JPH0725628A - 微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法 - Google Patents

微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0725628A
JPH0725628A JP5170118A JP17011893A JPH0725628A JP H0725628 A JPH0725628 A JP H0725628A JP 5170118 A JP5170118 A JP 5170118A JP 17011893 A JP17011893 A JP 17011893A JP H0725628 A JPH0725628 A JP H0725628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
mold
optical element
glass
fine optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5170118A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Umetani
誠 梅谷
Hidenao Kataoka
秀直 片岡
Yoshinari Kashiwagi
吉成 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5170118A priority Critical patent/JPH0725628A/ja
Publication of JPH0725628A publication Critical patent/JPH0725628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/082Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses having profiled, patterned or microstructured surfaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/084Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
    • C03B11/086Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor of coated dies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/10Die base materials
    • C03B2215/12Ceramics or cermets, e.g. cemented WC, Al2O3 or TiC
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/14Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
    • C03B2215/16Metals or alloys, e.g. Ni-P, Ni-B, amorphous metals
    • C03B2215/17Metals or alloys, e.g. Ni-P, Ni-B, amorphous metals comprising one or more of the noble meals, i.e. Ag, Au, platinum group metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/30Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material
    • C03B2215/31Two or more distinct intermediate layers or zones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/30Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material
    • C03B2215/32Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material of metallic or silicon material
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/30Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material
    • C03B2215/34Intermediate layers, e.g. graded zone of base/top material of ceramic or cermet material, e.g. diamond-like carbon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/40Product characteristics
    • C03B2215/41Profiled surfaces
    • C03B2215/412Profiled surfaces fine structured, e.g. fresnel lenses, prismatic reflectors, other sharp-edged surface profiles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度の信頼性の高いガラス製微細光学素子
をプレス成形法により得るために必要な高精度で耐久性
の良いプレス成形用金型を提供する。 【構成】 予め微細光学素子形状に高精度に加工した微
細光学素子原盤11の反転形状を薄膜12に写し取った
後、該薄膜12の裏面ならびに金型母材14の表面に、
SiあるいはSiO2薄膜13を形成し、それぞれに親
水性を持たせた後、両面同志を接合し、金型全体に保護
膜15を形成することを特徴とする微細光学ガラス素子
のプレス成形用金型の作製方法並びに作製した金型。 【効果】 微細光学素子形状の反転形状を持つ、ガラス
を繰り返しプレス成形できる微細光学素子用金型が容易
に得られるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極めて耐久性に優れた、
高精度な形状を有するガラス製微細光学素子をプレス成
形により製造するために必要な成形用金型に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、高精度な微細光学素子を作製する
には、その加工の容易さから、樹脂を直接加工する方法
や成形による方法が採用されていた(例えば、特開昭5
4−110857号公報、特公昭60−25761号公
報)。
【0003】しかしながら、このような樹脂製の微細光
学素子は、温度や湿度等の環境の変化によって、樹脂が
体積変化を起こし、形状が変化するために、微細光学素
子の精度が悪くなるという欠点を有している。さらに
は、樹脂の強度が低いために、表面に傷が入りやすいと
いう欠点もあり、樹脂製では非常に高精度の信頼性の高
い微細光学素子は得られていない。
【0004】これに対して、ガラス製の微細光学素子は
耐久性が良く、表面に傷が入りにくく、環境の変化に対
しても精度が損なわれることはない。そこで、ガラス製
微細光学素子の作製方法として、ガラスを直接ドライエ
ッチングにより微細光学素子形状に加工する方法が提案
されている(例えば、特開昭55−57807号公
報)。
【0005】ドライエッチングによってガラスを加工す
る方法は、ガラス表面に直接微細光学素子形状を刻むこ
とができるが、一つの微細光学素子を作製するのに非常
に時間がかかり、同一形状のものを大量に作製すること
はできないという欠点を有している。従って、これまで
の方法では非常に高精度の信頼性の高いガラス製微細光
学素子を量産化できなかった。
【0006】一方、最近では光学ガラス素子(例えば、
非球面ガラスレンズ)の量産方法として、ガラスをプレ
ス成形する方法が提案されている。この方法で高精度な
光学ガラス素子を加圧成形して製造するには良好な像形
成品質が要求される。
【0007】このため金型材料としては高温度でもガラ
スに対して化学的に不活性であり、ガラスの成形面とな
る部分が充分硬く、擦傷等の損傷を受けにくく、高温で
の成形により成形面が塑性変形や粒成長を起こさず、繰
り返し成形が行えるように耐熱衝撃性が優れ、さらに、
超精密加工が行えるように加工性に優れていることが必
要である。
【0008】これらの必要条件をある程度満足する金型
材料として、SiCまたはSi34が報告されている
(例えば、特開昭52−45613号公報)。また、最
近では超硬合金母材上に白金族合金薄膜をコーティング
した金型も提案されている(例えば、特開昭60−24
6230号公報)。
【0009】SiCまたはSi34を金型材料に用いた
場合、これらの材料は極めて硬度が高いために、所望の
微細光学素子形状の成形用金型に加工することが非常に
困難であり、さらに、これらの材料はいずれも高温でガ
ラスとの反応性に富んでいるので、繰り返しプレス成形
を行なうと、ガラスが金型に付着し、高精度な微細光学
ガラス素子が成形できなくなるという欠点があった。
【0010】また、超硬合金母材上に白金族合金薄膜を
コーティングした金型は研削加工は可能であるが、微細
形状に高精度に加工することができないという欠点があ
った。さらに、非常に高精度に加工するのに大変時間が
かかるという欠点があった。
【0011】従って、これまでガラスを繰り返しプレス
成形して微細光学ガラス素子を量産できるような耐久性
の良い、微細光学ガラス素子の成形用金型の作製ができ
なかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ガラスを繰り返しプレ
ス成形してガラス製微細光学素子を作製すれば、非常に
高精度の信頼性の高い微細光学素子の量産化が可能であ
る。この為には、非常に高強度で耐久性が良く、高精度
のガラス製微細光学素子のプレス成形用金型が必要であ
る。しかしながら、従来の金型作製方法では微細光学素
子用の金型を作製することはできなかった。
【0013】以上の欠点を克服するために、本発明では
ガラスを繰り返しプレス成形することができる、耐久性
の良い、非常に高精度のガラス製微細光学素子用金型を
容易に作製する方法を提供し、この金型を用いてガラス
をプレス成形することにより、非常に高精度の信頼性の
高いガラス製微細光学素子を量産化することを目的とし
ている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、ガラスを繰り返しプレス成形することが
できるガラス製微細光学素子の成形用金型を容易に作製
する方法を提供したものである。すなわち、予め高精度
に加工した微細光学素子原盤の表面に薄膜を形成し、微
細光学素子の反転形状を複写した該薄膜を微細光学素子
原盤より精密に剥離し、該薄膜の裏面にSiあるいはS
iO2からなる薄膜を形成したものと、同様にWCを主
成分とする超硬合金、TiCあるいはTiNを主成分と
するサーメットまたはWC焼結体からなる型母材の表面
にSiあるいはSiO2からなる薄膜を形成したもの
の、それぞれに親水性を持たせた後、両面を接合し、型
全体にPt、Rh、Ir、Ru、Os、W、Pd、Re
およびTaの中から少なくとも1種類以上含有する合金
膜を保護層として形成して微細光学ガラス素子の成形用
金型を製造する方法を提供したものである。
【0015】
【作用】本発明の方法によれば、これまで作製すること
ができなかった、非常に耐久性の良い、繰り返しガラス
をプレス成形できる、非常に高精度な微細光学ガラス素
子の成形用金型を容易に作製することを可能とした。
【0016】また、本発明の金型は、型母材にWCを主
成分とする超硬合金、TiCあるいはTiNを主成分と
するサーメットまたはWC焼結体を用いることにより、
金型全体にプレス成形に耐えるだけの強度を持たせ、予
め高精度に加工した微細光学素子原盤の表面に薄膜を形
成し、光学素子の反転形状を複写した該薄膜を微細光学
素子原盤より精密に剥離し、該薄膜の裏面にSiあるい
はSiO2からなる薄膜を形成したものと、同様に型母
材の表面にSiあるいはSiO2からなる薄膜を形成し
たものの、それぞれに親水性を持たせた後、両面を接合
することにより、容易に微細光学素子の反転形状を有す
る金型を得ることができ、型全体にPt、Rh、Ir、
Ru、Os、W、Pd、ReおよびTaの中から少なく
とも1種類以上含有する合金膜を保護層として形成する
ことにより、ガラスを成形しても金型にガラスが融着せ
ず、繰り返しガラスをプレス成形できるようにしたもの
である。従って、本発明の金型を用いてガラスをプレス
成形することにより、微細光学素子原盤と同一の形状を
持つガラス製微細光学素子を再現性良く、量産すること
が可能となる。
【0017】
【実施例】以下、具体例について詳細に述べる。まず、
微細光学ガラス素子の一例として、ガラス製回折格子の
プレス成形用金型の作製方法について、図面を用いて説
明する。
【0018】図1はガラス製回折格子のプレス成形用金
型の作製方法の工程を示した図である。回折格子原盤1
1は、直径20mm、厚さ2mmの円板ガラス基板にアルミ
ニウム(Al)を真空蒸着によって成膜し、ピッチが2
μm、深さ0.5μmの鋸歯状の回折格子形状にルーリ
ングエンジンを用いて精密に加工したものを使用した。
【0019】次に、図1(b)に示すように、この回折
格子原盤11の表面に、ニッケル−タングステン(Ni
−W)合金薄膜12をスパッタリング法により約15μ
mの厚さで形成した。
【0020】この様にして形成したNi−W合金薄膜1
2の表面を同図(c)のように平面に研磨した後、Ni
−W合金薄膜12を回折格子原盤11より剥離し、Ni
−W合金薄膜12に回折格子原盤の反転形状を写し取っ
た。
【0021】次に、同図(d)の様に、このNi−W合
金薄膜12の平面に研磨した表面に、Si薄膜13をス
パッタリング法によって約1μmの厚さで形成した。同
様に、金型母材14として用いる、直径20mm、厚さ6
mmのTiNを主成分とするサーメット円柱の上面部分を
鏡面に研磨した表面にも、Si薄膜13をスパッタリン
グ法によって、約1μmの厚さで形成した。
【0022】その後、同図(e)に示す様に、これらの
Si薄膜13に親水性をもたせ、両面を張り合わせ、1
000℃で2時間熱処理を行ない、金型母材14と回折
格子原盤の反転形状を写し取ったNi−W合金薄膜12
を、Si薄膜13を介して接合した。
【0023】この状態の金型でガラスをプレス成形する
と、Ni−W合金薄膜の表面が酸化し高精度の回折格子
を作製することができなくなる。そこで、同図(f)の
様に、表面にスパッタリング法によって、約5μmの厚
みでイリジウム−ルテニウム−タンタル(Ir−Ru−
Ta)合金薄膜を保護層15として形成した。
【0024】以上のようにして、高精度なガラス製回折
格子のプレス成形用金型を容易に得ることができた。こ
の様にして得られた回折格子のプレス成形用金型は、回
折格子原盤の形状をそのまま写し取ったものであるの
で、この金型を用いてガラスをプレス成形すれば、回折
格子原盤と同一形状の高精度なガラス製回折格子が得ら
れる。
【0025】次に、この回折格子のプレス成形用金型を
用いてガラスをプレス成形して、ガラス製回折格子を作
製する実施例について、図面を用いて説明する。
【0026】図2に本実施例で用いたプレス成形機の概
略図を示した。図2に於て、21は上型用固定ブロッ
ク、22は上型用加熱ヒーター、23は上型、24はガ
ラス平板、25は下型、26は下型用加熱ヒーター、2
7は下型用固定ブロック、28は上型用熱電対、29は
下型用熱電対、210はプランジャー、211は位置決
めセンサー、212はストッパー、213は覆いであ
る。
【0027】前述の方法で作製した回折格子のプレス成
形用金型を上型23とし、下型25には、直径20mm、
厚さ6mmのTiNを主成分とするサーメット円柱の上下
の平面部分を鏡面に研磨した母材の表面に、スパッタリ
ング法によって約5μmの厚みでIr−Ru−Ta合金
薄膜を保護層として形成した平面金型を用いた。
【0028】この下型25の上に半径10mm、厚さ1mm
の円板形状に加工したSF−8平板ガラス24を置き、
その上に上型23を置いて、そのまま500℃まで昇温
し、窒素雰囲気で約40kg/cm2のプレス圧により2分間
圧力を保持し、その後、そのままの状態で400℃まで
冷却して、成形されたガラス平板を取り出して、ガラス
製回折格子のプレス成形工程を完了する。
【0029】以上の工程を繰り返して、10000回目
のプレス終了時に上下の金型23及び25を成形機より
取り外して、プレス面の状態を光学顕微鏡により観察
し、同時に、その時の表面粗さ(rms値、Å)を測定
して、それぞれの型精度を評価した。従来の金型材料で
は本実施例に示した高精度な回折格子形状に加工するこ
とはできないので、比較実験としては従来使用されてい
たSiC焼結体の平板金型およびWCを主成分とする超
硬合金母材にPt−Ir合金膜を形成した平板金型を作
製し、同様に10000回プレス成形を行い型精度を評
価した。
【0030】プレス試験の結果を(表1)に示す。
【0031】
【表1】
【0032】試料No.2のSiC焼結体で作製した平
面金型は数回のプレス成形によって、上下両方の金型と
もに、表面にガラスが付着しそれ以上ガラスをプレスす
ることができなくなった。
【0033】試料No.3のWC母材のPt−Ir合金
膜を形成した平面金型では、10000回のプレス後で
も、表面粗さは上型が9.8Å、下型が9.5Åとな
り、プレス前とほとんど変化がなく、量産可能な金型で
あることがわかる。また、これらの金型の表面状態もプ
レス前の状態と全く変化していないことがわかった。し
かしながら、試料No.3のような構成で回折格子の金
型は、加工が困難なためできなかった。
【0034】一方、試料No.1の上型の本実施例の金
型はSF−8ガラスを繰り返しプレス成形しても、表面
状態はまったく変化せず、10000回プレス後も、表
面粗さの変化は認められなかった。従って、本実施例の
金型は、試料No.3と同程度の金型寿命を持ち、しか
も、回折格子のプレス成形ができることがわかった。す
なわち、本発明の方法で得られた回折格子のプレス成形
用金型を用いてガラス平板をプレス成形することによっ
て、ガラス製回折格子の量産化が可能となった。
【0035】また、プレス成形された10000個のガ
ラス製回折格子の形状を測定すると、回折格子原盤と全
く同じ形状であることがわかった。更に、得られた回折
格子を、温度60℃、湿度95%の環境下で300時間
放置した後、形状の変化を測定したが、全く変化がな
く、非常に信頼性に優れていることがわかった。
【0036】以上のように、本発明の方法によって、ガ
ラス製回折格子をプレス成形するための金型を作製する
ことが可能となり、この方法で作製した金型は、非常に
耐久性が良く、長寿命で繰り返しガラス製回折格子をプ
レス成形することが可能となった。更に、作製された回
折格子はガラス製であるので、非常に信頼性が高く、環
境に対してもほとんど変化しないという特徴を持つ。
【0037】なお、本発明を説明するために、実施例に
於て、プレス成形用金型の母材として、TiNを主成分
とするサーメットを用いたが、WCを主成分とする超硬
合金、TiCを主成分とするサーメットまたはWC焼結
体を母材に用いても全く同様の結果が得られた。また、
保護層としてIr−Ru−Ta合金膜を用いたが、耐熱
性があり、ガラスとの反応性の乏しい他の白金族合金膜
を用いても同様の結果が得られることは言うまでもな
い。
【0038】さらには、回折格子原盤の反転形状を写し
取る薄膜として、Ni−W合金薄膜を用いたが、成形温
度に耐えることが出来る耐熱性を有する薄膜であれば、
どの様な薄膜であっても構わない。
【0039】また、本実施例では、Si薄膜を接合に用
いたが、Si−O−Siの結合を接合に利用しているの
で、SiO2薄膜を接合に用いても同様の金型が得られ
ることは言うまでもない。
【0040】以上のように、本発明によって非常に高精
度な信頼性の高いガラス製回折格子の量産化が可能とな
ったが、本発明を応用すれば、回折格子のみならず、こ
れまで作製が困難であった微細形状を持つ光学素子を
も、ガラスを成形することによって量産化が可能となる
ことは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば微細光学
素子原盤の反転形状を持つ、ガラスを繰り返しプレス成
形できる微細光学素子用金型の作製が可能となり、この
金型を用いてガラスをプレス成形することによって、微
細光学素子原盤と同一形状の非常に信頼性の高いガラス
製微細光学素子を大量にかつ安価に作製することが可能
となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス成形用金型の製造方法の一実施
例を示す工程図
【図2】本発明の成形用金型を用いたプレス成形の概略
【符号の説明】
11 回折格子原盤 12 Ni−W合金薄膜 13 Si薄膜 14 金型母材 15 Ir−Ru−Ta合金保護層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め高精度に加工した微細光学素子原盤の
    表面に薄膜を形成し、微細光学素子の反転形状を複写し
    た該薄膜を微細光学素子原盤より精密に剥離し、該薄膜
    の裏面に珪素(Si)あるいは二酸化珪素(SiO2
    からなる薄膜を形成したものと、同様にタングステンカ
    ーバイド(WC)を主成分とする超硬合金、チタンカー
    バイド(TiC)あるいはチタンナイトライド(Ti
    N)を主成分とするサーメットまたはWC焼結体からな
    る型母材の表面にSiあるいはSiO2からなる薄膜を
    形成したものを接合し、型全体に白金(Pt)、ロジウ
    ム(Rh)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(R
    u)、オスミウム(Os)、タングステン(W)、パラ
    ジウム(Pd)、レニウム(Re)およびタンタル(T
    a)の中から少なくとも1種類以上含有する合金膜を保
    護層として形成して構成されることを特徴とする微細光
    学ガラス素子の成形用金型。
  2. 【請求項2】予め高精度に加工した微細光学素子原盤の
    表面に薄膜を形成し、微細光学素子の反転形状を複写し
    た該薄膜を微細光学素子原盤より精密に剥離し、該薄膜
    の裏面にSiあるいはSiO2からなる薄膜を形成した
    ものと、同様にWCを主成分とする超硬合金、TiCあ
    るいはTiNを主成分とするサーメットまたはWC焼結
    体からなる型母材の表面にSiあるいはSiO2からな
    る薄膜を形成したものの、それぞれに親水性を持たせた
    後、両面を接合し、型全体にPt、Rh、Ir、Ru、
    Os、W、Pd、ReおよびTaの中から少なくとも1
    種類以上含有する合金膜を保護層として形成して製造す
    ることを特徴とする微細光学ガラス素子の成形用金型の
    製造方法。
JP5170118A 1993-07-09 1993-07-09 微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法 Pending JPH0725628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170118A JPH0725628A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5170118A JPH0725628A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0725628A true JPH0725628A (ja) 1995-01-27

Family

ID=15898979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5170118A Pending JPH0725628A (ja) 1993-07-09 1993-07-09 微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725628A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1604757A3 (en) * 2004-03-31 2005-12-21 Konica Minolta Opto, Inc. Manufacturing method of die for optical element molding
JP2006188405A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Alps Electric Co Ltd 型及びその製造方法、ならびに前記型を用いた光学素子の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1604757A3 (en) * 2004-03-31 2005-12-21 Konica Minolta Opto, Inc. Manufacturing method of die for optical element molding
JPWO2005097450A1 (ja) * 2004-03-31 2008-02-28 コニカミノルタオプト株式会社 光学素子成形用金型の製造方法
US7366395B2 (en) 2004-03-31 2008-04-29 Konica Minolta Opto, Inc. Manufacturing method of die for optical element molding
JP4525677B2 (ja) * 2004-03-31 2010-08-18 コニカミノルタオプト株式会社 光学素子成形用金型の製造方法
JP2006188405A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Alps Electric Co Ltd 型及びその製造方法、ならびに前記型を用いた光学素子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3147481B2 (ja) ガラス製回折格子の成形用金型及びその製造方法及びガラス製回折格子の製造方法
KR900002704B1 (ko) 광학유리소자의 프레스성형틀 및 그것을 사용한 성형방법
US5171348A (en) Die for press-molding optical element
US4842633A (en) Method of manufacturing molds for molding optical glass elements and diffraction gratings
JPH0634805A (ja) 回折格子のプレス成形用型及びその作製方法ならびに回折格子の作製方法
JP3206845B2 (ja) 光学ガラス素子の製造方法およびこれに用いる光学ガラス素子のプレス成形用型
JPH0725628A (ja) 微細光学ガラス素子の成形用金型及びその製造方法
EP0404481B1 (en) Die for press-molding optical element
JPH02199402A (ja) 回折格子のプレス成形用金型の作製方法および回折格子の作製方法
JPH05294642A (ja) 光学ガラス素子の成形用金型及び光学ガラス素子の製造方法
JP3134583B2 (ja) 光学ガラス素子のプレス成形用型及びその製造方法
JPH06144850A (ja) 光学ガラス素子の成形用金型並びに光学ガラス素子の成形方法
JPH06183755A (ja) 光学ガラス素子の成形用金型及びその作製方法
JPH10231129A (ja) プレス成形用金型及びこの金型によるガラス成形品
JP2785888B2 (ja) 光学素子成形用型
JP3185299B2 (ja) ガラスレンズ成形用型およびガラスレンズ成形装置
JP2001322830A (ja) ガラス光学素子のプレス成形方法およびそれにより成形したガラス光学素子
JP2004352584A (ja) 成形金型とその製造方法
JP2003048723A (ja) プレス成形方法及びプレス成形装置
JPH04170502A (ja) 回折格子の作製方法
JPH01218808A (ja) 光学素子のプレス成形用金型の作製方法
JPS63166729A (ja) 光学ガラス素子の製造方法
JPH11147725A (ja) プレス成形用金型およびこの金型によるガラス成形品
JP4262312B2 (ja) 光学ガラス素子用成形型
JPH0712942B2 (ja) 光学ガラス素子の製造方法