JPH07256843A - 多層フィルム - Google Patents

多層フィルム

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JPH07256843A
JPH07256843A JP5575594A JP5575594A JPH07256843A JP H07256843 A JPH07256843 A JP H07256843A JP 5575594 A JP5575594 A JP 5575594A JP 5575594 A JP5575594 A JP 5575594A JP H07256843 A JPH07256843 A JP H07256843A
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JP
Japan
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layer
mxd6
multilayer film
nylon
thickness
Prior art date
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JP5575594A
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English (en)
Inventor
Susumu Koga
進 古閑
Yoshiyuki Ooya
善亨 大矢
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 外層(A)及び中間層(B)がメタキシレン
ジアミンとアジピン酸の重縮合体(MXD6と以下省略
する)もしくは直鎖状脂肪族ナイロンの単体又は混合物
からなり、接着性樹脂層(C)、シール層(D)が
(A)−(C)−(B)−(C)−(D)の順で積層さ
れた多層フィルムにおいて、下記の式を満たすことを特
徴とする多層フィルム。 20≦a1 +a2 ≦200 10≦a1 10≦(t1 +t2 )×100/T≦50 t1 ≦t21 :(A)層に存在するMXD6含有率(%) a2 :(B)層に存在するMXD6含有率(%) t1 :(A)層の厚み t2 :(B)層の厚み T:総厚み 【効果】 本発明による多層フィルムは深絞り成形性、
耐熱性に優れ、又高温殺菌後もカールの発生がなく、ド
ライラミネートフィルムで起こる残留溶剤臭の移行も全
くないため商品価値の高い製品を提供することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスバリア性を有し衝
撃強度、耐ピンホール性、透明性に優れ、且つボイル殺
菌処理後のフィルム表面のラベル適性に優れた多層フィ
ルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品業界において、流通販売過程におけ
る温度、水分、酸素、紫外線や、細菌、カビ等の微生物
の影響による製品の品質低下は商売上の損失のみならず
食品衛生面からも大きな問題である。このような品質低
下を防止する方法として従来は酸化防止剤、防腐剤等を
直接食品に添加していたが、最近では消費者保護の立場
から食品添加物の規制が厳しくなり、添加量の減少が避
けられない状況である。このような状況下で内容物の長
期保存性を確保するため高温により付着した細菌を処理
する方法として、ボイル殺菌やレトルト殺菌処理が行わ
れる。特にボイル殺菌はレトルト殺菌に比べ簡単な設備
でも可能なことや、温度が比較的低いのでレトルト殺菌
ほど特殊なフィルムを必要としないことから食品業界で
は広く行われている。さらに流通販売過程において製品
には振動や落下等による外部からの力によりピンホール
が発生し、空気が侵入することで製品の変色や変質を引
き起こす場合がある。そのため機械強度に優れたナイロ
ン層を組み込んだ多層フィルムが使用される。しかしな
がら耐ピンホール性を向上させるため、ナイロン層を厚
くしてゆくと多層フィルムの柔軟性が大幅に低下し、ま
た必ずしもナイロン層の厚みに正比例して耐ピンホール
性は向上しないという問題があった。特願平1−274
857号公報にはポリアミド樹脂層を多層に分け、ポリ
アミド樹脂層の間に緩衝材として接着層を入れた層構成
の多層フィルムがある。しかしこの層構成ではガスバリ
ア性が低いため用途が限られること、及びボイル殺菌後
にフィルム表面のラベル適性が大幅に低下し製品に貼っ
ているラベルの脱落トラブルが多発した。さらに上記公
報の層構成にガスバリア層を組み込んだ特願平1−27
4859号及び274860号公報はガスバリア層にエ
チレン−ビニルアルコール共重合体を使用しており、ボ
イル殺菌処理条件が厳しい場合、フィルムの白濁現象が
起こり商品価値を損なうことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的とすると
ころは、熱殺菌処理する食品の包装材として、ガスバリ
ア性、耐ボイル性、ラベル適性及び耐ピンホール性に優
れた多層フィルムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、外層(A)及
び中間層(B)がメタキシレンジアミンとアジピン酸の
重縮合体(MXD6と以下省略する)もしくは直鎖状脂
肪族ナイロンの単体又は混合物からなり、接着性樹脂層
(C)、シール層(D)が(A)−(C)−(B)−
(C)−(D)の順で積層された多層フィルムにおい
て、下記の式を満たすことを特徴とする多層フィルムで
ある。 20≦a1 +a2 ≦200 10≦a1 10≦(t1 +t2 )×100/T≦50 t1 ≦t21 :(A)層に存在するMXD6含有率(%) a2 :(B)層に存在するMXD6含有率(%) t1 :(A)層の厚み t2 :(B)層の厚み T:総厚み 本発明において用いられる直鎖状脂肪族ナイロンは、6
ナイロン、6,6ナイロン、6,10ナイロン、6,1
2ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、及びこれら
の共重合体や混合物等である。
【0005】ナイロン層を接着性樹脂層を介して
(A)、(B)2層に分けたのは接着性樹脂層が衝撃に
対する緩衝材として機能させるためである。しかし単に
2層に分けたためでは、いろいろと問題がおきてくる。
従ってこれらの問題点を補うためには、外層(A)のM
XD6含有率は10%かそれ以上必要であるが、それ以
下ではボイル後のラベル適性が大幅に低下し製品ラベル
の脱落トラブルが起こる。多層フィルムのガスバリア性
を要求レベル以上にするために(A)、(B)各層に含
まれるMXD6と厚みは上記の実験式を満足する必要が
ある。また外層(A)の厚みが中間層(B)の厚みより
大きくなるとボイル殺菌処理後にカール現象が起こり商
品価値が損なう。
【0006】接着性樹脂層(C)に用いられる樹脂は変
性ポリオレフィン樹脂であり具体的にはポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、これらの共重合体やさらに異
なるα−オレフィンとの共重合体、またはエチレン−酢
酸ビニル共重合体等にアクリル酸、メタクリル酸等の一
塩基性不飽和脂肪酸、あるいはマレイン酸、フタル酸、
イタコン酸等の二塩基性不飽和脂肪酸の無水物すなわち
無水マレイン酸等を化学的に結合させて得られる酸変性
オレフィン系樹脂が用いられる。高温殺菌時の耐熱性と
耐ピンホール性を考慮すると酸変性直鎖状低密度ポリエ
チレンが最も好ましい。また外側の接着性樹脂層と内側
の接着性樹脂層に使用する接着性樹脂は異なるものでも
良い。ナイロン層を接着性樹脂層を介して(A)、
(B)2層に分けたのは接着性樹脂層が衝撃に対する緩
衝材として機能させるためであるが、緩衝材としての機
能を発現できる樹脂としては、ショアー硬度D(AST
M D2240)60以下の酸変性ポリオレフィン系樹
脂が特に優れている。
【0007】シール層(D)は低密度ポリエチレン(L
DPE),直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE),
中密度ポリエチレン(MDPE),高密度ポリエチレン
(HDPE),ポリプロピレン(PP)等のポリオレフ
ィン系樹脂及びエチレン共重合体であるエチレン−酢酸
ビニル共重合体(EVA),エチレン−メチルメタアク
リレート共重合体(EMMA),エチレン−エチルアク
リレート共重合体(EEA),エチレン−メチルアクリ
レート共重合体(EEA),エチレン−エチルアクリレ
ート−無水マレイン酸共重合体(E−EA−MAH),
エチレン−アクリル酸共重合体(EAA),エチレン−
メタクリル酸共重合体(EMMA),アイオノマー(I
ON)等の樹脂が使用できる。フィルムを使用する用途
によって最適樹脂は異なるが、畜肉加工品で深絞り真空
包装する製品ではドリップ防止上エチレン−メタクリル
酸共重合体又はアイオノマーが好ましい。
【0006】
【実施例】5層マルチマニホールド共押出ダイで下記に
示す原料を使用して総厚み200μmの5層フィルムを
作成した。得られたフィルムを真空包装機(大森機械工
業製FV−6300)で成形性の確認と内容物として2
70g前後の焼き豚のブロック物を充填し真空包装して
評価サンプルを作成した。その際使用した蓋材は上記底
材と同一層構成の100μmの5層フィルムに25μm
のOPP(2軸延伸ポリプロピレン)フィルムをドライ
ラミネートしたものを使用した。包装したサンプルはボ
イル槽にて90℃で20分殺菌処理し、外観の変化と落
下テストによる耐ピンホール性を評価した。ラベル適性
はフィルム単体を同条件でボイル後冷却し表面が結露し
た状態で評価した。 評価方法 OTR:酸素ガスバリア性はモコン社OXTRAN(J
IS K 7126B法)で殺菌処理前のフィルムにつ
いて酸素ガス透過量cc/m2・24Hrs(23℃、
65%)を測定した。 外観 :90℃×20分ボイル後のフィルムのカール及
び白濁ををチェック(○:良好、△:カールあり、×:
白濁あり) 耐ピンホ―ル性:サンプル10個をダンボール箱に詰
め、1mの高さからコンクリート上にダンボール箱の各
面について10回落下させピンホール等でエアー漏れし
たサンプルの有無 ラベル適性:90℃×20分ボイル後5℃の冷蔵庫に1
2時間放置しその後室温中に取り出しサンプル表面に大
気中の水分が全面に結露した状態でラベルを一定荷重で
貼り付け、その剥離強度を測定 (単位:g/25mm)
【0007】(共押出での使用原料) Ny1:6ナイロン/MXD6=20/80 Ny2:6ナイロン/MXD6=50/50 Ny3:6ナイロン/MXD6=90/10 Ny4:6ナイロン/MXD6=95/5 Ny5:6・66ナイロン Ny6:6・66ナイロン/MXD6=50/50 Ny7:12ナイロン 接1:接着性樹脂 酸変性LLDPE 接2:接着性樹脂 酸変性EVA EMAA:エチレン−メタクリル酸共重合体 ION:アイオノマー 比較例は上記共押出法により作成したサンプル及びドラ
イラミネート法により作成したサンプルを用いた。ドラ
イラミネート法の6ナイロン、エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体(EVOH)及びLLDPEの各フィルム
は一般グレードを使用した。結果を表1及び表2に示
す。
【0008】 表 1 製造方法 層構成及び厚み(μm) A C B C D 実 1 共押出 Ny1(20) 接1(40) Ny5(50) 接1(20) EMAA(70) 施 2 共押出 Ny3(15) 接2(40) Ny6(60) 接2(20) ION(65) 例 3 共押出 Ny6(30) 接2(40) Ny7(30) 接1(20) EMAA(80) 比 1 共押出 Ny4(15) 接2(40) Ny6(60) 接2(20) ION(65) 較 2 共押出 Ny1(50) 接1(40) Ny5(20) 接1(20) EMAA(70) 例 3 ト゛ライラミネ―ト 6Ny(70) / EVOH(15) / LLDPE(115) 表 2 OTR 外 観 耐ヒ゜ンホ―ル性 ラベル適性 実 1 5 ○ なし 450 施 2 2 ○ なし 390 例 3 4 ○ なし 350 比 1 2 ○ なし 90 較 2 5 △ なし 440 例 3 1 × あり 50
【0009】
【発明の効果】本発明による多層フィルムは深絞り成形
性、耐熱性に優れ、又高温殺菌後もカールの発生がな
く、ドライラミネートフィルムで起こる残留溶剤臭の移
行も全くないため商品価値の高い製品を提供することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/32 101 8115−4F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外層(A)及び中間層(B)がメタキシ
    レンジアミンとアジピン酸の重縮合体(MXD6と以下
    省略する)もしくは直鎖状脂肪族ナイロンの単体又は混
    合物からなり、接着性樹脂層(C)、シール層(D)が
    (A)−(C)−(B)−(C)−(D)の順で積層さ
    れた多層フィルムにおいて、下記の式を満たすことを特
    徴とする多層フィルム。 20≦a1 +a2 ≦200 10≦a1 10≦(t1 +t2 )×100/T≦50 t1 ≦t21 :(A)層に存在するMXD6含有率(%) a2 :(B)層に存在するMXD6含有率(%) t1 :(A)層の厚み t2 :(B)層の厚み T:総厚み
  2. 【請求項2】 外層(A)が6−ナイロンとMXD6の
    混合物でMXD6の含有率が50%以上であり、中間層
    (B)が6・66ナイロンである請求項1記載の多層フ
    ィルム。
  3. 【請求項3】 外層(A)層が6−ナイロン70〜90
    重量%とMXD6が10〜30重量%の混合物からな
    り、中間層(B)が6・66ナイロンとMXD6の混合
    物からなり、MXD6の含有率が70%以下である請求
    項1記載の多層フィルム。
  4. 【請求項4】 接着層(C)がショアー硬度D(AST
    M D 2240)60以下の酸変性ポリオレフィン系
    樹脂である請求項1、2又は3記載の多層フィルム。
  5. 【請求項5】 接着層(C)が酸変性直鎖状低密度ポリ
    エチレンである請求項1、2又は3記載の多層フィル
    ム。
  6. 【請求項6】 シール層(D)がエチレン−メタクリル
    酸共重合体又はアイオノマーである請求項1、2、3又
    は4記載の多層フィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770478A1 (en) * 1995-10-26 1997-05-02 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Multi-layer film
JP2015182322A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 三菱樹脂株式会社 深絞り底材用共押出複合フィルム、深絞り成形体、および食品用深絞り真空包装体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770478A1 (en) * 1995-10-26 1997-05-02 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Multi-layer film
JP2015182322A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 三菱樹脂株式会社 深絞り底材用共押出複合フィルム、深絞り成形体、および食品用深絞り真空包装体

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