JPH07256710A - 射出成形機の制御方法 - Google Patents
射出成形機の制御方法Info
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- JPH07256710A JPH07256710A JP5072094A JP5072094A JPH07256710A JP H07256710 A JPH07256710 A JP H07256710A JP 5072094 A JP5072094 A JP 5072094A JP 5072094 A JP5072094 A JP 5072094A JP H07256710 A JPH07256710 A JP H07256710A
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- JP
- Japan
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- injection
- screw
- pressure
- resin
- viscosity
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/76—Measuring, controlling or regulating
- B29C45/77—Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量の一定な成形品を安定して得るような射
出成形機の制御方法を提供する。 【構成】 計量工程中に回動しながら後退するスクリュ
の回転トルクで溶融樹脂の粘性係数を算出し、前記計量
工程時に算出して得られた粘性係数で引続く射出工程の
圧力制御目標値を補正し制御する。
出成形機の制御方法を提供する。 【構成】 計量工程中に回動しながら後退するスクリュ
の回転トルクで溶融樹脂の粘性係数を算出し、前記計量
工程時に算出して得られた粘性係数で引続く射出工程の
圧力制御目標値を補正し制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック成形品を
成形する射出成形機において、特に射出工程を高精度に
制御する射出成形機の制御方法に関するものである。
成形する射出成形機において、特に射出工程を高精度に
制御する射出成形機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の射出成形機の要部構成を簡
略化して示す概要図である。図6において、射出装置3
0を構成する加熱シリンダ3内にはスクリュ1が回転と
前後進が自在なように挿入されており、加熱シリンダ3
の先端にはノズル4が取付けられている。
略化して示す概要図である。図6において、射出装置3
0を構成する加熱シリンダ3内にはスクリュ1が回転と
前後進が自在なように挿入されており、加熱シリンダ3
の先端にはノズル4が取付けられている。
【0003】また、後部にはスクリュ1を前後進させる
ピストン14を挿入した射出シリンダ20が取付けられ
ており、その後方にスクリュ1に回転を与えるスクリュ
回転モータ5が装着されている。
ピストン14を挿入した射出シリンダ20が取付けられ
ており、その後方にスクリュ1に回転を与えるスクリュ
回転モータ5が装着されている。
【0004】射出シリンダ20の油圧室9はロッド側油
圧室9aとヘッド側油圧室9bから構成されており、こ
の油圧室9には図示省略した油圧ポンプから作動油が供
給され油圧作動バルブ11で制御される。この油圧作動
バルブ11は、ロッド側油圧室9aに通じるロッド側油
圧作動バルブ11aとヘッド側油圧室9bに通じるヘッ
ド側油圧作動バルブ11bから構成されている。
圧室9aとヘッド側油圧室9bから構成されており、こ
の油圧室9には図示省略した油圧ポンプから作動油が供
給され油圧作動バルブ11で制御される。この油圧作動
バルブ11は、ロッド側油圧室9aに通じるロッド側油
圧作動バルブ11aとヘッド側油圧室9bに通じるヘッ
ド側油圧作動バルブ11bから構成されている。
【0005】また、符号8はスクリュ1の前後進距離を
測定するスクリュ位置センサである。スクリュ1の先端
にはチェックシート1aを置いてスクリュヘッド27が
螺着されており、スクリュヘッド27は先端に向かった
略円錐形状で同円錐形状の後側(図中右側)は段状にな
って小径になり、この小径部27aには軸方向摺動が自
在なチェックリング2が嵌挿されている。なお、符号1
5はホッパ、15aは樹脂ペレット、18はスクリュヘ
ッド前部、32は成形機制御装置を示す。
測定するスクリュ位置センサである。スクリュ1の先端
にはチェックシート1aを置いてスクリュヘッド27が
螺着されており、スクリュヘッド27は先端に向かった
略円錐形状で同円錐形状の後側(図中右側)は段状にな
って小径になり、この小径部27aには軸方向摺動が自
在なチェックリング2が嵌挿されている。なお、符号1
5はホッパ、15aは樹脂ペレット、18はスクリュヘ
ッド前部、32は成形機制御装置を示す。
【0006】こうした射出装置30からプラスチック製
品が得られるメカニズムは以下のようになる。ホッパ1
5へ投入された樹脂ペレット15aはホッパ供給口から
スクリュ1側へ落下し、落下した樹脂ペレット15aは
スクリュ1の回転運動により加熱シリンダ3前方(図6
中左方向)へ移送される。
品が得られるメカニズムは以下のようになる。ホッパ1
5へ投入された樹脂ペレット15aはホッパ供給口から
スクリュ1側へ落下し、落下した樹脂ペレット15aは
スクリュ1の回転運動により加熱シリンダ3前方(図6
中左方向)へ移送される。
【0007】この時樹脂ペレット15aは加熱された加
熱シリンダ3の内面で加熱シリンダ3からの伝熱および
スクリュ1の回転による加熱シリンダ3内壁面での摩擦
発熱あるいは剪断発熱により加熱シリンダ3内壁面近く
で溶融され、溶融状態でスクリュヘッド前部18に貯留
される。
熱シリンダ3の内面で加熱シリンダ3からの伝熱および
スクリュ1の回転による加熱シリンダ3内壁面での摩擦
発熱あるいは剪断発熱により加熱シリンダ3内壁面近く
で溶融され、溶融状態でスクリュヘッド前部18に貯留
される。
【0008】スクリュヘッド前部18に貯留される溶融
樹脂量が増加するに従いスクリュ1は後方へ移動し、ス
クリュ1の後退移動距離によって決まる溶融樹脂量が設
定された値に達するとスクリュ1の回転を停止し、計量
工程は完了する。
樹脂量が増加するに従いスクリュ1は後方へ移動し、ス
クリュ1の後退移動距離によって決まる溶融樹脂量が設
定された値に達するとスクリュ1の回転を停止し、計量
工程は完了する。
【0009】引続く射出工程では射出シリンダ20内の
ヘッド側油圧室9bに図示しない油圧源より作動油が供
給されスクリュ1は前進し射出工程を開始するのであ
る。
ヘッド側油圧室9bに図示しない油圧源より作動油が供
給されスクリュ1は前進し射出工程を開始するのであ
る。
【0010】この射出工程の開始に伴ってスクリュヘッ
ド前部18に貯留された溶融樹脂はノズル4を介して図
示しない金型キャビティ部に射出充填され、金型内で溶
融樹脂は冷却固化された後、金型を型開されプラスチッ
ク成形品を得るのである。
ド前部18に貯留された溶融樹脂はノズル4を介して図
示しない金型キャビティ部に射出充填され、金型内で溶
融樹脂は冷却固化された後、金型を型開されプラスチッ
ク成形品を得るのである。
【0011】ところで、前記した射出工程では金型内に
溶融樹脂をどのようなパターンで充填するかが所望する
高品質なプラスチック成形品を得るために非常に重要で
ある。
溶融樹脂をどのようなパターンで充填するかが所望する
高品質なプラスチック成形品を得るために非常に重要で
ある。
【0012】そのために射出充填中のスクリュ1速度を
制御したり、あるいは圧力を制御したりする方法が行わ
れている。この時の最適な速度や圧力パターンを得るた
めには熟練者の経験に頼ったりあるいはCAE(コンピ
ュータ支援技術)計算で求めたり、さらには良品が成形
できた時のプロファイルを最適値とし、その最適値を制
御目標値として射出工程の制御を行っていた。
制御したり、あるいは圧力を制御したりする方法が行わ
れている。この時の最適な速度や圧力パターンを得るた
めには熟練者の経験に頼ったりあるいはCAE(コンピ
ュータ支援技術)計算で求めたり、さらには良品が成形
できた時のプロファイルを最適値とし、その最適値を制
御目標値として射出工程の制御を行っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、射出工程を
圧力制御で行う場合は射出充填される溶融樹脂の粘度に
より充填パターンが異なってくる。この溶融状態におけ
る樹脂の粘度は樹脂の種類(例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレンなど)によって違うのはもちろんのこと、
同じ種類の樹脂でもメーカやグレードにより異なるし、
また、メーカやグレードが同じでも製造ロットにより異
なってくるのである。
圧力制御で行う場合は射出充填される溶融樹脂の粘度に
より充填パターンが異なってくる。この溶融状態におけ
る樹脂の粘度は樹脂の種類(例えば、ポリエチレン、ポ
リプロピレンなど)によって違うのはもちろんのこと、
同じ種類の樹脂でもメーカやグレードにより異なるし、
また、メーカやグレードが同じでも製造ロットにより異
なってくるのである。
【0014】また、射出工程時の射出圧力は樹脂の粘度
により大きな影響を受ける。例えば、粘度が大きい場合
は射出充填のために高い射出圧力が必要であるし、逆に
粘度が小さい場合は低い射出圧力しか必要としない。こ
のことは同じ射出圧力値で射出工程を制御しても溶融樹
脂の粘度が異なれば、金型キャビティ内への溶融樹脂の
充填状態が異なることになり、成形品の品質もバラつく
ことを意味している。
により大きな影響を受ける。例えば、粘度が大きい場合
は射出充填のために高い射出圧力が必要であるし、逆に
粘度が小さい場合は低い射出圧力しか必要としない。こ
のことは同じ射出圧力値で射出工程を制御しても溶融樹
脂の粘度が異なれば、金型キャビティ内への溶融樹脂の
充填状態が異なることになり、成形品の品質もバラつく
ことを意味している。
【0015】即ち、溶融樹脂の粘度が最適射出工程のプ
ロファイルを算出した時の値に比べて大きい時は同じ流
動速度についても大きな抵抗が生じ、このため射出圧力
が上昇し、射出圧力を目標となる最適圧力に合わせよう
とするとスクリュ1前進速度を遅くするため、射出充填
開始から完了までに長い時間がかかる。
ロファイルを算出した時の値に比べて大きい時は同じ流
動速度についても大きな抵抗が生じ、このため射出圧力
が上昇し、射出圧力を目標となる最適圧力に合わせよう
とするとスクリュ1前進速度を遅くするため、射出充填
開始から完了までに長い時間がかかる。
【0016】一方、前記した場合とは逆に、溶融樹脂の
粘度が最適射出工程のプロファイルを算出した時の値に
比べて小さい時は、同じ流動速度についても抵抗が小さ
く、このため射出圧力が減少し、溶融樹脂を射出充填さ
せるためのスクリュ1前進速度を早くするため、射出充
填開始から完了までの時間が短くなる。
粘度が最適射出工程のプロファイルを算出した時の値に
比べて小さい時は、同じ流動速度についても抵抗が小さ
く、このため射出圧力が減少し、溶融樹脂を射出充填さ
せるためのスクリュ1前進速度を早くするため、射出充
填開始から完了までの時間が短くなる。
【0017】従って、前記した如く、溶融樹脂の粘度に
よって射出充填開始から完了までの時間が早くなった
り、逆に遅くなったりしてバラつくと、引続く射出充填
完了から保圧工程に切替える時間までもがバラつくこと
になり成形品重量がバラつくといった問題があった。
よって射出充填開始から完了までの時間が早くなった
り、逆に遅くなったりしてバラつくと、引続く射出充填
完了から保圧工程に切替える時間までもがバラつくこと
になり成形品重量がバラつくといった問題があった。
【0018】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、重量の一定な成形品を安定して得るようにした射
出成形機の制御方法を提供することを目的とするもので
ある。
ので、重量の一定な成形品を安定して得るようにした射
出成形機の制御方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、計量工程中に回動しながら後退するス
クリュの回転トルクで溶融樹脂の粘性係数を算出し、前
記計量工程時に算出して得られた粘性係数で引続く射出
工程の圧力制御目標値を補正し制御するようにした。
に、本発明では、計量工程中に回動しながら後退するス
クリュの回転トルクで溶融樹脂の粘性係数を算出し、前
記計量工程時に算出して得られた粘性係数で引続く射出
工程の圧力制御目標値を補正し制御するようにした。
【0020】
【作用】計量工程におけるスクリュ回転トルクを油圧モ
ータであれば油圧力、電気モータであれば電流値より測
定し、予め求めておいたスクリュ回転トルクと粘性係数
の関係より粘性係数を算出し、引続く射出工程の圧力制
御目標値を補正することにより、最適圧力目標値を算出
した時と同じ状態の良好な射出充填挙動が実現できる。
ータであれば油圧力、電気モータであれば電流値より測
定し、予め求めておいたスクリュ回転トルクと粘性係数
の関係より粘性係数を算出し、引続く射出工程の圧力制
御目標値を補正することにより、最適圧力目標値を算出
した時と同じ状態の良好な射出充填挙動が実現できる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明に係る射出成形機の制御方法
を図面を参照して詳細に説明する。
を図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は本発明に係る1実施例の射出成形機
の要部構成を簡略化して示す概要図、図2は射出工程に
おける溶融樹脂の粘度の違いによる射出圧力と充填時間
との関係図、図3は計量工程中におけるスクリュ回転数
の違いによる粘性係数とスクリュ回転数との関係図、図
4は溶融樹脂の粘性係数の測定装置を取付けた射出装置
のノズル断面図、図5は樹脂の粘性係数によって最適射
出圧力プロファイルを補正する時の圧力プロファイルを
示す。
の要部構成を簡略化して示す概要図、図2は射出工程に
おける溶融樹脂の粘度の違いによる射出圧力と充填時間
との関係図、図3は計量工程中におけるスクリュ回転数
の違いによる粘性係数とスクリュ回転数との関係図、図
4は溶融樹脂の粘性係数の測定装置を取付けた射出装置
のノズル断面図、図5は樹脂の粘性係数によって最適射
出圧力プロファイルを補正する時の圧力プロファイルを
示す。
【0023】図1において、射出装置30を構成する加
熱シリンダ3内にはスクリュ1が回転と前後進が自在な
ように挿入されており、加熱シリンダ3の先端にはノズ
ル4が取付けられている。
熱シリンダ3内にはスクリュ1が回転と前後進が自在な
ように挿入されており、加熱シリンダ3の先端にはノズ
ル4が取付けられている。
【0024】また、後部にはスクリュ1を前後進させる
ピストン14を挿入した射出シリンダ20が取付けられ
ており、その後方にスクリュ1に回転を与えるスクリュ
回転用のスクリュ回転モータ5が設けられている。そし
てこのスクリュ回転モータ5へ駆動源として適宜な量の
圧油を供給するスクリュモータ用作動用バルブ11cが
設けられている。
ピストン14を挿入した射出シリンダ20が取付けられ
ており、その後方にスクリュ1に回転を与えるスクリュ
回転用のスクリュ回転モータ5が設けられている。そし
てこのスクリュ回転モータ5へ駆動源として適宜な量の
圧油を供給するスクリュモータ用作動用バルブ11cが
設けられている。
【0025】射出シリンダ20の油圧室9はロッド側油
圧室9aとヘッド側油圧室9bから構成されており、こ
の油圧室9には図示省略した油圧ポンプから作動油が供
給され油圧作動バルブ11で制御される。この油圧作動
バルブ11は、ロッド側油圧室9aに通じるロッド側油
圧作動バルブ11aとヘッド側油圧室9bに通じるヘッ
ド側油圧作動バルブ11bから構成されている。また、
射出工程中の射出圧力を測定するために射出シリンダ2
0のヘッド側油圧室9bにはヘッド側油圧センサ13が
装着されている。
圧室9aとヘッド側油圧室9bから構成されており、こ
の油圧室9には図示省略した油圧ポンプから作動油が供
給され油圧作動バルブ11で制御される。この油圧作動
バルブ11は、ロッド側油圧室9aに通じるロッド側油
圧作動バルブ11aとヘッド側油圧室9bに通じるヘッ
ド側油圧作動バルブ11bから構成されている。また、
射出工程中の射出圧力を測定するために射出シリンダ2
0のヘッド側油圧室9bにはヘッド側油圧センサ13が
装着されている。
【0026】また、符号8はスクリュ1の前後進距離を
測定するスクリュ位置センサである。スクリュ1の先端
にはチェックシート1aを置いてスクリュヘッド27が
螺着されており、スクリュヘッド27は先端に向かった
略円錐形状で同円錐形状の後側(図中右側)は段状にな
って小径になり、この小径部27aには軸方向摺動が自
在なチェックリング2が嵌挿されている。
測定するスクリュ位置センサである。スクリュ1の先端
にはチェックシート1aを置いてスクリュヘッド27が
螺着されており、スクリュヘッド27は先端に向かった
略円錐形状で同円錐形状の後側(図中右側)は段状にな
って小径になり、この小径部27aには軸方向摺動が自
在なチェックリング2が嵌挿されている。
【0027】ノズル4内の先端近傍には、射出工程中に
金型10内に充填される溶融樹脂の樹脂圧力を測定する
ノズル圧力センサ6aが配設されている。
金型10内に充填される溶融樹脂の樹脂圧力を測定する
ノズル圧力センサ6aが配設されている。
【0028】また、固定金型10aと可動金型10bで
形成されるキャビティ部7bとノズル4とを結ぶランナ
部7aには、金型10内の樹脂圧力を測定するための金
型内圧力センサ6bが取付けてある。
形成されるキャビティ部7bとノズル4とを結ぶランナ
部7aには、金型10内の樹脂圧力を測定するための金
型内圧力センサ6bが取付けてある。
【0029】この射出装置30にはノズル4の前方に配
設されたノズル圧力センサ6aによる樹脂圧力の測定
値、金型内圧力センサ6bによる樹脂圧力の測定値、射
出シリンダヘッド側油圧センサ13による油圧の測定
値、およびスクリュモータ駆動用油圧センサ12からの
油圧力の測定値、あるいは他のセンサからの測定値を受
信してここで目標値と比較することにより様々な制御指
令を出す射出成形機の制御装置32が設けられている。
設されたノズル圧力センサ6aによる樹脂圧力の測定
値、金型内圧力センサ6bによる樹脂圧力の測定値、射
出シリンダヘッド側油圧センサ13による油圧の測定
値、およびスクリュモータ駆動用油圧センサ12からの
油圧力の測定値、あるいは他のセンサからの測定値を受
信してここで目標値と比較することにより様々な制御指
令を出す射出成形機の制御装置32が設けられている。
【0030】なお、本発明の制御対象になる圧力とは、
射出工程におけるノズル4部の樹脂圧力、金型10内の
樹脂圧力および射出シリンダ20のヘッド側油圧室9b
の油圧のうちどれかを意味する。1回の射出工程内にお
いて複数の圧力を同時に制御するのは不可能であると考
えられるので、従ってノズル圧力センサ6a、金型内圧
力センサ6b、およびヘッド側油圧センサ13の3つの
うち1つだけ装着しておけば良いことになる。
射出工程におけるノズル4部の樹脂圧力、金型10内の
樹脂圧力および射出シリンダ20のヘッド側油圧室9b
の油圧のうちどれかを意味する。1回の射出工程内にお
いて複数の圧力を同時に制御するのは不可能であると考
えられるので、従ってノズル圧力センサ6a、金型内圧
力センサ6b、およびヘッド側油圧センサ13の3つの
うち1つだけ装着しておけば良いことになる。
【0031】なお、符号15はホッパ、15aは樹脂ペ
レット、18はスクリュヘッド前部を示す。
レット、18はスクリュヘッド前部を示す。
【0032】このように構成された射出成形機を用いた
制御方法は次のようになる。
制御方法は次のようになる。
【0033】ここで、まず本発明の前提となる射出工程
時の射出圧力と射出充填開始から射出工程完了までの時
間との関係が溶融樹脂の粘度によってどのように変化す
るのかを表わした図2により説明する。
時の射出圧力と射出充填開始から射出工程完了までの時
間との関係が溶融樹脂の粘度によってどのように変化す
るのかを表わした図2により説明する。
【0034】図2において実線は熟練者やCAE(コン
ピュータ支援技術)、あるいは良品の成形時に得られた
最適射出圧力のプロファイルであり、この時射出工程開
始から充填完了までの時間がt0 になったとする。そし
てこの最適射出圧力プロファイルが射出工程で制御目標
圧力になるのであるが、もし溶融樹脂の粘度が最適な射
出圧力のプロファイルを算出した時の値に比べて大きい
(1点鎖線)と、射出工程開始から充填完了までにt0
より長い時間t1 (t1 >t0 )がかかり射出充填完了
時の樹脂圧力はP1 (P1 >P0 )まで上昇する。
ピュータ支援技術)、あるいは良品の成形時に得られた
最適射出圧力のプロファイルであり、この時射出工程開
始から充填完了までの時間がt0 になったとする。そし
てこの最適射出圧力プロファイルが射出工程で制御目標
圧力になるのであるが、もし溶融樹脂の粘度が最適な射
出圧力のプロファイルを算出した時の値に比べて大きい
(1点鎖線)と、射出工程開始から充填完了までにt0
より長い時間t1 (t1 >t0 )がかかり射出充填完了
時の樹脂圧力はP1 (P1 >P0 )まで上昇する。
【0035】これは粘度が大きいと大きな流動抵抗が生
じて流れにくくなり、樹脂圧力が上昇し、そのため溶融
樹脂を金型キャビティ部7bに充填させる際にスクリュ
1の前進速度を遅くするためである。
じて流れにくくなり、樹脂圧力が上昇し、そのため溶融
樹脂を金型キャビティ部7bに充填させる際にスクリュ
1の前進速度を遅くするためである。
【0036】逆に、溶融樹脂の粘度が最適な射出圧力の
プロファイルを算出した時の値に比べて小さい(2点鎖
線)と、射出工程開始から充填完了までにt0 より短い
時間t2 (t2 <t0 )となり射出充填完了時には最適
射出圧力P0 まで上昇しきっていないP2 (P2 <
P0 )で充填が完了するのである。
プロファイルを算出した時の値に比べて小さい(2点鎖
線)と、射出工程開始から充填完了までにt0 より短い
時間t2 (t2 <t0 )となり射出充填完了時には最適
射出圧力P0 まで上昇しきっていないP2 (P2 <
P0 )で充填が完了するのである。
【0037】次に計量工程時におけるスクリュ回転数の
違いによってスクリュ1の回転トルクと溶融樹脂の粘性
係数との関係を図3に示す。図3(1)は図3(2)を
得るための説明図であり、本発明をより詳細かつ定量的
に説明するために粘性係数測定装置22を図1に示す射
出装置30に装着した。
違いによってスクリュ1の回転トルクと溶融樹脂の粘性
係数との関係を図3に示す。図3(1)は図3(2)を
得るための説明図であり、本発明をより詳細かつ定量的
に説明するために粘性係数測定装置22を図1に示す射
出装置30に装着した。
【0038】図4において、この粘性係数測定装置22
の樹脂流路23の先端部には絞りが設けられていない粘
性係数測定用ノズル16を図1に示す加熱シリンダ3に
装着されたノズル4に替えて装着するとともに、この粘
性係数測定用ノズル16先端部から距離L後方の所に樹
脂圧力センサ16aが設けてある。
の樹脂流路23の先端部には絞りが設けられていない粘
性係数測定用ノズル16を図1に示す加熱シリンダ3に
装着されたノズル4に替えて装着するとともに、この粘
性係数測定用ノズル16先端部から距離L後方の所に樹
脂圧力センサ16aが設けてある。
【0039】図中、2Rはスクリュ1の外径、2rはノ
ズル部の流路径、Pは樹脂圧力センサ16aで測定して
得た樹脂圧力、Qは粘性係数測定用ノズル16から吐出
される溶融樹脂流量である。
ズル部の流路径、Pは樹脂圧力センサ16aで測定して
得た樹脂圧力、Qは粘性係数測定用ノズル16から吐出
される溶融樹脂流量である。
【0040】前記した粘性係数測定装置22を装着した
後、溶融樹脂の計量工程を完了させスクリュ1を速度V
で前進させると、粘性係数測定用ノズル16の先端から
溶融樹脂が放出される。粘性係数測定用ノズル16の最
先端部の樹脂圧力は零であるが、粘性係数測定用ノズル
16の後方部(スクリュ1側)では樹脂の粘性抵抗によ
り樹脂圧力が発生し、樹脂圧力センサ16a部では圧力
がPになる。
後、溶融樹脂の計量工程を完了させスクリュ1を速度V
で前進させると、粘性係数測定用ノズル16の先端から
溶融樹脂が放出される。粘性係数測定用ノズル16の最
先端部の樹脂圧力は零であるが、粘性係数測定用ノズル
16の後方部(スクリュ1側)では樹脂の粘性抵抗によ
り樹脂圧力が発生し、樹脂圧力センサ16a部では圧力
がPになる。
【0041】この樹脂圧力より次のような式を用いて粘
性係数ηを算出する。ここで粘性係数η、剪断応力τ、
および剪断速度γの関係より
性係数ηを算出する。ここで粘性係数η、剪断応力τ、
および剪断速度γの関係より
【0042】
【数1】 となる。
【0043】次に射出工程に伴って溶融樹脂が粘性係数
測定用ノズル16から排出される時、粘性係数測定用ノ
ズル16の円筒内壁面部から受ける剪断応力とこの円筒
の両端側から受ける圧力とが釣り合うことにより、
測定用ノズル16から排出される時、粘性係数測定用ノ
ズル16の円筒内壁面部から受ける剪断応力とこの円筒
の両端側から受ける圧力とが釣り合うことにより、
【0044】
【数2】
【0045】次に、樹脂流量をQとすると粘性係数測定
用ノズル16内の円筒内壁面部の剪断速度は、
用ノズル16内の円筒内壁面部の剪断速度は、
【0046】
【数3】
【0047】樹脂流量Qをスクリュ前進速度Vで表わす
と、
と、
【0048】
【数4】
【0049】以上(2)、(3)、(4)式を(1)式
へ代入すると、
へ代入すると、
【0050】
【数5】
【0051】計量工程におけるスクリュ回転数をN1 、
その時のスクリュ回転トルクの測定値がT1Aであるとす
る。この状態から引続き射出工程に移行し、スクリュ1
を速度Vで前進させると粘性係数測定用ノズル16の先
端部から溶融樹脂流量Qで放出した時、樹脂圧力センサ
16aで測定した樹脂圧力がP1Aであったとすると、そ
の時の粘性係数は(5)式より、
その時のスクリュ回転トルクの測定値がT1Aであるとす
る。この状態から引続き射出工程に移行し、スクリュ1
を速度Vで前進させると粘性係数測定用ノズル16の先
端部から溶融樹脂流量Qで放出した時、樹脂圧力センサ
16aで測定した樹脂圧力がP1Aであったとすると、そ
の時の粘性係数は(5)式より、
【0052】
【数6】 となる。
【0053】同様に回転数をN2 、N3 と変えて、それ
ぞれのトルクT2A、T3Aと射出した時の樹脂圧力P2A、
P3Aより粘性係数η2 A 、η3Aを求める。この動作を連
続して行うと樹脂の粘性はほぼ同じであるためη1 A ≒
η2 A ≒η3A≒ηA となる。
ぞれのトルクT2A、T3Aと射出した時の樹脂圧力P2A、
P3Aより粘性係数η2 A 、η3Aを求める。この動作を連
続して行うと樹脂の粘性はほぼ同じであるためη1 A ≒
η2 A ≒η3A≒ηA となる。
【0054】次に溶融樹脂の粘性を大きく変えるため加
熱シリンダ3の温度を変えるか、あるいは樹脂の種類を
変えて、それぞれのトルクT1B、T2B、T3B、T1C、T
2C、T3C、射出した時の樹脂圧力P1B、P2B、P3B、P
1C、P2C、P3Cより粘性係数η1B、η2B、η3B、η1C、
η2C、η3Cをそれぞれ求める。
熱シリンダ3の温度を変えるか、あるいは樹脂の種類を
変えて、それぞれのトルクT1B、T2B、T3B、T1C、T
2C、T3C、射出した時の樹脂圧力P1B、P2B、P3B、P
1C、P2C、P3Cより粘性係数η1B、η2B、η3B、η1C、
η2C、η3Cをそれぞれ求める。
【0055】これをグラフにすると図3(1)のように
なる。
なる。
【0056】こうして図3(1)から実測データを整理
し図3(2)を得るのである。
し図3(2)を得るのである。
【0057】次に本発明の射出工程における圧力制御目
標値を補正する方法を説明する。最適射出圧力のプロフ
ァイルを算出した時の粘性係数をη0 、計量工程中のス
クリュトルクにより算出した粘性係数をη1 (η1 >η
0 )、η2 (η2 <η0 )とする。
標値を補正する方法を説明する。最適射出圧力のプロフ
ァイルを算出した時の粘性係数をη0 、計量工程中のス
クリュトルクにより算出した粘性係数をη1 (η1 >η
0 )、η2 (η2 <η0 )とする。
【0058】最適射出圧力をP0 (t)とすると、補正
後の圧力P1 (t)、P2 (t)は、それぞれP
1 (t)=P0 (t)(η1 /η0 )、P2 (t)=P
0 (t)(η2 /η0 )となり、これらを図に示すと図
5になる。
後の圧力P1 (t)、P2 (t)は、それぞれP
1 (t)=P0 (t)(η1 /η0 )、P2 (t)=P
0 (t)(η2 /η0 )となり、これらを図に示すと図
5になる。
【0059】この補正後の射出圧力プロファイルを射出
工程の目標圧力として制御すれば、射出充填完了時間は
t0 と一定になり、常に同じ状態の射出充填挙動が実現
できる。引続く保圧工程への移行も安定する。
工程の目標圧力として制御すれば、射出充填完了時間は
t0 と一定になり、常に同じ状態の射出充填挙動が実現
できる。引続く保圧工程への移行も安定する。
【0060】なお、圧力制御目標値を粘性係数で補正す
る方法は、CAE計算などにより別の関係式を作成して
おき、これらに基づいて行ってもよい。
る方法は、CAE計算などにより別の関係式を作成して
おき、これらに基づいて行ってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明に係る射出成形機の制御方法では、計量工程
中に回動しながら後退するスクリュの回転トルクで溶融
樹脂の粘性係数を算出し、前記計量工程時に算出して得
られた粘性係数で引続く射出工程の圧力制御目標値を補
正し、制御することにより、粘度のバラつきによる射出
充填挙動のバラつきが補正されるため所望品質のプラス
チック成形品が安定して成形できる。特に粘度は樹脂の
製造ロット毎でもバラつくことが多く、数ある樹脂の物
性の中でも特に不安定であり、このような不安定要因を
補正することによって安定成形を実現することの効果は
絶大である。
に、本発明に係る射出成形機の制御方法では、計量工程
中に回動しながら後退するスクリュの回転トルクで溶融
樹脂の粘性係数を算出し、前記計量工程時に算出して得
られた粘性係数で引続く射出工程の圧力制御目標値を補
正し、制御することにより、粘度のバラつきによる射出
充填挙動のバラつきが補正されるため所望品質のプラス
チック成形品が安定して成形できる。特に粘度は樹脂の
製造ロット毎でもバラつくことが多く、数ある樹脂の物
性の中でも特に不安定であり、このような不安定要因を
補正することによって安定成形を実現することの効果は
絶大である。
【図1】本発明に係る1実施例の射出成形機の要部構成
を簡略化して示す概要図である。
を簡略化して示す概要図である。
【図2】射出工程における溶融樹脂の粘度の違いによる
射出圧力と充填時間との関係図である。
射出圧力と充填時間との関係図である。
【図3】計量工程中におけるスクリュ回転数の違いによ
る粘性係数とスクリュ回転数との関係図である。
る粘性係数とスクリュ回転数との関係図である。
【図4】溶融樹脂の粘性係数の測定装置を取付けた射出
装置のノズル断面図である。
装置のノズル断面図である。
【図5】樹脂の粘性係数によって最適射出圧力プロファ
イルを補正する時の圧力プロファイルである。
イルを補正する時の圧力プロファイルである。
【図6】従来の射出成形機の要部構成を簡略化して示す
概要図である。
概要図である。
1 スクリュ 1a チェックシート 2 チェックリング 3 加熱シリンダ 4 ノズル 5 スクリュ回転モータ 6a ノズル圧力センサ 6b 金型内圧力センサ 7a ランナ部 7b キャビティ部 8 スクリュ位置センサ 9a ロッド側油圧室 9b ヘッド側油圧室 10a 固定金型 10b 可動金型 11a ロッド側油圧作動バルブ 11b ヘッド側油圧作動バルブ 13 ヘッド側油圧センサ 14 ピストン 16 粘性係数測定用ノズル 16a 樹脂圧力センサ 18 スクリュヘッド前部 20 射出シリンダ 22 粘性係数測定装置 23 樹脂流路 27 スクリュヘッド 30 射出装置 32 射出成形機の制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 計量工程中に回動しながら後退するスク
リュの回転トルクで溶融樹脂の粘性係数を算出し、前記
計量工程時に算出して得られた粘性係数で引続く射出工
程の圧力制御目標値を補正し制御することを特徴とする
射出成形機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072094A JPH07256710A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 射出成形機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072094A JPH07256710A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 射出成形機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07256710A true JPH07256710A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12866721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5072094A Pending JPH07256710A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 射出成形機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07256710A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010083074A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP5072094A patent/JPH07256710A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010083074A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
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