12…ハウジング 21…端子金具アセンブリ 22…端子金具 31…電線 41…電子部品 51…樹脂成形体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサート成形によって端子金具と電線
    及び電子部品との接続部分を樹脂成形体内に埋設させて
    なる端子金具アセンブリが構成され、ハウジング内には
    前記樹脂成形体を圧入しつつ前記端子金具アセンブリが
    装着されていることを特徴とする電子部品付きコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 インサート成形によって端子金具と電線
    との接続部分及び前記端子金具に接続される電子部品の
    全体を樹脂成形体内に埋設させてなる端子金具アセンブ
    リが構成され、その端子金具アセンブリがハウジングに
    装着されていることを特徴とする電子部品付きコネク
    タ。
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