JPH07255132A - 系統連系用インバータ - Google Patents
系統連系用インバータInfo
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- JPH07255132A JPH07255132A JP6042128A JP4212894A JPH07255132A JP H07255132 A JPH07255132 A JP H07255132A JP 6042128 A JP6042128 A JP 6042128A JP 4212894 A JP4212894 A JP 4212894A JP H07255132 A JPH07255132 A JP H07255132A
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- power
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/56—Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、総合運転効率が高く、トランスへの
突出電流のない系統連系用のインバータを提供すること
にある。 【構成】本発明は、太陽電池や燃料電池等の諸条件によ
り発電電力/出力電圧等の変動の大きい直流電源をイン
バータにより交流電力に変換し、トランスで絶縁して電
力系統に連系する系統連系用インバータにおいて、前記
トランスの系統側に遮断器を設け、前記直流電源が発電
していない状態では前記遮断器を開路し、前記直流電源
が系統連系に十分な電力を発電可能な状態では前記遮断
器を閉路しているので、総合運転効率が高く、トランス
への突出電流のない系統連系用インバータを提供でき
る。
突出電流のない系統連系用のインバータを提供すること
にある。 【構成】本発明は、太陽電池や燃料電池等の諸条件によ
り発電電力/出力電圧等の変動の大きい直流電源をイン
バータにより交流電力に変換し、トランスで絶縁して電
力系統に連系する系統連系用インバータにおいて、前記
トランスの系統側に遮断器を設け、前記直流電源が発電
していない状態では前記遮断器を開路し、前記直流電源
が系統連系に十分な電力を発電可能な状態では前記遮断
器を閉路しているので、総合運転効率が高く、トランス
への突出電流のない系統連系用インバータを提供でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、系統連系用のインバー
タに係わり、特に、変換効率/稼働効率等の総合効率が
重要な太陽電池発電設備などに使用される系統連系用イ
ンバータに関するものである。
タに係わり、特に、変換効率/稼働効率等の総合効率が
重要な太陽電池発電設備などに使用される系統連系用イ
ンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽電池や燃料電池等から得た直
流電力を商用周波数の交流電力に変換して商用交流系統
に給電する系統連系システムが用いられている。このよ
うな系統連系システムの一例として図3に示すものがあ
る。同図に示すように、太陽電池のような直流電源1か
らの電力は、インバータブリッジ2により交流電力に変
換され、リアクトル3とコンデンサ4とから成るフィル
タによりPWM制御による高周波成分を除去し、遮断器
5の接点、商用周波トランス6を介して系統電源7に接
続されている。
流電力を商用周波数の交流電力に変換して商用交流系統
に給電する系統連系システムが用いられている。このよ
うな系統連系システムの一例として図3に示すものがあ
る。同図に示すように、太陽電池のような直流電源1か
らの電力は、インバータブリッジ2により交流電力に変
換され、リアクトル3とコンデンサ4とから成るフィル
タによりPWM制御による高周波成分を除去し、遮断器
5の接点、商用周波トランス6を介して系統電源7に接
続されている。
【0003】直流電圧検出器10はインバータブリッジ
2に給電される直流電源の電圧を検出し、直流電圧帰還
信号EFBと、所定レベル以上となると出力される信号E
Xを出力する。系統電圧検出器11は商用周波トランス
6のインバータ側の電圧を検出し、系統電圧帰還信号V
FB(Vsinωt)と、系統電圧が所定の範囲内にある
と出力される信号VXを出力する。また、電流検出器1
2はインバータブリッジ2の出力電流を検出し、電流帰
還信号IFBを出力する。
2に給電される直流電源の電圧を検出し、直流電圧帰還
信号EFBと、所定レベル以上となると出力される信号E
Xを出力する。系統電圧検出器11は商用周波トランス
6のインバータ側の電圧を検出し、系統電圧帰還信号V
FB(Vsinωt)と、系統電圧が所定の範囲内にある
と出力される信号VXを出力する。また、電流検出器1
2はインバータブリッジ2の出力電流を検出し、電流帰
還信号IFBを出力する。
【0004】系統電圧が正常でかつ所定の範囲内で、直
流電圧が所定のレベル以上あり、系統への発電が可能と
判断された場合、すなわち、信号EXと信号VXがとも
に成立すると、遮断器5のドライバ8を駆動し、遮断器
5は閉路する。
流電圧が所定のレベル以上あり、系統への発電が可能と
判断された場合、すなわち、信号EXと信号VXがとも
に成立すると、遮断器5のドライバ8を駆動し、遮断器
5は閉路する。
【0005】また、太陽電池等の直流電源1を最大出力
で駆動するための直流電圧指令E*と直流電圧帰還信号
EFBが制御増幅器20に入力され、制御増幅器20から
交流電流波高値指令I*が出力される。この交流電流波
高値指令I*は、基準発生器21で系統電圧帰還信号V
FB(Vsinωt)に同期したインバータ出力電流基準
I*sinωtに変換され、インバータ出力電流帰還信
号IFBとともに電流制御増幅器22に入力され、PWM
発生器23を介してインバータブリッジ2を制御する。
で駆動するための直流電圧指令E*と直流電圧帰還信号
EFBが制御増幅器20に入力され、制御増幅器20から
交流電流波高値指令I*が出力される。この交流電流波
高値指令I*は、基準発生器21で系統電圧帰還信号V
FB(Vsinωt)に同期したインバータ出力電流基準
I*sinωtに変換され、インバータ出力電流帰還信
号IFBとともに電流制御増幅器22に入力され、PWM
発生器23を介してインバータブリッジ2を制御する。
【0006】上記したように、インバータ装置の制御電
源はインバータの直流部から取られており、直流電源が
発電を開始し、直流電圧がある程度確立するとインバー
タ装置の制御電源が確立したことになる。このように従
来の系統連系システムの制御では、出力電流は直流電源
の発生量に応じた振幅で、系統電圧位相に同期して力率
1で制御される。
源はインバータの直流部から取られており、直流電源が
発電を開始し、直流電圧がある程度確立するとインバー
タ装置の制御電源が確立したことになる。このように従
来の系統連系システムの制御では、出力電流は直流電源
の発生量に応じた振幅で、系統電圧位相に同期して力率
1で制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】太陽電池は非常に高価
なため稼働中の変換効率ばかりでなく、稼動時間や停止
中の無負荷損失等も考慮した総合運転効率が重要なポイ
ントである。ところで、上記したように従来技術では、
インバータは出力電流の力率1制御を行うため商用周波
トランス6の励磁電流は系統側から給電されており、商
用周波トランス6は常に系統電源に接続されている。こ
れは、太陽電池が発電をしていない夜間等も系統電源が
トランスに励磁電流を給電し続けることとなり、総合運
転効率を低下させる原因となっている。
なため稼働中の変換効率ばかりでなく、稼動時間や停止
中の無負荷損失等も考慮した総合運転効率が重要なポイ
ントである。ところで、上記したように従来技術では、
インバータは出力電流の力率1制御を行うため商用周波
トランス6の励磁電流は系統側から給電されており、商
用周波トランス6は常に系統電源に接続されている。こ
れは、太陽電池が発電をしていない夜間等も系統電源が
トランスに励磁電流を給電し続けることとなり、総合運
転効率を低下させる原因となっている。
【0008】また、遮断器5を商用周波トランス6の系
統側に接続し、インバータの運転により開閉を行った場
合には、この開閉の度毎にトランス6へ定格の20倍程
度の突入電流が流れ、系統への頻繁な擾乱を誘起する。
これを防ぐため初期充電抵抗等の追加が必要であった。
統側に接続し、インバータの運転により開閉を行った場
合には、この開閉の度毎にトランス6へ定格の20倍程
度の突入電流が流れ、系統への頻繁な擾乱を誘起する。
これを防ぐため初期充電抵抗等の追加が必要であった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、変換効率/稼働効率の変動が大きく広
い動作範囲が求められる系統連系用のインバータを提供
することにある。本発明の他の目的はインバータ側から
トランスの励磁電流を供給することによりインバータの
総合運転効率を向上させる系統連系用インバータを提供
することにある。本発明のさらに他の目的は総合運転効
率が高く、トランスへの突出電流のない系統連系用イン
バータを実現する。
で、その目的は、変換効率/稼働効率の変動が大きく広
い動作範囲が求められる系統連系用のインバータを提供
することにある。本発明の他の目的はインバータ側から
トランスの励磁電流を供給することによりインバータの
総合運転効率を向上させる系統連系用インバータを提供
することにある。本発明のさらに他の目的は総合運転効
率が高く、トランスへの突出電流のない系統連系用イン
バータを実現する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、太陽電池や燃料電池等の諸
条件により発電電力/出力電圧等の変動の大きい直流電
源をインバータにより交流電力に変換し、トランスで絶
縁して電力系統に連系する系統連系用インバータにおい
て、前記トランスの系統側に遮断器を設け、前記直流電
源が発電していない状態では前記遮断器を開路し、前記
直流電源が系統連系に十分な電力を発電可能な状態では
前記遮断器を閉路することを特徴とする。
め、請求項1記載の発明は、太陽電池や燃料電池等の諸
条件により発電電力/出力電圧等の変動の大きい直流電
源をインバータにより交流電力に変換し、トランスで絶
縁して電力系統に連系する系統連系用インバータにおい
て、前記トランスの系統側に遮断器を設け、前記直流電
源が発電していない状態では前記遮断器を開路し、前記
直流電源が系統連系に十分な電力を発電可能な状態では
前記遮断器を閉路することを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の系
統連系用インバータにおいて、前記インバータの制御電
源は前記直流電源より供給され、前記直流電源が発電を
開始し、また前記遮断器より系統側の系統電圧を検出器
により検出して、系統交流電圧に応じた前記トランスの
励磁電流を前記インバータから給電可能となった状態で
前記遮断器を閉路し、前記トランスの励磁電流が給電不
可となった状態で前記遮断器を開路することを特徴とす
る。
統連系用インバータにおいて、前記インバータの制御電
源は前記直流電源より供給され、前記直流電源が発電を
開始し、また前記遮断器より系統側の系統電圧を検出器
により検出して、系統交流電圧に応じた前記トランスの
励磁電流を前記インバータから給電可能となった状態で
前記遮断器を閉路し、前記トランスの励磁電流が給電不
可となった状態で前記遮断器を開路することを特徴とす
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の系
統連系用インバータにおいて、前記インバータの電流制
御基準を、前記トランスの励磁電流基準と前記直流電源
からの系統への給電電流基準のベクトル和とし、前記直
流電源側の電源確立に応じて、前記トランスの励磁電流
基準を所定のレイトでソフトスタートさせ、系統電圧に
応じた前記トランスの励磁が確立したことを条件に前記
遮断器を閉路させ、また前記直流電源の発電量が低下し
て前記給電電流基準が0となり、励磁電流を維持できな
くなった場合に前記遮断器を開路することを特徴とす
る。
統連系用インバータにおいて、前記インバータの電流制
御基準を、前記トランスの励磁電流基準と前記直流電源
からの系統への給電電流基準のベクトル和とし、前記直
流電源側の電源確立に応じて、前記トランスの励磁電流
基準を所定のレイトでソフトスタートさせ、系統電圧に
応じた前記トランスの励磁が確立したことを条件に前記
遮断器を閉路させ、また前記直流電源の発電量が低下し
て前記給電電流基準が0となり、励磁電流を維持できな
くなった場合に前記遮断器を開路することを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明によれば、インバータの出力電流基準に
トランスの励磁電流をベクトル加算し、インバータから
トランスの励磁電流を供給すると同時に、トランスの励
磁が確立したことを条件にトランスを含めたインバータ
装置を系統に接続するので、総合運転効率が高く、トラ
ンスへの突出電流のない系統連系用インバータを提供で
きる。また、変換効率/稼働効率の変動が大きく広い動
作範囲が求められる系統連系用のインバータを提供でき
る。
トランスの励磁電流をベクトル加算し、インバータから
トランスの励磁電流を供給すると同時に、トランスの励
磁が確立したことを条件にトランスを含めたインバータ
装置を系統に接続するので、総合運転効率が高く、トラ
ンスへの突出電流のない系統連系用インバータを提供で
きる。また、変換効率/稼働効率の変動が大きく広い動
作範囲が求められる系統連系用のインバータを提供でき
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施例のブロック構成図であ
り、本実施例が既に説明した図3の従来の系統連系シス
テムと異なる構成は、以下の3点である。
る。図1は、本発明の一実施例のブロック構成図であ
り、本実施例が既に説明した図3の従来の系統連系シス
テムと異なる構成は、以下の3点である。
【0015】(1)遮断器5と系統電圧検出器11が商
用周波トランス6側の系統側に移動する点。 (2)励磁電流基準発生器24が追加され、電流基準が
従来の直流電圧制御から決まる力率1の電流基準I2 *
sinωtと、トランス6の励磁電流基準I1 *sin
(ωt−π/2)の和となる点。
用周波トランス6側の系統側に移動する点。 (2)励磁電流基準発生器24が追加され、電流基準が
従来の直流電圧制御から決まる力率1の電流基準I2 *
sinωtと、トランス6の励磁電流基準I1 *sin
(ωt−π/2)の和となる点。
【0016】(3)遮断器5の閉路条件が系統電圧正常
とトランス励磁確立となる点。上記した以外の構成は図
3の従来の系統連系システムと同一であるので、同一部
分には同一符号を付して説明する。
とトランス励磁確立となる点。上記した以外の構成は図
3の従来の系統連系システムと同一であるので、同一部
分には同一符号を付して説明する。
【0017】次に、本実施例の作用について説明する。
励磁電流基準発生器24は、予め与えられた商用周波ト
ランス6の励磁特性をパラメターとして、系統電圧帰還
信号VFB(VACsinωt)に応じて系統電圧による励
磁と見合う励磁を与える励磁電流基準I1 *sin(ω
t−π/2)を発生する。その詳細な機能ブロックを図
2に示す。
励磁電流基準発生器24は、予め与えられた商用周波ト
ランス6の励磁特性をパラメターとして、系統電圧帰還
信号VFB(VACsinωt)に応じて系統電圧による励
磁と見合う励磁を与える励磁電流基準I1 *sin(ω
t−π/2)を発生する。その詳細な機能ブロックを図
2に示す。
【0018】図2の機能ブロックにおいて、系統電圧帰
還信号VFBはトランス励磁振幅基準発生器30で、トラ
ンスの励磁特性によって決定される関数f(VAC,ω)
によって系統電圧/周波数に応じた励磁電流振幅指令I
0 *を発生し、励磁電流ソフトスタート回路31に出力
される。
還信号VFBはトランス励磁振幅基準発生器30で、トラ
ンスの励磁特性によって決定される関数f(VAC,ω)
によって系統電圧/周波数に応じた励磁電流振幅指令I
0 *を発生し、励磁電流ソフトスタート回路31に出力
される。
【0019】前記ソフトスタート回路31では、直流電
圧帰還信号EFBが運転範囲の下限値EL 以上、すなわ
ち、EFB≧EL の条件で励磁電流振幅基準I1 *をソフ
トスタートで前記指令値に向かって立ち上げる。励磁電
流で負荷を取ることにより太陽電池は励磁損失分の電力
を供給するために直流電圧は低下する。ソフトスタート
の途中で下記条件のように運転範囲の下限より低下した
場合、すなわち、EFB<EL の場合、励磁振幅基準を減
少させる。ソフトスタートが完了し、励磁電流振幅指令
I0 *と励磁電流振幅基準I1 *が一致した場合は、トラ
ンスの励磁が確立したと判断して、励磁確立信号EYを
出力する。
圧帰還信号EFBが運転範囲の下限値EL 以上、すなわ
ち、EFB≧EL の条件で励磁電流振幅基準I1 *をソフ
トスタートで前記指令値に向かって立ち上げる。励磁電
流で負荷を取ることにより太陽電池は励磁損失分の電力
を供給するために直流電圧は低下する。ソフトスタート
の途中で下記条件のように運転範囲の下限より低下した
場合、すなわち、EFB<EL の場合、励磁振幅基準を減
少させる。ソフトスタートが完了し、励磁電流振幅指令
I0 *と励磁電流振幅基準I1 *が一致した場合は、トラ
ンスの励磁が確立したと判断して、励磁確立信号EYを
出力する。
【0020】一方、系統電圧帰還信号VFB(VACsin
ωt)は位相シフト回路32に入力され、位相π/2遅
らせた正規化された正弦波基準sin(ωt−π/2)
を発生し、励磁振幅基準I1 *を乗算し、励磁電流基準
I1 *sin(ωt−π/2)を出力する。
ωt)は位相シフト回路32に入力され、位相π/2遅
らせた正規化された正弦波基準sin(ωt−π/2)
を発生し、励磁振幅基準I1 *を乗算し、励磁電流基準
I1 *sin(ωt−π/2)を出力する。
【0021】さて、本実施例では太陽電池が発電を開始
すると、直流電圧が立ち上がり始め、先ず制御電源が確
立する。そして、制御電源の確立後、直流電圧が運転範
囲の下限EL より高くなると励磁電流指令がソフトスタ
ートで立ち上がり始めトランスをインバータ側から励磁
し始める。このとき、インバータ電流基準は力率1の基
準I2 *sinωt=0のため励磁電流基準のI1 *si
n(ωt−π/2)のみとなる。
すると、直流電圧が立ち上がり始め、先ず制御電源が確
立する。そして、制御電源の確立後、直流電圧が運転範
囲の下限EL より高くなると励磁電流指令がソフトスタ
ートで立ち上がり始めトランスをインバータ側から励磁
し始める。このとき、インバータ電流基準は力率1の基
準I2 *sinωt=0のため励磁電流基準のI1 *si
n(ωt−π/2)のみとなる。
【0022】このようにしてソフトスタートが完了して
トランスの励磁が確立すると、遮断器5が投入され、系
統連系運転が開始される。発電能力が励磁分以上であれ
ば、直流電圧はさらに上昇し、太陽電池の最大電力制御
のための電圧制御により力率1の電流基準I2 *sin
ωtが立ち上がりはじめ、インバータの電流基準はそれ
らの和、すなわちI1 *sin(ωt−π/2)+I2 *
sinωtとなり、系統へ給電を開始する。
トランスの励磁が確立すると、遮断器5が投入され、系
統連系運転が開始される。発電能力が励磁分以上であれ
ば、直流電圧はさらに上昇し、太陽電池の最大電力制御
のための電圧制御により力率1の電流基準I2 *sin
ωtが立ち上がりはじめ、インバータの電流基準はそれ
らの和、すなわちI1 *sin(ωt−π/2)+I2 *
sinωtとなり、系統へ給電を開始する。
【0023】太陽電池の発電電力が低下してくると、力
率1の電流基準I2 *sinωtが低下し始め、EFB<
E*となるとI2 *sinωt=0となり、励磁電流のみ
で連系し、EFB<EL となった段階で遮断器5を開路す
る。
率1の電流基準I2 *sinωtが低下し始め、EFB<
E*となるとI2 *sinωt=0となり、励磁電流のみ
で連系し、EFB<EL となった段階で遮断器5を開路す
る。
【0024】上述したように、本実施例では太陽電池の
発電能力に応じてトランス励磁電流を含んだインバータ
の出力電流を制御し、トランスの励磁が確立し発電可能
な状態でトランスを含めたインバータシステムを系統に
連系させるため、発電していない状態でのトランス励磁
損失が発生せず、且つトランス投入時にも系統電源に同
期してトランスの励磁が確立しているため突入電流も流
れない。
発電能力に応じてトランス励磁電流を含んだインバータ
の出力電流を制御し、トランスの励磁が確立し発電可能
な状態でトランスを含めたインバータシステムを系統に
連系させるため、発電していない状態でのトランス励磁
損失が発生せず、且つトランス投入時にも系統電源に同
期してトランスの励磁が確立しているため突入電流も流
れない。
【0025】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ばインバータの出力電流基準にトランスの励磁電流をベ
クトル加算し、インバータからトランスの励磁電流を供
給すると同時に、トランスの励磁が確立したことを条件
にトランスを含めたインバータ装置を系統に接続するの
で、総合運転効率が高く、トランスへの突出電流のない
系統連系用インバータを提供できる。したがって、系統
擾乱を起こさない商用周波絶縁の系統連系インバータを
提供できる。
ばインバータの出力電流基準にトランスの励磁電流をベ
クトル加算し、インバータからトランスの励磁電流を供
給すると同時に、トランスの励磁が確立したことを条件
にトランスを含めたインバータ装置を系統に接続するの
で、総合運転効率が高く、トランスへの突出電流のない
系統連系用インバータを提供できる。したがって、系統
擾乱を起こさない商用周波絶縁の系統連系インバータを
提供できる。
【図1】本発明の一実施例のブロック構成図。
【図2】図1の励磁電流基準発生器の機能ブロック図。
【図3】従来の商用周波絶縁形の系統連系インバータの
ブロック構成図。
ブロック構成図。
1…直流電源、2…インバータブリッジ、3…リアクト
ル、4…コンデンサ、5…遮断器、6…商用周波絶縁ト
ランス、7…系統電源、8…遮断器ドライバ、10…直
流電圧検出器、11…系統電圧検出器、12…電流検出
器、20…直流電圧制御増幅器、21…電流基準発生
器、22…電流制御増幅器、23…PWM発生器、24
…励磁電流基準発生器、30…トランス励磁振幅指令発
生器、31…励磁電流基準ソフトスタート回路、32…
位相シフト回路。
ル、4…コンデンサ、5…遮断器、6…商用周波絶縁ト
ランス、7…系統電源、8…遮断器ドライバ、10…直
流電圧検出器、11…系統電圧検出器、12…電流検出
器、20…直流電圧制御増幅器、21…電流基準発生
器、22…電流制御増幅器、23…PWM発生器、24
…励磁電流基準発生器、30…トランス励磁振幅指令発
生器、31…励磁電流基準ソフトスタート回路、32…
位相シフト回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 太陽電池や燃料電池等の諸条件により発
電電力/出力電圧等の変動の大きい直流電源をインバー
タにより交流電力に変換し、トランスで絶縁して電力系
統に連系する系統連系用インバータにおいて、前記トラ
ンスの系統側に遮断器を設け、前記直流電源が発電して
いない状態では前記遮断器を開路し、前記直流電源が系
統連系に十分な電力を発電可能な状態では前記遮断器を
閉路することを特徴とする系統連系用インバータ。 - 【請求項2】 請求項1記載の系統連系用インバータに
おいて、前記インバータの制御電源は前記直流電源より
供給され、前記直流電源が発電を開始し、また前記遮断
器より系統側の系統電圧を検出器により検出して、系統
交流電圧に応じた前記トランスの励磁電流を前記インバ
ータから給電可能となった状態で前記遮断器を閉路し、
前記トランスの励磁電流が給電不可となった状態で前記
遮断器を開路することを特徴とする系統連系用インバー
タ。 - 【請求項3】 請求項2記載の系統連系用インバータに
おいて、前記インバータの電流制御基準を、前記トラン
スの励磁電流基準と前記直流電源からの系統への給電電
流基準のベクトル和とし、前記直流電源側の電源確立に
応じて、前記トランスの励磁電流基準を所定のレイトで
ソフトスタートさせ、系統電圧に応じた前記トランスの
励磁が確立したことを条件に前記遮断器を閉路させ、ま
た前記直流電源の発電量が低下して前記給電電流基準が
0となり、励磁電流を維持できなくなった場合に前記遮
断器を開路することを特徴とする系統連系用インバー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6042128A JPH07255132A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 系統連系用インバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6042128A JPH07255132A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 系統連系用インバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07255132A true JPH07255132A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=12627310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6042128A Pending JPH07255132A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | 系統連系用インバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07255132A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010161902A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Daihen Corp | インバータ制御回路、このインバータ制御回路を備えた系統連系インバータシステム |
| JP2010161901A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-07-22 | Daihen Corp | インバータ制御回路、このインバータ制御回路を備えた系統連系インバータシステム |
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| JP2013027072A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Kyocera Corp | 電力制御装置及び電力制御方法 |
| GB2493534A (en) * | 2011-08-09 | 2013-02-13 | Control Tech Ltd | Renewable energy output monitoring |
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-
1994
- 1994-03-14 JP JP6042128A patent/JPH07255132A/ja active Pending
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