JPH07260372A - 冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ - Google Patents
冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグInfo
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- JPH07260372A JPH07260372A JP7448594A JP7448594A JPH07260372A JP H07260372 A JPH07260372 A JP H07260372A JP 7448594 A JP7448594 A JP 7448594A JP 7448594 A JP7448594 A JP 7448594A JP H07260372 A JPH07260372 A JP H07260372A
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- plug body
- iron
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- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、膨張性プラグの膨張時間の短縮を図
るたることにより、いかなる使用の際においても治金用
容器からのスラグの流出防止することができる膨張性プ
ラグを提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも加熱されると膨張する温度反応成
分と熱により軟化する成分とを含有する膨張性プラグ本
体と、前記プラグ本体の両端部に設けられた鉄板と、前
記膨張性プラグ本体及び前記鉄板を挿通するとともにそ
の一端に前記一の鉄板を係止する鉄棒と、前記鉄棒の他
端側に形成された係止部材と、前記鉄板と係止部材との
間に介装されたスプリングとからなり、前記スプリング
の反発力によって前記膨張性プラグ本体に軸方向の圧縮
力を付与し、径方向の膨張を短時間のうちになすように
したことを特徴とする
るたることにより、いかなる使用の際においても治金用
容器からのスラグの流出防止することができる膨張性プ
ラグを提供することを目的とする。 【構成】 少なくとも加熱されると膨張する温度反応成
分と熱により軟化する成分とを含有する膨張性プラグ本
体と、前記プラグ本体の両端部に設けられた鉄板と、前
記膨張性プラグ本体及び前記鉄板を挿通するとともにそ
の一端に前記一の鉄板を係止する鉄棒と、前記鉄棒の他
端側に形成された係止部材と、前記鉄板と係止部材との
間に介装されたスプリングとからなり、前記スプリング
の反発力によって前記膨張性プラグ本体に軸方向の圧縮
力を付与し、径方向の膨張を短時間のうちになすように
したことを特徴とする
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冶金用容器の出鋼口内に
挿入されスラグが受け容器内に流出するのを防止するた
めの冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグに関する。
挿入されスラグが受け容器内に流出するのを防止するた
めの冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグに関する。
【0002】
【従来の技術】冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ
について、その概略を図4及び図5に基づいて説明す
る。図4に示されるように金属を溶融するとその表面に
スラグSが形成され、その状態で冶金用容器Aを回転さ
せと出鋼口BからスラグSが受け容器内(図示せず)に
流出する。これに対して、図5に示されるように、冶金
用容器Aの出鋼口BをプラグPで閉塞し、回転後プラグ
Pを抜くか、あるいは消滅せしめれば、スラグSが浮遊
する湯面は出鋼口Bより上方に位置することとなり、ス
ラグSが受け容器内に流出することはない。即ち、プラ
グPは冶金用容器A内の金属が受け容器内に出る前にス
ラグSの先端が流出するのを防ぐために、前記冶金用容
器Aの回転前に出鋼口Bの内部に挿入され、出鋼口Bを
閉塞するものである。
について、その概略を図4及び図5に基づいて説明す
る。図4に示されるように金属を溶融するとその表面に
スラグSが形成され、その状態で冶金用容器Aを回転さ
せと出鋼口BからスラグSが受け容器内(図示せず)に
流出する。これに対して、図5に示されるように、冶金
用容器Aの出鋼口BをプラグPで閉塞し、回転後プラグ
Pを抜くか、あるいは消滅せしめれば、スラグSが浮遊
する湯面は出鋼口Bより上方に位置することとなり、ス
ラグSが受け容器内に流出することはない。即ち、プラ
グPは冶金用容器A内の金属が受け容器内に出る前にス
ラグSの先端が流出するのを防ぐために、前記冶金用容
器Aの回転前に出鋼口Bの内部に挿入され、出鋼口Bを
閉塞するものである。
【0003】またプラグの中で膨張性プラグPは、図6
に示されるように事前に出鋼口Bの内部に挿入され、冶
金用容器Aから熱を受け図7に示されるように膨張す
る。そして、図8に示されるように冶金用容器Aの出鋼
口Bを充填閉塞することによってブロックを形成して、
出鋼口BからのスラグSの流出を防止する。
に示されるように事前に出鋼口Bの内部に挿入され、冶
金用容器Aから熱を受け図7に示されるように膨張す
る。そして、図8に示されるように冶金用容器Aの出鋼
口Bを充填閉塞することによってブロックを形成して、
出鋼口BからのスラグSの流出を防止する。
【0004】冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグの
従来技術として、特開平2−11262号公報に、冶金
用容器の流出閉塞用閉塞材および冶金用容器の内部スラ
グ洗浄方法が開示されている。これは、不活性プラグと
膨張性プラグを組み合わせたスラグ流出防止方法である
が、現在はスラグSの先端流出防止方法として膨張性プ
ラグを単独で使用する場合が多くなっている。
従来技術として、特開平2−11262号公報に、冶金
用容器の流出閉塞用閉塞材および冶金用容器の内部スラ
グ洗浄方法が開示されている。これは、不活性プラグと
膨張性プラグを組み合わせたスラグ流出防止方法である
が、現在はスラグSの先端流出防止方法として膨張性プ
ラグを単独で使用する場合が多くなっている。
【0005】さて、特開平2−11262号公報に記載
された膨張性プラグ10は、図9に示すように、加熱さ
れると直ちに膨張する温度反応コア部材11と、前記コ
アを包み熱により軟化する物質を含み内部膨張コアを収
容するように伸びることのできる外側表面層12とで形
成されている。尚、温度反応コア部材11は出鋼口充填
閉塞のために寄与し、外側表面層12の熱軟化材は膨張
材で形成されるブロックの強度の補強と出鋼口を形成す
る耐火物との接着性に寄与するものである。この膨張性
プラグ10を図6に示されるように冶金用容器Aの出鋼
口B挿入すると、900〜1000℃の冶金用容器内熱
を受け、膨張性プラグ10は図7に示されるように、熱
軟化、膨張し、徐々に体積膨張する。そして、約5〜7
分の時間をかけて、最大30%の体積膨張し、図8に示
すように出鋼口を充填閉塞する。
された膨張性プラグ10は、図9に示すように、加熱さ
れると直ちに膨張する温度反応コア部材11と、前記コ
アを包み熱により軟化する物質を含み内部膨張コアを収
容するように伸びることのできる外側表面層12とで形
成されている。尚、温度反応コア部材11は出鋼口充填
閉塞のために寄与し、外側表面層12の熱軟化材は膨張
材で形成されるブロックの強度の補強と出鋼口を形成す
る耐火物との接着性に寄与するものである。この膨張性
プラグ10を図6に示されるように冶金用容器Aの出鋼
口B挿入すると、900〜1000℃の冶金用容器内熱
を受け、膨張性プラグ10は図7に示されるように、熱
軟化、膨張し、徐々に体積膨張する。そして、約5〜7
分の時間をかけて、最大30%の体積膨張し、図8に示
すように出鋼口を充填閉塞する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、特開
平2−11262号公報に記載された膨張性プラグは出
鋼口の充填閉塞に約5〜7分の時間を要する。吹錬前に
膨張性プラグを出鋼口へ挿入する場合は、約5〜7分の
時間で出鋼口を充填閉塞できれば十分である。しかし、
出鋼終了後に膨張性プラグを出鋼口へ挿入する場合に
は、2分以内に膨張性プラグが膨張し、出鋼口を充填閉
塞しないと吹錬のためのスクラップ投入傾動の際、冶金
用容器内側へ膨張プラグが落ち、スラグの流出を防止す
ることが出来なくなるという技術的課題があった。
平2−11262号公報に記載された膨張性プラグは出
鋼口の充填閉塞に約5〜7分の時間を要する。吹錬前に
膨張性プラグを出鋼口へ挿入する場合は、約5〜7分の
時間で出鋼口を充填閉塞できれば十分である。しかし、
出鋼終了後に膨張性プラグを出鋼口へ挿入する場合に
は、2分以内に膨張性プラグが膨張し、出鋼口を充填閉
塞しないと吹錬のためのスクラップ投入傾動の際、冶金
用容器内側へ膨張プラグが落ち、スラグの流出を防止す
ることが出来なくなるという技術的課題があった。
【0007】すなわち、出鋼後に膨張性プラグを出鋼口
へ挿入する場合は1〜2分の間で膨張性プラグが膨張充
填して耐火物からなる出鋼口の内壁と接触していない
と、溶銑あるいはスクラップ投入傾動の際、冶金用容器
内側へ膨張性プラグが落ちてしまい、膨張性プラグがス
ラグ流出防止材として役割を果たせないものとなる。従
って、膨張し、出鋼口の閉塞迄に5〜7分間の時間を要
する従来の膨張プラグでは上記使用目的においては、ス
ラグ流出防止材として使用することができないという技
術的課題があった。
へ挿入する場合は1〜2分の間で膨張性プラグが膨張充
填して耐火物からなる出鋼口の内壁と接触していない
と、溶銑あるいはスクラップ投入傾動の際、冶金用容器
内側へ膨張性プラグが落ちてしまい、膨張性プラグがス
ラグ流出防止材として役割を果たせないものとなる。従
って、膨張し、出鋼口の閉塞迄に5〜7分間の時間を要
する従来の膨張プラグでは上記使用目的においては、ス
ラグ流出防止材として使用することができないという技
術的課題があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、膨張性プラグの膨張時間の短縮を図る
たることにより、いかなる使用の際においても治金用容
器からのスラグの流出防止することができる膨張性プラ
グを提供することを目的とする。
れたものであり、膨張性プラグの膨張時間の短縮を図る
たることにより、いかなる使用の際においても治金用容
器からのスラグの流出防止することができる膨張性プラ
グを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる治金用容
器の出鋼口閉塞用膨張性プラグは、冶金用容器の出鋼口
内に挿入されスラグが受け容器内に流出するのを防止す
るための冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグにおい
て、少なくとも加熱されると膨張する温度反応成分と熱
により軟化する成分とを含有する膨張性プラグ本体と、
前記プラグ本体の両端部に設けられた鉄板と、前記膨張
性プラグ本体及び前記鉄板を挿通するとともにその一端
に前記一の鉄板を係止する鉄棒と、前記鉄棒の他端側に
形成された係止部材と、前記鉄板と係止部材との間に介
装されたスプリングとからなり、前記スプリングの反発
力によって前記膨張性プラグ本体に軸方向の圧縮力を付
与し、径方向の膨張を短時間のうちになすようにしたこ
とを特徴とする。
器の出鋼口閉塞用膨張性プラグは、冶金用容器の出鋼口
内に挿入されスラグが受け容器内に流出するのを防止す
るための冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグにおい
て、少なくとも加熱されると膨張する温度反応成分と熱
により軟化する成分とを含有する膨張性プラグ本体と、
前記プラグ本体の両端部に設けられた鉄板と、前記膨張
性プラグ本体及び前記鉄板を挿通するとともにその一端
に前記一の鉄板を係止する鉄棒と、前記鉄棒の他端側に
形成された係止部材と、前記鉄板と係止部材との間に介
装されたスプリングとからなり、前記スプリングの反発
力によって前記膨張性プラグ本体に軸方向の圧縮力を付
与し、径方向の膨張を短時間のうちになすようにしたこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る膨張性プラグを冶金用容器Aの出
鋼口B挿入すると、900〜1000℃の冶金用容器内
熱を受け、熱軟化、膨張し徐々に体積膨張してする。こ
の時、プラグ本体が軟化するためにスプリングの反発
力、即ち軸方向の圧縮力がによって、前記膨張性プラグ
本体は軸方向への膨張は阻止され、体積膨張部分は、径
方向のみ膨張に寄与する。そのため、膨張性プラグは短
時間のうちに出鋼口の内壁と接触することができ、溶銑
あるいはスクラップ投入傾動の際においても、冶金用容
器内側へ膨張性プラグが落ちてしまい、スラグ流出防止
材として機能を果たせなくなるということはない。
鋼口B挿入すると、900〜1000℃の冶金用容器内
熱を受け、熱軟化、膨張し徐々に体積膨張してする。こ
の時、プラグ本体が軟化するためにスプリングの反発
力、即ち軸方向の圧縮力がによって、前記膨張性プラグ
本体は軸方向への膨張は阻止され、体積膨張部分は、径
方向のみ膨張に寄与する。そのため、膨張性プラグは短
時間のうちに出鋼口の内壁と接触することができ、溶銑
あるいはスクラップ投入傾動の際においても、冶金用容
器内側へ膨張性プラグが落ちてしまい、スラグ流出防止
材として機能を果たせなくなるということはない。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を第1図及び第2図に基づ
いて説明する。第1図において、1は膨張性原料を含有
すると膨張材コアであって、2は前記コアを包み熱によ
り軟化する物質を含み内部膨張材コアを収容するように
伸びることのできる外側表面層である。前記膨張材コア
1及び外側表面層2により膨張プラグ本体が形成され
る。
いて説明する。第1図において、1は膨張性原料を含有
すると膨張材コアであって、2は前記コアを包み熱によ
り軟化する物質を含み内部膨張材コアを収容するように
伸びることのできる外側表面層である。前記膨張材コア
1及び外側表面層2により膨張プラグ本体が形成され
る。
【0012】ここで、膨張性原料としては、加熱される
ことにより、蒸気を発生して急激に膨張する原料であ
り、例えば蛭石、真珠岩等が使用される前記蛭石は33
0℃以上の温度で剥離を生じ蒸気を発生する物質であ
り、その体積膨張は約6〜20倍と言われている。この
蛭石はバーミキュライトの名称でも知られ加熱膨張した
物は園芸用建築用として一般的に広く使用されている。
また、真珠岩はパーライトの名称で広く知れ渡っており
バーミキュライトと同様加熱膨張したものは建築材料や
断熱材として普及して古くから使用されている。膨張性
原料は30〜80重量%添加される。添加量が30重量
%以下だとで鋼口を充填するに必要十分な膨張量が得ら
れず、そのために冶金容器傾動の際に抜け落ちやスラグ
の受け容器内への流出が見られる。また、膨張性原料8
0重量%以上膨張性原料を添加するとブロック体として
の十分な強度が得られず、ブロック体をスラグが追加す
る際に、スラグと同時に受け容器内へ落ちる虞れがあ
り、十分なスラグの流出を防ぎきれない。
ことにより、蒸気を発生して急激に膨張する原料であ
り、例えば蛭石、真珠岩等が使用される前記蛭石は33
0℃以上の温度で剥離を生じ蒸気を発生する物質であ
り、その体積膨張は約6〜20倍と言われている。この
蛭石はバーミキュライトの名称でも知られ加熱膨張した
物は園芸用建築用として一般的に広く使用されている。
また、真珠岩はパーライトの名称で広く知れ渡っており
バーミキュライトと同様加熱膨張したものは建築材料や
断熱材として普及して古くから使用されている。膨張性
原料は30〜80重量%添加される。添加量が30重量
%以下だとで鋼口を充填するに必要十分な膨張量が得ら
れず、そのために冶金容器傾動の際に抜け落ちやスラグ
の受け容器内への流出が見られる。また、膨張性原料8
0重量%以上膨張性原料を添加するとブロック体として
の十分な強度が得られず、ブロック体をスラグが追加す
る際に、スラグと同時に受け容器内へ落ちる虞れがあ
り、十分なスラグの流出を防ぎきれない。
【0013】また、熱軟化性原料としては、板硝子、ビ
ン硝子に代表される硝子屑およびフリット等が使用でき
る。熱軟化性原料は熱膨張した膨張性原料の結合材とし
て添加されて、膨張拡大したブロックの保型性と強度を
つかさどる重要な役割を果たす。また、熱軟化性原料に
は硝子屑やフリットの他に粉末あるいは液体の珪酸ソー
ダも同時に添加される。珪酸ソーダは硝子屑やフリット
と同様な役割を果たすと共に膨張性プラグ製造時の充填
助剤やバインダー的役割も同時に果たす添加原料であ
る。
ン硝子に代表される硝子屑およびフリット等が使用でき
る。熱軟化性原料は熱膨張した膨張性原料の結合材とし
て添加されて、膨張拡大したブロックの保型性と強度を
つかさどる重要な役割を果たす。また、熱軟化性原料に
は硝子屑やフリットの他に粉末あるいは液体の珪酸ソー
ダも同時に添加される。珪酸ソーダは硝子屑やフリット
と同様な役割を果たすと共に膨張性プラグ製造時の充填
助剤やバインダー的役割も同時に果たす添加原料であ
る。
【0014】その添加量は、硝子屑並びにフリットを単
独または混合して20〜70重量%珪酸ソーダ10〜5
0重量%である。硝子屑フリットの添加量が20重量%
以下だと膨張拡大したブロック体の強度が得られず、ま
た70重量%以上だと熱間での膨張性プラグの粘性が大
巾に上昇し、膨張性原料の膨張を著しく低下させる原因
となる。珪酸ソーダも蒸気硝子屑やフリットと添加量の
増減に於て同様な現像が認められると共に、10重量%
以下になると膨張性プラグの成形性が低下する原因とな
る。
独または混合して20〜70重量%珪酸ソーダ10〜5
0重量%である。硝子屑フリットの添加量が20重量%
以下だと膨張拡大したブロック体の強度が得られず、ま
た70重量%以上だと熱間での膨張性プラグの粘性が大
巾に上昇し、膨張性原料の膨張を著しく低下させる原因
となる。珪酸ソーダも蒸気硝子屑やフリットと添加量の
増減に於て同様な現像が認められると共に、10重量%
以下になると膨張性プラグの成形性が低下する原因とな
る。
【0015】また図中、3は前記膨張材コア1及び外側
表面層2により構成される膨張プラグ本体の両端に取り
つけられた鉄板、4は前記膨張プラグ本体及び前記鉄板
3をの略中心を挿通する鉄棒であって、前記鉄棒4に係
止固定された締めワッシャー6によつて、前記一の鉄板
は前記鉄棒4の一端部に係止される。また前記鉄棒4の
他端側にも、係止用の締めワッシャー5が取りつけら
れ、スプリングを収容する容器8を係止する。前記鉄板
3とスプリングを収容する容器8に当接してスプリング
7が介装されている。即ち、前記スプリング7の一端は
鉄板と当接し、また他端は前記容器8の側壁を介してワ
ッシャー5に係止されている。
表面層2により構成される膨張プラグ本体の両端に取り
つけられた鉄板、4は前記膨張プラグ本体及び前記鉄板
3をの略中心を挿通する鉄棒であって、前記鉄棒4に係
止固定された締めワッシャー6によつて、前記一の鉄板
は前記鉄棒4の一端部に係止される。また前記鉄棒4の
他端側にも、係止用の締めワッシャー5が取りつけら
れ、スプリングを収容する容器8を係止する。前記鉄板
3とスプリングを収容する容器8に当接してスプリング
7が介装されている。即ち、前記スプリング7の一端は
鉄板と当接し、また他端は前記容器8の側壁を介してワ
ッシャー5に係止されている。
【0016】次にこの膨張性プラグの製造について説明
する。まず、膨張性プラグ本体を所定の材料を用いて混
合、成形し、その両端に鉄板3を取りつけるとともに、
鉄棒4を膨張性プラグ本体の中心部分を挿通し、一端部
にワッシャー6を取りつける。そして前記鉄棒4の他端
部にはスプリング7を挿通するとともに前記スプリング
収容容器8を挿通する。そして、前記スプリング7を圧
縮した状態で前記容器8内に収納し、最終的に鉄棒4に
ワッシャ−5を取り付け、容器8を係止する。ここで、
スプリング7の反発力は膨張性プラグ本体に作用してい
るが、膨張性プラグ本体が熱軟化していないために、ス
プリング7の力によって膨張性プラグの形態が崩れるこ
とはない。
する。まず、膨張性プラグ本体を所定の材料を用いて混
合、成形し、その両端に鉄板3を取りつけるとともに、
鉄棒4を膨張性プラグ本体の中心部分を挿通し、一端部
にワッシャー6を取りつける。そして前記鉄棒4の他端
部にはスプリング7を挿通するとともに前記スプリング
収容容器8を挿通する。そして、前記スプリング7を圧
縮した状態で前記容器8内に収納し、最終的に鉄棒4に
ワッシャ−5を取り付け、容器8を係止する。ここで、
スプリング7の反発力は膨張性プラグ本体に作用してい
るが、膨張性プラグ本体が熱軟化していないために、ス
プリング7の力によって膨張性プラグの形態が崩れるこ
とはない。
【0017】次にこの膨張性プラグの動作作用について
説明する。このように形成された膨張性プラグを冶金用
容器Aの出鋼口B挿入すると、900〜1000℃の冶
金用容器内熱を受け、熱軟化、膨張し徐々に体積膨張し
てする。この時、プラグ本体が軟化するためにスプリン
グ7の反発力、即ち軸方向の圧縮力によって、前記膨張
性プラグ本体は軸方向への膨張は阻止され、体積膨張
は、径方向のみ行われることとなる。更に、軟化が進み
スプリング7の反発力(圧縮力)に膨張性プラグ本体が
抗しきれなくなると、図において右側に示された鉄板3
は軸方向に沿って左に移動し、膨張性プラグ本体を圧縮
する。この圧縮の結果、急激に径方向の膨張が進み、膨
張性プラグ本体は出鋼口の内壁と接触する。そのため、
膨張性プラグは短時間のうちに出鋼口の内壁と接触する
ことができ、溶銑あるいはスクラップ投入傾動の際にお
いても、冶金用容器内側へ膨張性プラグが脱落すること
はない。
説明する。このように形成された膨張性プラグを冶金用
容器Aの出鋼口B挿入すると、900〜1000℃の冶
金用容器内熱を受け、熱軟化、膨張し徐々に体積膨張し
てする。この時、プラグ本体が軟化するためにスプリン
グ7の反発力、即ち軸方向の圧縮力によって、前記膨張
性プラグ本体は軸方向への膨張は阻止され、体積膨張
は、径方向のみ行われることとなる。更に、軟化が進み
スプリング7の反発力(圧縮力)に膨張性プラグ本体が
抗しきれなくなると、図において右側に示された鉄板3
は軸方向に沿って左に移動し、膨張性プラグ本体を圧縮
する。この圧縮の結果、急激に径方向の膨張が進み、膨
張性プラグ本体は出鋼口の内壁と接触する。そのため、
膨張性プラグは短時間のうちに出鋼口の内壁と接触する
ことができ、溶銑あるいはスクラップ投入傾動の際にお
いても、冶金用容器内側へ膨張性プラグが脱落すること
はない。
【0018】次に、出鋼口の閉塞に要する時間を測定
し、実施例と比較例とを比較検討する。まず、実施例及
び比較例の膨張プラグを同一の材料及び配合比率で、直
径140mm×長さ300mmの膨張プラグ本体を製作
した。そして、実施例の膨張プラグ本体には、上記説明
したように、鉄板、鉄棒、スプリング、容器、ワッシャ
−を取りつけた。そして、直径180mmの出鋼口へ挿
入し、閉塞に要する時間を測定した。その結果は下表の
通りである。
し、実施例と比較例とを比較検討する。まず、実施例及
び比較例の膨張プラグを同一の材料及び配合比率で、直
径140mm×長さ300mmの膨張プラグ本体を製作
した。そして、実施例の膨張プラグ本体には、上記説明
したように、鉄板、鉄棒、スプリング、容器、ワッシャ
−を取りつけた。そして、直径180mmの出鋼口へ挿
入し、閉塞に要する時間を測定した。その結果は下表の
通りである。
【0019】
【表1】
【0020】上記表から明らかなように、比較例にあっ
ては、挿入前の出鋼口温度980℃で5分間を費やして
出鋼口を完全閉塞した。これに対して、実施例にあって
は、挿入前の出鋼口温度が950℃と比較例の場合と比
べ低いにもかかわらず70秒という短い時間で出鋼口を
完全閉塞することができた。
ては、挿入前の出鋼口温度980℃で5分間を費やして
出鋼口を完全閉塞した。これに対して、実施例にあって
は、挿入前の出鋼口温度が950℃と比較例の場合と比
べ低いにもかかわらず70秒という短い時間で出鋼口を
完全閉塞することができた。
【0021】尚、本発明は、図3に示されるように膨張
プラグ本体の外周に円筒状の厚紙あるいは、軟鉄からな
る円筒状部材9が形成されたものであっても良い。この
円筒状部材9は、膨張材料、軟化材料等を鋳込充填する
時に利用される。しかも円筒状部材9は膨張プラグ本体
を形崩れ起こすことなく、出鋼口に挿入することができ
るという効果を奏するものである。
プラグ本体の外周に円筒状の厚紙あるいは、軟鉄からな
る円筒状部材9が形成されたものであっても良い。この
円筒状部材9は、膨張材料、軟化材料等を鋳込充填する
時に利用される。しかも円筒状部材9は膨張プラグ本体
を形崩れ起こすことなく、出鋼口に挿入することができ
るという効果を奏するものである。
【0022】また、鉄棒と鉄板、鉄棒と容器との係止め
はワッシャ−で行っているが、ナット締め、溶接止め
等、使用中に鉄板、容器が鉄棒から外れず、スプリング
の反発力に対抗して、膨張プラグ本体を十分ホールド出
来る様な対策が施してあれば何れの方法を採用すること
も可能である。更に、圧縮力を付与する手段としては、
図に示したようなコイルスプリング以外に板バネ等を用
いることもできるが、コイルスプリングを用いた場合に
は、その中心を鉄棒が挿通しているために、伸長状態に
おいてスプリングが脱落するようなことはなく、安定し
た圧縮力を付与できる。
はワッシャ−で行っているが、ナット締め、溶接止め
等、使用中に鉄板、容器が鉄棒から外れず、スプリング
の反発力に対抗して、膨張プラグ本体を十分ホールド出
来る様な対策が施してあれば何れの方法を採用すること
も可能である。更に、圧縮力を付与する手段としては、
図に示したようなコイルスプリング以外に板バネ等を用
いることもできるが、コイルスプリングを用いた場合に
は、その中心を鉄棒が挿通しているために、伸長状態に
おいてスプリングが脱落するようなことはなく、安定し
た圧縮力を付与できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、従来の膨張プラグと比
べて短時間で出鋼口の内壁と接触して閉塞を行うことが
できるため、溶銑あるいはスクラップ投入傾動の際、冶
金用容器内側へ膨張性プラグが脱落することを防止でき
るという効果を奏する。しかも、従来の膨張プラグのよ
うに上記使用目的が限定されず、いかなる使用において
も、有効にスラグ流出を防止できるものである。
べて短時間で出鋼口の内壁と接触して閉塞を行うことが
できるため、溶銑あるいはスクラップ投入傾動の際、冶
金用容器内側へ膨張性プラグが脱落することを防止でき
るという効果を奏する。しかも、従来の膨張プラグのよ
うに上記使用目的が限定されず、いかなる使用において
も、有効にスラグ流出を防止できるものである。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図2は図1に示された膨張プラクの径方向に膨
張した状態を示す断面図である。
張した状態を示す断面図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図4】図4は冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ
の概略を説明するための図である。
の概略を説明するための図である。
【図5】図5は冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ
の概略を説明するための図である。
の概略を説明するための図である。
【図6】図6は冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ
を出鋼口へ挿入状態を説明するためのを示す断面図であ
る。
を出鋼口へ挿入状態を説明するためのを示す断面図であ
る。
【図7】図7は冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ
の膨張状態を説明するための断面図である。
の膨張状態を説明するための断面図である。
【図8】図8は冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ
の閉塞状態を説明するための断面図である。
の閉塞状態を説明するための断面図である。
【図9】図9は従来の冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性
プラグを示す断面図である。
プラグを示す断面図である。
1 膨張材コア 2 外側表面層 3 鉄板 4 鉄棒 5 ワッシャ− 6 ワッシャ− 7 スプリング 8 容器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プ
ラグ
ラグ
フロントページの続き (72)発明者 山崎 圭介 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝セ ラミックス株式会社刈谷製造所内 (72)発明者 黒川 伸洋 茨城県鹿島郡鹿島町大字光3番地 住友金 属工業株式会社鹿島製鉄所内 (72)発明者 佐藤 稔 東京都千代田区一ツ橋2−1−1如水会ビ ル 住友商事株式会社内 (72)発明者 豊原 正士 東京都千代田区一ツ橋2−1−1如水会ビ ル 住友商事株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】冶金用容器の出鋼口内に挿入されスラグが
受け容器内に流出するのを防止するための冶金用容器の
出鋼口閉塞用膨張性プラグにおいて、 少なくとも加熱されると膨張する温度反応成分と熱によ
り軟化する成分とを含有する膨張性プラグ本体と、前記
プラグ本体の両端部に設けられた鉄板と、前記膨張性プ
ラグ本体及び前記鉄板を挿通するとともにその一端に前
記一の鉄板を係止する鉄棒と、前記鉄棒の他端側に形成
された係止部材と、前記鉄板と係止部材との間に介装さ
れたスプリングとからなり、前記スプリングの反発力に
よって前記膨張性プラグ本体に軸方向の圧縮力を付与
し、径方向の膨張を短時間のうちになすようにしたこと
を特徴とする治金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7448594A JPH07260372A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7448594A JPH07260372A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07260372A true JPH07260372A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13548639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7448594A Withdrawn JPH07260372A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 冶金用容器の出鋼口閉塞用膨張性プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07260372A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009013451A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Nikoo Bussan Kk | スラグ流出防止用プラグ及びプラグ挿入用治具 |
| JP2012500334A (ja) * | 2008-08-21 | 2012-01-05 | シュティルケリーク・ベルトホルト | 傾倒可能な転炉のためのシールプラグ |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP7448594A patent/JPH07260372A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009013451A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Nikoo Bussan Kk | スラグ流出防止用プラグ及びプラグ挿入用治具 |
| JP2012500334A (ja) * | 2008-08-21 | 2012-01-05 | シュティルケリーク・ベルトホルト | 傾倒可能な転炉のためのシールプラグ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |