JPH0725445Y2 - 可動部材の締結部構造 - Google Patents
可動部材の締結部構造Info
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- JPH0725445Y2 JPH0725445Y2 JP1517193U JP1517193U JPH0725445Y2 JP H0725445 Y2 JPH0725445 Y2 JP H0725445Y2 JP 1517193 U JP1517193 U JP 1517193U JP 1517193 U JP1517193 U JP 1517193U JP H0725445 Y2 JPH0725445 Y2 JP H0725445Y2
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- bolt
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、塗装した鋼材等の部
材を重合しこれらがボルトにより締結され、上記部材の
ボルト孔が当該部材の摺動範囲を許容する大きさに形成
された可動部材の締結部において、これらの各部材の塗
装面を保護する構造に関するものである。
材を重合しこれらがボルトにより締結され、上記部材の
ボルト孔が当該部材の摺動範囲を許容する大きさに形成
された可動部材の締結部において、これらの各部材の塗
装面を保護する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁等でケーブルを支持する場合、ケー
ブルを支持部材に支持させ、この支持部材を橋梁の部材
に固定している。しかしながらこれらの橋梁は、通行車
両や風により振動することが多い。そこでこの振動をケ
ーブルに伝えないよう、当該ケーブル支持部材を上記橋
梁部材に摺動自在にボルトで締着して当該橋梁の振動を
吸収するようにすることがある。一方これらの橋梁は塩
害等から橋梁部材を護るため、塗装を外周面全面に施し
ている。そして上記の様な部材の締結箇所では、外周面
を予め塗装した各部材夫々に穿った孔にボルトを通して
当該ボルト端部にナットを螺着し接合しており、これら
の塗装部材の塗装面を単に重ね合わせている。
ブルを支持部材に支持させ、この支持部材を橋梁の部材
に固定している。しかしながらこれらの橋梁は、通行車
両や風により振動することが多い。そこでこの振動をケ
ーブルに伝えないよう、当該ケーブル支持部材を上記橋
梁部材に摺動自在にボルトで締着して当該橋梁の振動を
吸収するようにすることがある。一方これらの橋梁は塩
害等から橋梁部材を護るため、塗装を外周面全面に施し
ている。そして上記の様な部材の締結箇所では、外周面
を予め塗装した各部材夫々に穿った孔にボルトを通して
当該ボルト端部にナットを螺着し接合しており、これら
の塗装部材の塗装面を単に重ね合わせている。
【0003】しかしながらこれらの接合箇所は一方が可
動の塗装部材であるため、二つの塗装部材の重合面が擦
りあい、これらの塗装が剥げてしまうおそれがある。従
来はこの様に塗装面が剥がれた場合、これらの部材を新
しいものと取り替えるか、又は当該箇所を分解し、当該
塗装部材の剥がれた塗装面を塗り直していた。
動の塗装部材であるため、二つの塗装部材の重合面が擦
りあい、これらの塗装が剥げてしまうおそれがある。従
来はこの様に塗装面が剥がれた場合、これらの部材を新
しいものと取り替えるか、又は当該箇所を分解し、当該
塗装部材の剥がれた塗装面を塗り直していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながらこの様に
各塗装部材の塗装面が剥がれるたびに当該接合箇所を分
解して塗布し直したり、新しいものに取り替えること
は、手間がかかると同時に経済的負担も大きい。
各塗装部材の塗装面が剥がれるたびに当該接合箇所を分
解して塗布し直したり、新しいものに取り替えること
は、手間がかかると同時に経済的負担も大きい。
【0005】この考案はこの様な、塗装した鋼材等の部
材を重合し、これらがボルトにより締結され、上記部材
のボルト孔が当該部材の摺動範囲を許容する大きさに形
成された可動部材の締結部において、これらの各部材の
塗装面を予め保護し、当該塗装面が傷つかない構造を提
供することを目的としたものである。
材を重合し、これらがボルトにより締結され、上記部材
のボルト孔が当該部材の摺動範囲を許容する大きさに形
成された可動部材の締結部において、これらの各部材の
塗装面を予め保護し、当該塗装面が傷つかない構造を提
供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの考案は、上記
可動部材の締結部において、上記部材の間に、一表面に
減摩材層を形成した滑座と不錆鋼から成る薄板を介在さ
せ、上記滑座の減摩材層を有する表面に上記薄板を当接
させ、上記滑座のボルト孔を、上記摺動範囲を許容する
大きさにボルト孔を形成した部材の当該ボルト孔と相応
する形状に形成し、上記摺動範囲を許容する大きさにボ
ルト孔を形成した部材と上記ボルトの頭体又は上記ボル
トに螺着したナットとの間に上記滑座と同様の滑座を介
在させ、また他方の部材とボルトの頭体又はナットとの
間に座金を介在させた。なお上記減摩材層とは摩擦抵抗
を小さくした層で、具体的にはフッ素樹脂やナイロン樹
脂等で形成される層がある。
可動部材の締結部において、上記部材の間に、一表面に
減摩材層を形成した滑座と不錆鋼から成る薄板を介在さ
せ、上記滑座の減摩材層を有する表面に上記薄板を当接
させ、上記滑座のボルト孔を、上記摺動範囲を許容する
大きさにボルト孔を形成した部材の当該ボルト孔と相応
する形状に形成し、上記摺動範囲を許容する大きさにボ
ルト孔を形成した部材と上記ボルトの頭体又は上記ボル
トに螺着したナットとの間に上記滑座と同様の滑座を介
在させ、また他方の部材とボルトの頭体又はナットとの
間に座金を介在させた。なお上記減摩材層とは摩擦抵抗
を小さくした層で、具体的にはフッ素樹脂やナイロン樹
脂等で形成される層がある。
【0007】また上記構成において、ボルトを一方の部
材に螺着し、ナットを不要とする場合もある。また上記
薄板の一表面を減摩材層とし、上記滑座と当該薄板の夫
々の減摩材層を当接させる場合もある。
材に螺着し、ナットを不要とする場合もある。また上記
薄板の一表面を減摩材層とし、上記滑座と当該薄板の夫
々の減摩材層を当接させる場合もある。
【0008】さらに上記の各構成において、上記滑座の
ボルト孔の内周縁から、上記摺動範囲を許容する大きさ
にボルト孔を形成した部材の当該ボルト孔内周に突出す
る係止突縁を設ける場合もある。
ボルト孔の内周縁から、上記摺動範囲を許容する大きさ
にボルト孔を形成した部材の当該ボルト孔内周に突出す
る係止突縁を設ける場合もある。
【0009】
【作用】この締結部では、一方の部材は他方の部材に対
して摺動範囲を許容できるボルト孔を有するため、一方
の部材は他方の部材に対して摺動自在である。また滑座
も上記一方の部材のボルト孔に相応する形状のボルト孔
を有するため摺動自在である。そして一方の部材が他方
の部材に対して摺動すると、一方の部材に当接した滑座
の表面は減摩材層から成る他の表面より摩擦抵抗が大き
いため、減摩材層を薄板に対して滑らせて当該滑座はこ
の一方の部材とともに摺動する。
して摺動範囲を許容できるボルト孔を有するため、一方
の部材は他方の部材に対して摺動自在である。また滑座
も上記一方の部材のボルト孔に相応する形状のボルト孔
を有するため摺動自在である。そして一方の部材が他方
の部材に対して摺動すると、一方の部材に当接した滑座
の表面は減摩材層から成る他の表面より摩擦抵抗が大き
いため、減摩材層を薄板に対して滑らせて当該滑座はこ
の一方の部材とともに摺動する。
【0010】また上記薄板の一表面に減摩材層を設け、
上記滑座と当該薄板の夫々の減摩材層を当接させたもの
は、薄板と滑座との摩擦抵抗が他の接合面より小さく、
一方の部材の移動により滑座は減摩材層を薄板に対して
滑らせて一方の部材とともに摺動する。
上記滑座と当該薄板の夫々の減摩材層を当接させたもの
は、薄板と滑座との摩擦抵抗が他の接合面より小さく、
一方の部材の移動により滑座は減摩材層を薄板に対して
滑らせて一方の部材とともに摺動する。
【0011】また上記滑座のボルト孔の内周縁から上記
摺動範囲を許容する大きさにボルト孔を形成した部材の
当該ボルト孔内周に突出する係止突縁を設けたものは、
滑座が当該部材に固定されてこれらは一体と成り、当該
部材の移動により滑座は減摩材層を薄板に対して滑らせ
て当該部材とともに摺動する。
摺動範囲を許容する大きさにボルト孔を形成した部材の
当該ボルト孔内周に突出する係止突縁を設けたものは、
滑座が当該部材に固定されてこれらは一体と成り、当該
部材の移動により滑座は減摩材層を薄板に対して滑らせ
て当該部材とともに摺動する。
【0012】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。外周面に塗装を施した可動部材1に、他方の部
材に対して摺動範囲を許容できるボルト孔2を設けてい
る。このボルト孔2の箇所の可動部材1の両外側面に、
外側面にフッ素樹脂層を設けたパンチングメタル(穴あ
き鉄板)から成る滑座3、4を夫々重合している。これ
らの滑座3、4に上記可動部材1のボルト孔2に相応し
たボルト孔5を設け、これらの各ボルト孔5の内周縁に
係止突縁6を設け、これらの各係止突縁6は上記可動部
材1のボルト孔2内に両側から挿入され、ボルト孔2の
内周に嵌合されている。
明する。外周面に塗装を施した可動部材1に、他方の部
材に対して摺動範囲を許容できるボルト孔2を設けてい
る。このボルト孔2の箇所の可動部材1の両外側面に、
外側面にフッ素樹脂層を設けたパンチングメタル(穴あ
き鉄板)から成る滑座3、4を夫々重合している。これ
らの滑座3、4に上記可動部材1のボルト孔2に相応し
たボルト孔5を設け、これらの各ボルト孔5の内周縁に
係止突縁6を設け、これらの各係止突縁6は上記可動部
材1のボルト孔2内に両側から挿入され、ボルト孔2の
内周に嵌合されている。
【0013】これらの各滑座3又は4の外側面には、各
滑座3又は4との各対向面にフッ素樹脂層を有するパン
チングメタルから成り中央部にボルト孔7を有する薄板
8、9を夫々重ね合わせている。そしてこれらの一方の
薄板8の外側面には、適宜のものに固定され、外周面に
塗装が施された、先端部にボルト孔10を有する固定部
材11及びボルト孔12を有する座金13を順に重ねて
いる。また他方の薄板9の外側面には、上記可動部材1
のボルト孔2の長手方向の巾より大きい外径の座金14
を重ねている。この座金14は中央にボルト孔15を有
し、所定の締め付けトルクに対して有害な変形を生じさ
せない程度の厚さを有している。
滑座3又は4との各対向面にフッ素樹脂層を有するパン
チングメタルから成り中央部にボルト孔7を有する薄板
8、9を夫々重ね合わせている。そしてこれらの一方の
薄板8の外側面には、適宜のものに固定され、外周面に
塗装が施された、先端部にボルト孔10を有する固定部
材11及びボルト孔12を有する座金13を順に重ねて
いる。また他方の薄板9の外側面には、上記可動部材1
のボルト孔2の長手方向の巾より大きい外径の座金14
を重ねている。この座金14は中央にボルト孔15を有
し、所定の締め付けトルクに対して有害な変形を生じさ
せない程度の厚さを有している。
【0014】そして上記座金14の外側からボルト16
をこれらの各部材のボルト孔2、5、7、10、12及
び15に通して上記座金13の外側面に突出したボルト
16の先端にゆるみ止めナット17を螺着したものであ
る。なお上記薄板8、9のボルト孔7、固定部材11の
ボルト孔10、座金13のボルト孔12及び座金14の
ボルト孔15は夫々上記ボルト16の外径に対して若干
のクリアランスを有する孔である。
をこれらの各部材のボルト孔2、5、7、10、12及
び15に通して上記座金13の外側面に突出したボルト
16の先端にゆるみ止めナット17を螺着したものであ
る。なお上記薄板8、9のボルト孔7、固定部材11の
ボルト孔10、座金13のボルト孔12及び座金14の
ボルト孔15は夫々上記ボルト16の外径に対して若干
のクリアランスを有する孔である。
【0015】この実施例の場合、可動部材1はボルト孔
2にボルト16を通しているため、当該ボルト16に対
して可動部材1は摺動自在である。そして可動部材1の
両側の塗装面を滑座3、4が夫々被っている。これらの
各滑座3、4は、可動部材1のボルト孔2の内周縁に各
滑座3又は4の係止突縁6が嵌合しているため、上記可
動部材1と一体となってボルト16に対して摺動自在で
ある。
2にボルト16を通しているため、当該ボルト16に対
して可動部材1は摺動自在である。そして可動部材1の
両側の塗装面を滑座3、4が夫々被っている。これらの
各滑座3、4は、可動部材1のボルト孔2の内周縁に各
滑座3又は4の係止突縁6が嵌合しているため、上記可
動部材1と一体となってボルト16に対して摺動自在で
ある。
【0016】また上記固定部材11は、ボルト16を当
該ボルト16の外径に対して略同径のボルト孔10に通
しているため、ボルト16に対して動かない。そしてこ
の固定部材11の一側、即ち可動部材1及び滑座3のあ
る側には、ボルト16を当該ボルト16の外径に対して
略同径のボルト孔7に通している薄板8を重合してお
り、この薄板8もボルト16に対して動かず、当該薄板
8は固定部材11の塗装面を被っている。さらに上記滑
座4の外側にはボルト16に対して動かない薄板9が重
なっている。
該ボルト16の外径に対して略同径のボルト孔10に通
しているため、ボルト16に対して動かない。そしてこ
の固定部材11の一側、即ち可動部材1及び滑座3のあ
る側には、ボルト16を当該ボルト16の外径に対して
略同径のボルト孔7に通している薄板8を重合してお
り、この薄板8もボルト16に対して動かず、当該薄板
8は固定部材11の塗装面を被っている。さらに上記滑
座4の外側にはボルト16に対して動かない薄板9が重
なっている。
【0017】これらの薄板8、9の内側面は上記滑座
3、4の各外側面と重合しているが、これらの滑座3と
薄板8及び滑座4と薄板9の各重合面には夫々フッ素樹
脂層が設けてあるため、これらのフッ素樹脂層によりこ
れらの部材の滑りが極めて良い。また上記座金13、1
4の各ボルト孔12、15の径は上記ボルト14の外径
と略同じであり、ボルト16と一体となり、当該ボルト
16に対して移動したりしない。
3、4の各外側面と重合しているが、これらの滑座3と
薄板8及び滑座4と薄板9の各重合面には夫々フッ素樹
脂層が設けてあるため、これらのフッ素樹脂層によりこ
れらの部材の滑りが極めて良い。また上記座金13、1
4の各ボルト孔12、15の径は上記ボルト14の外径
と略同じであり、ボルト16と一体となり、当該ボルト
16に対して移動したりしない。
【0018】従って固定部材11の両側の部材である薄
板8及び座金13は当該固定部材11と一体となり、相
互にずれ動くことが無い。それ故固定部材11の外周の
塗装面が擦れて剥がれたりしない。また可動部材1の両
外側面の塗装面は当該可動部材1と一体な滑座3、4が
被っているため擦れて剥がれたりすることが無い。しか
も可動部材1はその両側の滑座3、4のフッ素樹脂層及
びこれらと重合接触する薄板8、9のフッ素樹脂層とに
よって滑らかに動き、可動部材1の塗装面に摩擦が生じ
ないようになっている。
板8及び座金13は当該固定部材11と一体となり、相
互にずれ動くことが無い。それ故固定部材11の外周の
塗装面が擦れて剥がれたりしない。また可動部材1の両
外側面の塗装面は当該可動部材1と一体な滑座3、4が
被っているため擦れて剥がれたりすることが無い。しか
も可動部材1はその両側の滑座3、4のフッ素樹脂層及
びこれらと重合接触する薄板8、9のフッ素樹脂層とに
よって滑らかに動き、可動部材1の塗装面に摩擦が生じ
ないようになっている。
【0019】また上記実施例では、塗装した鋼材等の部
材を重合し、ボルトとナットにより締結されている場合
を示したが、図4に示すようにボルトのみで締結されて
いる場合にも使用できる。この実施例の場合、薄板8の
外側面に重合する固定部材18には内周ネジを設けたボ
ルト孔19が設けら、上記ボルト16はこの固定部材1
8のボルト孔19に螺着されている。この場合にも可動
部材1はボルト16に対して摺動自在である。
材を重合し、ボルトとナットにより締結されている場合
を示したが、図4に示すようにボルトのみで締結されて
いる場合にも使用できる。この実施例の場合、薄板8の
外側面に重合する固定部材18には内周ネジを設けたボ
ルト孔19が設けら、上記ボルト16はこの固定部材1
8のボルト孔19に螺着されている。この場合にも可動
部材1はボルト16に対して摺動自在である。
【0020】また上記実施例では滑座及び薄板をパンチ
ングメタルとし、この一表面にフッ素樹脂層を設けた
が、これによりパンチングメタルの各孔にフッ素樹脂が
入り込み、フッ素樹脂層の接着性が高い。しかしながら
これらの滑座及び薄板はパンチングメタルに限らず、適
宜の材質のものでよい。
ングメタルとし、この一表面にフッ素樹脂層を設けた
が、これによりパンチングメタルの各孔にフッ素樹脂が
入り込み、フッ素樹脂層の接着性が高い。しかしながら
これらの滑座及び薄板はパンチングメタルに限らず、適
宜の材質のものでよい。
【0021】また上記実施例では滑座と薄板とに、これ
らの対向面に減摩材層であるフッ素樹脂層を夫々設けた
が、これに限らず、滑座にのみ減摩材層を設ける場合も
ある。この場合も滑座の減摩材層と薄板とを重ね合わせ
ているため、これらの間の摩擦抵抗は滑座と可動部材と
の間の摩擦抵抗より小さいので滑座は薄板との接触面を
滑らせて可動部材と一体に動く。
らの対向面に減摩材層であるフッ素樹脂層を夫々設けた
が、これに限らず、滑座にのみ減摩材層を設ける場合も
ある。この場合も滑座の減摩材層と薄板とを重ね合わせ
ているため、これらの間の摩擦抵抗は滑座と可動部材と
の間の摩擦抵抗より小さいので滑座は薄板との接触面を
滑らせて可動部材と一体に動く。
【0022】また上記実施例では上記滑座のボルト孔の
内周全周から上記可動部材のボルト孔内周に突出する係
止突縁を設けたが、これに限らず滑座のボルト孔の内周
の複数箇所から爪状の係止突縁を設けてもよい。さらに
またこれらの係止突縁は滑座を可動部材に固定するもの
であるが、これらの係止突縁はこの考案の必須要件では
ない。これらの係止突縁がなくとも、滑座の薄板との接
触面には減摩材層を有するため、この接触面の摩擦抵抗
は、可動部材との接触面の摩擦抵抗より小さいく、可動
部材が移動すると滑座は薄板との接触面をすべらせて、
可動部材と一体となって移動する。
内周全周から上記可動部材のボルト孔内周に突出する係
止突縁を設けたが、これに限らず滑座のボルト孔の内周
の複数箇所から爪状の係止突縁を設けてもよい。さらに
またこれらの係止突縁は滑座を可動部材に固定するもの
であるが、これらの係止突縁はこの考案の必須要件では
ない。これらの係止突縁がなくとも、滑座の薄板との接
触面には減摩材層を有するため、この接触面の摩擦抵抗
は、可動部材との接触面の摩擦抵抗より小さいく、可動
部材が移動すると滑座は薄板との接触面をすべらせて、
可動部材と一体となって移動する。
【0023】また上記実施例では可動部材と固定部材と
のボルトによる締結の場合を示したが、これに限らず、
二つの可動部材相互をボルトにより締結する場合にもこ
の考案は適用できる。
のボルトによる締結の場合を示したが、これに限らず、
二つの可動部材相互をボルトにより締結する場合にもこ
の考案は適用できる。
【0024】
【考案の効果】請求項1項及び2項の考案では、外周面
に塗装を施した部材の一方が他方に対して摺動自在であ
るが、これらの各部材の重合面に、滑座と薄板を重ねて
介在させ、これらの滑座と薄板とで各部材の塗装面を夫
々被い、さらに滑座の薄板との重合面に減摩材層を設け
て滑りを良くしているため、滑座と部材との当接面は摩
擦抵抗が大きく、滑座はこの部材と一体となって動き、
各塗装面に部材の摺動時の摩擦が生ぜず、塗装面が傷つ
いたり、剥がれたりしない。また各部材のボルトの頭体
やナットとの当接面にも滑座や座金を介在させ上記部材
の塗装面を保護している。それ故当該塗装部材は耐久性
があり、従来の如く、塗装面がすぐに剥がれたりしな
い。それ故これらの塗装部材を塗装し直すといった手間
がかからず、経済的なものである。
に塗装を施した部材の一方が他方に対して摺動自在であ
るが、これらの各部材の重合面に、滑座と薄板を重ねて
介在させ、これらの滑座と薄板とで各部材の塗装面を夫
々被い、さらに滑座の薄板との重合面に減摩材層を設け
て滑りを良くしているため、滑座と部材との当接面は摩
擦抵抗が大きく、滑座はこの部材と一体となって動き、
各塗装面に部材の摺動時の摩擦が生ぜず、塗装面が傷つ
いたり、剥がれたりしない。また各部材のボルトの頭体
やナットとの当接面にも滑座や座金を介在させ上記部材
の塗装面を保護している。それ故当該塗装部材は耐久性
があり、従来の如く、塗装面がすぐに剥がれたりしな
い。それ故これらの塗装部材を塗装し直すといった手間
がかからず、経済的なものである。
【0025】請求項3項の考案では、薄板の滑座との重
合面にも減摩材層を設けているため、上記請求項1項の
考案より薄板と滑座との滑りがよく、滑座は部材と一体
に動き、上記効果をより一層確実ならしめている。
合面にも減摩材層を設けているため、上記請求項1項の
考案より薄板と滑座との滑りがよく、滑座は部材と一体
に動き、上記効果をより一層確実ならしめている。
【0026】請求項4項の考案では、滑座のボルト孔の
内周縁から上記摺動範囲を許容する大きさにボルト孔を
形成した部材の当該ボルト孔内周に突出する係止突縁を
設けて滑座を当該部材に固定しているため、滑座はより
確実に当該部材と一体化し、請求項1項の効果をさらに
より一層確実ならしめている。
内周縁から上記摺動範囲を許容する大きさにボルト孔を
形成した部材の当該ボルト孔内周に突出する係止突縁を
設けて滑座を当該部材に固定しているため、滑座はより
確実に当該部材と一体化し、請求項1項の効果をさらに
より一層確実ならしめている。
【図1】この考案の重合部材の分解断面図である。
【図2】この考案の重合部材の分解斜視図である。
【図3】この考案の断面図である。
【図4】この考案の他の実施例における断面図である。
1 可動部材 2 ボルト孔 3 滑座 4 滑座 5 ボルト孔 6 係止突起 7 ボルト孔 8 薄板 9 薄板 10 ボルト孔 11 固定部材 13 座金 14 座金 16 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 明 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)考案者 吉田 朋弘 東京都新宿区新宿1丁目1番14号 那須電 機鉄工株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 塗装した鋼材等の部材を重合しこれらが
ボルトにより締結され、上記部材のボルト孔が当該部材
の摺動範囲を許容する大きさに形成された可動部材の締
結部において、上記部材間に、一表面に減摩材層を形成
した滑座と不錆鋼から成る薄板を介在させ、上記滑座の
減摩材層を有する表面に上記薄板を当接させ、上記滑座
のボルト孔を、上記摺動範囲を許容する大きさにボルト
孔を形成した部材の当該ボルト孔と相応する形状に形成
し、上記摺動範囲を許容する大きさにボルト孔を形成し
た部材と上記ボルトの頭体又は上記ボルトに螺着したナ
ットとの間に上記滑座と同様の滑座を介在させ、また他
方の部材とボルトの頭体又はナットとの間に座金を介在
させたことを特徴とする、可動部材の締結部構造。 - 【請求項2】 塗装した鋼材等の部材を重合しこれらが
ボルトにより締結され、上記部材のボルト孔が当該部材
の摺動範囲を許容する大きさに形成された可動部材の締
結部において、上記部材間に、一表面に減摩材層を形成
した滑座と不錆鋼から成る薄板を介在させ、上記滑座の
減摩材層を有する表面に上記薄板を当接させ、上記滑座
のボルト孔を、上記摺動範囲を許容する大きさにボルト
孔を形成した部材の当該ボルト孔と相応する形状に形成
し、上記ボルトの頭体と上記摺動範囲を許容する大きさ
にボルト孔を形成した部材との間に上記滑座と同様の滑
座を介在させ、上記ボルトを上記部材の一つに螺着した
ことを特徴とする、可動部材の締結部構造。 - 【請求項3】 上記薄板が、一表面に減摩材層を形成
し、上記滑座と薄板の各減摩材層とを当接させたことを
特徴とする、請求項1項又は2項の可動部材の締結部構
造。 - 【請求項4】 上記滑座のボルト孔の内周縁から上記可
動部材のボルト孔内周に突出する係止突縁を設けたこと
を特徴とする、請求項1項、2項又は3項のうちの何れ
かの可動部材の締結部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1517193U JPH0725445Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-03-05 | 可動部材の締結部構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP405993 | 1993-01-20 | ||
| JP5-4059 | 1993-01-20 | ||
| JP1517193U JPH0725445Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-03-05 | 可動部材の締結部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0676709U JPH0676709U (ja) | 1994-10-28 |
| JPH0725445Y2 true JPH0725445Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=26337770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1517193U Expired - Fee Related JPH0725445Y2 (ja) | 1993-01-20 | 1993-03-05 | 可動部材の締結部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725445Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5132585B2 (ja) * | 2009-01-15 | 2013-01-30 | 株式会社Ihiインフラシステム | ボルト締結方法及び該方法に用いる締結用ボルト装置 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP1517193U patent/JPH0725445Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0676709U (ja) | 1994-10-28 |
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