JPH07258156A - グリコールモノエステルの製造法 - Google Patents

グリコールモノエステルの製造法

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JPH07258156A
JPH07258156A JP6078166A JP7816694A JPH07258156A JP H07258156 A JPH07258156 A JP H07258156A JP 6078166 A JP6078166 A JP 6078166A JP 7816694 A JP7816694 A JP 7816694A JP H07258156 A JPH07258156 A JP H07258156A
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JP
Japan
Prior art keywords
aldehyde
reaction
glycol monoester
catalyst
calcium oxide
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JP6078166A
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English (en)
Inventor
Kanichiro Inui
貫一郎 乾
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中和、水洗による廃水の発生がなく、高収
率、高選択率であるアルデヒドよりのグリコールモノエ
ステルの製造法を提供すること。 【構成】 触媒として酸化カルシウムを用い、アルデヒ
ドを原料としてグリコールモノエステルを製造する方
法。アルデヒドは炭素数が4〜8のアルデヒド、特にイ
ソブチルアルデヒドが好ましく、酸化カルシウムはカル
シウムの硝酸塩、炭酸塩、水酸化物或いは有機酸塩の1
種類以上の塩を500〜900℃の温度で熱分解する事
により得られる白色固体が好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグリコールモノエステル
の製造法に関する。更に詳しくは酸化カルシウムを触媒
としてアルデヒドからグリコールモノエステルを製造す
る方法である。
【0002】
【従来の技術】アルデヒドからグリコールモノエステル
を合成する際には水酸化ナトリウムに代表されるアルカ
リ金属水酸化物を用い、均一系反応で行われるもの(特
公昭54−59215号公報)、或いはアルカリ土類金
属酸化物を用いるもの(特公昭58−65245号公
報)、カルボン酸塩を用いるもの(特公昭54−148
716号公報)等があるが、どの方法においても下記の
様な問題点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アルカリ金属水酸化物
を用いた反応は均一系反応であり、中和、水洗等により
廃水が多量に発生する。またアルカリ土類金属酸化物を
用いるとしている特公昭58−65245号公報の実施
例においては酸化バリウム及び酸化マグネシウムのみの
記載しかなく、また下記比較例に示すとおり酸化バリウ
ムを用いた反応では触媒活性は高いもののグリコールモ
ノエステルの生成物選択性が非常に低くまた、酸化マグ
ネシウムを用いた反応では触媒の活性が小さい。更に触
媒としてカルボン酸塩を用いる反応においては反応系化
合物以外の有機化合物を用いるため精製工程では分離さ
れずに生成物に混入する可能性がある。上記の通り従来
技術によると多量の廃水が発生するか若しくは、充分な
触媒活性、生成物選択性を得る事は困難であった。
【0004】一般に不均一系固体触媒を用いる反応は均
一系触媒反応と比較して以下の様な利点を有している。 (1) 触媒の中和、水洗等の操作が不要で廃水が無い
或いは非常に少ない。 (2) 触媒の再利用が可能である。 (3) 選択性が高い場合が多い。 従って、不均一系固体触媒を用いる事は均一系触媒を用
いて目的物を得る場合と比較してプロセスがシンプルに
なりプラントのコストが安く高収率で目的物を得る事が
期待される。しかしながら、前述したように高活性かつ
高選択性の固体触媒は見出されていないのが現状であ
る。本発明者等はアルデヒドを三量化することによるグ
リコールモノエステルを製造する方法において思いがけ
なく、アルカリ土類金属酸化物の中でも特にカルシウム
酸化物が高活性かつ高選択性の触媒である事を見い出
し、本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は下記(1)〜
(4)項より構成される。即ち、 (1) 触媒として酸化カルシウムを用いることを特徴
とするアルデヒドからグリコールモノエステルを製造す
る方法。 本発明のより好ましい態様として、(2)〜(4)を挙
げることができる。 (2) 炭素数が4〜8のアルデヒドである前記(1)
項に記載の製造法。 (3) 酸化カルシウムがカルシウムの硝酸塩、炭酸
塩、水酸化物或いは有機酸塩からなる塩類の1種類以上
を500〜900℃の温度で熱分解する事により得られ
る白色固体である前記(1)項に記載の製造法。 (4) アルデヒドがイソブチルアルデヒドであり、グ
リコールモノエステルが2,2,4−トリメチルー1,
3−ペンタンジオールモノイソブチレートである前記
(1)項若しくは(3)項に記載の製造法。
【0006】本発明で使用される酸化カルシウムは粉
末、粒状あるいは塊状等如何なる形態でも良いし、また
如何なる製造法で製造されたものでも良い。従って、市
販の酸化カルシウムをそのまま用いることもできる。し
かし、カルシウムの硝酸塩、炭酸塩、水酸化物或いは有
機酸塩の1種類以上の塩を500〜900℃の温度で熱
分解する事により得られる白色固体の酸化カルシウムが
特に好ましい。
【0007】本発明で用いられるアルデヒドとしては特
に限定されないが、イソブチルアルデヒド、nーブチル
アルデヒド、2ーエチルブチルアルデヒド、2ーエチル
ヘキシルアルデヒド等が好ましく、イソブチルアルデヒ
ドが特に好ましい。反応に使用するアルデヒド中の不純
物としては、酸及び水は少ない方が好ましいが、酸含有
量1重量%、水分含有量5重量%以下であれば充分、本
発明に使用できる。
【0008】触媒は固定床方式あるいはバッチ方式で攪
拌流動させても良い。触媒量としては、酸化カルシウム
として反応液に対しバッチ方式では0.5乃至20重量
%の範囲で用いる事が可能で好ましくは1乃至10重量
%の範囲である。反応は、バッチ式反応の場合、触媒と
反応液の混合物を70−130℃の温度で4−8時間行
う。70℃以下の温度では反応速度が充分でなく130
℃を越えると生成物の選択性が悪くなる。反応後、反応
液から目的物を得るには、反応液を触媒と濾別し公知の
方法にて蒸留する事により目的物を得る。
【0009】
【実施例】以下、実施例、及び比較例により本発明の効
果を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定される
ものではない。。
【0010】(実施例1)硝酸カルシウム4水和物(C
a(NO32・4H2O、和光純薬製)236gを60
0mlの純水に溶解させた溶液に、20%水酸化ナトリ
ウム水溶液250mlを加え、生じた沈澱を濾別、乾燥
し水酸化カルシウムの白色固体59gを得る。かかる水
酸化カルシウム2.0gを真空中600℃で1時間焼成
した後、反応器に移し、イソブチルアルデヒド103.
5g、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオ
ールモノイソブチレート(以下CS−12と略す。)1
01.4gを加えて攪拌し、110℃で3時間反応させ
る。反応後、反応液を濾別した後濾液をガスクロマトグ
ラフィーにより分析した。結果を以下に記す。 イソブチルアルデヒドの転化率 89.9% CS−12の選択率 65.6% CS−12の収率 58.9%
【0011】(実施例2)反応器に酸化カルシウム(C
aO、和光純薬製)2.1g、イソブチルアルデヒド1
01.3g、CS−12 102.8gを入れ攪拌し、1
10℃で8時間反応させる。反応後、反応液を濾別した
後濾液をガスクロマトグラフィーにより分析した。結果
を以下に記す。 イソブチルアルデヒドの転化率 84.5% CS−12の選択率 97.7% CS−12の収率 82.6%
【0012】(比較例1)水酸化マグネシウム(Mg
O、和光純薬製)2.1gを真空中700℃で1時間焼
成、反応器に移し、イソブチルアルデヒド105.1
g、CS−12 105.8gを加え攪拌し、110℃で
21.5時間反応させる。反応後、反応液を濾別した後
濾液をガスクロマトグラフィーにより分析した。結果を
以下に記す。 イソブチルアルデヒドの転化率 21.5% CS−12の選択率 87.0% CS−12の収率 18.7%
【0013】(比較例2)反応器に酸化バリウム(Ba
O、和光純薬製)2.0g、イソブチルアルデヒド10
0.9g、CS−12 103.4gを入れ攪拌し、11
0℃で1.8時間反応させる。反応後、反応液を濾別し
た後濾液をガスクロマトグラフィーにより分析した。結
果を以下に記す。 イソブチルアルデヒドの転化率 96.5% CS−12の選択率 15.8% CS−12の収率 15.2%
【0014】
【発明の効果】アルデヒドよりグリコールモノエステル
を製造する方法において、中和、水洗の必要は無く廃水
の発生は皆無であり、且つ高収率、高選択率である製造
法を提供することを可能にしたことは工業上、大いに意
義のあるものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒として酸化カルシウムを用いること
    を特徴とするアルデヒドからグリコールモノエステルを
    製造する方法。
  2. 【請求項2】 炭素数が4〜8のアルデヒドである請求
    項1に記載の製造法。
  3. 【請求項3】 酸化カルシウムがカルシウムの硝酸塩、
    炭酸塩、水酸化物或いは有機酸塩からなる塩類の1種類
    以上を500〜900℃の温度で熱分解する事により得
    られる白色固体である請求項1に記載の製造法。
  4. 【請求項4】 アルデヒドがイソブチルアルデヒドであ
    り、グリコールモノエステルが2,2,4−トリメチル
    ー1,3−ペンタンジオールモノイソブチレートである
    請求項1若しくは3に記載の製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002308825A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Rebo International:Kk 脂肪酸アルキルエステルの製造方法
KR20030021485A (ko) * 2001-09-06 2003-03-15 주식회사 엘지화학 글리콜 모노에스테르의 제조방법
CN105712874A (zh) * 2016-01-20 2016-06-29 宁波永顺精细化工有限公司 醇酯化法处理含异丁酸盐废水的方法
CN110372500A (zh) * 2019-07-25 2019-10-25 润泰化学(泰兴)有限公司 一种1,3-二醇单酯的合成方法

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