JPH07258062A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH07258062A
JPH07258062A JP6046644A JP4664494A JPH07258062A JP H07258062 A JPH07258062 A JP H07258062A JP 6046644 A JP6046644 A JP 6046644A JP 4664494 A JP4664494 A JP 4664494A JP H07258062 A JPH07258062 A JP H07258062A
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JP
Japan
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pleurotus cornucopiae
extract
hair
agent
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Pending
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JP6046644A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Iwahara
正宜 岩原
Yoshiyuki Okayama
義之 岡山
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KANSAI KOUSO KK
Original Assignee
KANSAI KOUSO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】タモギタケの子実体、タモギタケの菌糸体培養
物、タモギタケの子実体抽出物又はこれらの混合物、更
に必要に応じて酵素等を配合した化粧料。 【効果】前記化粧料は、安全性が高く美白作用、整肌作
用、しわ予防、保湿性及び養毛作用等に優れた効果を発
揮し、更に酵素等と併用することによって、相乗的に効
果が向上するので、外用可能なあらゆる形態の化粧料、
例えばローション、乳液、クリーム、パック剤、石鹸、
パップ剤、プラスター剤、ペースト剤、軟膏、エッセン
ス、ゲル剤、シャンプー、リンス、パウダー、ファンデ
ーション、化粧水、洗顔フォーム、ヘアトニック、養毛
剤、浴用剤等の広範囲に及ぶ種々の化粧料に有用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料に関し、より詳
細にはタモギタケの菌を利用した皮膚の美白作用、整肌
作用、しわ予防、保湿性及び養毛作用等に優れた化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、皮膚の美白作用、整肌作用、
しわ予防及び保湿性等に関する化粧料が種々提案されて
いる。最近では例えば、日焼けやシミ、ソバカスの予防
及び防止、あるいは健康で美しい肌を維持するための皮
膚保持作用、皮膚細胞賦活作用等の皮膚に対して何らか
の機能性を示す化粧料が開発、そして商品化されてい
る。
【0003】例えば、皮膚の黒色化に関与しているメラ
ニンは、チロシンが酸化されて産生するが、このメラニ
ンの産生を抑制する物質(美白剤)として、ハイドロキ
ノン、コウジ酸、アスコルビン酸及びその誘導体、チオ
ール系化合物等が知られている。一方肌のしわ、たる
み、かさつき等に関しては、さまざまな外的及び内的な
要因が考えられており、例えば、温度、湿度、風、日光
(紫外線等)、各種化学物質、皮脂分泌、汗腺機能、表
皮代謝、遺伝要素、年齢等が挙げられる。これら要因と
拮抗し、または抑制し、肌の恒常性を保つ方法として
は、例えば保水性物質、紫外線吸収剤等を皮膚に塗布す
る方法等が考えられている。また老齢化社会を迎えつつ
ある現在においては、老化に対する医学的関心も高ま
り、皮膚科領域における皮膚の老化メカニズムに関する
研究が進められている。特に最近では、細胞賦活作用物
質によって、皮膚の老化に対処する試みが多くなされて
いる。その代表的な例としては、加齢に伴い皮膚のコラ
ーゲンが減少することに着目した、コラーゲン合成の促
進物質の検索が広く行われている。例えば丹参の根の抽
出物(特開平2−290805号公報)、哺乳動物の乳
清及びその分画成分(特開平3−20206号公報)、
好熱性菌抽出物(特開平5−58871号公報)等の提
案がなされている。
【0004】また脱毛症の発生メカニズムは、未だ詳細
には解明されていないが、現在考えられている脱毛の主
な原因としては、頭皮生理機能の失調、毛包・毛球部の
新陳代謝機能の低下、皮脂腺及び毛包・毛球部における
男性ホルモンの関与による毛包機能の低下、精神的スト
レス、その他遺伝的要因や病的要因等が挙げられてい
る。しかし現在、フケ、カユミ、抜け毛を予防又は抑制
し、頭髪の発育や育毛を促す物質としては、頭皮の血行
促進、頭皮の清浄化、消炎及び殺菌、毛包及びその周辺
の細胞の酵素の賦活化、毛母細胞のエネルギー代謝の改
善、頭皮での男性ホルモンの抑制等の作用を有する物質
が経験的に用いられている段階に過ぎない。
【0005】更に最近、保温作用、皮膚の清浄作用、保
湿作用、殺菌作用及び血行促進作用等を有する浴用剤の
開発も行われており、現在一般的には、無機塩類、生
薬、蛋白分解酵素、脂質分解酵素、糖分解酵素、保湿物
質、殺菌物質等の配合がなされている。
【0006】ところで、ヒラタケ科ヒラタケ属のタモギ
タケの子実体(キノコ)は、北半球温帯以北に分布し、
日本では東北、北海道に主に分布しており、美味な食用
キノコとして知られている。該タモギタケ中の成分とし
ては、旨味成分としての検索が既に行なわれており、遊
離アミノ酸総量590.5μmol/g(「日本食品工業
学会誌」佐藤恵理他、32,p509〜521(1985))で、例えば
メチオニン、セリン、アラニン、バリン、γ−アミノ酪
酸、オルニチン等が含有され、またリンゴ酸、コハク
酸、ピログルタミン酸等の有機酸、マンニトール、グリ
セロール、アラビトール等の糖関連成分等が含まれてい
ることが知られている。
【0007】従来ヒラタケ属に属するヒマラヤヒラタケ
(Pleurotus sajorcaju)の菌培養物に、紫外線抑制作
用、メラニン生成抑制作用、抗酸化作用等があることが
知られている(特開平4−279519号公報)。
【0008】しかしながら、その作用効果は必ずしも充
分であるとは言い難く、またタモギタケの化粧料として
の有効性については何等見出されていないのが現状であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、メラニン合成酵素であるチロシナーゼの活性を強く
抑制すると共に、メラニンの生成を強く抑制し、しかも
細胞毒性が極めて弱く、また強い細胞増殖促進作用及び
コラーゲン合成促進作用等を有し、美白作用、整肌作
用、しわ改善、保湿性等を有する化粧料を提供すること
にある。
【0010】本発明の別の目的は、養毛作用等を示し、
皮膚刺激等の副作用のない化粧料を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、タモギ
タケの子実体、タモギタケの菌糸体培養物、タモギタケ
の子実体抽出物又はこれらの混合物、更に必要に応じて
酵素等を配合したことを特徴とする化粧料が提供され
る。
【0012】以下本発明を更に詳細に説明する。本発明
の化粧料は、タモギタケの子実体、タモギタケの菌糸体
培養物、タモギタケの子実体抽出物又はこれらの混合物
を必須有効成分として含有する。
【0013】本発明の化粧料では、前記必須有効成分中
に含まれるγ−アミノ酪酸、リンゴ酸、コハク酸がTC
A回路に入ることによって、線維芽細胞中のコラーゲン
の新生や皮膚細胞の賦活化が促進され、またNMF(天
然保湿因子)の30%を占めるといわれるセリンがケラ
チンの生合成を促進する等の作用によって、整肌作用、
しわ予防等の効果が発現するものと推察される。また前
記必須有効成分中には、生体内でのシステインの生合成
に必須であるメチオニンとセリンが多量に含まれてお
り、これらが表皮組織中に存在する酵素によって毛髪の
重要な構成アミノ酸であるシステインに変換されて毛髪
の栄養となること等によって、毛母細胞を賦活化し、養
毛効果等を発現するものと推察される。同時にマンニト
ール、アラビトール等の糖アルコールやグルコース、ト
レハロース等の糖成分及び遊離アミノ酸が皮膚表皮の保
水力を高め、保湿効果等を発現するものと推察される。
【0014】本発明の必須有効成分として用いるタモギ
タケ(学名プレウロタス コルヌコピアエ「Pleurotus c
ornucopiae」)は、担子菌亜門真正担子菌綱帽菌亜綱ハ
ラタケ目ヒラタケ科ヒラタケ属に属し、大形の子実体を
作る食用菌として知られている。発生時期は初夏から秋
であり、ニレ、ヤツダモ、ナラ、カエデ等の倒木や切り
株に発生する。子実体の高さは、2〜10cm、傘は径
2〜6cm、通常円形で平らに開き、中央部がへそ状に
窪んでいる。柄の色は白色又はやや黄色、傘表面の色は
鮮黄〜淡黄色、ひだの色は白色から多少黄色を帯び、柄
に長く垂生する。1つの太い茎からサンゴ状に枝分かれ
し、それぞれ傘が付いている。偏在生、側生またはほと
んど中心生で円柱状であるが、重なり合う関係で株の外
側の茎ほど強く上方に曲がる。
【0015】本発明の必須有効成分において、タモギタ
ケの子実体を配合するには、該子実体を好ましくは、乾
燥後、0.01〜1mmの径に破砕した子実体を、所望
の化粧料に混合する方法等により配合することができ
る。
【0016】本発明の必須有効成分において、タモギタ
ケの菌糸体培養物を調製するには、例えばグルコース、
ペプトン、酵母エキス等を含み、必要に応じてリン、マ
ンガン、マグネシウム、カルシウム、鉄等のミネラル成
分や穀類等を含む通常の液体培地又は固体培地等にて培
養した後、培養物を例えば、分配、吸着、分子ふるい、
遠心分離、イオン交換、各種カラムクロマトグラフィー
等を使用した公知の精製法により精製する方法等により
得ることができる。この際培養条件は、培地の種類、タ
モギタケの種類等に応じて、常法に従い適宜選択するこ
とができるが、好ましくはpH4〜9、温度15〜35
℃で、3〜60日間培養するのが望ましく、光は特には
必要としない。また培地へ植菌する際のタモギタケの菌
糸体の生菌体量は、1〜100mgであるのが好まし
い。
【0017】本発明の必須有効成分において、タモギタ
ケの子実体抽出物を調製するには、例えば溶媒に子実体
を浸漬させる方法、具体的には該子実体を乾燥し、好ま
しくは1〜5mmに粉砕した後、溶媒に0.1〜72時
間浸漬させ、ろ過し、抽出液を得る方法、得られた抽出
液を減圧下溶媒除去し、抽出固形物を得る方法、その他
分配、吸着、分子ふるい、遠心分離、イオン交換、各種
カラムクロマトグラフィー等を使用した公知の方法によ
り抽出物を高濃度に精製する方法等により得ることがで
きる。
【0018】前記抽出物を調製する際に使用する溶媒は
特に限定されるものではなく、各種有機溶媒、水等を挙
げることができ、有機溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、n
−ブタノール、ラウリルアルコール、セタノール、ステ
アリルアルコール、オレイルアルコール、ベヘニルアル
コール等の炭素数1〜22の直鎖の1価アルコール及び
側鎖を有する1価アルコール;プロピレングリコール、
1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール
等のグリコール類;グリセリン、ジグリセリン、トリグ
リセリン等の3価アルコール類;アセトン、メチルエチ
ルケトン等のケトン類;酢酸エチル、脂肪酸のエチルエ
ステル等の各種エステル類;ジクロルメタン、クロロホ
ルム、ジクロルエタン等のハロゲン化アルカン(主とし
て塩化物);ジエチルエーテル、エチルセロソルブ等の
各種エーテル類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水
素等の各種極性有機溶媒、各種非極性有機溶媒等を挙げ
ることができ、使用に際しては単独若しくは混合物とし
て用いることができる。またこれらの溶媒は必要に応じ
て加温溶融したり、また酸性、アルカリ性にpH調整し
て利用することもできる。
【0019】前記必須有効成分の有効配合量は、配合す
る化粧品の種類、子実体、菌糸体培養物、又は子実体抽
出物等によって任意に選択することができるが、化粧品
を構成する成分全量に対して0.001重量%以上、特
に0.001〜20重量%、更には0.005〜10重
量%であるのが好ましい。0.001重量%未満では、
所望の効果が得られないので好ましくない。
【0020】本発明の化粧料には、前記有効成分の他
に、更に酵素を配合することにより、所望の効果を相乗
的に向上させることができる。該酵素としては特に限定
されるものではないが、例えばプロテアーゼ、リパー
ゼ、リゾチーム、スーパーオキシドジスムターゼ等を挙
げることができ、更にこれら酵素の精製品、酵素を含む
組織及びその抽出液等を用いることもできる。前記プロ
テアーゼとしては、トリプシン、キモトリプシン、ペプ
シン等の動物系プロテアーゼ;パパイン、ブロメライン
等の植物系プロテアーゼ;ズブチリシン、ムコールレン
ネット等の微生物系プロテアーゼ等を挙げることができ
る。また前記リパーゼとしては、トリアシルグリセロー
ルリパーゼ(ステアプシン他)、モノアシルグリセロー
ルリパーゼ、リポプロテインリパーゼ等の動物系、植物
系、微生物系由来物及び含有物ならびに精製物等を挙げ
ることができる。またパンクレアチン等の複合酵素剤や
動物系、植物系、微生物系のリゾチーム及びスーパーオ
キシドジスムターゼ、セルラーゼ、多糖類分解酵素、デ
キストラナーゼ、ペクチン分解酵素、ナリンギナーゼ、
カタラーゼ、ウロキナーゼ、アミラーゼ等を挙げること
ができる。これらの酵素には、その安定性等を向上させ
るために公知の方法によりカプセル化又は顆粒化等の加
工を施すこともできる。
【0021】前記酵素を配合させる場合の配合量は、前
記必須有効成分の0.0001〜10倍量、特に0.0
01〜1倍量配合するのが好ましい。0.0001倍量
未満の場合には、酵素配合による効果が低く、また10
倍量を超える場合には、化粧料の使用時にザラツキ等が
生じ、使用感が低下するので好ましくない。
【0022】本発明の化粧料には、化粧品の種類に応じ
て前記必須有効成分に、若しくは前記必須有効成分と酵
素との組合せに、更に公知の美白剤、しわ予防剤、保湿
剤、養毛剤等を配合することもでき、特にこれらの公知
の美白剤、しわ予防剤、保湿剤、養毛剤等を併用するこ
とにより、相乗的にその効果を向上させることができ
る。
【0023】前記美白剤としては例えば、コウジ酸、ア
スコルビン酸、ハイドロキノン、チオール系化合物、こ
れらの誘導体、これらを含有する動植物等の抽出物又は
これらの混合物等を好ましく挙げることができる。
【0024】前記養毛剤としては、例えば塩化カルプロ
ニウム;トウガラシエキス;センブリエキス;ニンニク
エキス;グリチルリチン;アラントイン;ヒノキチオー
ル;レゾルシン;プリン系化合物;ビタミンA、ビタミ
ンB群、ビタミンE、ビオチン、パントテン酸等のビタ
ミン類;ペンタデカン酸グリセリド;エストラジオー
ル、エチニルエストラジオール等の女性ホルモン;オキ
センドロン、酢酸クロルマジノン、これらの誘導体、こ
れらを含有する動植物等の抽出物又はこれらの混合物等
を挙げることができる。
【0025】前記保湿剤としては、グリセリン、プロピ
レングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビ
トール、マンニトール、ポリエチレングリコール、ジプ
ロピレングリコール等の多価アルコール類;アミノ酸、
乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の
NMF成分;ヒアルロン酸;コラーゲン;エラスチン;
コンドロイチン硫酸;デルマタン硫酸;フィブロネクチ
ン;セラミド類;ヘパリン類似様物質;キトサン等の水
溶性高分子物質又はこれらの混合物等を挙げることがで
きる。
【0026】前記美白剤、しわ予防剤、保湿剤及び養毛
剤等の配合割合は、前記必須有効成分の0.001〜1
00倍量、特に0.005〜50倍量配合するのが好ま
しい。0.001倍量未満並びに100倍量を超える場
合には、相乗的に効果が向上しないので好ましくない。
【0027】また本発明の化粧料には、化粧品の種類に
応じて一般に用いられる油脂類、界面活性剤、アルコー
ル類、脂肪酸類、防腐剤、殺菌剤、増粘剤、酸化防止
剤、色素、香料、水溶性高分子、紫外線吸収剤、キレー
ト剤、pH調整剤、緩衝剤、精製水等の他の成分を本発
明の効果を損わない範囲で適宜配合することもできる。
前記増粘剤としては、アルギン酸ナトリウム、キサンタ
ンガム、ケイ酸アルミニウム、マルメロ種子抽出物、ト
ラガントゴム、デンプン等の天然高分子物質;メチルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、可溶性デンプン、カチオン化セルロー
ス等の半合成高分子物質;カルボキシビニルポリマー、
ポリビニルアルコール等の合成高分子物質等を、前記防
腐剤としては、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸
塩、デヒドロ酢酸塩、パラオキシ安息香酸エステル、
2,2,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニ
ルエーテル、3,4,4’−トリクロロカルバニド、塩
化ベンザルコニウム、エタノール等を、前記酸化防止剤
としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロ
キシアニソール、ビタミンE、没食子プロピル等を、紫
外線吸収剤としては、4−メトキシベンゾフェノン、オ
クチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシ
ルパラメトキシサイナメート、酸化チタン、カオリン、
タルク等を、前記キレート剤としては、エチレンジアミ
ン四酢酸塩、ピロリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩、クエ
ン酸塩、酒石酸、グルコン酸等を、前記pH調整剤とし
ては、水酸化ナトリウム、リン酸水素カリウム、炭酸カ
リウム、クエン酸等をそれぞれ例示することができる。
【0028】本発明の化粧料は、前述の必須有効成分を
公知の医薬品、医薬部外品及び化粧品等に配合すること
等により調製することができる。具体的にはローショ
ン、乳液、クリーム、パック剤、石鹸、パップ剤、プラ
スター剤、ペースト剤、軟膏、エッセンス、ゲル剤、シ
ャンプー、リンス、パウダー、ファンデーション、化粧
水、洗顔フォーム、ヘアートニック、養毛剤、浴用剤等
に配合することにより得ることができる。この際各種化
粧料の他の成分としては、公知の成分の組合せを挙げる
ことができる。
【0029】特に浴用剤を調製するには、塩化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫化ナトリ
ウム、セスキ炭酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、チオ硫
酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸ナトリウ
ム、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、硝酸カルシウ
ム、リン酸水素カルシウム、硫化カリウム、硝酸カリウ
ム、臭化カリウム、塩化カリウム、硫酸アルミニウム、
炭酸マグネシウム、重質炭酸マグネシウム、塩化アンモ
ニウム、硫酸鉄、ホウ砂、硫酸マグネシウム等の無機塩
類;ショウキョウ、カンゾウ、チンピ、ショウブ、ジュ
ウヤク、ガイヨウ、オウゴン、ビャクシ、センキュウ、
トウヒ、ニンジン、シャクヤク、カミツレ、アロエ、ト
ウキ、ケイヒ、ハッカ、サンシシ、サフラン等の生薬
類;ジャスミン油、ローズ油、ラベンダー油、ライム
油、ユズ油、ミカン油、オレンジオイル、レモン油、レ
モングラス油、ローズマリー油、ペパーミント油、ミン
ト油、パインニードル油、ヒノキ油、ショウブ油、スペ
アミント油、イランイラン油、ゼラニウム油、樟脳、パ
イン油、テレビン油、ユーカリ油、オリーブ油、大豆
油、アーモンド油、落花生油、ヒマシ油、ヤシ油、パー
ム油、タートル油、ヌカ油、アボガド油、ミンク油、卵
黄油、リモネン、リナロール、ゲラニオール、シトロネ
ロール、ターピネオール、ボルネオール、ベンジルアル
コール、フェニルエチルアルコール、シンナミックアル
コール、リナリールアセテート、ゲラニールアセテー
ト、ベンジルアセテート、メチルシンナメート、メチル
アントラニレート、シトラル、ベンズアルデヒド、フェ
ニルアセトアルデヒド、アニスアルデヒド、アセトフェ
ノン、バニリン及びその誘導体、牛脂、ラノリン、スク
ワレン、ホホバ油、シリコーン、流動パラフィン、ワセ
リン等の精油・油脂類;カゼイン、カルボキシメチルセ
ルロース、水溶性ゼラチン、ペクチン、デンプン、エチ
ルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコー
ル、カラギナン、カルボキシビニルポリマー、アカシヤ
ガム、カンテン等の増粘剤;ビタミンA、ビタミンB、
ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、リボフラビン、
ビオチン、カルニチン、オロト酸及びその誘導体等のビ
タミン類;赤色2号、黄色4号、緑色4号、青色1号、
赤色213号、橙色205号、黄色202号の(1)、
緑色201号、緑色204号、青色201号等の厚生省
令タール色素別表I及びIIの色素;クロロフィル、クロ
シン、紅花、アントラキノン等の天然色素;アルコール
類等を適宜配合して調製することができる。
【0030】
【実施例】以下製造例、試験例、実施例及び比較例によ
り更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。尚実施例中「部」は「重量部」を表わ
す。
【0031】
【製造例】後述する試験例に使用する本発明の必須有効
成分を以下の方法に従って製造した。 〔タモギタケ子実体粉末の製造〕タモギタケ子実体1k
gを乾燥後、超微粉砕機にて粉末化した後、150メッ
シュに通し、タモギタケ子実体粉末81gを得た。
【0032】〔タモギタケ子実体水抽出液の製造〕タモ
ギタケ子実体1kgを細かく粉砕し、水3リットルに浸
漬した。室温で一昼夜浸漬、数回撹拌後ろ過し、水抽出
液を得た。残渣をそれぞれ水3リットルに混合し、同様
に抽出、ろ過を3回繰返して8.5リットルのタモギタ
ケ子実体水抽出液を得た。
【0033】〔タモギタケ子実体水抽出物の製造〕前記
タモギタケ子実体水抽出液を調製した後、減圧下溶媒を
留去し、95gのタモギタケ子実体水抽出物を得た。
【0034】〔タモギタケ子実体エタノール抽出物の製
造〕水3リットルの代わりに、エタノール3リットルを
用いた以外は、前記タモギタケ子実体水抽出物と同様に
して52gのタモギタケ子実体エタノール抽出物を得
た。
【0035】〔タモギタケ菌糸体培養物の製造〕酵母エ
キス0.5%、カザミノ酸0.1%、ペプトン0.15
%、グルコース2.0%の液体培地100mlをpH
6.0に調整し、タモギタケ菌糸体を、生菌体量約5〜
10mg植菌し、25℃、200〜300rpmの振盪
条件下、21日間培養した。次に、氷冷しながらホモジ
ナイザー(KINEMATICA社製、商品名「ポリト
ロンPT10−35」)を用いて20,000rpm、
10分処理した後、遠心分離(3,500rpm、20
分)して上澄液を分取した。上澄液をろ過後減圧下溶媒
留去し、タモギタケ菌糸体培養物3.16gを得た。
【0036】〔タモギタケ子実体メタノール抽出物の製
造〕水3リットルの代わりに、メタノール3リットルを
用いた以外は、前記タモギタケ子実体水抽出物と同様に
して57gのタモギタケ子実体メタノール抽出物を得
た。
【0037】〔タモギタケ子実体メタノール抽出粗精製
物の製造〕前記タモギタケ子実体メタノール抽出物10
gをメタノール30gで溶解し、商品名「Sephad
ex LH−20」(Pharmacia社製、水−メ
タノール系溶媒)によるカラムクロマトグラフィーによ
り精製を繰り返し行い、0.6gのタモギタケ子実体メ
タノール抽出粗精製物を得た。
【0038】〔タモギタケ子実体熱水抽出物の製造〕タ
モギタケ子実体1kgを細かく粉砕し、水3リットル、
80℃で2時間抽出処理した。冷却後数回撹拌、ろ過
し、熱水抽出液を得た。残渣を水3リットルに混合し、
同様に抽出、ろ過を3回繰り返した後、ろ液を減圧下溶
媒留去して114gのタモギタケ子実体熱水抽出物を得
た。
【0039】〔タモギタケ子実体50%エタノール抽出
物の製造〕タモギタケ子実体1kgを細かく粉砕し、5
0%エタノール溶液3リットルに浸漬した。室温で一昼
夜浸漬、数回撹拌後ろ過し、50%エタノール抽出液を
得た。残渣を50%エタノール溶液3リットルに混合
し、同様に抽出、ろ過を3回繰り返した後、ろ液を減圧
下溶媒留去して67gのタモギタケ子実体50%エタノ
ール抽出物を得た。
【0040】〔タモギタケ子実体アセトン抽出物の製
造〕タモギタケ子実体1kgを細かく粉砕し、アセトン
3リットルに浸漬した。室温で一昼夜浸漬、数回撹拌後
ろ過し、アセトン抽出液を得た。残渣をアセトン3リッ
トルに混合し、同様に抽出、ろ過を3回繰返した後、ろ
液を減圧下溶媒留去して41gのタモギタケ子実体アセ
トン抽出物を得た。
【0041】〔タモギタケ子実体ヘキサン抽出物の製
造〕タモギタケ子実体1kgを細かく粉砕し、ヘキサン
3リットルに浸漬した。室温で一昼夜浸漬、数回撹拌後
ろ過し、ヘキサン抽出液を得た。残渣をヘキサン3リッ
トルに混合し、同様に抽出、ろ過を3回繰返した後、ろ
液を減圧下溶媒留去して38gのタモギタケ子実体ヘキ
サン抽出物を得た。
【0042】〔タモギタケ子実体冷水抽出物の製造〕タ
モギタケ子実体1kgを細かく粉砕し、水3リットル、
5℃で一昼夜浸漬、数回撹拌後ろ過し、水抽出液を得
た。残渣を水3リットルに混合し、同様に抽出、ろ過を
3回繰返した後、ろ液を減圧下溶媒留去して31gのタ
モギタケ子実体冷水抽出物を得た。
【0043】〔ヒマラヤヒラタケ菌糸体培養物の製造〕
グルコース30g、酵母エキス2g、ペプトン2g、リ
ン酸二水素カリウム1g、硫酸マグネシウム0.5g、
塩化ナトリウム0.1g、塩化カルシウム0.1gを精
製水1リットルに溶解した培地にヒマラヤヒラタケ菌糸
を接種し、ジャーファメンターにて30℃で1週間通気
振盪培養した。培養終了後、2500rpmで遠心分離
し、菌糸を除去し、セライトを添加後濾過し、減圧下溶
媒留去し、ヒマラヤヒラタケ菌糸体培養物39.4gを
得た。
【0044】
【試験例】
〔マウスメラノーマB16細胞に対するメラニン生成抑
制試験〕シャーレ(Falcon社製、内径90mm)
にマウスメラノーマB16細胞の細胞懸濁液(イーグル
最小栄養培地、1×105個)1ml、牛胎仔血清1m
l及び表1−1及び表1−2に示す濃度の試料を含むイ
ーグル最小栄養培地8mlを添加し、炭酸ガスインキュ
ベータ(炭酸ガス濃度5%、37℃)にて培養した。培
養3日目に培地交換を行い、計5日間培養した。得られ
た細胞をトリプシン処理により回収し、遠心分離(2,
000rpm、5分)を行い、得られた細胞ペレットの
白色度を肉眼で評価した。結果を表1−1及び表1−2
に示す。表1−1及び表1−2の肉眼的色調は、下記の
評価に従って行なった。 −:無添加細胞と同程度の黒色度を示す。 +:無添加細胞よりやや少ない黒色度を示す。 ++:僅かな黒色度を示す。 +++:白色ないしほとんど白色である。
【0045】
【表1−1】
【0046】
【表1−2】
【0047】表1−1及び表1−2の結果より、本発明
の製造例で調製した必須有効成分は、細胞毒性が低く、
美白作用を示すことが判る。また必須有効成分を酵素又
は公知の美白剤と組み合わせることにより、美白効果が
相乗的に向上することが判る。
【0048】〔線維芽細胞に対する細胞増殖促進及びコ
ラーゲン産生促進評価法〕シャーレ(Falcon社
製、内径40mm)に1×105個の正常ヒト皮膚線維
芽細胞((株)モリナガ生化学研究所製、商品名「HD
F」)及び10%FBSを含む線維芽細胞増殖培地5m
lを入れ、炭酸ガスインキュベータ(炭酸ガス濃度5
%、37℃)にて培養した。24時間培養後、試料濃度
が表2−1及び表2−2に示すように調製した培地と交
換した。更に3日間培養した後、細胞数を測定した。ま
た線維芽細胞の培養液中のコラーゲン量(I型コラーゲ
ン)を、プロコラーゲン・タイプI・C−ペプタイト測
定キット(宝酒造(株)製)を用いて測定した。結果を
表2−1及び表2−2に示す。
【0049】
【表2−1】
【0050】
【表2−2】
【0051】表2−1及び表2−2の結果より、本発明
の製造例で調製した必須有効成分は、細胞毒性が低く、
細胞増殖促進作用及びコラーゲン産生促進作用を示すこ
とが判る。また必須有効成分を酵素と組み合わせること
により、細胞増殖促進作用及びコラーゲン産生促進作用
が相乗的に向上することが判る。
【0052】〔創傷治癒効果試験〕生後7週令のウイス
ター系ラットを6匹1群とし、ラット背部を剃毛後、正
中線に沿って2〜3個所皮膚を切開した後、直ちに切開
部を縫合し、前記調製したタモギタケ子実体水抽出液又
は対照として生理食塩水を1日1回2週間塗布した。2
週間後、ラットを屠殺し、切開部を中心に幅2cmの短
冊状皮膚切片を作製し、テンシロンUTM II−20
(TOYO BALDOWIN CO.LTD.製)を用いて切断強度を測定
した。結果を表3に示す。
【0053】
【表3】
【0054】表3の結果より、本発明の必須有効成分を
塗布した部位は、コントロールを塗布した部位に比べ、
張力が増加し、顕著な創傷治癒効果が認められた。
【0055】〔人皮膚水分吸収保持能試験〕パネル10
人を測定の30分前から20℃、湿度50%の恒温恒湿
環境下で安静にさせた後、パネルの前腕屈部に精製水を
50μl塗布し、10秒後に拭き取り、その直後、3
0、60、90及び120秒後のインピーダンス(Ω)
を測定した。更に前腕屈部を含む2×4cm四方に10
μlの表4に示す試料を均一に塗布し、1時間後、同様
の操作にて前腕屈部のインピーダンスを測定し、下記式
数1により試料塗布前後の皮膚伝導度(Ω~1)を算出し
た。更に精製水の皮膚伝導度Wの変化に対する試料の割
合を求めて評価した。結果を表4に示す。
【0056】
【数1】
【0057】W0 :水負荷直後の皮膚伝導度、
30 :水負荷30秒後の皮膚伝導度 W60 :水負荷60秒後の皮膚伝導度、 W90 :水負荷
60秒後の皮膚伝導度 W120 :水負荷120秒後の皮膚伝導度
【0058】
【表4】
【0059】表4の結果より、本発明の必須有効成分
は、コントロール及び公知の保湿剤である1,3−ブチ
レングリコール塗布部位に比べ、皮膚伝導度が増加して
おり、顕著な保湿作用が認められた。
【0060】〔紫外線ダメージ抑制作用〕1×105
のヒト皮膚正常線維芽細胞(倉敷紡績(株)製、商品名
「NHDF」)を無血清線維芽細胞増殖培地5mlを入
れた培養フラスコに播種し、炭酸ガスインキュベータ
(炭酸ガス5%)で37℃において培養した。3日間培
養後、30mJ、60mJの紫外線(UVB)を照射
し、紫外線照射直後に、試料(製造例で製造したタモギ
タケ菌糸体またはヒマラヤヒラタケ菌糸体培養物)を加
えた培地に交換した。紫外線照射2日後に、細胞を剥離
して生細胞を数えた。別途、紫外線非照射で同様に培養
し、同濃度試料での細胞生存率を下記式数2により求め
た。結果を表5に示す。
【0061】
【数2】
【0062】
【表5】
【0063】〔抗酸化作用〕500mMのリノール酸エ
タノール溶液1.0ml(pH7.0)の1Mリン酸緩
衝液10.0ml、エタノール9.0mlに、試料(製
造例で製造したタモギタケ菌糸体またはヒマラヤヒラタ
ケ菌糸体培養物)5.0mlを加えて試料溶液を調製し
た。各試料溶液を37℃の暗所で9日間放置し、過酸化
物価の経時変化をロダン鉄法により測定した。即ち、試
料溶液0.1mlに75%エタノール4.7ml、30
%ロダン鉄アンモニウム(チオシアン酸アンモニウム)
0.1ml、2×102M塩化第二鉄の3.5%塩酸塩
溶液0.1mlを加え、正確に3分後に500nmにお
ける吸光度を測定した。結果を表6に示す。
【0064】
【表6】
【0065】
【実施例1】ステアリン酸4.0部、セチルアルコール
3.0部、ステアリルアルコール1.0部、流動パラフ
ィン6.5部、ワセリン10.0部、ソルビタンモノス
テアレート1.5部及びポリオキシエチレンモノステア
レート(25E.O.)3.0部を加熱混合溶解した溶
液に、1,3−ブチレングリコール5.0部、水酸化カ
リウム0.1部、製造例で調製したタモギタケ子実体熱
水抽出物0.5部、製造例で調製したタモギタケ菌糸体
培養物1.0部及び精製水64.4部を加熱混合溶解し
た溶液を混合した後、冷却してクリームを調製した。
【0066】得られたクリームを20〜30歳の女性パ
ネル10人に朝と就寝前の1日2回、1ヶ月間使用させ
た後、表7に示す各評価項目を、有効10点、やや有効
5点、無効0点として、点数で評価した。その結果を表
7に示す。尚表7中の数値は平均点を示す。
【0067】
【比較例1】タモギタケ子実体熱水抽出物0.5部及び
タモギタケ菌糸体培養物1.0部を配合せず、精製水の
配合量を65.9部とした以外は実施例1と同様にクリ
ームを調製し、評価を行った。結果を表7に示す。
【0068】
【表7】
【0069】
【実施例2】ポリオキシエチレンセチルエーテル0.5
部、プロピレングリコール2.0部、l−メントール
0.1部、製造例で調製したタモギタケ子実体水抽出液
10.0部及び精製水87.4部を均一に撹拌溶解して
化粧水を調製した。
【0070】得られた化粧水を20〜30歳の女性パネ
ル10人に朝と就寝前の1日2回、1ヶ月間使用させた
後、表8に示す各評価項目を、有効10点、やや有効5
点、無効0点として、点数で評価した。その結果を表8
に示す。尚表8中の数値は平均点を示す。
【0071】
【比較例2】タモギタケ子実体水抽出液10.0部を配
合せず、精製水の配合量を97.4部にした以外は実施
例2と同様に化粧水を調製し評価を行った。結果を表8
に示す。
【0072】
【表8】
【0073】
【実施例3】炭酸水素ナトリウム90.0部、無水ケイ
酸0.3部、バチルス・ズブチリス(B.Sub.)プ
ロテアーゼ(10万単位/g)0.8部、製造例で調製
したタモギタケ子実体粉末1.0部及び硫酸ナトリウム
7.9部を均一混合して粉末状浴用剤を調製した。
【0074】得られた粉末状浴用剤を20〜30歳の女
性パネル10人に1日1回、1週間使用させた後、表9
に示す各評価項目を、有効10点、やや有効5点、無効
0点として、点数で評価した。その結果を表9に示す。
尚表9中の数値は平均点を示す。
【0075】
【比較例3】タモギタケ子実体粉末1.0部を配合せ
ず、硫酸ナトリウムの配合量を8.9部にした以外は実
施例3と同様に粉末状浴用剤を調製し評価を行った。結
果を表9に示す。
【0076】
【表9】
【0077】
【実施例4】ポリオキシエチレンラウリル硫酸ナトリウ
ム70.0部、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
2.0部、ポリオキシエチレンオレイルエーテル0.7
部、コラーゲン2.1部、ジプロピレングリコール2.
8部、グリセリン1.3部、エタノール5.2部、パン
クレアチン0.5部、ヒノキチオール0.1部、製造例
で調製したタモギタケ子実体50%エタノール抽出物
2.0部及び精製水13.3部を加熱溶解後、冷却して
ヘアシャンプーを調製した。
【0078】得られたヘアシャンプーを女性パネル10
人に1日1回、1週間使用させた後、表10に示す各評
価項目を、有効10点、やや有効5点、無効0点とし
て、点数で評価した。その結果を表10に示す。尚表1
0中の数値は平均点を示す。
【0079】
【比較例4】タモギタケ子実体50%エタノール抽出物
2.0部を配合せず、精製水の配合量を15.3部にし
た以外は実施例4と同様にヘアシャンプーを調製し評価
を行った。結果を表10に示す。
【0080】
【表10】
【0081】
【実施例5】ポリオキシエチレンラウリルエーテル(9
E.O.)1.0部、グリセリン2.0部、エタノール
50.0部、製造例で調製したタモギタケ子実体エタノ
ール抽出物3.0部及び精製水44.0部を均一混合し
てヘアトニックを調製した。
【0082】得られたヘアトニックを男性パネル10人
に朝と就寝前の1日2回、1月間使用させた後、表11
に示す各評価項目を、有効10点、やや有効5点、無効
0点として、点数で評価した。その結果を表11に示
す。尚表11中の数値は平均点を示す。
【0083】
【比較例5】タモギタケ子実体エタノール抽出物3.0
部を配合せず、精製水の配合量を47.0部にした以外
は実施例5と同様にヘアトニックを調製し評価を行っ
た。結果を表11に示す。
【0084】
【表11】
【0085】
【実施例6】ステアリン酸4.0部、セチルアルコール
3.0部、ステアリルアルコール1.0部、流動パラフ
ィン6.5部、ワセリン10.0部、ソルビタンモノス
テアレート1.5部及びポリオキシエチレンモノステア
レート(25E.O.)3.0部を加熱混合溶解した溶
液に、1,3−ブチレングリコール5.0部、水酸化カ
リウム0.1部、製造例で調製したタモギタケ菌糸体培
養物5.0部及び精製水60.9部を加熱混合溶解した
溶液を混合した後、冷却してクリームを調製した。
【0086】得られたクリームを20〜30歳の女性パ
ネル10人に朝と就寝前の1日2回、1ヶ月間使用させ
た後、表12に示す各評価項目を、有効10点、やや有
効5点、無効0点として、点数で評価した。その結果を
表12に示す。尚表12中の数値は平均点を示す。
【0087】
【比較例6】タモギタケ菌糸体培養物5.0部の代わり
に、製造例で調製したヒマラヤヒラタケ菌糸体培養物
5.0部を配合した以外は実施例6と同様にクリームを
調製し、評価を行った。結果を表12に示す。
【0088】
【表12】
【0089】
【実施例7】ポリオキシエチレンラウリルエーテル(9
E.O.)1.0部、グリセリン2.0部、エタノール
50.0部、製造例で調製したタモギタケ菌糸体培養物
3.0部及び精製水44.0部を均一混合してヘアトニ
ックを調製した。
【0090】得られたヘアトニックを男性パネル10人
に朝と就寝前の1日2回、1月間使用させた後、表13
に示す各評価項目を、有効10点、やや有効5点、無効
0点として、点数で評価した。その結果を表13に示
す。尚表13中の数値は平均点を示す。
【0091】
【比較例7】タモギタケ子菌糸体培養物3.0部の代わ
りに、製造例で調製したヒマラヤヒラタケ菌糸体培養物
3.0部を配合した以外は実施例7と同様にヘアトニッ
クを調製し評価を行った。結果を表13に示す。
【0092】
【表13】
【0093】
【実施例8】ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60
E.O.)1.0部、エタノール15.0部、1,3−
ブチレングリコール4.0部、アルブチン0.2部、製
造例で調製したタモギタケ子実体水抽出物0.2部及び
精製水79.6部を混合撹拌し、各成分を溶解してロー
ションを調製した。
【0094】
【実施例9】ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60
E.O.)1.0部、エタノール15.0部、1,3−
ブチレングリコール4.0部、塩化リゾチーム0.1
部、製造例で調製したタモギタケ子実体水抽出液10.
0部及び精製水69.9部を混合撹拌し、各成分を溶解
してローションを調製した。
【0095】
【実施例10】スクワラン8.0部、ワセリン2.0
部、ミツロウ0.5部、ソルビタンセスキオレート0.
8部及びポリオキシエチレンオレイルエーテル(20
E.O.)1.2部を加熱混合溶解した溶液に、カルボ
キシビニルポリマー0.2部、プロピレングリコール
5.0部、水酸化カリウム0.1部、エタノール2.0
部、コウジ酸1.0部、製造例で調製したタモギタケ子
実体メタノール抽出物0.1部及び精製水79.1部を
加熱混合溶解した溶液を混合した後、冷却して乳液を調
製した。
【0096】
【実施例11】モノステアリン酸ポリエチレングリコー
ル1.0部、親油型モノステアリン酸グリセリン2.0
部、オリーブ油5.0部及びオレイン酸2.0部を加熱
混合溶解した溶液に、ヒドロキシエチルセルロース0.
2部、プロピレングリコール2.0部、グリチルリチン
酸ジカリウム0.1部、製造例で調製したタモギタケ子
実体冷水抽出物0.005部及び精製水87.695部
を加熱混合溶解した溶液を混合した後、冷却して乳液を
調製した。
【0097】
【実施例12】ステアリン酸4.0部、セチルアルコー
ル3.0部、ステアリルアルコール1.0部、流動パラ
フィン6.5部、ワセリン10.0部、ソルビタンモノ
ステアレート1.5部、ポリオキシエチレンモノステア
レート(25E.O.)3.0部を加熱混合溶解した溶
液に、1,3−ブチレングリコール5.0部、水酸化カ
リウム0.1部、製造例で調製したタモギタケ子実体熱
水抽出物2.5部、製造例で調製したタモギタケ菌糸体
培養物1.5部、アルブチン0.2部及び精製水61.
7部を加熱混合溶解した溶液を混合した後、冷却してク
リームを調製した。
【0098】
【実施例13】N−アシル−L−グルタミン酸ナトリウ
ム80.0部、セタノール8.0部、ピログルタミン酸
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル(25
E.O.)2.0部、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
0.5部、エデト酸二ナトリウム0.1部、バチルス・
ズブチリス(B.Sub.)プロテアーゼ(10万単位
/g)0.05部、リゾプス・ジャポニクス(R.Ja
ponicus)リパーゼ(1000単位/g)0.1
部、製造例で調製したタモギタケ子実体冷水抽出物1.
0部及び精製水8.25部を加熱溶解後、冷却して石鹸
を調製した。
【0099】
【実施例14】プロピレングリコール5.0部、グリセ
リン5.0部、ポリエチレングリコール400 2.0
部、ポリオキシエチレンオレイルエーテル(15E.
O.)2.0部、エタノール10.0部、塩化リゾチー
ム0.1部、製造例で調製したタモギタケ子実体エタノ
ール抽出物0.01部及び精製水75.89部を均一に
撹拌溶解して化粧水を調製した。
【0100】
【実施例15】ラウリルリン酸エステル5.0部、ポリ
オキシエチレンオレイルエーテル3.6部、コラーゲン
8.0部、ラウリン酸ジエタノールアミド1.3部、エ
ラスチン6.1部、グリセリン30.0部、1,3−ブ
チレングリコール15.0部、バチルス・ズブチリス
(B.Sub.)プロテアーゼ(10万単位/g)0.
4部、製造例で調製したタモギタケ子実体水抽出物1
0.0部及び精製水20.6部を加熱溶解後、冷却して
ボディー洗浄料を調製した。
【0101】
【実施例16】1,3−ブチレングリコール60.0
部、ジプロピレングリコール25.0部、製造例で調製
したタモギタケ子実体水抽出物5.0部及び精製水1
0.0部を均一混合して液状浴用剤を調製した。
【0102】
【実施例17】炭酸水素ナトリウム80.0部、リゾプ
ス・ジャポニクス(R.Japonicus)リパーゼ
(1000単位/g)1.0部、無水ケイ酸0.3部、
製造例で調製したタモギタケ子実体水抽出物1.0部、
リボフラビン0.2部及び硫酸ナトリウム17.5部を
均一混合して粉末状浴用剤を調製した。
【0103】
【実施例18】ポリエチレングリコール400 15.
0部、エタノール5.0部、コラーゲン5.0部、バチ
ルス・ズブチリス(B.Sub.)プロテアーゼ(10
万単位/g)1.0部、製造例で調製したタモギタケ子
実体水抽出物1.0部及び精製水73部を均一混合して
液状浴用剤を調製した。
【0104】
【実施例19】ラウリル硫酸トリエタノールアミン2
0.0部、ラウリル硫酸ナトリウム5.0部、ステアリ
ン酸マグネシウム5.0部、ラノリン1.0部、1,3
−ブチレングリコール5.0部、セチルアルコール2.
0部、ポリビニルアルコール1.0部、アラントイン
0.1部、グリチルリチン酸ジカリウム0.05部、製
造例で調製したタモギタケ菌糸体培養物0.01部及び
精製水60.84部を加熱溶解後、冷却してヘアシャン
プーを調製した。
【0105】
【実施例20】ポリオキシエチレンラウリルエーテル
(9E.O.)1.0部、グリセリン2.0部、エタノ
ール10.0部、l−メントール0.1部、ヒノキチオ
ール0.1部、トウガラシチンキ0.2部、塩化リゾチ
ーム0.1部、センブリエキス0.2部、パンクレアチ
ン0.1部、製造例で調製したタモギタケ子実体エタノ
ール抽出物2.0部、リン酸−L−アスコルビルマグネ
シウム0.1部及び精製水84.1部を均一混合してヘ
アトニックを調製した。
【0106】
【発明の効果】本発明の化粧料は、安全性が高く美白作
用、整肌作用、しわ予防、保湿性及び養毛作用等に優れ
た効果を発揮し、更に酵素等と併用することによって、
得られる効果が相乗的に向上するので、外用可能なあら
ゆる形態の化粧料、例えばローション、乳液、クリー
ム、パック剤、石鹸、パップ剤、プラスター剤、ペース
ト剤、軟膏、エッセンス、ゲル剤、シャンプー、リン
ス、パウダー、ファンデーション、化粧水、洗顔フォー
ム、ヘアトニック、養毛剤、浴用剤等の広範囲に及ぶ種
々の化粧料に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/50 35/84 ADA ADS A 8217−4C

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タモギタケの子実体、タモギタケの菌糸
    体培養物、タモギタケの子実体抽出物又はこれらの混合
    物を配合したことを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 更に酵素を配合したことを特徴とする請
    求項1記載の化粧料。
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