JPH0725996Y2 - 摺動笛 - Google Patents

摺動笛

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JPH0725996Y2
JPH0725996Y2 JP2553891U JP2553891U JPH0725996Y2 JP H0725996 Y2 JPH0725996 Y2 JP H0725996Y2 JP 2553891 U JP2553891 U JP 2553891U JP 2553891 U JP2553891 U JP 2553891U JP H0725996 Y2 JPH0725996 Y2 JP H0725996Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、中空円筒体内に摺動自
在に笛を係合させてなる摺動笛に関する。
【0002】
【従来の技術】空気流を与え、リード上面に固定したア
ルミニューム製振動弁を振動させて吹鳴させる形式の玩
具笛を、一端に盲蓋を、他端に空気流通孔を備える蓋を
装着してなる中空円筒体内に摺動自在に嵌合させ、この
中空円筒体の一端を手により把持して上下方向に振り、
中空円筒体内を摺動する笛を吹鳴させるものが提案され
ている。
【0003】他方、本出願人が先に提案した玩具笛にお
いては(実願平1ー6593号参照)、中空の舟形リー
ドの上面に、これとほぼ同形状をなす振動弁を載置して
吹鳴具を構成し、これを、一端に開口部を、他端に半円
状の仕切り壁及び半円状の開口部を備える円筒状の開口
部を具備する吹鳴具保持筒に挿入し、舟形リードと振動
弁とを挟圧して固定するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記したア
ルミニューム製振動弁は曲折し易く、その製作加工が面
倒である関係上、加工性の容易な合成樹脂による製品化
が普及しているが、この場合、その材料の選択組み合わ
せ如何が問題となる。即ち、中空円筒体及び笛を共に塩
化ビニールにより構成する場合に、これらを構成する各
部材の接合に塩化ビニール用接着剤を用いると、この接
着剤により中空円筒体と笛とが接着し勝ちで、その内周
面を笛が自在に摺動することが出来ず、これを吹鳴させ
ることが不可能になるという問題がある他、原因は明ら
かではないが、恐らく、摺動による摩擦電気の発生によ
り笛に静電的吸引力が作用し、笛が落下しにくくなると
いう問題を派生する。
【0005】また、笛をスチロール製にすると、塩化ビ
ニール製の中空円筒体との係合摩擦により笛を構成する
スチロールが痩せてしまい、中空円筒体に対する笛の摺
動性が失われて急激に落下するようになるため、笛の吹
鳴時間が極端に短くなり、玩具としての面白みに欠ける
という問題がある。
【0006】他方、ポリプロピレンにより笛を構成する
と、ポリプロピレンは収縮率が大なるため、出来上がっ
た製品が規定寸法どおりに作成されていないという問題
がある。
【0007】また、上記した本出願人が提案したものに
よれば、振動弁と舟形リードとは吹鳴具保持筒に挟圧固
定はされるものの、振動弁と舟形リード同士の係合固定
はなされていないため、強い衝撃を与えられた場合に
は、振動弁と舟形リードとに相対変位が発生し、安定し
た吹鳴を行えないという問題がある。
【0008】本考案は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、中空円筒体と笛との
相対的な摺動性に変化を生ぜしめることなく吹鳴を行わ
せるとともに、衝撃を加えられても振動弁に変位を生ぜ
しめず、安定した吹鳴を行える摺動笛を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記した課題
を解決するために、一端に盲蓋を、他端に空気流通孔を
有する蓋をそれぞれ装着した塩化ビニール製の中空円筒
体の内周面に、酢酸繊維素系熱可塑性プラスチック製の
笛が摺動自在に係合され、上記笛は中空円筒体の内周面
と摺動自在に係合する摺動筒と、摺動筒に係止されてい
る笛本体とから構成され、上記笛本体は振動弁を係止す
る舟形リードと、舟形リードを振動弁とともに係止する
第1の保持筒と、第1の保持筒を係止するとともに、摺
動筒に係止される第2の保持筒とからなり、振動弁はそ
の中央部両側に方形状の係合用スリットを備え、舟形リ
ードはその両側縁中央部に断面方形状の係合用突起を備
え、振動弁の係合用スリットを舟形リードの係合用突起
に係合させ、振動弁を係止するよう構成したものであ
る。
【0010】また、本考案は、上記盲蓋、及び空気流通
孔を具備する蓋の外径を上記中空円筒体の外径よりも大
きく形成するよう構成したものである。
【0011】さらに、本考案は、上記盲蓋を装着する側
に、孫の手を装着するよう構成したものである。
【0012】また、本考案は、上記盲蓋、もしくは空気
流通孔を具備する蓋に、靴べらを設けるよう構成したも
のである。
【0013】
【作用】中空円筒体を塩化ビニールにより、笛を酢酸繊
維素系熱可塑性プラスチックによりそれぞれ構成し、こ
の中空円筒体と笛との相対的摺動性に何ら経年変化を与
えることなく、中空円筒体内を摺動させて吹鳴を行わせ
る。そして、中空円筒体を介して笛に衝撃を加えられた
場合でも、振動弁が舟形リードに係止されてその変位を
阻止する。
【0014】また、盲蓋、及び空気流通孔を具備する蓋
の外径が、中空円筒体の外径より大きいため、把持した
中空円筒体が手から滑り落ちるような場合でも、蓋の外
径部分が手に引っ掛かり、その滑落が防止される。
【0015】さらに、盲蓋を装着する側に孫の手を装着
し、孫の手により身体を掻いたり、また盲蓋、もしくは
空気流通孔を具備する蓋に靴を設け、これを靴を履く際
に使用する。
【0016】
【実施例】以下に本考案の詳細を、添付した図面を参照
しながら説明する。
【0017】図1は本考案の一実施例を示すもので、同
図(A)はその正面断面図を、同図(B)、(C)は左
側面、右側面をそれぞれ示す図である。
【0018】図1(A)において、塩化ビニール製の、
適宜に着色した中空円筒体1の内周面には、酢酸繊維素
系熱可塑性プラスチックにより形成されるとともに、空
気の流通により吹鳴する円筒状の笛本体29を装着して
なる笛2が摺動自在に係合され、摺動笛が構成される。
そして、この中空円筒体1の一端には盲蓋8(図1
(C)、参照)が固着される一方、その他端には枠5及
び空気流通孔6、6を備える蓋4(図1(B)、参照)
が固着されている。なお、笛に、重量を有する材料や、
静電防止材を適宜の量混入し、笛の落下時間を適宜調節
し得ることは言う迄もない。
【0019】次に、笛2の構造について図3乃至図10
を参照して説明する。図3は振動弁の平面を示すもの
で、酢酸繊維素系熱可塑性プラスチックよりなる低音発
生用の振動弁10は、両端部が半円状をなす短冊型形状
をなし、その両側中央部には方形状の係合用スリット1
1、11が刻設されている。
【0020】図4は振動弁1が係止される舟形リードを
示すもので、図4(A)は舟形リードの平面図、図4
(B)は同図(A)の切断線AーAから眺めた断面図、
図4(C)は同図(B)の切断線BーBから眺めた拡大
断面図である。同様に酢酸繊維素系熱可塑性プラスチッ
ク製で、断面ほぼ半円筒状の中空の舟形形状をなすリー
ド13は(図4(C)、参照)、同図(A)に示すよう
に、舟形リード13の両側縁13D、13Dがその両端
部から中央部に向けてゆるやかに弧状に隆起する形状を
有し、この両側縁13D、13Dの中央部上面には、振
動弁10の方形状の係合用スリット11、11と係合す
る断面方形状の係合用突起14、14を備えている。
【0021】また、舟型リード13の底部外側面の中央
部において、その一端13Bから他端13Cにかけて断
面方形状の補強部材17が舟形リード13と一体的に形
成され、さらに、その一端13Bに押圧用突起15が付
設されている。そして、補強部材17には、上記した係
合用突起14、14の設置位置と対応する位置に跨り、
後述する第1の保持筒である吹鳴具保持筒18(図5乃
至図8、参照)の内周面側からその両端面にかけて係合
し得る寸法を持つ係合用凹部16が設けられている。な
お、図中符号13A、13Aはリード13の両側上部に
形成した垂直壁である。
【0022】図5乃至図8は吹鳴具保持筒を拡大して示
すもので、図5は吹鳴具保持筒の右側斜視図、図6は左
側斜視図、図7は図5の切断線CーCから眺めた断面
図、図8は右側面図である。同様に、酢酸繊維素系熱可
塑性プラスチック製の中空円筒形状をなす吹鳴具保持筒
18は、振動時の振動弁10の一端がその内周面に接触
することがないように、振動弁10の軸方向の長さより
も十分短く形成される一方、保持筒18の内側はその一
端18Aから他端18Cに至る楔壁19により軸方向に
2分されている。その他端18Cの外周縁部には、軸方
向に向かって傾斜する傾斜部21が設けられ、保持筒1
8の他端18Cには、仕切り壁18Dと欠截円状の開口
部20Cとが設けられ、仕切り壁18Dの下端面には上
記楔壁19の他端が連接されている。また、保持筒18
の一端18A側には、他端18Cの仕切り壁18Dによ
り盲となる盲孔20Aと、他端18C側の開口部20C
に連通する開口部20Bとが形成されている。
【0023】さらに、楔壁19の軸心側の面には、舟形
リード13に係合させた振動弁10の中央部分10Aと
係合する係合壁面19Aが設けられ、係合壁面19Aの
両側には、保持筒18の一端18Aから他端18Cにか
けて、しかも、他端18C側に、舟形リード13を設定
位置に係止した際、その係合用突起14、14の外周面
と係合する位置に位置決め用ストッパ面22、22(図
8、図11(A)、(B)参照)が形成される厚みを残
し、上記舟形リード13の係合用突起14、14の頂面
14A、14Aと係合する深さを持つ係合溝19B、1
9Bが刻設されている。
【0024】図9は第2の保持筒23を示すもので、図
9(A)において、酢酸繊維素系熱可塑性プラスチック
製であって、舟形リード13を内部に収納し得る長さを
持つ中空円筒状の第2の保持筒23の一端23Aには、
吹鳴具保持筒18と摺動自在に係合し得る径を持つ開口
部25が、その他端23Bには、保持筒18の径よりも
小径の開口部27が設けられ、この開口部27には、舟
形リード13の飛び出し防止枠24が設けられている。
そして、保持筒23の他端開口部23B側の外周面に
は、後述する摺動筒30の傾斜面32と係合し得るよう
に、その一端開口部25側軸心に向けて下降傾斜する傾
斜面23Cが形成されている。さらに、保持筒23の内
側には、図9(B)に示すように、その一端23Aの開
口部25から、その他端23Bの開口部27にかけて連
通する同心異径の連通路28が形成されている。そし
て、第2の保持筒23の連通路28には、舟形リード1
3の押圧用突起15の端部が第2の保持筒23の一端2
3Aに位置する迄挿入した時の吹鳴具保持筒18の傾斜
部21が位置する位置に、傾斜部21と係止する傾斜段
部26が形成されている。
【0025】図10は摺動筒30の左側斜視図で、摺動
筒30は、同様に、酢酸繊維素系熱可塑性プラスチック
製であって、中空円筒体1の内周面に摺動自在に係合す
る外径を有するとともに、後述する笛本体29(図1
3、参照)を装着した時に、舟形リード13が露出しな
いような長さを有するように形成されている。さらに、
その一端には開口部31を、他端には第2の保持筒23
と係合し得る径を持つ開口部33を有するとともに、開
口部33の内周面には、第2の保持筒23の傾斜面23
Cと係合し得る長さを有し、軸心方向に向けて傾斜して
開口部33Aに至る傾斜面32を備える内筒34が形成
されている。
【0026】このような構成部材からなる笛2の組み立
て順序を図11乃至図13を参照して説明する。先ず、
振動弁10の方形状スリット11、11を舟型リード1
3の断面方形状の係合用突起14、14に係合させて吹
鳴具を形成する。次に、図11(A)において、振動弁
10を直接支持することなく、リード13の押圧用突起
15を指により保持し、指により支持した吹鳴具保持筒
18の一端開口部20Bに実線矢印方向から嵌合させ
る。次に、舟形リード13の突起14、14を保持筒1
8の係合溝19B、19Bに係合させた上(図12
(C)参照)、突起15に指による押圧力を加えると、
図11(B)に示すように、補強部材17に設けた係合
用凹部16が吹鳴具保持筒18の内周面側から両端面1
8A、18Cに跨がって係止するとともに、係合用突起
14、14の頂面14A、14Aが吹鳴具保持筒18の
楔壁19に設けた溝19B、19Bに(図11(B)、
図12(C)、参照)、そして、図11(B)、図12
(B)に示すように、その外周面の一部がストッパ面2
2に係合して係止される。この時、振動弁10の中央部
10Aは楔壁19の係止壁面19Aと係合する(図12
(C)参照)。かくして、リード13はその係合用突起
14、14と、係合用凹部16とにより、吹鳴具保持筒
18に対し3点支持されて安定的に保持される。
【0027】次に、図12(A)において、舟形リード
13の突起15を指に持ち、吹鳴具を係止した吹鳴具保
持筒18の傾斜部21を第2の保持筒23の開口部25
側に向け、実線矢印方向から開口部25に嵌合させ、突
起15に押圧力を加えながら、図12(B)に示すよう
に、傾斜部21が保持筒23の傾斜段部26に圧入する
迄挿入する。これにより、図12(C)に示すように、
係合用突起14、14の頂面14A、14Aは係合溝1
9B、19Bに係合し、振動弁10は係合壁面19Aと
係合し、笛本体29が構成される。
【0028】次に、図13に示すように、笛本体29を
実線矢印方向から摺動筒30の他端開口部33に挿入
し、第2の保持筒23の傾斜面23Cを摺動筒30の傾
斜面32に係止して笛2を構成し、これを上記した中空
円筒体1に摺動自在に挿入する。
【0029】この実施例の作用を図2により説明する
と、中空円筒体1の一端を手により把持し、その他端を
上から下へ、下から上へと揺動させると、その都度、内
蔵する笛2が自重により一端から他端に向け、また一端
から他端に向けて実線矢印方向に摺動し、これにより、
内部の空気が笛本体29を流通し、笛2が落下を停止す
る迄吹鳴を続ける。
【0030】また、図3、図4に示すように、振動弁1
0に設けた方形状のスリット1、11を舟形リード13
の断面方形状の係合用突起14、14に係合されている
ため、笛2に中空円筒体1を介して衝撃を加えられて
も、振動弁10は舟形リード13の係合用突起14、1
4を回動中心として回動変位したり、その長軸方向への
変位が阻止され、安定した吹鳴を行う。
【0031】なお、中空円筒体1を透明に構成するとと
もに、笛2の外周面に蛍光体を積層するよう構成し、夜
間に中空円筒体1をバトンとして操作する際に、中空円
筒体1内にて揺動する笛2の作動を外部から視認するこ
とが出来る。
【0032】また、本考案はバトンに限らず、その類で
あるタクトにも適用可能である。
【0033】さらに、本考案においては、振動弁を低音
にて吹鳴させるために、振動弁の軸方向の長さや、厚み
を適宜の大きさに設定する他、振動弁の材質として適宜
の硬さを有するものを用い得ることは勿論である、さら
に、笛本体として低音発生用のものに限らず、高音発生
用の笛本体を摺動筒に装着することも可能である。
【0034】図14は中空円筒体1を手に持って振り回
した時に、これを手から簡単に滑落させないように構成
した本考案の別の実施例を示すもので、盲蓋41と、空
気流通孔6を具備する蓋81との外径を、中空円筒体1
の外径よりも大きく形成するとともに、上記した盲蓋4
1と、空気流通孔6を具備する蓋81の中空円筒体1の
装着側端面とに、中空円筒体1の端部の内径部及び外径
部に嵌合するリング状の溝42、42を形成し、これら
を中空円筒体1に固着する。
【0035】かかる構成により、手に中空円筒体1を把
持しバトンとして振り回して手から滑落しそうになる場
合には、手が盲蓋41、もしくは空気流通孔6を具備す
る蓋81の外径部に手が引っ掛かり、手から滑落するの
が防止される。
【0036】図15は中空円筒体1の盲蓋装着側に、中
空の孫の手51を装着した本考案の他の実施例を示すも
ので、背中が痒い場合には、中空円筒体1の孫の手51
が設けられていない側を手に持ち、孫の手51で背中を
掻くことが出来る。
【0037】図16は中空円筒体1の一端に靴べらを設
けた本考案のさらに他の実施例を示すもので、中空円筒
体1の一方の端部に、例えば嘴部分に靴べら53を設け
た鳥の頭部52を固着し、その他端に胴部54を固着す
る。この場合、頭部52、もしくは胴部54に空気流通
孔を設けることは勿論である。また、図1に示す中空円
筒体1の盲蓋8、もしくは空気流通孔を具備する蓋に、
靴べらを一体的に設けるよう構成することも出来る。
【0038】これによれば、靴を履く時に中空円筒体1
を手に持ち、靴べらとして用いることが出来る。
【0039】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、一端
に盲蓋を、他端に空気流通孔を具備する蓋を装着した塩
化ビニールよりなる中空円筒体の内周面に、酢酸繊維素
系熱可塑性プラスチック製の笛を摺動自在に係合させて
いるので、中空円筒体と笛との相対的摺動性に何ら変化
を生ぜしむることがなく、長期間にわたり笛の落下時間
を一定となし、これを吹鳴させることが出来るという優
れた効果を奏する。
【0040】また、振動弁は、これに設けた方形状の係
合用スリットを舟形リードの断面方形状の係合用突起に
係止しているため、中空円筒体を介して笛に衝撃を加え
られても、振動弁が回動変位したり、その長軸方向に変
位したりすることが確実に阻止され、これにより安定し
た吹鳴を行える。
【0041】さらに、本考案によれば、盲蓋、及び空気
流通孔を具備する蓋の外径を中空円筒体の外径よりも大
きくしてあるので、手に把持した中空円筒体がその揺動
により手から滑落しそうな場合には、盲蓋、もしくは空
気流通孔を具備する蓋の外径部分に手が引っ掛かり、そ
の滑落が防止される。
【0042】また、本考案によれば、盲蓋を装着する側
に孫の手を装着してあるので、中空円筒体を把持し、孫
の手により身体を掻くことが出来る。
【0043】また、盲蓋、もしくは空気流通孔を具備す
る蓋に靴べらを設けてあるので、これを靴を履く際に使
用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の摺動笛の一実施例を示すもので、同
図(A)はその正面断面図、同図(B)はその左側面
図、同図(C)はその右側面図である。
【図2】 本考案の摺動笛の作動態様を示す一部切り欠
き斜視図である。
【図3】 振動弁の平面図である。
【図4】 図4は舟型リードを示すもので、同図(A)
はその平面図、同図(B)は同図(A)の切断線AーA
から眺めた断面図、同図(C)は同図(B)の切断線B
ーBから眺めた拡大断面図である。
【図5】 拡大した吹鳴具保持筒を右側面から眺めた斜
視図である。
【図6】 拡大した吹鳴具保持筒を左側面から眺めた斜
視図である。
【図7】 拡大した吹鳴具保持筒を、図5の切断線Cー
Cから眺めた断面図である。
【図8】 拡大した吹鳴具保持筒の右側面図である。
【図9】 図9は第2の保持筒を示すもので、同図
(A)は左側面から眺めた斜視図、同図(B)は同図
(A)の切断線DーDから眺めた断面図である。
【図10】 摺動筒の右側面から眺めた透視斜視図であ
る。
【図11】 図11は振動弁を係止した舟型リードを吹
鳴具保持筒に組み込む工程を示すもので、同図(A)は
その組み付け前の、振動弁を装着した舟形リードと一部
破断して示す吹鳴具保持筒とを示す図、同図(B)は組
み付け後の、吹鳴具を装着した舟形リードと一部破断し
て示す吹鳴具保持筒とを示す図である。
【図12】 図12は組み付け終了後の吹鳴具保持筒を
第2の保持筒に組み付ける工程を示すもので、同図
(A)は組み付け前の、そして同図(B)は組み付け後
の、組み付けた吹鳴具保持筒の正面及び第2の保持筒の
断面を示す図、同図(C)は同図(B)の切断線EーE
から眺めた拡大断面図である。
【図13】 図13は組み付け構成された笛本体を摺動
筒に挿入する工程を示す断面図である。
【図14】 蓋の外径を中空円筒体の外径よりも大きく
形成した本考案の別の実施例の正面の要部断面図であ
る。
【図15】 中空円筒体の一端に孫の手を設けた本考案
の他の実施例の正面の一部を示す図である。
【図16】 中空円筒体の一端に靴べらを設けた本考案
のさらに他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 中空円筒体、2 笛、29 笛本体、4 枠5と空
気流通孔6を備える蓋、8 盲蓋、10 振動弁、11
方形状の係合用スリット、13 舟形リード、14
断面方形状の係合用突起、15 押圧用突起、16 舟
形リードに設けた係合用凹部、17 補強部材、18
吹鳴具保持筒、19 楔壁、19A 係合壁面、19B
係合用溝、21 吹鳴具保持筒に設けた傾斜部、23
第2の保持筒、25 第2の保持筒の開口部、26
傾斜段部、28 連通路、30摺動筒、32 傾斜面、
34 内筒、41及び81 中空円筒体に固着される
蓋、42 リング状溝、51 孫の手、53 靴べら。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に盲蓋を、他端に空気流通孔を有す
    る蓋をそれぞれ装着した塩化ビニール製の中空円筒体の
    内周面に、酢酸繊維素系熱可塑性プラスチック製の笛が
    摺動自在に係合され、上記笛は中空円筒体の内周面と摺
    動自在に係合する摺動筒と、該摺動筒に係止されている
    笛本体とから構成され、上記笛本体は振動弁を係止する
    舟形リードと、上記舟形リードを振動弁とともに係止す
    る第1の保持筒と、上記第1の保持筒を係止するととも
    に、上記摺動筒に係止される第2の保持筒とからなり、
    上記振動弁は該振動弁の中央部両側に方形状の係合用ス
    リットを備え、上記舟形リードは該リードの両側縁中央
    部に断面方形状の係合用突起を備え、上記振動弁の係合
    用スリットを上記舟形リードの係合用突起に係合させて
    該振動弁が係止されていることを特徴とする摺動笛。
  2. 【請求項2】 上記盲蓋、及び空気流通孔を具備する蓋
    の外径が上記中空円筒体の外径よりも大きく形成されて
    いることを特徴とする「請求項1」記載の摺動笛。
  3. 【請求項3】 上記盲蓋を装着する側に、孫の手を装着
    したことを特徴とする「請求項1」記載の摺動笛。
  4. 【請求項4】 上記盲蓋、もしくは空気流通孔を具備す
    る蓋に、靴べらを設けたことを特徴とする「請求項1」
    記載の摺動笛。
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