JPH0725974A - 衝撃吸収性ポリウレタンフォーム - Google Patents
衝撃吸収性ポリウレタンフォームInfo
- Publication number
- JPH0725974A JPH0725974A JP5194117A JP19411793A JPH0725974A JP H0725974 A JPH0725974 A JP H0725974A JP 5194117 A JP5194117 A JP 5194117A JP 19411793 A JP19411793 A JP 19411793A JP H0725974 A JPH0725974 A JP H0725974A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- foam
- polyol
- molecular weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可塑剤を使用せず、十分な柔軟性を有すると
ともに、優れた反発弾性、圧縮永久歪等を有する衝撃吸
収性ポリウレタンフォームを得る。 【構成】 平均分子量700のポリエーテルポリオール
60重量部と平均分子量2000のポリエステルポリオ
ール40重量部とからなるポリオールに、触媒、水、整
泡剤を必要量添加し、更にこれら成分からなる発泡性組
成物100重量部に対して30重量部の炭酸カルシウム
を加えて、イソシアネート指数が90となるようにトリ
レンジイソシアネートと混合して発泡箱に投入し、衝撃
吸収性ポリウレタンフォームを得る。
ともに、優れた反発弾性、圧縮永久歪等を有する衝撃吸
収性ポリウレタンフォームを得る。 【構成】 平均分子量700のポリエーテルポリオール
60重量部と平均分子量2000のポリエステルポリオ
ール40重量部とからなるポリオールに、触媒、水、整
泡剤を必要量添加し、更にこれら成分からなる発泡性組
成物100重量部に対して30重量部の炭酸カルシウム
を加えて、イソシアネート指数が90となるようにトリ
レンジイソシアネートと混合して発泡箱に投入し、衝撃
吸収性ポリウレタンフォームを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イソシアネートと特定
のポリオールを主原料とする衝撃吸収性ポリウレタンフ
ォーム(以下、衝撃吸収フォームという)に関するもの
であり、本発明の衝撃吸収フォームは、医療用材料、制
振材、吸音材及び防音材、クッション材等として有用で
ある。
のポリオールを主原料とする衝撃吸収性ポリウレタンフ
ォーム(以下、衝撃吸収フォームという)に関するもの
であり、本発明の衝撃吸収フォームは、医療用材料、制
振材、吸音材及び防音材、クッション材等として有用で
ある。
【0002】
【従来の技術】衝撃吸収フォームは、低反発弾性、低圧
縮永久歪等の特長を有することから、吸音、防音材及び
クッション材等として幅広く使用されている。これら衝
撃吸収フォームとしては、従来より、(1) 分子量700
〜1500程度のポリオールを用いて反発弾性を低下さ
せ、緩衝性を高めたポリウレタンフォーム、(2) ポリウ
レタンフォームにアスファルトを含浸させたもの或いは
(3) ウレタン系エラストマーよりなるもの等が知られて
いる。しかし、上記(1) は温度の上昇とともに反発弾性
が大きくなり衝撃吸収性が低下する、(2) は低温になる
とアスファルトが硬化し、フォーム全体が硬くなって衝
撃吸収性が低下し、高温になるとアスファルトが軟化、
流動してフォーム本来の高い反発弾性となり衝撃吸収性
が低下する、(3) は重量が重く高価である等それぞれ問
題がある。
縮永久歪等の特長を有することから、吸音、防音材及び
クッション材等として幅広く使用されている。これら衝
撃吸収フォームとしては、従来より、(1) 分子量700
〜1500程度のポリオールを用いて反発弾性を低下さ
せ、緩衝性を高めたポリウレタンフォーム、(2) ポリウ
レタンフォームにアスファルトを含浸させたもの或いは
(3) ウレタン系エラストマーよりなるもの等が知られて
いる。しかし、上記(1) は温度の上昇とともに反発弾性
が大きくなり衝撃吸収性が低下する、(2) は低温になる
とアスファルトが硬化し、フォーム全体が硬くなって衝
撃吸収性が低下し、高温になるとアスファルトが軟化、
流動してフォーム本来の高い反発弾性となり衝撃吸収性
が低下する、(3) は重量が重く高価である等それぞれ問
題がある。
【0003】また、低分子量のポリエーテルポリオール
と高分子量のポリエーテルポリオールとを、所定の平均
水酸基価となるように混合し、このものに更に特定の凝
固点を有する可塑剤を加えたものを構成成分とする衝撃
吸収フォームも知られている(特開平2−84421号
公報)。これはフォームの衝撃吸収性がポリオールのガ
ラス転移域に依存するとの知見から、低分子量及び高分
子量のポレエーテルポリオールを混合してそのガラス転
移域を広げ、良好な衝撃吸収性を示す温度範囲を広げよ
うという考えに基づいたものである。この先行技術では
特定の凝固点を有する可塑剤が必須成分であり、可塑剤
が下限量未満であるとフォームの柔軟性が十分ではなく
実用性に乏しいものになると説明されている。しかし、
可塑剤は他の物質と接触すると移行現象により被接触物
を汚損したり、室温におけるフォームの圧縮永久歪など
の物性を低下させる要因となり問題である。
と高分子量のポリエーテルポリオールとを、所定の平均
水酸基価となるように混合し、このものに更に特定の凝
固点を有する可塑剤を加えたものを構成成分とする衝撃
吸収フォームも知られている(特開平2−84421号
公報)。これはフォームの衝撃吸収性がポリオールのガ
ラス転移域に依存するとの知見から、低分子量及び高分
子量のポレエーテルポリオールを混合してそのガラス転
移域を広げ、良好な衝撃吸収性を示す温度範囲を広げよ
うという考えに基づいたものである。この先行技術では
特定の凝固点を有する可塑剤が必須成分であり、可塑剤
が下限量未満であるとフォームの柔軟性が十分ではなく
実用性に乏しいものになると説明されている。しかし、
可塑剤は他の物質と接触すると移行現象により被接触物
を汚損したり、室温におけるフォームの圧縮永久歪など
の物性を低下させる要因となり問題である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は広い温度範囲
において低反発弾性を示し、優れた衝撃吸収性を有する
とともに圧縮永久歪が非常に小さい衝撃吸収フォーム
を、可塑剤を使用することなく提供することを課題とす
る。
において低反発弾性を示し、優れた衝撃吸収性を有する
とともに圧縮永久歪が非常に小さい衝撃吸収フォーム
を、可塑剤を使用することなく提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、ポリイソ
シアネート、ポリオール及び発泡剤を主成分とする発泡
性組成物を発泡硬化させて得られる衝撃吸収性ポリウレ
タンフォームにおいて、上記ポリオールの全量を100
重量部とした場合に、分子量が600〜1000のポリ
エーテルポリオールが20〜80重量部、分子量が15
00〜3000のポリエステルポリオールが80〜20
重量部であることを特徴とする。
シアネート、ポリオール及び発泡剤を主成分とする発泡
性組成物を発泡硬化させて得られる衝撃吸収性ポリウレ
タンフォームにおいて、上記ポリオールの全量を100
重量部とした場合に、分子量が600〜1000のポリ
エーテルポリオールが20〜80重量部、分子量が15
00〜3000のポリエステルポリオールが80〜20
重量部であることを特徴とする。
【0006】上記「ポリイソシアネート」としては、従
来より衝撃吸収フォームの製造に使用されているトリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、フェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシ
アネートなどのポリイソシアネートを全て使用すること
ができる。特に好ましいのはトリレンジイソシアネート
の2,4−異性体と2,6−異性体との80/20〜6
5/35(重量比)の混合物である。また、ポリイソシ
アネートとポリオールとの反応比は特に制限されない
が、得られる衝撃吸収フォームの圧縮永久歪及び発泡時
の安定性等を考慮すると、イソシアネート基/水酸基の
モル比(イソシアネート指数)が80〜100となる割
合で使用することが好ましい。
来より衝撃吸収フォームの製造に使用されているトリレ
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、フェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシ
アネートなどのポリイソシアネートを全て使用すること
ができる。特に好ましいのはトリレンジイソシアネート
の2,4−異性体と2,6−異性体との80/20〜6
5/35(重量比)の混合物である。また、ポリイソシ
アネートとポリオールとの反応比は特に制限されない
が、得られる衝撃吸収フォームの圧縮永久歪及び発泡時
の安定性等を考慮すると、イソシアネート基/水酸基の
モル比(イソシアネート指数)が80〜100となる割
合で使用することが好ましい。
【0007】上記「ポリエーテルポリオール」は、官能
基を有する出発物質にプロピレンオキサイド、エチレン
オキサイド、ブチレンオキサイド等が付加したものであ
る。これらのアルキレンオキサイドは単独使用または併
用することができるが、プロピレンオキサイドを使用す
ることが一般的であり、原料の価格及び衝撃吸収フォー
ムの物性上好ましい。また、出発物質としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、トリエタノールアミン、ペンタ
エリスリトール、エチレンジアミン、トリレンジアミ
ン、ジフェニルメタンジアミン、2,2,6,6−テト
ラキス(ヒドロキシルメチル)シクロヘキサノール、ソ
ルビトール、マンニトール、シュークロース等が挙げら
れる。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を混
合して使用してもよい。本発明では「分子量600〜1
000」の範囲の比較的低分子量のポリエーテルポリオ
ールが使用される。この分子量が600未満では、独立
気泡構造になり易いため正常なフォームが得られず、1
000を越える場合は、得られるフォームの室温付近で
の衝撃吸収性が低下する。また、ポリオールの全量10
0重量部に対してポリエーテルポリオールは20〜80
重量部使用される。この使用量が20重量部未満では、
室温付近での衝撃吸収性が改良されず、80重量部を越
える場合は、室温付近でフォームが硬くなり衝撃吸収性
が低下する。
基を有する出発物質にプロピレンオキサイド、エチレン
オキサイド、ブチレンオキサイド等が付加したものであ
る。これらのアルキレンオキサイドは単独使用または併
用することができるが、プロピレンオキサイドを使用す
ることが一般的であり、原料の価格及び衝撃吸収フォー
ムの物性上好ましい。また、出発物質としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ト
リメチロールプロパン、トリエタノールアミン、ペンタ
エリスリトール、エチレンジアミン、トリレンジアミ
ン、ジフェニルメタンジアミン、2,2,6,6−テト
ラキス(ヒドロキシルメチル)シクロヘキサノール、ソ
ルビトール、マンニトール、シュークロース等が挙げら
れる。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を混
合して使用してもよい。本発明では「分子量600〜1
000」の範囲の比較的低分子量のポリエーテルポリオ
ールが使用される。この分子量が600未満では、独立
気泡構造になり易いため正常なフォームが得られず、1
000を越える場合は、得られるフォームの室温付近で
の衝撃吸収性が低下する。また、ポリオールの全量10
0重量部に対してポリエーテルポリオールは20〜80
重量部使用される。この使用量が20重量部未満では、
室温付近での衝撃吸収性が改良されず、80重量部を越
える場合は、室温付近でフォームが硬くなり衝撃吸収性
が低下する。
【0008】上記「ポリエステルポリオール」は、多官
能カルボン酸と多官能ヒドロキシ化合物との重縮合によ
って得られる末端に水酸基を有する化合物である。多官
能カルボン酸としては、アジピン酸、フタール酸、セバ
シン酸等が、また、多官能ヒドロキシ化合物としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ジエチレングリコールなどのグリコール類及び
グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トールなどの多価アルコール等が挙げられる。ポリエス
テルポリオールとしては、常温で液体であり粘度が50
0〜10000センチポイズ程度の、多官能カルボン酸
としてアジピン酸を使用したアジペート系ポリオールが
好適である。本発明では「分子量1500〜3000」
の範囲の比較的高分子量のポリエステルポリオールが使
用される。この分子量が1500未満では、得られるフ
ォームの室温付近での衝撃吸収性が改良されず、300
0を越える場合は、発泡性組成物の粘度が高過ぎ発泡困
難となる。また、ポリオールの全量100重量部に対し
てポリエステルポリオールは80〜20重量部使用され
る。この使用量が20重量部未満では、室温付近での衝
撃吸収性が劣ったものとなり、80重量部を越える場合
は、反発弾性が大きくなり、衝撃吸収性が低下する。
能カルボン酸と多官能ヒドロキシ化合物との重縮合によ
って得られる末端に水酸基を有する化合物である。多官
能カルボン酸としては、アジピン酸、フタール酸、セバ
シン酸等が、また、多官能ヒドロキシ化合物としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ジエチレングリコールなどのグリコール類及び
グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トールなどの多価アルコール等が挙げられる。ポリエス
テルポリオールとしては、常温で液体であり粘度が50
0〜10000センチポイズ程度の、多官能カルボン酸
としてアジピン酸を使用したアジペート系ポリオールが
好適である。本発明では「分子量1500〜3000」
の範囲の比較的高分子量のポリエステルポリオールが使
用される。この分子量が1500未満では、得られるフ
ォームの室温付近での衝撃吸収性が改良されず、300
0を越える場合は、発泡性組成物の粘度が高過ぎ発泡困
難となる。また、ポリオールの全量100重量部に対し
てポリエステルポリオールは80〜20重量部使用され
る。この使用量が20重量部未満では、室温付近での衝
撃吸収性が劣ったものとなり、80重量部を越える場合
は、反発弾性が大きくなり、衝撃吸収性が低下する。
【0009】本発明で使用される「発泡剤」は特に制限
されるものではなく、従来より衝撃吸収フォームの製造
に使用されている水やフロンのような低沸点中性液を使
用することができる。具体的には水の他フロン11、フ
ロン12などの塩化フッ化炭素、メチレンクロライド、
エチレンクロライドなどの塩化アルキレン、その他イソ
ペンタンなどが挙げられる。また、本発明の衝撃吸収フ
ォーム製造のための発泡性組成物の成分として無機充填
剤を使用することもできる。無機充填剤としては何れの
ものも使用し得るが炭酸カルシウムが好ましい。炭酸カ
ルシウムを使用した場合、独立気泡構造の生成がより抑
えられ、得られる衝撃吸収フォームの反発弾性が更に低
下するため好ましい。炭酸カルシウムの添加量は発泡性
組成物100重量部に対して10〜100重量部が好ま
しい。炭酸カルシウムの使用量が発泡性組成物100重
量部に対して10重量部未満では、反発弾性を更に低下
させる効果が小さく、また、100重量部を越える場合
は、衝撃吸収フォームの硬度、圧縮永久歪等が大きくな
るため好ましくない。更に、上記の発泡性組成物の成分
として、ポリイソシアネート、ポリオール等の他に触
媒、整泡剤及び必要に応じて可塑剤を除くその他の助剤
を使用することができる。そのような助剤としては、発
泡性組成物の粘度を低下させ、攪拌混合を容易にするた
めの各種の液状難燃剤、希釈剤或いは酸化防止剤、紫外
線吸収剤、着色剤などのその他の添加剤等が挙げられ
る。それらの使用量は得られる衝撃吸収フォームの性能
を著しく損ねない限り特に限定はされない。
されるものではなく、従来より衝撃吸収フォームの製造
に使用されている水やフロンのような低沸点中性液を使
用することができる。具体的には水の他フロン11、フ
ロン12などの塩化フッ化炭素、メチレンクロライド、
エチレンクロライドなどの塩化アルキレン、その他イソ
ペンタンなどが挙げられる。また、本発明の衝撃吸収フ
ォーム製造のための発泡性組成物の成分として無機充填
剤を使用することもできる。無機充填剤としては何れの
ものも使用し得るが炭酸カルシウムが好ましい。炭酸カ
ルシウムを使用した場合、独立気泡構造の生成がより抑
えられ、得られる衝撃吸収フォームの反発弾性が更に低
下するため好ましい。炭酸カルシウムの添加量は発泡性
組成物100重量部に対して10〜100重量部が好ま
しい。炭酸カルシウムの使用量が発泡性組成物100重
量部に対して10重量部未満では、反発弾性を更に低下
させる効果が小さく、また、100重量部を越える場合
は、衝撃吸収フォームの硬度、圧縮永久歪等が大きくな
るため好ましくない。更に、上記の発泡性組成物の成分
として、ポリイソシアネート、ポリオール等の他に触
媒、整泡剤及び必要に応じて可塑剤を除くその他の助剤
を使用することができる。そのような助剤としては、発
泡性組成物の粘度を低下させ、攪拌混合を容易にするた
めの各種の液状難燃剤、希釈剤或いは酸化防止剤、紫外
線吸収剤、着色剤などのその他の添加剤等が挙げられ
る。それらの使用量は得られる衝撃吸収フォームの性能
を著しく損ねない限り特に限定はされない。
【0010】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を具体
的に説明する。 (1) 使用原料 (a) ポリイソシアネート 日本ポリウレタン工業株式会社製の「コロネートT−6
5」を使用した。これはトリレンジイソシアネート2,
4−異性体と2,6−異性体との65/35(重量比)
の混合物である。 (b) ポリエーテルポリオール ※1 旭硝子社製「PPG 400」(平均分子量 4
00) ※2 旭電化工業社製「PPG 700」(平均分子量
700) ※3 ユニオンカーバイド社製「PPG3000」(平
均分子量3000) ※4 旭硝子社製「PPG5000」(平均分子量50
00) (c) ポリエステルポリオール クラレ社製「クラポールP−2010」(3−メチル−
1,5−ペンタンジオールのアジピン酸共重合体)(平
均分子量2000) (d) 触媒 ※5 N−エチルモルフォリン 花王社製「カオーライザー No.22」 ※6 33%トリエチレンジアミン/ジプロピレングリ
コール 三共エアープロダクト社製「DABCO33−LV」 ※7 有機スズ 城北化学工業社製「MRH−110」 (e) 発泡剤 水(イオン交換水) (f) シリコーン整泡剤 ※8 信越化学工業社製「F−114」 ※9 日本ユニカ社製「SZ−1940」 (2) 実施例及び比較例の発泡性組成物の組成 実施例1〜3及び比較例1〜3の発泡性組成物の組成を
表1に示す。表1中の発泡性組成物の各成分の割合はイ
ソシアネート指数以外全て重量部で表されており、ポリ
オール以外の各成分は炭酸カルシウムを除きポリオール
100重量部に対する重量部で表されている。炭酸カル
シウムは、炭酸カルシウムを除いた発泡性組成物100
重量部に対す重量部で表されている。尚、比較例で用い
ている可塑剤はトリオクチルフォスフェートである。
的に説明する。 (1) 使用原料 (a) ポリイソシアネート 日本ポリウレタン工業株式会社製の「コロネートT−6
5」を使用した。これはトリレンジイソシアネート2,
4−異性体と2,6−異性体との65/35(重量比)
の混合物である。 (b) ポリエーテルポリオール ※1 旭硝子社製「PPG 400」(平均分子量 4
00) ※2 旭電化工業社製「PPG 700」(平均分子量
700) ※3 ユニオンカーバイド社製「PPG3000」(平
均分子量3000) ※4 旭硝子社製「PPG5000」(平均分子量50
00) (c) ポリエステルポリオール クラレ社製「クラポールP−2010」(3−メチル−
1,5−ペンタンジオールのアジピン酸共重合体)(平
均分子量2000) (d) 触媒 ※5 N−エチルモルフォリン 花王社製「カオーライザー No.22」 ※6 33%トリエチレンジアミン/ジプロピレングリ
コール 三共エアープロダクト社製「DABCO33−LV」 ※7 有機スズ 城北化学工業社製「MRH−110」 (e) 発泡剤 水(イオン交換水) (f) シリコーン整泡剤 ※8 信越化学工業社製「F−114」 ※9 日本ユニカ社製「SZ−1940」 (2) 実施例及び比較例の発泡性組成物の組成 実施例1〜3及び比較例1〜3の発泡性組成物の組成を
表1に示す。表1中の発泡性組成物の各成分の割合はイ
ソシアネート指数以外全て重量部で表されており、ポリ
オール以外の各成分は炭酸カルシウムを除きポリオール
100重量部に対する重量部で表されている。炭酸カル
シウムは、炭酸カルシウムを除いた発泡性組成物100
重量部に対す重量部で表されている。尚、比較例で用い
ている可塑剤はトリオクチルフォスフェートである。
【0011】
【表1】
【0012】実施例1〜3及び比較例1〜3 表1に示した成分のうちポリイソシアネート以外の各成
分をハンドミキサーで攪拌した後、表1のイソシアネー
ト指数に従ってポリイソシアネートと混合し、混合物を
発泡箱に投入して発泡、硬化させた。得られた衝撃吸収
フォームを室温で1日静置後物性測定に供した。尚、平
均分子量5000のポリエーテルポリオールを使用した
比較例3では、発泡不良のため後記の物性測定ができな
かった。 比較例4 実施例1の発泡性組成物のポリオール100重量部に対
して、可塑剤であるトリオクチルフォスフェート25重
量部を添加し、実施例1と同様にして混合物を発泡箱に
投入したが、正常な発泡、硬化が進まず、衝撃吸収フォ
ームが得られなかった。 (3) 各物性の測定方法 実施例及び比較例で得られた衝撃吸収フォームについて
以下の方法により性能試験を行った。 (a) 密度、反発弾性及び硬さはJIS K 6301に
従って測定した。 (b) 引張強さ、伸び及び圧縮永久歪、繰り返し圧縮永久
歪はJIS B 7507に従って測定した。 各物性の測定結果を表2に示す。
分をハンドミキサーで攪拌した後、表1のイソシアネー
ト指数に従ってポリイソシアネートと混合し、混合物を
発泡箱に投入して発泡、硬化させた。得られた衝撃吸収
フォームを室温で1日静置後物性測定に供した。尚、平
均分子量5000のポリエーテルポリオールを使用した
比較例3では、発泡不良のため後記の物性測定ができな
かった。 比較例4 実施例1の発泡性組成物のポリオール100重量部に対
して、可塑剤であるトリオクチルフォスフェート25重
量部を添加し、実施例1と同様にして混合物を発泡箱に
投入したが、正常な発泡、硬化が進まず、衝撃吸収フォ
ームが得られなかった。 (3) 各物性の測定方法 実施例及び比較例で得られた衝撃吸収フォームについて
以下の方法により性能試験を行った。 (a) 密度、反発弾性及び硬さはJIS K 6301に
従って測定した。 (b) 引張強さ、伸び及び圧縮永久歪、繰り返し圧縮永久
歪はJIS B 7507に従って測定した。 各物性の測定結果を表2に示す。
【0013】
【表2】
【0014】(d) 衝撃吸収フォームの硬度の径時変化 実施例及び比較例で得られた各衝撃吸収フォームの硬度
を室温で1日静置後測定し、70℃に設定された恒温槽
中に1月間静置した後、取り出して室温にまで降温して
から再度硬度を測定し、硬度の径時変化を調べた。尚、
硬度は、試験片(50×50×厚さ10mm)を押圧速
度50mm/分で厚さ方向に圧縮した時の応力で表す。
結果を表3に示す。
を室温で1日静置後測定し、70℃に設定された恒温槽
中に1月間静置した後、取り出して室温にまで降温して
から再度硬度を測定し、硬度の径時変化を調べた。尚、
硬度は、試験片(50×50×厚さ10mm)を押圧速
度50mm/分で厚さ方向に圧縮した時の応力で表す。
結果を表3に示す。
【0015】
【表3】
【0016】以上の実施例及び比較例の結果によれば、
ポリイソシアネートと分子量の低いポリエーテルポリオ
ールと分子量の高いポリエステルポリオールとを特定量
使用することにより、反発弾性が非常に小さく、圧縮永
久歪及び繰り返し圧縮永久歪が著しく小さい衝撃吸収フ
ォームが得られることが分かる。また、本発明では可塑
剤を使用していないにもかかわらず、得られる衝撃吸収
フォームの硬さは実用上全く問題のない範囲(十分に柔
らかいという意味)であり、可塑剤使用による被接触物
の汚損等の短所も有さない。尚、本発明においては、前
記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途に応
じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることが
できる。
ポリイソシアネートと分子量の低いポリエーテルポリオ
ールと分子量の高いポリエステルポリオールとを特定量
使用することにより、反発弾性が非常に小さく、圧縮永
久歪及び繰り返し圧縮永久歪が著しく小さい衝撃吸収フ
ォームが得られることが分かる。また、本発明では可塑
剤を使用していないにもかかわらず、得られる衝撃吸収
フォームの硬さは実用上全く問題のない範囲(十分に柔
らかいという意味)であり、可塑剤使用による被接触物
の汚損等の短所も有さない。尚、本発明においては、前
記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途に応
じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることが
できる。
【0017】
【発明の効果】本発明の衝撃吸収フォームは、フォーム
に柔軟性を付与するための可塑剤を使用することなく、
実用上全く問題のない柔らかさを実現しており、また、
反発弾性が非常に小さく、圧縮永久歪及び繰り返し圧縮
永久歪も著しく小さく、更に、長時間経過後も硬度の変
化が極めて小さい、優れた諸特性を有する衝撃吸収フォ
ームである。
に柔軟性を付与するための可塑剤を使用することなく、
実用上全く問題のない柔らかさを実現しており、また、
反発弾性が非常に小さく、圧縮永久歪及び繰り返し圧縮
永久歪も著しく小さく、更に、長時間経過後も硬度の変
化が極めて小さい、優れた諸特性を有する衝撃吸収フォ
ームである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75:04
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリイソシアネート、ポリオール及び発
泡剤を主成分とする発泡性組成物を発泡硬化させて得ら
れる衝撃吸収性ポリウレタンフォームにおいて、 上記ポリオールの全量を100重量部とした場合に、分
子量が600〜1000のポリエーテルポリオールが2
0〜80重量部、分子量が1500〜3000のポリエ
ステルポリオールが80〜20重量部であることを特徴
とする衝撃吸収性ポリウレタンフォーム。 - 【請求項2】 上記発泡性組成物100重量部に対し
て、10〜100重量部の炭酸カルシウムを添加したこ
とを特徴とする請求項1記載の衝撃吸収性ポリウレタン
フォーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194117A JPH0725974A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 衝撃吸収性ポリウレタンフォーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5194117A JPH0725974A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 衝撃吸収性ポリウレタンフォーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0725974A true JPH0725974A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16319206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5194117A Pending JPH0725974A (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 衝撃吸収性ポリウレタンフォーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725974A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0806442A1 (en) * | 1996-05-09 | 1997-11-12 | Inoac Corporation | Flexible polyurethane foam |
| JP2002327038A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Inoac Corp | 制振性ポリウレタンフォーム及びそれを用いた制振性部材並びにその使用方法 |
| JP2008239816A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Inoac Corp | 軟質ポリウレタンフォーム |
| JP2009179720A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Achilles Corp | 衝撃吸収性軟質ポリウレタンフォームおよびそれを用いた衝撃吸収材 |
| JP2010215721A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Bridgestone Corp | ポリウレタンフォーム |
| JP2014005441A (ja) * | 2012-05-30 | 2014-01-16 | Sanyo Chem Ind Ltd | 軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物 |
| JP2016020572A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 戸田建設株式会社 | 乾式二重床 |
| CN109627418A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-04-16 | 上海应用技术大学 | 一种高吸音性聚氨酯汽车地毯的制备方法 |
| CN116063652A (zh) * | 2023-01-10 | 2023-05-05 | 广东爱上新材料股份有限公司 | 一种用于运动场地铺装的发泡聚氨酯卷材及其制备方法 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP5194117A patent/JPH0725974A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0806442A1 (en) * | 1996-05-09 | 1997-11-12 | Inoac Corporation | Flexible polyurethane foam |
| EP0980879A3 (en) * | 1996-05-09 | 2000-03-29 | Inoac Corporation | Flexible polyurethane foam |
| US6303669B1 (en) | 1996-05-09 | 2001-10-16 | Inoac Corporation | Flexible polyurethane foam |
| JP2002327038A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-15 | Inoac Corp | 制振性ポリウレタンフォーム及びそれを用いた制振性部材並びにその使用方法 |
| JP2008239816A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Inoac Corp | 軟質ポリウレタンフォーム |
| JP2009179720A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Achilles Corp | 衝撃吸収性軟質ポリウレタンフォームおよびそれを用いた衝撃吸収材 |
| JP2010215721A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Bridgestone Corp | ポリウレタンフォーム |
| JP2014005441A (ja) * | 2012-05-30 | 2014-01-16 | Sanyo Chem Ind Ltd | 軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物 |
| JP2016020572A (ja) * | 2014-07-14 | 2016-02-04 | 戸田建設株式会社 | 乾式二重床 |
| CN109627418A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-04-16 | 上海应用技术大学 | 一种高吸音性聚氨酯汽车地毯的制备方法 |
| CN116063652A (zh) * | 2023-01-10 | 2023-05-05 | 广东爱上新材料股份有限公司 | 一种用于运动场地铺装的发泡聚氨酯卷材及其制备方法 |
| CN116063652B (zh) * | 2023-01-10 | 2023-08-11 | 广东爱上新材料股份有限公司 | 一种用于运动场地铺装的发泡聚氨酯卷材及其制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4125426B2 (ja) | 低反発性ウレタンフォーム | |
| JPH01263110A (ja) | 優秀な減衰性を有する常温硬化可撓性ポリウレタン発泡体の製造方法 | |
| KR20100131974A (ko) | 발포된 비변색성 폴리우레탄 성형 부품 | |
| US20060058408A1 (en) | Isocyanate composition and its use in the preparation of expanded polyurethane with improved physico-mechanical properties | |
| JPH0725974A (ja) | 衝撃吸収性ポリウレタンフォーム | |
| JP4459711B2 (ja) | 鉄道用パッドの製造方法 | |
| JP2000086792A (ja) | ポリ尿素エラストマ―の微孔質フォ―ム | |
| JP6730889B2 (ja) | 車両用フロアサイレンサ、および車両用フロアサイレンサ製造方法 | |
| KR102266175B1 (ko) | 철도용 탄성 패드 | |
| JP4001409B2 (ja) | 制振材用常温発泡型ポリウレタン原料及びそれから得られた制振材並びに制振構造材の製造法 | |
| JP3056630B2 (ja) | 微細セル構造ポリウレタンエラストマー | |
| JP3420628B2 (ja) | 微細セル構造ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 | |
| JPH0912667A (ja) | 軟質ポリウレタンモールドフォーム | |
| JP2722952B2 (ja) | 硬質ポリウレタンフォーム | |
| JPH03239716A (ja) | 軟質ポリウレタンフォーム形成組成物および製法 | |
| WO2015156554A1 (ko) | 소음 및 진동흡수용 초미세 발포 폴리우레탄 탄성체 및 이의 제조방법 | |
| JP3358846B2 (ja) | 低密度超軟質ウレタンフォームの製造方法 | |
| JP2964279B2 (ja) | 二成分系ポリウレタン発泡シーリング材組成物 | |
| JP2928088B2 (ja) | 発泡ポリウレタンエラストマー製鉄道用パッド | |
| JP2004285152A (ja) | 低反発性ウレタンフォームおよびその製造方法 | |
| JPH06345842A (ja) | 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 | |
| JP3608363B2 (ja) | 薄物パネル用ポリオール組成物、及び薄物パネル用ポリウレタンフォームの製造方法 | |
| JP3509925B2 (ja) | 微細セル構造ポリウレタンエラストマー | |
| JPH08269154A (ja) | ウレタンフォーム | |
| JP2002241457A (ja) | 断熱パネル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031226 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040301 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20040319 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040225 |