JPH07255238A - 粒状物散布機 - Google Patents
粒状物散布機Info
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- JPH07255238A JPH07255238A JP7268994A JP7268994A JPH07255238A JP H07255238 A JPH07255238 A JP H07255238A JP 7268994 A JP7268994 A JP 7268994A JP 7268994 A JP7268994 A JP 7268994A JP H07255238 A JPH07255238 A JP H07255238A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 機体の左右側方へ延ばした状態に設けられて
いる散布ブームを用いて肥料、薬剤の粒状物を散布する
粒状物散布機において、散布作業時以外には散布ブーム
を邪魔にならないように収納できるようにする。 【構成】 散布ブーム93,…を幅方向に折りたたみ可
能に設けるとともに、その折りたたんだ散布ブーム9
3,…の上下角度を調節する角度調節手段を設け、非作
業時には散布ブーム93,…を走行車体1の側部に沿わ
せて収納させる。
いる散布ブームを用いて肥料、薬剤の粒状物を散布する
粒状物散布機において、散布作業時以外には散布ブーム
を邪魔にならないように収納できるようにする。 【構成】 散布ブーム93,…を幅方向に折りたたみ可
能に設けるとともに、その折りたたんだ散布ブーム9
3,…の上下角度を調節する角度調節手段を設け、非作
業時には散布ブーム93,…を走行車体1の側部に沿わ
せて収納させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機体の左右側方へ延ば
した状態に設けられている散布ブームを用いて流動体で
ある肥料、薬剤等の粒状物を散布する粒状物散布機に関
するものである。
した状態に設けられている散布ブームを用いて流動体で
ある肥料、薬剤等の粒状物を散布する粒状物散布機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】走行車体の後部に設けた昇降リンクに装
着する作業機を選択的に付け替えることにより、苗植付
作業にも苗植付後の管理作業にも使用することのできる
管理田植機が開発されている。この管理田植機を肥料、
薬剤等を散布する粒状物散布機として使用する場合は、
昇降リンクに散布作業機を装着し、走行車体の操縦席の
後側に設置されている粒状物供給装置より供給される肥
料、薬剤等の粒状物を散布作業機の散布ブームによって
散布する。
着する作業機を選択的に付け替えることにより、苗植付
作業にも苗植付後の管理作業にも使用することのできる
管理田植機が開発されている。この管理田植機を肥料、
薬剤等を散布する粒状物散布機として使用する場合は、
昇降リンクに散布作業機を装着し、走行車体の操縦席の
後側に設置されている粒状物供給装置より供給される肥
料、薬剤等の粒状物を散布作業機の散布ブームによって
散布する。
【0003】散布ブームはその左右両翼部が折り曲げ可
能に構成されており、通常の散布作業時には、散布ブー
ムの両翼部を機体の側方に大きく広げ、幅広い範囲に散
布を行い、旋回時には、散布ブームが畦等の障害物に接
触するのを防止するとともに、必要範囲外に散布が行わ
れないようにするために、散布ブームの両翼部を上側に
折り曲げ、散布ブームの中央部のみで散布を行うように
している。また、路上走行時や保管時にも散布ブームが
邪魔にならないように折り曲げておくが、従来は、旋回
時と同様に散布ブームの両翼部を上向きに折り曲げてい
た。
能に構成されており、通常の散布作業時には、散布ブー
ムの両翼部を機体の側方に大きく広げ、幅広い範囲に散
布を行い、旋回時には、散布ブームが畦等の障害物に接
触するのを防止するとともに、必要範囲外に散布が行わ
れないようにするために、散布ブームの両翼部を上側に
折り曲げ、散布ブームの中央部のみで散布を行うように
している。また、路上走行時や保管時にも散布ブームが
邪魔にならないように折り曲げておくが、従来は、旋回
時と同様に散布ブームの両翼部を上向きに折り曲げてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、散布ブ
ームの両翼部を上向きに折り曲げた状態では、その上端
部が走行車体よりも上方に突出しているため、路上走行
時に散布ブームが樹木の枝等の障害物に接触したり、走
行車体に粒状物散布機を装着したままでは出入口が低い
車庫から出し入れできない等の問題があった。また、折
り曲げた状態における高さを抑えるために、散布ブーム
の両翼部は斜め前向きの姿勢で上側に折り曲げるように
なっているので、その上部が粒状物供給装置の粒状物ホ
ッパの上側に張り出した状態となり、走行車体側から粒
状物ホッパへ粒状物補給を行う場合にその張り出した散
布ブームが邪魔になり、補給作業をしづらいという問題
もあった。そこで、本発明は、散布作業時以外には散布
ブームを邪魔にならないように収納できるようにするこ
とを課題としている。
ームの両翼部を上向きに折り曲げた状態では、その上端
部が走行車体よりも上方に突出しているため、路上走行
時に散布ブームが樹木の枝等の障害物に接触したり、走
行車体に粒状物散布機を装着したままでは出入口が低い
車庫から出し入れできない等の問題があった。また、折
り曲げた状態における高さを抑えるために、散布ブーム
の両翼部は斜め前向きの姿勢で上側に折り曲げるように
なっているので、その上部が粒状物供給装置の粒状物ホ
ッパの上側に張り出した状態となり、走行車体側から粒
状物ホッパへ粒状物補給を行う場合にその張り出した散
布ブームが邪魔になり、補給作業をしづらいという問題
もあった。そこで、本発明は、散布作業時以外には散布
ブームを邪魔にならないように収納できるようにするこ
とを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成とした。すなわち、本発明
にかかる粒状物散布機は、機体の左右側方へ延ばした状
態に設けられている散布ブームを用いて粒状物を散布す
る粒状物散布機において、前記散布ブームを機体の幅方
向に折り曲げ可能に設けるとともに、その折り曲げた散
布ブームの上下角度を調節する角度調節手段を設けたこ
とを特徴としている。
に、本発明は次のように構成とした。すなわち、本発明
にかかる粒状物散布機は、機体の左右側方へ延ばした状
態に設けられている散布ブームを用いて粒状物を散布す
る粒状物散布機において、前記散布ブームを機体の幅方
向に折り曲げ可能に設けるとともに、その折り曲げた散
布ブームの上下角度を調節する角度調節手段を設けたこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】幅方向に折り曲げた散布ブームの上下角度を調
節することができるので、その場の状況に適した位置に
散布ブームを収納することができる。例えば、散布作業
中に圃場内で粒状物散布機を旋回させる時には、散布ブ
ームを上側に折り曲げるようにすると、折り曲げ動作時
に散布ブームが畦等の障害物に接触しにくいので、好都
合である。また、折り曲げた散布ブームを水平もしくは
水平に近い状態にして、走行車体に沿わせて収納してお
くと、散布ブームが走行車体よりも上方に突出すること
がなく、路上走行時や保管時の邪魔にならず、しかも、
粒状物の補給がしやすい。
節することができるので、その場の状況に適した位置に
散布ブームを収納することができる。例えば、散布作業
中に圃場内で粒状物散布機を旋回させる時には、散布ブ
ームを上側に折り曲げるようにすると、折り曲げ動作時
に散布ブームが畦等の障害物に接触しにくいので、好都
合である。また、折り曲げた散布ブームを水平もしくは
水平に近い状態にして、走行車体に沿わせて収納してお
くと、散布ブームが走行車体よりも上方に突出すること
がなく、路上走行時や保管時の邪魔にならず、しかも、
粒状物の補給がしやすい。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例として、苗植付作業に
も粒状物散布等の管理作業にも使用することのできる管
理田植機について説明する。この管理田植機は、走行車
体1の後部に設けた昇降リンク59に植付作業機70を
装着すると田植機となり、散布作業機90を装着すると
粒物散布機となる。
も粒状物散布等の管理作業にも使用することのできる管
理田植機について説明する。この管理田植機は、走行車
体1の後部に設けた昇降リンク59に植付作業機70を
装着すると田植機となり、散布作業機90を装着すると
粒物散布機となる。
【0008】走行車体1は四輪駆動車両であり、駆動輪
である左右一対の前輪2,2および後輪3,3を備えて
いる。機体の前部に配したミッションケース5の左右側
面部からフロントアクスルケース6,6が左右側方に延
ばされ、その先端部に縦軸ケース7,7が固定して設け
られ、さらにその下端部に前輪ファイナルケース8,8
が回動中心軸8a,8a回りに回動自在に設けられ、こ
の前輪ファイナルケース8,8の外側部から外向きに突
出する前輪車軸2a,2aに前輪2,2が取り付けられ
ている。前輪車軸2aは回動中心軸8aから偏心してお
り、回動中心軸8a回りの前輪ファイナルケース8の角
度が変わると、機体に対する前輪2の高さも変わり、機
体が昇降するようになっている。縦軸ケース7はフロン
トアクスルケース側の上部ケース7Uと前輪ファイナル
ケース側の下部ケース7Lとからなり、上部ケース7U
に対して下部ケース7Lは変向可能になっている。
である左右一対の前輪2,2および後輪3,3を備えて
いる。機体の前部に配したミッションケース5の左右側
面部からフロントアクスルケース6,6が左右側方に延
ばされ、その先端部に縦軸ケース7,7が固定して設け
られ、さらにその下端部に前輪ファイナルケース8,8
が回動中心軸8a,8a回りに回動自在に設けられ、こ
の前輪ファイナルケース8,8の外側部から外向きに突
出する前輪車軸2a,2aに前輪2,2が取り付けられ
ている。前輪車軸2aは回動中心軸8aから偏心してお
り、回動中心軸8a回りの前輪ファイナルケース8の角
度が変わると、機体に対する前輪2の高さも変わり、機
体が昇降するようになっている。縦軸ケース7はフロン
トアクスルケース側の上部ケース7Uと前輪ファイナル
ケース側の下部ケース7Lとからなり、上部ケース7U
に対して下部ケース7Lは変向可能になっている。
【0009】前輪ファイナルケース8の回動範囲は、前
輪ファイナルケース8の外面部に固着の一対のストッパ
S1,S2と下部ケース7Lに固着のストッパ受け9に
よって規制された円周のほぼ前半分の範囲θとなってい
る。図5(a)に示す如く、ストッパS1をストッパ受
け9の係合部9aに係合させると、機体に対し前輪2が
高くなった前輪上げ位置FW1(車高h1 )となり、ま
た、図5(b)に示す如く、ストッパS2をストッパ受
け9の係合部9bに係合させると、機体に対し前輪2が
低くなった前輪下げ位置FW2(車高h2 )となる。
輪ファイナルケース8の外面部に固着の一対のストッパ
S1,S2と下部ケース7Lに固着のストッパ受け9に
よって規制された円周のほぼ前半分の範囲θとなってい
る。図5(a)に示す如く、ストッパS1をストッパ受
け9の係合部9aに係合させると、機体に対し前輪2が
高くなった前輪上げ位置FW1(車高h1 )となり、ま
た、図5(b)に示す如く、ストッパS2をストッパ受
け9の係合部9bに係合させると、機体に対し前輪2が
低くなった前輪下げ位置FW2(車高h2 )となる。
【0010】なお、前輪上げ位置FW1は前輪ファイナ
ルケース8を上側に回動させた場合に円周の上死点Z1
より少し手前の位置に設定され、かつ、前輪下げ位置F
W2は前輪ファイナルケース8を下側に回動させた場合
に円周の下死点Z2を少し越えた位置に設定されてい
る。これは、前輪上げ位置FW1もしくは前輪下げ位置
FW2に前輪がある時、前輪ファイナルケース8を回動
可能側に回動させるには機体の重量に反した力が要する
ので、それぞれの位置FW1,FW2で前輪2が安定す
るからである。
ルケース8を上側に回動させた場合に円周の上死点Z1
より少し手前の位置に設定され、かつ、前輪下げ位置F
W2は前輪ファイナルケース8を下側に回動させた場合
に円周の下死点Z2を少し越えた位置に設定されてい
る。これは、前輪上げ位置FW1もしくは前輪下げ位置
FW2に前輪がある時、前輪ファイナルケース8を回動
可能側に回動させるには機体の重量に反した力が要する
ので、それぞれの位置FW1,FW2で前輪2が安定す
るからである。
【0011】また、ミッションケース5の背面部には左
右一対のメインフレーム10,10の前端部が固着さ
れ、さらにメインフレーム10,10の後端部には横フ
レーム11が固着されている。そして、横フレーム11
の左右中央部に軸心が前後水平に向いた後輪ローリング
軸12が固定状態で嵌合し、該後輪ローリング軸の突出
部に後輪フレーム13がローリング自在に支持されてい
る。この後輪フレーム13の左右端部に後輪入力ケース
15,15が一体に設けられ、さらに該後輪入力ケース
に対し回動中心軸16a,16a回りに回動自在に後輪
ファイナルケース16,16が設けられ、その外側部か
ら外向きに突出する後輪車軸3a,3aに後輪3,3が
取り付けられている。後輪車軸3aは回動中心軸16a
から偏心しており、回動中心軸16a回りの後輪ファイ
ナルケース16の角度が変わると、機体に対する後輪3
の高さも変わり、機体が昇降するようになっている。
右一対のメインフレーム10,10の前端部が固着さ
れ、さらにメインフレーム10,10の後端部には横フ
レーム11が固着されている。そして、横フレーム11
の左右中央部に軸心が前後水平に向いた後輪ローリング
軸12が固定状態で嵌合し、該後輪ローリング軸の突出
部に後輪フレーム13がローリング自在に支持されてい
る。この後輪フレーム13の左右端部に後輪入力ケース
15,15が一体に設けられ、さらに該後輪入力ケース
に対し回動中心軸16a,16a回りに回動自在に後輪
ファイナルケース16,16が設けられ、その外側部か
ら外向きに突出する後輪車軸3a,3aに後輪3,3が
取り付けられている。後輪車軸3aは回動中心軸16a
から偏心しており、回動中心軸16a回りの後輪ファイ
ナルケース16の角度が変わると、機体に対する後輪3
の高さも変わり、機体が昇降するようになっている。
【0012】後輪ファイナルケース16,16の角度は
後輪昇降シリンダ18,18によって調節する。これら
後輪昇降シリンダ18,18は複動式の油圧シリンダで
あって、シリンダ体側がメインフレーム10,10に枢
着され、ピストン側が後輪フレーム13の外周部に回動
自在に嵌合する筒体19,19に固着した揺動アーム2
0,20の先端に連結されている。筒体19,19には
揺動アーム20,20とは別に連動アーム22,22が
固着されており、その連動アーム22,22の先端部が
後輪ファイナルケース16,16の内面部に突設した連
結軸23,23に回動自在に連結されている。後輪昇降
シリンダ18,18を伸縮作動させることにより後輪フ
ァイナルケース16,16が図7におけるαの範囲内で
回動し、後輪ファイナルケース16,16が上向きに回
動すると機体に対し後輪3,3が上昇し(車高H2 )、
後輪ファイナルケース16,16が下向きに回動すると
機体に対し後輪3,3が下降する(車高H2 )。左右の
後輪昇降シリンダ18,18は共通の後輪昇降バルブ2
5(図11参照)によって制御される。
後輪昇降シリンダ18,18によって調節する。これら
後輪昇降シリンダ18,18は複動式の油圧シリンダで
あって、シリンダ体側がメインフレーム10,10に枢
着され、ピストン側が後輪フレーム13の外周部に回動
自在に嵌合する筒体19,19に固着した揺動アーム2
0,20の先端に連結されている。筒体19,19には
揺動アーム20,20とは別に連動アーム22,22が
固着されており、その連動アーム22,22の先端部が
後輪ファイナルケース16,16の内面部に突設した連
結軸23,23に回動自在に連結されている。後輪昇降
シリンダ18,18を伸縮作動させることにより後輪フ
ァイナルケース16,16が図7におけるαの範囲内で
回動し、後輪ファイナルケース16,16が上向きに回
動すると機体に対し後輪3,3が上昇し(車高H2 )、
後輪ファイナルケース16,16が下向きに回動すると
機体に対し後輪3,3が下降する(車高H2 )。左右の
後輪昇降シリンダ18,18は共通の後輪昇降バルブ2
5(図11参照)によって制御される。
【0013】前輪支持部および後輪支持部は上記の構造
となっており、後述する操作を行い、機体に対し前輪
2,2および後輪3,3を昇降させることにより、車高
調節が行われる。機体の前後傾斜を検出する水平センサ
24の検出結果に基づき、機体が常に前後水平に維持さ
れるように後輪昇降シリンダ18,18の伸縮作動が制
御されており、前輪ファイナルケース8,8の回動に連
動して後輪ファイナルケース16,16も回動する。
となっており、後述する操作を行い、機体に対し前輪
2,2および後輪3,3を昇降させることにより、車高
調節が行われる。機体の前後傾斜を検出する水平センサ
24の検出結果に基づき、機体が常に前後水平に維持さ
れるように後輪昇降シリンダ18,18の伸縮作動が制
御されており、前輪ファイナルケース8,8の回動に連
動して後輪ファイナルケース16,16も回動する。
【0014】エンジン30はメインフレーム10,10
の上に設けられている。エンジン30の回転動力が、第
1ベルト伝動装置31を介してHST32に伝えられる
とともに、第2ベルト伝動装置33を介してジェネレー
タ34に伝えられる。さらに、HST32によって変速
後の回転動力が、無段変速機構を有する第3ベルト伝動
装置36を介してミッションケース5に伝えられるとと
もに、第4ベルト伝動装置37を介して油圧ポンプ3
8,39に伝えられる。また、HST入力軸32aから
は第5ベルト伝動装置47を介して、植付作業機以外の
作業機を駆動するための汎用クラッチ48へ伝動される
の上に設けられている。エンジン30の回転動力が、第
1ベルト伝動装置31を介してHST32に伝えられる
とともに、第2ベルト伝動装置33を介してジェネレー
タ34に伝えられる。さらに、HST32によって変速
後の回転動力が、無段変速機構を有する第3ベルト伝動
装置36を介してミッションケース5に伝えられるとと
もに、第4ベルト伝動装置37を介して油圧ポンプ3
8,39に伝えられる。また、HST入力軸32aから
は第5ベルト伝動装置47を介して、植付作業機以外の
作業機を駆動するための汎用クラッチ48へ伝動される
【0015】第3ベルト伝動装置36のミッション側プ
ーリ36aとミッション入力軸5aの伝動部は主クラッ
チAとして構成されている。この主クラッチAを経由し
てミッションケース5に入力された回転動力は、主変速
装置Bによって変速した後、走行用動力と作業機用動力
に分けられる。
ーリ36aとミッション入力軸5aの伝動部は主クラッ
チAとして構成されている。この主クラッチAを経由し
てミッションケース5に入力された回転動力は、主変速
装置Bによって変速した後、走行用動力と作業機用動力
に分けられる。
【0016】走行用動力は、フロントデフ装置Cを経由
して左右のフロントアクスル6a,6a、縦軸7a,7
a、回動中心軸8a,8a、前輪車軸2a,2aの順に
伝動されるとともに、リヤデフ装置Dを経由して左右の
リヤデフ軸5b,5b、後輪出力軸5c,5c、後輪伝
動軸40,40、後輪入力軸15a,15a、回動中心
軸16a,16a、後輪車軸3a,3aの順に伝動され
る。なお、デフ装置C,Dは、デフ機能を停止させるデ
フロック機構Ca,Daを有する。
して左右のフロントアクスル6a,6a、縦軸7a,7
a、回動中心軸8a,8a、前輪車軸2a,2aの順に
伝動されるとともに、リヤデフ装置Dを経由して左右の
リヤデフ軸5b,5b、後輪出力軸5c,5c、後輪伝
動軸40,40、後輪入力軸15a,15a、回動中心
軸16a,16a、後輪車軸3a,3aの順に伝動され
る。なお、デフ装置C,Dは、デフ機能を停止させるデ
フロック機構Ca,Daを有する。
【0017】リヤデフ軸5b,5bから後輪出力軸5
c,5cへの伝動部には、図10に示すサイドクラッチ
・ブレーキE,Eが設けられている。同図におけるg1
はリヤデフ軸5bに取り付けたベベルギヤ、g2は後輪
出力軸5cに回転自在に嵌合するベベルギヤである。サ
イドクラッチ41は多板クラッチであって、ベベルギヤ
g2にスプライン嵌合する外筒体41aの駆動板41
b,…と後輪出力軸5cに一体に設けた内筒体41cの
受動板41d,…とが対向させられており、リング状の
板バネ41e,…によってスライダ41fを外筒体41
aに押し付けることにより、駆動板41b,…と受動板
41d,…とが圧接されクラッチ入になる。シフタ41
gを操作してスライダ41fによる外筒体41aの押し
付けを解除すると、駆動板41b,…と受動板41d,
…が離れクラッチ切になる。
c,5cへの伝動部には、図10に示すサイドクラッチ
・ブレーキE,Eが設けられている。同図におけるg1
はリヤデフ軸5bに取り付けたベベルギヤ、g2は後輪
出力軸5cに回転自在に嵌合するベベルギヤである。サ
イドクラッチ41は多板クラッチであって、ベベルギヤ
g2にスプライン嵌合する外筒体41aの駆動板41
b,…と後輪出力軸5cに一体に設けた内筒体41cの
受動板41d,…とが対向させられており、リング状の
板バネ41e,…によってスライダ41fを外筒体41
aに押し付けることにより、駆動板41b,…と受動板
41d,…とが圧接されクラッチ入になる。シフタ41
gを操作してスライダ41fによる外筒体41aの押し
付けを解除すると、駆動板41b,…と受動板41d,
…が離れクラッチ切になる。
【0018】ブレーキ42は、後輪出力軸5cに取り付
けたドラム42a,…にシュー42b,…を押し付け
て、後輪出力軸5cの回転を制動するようになってい
る。前記シフタ41gをクラッチ切側に操作する際に、
スライダ41fがディスク42cを押圧してシュー42
b,…がドラム42a,…を押し付けるようになってい
るので、サイドクラッチ切動作に連動して後輪3にブレ
ーキがかかる。
けたドラム42a,…にシュー42b,…を押し付け
て、後輪出力軸5cの回転を制動するようになってい
る。前記シフタ41gをクラッチ切側に操作する際に、
スライダ41fがディスク42cを押圧してシュー42
b,…がドラム42a,…を押し付けるようになってい
るので、サイドクラッチ切動作に連動して後輪3にブレ
ーキがかかる。
【0019】後輪伝動軸40はユニバーサルジョイント
43,43を介して後輪出力軸5cおよび後輪入力軸1
5aに連結され、かつ後輪伝動軸40は伸縮自在に構成
されているので、後輪3,3のローリングによって後輪
出力軸5cと後輪入力軸15aの位置関係や距離が変わ
ってもそれに対応できるようになっている。
43,43を介して後輪出力軸5cおよび後輪入力軸1
5aに連結され、かつ後輪伝動軸40は伸縮自在に構成
されているので、後輪3,3のローリングによって後輪
出力軸5cと後輪入力軸15aの位置関係や距離が変わ
ってもそれに対応できるようになっている。
【0020】また、作業機用動力は、株間変速装置Fに
よって変速した後、作業機伝動軸45を介して植付クラ
ッチケース46に伝えられ、ここでPTO軸46aと繰
出器駆動軸46bに分離して取り出される。この植付ク
ラッチケース46内には、植付作業機の駆動を入切させ
るとともに駆動を切った時に植付作業機70を所定の位
相で停止させる植付クラッチGと、後記繰出器82,…
の駆動を入切させる繰出器クラッチHが内蔵されてい
る。
よって変速した後、作業機伝動軸45を介して植付クラ
ッチケース46に伝えられ、ここでPTO軸46aと繰
出器駆動軸46bに分離して取り出される。この植付ク
ラッチケース46内には、植付作業機の駆動を入切させ
るとともに駆動を切った時に植付作業機70を所定の位
相で停止させる植付クラッチGと、後記繰出器82,…
の駆動を入切させる繰出器クラッチHが内蔵されてい
る。
【0021】操縦座席50はエンジン30の上側を覆う
エンジンカバー51の上に設置されている。そして、操
縦座席50の前方のフロントカバー52の上方に操縦ハ
ンドル53が設けられている。また、フロントカバー5
2および操縦座席50の周辺部に、各種レバー54,
…、各種ペダル55,…等が設けられている。エンジン
カバー51およびフロントカバー52の下部の周りは水
平状のフロアステップ57となり、その上を操縦者が歩
行等をすることができるようになっている。さらに、機
体側部には、フロアステップ57に昇降するための昇降
ステップ58,58が設けられている。
エンジンカバー51の上に設置されている。そして、操
縦座席50の前方のフロントカバー52の上方に操縦ハ
ンドル53が設けられている。また、フロントカバー5
2および操縦座席50の周辺部に、各種レバー54,
…、各種ペダル55,…等が設けられている。エンジン
カバー51およびフロントカバー52の下部の周りは水
平状のフロアステップ57となり、その上を操縦者が歩
行等をすることができるようになっている。さらに、機
体側部には、フロアステップ57に昇降するための昇降
ステップ58,58が設けられている。
【0022】昇降リンク59は、各左右一対のアッパリ
ンク60,60およびロアリンク61,61を備えてい
る。これらリンク60,60,61,61は、その基部
側がメインフレーム10,10の後端部に立設したリン
クベースフレーム62に回動自在に取り付けられ、その
先端側に作業機装着枠63が連結されている。メインフ
レーム10,10に固着した支持部材(図示せず)とア
ッパリンク60,60に一体形成したスイングアーム6
4の先端部との間に作業機昇降シリンダ65が介装され
ており、該シリンダを伸縮させることにより、アッパリ
ンク60,60が上下に回動し、作業機装着枠63に装
着した作業機がほぼ一定姿勢のまま昇降する。この作業
機昇降シリンダ65は作業機昇降バルブ66(図11参
照)で制御される。
ンク60,60およびロアリンク61,61を備えてい
る。これらリンク60,60,61,61は、その基部
側がメインフレーム10,10の後端部に立設したリン
クベースフレーム62に回動自在に取り付けられ、その
先端側に作業機装着枠63が連結されている。メインフ
レーム10,10に固着した支持部材(図示せず)とア
ッパリンク60,60に一体形成したスイングアーム6
4の先端部との間に作業機昇降シリンダ65が介装され
ており、該シリンダを伸縮させることにより、アッパリ
ンク60,60が上下に回動し、作業機装着枠63に装
着した作業機がほぼ一定姿勢のまま昇降する。この作業
機昇降シリンダ65は作業機昇降バルブ66(図11参
照)で制御される。
【0023】油圧回路は図11のように組まれている。
すなわち、2つの油圧ポンプ38,39を備え、一方の
油圧ポンプ38は後輪昇降シリンダ18,18と作業機
昇降シリンダ65に油を送り、もう一方の油圧ポンプ3
9はパワーステアリング用のトルクジェネレータ68に
油を送るようになっている。また、作業機昇降バルブ6
6が中立である時にのみ、後輪昇降バルブ25に油が供
給されるようになっている。
すなわち、2つの油圧ポンプ38,39を備え、一方の
油圧ポンプ38は後輪昇降シリンダ18,18と作業機
昇降シリンダ65に油を送り、もう一方の油圧ポンプ3
9はパワーステアリング用のトルクジェネレータ68に
油を送るようになっている。また、作業機昇降バルブ6
6が中立である時にのみ、後輪昇降バルブ25に油が供
給されるようになっている。
【0024】走行車体1は以上の構成となっており、作
業目的に応じ、各車輪2,2,3,3を昇降させて車高
を調節する。その車高調節は次のようにして行う。
業目的に応じ、各車輪2,2,3,3を昇降させて車高
を調節する。その車高調節は次のようにして行う。
【0025】車高が低い状態(図1の状態)から車高が
高い状態(図2の状態)にする場合は、ミッションを後
進に入れ、左右の後輪ブレーキペダル(図示せず)を踏
み込む。すると、後輪ブレーキ42,42がかかると同
時にサイドクラッチ41,41が切れ、後輪3,3の回
転が停止する。一方、前輪2,2は回転したままである
ので、前輪2,2は地面を転動しようとする。ところ
で、機体重量の大半は後輪3,3にかかっており、その
後輪3,3と地面との摩擦抵抗の方が前輪2,2による
推進力よりも大きいので、機体は移動することができな
い。その結果、前輪ファイナルケース8,8が回動中心
軸8a,8aを支点にして前輪の回転方向と逆向きに回
動し、前輪2,2が上げ位置FW1から下げ位置FW2
へ移動する。
高い状態(図2の状態)にする場合は、ミッションを後
進に入れ、左右の後輪ブレーキペダル(図示せず)を踏
み込む。すると、後輪ブレーキ42,42がかかると同
時にサイドクラッチ41,41が切れ、後輪3,3の回
転が停止する。一方、前輪2,2は回転したままである
ので、前輪2,2は地面を転動しようとする。ところ
で、機体重量の大半は後輪3,3にかかっており、その
後輪3,3と地面との摩擦抵抗の方が前輪2,2による
推進力よりも大きいので、機体は移動することができな
い。その結果、前輪ファイナルケース8,8が回動中心
軸8a,8aを支点にして前輪の回転方向と逆向きに回
動し、前輪2,2が上げ位置FW1から下げ位置FW2
へ移動する。
【0026】一方、後輪側は水平センサ24によって検
出される機体の前後傾斜が常に水平に保持されるように
後輪昇降シリンダ18,18が制御されているため、前
輪ファイナルケース8,8の回動に応じて後輪ファイナ
ルケース16,16も回動中心軸16a,16aを支点
にして下向きに回動し、後輪3,3が機体に対して下降
する。これによって、機体を水平に保ったまま車高が高
くなる。
出される機体の前後傾斜が常に水平に保持されるように
後輪昇降シリンダ18,18が制御されているため、前
輪ファイナルケース8,8の回動に応じて後輪ファイナ
ルケース16,16も回動中心軸16a,16aを支点
にして下向きに回動し、後輪3,3が機体に対して下降
する。これによって、機体を水平に保ったまま車高が高
くなる。
【0027】なお、前輪ファイナルケース回動作動時に
フロントデフ装置Cをロックしておくと、左右の前輪フ
ァイナルケース8,8が一様に回動作動するので、車高
調節が安定して行われる。
フロントデフ装置Cをロックしておくと、左右の前輪フ
ァイナルケース8,8が一様に回動作動するので、車高
調節が安定して行われる。
【0028】逆に、車高が高い状態から車高が低い状態
にする場合は、ミッションを前進に入れ、後輪ブレーキ
ペダルを踏み込む。すると、前輪ファイナルケース8,
8が前記車高上げ時とは逆方向に回動し、前輪2,2が
機体に対して上昇すると同時に、後輪ファイナルケース
16,16も上向きに回動し、後輪3,3を機体に対し
て上昇させる。
にする場合は、ミッションを前進に入れ、後輪ブレーキ
ペダルを踏み込む。すると、前輪ファイナルケース8,
8が前記車高上げ時とは逆方向に回動し、前輪2,2が
機体に対して上昇すると同時に、後輪ファイナルケース
16,16も上向きに回動し、後輪3,3を機体に対し
て上昇させる。
【0029】田植機として使用するときは、図1に示す
ように、走行車体1の車高を低くし、作業機連結枠63
に植付作業機70を装着する。植付作業機70は、フレ
ームを兼ねる伝動ケース74、苗を載せておく苗載台7
5、該苗載台上の苗を圃場面に植え付けてゆく植付装置
76,…、整地用のセンターフロート77およびサイド
フロート78,78等を備えている。センターフロート
77は圃場面の凹凸を検出するセンサでもあり、植付作
業時には、このセンターフロート77の上下動に応じて
前記作業機昇降バルブ66が駆動され、苗の植付深さを
常に一定に維持するようになっている。
ように、走行車体1の車高を低くし、作業機連結枠63
に植付作業機70を装着する。植付作業機70は、フレ
ームを兼ねる伝動ケース74、苗を載せておく苗載台7
5、該苗載台上の苗を圃場面に植え付けてゆく植付装置
76,…、整地用のセンターフロート77およびサイド
フロート78,78等を備えている。センターフロート
77は圃場面の凹凸を検出するセンサでもあり、植付作
業時には、このセンターフロート77の上下動に応じて
前記作業機昇降バルブ66が駆動され、苗の植付深さを
常に一定に維持するようになっている。
【0030】また、図1の状態は操縦座席50の後側に
粒状物供給装置80が設けられ、苗植付けと同時に植え
付けた苗の側部近傍に施肥を施すようになっている。粒
状物供給装置80は、ホッパ81内に貯蔵されている肥
料を繰出器82,…によって下方に繰り出し、その繰り
出された粒状物をフレキシブルな導管83,…を通して
所定位置(例えば植付条の側部近傍の施肥位置)まで導
く構成となっている。繰出器82,…は、前記繰出器駆
動軸46bより駆動機構87を介して駆動される。84
は肥料搬送用エアを導管83,…内へ吹き込むための側
条施肥ブロア、85は該ブロアを駆動するモータ、86
は側条施肥ブロア84から吹き出されるエアを各導管8
3,…へ供給するエアチャンバである。
粒状物供給装置80が設けられ、苗植付けと同時に植え
付けた苗の側部近傍に施肥を施すようになっている。粒
状物供給装置80は、ホッパ81内に貯蔵されている肥
料を繰出器82,…によって下方に繰り出し、その繰り
出された粒状物をフレキシブルな導管83,…を通して
所定位置(例えば植付条の側部近傍の施肥位置)まで導
く構成となっている。繰出器82,…は、前記繰出器駆
動軸46bより駆動機構87を介して駆動される。84
は肥料搬送用エアを導管83,…内へ吹き込むための側
条施肥ブロア、85は該ブロアを駆動するモータ、86
は側条施肥ブロア84から吹き出されるエアを各導管8
3,…へ供給するエアチャンバである。
【0031】粒状物散布機として使用するときは、図2
に示すように、走行車体1の車高を高くし、作業機連結
枠63に散布作業機90を装着する。散布作業機90は
粒状物を散布するための散布ブーム93,…を備え、該
散布ブーム等が取り付けられている機枠109は、ロー
リング軸110によってローリング自在にヒッチ91に
支持されているとともに、ローリングした際に中立側に
戻るように中立復帰スプリング111,111によって
引っ張られている。
に示すように、走行車体1の車高を高くし、作業機連結
枠63に散布作業機90を装着する。散布作業機90は
粒状物を散布するための散布ブーム93,…を備え、該
散布ブーム等が取り付けられている機枠109は、ロー
リング軸110によってローリング自在にヒッチ91に
支持されているとともに、ローリングした際に中立側に
戻るように中立復帰スプリング111,111によって
引っ張られている。
【0032】散布ブーム93,…は、長さの異なる3本
が束ねた状態で水平に設けられている。短い散布ブーム
93(1)は、植付作業機70によって苗植付けされる
幅と同じ幅Wで散布を施すように散布ノズル94,…が
形成されている。中間長さの散布ブーム93(2)は、
短い散布ブーム93(1)の散布範囲の左右両側に(1
/2)Wの幅づつ散布を施すように散布ノズル94,…
が形成されている。また、長い散布ブーム93(3)
は、中間長さの散布ブーム93(2)の散布範囲の外側
に(1/2)Wの幅づつ散布を施すように散布ノズル9
4,…が形成されている。
が束ねた状態で水平に設けられている。短い散布ブーム
93(1)は、植付作業機70によって苗植付けされる
幅と同じ幅Wで散布を施すように散布ノズル94,…が
形成されている。中間長さの散布ブーム93(2)は、
短い散布ブーム93(1)の散布範囲の左右両側に(1
/2)Wの幅づつ散布を施すように散布ノズル94,…
が形成されている。また、長い散布ブーム93(3)
は、中間長さの散布ブーム93(2)の散布範囲の外側
に(1/2)Wの幅づつ散布を施すように散布ノズル9
4,…が形成されている。
【0033】散布作業時における各散布ブーム93,…
の位置関係は、短い散布ブーム93(1)と中間長さの
散布ブーム93(2)の上に長い散布ブーム93(3)
が乗った状態となっている。これは、下側の2本の散布
ブーム93(1,2)が上側の長い散布ブーム93
(3)を下から支えるので、長い散布ブーム93(3)
のたわみが少なくなり、強度的に有利であるからであ
る。また、この位置関係にすると、前記の如く散布ノズ
ル94,…を配置する場合に、下側の散布ブーム93と
上側の散布ブーム93の散布ノズル94,…とが干渉し
ないので都合が良い。なお、下側の2本の散布ブームに
関し、本例では、中間長さの散布ブーム93(2)が前
で短い散布ブーム93(1)が後ろになっているが、両
者を前後逆に配置してもよい。
の位置関係は、短い散布ブーム93(1)と中間長さの
散布ブーム93(2)の上に長い散布ブーム93(3)
が乗った状態となっている。これは、下側の2本の散布
ブーム93(1,2)が上側の長い散布ブーム93
(3)を下から支えるので、長い散布ブーム93(3)
のたわみが少なくなり、強度的に有利であるからであ
る。また、この位置関係にすると、前記の如く散布ノズ
ル94,…を配置する場合に、下側の散布ブーム93と
上側の散布ブーム93の散布ノズル94,…とが干渉し
ないので都合が良い。なお、下側の2本の散布ブームに
関し、本例では、中間長さの散布ブーム93(2)が前
で短い散布ブーム93(1)が後ろになっているが、両
者を前後逆に配置してもよい。
【0034】図16の如く、散布ブーム93は、管部9
5と散布ノズル94とが別部材で構成され、両者を適当
な連結具96で連結させた構造となっている。このた
め、散布ノズル94だけに分離することができ、清掃等
のメンテナンス性がよい。
5と散布ノズル94とが別部材で構成され、両者を適当
な連結具96で連結させた構造となっている。このた
め、散布ノズル94だけに分離することができ、清掃等
のメンテナンス性がよい。
【0035】また、管部95の材質については、内側の
散布ノズル94よりも中央寄りの根元部分95−1は金
属管(例えばステンレス鋼管)とし、内外の散布ノズル
94,94を結ぶ先端部分95−2は合成樹脂管(例え
ば塩ビ管)としてある。これは、散布ブーム全体を支え
る根元部分95−1は金属管とすることにより強度を保
持するとともに、曲げモーメントに大きな影響を及ぼす
先端部分95−2は合成樹脂管とすることにより軽量化
を図っているのである。
散布ノズル94よりも中央寄りの根元部分95−1は金
属管(例えばステンレス鋼管)とし、内外の散布ノズル
94,94を結ぶ先端部分95−2は合成樹脂管(例え
ば塩ビ管)としてある。これは、散布ブーム全体を支え
る根元部分95−1は金属管とすることにより強度を保
持するとともに、曲げモーメントに大きな影響を及ぼす
先端部分95−2は合成樹脂管とすることにより軽量化
を図っているのである。
【0036】これら散布ブーム93(1,2,3)は、
搬送ホース97,…を介して前記粒状物供給装置の繰出
器82,…と接続されている。また、散布作業機90に
は散布ブロア100が設けられており、その吹出し口1
00aに取り付けた伸縮可能な送風ホース101の先端
が前記エアチャンバ86に接続されている。散布ブロア
100より吹き出されたエアが送風ホース101とエア
チャンバ86を通って搬送ホース97,…に供給され、
繰出器82,…によってホッパ81から繰り出される粒
状物をそのエアとともに散布ブーム93(1,2,3)
へ搬送する。なお、送風ホース101をエアチャンバ8
6に接続したおりには、前記側条施肥ブロア84および
モータ85はエアチャンバ86から外される。散布作業
機90を使用する場合は、側条施肥の場合よりも肥料等
を遠くまで搬送する必要があるので、高出力の散布ブロ
ア100に付け替えるのである。
搬送ホース97,…を介して前記粒状物供給装置の繰出
器82,…と接続されている。また、散布作業機90に
は散布ブロア100が設けられており、その吹出し口1
00aに取り付けた伸縮可能な送風ホース101の先端
が前記エアチャンバ86に接続されている。散布ブロア
100より吹き出されたエアが送風ホース101とエア
チャンバ86を通って搬送ホース97,…に供給され、
繰出器82,…によってホッパ81から繰り出される粒
状物をそのエアとともに散布ブーム93(1,2,3)
へ搬送する。なお、送風ホース101をエアチャンバ8
6に接続したおりには、前記側条施肥ブロア84および
モータ85はエアチャンバ86から外される。散布作業
機90を使用する場合は、側条施肥の場合よりも肥料等
を遠くまで搬送する必要があるので、高出力の散布ブロ
ア100に付け替えるのである。
【0037】散布ブロア100はエンジンより直接駆動
されている。前記汎用クラッチ48の出力軸48aより
作業機伝動軸107を介してギヤボックス103へ伝動
され、さらにギヤボックス103の出力軸より伝動ベル
ト104を介して散布ブロア100へ伝動される。10
5,106は伝動ベルト104が掛けられているプーリ
である。
されている。前記汎用クラッチ48の出力軸48aより
作業機伝動軸107を介してギヤボックス103へ伝動
され、さらにギヤボックス103の出力軸より伝動ベル
ト104を介して散布ブロア100へ伝動される。10
5,106は伝動ベルト104が掛けられているプーリ
である。
【0038】この散布作業機90は、上述の如く3本の
散布ブーム93(1,2,3)に左右方向にずらせて散
布ノズル94,…が形成してあり、植付作業機70によ
って苗植付けされる幅Wの3倍の幅で粒状物を散布する
ようになっている。しかしながら、非作業時や旋回時に
は側方に張り出した散布ブーム93,…が邪魔になるの
で、中間長さの散布ブーム93(2)と長い散布ブーム
93(3)を短い散布ブーム93(1)とほぼ同じ長さ
になるように必要に応じて折り曲げれる構成となってい
る。その曲げ伸ばし作動は油圧シリンダ107,107
で行い、折り曲げた状態では散布ブーム93(2,3)
の折り曲げ部が斜め前向きの姿勢で上側へ折り曲げられ
る(図2におけるAの位置)。
散布ブーム93(1,2,3)に左右方向にずらせて散
布ノズル94,…が形成してあり、植付作業機70によ
って苗植付けされる幅Wの3倍の幅で粒状物を散布する
ようになっている。しかしながら、非作業時や旋回時に
は側方に張り出した散布ブーム93,…が邪魔になるの
で、中間長さの散布ブーム93(2)と長い散布ブーム
93(3)を短い散布ブーム93(1)とほぼ同じ長さ
になるように必要に応じて折り曲げれる構成となってい
る。その曲げ伸ばし作動は油圧シリンダ107,107
で行い、折り曲げた状態では散布ブーム93(2,3)
の折り曲げ部が斜め前向きの姿勢で上側へ折り曲げられ
る(図2におけるAの位置)。
【0039】散布ブーム93(2,3)を折り曲げるの
は、上述の如く作業終了時や圃場内で機体を旋回させる
時である。作業終了時には、散布ブーム93(2,3)
を折り曲げる前に予め全ての繰出器82,…および散布
ブロワ100を停止させている。しかしながら、旋回時
には、全散布幅の左右中央部に散布を施す散布ブーム9
3(1)は散布を継続させ、折り曲げる散布ブーム93
(2,3)だけ散布を停止させるようにすると、後で旋
回地の散布作業を行う必要がないので好都合である。
は、上述の如く作業終了時や圃場内で機体を旋回させる
時である。作業終了時には、散布ブーム93(2,3)
を折り曲げる前に予め全ての繰出器82,…および散布
ブロワ100を停止させている。しかしながら、旋回時
には、全散布幅の左右中央部に散布を施す散布ブーム9
3(1)は散布を継続させ、折り曲げる散布ブーム93
(2,3)だけ散布を停止させるようにすると、後で旋
回地の散布作業を行う必要がないので好都合である。
【0040】そこで、散布ブーム93(2,3)の折り
曲げ動作に連動し、かつその折り曲げ動作に先行して、
該散布ブームに粒状物を供給する繰出器82,…の作動
を停止させる機構が設けられている。例えば図20はそ
の1例で、散布ブーム折り曲げレバー120にカム12
1が取り付けられ、該カムによってオン・オフ切替され
る繰出器停止スイッチ122と散布ブーム折り曲げスイ
ッチ123が設けられている。散布ブーム折り曲げレバ
ー120を矢印方向に操作すると、繰出器停止スイッチ
122、散布ブーム折り曲げスイッチ123の順にオン
に切り替わるので、先に繰出器クラッチ(施肥クラッ
チ)Hが停止し、その後で散布ブーム93(2,3)が
折り曲げ作動を開始するのである。なお、散布ブロワ1
00は作動したままである。
曲げ動作に連動し、かつその折り曲げ動作に先行して、
該散布ブームに粒状物を供給する繰出器82,…の作動
を停止させる機構が設けられている。例えば図20はそ
の1例で、散布ブーム折り曲げレバー120にカム12
1が取り付けられ、該カムによってオン・オフ切替され
る繰出器停止スイッチ122と散布ブーム折り曲げスイ
ッチ123が設けられている。散布ブーム折り曲げレバ
ー120を矢印方向に操作すると、繰出器停止スイッチ
122、散布ブーム折り曲げスイッチ123の順にオン
に切り替わるので、先に繰出器クラッチ(施肥クラッ
チ)Hが停止し、その後で散布ブーム93(2,3)が
折り曲げ作動を開始するのである。なお、散布ブロワ1
00は作動したままである。
【0041】このように、散布ブーム93(2,3)の
折り曲げ動作に先行して繰出器82,…の作動が停止す
ると、散布ブーム93(2,3)内の粒状物が全て排出
されてから散布ブーム93(2,3)が折り曲げられる
ので、散布を再開した時に散布ブーム93(2,3)内
に粒状物が詰まることを防止できる。
折り曲げ動作に先行して繰出器82,…の作動が停止す
ると、散布ブーム93(2,3)内の粒状物が全て排出
されてから散布ブーム93(2,3)が折り曲げられる
ので、散布を再開した時に散布ブーム93(2,3)内
に粒状物が詰まることを防止できる。
【0042】また、図17に示すように、散布ブームの
上下角度を調節する角度調節手段が設けられている。す
なわち、各散布ブーム93(1,2,3)が取り付けら
れている取付板125,125は機枠109に回動自在
に支持されており、その回動支点Pを中心とする円周上
に配されている複数の係合孔126(A,B,C)のい
ずれかに係合フック127を係合することにより、取付
板125,125を固定するようになっている。よっ
て、係合フック127を係合させる係合孔を変えると、
折り曲げた散布ブーム93(2,3)の角度も変わる。
係合孔126(A)に係合フック127を係合させる
と、散布ブーム93(2,3)が仰角の大きいA位置に
なり、係合孔126(C)に係合フック127を係合さ
せると、散布ブーム93(2,3)が水平状のC位置に
なり、また、係合孔126(A)に係合フック127を
係合させると、散布ブーム93(2,3)がA位置とC
位置の中間になる。
上下角度を調節する角度調節手段が設けられている。す
なわち、各散布ブーム93(1,2,3)が取り付けら
れている取付板125,125は機枠109に回動自在
に支持されており、その回動支点Pを中心とする円周上
に配されている複数の係合孔126(A,B,C)のい
ずれかに係合フック127を係合することにより、取付
板125,125を固定するようになっている。よっ
て、係合フック127を係合させる係合孔を変えると、
折り曲げた散布ブーム93(2,3)の角度も変わる。
係合孔126(A)に係合フック127を係合させる
と、散布ブーム93(2,3)が仰角の大きいA位置に
なり、係合孔126(C)に係合フック127を係合さ
せると、散布ブーム93(2,3)が水平状のC位置に
なり、また、係合孔126(A)に係合フック127を
係合させると、散布ブーム93(2,3)がA位置とC
位置の中間になる。
【0043】散布ブーム93(2,3)の屈曲部は図1
8および図19に示す構造をしている。すなわち、散布
ブーム93の固定部93aと折り曲げ部93bは蝶番1
30で連結してあり、伸ばした状態では、固定部93a
側に固着したシール材131を挟んで両部93a,93
bが接続している。シール材132は折り曲げ部93b
の重量で両部93a,93bに押し付けられ、接続部の
気密を保持している。
8および図19に示す構造をしている。すなわち、散布
ブーム93の固定部93aと折り曲げ部93bは蝶番1
30で連結してあり、伸ばした状態では、固定部93a
側に固着したシール材131を挟んで両部93a,93
bが接続している。シール材132は折り曲げ部93b
の重量で両部93a,93bに押し付けられ、接続部の
気密を保持している。
【0044】固定部93aには小孔135,135を有
する蓋136が取り付けてあり、折り曲げ部93bを折
り曲げると、その動作に連動するロッド137に引かれ
て蓋136が固定部93aの接続端部を閉じるようにな
っている。小孔135,135は空気抜きのためのもの
で、散布ブーム93(2,3)を伸ばした時と散布ブー
ム93(2,3)を折り曲げた時の管路抵抗が等しくな
るようにしてある。散布ブロア100の風量はエンジン
回転数に比例しほぼ一定であるので、散布ブーム93
(2,3)を折り曲げて散布ブーム93(1)のみで散
布を行う場合に、散布ブーム93(2,3)に吹き込ま
れるエアを小孔135,135から抜くことにより、散
布ブーム93(1)を通る風量を一定に維持するのであ
る。
する蓋136が取り付けてあり、折り曲げ部93bを折
り曲げると、その動作に連動するロッド137に引かれ
て蓋136が固定部93aの接続端部を閉じるようにな
っている。小孔135,135は空気抜きのためのもの
で、散布ブーム93(2,3)を伸ばした時と散布ブー
ム93(2,3)を折り曲げた時の管路抵抗が等しくな
るようにしてある。散布ブロア100の風量はエンジン
回転数に比例しほぼ一定であるので、散布ブーム93
(2,3)を折り曲げて散布ブーム93(1)のみで散
布を行う場合に、散布ブーム93(2,3)に吹き込ま
れるエアを小孔135,135から抜くことにより、散
布ブーム93(1)を通る風量を一定に維持するのであ
る。
【0045】一方、折り曲げ部93bの接続端部は開放
されたままであるので、散布ブーム93(2,3)を折
り曲げると、折り曲げ部93b内に残っている粒状物が
その接続端部から落下して排出される。このため、次回
に散布作業を行う時に粒状物の詰まりが生じることがな
い。
されたままであるので、散布ブーム93(2,3)を折
り曲げると、折り曲げ部93b内に残っている粒状物が
その接続端部から落下して排出される。このため、次回
に散布作業を行う時に粒状物の詰まりが生じることがな
い。
【0046】なお、本実施例の風量調節の代わりに、蓋
136を密閉にし、散布ブーム93(2,3)の折り曲
げに連動して散布ブロア100の風量が変化する構成と
してもよい。図21はその1例で、ギヤボックス103
からブロア100へ伝動する伝動ベルト104(1,
2)が並列に2張り設けられており、そのいずれかにテ
ンションローラ140(1,2)でテンションを付与す
ることにより、ブロア100が高速もしくは低速で駆動
されるようになっている。散布ブーム93(2,3)が
伸ばされている時はテンションローラ140(1)が高
速伝動用ベルト104(1)にテンションを付与してい
て、ブロア100が高速で駆動されているが、散布ブー
ム93(2,3)を折り曲げると、それに連動するワイ
ヤ141によってテンションローラ140(1,2)の
位置が上下入れ替わり、テンションローラ140(2)
が低速伝動用ベルト104(2)にテンションを付与す
るようになり、ブロア100が低速で駆動されるように
なる。
136を密閉にし、散布ブーム93(2,3)の折り曲
げに連動して散布ブロア100の風量が変化する構成と
してもよい。図21はその1例で、ギヤボックス103
からブロア100へ伝動する伝動ベルト104(1,
2)が並列に2張り設けられており、そのいずれかにテ
ンションローラ140(1,2)でテンションを付与す
ることにより、ブロア100が高速もしくは低速で駆動
されるようになっている。散布ブーム93(2,3)が
伸ばされている時はテンションローラ140(1)が高
速伝動用ベルト104(1)にテンションを付与してい
て、ブロア100が高速で駆動されているが、散布ブー
ム93(2,3)を折り曲げると、それに連動するワイ
ヤ141によってテンションローラ140(1,2)の
位置が上下入れ替わり、テンションローラ140(2)
が低速伝動用ベルト104(2)にテンションを付与す
るようになり、ブロア100が低速で駆動されるように
なる。
【0047】ブロア100の風量はエンジン回転数に比
例するため、散布作業時に何らかの事情でエンジン回転
数が低下すると、粒状物搬送用エアの風量が不足するこ
ととなり、搬送ホース97,…や散布ブーム93,…内
で粒状物が詰まるおそれがある。このような事態になる
のを防止するために、エンジン回転数が一定以下になる
までエンジンスロットルが絞られると、粒状物供給装置
の繰出器が自動的に停止するように構成されている。
例するため、散布作業時に何らかの事情でエンジン回転
数が低下すると、粒状物搬送用エアの風量が不足するこ
ととなり、搬送ホース97,…や散布ブーム93,…内
で粒状物が詰まるおそれがある。このような事態になる
のを防止するために、エンジン回転数が一定以下になる
までエンジンスロットルが絞られると、粒状物供給装置
の繰出器が自動的に停止するように構成されている。
【0048】具体的には、エンジンスロットルを開閉操
作するスロットルレバー150にカム151が取り付け
てあり、該カムの近傍に繰出器82,…の作動クラッチ
切替用リミットスイッチ152が設けられている(図2
2参照)。エンジンスロットルを絞る方向にスロットル
レバー150を一定量以上操作すると、カム151の長
径部151aがスイッチレバー152aを押すことによ
り、リミットスイッチ152がオンになる。すると、ソ
レノイド153が励磁されて繰出器クラッチHが「切」
になり、繰出器82,…が停止するとともに、警報器1
55が作動する。
作するスロットルレバー150にカム151が取り付け
てあり、該カムの近傍に繰出器82,…の作動クラッチ
切替用リミットスイッチ152が設けられている(図2
2参照)。エンジンスロットルを絞る方向にスロットル
レバー150を一定量以上操作すると、カム151の長
径部151aがスイッチレバー152aを押すことによ
り、リミットスイッチ152がオンになる。すると、ソ
レノイド153が励磁されて繰出器クラッチHが「切」
になり、繰出器82,…が停止するとともに、警報器1
55が作動する。
【0049】また、散布ブロア100の回転数を測定
し、その回転数が一定以下になると繰出器82,…を停
止させる構成としてもよい。
し、その回転数が一定以下になると繰出器82,…を停
止させる構成としてもよい。
【0050】図中の113はスタンドで、支持軸114
を中心にして上下に回動可能に設けられており、固定ノ
ブ115によって、図13に示す作業時状態と、該作業
時状態から接地部113aが水平になるまで下側に回動
させた非作業状態に固定することができる。
を中心にして上下に回動可能に設けられており、固定ノ
ブ115によって、図13に示す作業時状態と、該作業
時状態から接地部113aが水平になるまで下側に回動
させた非作業状態に固定することができる。
【0051】また、117は運搬用把手で、植付作業機
90の運搬時に使用する以外に、リング状の係合部11
7a,117aにワイヤ等の紐状物118,118を取
り付け、該紐状物で伸ばした状態にある散布ブーム93
(2,3)を吊り下げ支持するようにしてもよい。
90の運搬時に使用する以外に、リング状の係合部11
7a,117aにワイヤ等の紐状物118,118を取
り付け、該紐状物で伸ばした状態にある散布ブーム93
(2,3)を吊り下げ支持するようにしてもよい。
【0052】次に、この粒状物散布機を用いての肥料、
薬剤等の散布作業の方法について説明する。
薬剤等の散布作業の方法について説明する。
【0053】方形の圃場の場合、各散布ブーム93
(1,2,3)を広げた状態で、機体を往復させながら
粒状物の散布を行う。圃場の端部等で機体を旋回させる
時は、散布ブーム93(2,3)を折り曲げ、散布ブー
ム93(1)のみで散布を行う。その際、散布ブーム9
3(2,3)が上側(図2におけるAの位置)に折り曲
げられるので、その折り曲げ動作時に散布ブーム93
(2,3)が畦等の障害物に接触しにくい。
(1,2,3)を広げた状態で、機体を往復させながら
粒状物の散布を行う。圃場の端部等で機体を旋回させる
時は、散布ブーム93(2,3)を折り曲げ、散布ブー
ム93(1)のみで散布を行う。その際、散布ブーム9
3(2,3)が上側(図2におけるAの位置)に折り曲
げられるので、その折り曲げ動作時に散布ブーム93
(2,3)が畦等の障害物に接触しにくい。
【0054】散布作業が終了したならば、散布ブーム9
3(2,3)を図2におけるAの位置に折り曲げ、さら
に散布ブーム93(2,3)がほぼ水平になるように角
度調節手段によって各散布ブーム93(1,2,3)の
角度を調節する。この状態では、散布ブーム93(2,
3)の折り曲げ部が昇降ステップ58,58の下側に位
置するようになり、路上走行や車庫入れ、あるいは格納
の際に散布ブームが邪魔にならない。
3(2,3)を図2におけるAの位置に折り曲げ、さら
に散布ブーム93(2,3)がほぼ水平になるように角
度調節手段によって各散布ブーム93(1,2,3)の
角度を調節する。この状態では、散布ブーム93(2,
3)の折り曲げ部が昇降ステップ58,58の下側に位
置するようになり、路上走行や車庫入れ、あるいは格納
の際に散布ブームが邪魔にならない。
【0055】なお、以上の説明では粒状物散布機につい
て説明したが、液状の薬剤肥料等を散布する散布機の場
合も同様の効果が得られる。
て説明したが、液状の薬剤肥料等を散布する散布機の場
合も同様の効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる粒
状物散布機は、折り曲げた散布ブームの上下角度を調節
することができるので、散布作業中に機体を旋回させる
時には散布ブームを上側に折り曲げ、路上走行や格納等
の非作業時には折り曲げた散布ブームをほぼ水平になる
よう角度調節することにより、走行車体よりも上方に突
出しない状態に散布ブームを収納することができるよう
になった。
状物散布機は、折り曲げた散布ブームの上下角度を調節
することができるので、散布作業中に機体を旋回させる
時には散布ブームを上側に折り曲げ、路上走行や格納等
の非作業時には折り曲げた散布ブームをほぼ水平になる
よう角度調節することにより、走行車体よりも上方に突
出しない状態に散布ブームを収納することができるよう
になった。
【図1】植付作業機を装着した状態を表す管理田植機の
側面図である。
側面図である。
【図2】散布作業機を装着した状態を表す管理田植機の
側面図である。
側面図である。
【図3】走行車体の一部を省略した平面図である。
【図4】前輪支持部の正面断面図である。
【図5】前輪支持部の側面図であり、(a)は前輪上げ
位置の状態、(b)は前輪下げ位置の状態を表す。
位置の状態、(b)は前輪下げ位置の状態を表す。
【図6】後輪支持部の背面断面図である。
【図7】後輪支持部の側面図である。
【図8】走行車体の要部の側面図である。
【図9】伝動系統図である。
【図10】サイドクラッチ・ブレーキの半分を外形、残
り半分を断面で表した図である。
り半分を断面で表した図である。
【図11】油圧回路図である。
【図12】散布作業機を装着して使用する状態を表す管
理田植機の斜め後方から見た斜視図である。
理田植機の斜め後方から見た斜視図である。
【図13】散布作業機の側面図である。
【図14】散布作業機の要部の背面図である。
【図15】散布ブームの斜視図である。
【図16】散布ブームの要部の分解図である。
【図17】散布ブーム支持部の側面図である。
【図18】散布ブームを伸ばした状態における散布ブー
ム屈曲部の背面図である。
ム屈曲部の背面図である。
【図19】散布ブームを折り曲げた状態における散布ブ
ーム屈曲部の斜視図である。
ーム屈曲部の斜視図である。
【図20】散布ブームの折り曲げ動作に先攻して繰出器
の作動を停止させる機構を示す図である。
の作動を停止させる機構を示す図である。
【図21】散布ブームの折り曲げに連動して散布ブロア
の風量が変化する構成を示す図である。
の風量が変化する構成を示す図である。
【図22】エンジン回転数が一定以下になるのに連動し
て粒状物繰出器を停止させる機構を示す図である。
て粒状物繰出器を停止させる機構を示す図である。
【図23】植付作業機を装着した状態と散布作業機を装
着した状態との関係を表す背面図である。
着した状態との関係を表す背面図である。
1 走行車体 2 前輪 3 後輪 59 昇降リンク装置 70 植付作業機 80 粒状物供給装置 90 散布作業機 93 散布ブーム 125 取付板 126 係合孔(角度調節手段) 127 係合フック(角度調節手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 野村 勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 谷本 真丈 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 機体の左右側方へ延ばした状態に設けら
れている散布ブームを用いて粒状物を散布する粒状物散
布機において、前記散布ブームを機体の幅方向に折り曲
げ可能に設けるとともに、その折り曲げた散布ブームの
上下角度を調節する角度調節手段を設けたことを特徴と
する粒状物散布機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07268994A JP3422070B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 粒状物散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07268994A JP3422070B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 粒状物散布機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07255238A true JPH07255238A (ja) | 1995-10-09 |
| JP3422070B2 JP3422070B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=13496595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07268994A Expired - Fee Related JP3422070B2 (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 粒状物散布機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3422070B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1175450A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Kubota Corp | 施肥装置付き田植機 |
| WO2006065032A1 (en) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Sunmyung Choi | Power transmission device for agricultural working apparatus |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP07268994A patent/JP3422070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1175450A (ja) * | 1997-09-05 | 1999-03-23 | Kubota Corp | 施肥装置付き田植機 |
| WO2006065032A1 (en) * | 2004-12-17 | 2006-06-22 | Sunmyung Choi | Power transmission device for agricultural working apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3422070B2 (ja) | 2003-06-30 |
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Legal Events
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