JPH072566A - ガラス繊維強化コンクリート版の製造方法およびその装置 - Google Patents
ガラス繊維強化コンクリート版の製造方法およびその装置Info
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- JPH072566A JPH072566A JP4314587A JP31458792A JPH072566A JP H072566 A JPH072566 A JP H072566A JP 4314587 A JP4314587 A JP 4314587A JP 31458792 A JP31458792 A JP 31458792A JP H072566 A JPH072566 A JP H072566A
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、品質の良好なガラス繊維強化コン
クリート版を安価に提供することを目的とする。 【構成】 一対の基板ユニット6、7を伸縮自在に接続
して底板基板1を形成し、上側に接続された基板ユニッ
ト6における基板ユニット7との接続側端部上方に型枠
体2を立設し、この型枠体2内には上方から上下動可能
な仕切板10を挿入して型枠体2内を前後部の2空間部
に区画し、前記いずれか一方の空間部にはマット状に形
成したガラス繊維体12を前記仕切板10と平行方向に
配設し、他方の空間部上方からコンクリートモルタルを
注入すると共に、前記仕切板10を逐次上昇させ、該コ
ンクリートモルタルを型枠体2の下方から上方に向かっ
て充填させ、前記型枠体2内のガラス繊維体12を埋設
することを特徴とする。
クリート版を安価に提供することを目的とする。 【構成】 一対の基板ユニット6、7を伸縮自在に接続
して底板基板1を形成し、上側に接続された基板ユニッ
ト6における基板ユニット7との接続側端部上方に型枠
体2を立設し、この型枠体2内には上方から上下動可能
な仕切板10を挿入して型枠体2内を前後部の2空間部
に区画し、前記いずれか一方の空間部にはマット状に形
成したガラス繊維体12を前記仕切板10と平行方向に
配設し、他方の空間部上方からコンクリートモルタルを
注入すると共に、前記仕切板10を逐次上昇させ、該コ
ンクリートモルタルを型枠体2の下方から上方に向かっ
て充填させ、前記型枠体2内のガラス繊維体12を埋設
することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば建造物等の外
装板として主に用いられているガラス繊維強化コンクリ
ート版の製造方法およびその製造装置に関するものであ
る。
装板として主に用いられているガラス繊維強化コンクリ
ート版の製造方法およびその製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガラス繊維強化コンクリ
ート版の製造方法としては、ガラス繊維をコンクリート
モルタルに予め混練して打設するプレミックス法、ある
いはガラス繊維をコンクリートモルタルと共にスプレー
しローラ転圧を加えたのち表面仕上げをするスプレー法
等が一般に知られている。
ート版の製造方法としては、ガラス繊維をコンクリート
モルタルに予め混練して打設するプレミックス法、ある
いはガラス繊維をコンクリートモルタルと共にスプレー
しローラ転圧を加えたのち表面仕上げをするスプレー法
等が一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、これらガラス
繊維強化コンクリート版の製造方法においては、そのコ
ンクリート版をより強化しうる最も重要な要因として次
の2点を挙げることができる。
繊維強化コンクリート版の製造方法においては、そのコ
ンクリート版をより強化しうる最も重要な要因として次
の2点を挙げることができる。
【0004】すなわち、コンクリートの緻密度を損うこ
となくどのようにしてガラス繊維の含有率を高め補強効
果を挙げ得るかという問題と、コンクリートモルタル内
部に充填するガラス繊維の配列方向性の問題である。
となくどのようにしてガラス繊維の含有率を高め補強効
果を挙げ得るかという問題と、コンクリートモルタル内
部に充填するガラス繊維の配列方向性の問題である。
【0005】これらの問題点からみるとき、コンクリー
トモルタルの内部に充填するガラス繊維の配列方向性が
三次元ランダム状態を呈するプレミックス法に比して、
スプレー法においては二次元ランダム状態に近づきより
高い補強効果が得られる点で優れているが、このスプレ
ー法にしても、スプレー作業、ローラによる転圧、およ
び表面仕上等を要する作業性の点で多くの工数を要し、
かつスプレー時のガラス繊維のロスが大きく同一強度を
補強し得るための必要ガラス繊維量に多きを必要とする
のみならず、スプレー作業に熟練度を要し製品歩留りが
低くならざるを得ないとの課題があった。
トモルタルの内部に充填するガラス繊維の配列方向性が
三次元ランダム状態を呈するプレミックス法に比して、
スプレー法においては二次元ランダム状態に近づきより
高い補強効果が得られる点で優れているが、このスプレ
ー法にしても、スプレー作業、ローラによる転圧、およ
び表面仕上等を要する作業性の点で多くの工数を要し、
かつスプレー時のガラス繊維のロスが大きく同一強度を
補強し得るための必要ガラス繊維量に多きを必要とする
のみならず、スプレー作業に熟練度を要し製品歩留りが
低くならざるを得ないとの課題があった。
【0006】そこで、これらの課題に対処すべくモルタ
ルインジェクション法が提案されるに至った。
ルインジェクション法が提案されるに至った。
【0007】ここで、モルタルインジェクション法の概
略について説明すると、該モルタルインジェクション法
は、予めモルタルミキサで混練したコンクリートモルタ
ルを圧送ポンプ側に移送し、ついで、この圧送ポンプに
圧力を加えて徐々に平版状をなす型枠内へコンクリート
モルタルを圧入し、型枠内に張られたマット状のガラス
繊維の上から下方へ前記コンクリートモルタルを加圧浸
透させるようにしたものである。
略について説明すると、該モルタルインジェクション法
は、予めモルタルミキサで混練したコンクリートモルタ
ルを圧送ポンプ側に移送し、ついで、この圧送ポンプに
圧力を加えて徐々に平版状をなす型枠内へコンクリート
モルタルを圧入し、型枠内に張られたマット状のガラス
繊維の上から下方へ前記コンクリートモルタルを加圧浸
透させるようにしたものである。
【0008】そして、このモルタルインジェクション法
によれば、ガラス繊維の配列方向性としてほぼ完全な二
次元的配列を得られ、かつガラス繊維のロスも少なく加
圧注入作業のみで高い補強効果を得られる利点がある。
によれば、ガラス繊維の配列方向性としてほぼ完全な二
次元的配列を得られ、かつガラス繊維のロスも少なく加
圧注入作業のみで高い補強効果を得られる利点がある。
【0009】しかし、このモルタルインジェクション法
の課題として以下の点があげられている。すなわち、コ
ンクリートモルタルを型枠内へ圧入のための圧送ポンプ
が必要となること、圧入されるコンクリートモルタルに
より型枠が必要以上に加圧されてしまい型枠強度上問題
が生じること、所定の強度を保持するために型枠の組立
および脱型作業がきわめて面倒であること、更には横方
向に配列されたガラス繊維上からコンクリートモルタル
を充填するため、ガラス繊維間に前記コンクリートモル
タルを浸透させるには、砂の粒度を細かく選定しなくて
はならないこと、またガラス繊維がコンクリートモルタ
ルの重量により破損してしまうこと等の課題である。
の課題として以下の点があげられている。すなわち、コ
ンクリートモルタルを型枠内へ圧入のための圧送ポンプ
が必要となること、圧入されるコンクリートモルタルに
より型枠が必要以上に加圧されてしまい型枠強度上問題
が生じること、所定の強度を保持するために型枠の組立
および脱型作業がきわめて面倒であること、更には横方
向に配列されたガラス繊維上からコンクリートモルタル
を充填するため、ガラス繊維間に前記コンクリートモル
タルを浸透させるには、砂の粒度を細かく選定しなくて
はならないこと、またガラス繊維がコンクリートモルタ
ルの重量により破損してしまうこと等の課題である。
【0010】かくして、本発明は上記従来の課題を解消
するために創案されたものであり、圧入ポンプ等の機械
的設備を要することなく簡易な設備で良好な製品を製造
でき、しかも高度な熟練作業の必要もなく製品歩留りを
向上させることができ、もって品質の良好なガラス繊維
強化コンクリート版を安価に提供できるガラス繊維強化
コンクリート版の製造方法および製造装置を提供するこ
とを目的とするものである。
するために創案されたものであり、圧入ポンプ等の機械
的設備を要することなく簡易な設備で良好な製品を製造
でき、しかも高度な熟練作業の必要もなく製品歩留りを
向上させることができ、もって品質の良好なガラス繊維
強化コンクリート版を安価に提供できるガラス繊維強化
コンクリート版の製造方法および製造装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は以下のように構成されている。すなわち、
本発明は、一対の基板ユニット6、7を伸縮自在に接続
して底板基板1を形成し、上側に接続された基板ユニッ
ト6における基板ユニット7との接続側端部上方に型枠
体2を立設し、
め、本発明は以下のように構成されている。すなわち、
本発明は、一対の基板ユニット6、7を伸縮自在に接続
して底板基板1を形成し、上側に接続された基板ユニッ
ト6における基板ユニット7との接続側端部上方に型枠
体2を立設し、
【0012】この型枠体2内には上方から上下動可能な
仕切板10を挿入して型枠体2内を前後部の2つの空間
部に区画し、前記いずれか一方の空間部にはマット状に
形成したガラス繊維体12を前記仕切板10と平行方向
に配設し、
仕切板10を挿入して型枠体2内を前後部の2つの空間
部に区画し、前記いずれか一方の空間部にはマット状に
形成したガラス繊維体12を前記仕切板10と平行方向
に配設し、
【0013】他方の空間上方からコンクリートモルタル
を注入すると共に、前記仕切板10を逐次上昇させ、該
コンクリートモルタルを型枠体2の下方から上方に向か
って充填させ、前記型枠体2内のガラス繊維体12を埋
設して構成され、あるいは、
を注入すると共に、前記仕切板10を逐次上昇させ、該
コンクリートモルタルを型枠体2の下方から上方に向か
って充填させ、前記型枠体2内のガラス繊維体12を埋
設して構成され、あるいは、
【0014】一対の基板ユニット6、7を伸縮自在に接
続して形成された底板基板1と、上側に接続された基板
ユニット6の前記基板ユニット7との接続側端部上方に
立設された型枠体2と、
続して形成された底板基板1と、上側に接続された基板
ユニット6の前記基板ユニット7との接続側端部上方に
立設された型枠体2と、
【0015】この型枠体2内に挿入され、型枠体2内を
前後部の2空間部に区画する上下スライド可能な仕切板
10と、前記いずれか一方側の空間部に前記仕切板10
と平行にして配設されるマット状に形成されたガラス繊
維体12と、
前後部の2空間部に区画する上下スライド可能な仕切板
10と、前記いずれか一方側の空間部に前記仕切板10
と平行にして配設されるマット状に形成されたガラス繊
維体12と、
【0016】を備え、前記仕切板10を逐次上昇させる
ことにより、前記ガラス繊維体12が配設されていない
空間部上方から注入されたコンクリートモルタルを型枠
体2の下方から上方に向かって充填させると共に、前記
型枠体2内のガラス繊維体12を下側から上側に向かっ
て順次埋設して構成されている。
ことにより、前記ガラス繊維体12が配設されていない
空間部上方から注入されたコンクリートモルタルを型枠
体2の下方から上方に向かって充填させると共に、前記
型枠体2内のガラス繊維体12を下側から上側に向かっ
て順次埋設して構成されている。
【0017】
【作用】本発明による製造方法によれば、仕切板10に
より仕切られた型枠体2内の2つの空間部のうち、一方
の空間部に上方からコンクリートモルタルを注入しつつ
仕切板10を逐次上昇させれば、コンクリートモルタル
は他側空間部に配設されたガラス繊維体12の下方から
連続ストランド方向に沿って容易に充填、浸透するとと
もに、ガラス繊維体12の浮上がりを抑え、かつ下方か
ら順次上昇するコンクリートモルタル中には気泡発生の
惧れがなく、容易にコンクリート打設作業を終わらせる
ことができる。
より仕切られた型枠体2内の2つの空間部のうち、一方
の空間部に上方からコンクリートモルタルを注入しつつ
仕切板10を逐次上昇させれば、コンクリートモルタル
は他側空間部に配設されたガラス繊維体12の下方から
連続ストランド方向に沿って容易に充填、浸透するとと
もに、ガラス繊維体12の浮上がりを抑え、かつ下方か
ら順次上昇するコンクリートモルタル中には気泡発生の
惧れがなく、容易にコンクリート打設作業を終わらせる
ことができる。
【0018】また、本発明装置によれば、型枠体2の上
縁一側からコンクリートモルタルを注入できるととも
に、型枠体2内に仕切板12を抜挿自在に装着するだけ
の簡易な構成で良好な品質のガラス繊維強化コンクリー
ト版を製造することができる。
縁一側からコンクリートモルタルを注入できるととも
に、型枠体2内に仕切板12を抜挿自在に装着するだけ
の簡易な構成で良好な品質のガラス繊維強化コンクリー
ト版を製造することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図1乃至図8に示す実施例に
基づいて説明する。図において符号1は略直方形状をな
す底板基板を示す。
基づいて説明する。図において符号1は略直方形状をな
す底板基板を示す。
【0020】該底板基板1は一対の基板ユニット6、7
で構成され、この一対の基板ユニット6、7は互いにス
ライド式に構成されて、底板基板1が伸縮自在となるよ
う構成されている。
で構成され、この一対の基板ユニット6、7は互いにス
ライド式に構成されて、底板基板1が伸縮自在となるよ
う構成されている。
【0021】そして、該底板基板1上には型枠体2が立
設されることとなる。すなわち、該型枠体2は、底板基
板1を構成する一対の基板ユニット6、7のうち、上側
に接続された基板ユニット6における基板ユニット7と
の接続側端部位置に立設される。このように立設される
ことにより、脱型作業に際して図7及び図8に示される
ように横に倒した状態で作業を行うこともできる。
設されることとなる。すなわち、該型枠体2は、底板基
板1を構成する一対の基板ユニット6、7のうち、上側
に接続された基板ユニット6における基板ユニット7と
の接続側端部位置に立設される。このように立設される
ことにより、脱型作業に際して図7及び図8に示される
ように横に倒した状態で作業を行うこともできる。
【0022】さらに、この型枠体2は図示するように縦
長幅薄の長方体状をなしており、平板状の前部板3と、
後部板4及び両側板5、5で断面略凹状に構成された基
本型板8とにより構成されている。
長幅薄の長方体状をなしており、平板状の前部板3と、
後部板4及び両側板5、5で断面略凹状に構成された基
本型板8とにより構成されている。
【0023】そして、基本型板8は前記底板基板1上に
略垂直に立設され、この基本板の開口に蓋をするように
前部板3が添設される。
略垂直に立設され、この基本板の開口に蓋をするように
前部板3が添設される。
【0024】さらに前部板3は底板基板1に対し、その
下端部を回動軸として回動自在にして底板基板1に取り
付けられている。また、前記基本型板8についても後部
板4とその両側に配された両側板5、5とはその一端側
において回動自在に取り付けられている。
下端部を回動軸として回動自在にして底板基板1に取り
付けられている。また、前記基本型板8についても後部
板4とその両側に配された両側板5、5とはその一端側
において回動自在に取り付けられている。
【0025】そして、前記両側板5の内側には、その内
面を2分割できるようにガイド溝9、9が形成され、こ
のガイド溝9、9に仕切板10の両端部が遊嵌され、前
記仕切板10が型枠体2の上下方向に移動自在となるよ
う構成されている。
面を2分割できるようにガイド溝9、9が形成され、こ
のガイド溝9、9に仕切板10の両端部が遊嵌され、前
記仕切板10が型枠体2の上下方向に移動自在となるよ
う構成されている。
【0026】また、上記前部板3の上縁側は外側に湾曲
するよう構成されており、これによりモルタル注入用ホ
ッパ部11が設けられる。ここで、組立てられた型枠体
2内には上方から仕切板10が挿入される。
するよう構成されており、これによりモルタル注入用ホ
ッパ部11が設けられる。ここで、組立てられた型枠体
2内には上方から仕切板10が挿入される。
【0027】この仕切板10は型枠体2内をホッパ11
側とその背面側とに区画し得るものであれば足りるもの
である。以上の構成において、ガラス繊維強化コンクリ
ート版を製作するに際しては、先ず、後部板4及び両側
板5,5により形成された基本型板8、さらには前部板
3を組み立てて型枠体2を形成する。
側とその背面側とに区画し得るものであれば足りるもの
である。以上の構成において、ガラス繊維強化コンクリ
ート版を製作するに際しては、先ず、後部板4及び両側
板5,5により形成された基本型板8、さらには前部板
3を組み立てて型枠体2を形成する。
【0028】そして、この型枠体2を底板基板1上に立
設する。さらに、立設された型枠体2内に仕切板10を
挿入して、型枠体2内を2つの空間部に分割する。
設する。さらに、立設された型枠体2内に仕切板10を
挿入して、型枠体2内を2つの空間部に分割する。
【0029】その後、挿入した仕切板10の背面側にガ
ラス繊維体12を配設する。このガラス繊維体12はガ
ラス繊維の連続ストランドを所要のバイダーにより結合
し、もって平面2次元的なマット状体として形成したも
のである。
ラス繊維体12を配設する。このガラス繊維体12はガ
ラス繊維の連続ストランドを所要のバイダーにより結合
し、もって平面2次元的なマット状体として形成したも
のである。
【0030】次いで、前記モルタル注入用ホッパ11部
内からコンクリートモルタルを注入し、仕切板10によ
り区画された前面空間部内にコンクリートモルタルが充
填するようモルタル注入を開始する。
内からコンクリートモルタルを注入し、仕切板10によ
り区画された前面空間部内にコンクリートモルタルが充
填するようモルタル注入を開始する。
【0031】このとき仕切板10はコンクリートモルタ
ルにより背面側に押圧されるが、該仕切板10はガイド
溝9、9によって規制されているため、背面側に配設さ
れているガラス繊維体12が圧縮されて破損する恐れは
ない。
ルにより背面側に押圧されるが、該仕切板10はガイド
溝9、9によって規制されているため、背面側に配設さ
れているガラス繊維体12が圧縮されて破損する恐れは
ない。
【0032】次いで、仕切板10を徐々に上昇させる
と、コンクリートモルタルは上昇させた仕切板10と型
枠体2の下面との間に形成された隙間からガラス繊維体
12が配設された空間部に浸透する。
と、コンクリートモルタルは上昇させた仕切板10と型
枠体2の下面との間に形成された隙間からガラス繊維体
12が配設された空間部に浸透する。
【0033】すなわち、コンクリートモルタルは仕切板
10の背面側に配設されたガラス繊維体12の最下部か
らガラス繊維ストランドに沿い圧力を加えなくとも容易
に浸透上昇し、従来のように砂の粒度等に対する配慮の
必要もないこととなる。
10の背面側に配設されたガラス繊維体12の最下部か
らガラス繊維ストランドに沿い圧力を加えなくとも容易
に浸透上昇し、従来のように砂の粒度等に対する配慮の
必要もないこととなる。
【0034】そして、このとき下方の隙間から浸透上昇
するコンクリートモルタル中には、気泡発生のおそれが
きわめて少なく、従来のようにバイブレータにより振動
を与えて気泡を排除させる必要もないものである。
するコンクリートモルタル中には、気泡発生のおそれが
きわめて少なく、従来のようにバイブレータにより振動
を与えて気泡を排除させる必要もないものである。
【0035】しかも、型枠体2内に配設されたガラス繊
維体12は下方に錘りを付した状態となってその浮き上
がりが阻止され、ガラス繊維体12の変形歪み等を発生
させるおそれもない。
維体12は下方に錘りを付した状態となってその浮き上
がりが阻止され、ガラス繊維体12の変形歪み等を発生
させるおそれもない。
【0036】つまり、型枠体2内にコンクリートモルタ
ルを注入して仕切板10を上昇させるだけの簡単な操作
で、従来のスプレー法のような熟練度を要することなく
容易に品質良好のガラス繊維強化コンクリート版を得る
ことができるのである。
ルを注入して仕切板10を上昇させるだけの簡単な操作
で、従来のスプレー法のような熟練度を要することなく
容易に品質良好のガラス繊維強化コンクリート版を得る
ことができるのである。
【0037】そして、上述のようにして成形されたガラ
ス繊維強化コンクリート版は前後面とも平滑で、従来工
法のもののように片面をコテ仕上げあるいはローラ転圧
作業によって不充分な平滑度仕上げとなるような不利が
なく、脱型後の補修作業も大幅に軽減させることができ
るのである。
ス繊維強化コンクリート版は前後面とも平滑で、従来工
法のもののように片面をコテ仕上げあるいはローラ転圧
作業によって不充分な平滑度仕上げとなるような不利が
なく、脱型後の補修作業も大幅に軽減させることができ
るのである。
【0038】また、上記型枠体2は脱型に際して横側に
寝かせて脱型作業を行うこともできるようにしてある。
寝かせて脱型作業を行うこともできるようにしてある。
【0039】さらに、型枠体2を縦長状態にしてあるた
め、狭い空間に多数の型枠体2・・・が立設可能であ
り、かつ上記養生を施す際にも全体を包覆させて熱的に
無駄の少ない効果的な養生を行わせることができる。
め、狭い空間に多数の型枠体2・・・が立設可能であ
り、かつ上記養生を施す際にも全体を包覆させて熱的に
無駄の少ない効果的な養生を行わせることができる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明方法によれ
ば、モルタルを注入して仕切板を徐々に上昇させるだけ
の簡単な操作で熟練さを必要とせずして容易に品質良好
なガラス繊維強化コンクリートを提供することができ
る。
ば、モルタルを注入して仕切板を徐々に上昇させるだけ
の簡単な操作で熟練さを必要とせずして容易に品質良好
なガラス繊維強化コンクリートを提供することができ
る。
【0041】また、本発明装置によれば、特別な機械的
設備を要せずして、狭い空間を有効に利用して効率の良
いコンクリート打設および養生を行わせることができ
る。
設備を要せずして、狭い空間を有効に利用して効率の良
いコンクリート打設および養生を行わせることができ
る。
【図1】本発明の実施例概略説明図である。
【図2】実施例の断面説明図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】実施例の使用説明図(その1)である。
【図5】実施例の使用説明図(その2)である。
【図6】実施例の使用説明図(その3)である。
【図7】実施例の使用説明図(その4)である。
【図8】実施例の使用説明図(その5)である。
1 底板基板 2 型枠体 3 前部板 4 後部板 5 側板 6 基板ユニット 7 基板ユニット 8 基本板 9 ガイド溝 10 仕切板 11 ホッパ 12 ガラス繊維体
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の基板ユニット(6、7)を伸縮自
在に接続して底板基板(1)を形成し、上側に接続され
た基板ユニット(6)における基板ユニット(7)との
接続側端部上方に型枠体(2)を立設し、 この型枠体(2)内には上方から上下動可能な仕切板
(10)を挿入して型枠体(2)内を前後部の2空間部
に区画し、 前記いずれか一方の空間部にはマット状に形成したガラ
ス繊維体(12)を前記仕切板(10)と平行方向に配
設し、 他方の空間部上方からコンクリートモルタルを注入する
と共に、前記仕切板(10)を逐次上昇させ、該コンク
リートモルタルを型枠体(2)の下方から上方に向かっ
て充填させ、前記型枠体(2)内のガラス繊維体(1
2)を埋設することを特徴とするガラス繊維強化コンク
リート版の製造方法。 - 【請求項2】 一対の基板ユニット(6、7)を伸縮自
在に接続して形成された底板基板(1)と、 上側に接続された基板ユニット(6)の前記基板ユニッ
ト(7)との接続側端部上方に立設された型枠体(2)
と、 この型枠体(2)内に挿入され、型枠体(2)内を前後
部の2空間部に区画する上下スライド可能な仕切板(1
0)と、 前記いずれか一方側の空間部に前記仕切板(10)と平
行にして配設されるマット状に形成されたガラス繊維体
(12)と、 を備え、 前記仕切板(10)を逐次上昇させることにより、前記
ガラス繊維体(12)が配設されていない空間部上方か
ら注入されたコンクリートモルタルを型枠体(2)の下
方から上方に向かって充填させると共に、前記型枠体
(2)内のガラス繊維体(12)を下側から上側に向か
って順次埋設することを特徴とするガラス繊維強化コン
クリート版の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314587A JPH072566A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ガラス繊維強化コンクリート版の製造方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314587A JPH072566A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ガラス繊維強化コンクリート版の製造方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH072566A true JPH072566A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=18055095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4314587A Pending JPH072566A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | ガラス繊維強化コンクリート版の製造方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH072566A (ja) |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4314587A patent/JPH072566A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |