JPH07260457A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPH07260457A
JPH07260457A JP5607294A JP5607294A JPH07260457A JP H07260457 A JPH07260457 A JP H07260457A JP 5607294 A JP5607294 A JP 5607294A JP 5607294 A JP5607294 A JP 5607294A JP H07260457 A JPH07260457 A JP H07260457A
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unit
interference fringe
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inspected
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JP5607294A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Niihara
良美 新原
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被検査面からの反射光を撮像部に導き、撮像部
からの映像信号に基づいて被検査面における欠陥を検出
するにあたり、被検査面における打痕等の欠陥の正確な
検出を、容易かつ迅速に行なうことができるものとな
す。 【構成】被検査面(11)からのその状態に応じた変化
を有する反射光と光源(12)からの光とにより形成さ
れる干渉縞パターン像を撮像する撮像部(17)と、撮
像部(17)からの映像信号に基づく画像データを得る
A/D変換部(20)と、画像データにおける所定の単
位期間に相当する単位区分毎に、それがあらわす干渉縞
パターン像を形成する干渉縞の配置状態を検出する干渉
縞状態検出部(23,35,38)と、それからの検出
出力に基づいて被検査面(11)における欠陥に起因す
る干渉縞の変化を検出する欠陥検出部(26,37,4
0)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像手段を用いて被検
査面の表面状態に応じた変化を含む映像信号を得るとと
もに、その映像信号をディジタル的に処理することによ
り、被検査面における欠陥を検出して、それについての
データを得る表面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】物体の表面における打痕等の欠陥を検出
する表面検査装置として、撮像手段あるいは光検出手段
を用いるものが提案されている。斯かる撮像手段あるい
は光検出手段を用いた表面検査装置は、検査すべき物体
の表面、即ち、被検査面に照明光を入射させて、被検査
面からの反射光を撮像手段あるいは光検出手段に導き、
それにより撮像手段から得られる撮像出力信号もしくは
それに基づく映像信号、あるいは、光検出手段から得ら
れる検出出力信号を処理することにより、被検査面にお
ける打痕等の欠陥を検出するものとされる。
【0003】このような表面検査装置として、例えば、
特開昭 62-233710号公報には、光源からの光としてのレ
ーザスリット光が用いられるもとで、被検査面における
レーザスリット光による照明がなされた細線状部分から
の反射光がラインセンサにより検出されて、それにより
ラインセンサから得られる検出出力信号についての包絡
線波形信号が欠陥検出用信号として形成され、その欠陥
検出用信号におけるレベル変化に基づいて、被検査面に
おけるレーザスリット光による照明がなされた細線状部
分における欠陥が検知されるものとされた表面検査装置
が記載されている。そして、斯かる装置において行なわ
れる、欠陥検出用信号のレベル変化に基づく被検査面に
おける欠陥の検出は、包絡線波形信号である欠陥検出用
信号が、それが積分されて平均化されたレベルを有する
ものとされる比較基準信号とレベル比較され、欠陥検出
用信号にそのレベルが比較基準信号のレベルより低くな
る低レベル部分があるとき、その欠陥検出用信号の低レ
ベル部分に対応する、被検査面におけるレーザスリット
光による照明がなされた細線状部分における位置が欠陥
部位とされることによりなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如くの従来提案
されている撮像手段あるいは光検出手段を用いる表面検
査装置にあっては、撮像手段から得られる撮像出力信号
もしくはそれに基づく映像信号、あるいは、光検出手段
から得られる検出出力信号に基づいての被検査面上の欠
陥の検出に際して行なわれる、撮像手段からの撮像出力
信号もしくはそれに基づく映像信号、あるいは、光検出
手段からの検出出力信号に基づいて形成される欠陥検出
用信号と比較基準信号とのレベル比較にあたっての比較
基準信号のレベル設定が、大変に難しいものとされる。
即ち、比較基準信号についてのレベル設定の仕方によ
り、実際には欠陥に対応しない欠陥検出用信号のレベル
が、欠陥に対応するレベルとして検出されてしまう事
態、あるいは、実際には欠陥に対応する欠陥検出用信号
のレベルが、欠陥に対応するレベルとして検出されない
事態が、容易にまねかれることになり、欠陥検出用信号
における欠陥に対応するレベルだけを漏れなく検出する
ようになす比較基準信号のレベル設定は、極めて困難と
されるのである。換言すれば、このようなもとで行なわ
れる被検査面上の欠陥の検出には、正確さが欠けること
になってしまう。
【0005】斯かる点に鑑み、本発明は、被検査面に光
を入射させて、被検査面において反射した光が撮像手段
に導かれるようになし、それにより撮像手段から得られ
る撮像出力信号もしくはそれに基づく映像信号を処理し
て、被検査面における欠陥を検出するにあたり、被検査
面における打痕等の欠陥の正確な検出を、容易かつ迅速
に行なうことができるものとされる表面検査装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る表面検査装置は、光源からの光が被検
査面において反射して得られるその被検査面の状態に応
じた変化を有する反射光と光源からの光とにより形成さ
れる、被検査面の状態に応じた変化を伴う干渉縞パター
ン像を撮像し、干渉縞パターン像をあらわす映像信号を
送出する撮像部と、撮像部から得られる映像信号に基づ
く画像データを得るデータ形成部とに加えて、データ形
成部から得られる画像データにおける、映像信号におけ
る所定の単位期間に相当する単位区分毎に、その単位区
分があらわす干渉縞パターン像を形成する干渉縞の配置
状態を検出する干渉縞状態検出部と、干渉縞状態検出部
から得られる検出出力に基づいて、被検査面における欠
陥に起因する干渉縞の配置状態における変化を検出する
欠陥検出部と、欠陥検出部から得られる検出出力に基づ
いて、欠陥検出部により検出された干渉縞の配置状態に
おける変化を生じさせた欠陥についての情報をあらわす
欠陥データを得る欠陥データ形成部とを備えるものとさ
れて構成される。
【0007】そして、干渉縞状態検出部は、例えば、画
像データにおける単位区分毎に、それがあらわす干渉縞
パターン像を形成する干渉縞について、その間隔を検出
するもの,その配列方向における所定の単位範囲内毎の
数を検出するもの、あるいは、その空間周波数解析を行
なうものとされ、それに対応して、欠陥検出部が、干渉
縞状態検出部から得られる検出出力に基づいて、被検査
面における欠陥に起因する干渉縞の間隔の変化,被検査
面における欠陥に起因する所定の単位範囲内毎の干渉縞
の数の変化、あるいは、被検査面における欠陥に起因す
る干渉縞についての空間周波数の変化を検出するものと
される。
【0008】
【作用】上述の如くに構成される本発明に係る表面検査
装置にあっては、撮像部によって撮像される干渉縞パタ
ーン像が、被検査面に実質的に欠陥がない状態のもとに
あっては、全体に亙って略一定の間隔を有した干渉縞が
規則正しく配列されて成るものとされ、一方、被検査面
に欠陥がある状態のもとにあっては、被検査面における
欠陥に対応する部分に、他の部分に比して間隔が狭くか
つ不揃いで、数が多数とされる干渉縞が形成されてなる
ものとされる。そして、撮像部から得られる映像信号
は、干渉縞パターン像を、例えば、各干渉縞を低レベル
部(低輝度部)をもって、また、干渉縞の間の部分を高
レベル部(高輝度部)をもってあらわすものとされ、デ
ータ形成部から得られる映像信号に基づく画像データ
は、映像信号の低レベル部及び高レベル部に夫々対応す
る、干渉縞をあらわすデータ部分及び干渉縞の間の部分
をあらわすデータ部分を有するデータとされる。
【0009】このようなもとで、干渉縞状態検出部は、
例えば、映像信号における各水平期間に相当するものと
される画像データの単位区分毎に、例えば、それが含む
干渉縞をあらわすデータ部分についての、出現間隔もし
くは予め設定された単位時間当たりの出現数の検出、あ
るいは、出現間隔空間周波数の解析を行なう。斯かる出
現間隔もしくは予め設定された単位時間当たりの出現数
の検出、あるいは、出現間隔空間周波数の解析は、夫
々、干渉縞についての間隔もしくはその配列方向におけ
る所定の単位範囲内毎の数の検出、あるいは、干渉縞に
ついての空間周波数解析に対応する。
【0010】そして、干渉縞状態検出部が干渉縞につい
ての間隔を検出するものとされるとき、欠陥検出部は、
干渉縞状態検出部によって検出された干渉縞の間隔につ
いて、例えば、その最大値の略1/2未満となるものを
欠陥間隔として検出し、画像データの各単位区分におけ
る欠陥間隔を有する干渉縞をあらわすデータ部分、従っ
て、それに対応する映像信号の各水平期間中における欠
陥間隔を有する干渉縞をあらわす低レベル部を含む部分
を欠陥部分として特定する。それにより、撮像部によっ
て撮像される干渉縞パターン像中における、映像信号の
各水平期間中における欠陥部分に対応する部分が欠陥と
して特定されることになり、被検査面における欠陥の位
置と大きさとが検出されることになる。
【0011】また、干渉縞状態検出部が干渉縞について
のその配列方向における所定の単位範囲内毎の数を検出
するものとされるとき、欠陥検出部は、干渉縞状態検出
部によって検出された干渉縞のその配列方向における所
定の単位範囲内毎の数について、所定値を越えるものを
欠陥数として検出し、画像データの各単位区分における
欠陥数をもって配された干渉縞をあらわすデータ部分、
従って、それに対応する映像信号の各水平期間中におけ
る欠陥数をもって配された干渉縞をあらわす低レベル部
を含む部分を欠陥部分として特定する。それにより、撮
像部によって撮像される干渉縞パターン像中における、
映像信号の各水平期間中における欠陥部分に対応する部
分が欠陥として特定されることになり、被検査面におけ
る欠陥の位置と大きさとが検出されることになる。
【0012】さらに、干渉縞状態検出部が干渉縞につい
ての空間周波数解析を行なうものとされるとき、欠陥検
出部は、干渉縞状態検出部によって解析された空間周波
数について、所定値を越えるものを欠陥空間周波数とし
て検出し、画像データの各単位区分における欠陥空間周
波数をもって配された干渉縞をあらわすデータ部分、従
って、それに対応する映像信号の各水平期間中における
欠陥空間周波数をもって配された干渉縞をあらわす低レ
ベル部を含む部分を欠陥部分として特定する。それによ
り、撮像部によって撮像される干渉縞パターン像中にお
ける、映像信号の各水平期間中における欠陥部分に対応
する部分が欠陥として特定されることになり、被検査面
における欠陥の位置と大きさとが検出されることにな
る。
【0013】そして、欠陥データ形成部は、欠陥検出部
により検出された、被検査面における欠陥の位置,大き
さ等をあらわすデータを欠陥データとして形成する。
【0014】その結果、本発明に係る表面検査装置にお
いては、被検査面における打痕等の欠陥の正確な検出
が、前述の如くに難しいものとされる欠陥検出用信号に
対する比較基準信号のレベル設定等が要されることな
く、容易かつ迅速に行なわれることになる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明に係る表面検査装置の第1の
例を示す。図1においては、表面状態が検査される被検
査面11に対する干渉縞パターン形成部が設けられてお
り、この干渉縞パターン形成部は、例えば、ハロゲンラ
ンプを内蔵し、ハロゲンランプからの光を光束をなすも
のとして発する光源12と、光源12からの光のうちの
特定の波長域のものを通過させる分光フィルタ13と、
分光フィルタ13を通過した光源12からの光14が入
射せしめられるハーフミラー部15とを含んで構成され
ている。
【0016】この干渉縞パターン形成部にあっては、分
光フィルタ13を通過した光源12からの光14の一部
が、ハーフミラー部15において、例えば、その光軸方
向が90度変化せしめられるように反射して被検査面1
1に入射し、被検査面11において反射する。このよう
にして得られる被検査面11からの反射光14’は、被
検査面11の表面状態に応じた位相変化,強度変化等を
有することになる。そして、被検査面11からの反射光
14’は、ハーフミラー部15に入射する。
【0017】従って、ハーフミラー部15には、分光フ
ィルタ13を通過した光源12からの光14と被検査面
11からの反射光14’とが入射することになり、夫々
は、実質的に同一の光源から発した光が2分割され、各
々が相互に異なった光路を経て再び重なるものであるの
で、両者は各々の光路差に起因する干渉を生じ、ハーフ
ミラー部15の位置に干渉縞パターン像が形成される。
斯かる干渉縞パターン像は、被検査面11からの反射光
14’における被検査面11の表面状態に応じた位相変
化,強度変化等の影響を受けるものとなり、例えば、被
検査面11におけるハーフミラー部15で反射した光1
4が入射する部分の表面状態が実質的に傷等の欠陥がな
い状態とされている場合には、図4に示される如くの、
略一定の幅W及び間隔Tを有した多数の干渉縞が規則的
に配されて成るものとされ、それに対して、被検査面1
1におけるハーフミラー部15で反射した光14が入射
する部分の表面状態が打痕等の欠陥がある状態とされて
いる場合には、図5に示される如くの、多数の干渉縞
が、その打痕等の欠陥に対応する部分において、他の部
分に比して小なる幅W及び間隔Tを有し、かつ、数が増
加するものとして配されて成るものとされる。
【0018】ハーフミラー部15に関して被検査面11
とは反対側となる位置に、分光フィルタ16と撮像部1
7とが配されている。分光フィルタ16は、分光フィル
タ13と同様な特定の波長域の光を通過させるものとさ
れ、また、撮像部17は、例えば、多数の微小な光電変
換領域が行列配置されるとともに、外部から入射する光
に基づいて各光電変換領域に得られる信号電荷を所定の
態様をもって転送するチャージ・カップルド・ディバイ
ス(CCD)により形成された電荷転送部が設けられた
受光・光電変換面を備える固体撮像部、及び、固体撮像
部から得られる撮像出力信号に基づく映像信号を得る映
像信号形成部を含んで構成される。そして、撮像部17
には、ハーフミラー部15を透過した光が分光フィルタ
16を通じて入射し、撮像部17によってハーフミラー
部15の位置に形成された干渉縞パターン像についての
撮像が行なわれる。このようにして、撮像部17によっ
て撮像される撮像干渉縞パターン像は、撮像部17の受
光・光電変換面に対応した矩形内におさめられる図4も
しくは図5に示される如くのものとされ、斯かる撮像干
渉縞パターン像に対応する被検査面11上の領域が検査
領域11Tとされる。
【0019】撮像部17からは、図4もしくは図5に示
される如くの撮像干渉縞パターン像に応じた映像信号S
Vが、例えば、撮像部17における各撮像画面分(多数
のライン期間(水平期間)分を含む1フレーム期間分)
を単位として得られ、その映像信号SVが、出力端子1
8を通じてアナログ−ディジタル変換部(A/D変換
部)20に供給される。A/D変換部20においては、
撮像部17から1フレーム期間分を単位として順次到来
する映像信号SVに基づいて、撮像干渉縞パターン像を
輝度レベルをもってあらわす画像データDXが形成さ
れ、その画像データDXが、映像信号SVの1フレーム
期間分に対応する分ずつ、フレームメモリ部21に格納
される。画像データDXのフレームメモリ部21への格
納は、メモリ制御部22からフレームメモリ部21に供
給される書込制御信号CW1に従って行なわれる。
【0020】フレームメモリ部21に格納された、映像
信号SVの1フレーム期間分に対応する画像データDX
は、メモリ制御部22からフレームメモリ部21に供給
される読出制御信号CR1に従って、例えば、映像信号
SVの各ライン期間分ずつ適宜読み出され、順次読み出
される映像信号SVの各ライン期間分の画像データDP
の夫々が区分画像データDXPとされて干渉縞間隔検出
部23に供給される。そして、干渉縞間隔検出部23に
おいては、フレームメモリ部21からの各区分画像デー
タDXPがあらわす撮像干渉縞パターン像を形成する干
渉縞の間隔Tが順次検出される。
【0021】被検査面11上の検査領域11Tの表面状
態が実質的に傷等の欠陥がない状態とされている場合に
は、撮像干渉縞パターン像は、図4に示される如くの、
一端部Pから検査領域11TにおけるZ方向に対応する
ZI方向に沿って他端部Qに向かう方向に、多数の干渉
縞が略一定の幅W及び間隔Tを有して規則的に配されて
成るものとされる。従って、撮像干渉縞パターン像上の
ライン方向に沿う線Haに対応する映像信号SVの1ラ
イン期間分に基づいて得られる区分画像データDXP
は、撮像干渉縞パターン像を形成する干渉縞を略一定の
幅W及び間隔Tを有するものとしてあらわすことにな
る。
【0022】それゆえ、斯かるもとで干渉縞間隔検出部
23において検出される干渉縞の間隔Tは、略一定のも
のとされ、図4に示される如くの撮像干渉縞パターン像
における一端部PからZI方向に沿って他端部Qに向か
う向きに計測される距離Dが横軸にとられ、干渉縞の間
隔Tがとられてあらわされる図6のグラフにおいて、実
質的に横軸に平行な直線TAによりあらわされる間隔T
aとされる。
【0023】それに対して、被検査面11上の検査領域
11Tの表面状態が打痕等の欠陥がある状態とされてい
る場合には、撮像干渉縞パターン像は、図5に示される
如くの、一端部PからZI方向に沿って他端部Qに向か
う方向に、多数の干渉縞が、打痕等の欠陥に対応する部
分において、他の部分に比して小なる幅W及び間隔Tを
有し、かつ、数が増加するものとして配されて成るもの
とされる。従って、撮像干渉縞パターン像上の欠陥に対
応する部分を通るライン方向に沿う線Hbに対応する映
像信号SVの1ライン期間分に基づいて得られる区分画
像データDXPは、撮像干渉縞パターン像を形成する干
渉縞を、検査領域11Tの表面における欠陥に対応する
部分において、他の部分に比して小なる幅W及び間隔T
を有し、かつ、数が増加するものとしてあらわすことに
なる。
【0024】それゆえ、斯かるもとで干渉縞間隔検出部
23において検出される干渉縞の間隔Tは、検査領域1
1Tの表面における欠陥に対応して、欠陥に対応しない
値に比して小なる値をとるものとされ、図5に示される
如くの撮像干渉縞パターン像における一端部PからZI
方向に沿って他端部Qに向かう向きに計測される距離D
が横軸にとられ、干渉縞の間隔Tがとられてあらわされ
る図7のグラフにおいて、実質的に折線TBによりあら
わされる、間隔Ta及びそれより小なるものとなるよう
に変化した間隔となる。
【0025】干渉縞間隔検出部23からは、上述の如く
にして、被検査面11上の検査領域11Tの表面状態が
実質的に傷等の欠陥がない状態、もしくは、被検査面1
1上の検査領域11Tの表面状態が打痕等の欠陥がある
状態のもとで、映像信号SVの1ライン期間分に基づい
て得られる区分画像データDXP毎に検出される、干渉
縞の間隔Tをあらわす間隔検出出力データDTが得ら
れ、その間隔検出出力データDTがデータメモリ部24
に格納される。間隔検出出力データDTのデータメモリ
部24への格納は、メモリ制御部25からデータメモリ
部24に供給される書込制御信号CW2に従って行なわ
れる。
【0026】データメモリ部24に格納された間隔検出
出力データDTは、メモリ制御部25からデータメモリ
部24に供給される読出制御信号CR2に従って、例え
ば、各区分画像データDXPに対応する分ずつ、即ち、
映像信号SVの各ライン期間に相当する分ずつ順次読み
出され、順次読み出される各区分画像データDXPに対
応する分の間隔検出出力データDTが、欠陥検出部26
に供給される。読出制御信号CR2は、データメモリ部
24に格納された間隔検出出力データDTが各区分画像
データDXPに対応する分ずつ順次読み出されるように
なすものであるので、図4あるいは図5に示される撮像
干渉縞パターン像上のZI方向における距離Dをとる各
位置に対応するものとされることになる。
【0027】欠陥検出部26は、各区分画像データDX
Pに対応する分の間隔検出出力データDTがあらわす干
渉縞の間隔Tのうちの、検査領域11Tの表面における
欠陥に対応するものを検出する。そのため、欠陥検出部
26にあっては、検査領域11Tの表面状態が実質的に
傷等の欠陥がない状態のもとで干渉縞間隔検出部23に
より検出される干渉縞の間隔T(Ta)の略1/2程度
とされる所定の基準間隔Trが設定されて、各区分画像
データDXPに対応する分の間隔検出出力データDTが
あらわす干渉縞の間隔Tが基準間隔Trと比較され、間
隔検出出力データDTがあらわす干渉縞の間隔Tが基準
間隔Tr以下であるとき、そのときの間隔検出出力デー
タDTがあらわす干渉縞の間隔Tが、検査領域11Tの
表面における欠陥に対応するものとされる。
【0028】検査領域11Tの表面状態が実質的に傷等
の欠陥がない状態とされている場合には、図6のグラフ
に示される如くに、干渉縞間隔検出部23において検出
される干渉縞の間隔T(直線TAによりあらわされる間
隔Ta)が常時基準間隔Trを越えるものとされるの
で、欠陥検出部26において、検査領域11Tの表面に
おける欠陥に対応する干渉縞の間隔Tは検出されない。
それに対して、検査領域11Tの表面状態が打痕等の欠
陥がある状態とされている場合には、図7のグラフに示
される如くに、干渉縞間隔検出部23において検出され
る干渉縞の間隔T(折線TBによりあらわされる)が、
基準間隔Tr以下となる変化部分(距離DがD1からD
2までの部分PDD)を含むものとなり、欠陥検出部2
6において、その基準間隔Tr以下となる変化部分が欠
陥に対応する干渉縞の間隔Tとして検出される。
【0029】欠陥検出部26からは、欠陥に対応する干
渉縞の間隔Tが検出されたとき、それに応じた欠陥間隔
データDTDが送出されて、欠陥位置検出部27及び欠
陥グレード判定部28に供給される。欠陥位置検出部2
7には、メモリ制御部25からの読出制御信号CR2も
供給され、欠陥位置検出部27においては、欠陥検出部
26からの欠陥間隔データDTDの供給に応じて、その
ときにおけるメモリ制御部25からの読出制御信号CR
2が取り込まれ、取り込まれた読出制御信号CR2に対
応する、図5に示される撮像干渉縞パターン像上のZI
方向における距離Dをとる位置、即ち、図7のグラフに
示される部分PDDの位置が検出される。従って、欠陥
間隔データDTDがあらわす欠陥に対応する干渉縞の間
隔Tに対応する、図5に示される撮像干渉縞パターン像
上の位置が検出されるのであり、斯かる位置は検査領域
11Tの表面における欠陥の位置に対応する。そして、
欠陥位置検出部27から、図5に示される撮像干渉縞パ
ターン像上における干渉縞の間隔Tが欠陥に対応するも
のとなる位置、従って、検査領域11Tの表面における
欠陥の位置をあらわす欠陥位置データDDSが得られ
て、欠陥データ形成部29に供給される。
【0030】また、欠陥グレード判定部28にあって
は、欠陥検出部26からの欠陥間隔データDTDに基づ
き、欠陥間隔データDTDがあらわす欠陥に対応する干
渉縞の間隔Tに対応する、図5に示される撮像干渉縞パ
ターン像上の部分の規模が判定され、斯かる規模は検査
領域11Tの表面における欠陥の規模に対応する。そし
て、欠陥グレード判定部28から、図5に示される撮像
干渉縞パターン像上における干渉縞の間隔Tが欠陥に対
応するものとなる部分の規模、従って、検査領域11T
の表面における欠陥の規模をあらわす欠陥グレードデー
タDDGが得られて、欠陥データ形成部29に供給され
る。
【0031】欠陥データ形成部29においては、欠陥位
置検出部27からの欠陥位置データDDS及び欠陥グレ
ード判定部28からの欠陥グレードデータDDGに基づ
き、欠陥位置データDDS及び欠陥グレードデータDD
Gの夫々の内容についての情報を含んだ欠陥データDD
が形成され、その欠陥データDDがデータメモリ部30
に格納される。欠陥データDDのデータメモリ部30へ
の格納は、メモリ制御部31から欠陥データメモリ部3
0に供給される書込制御信号CW3に従って行なわれ
る。そして、欠陥データメモリ部30に格納された欠陥
データDDは、メモリ制御部31から欠陥データメモリ
部30に供給される読出制御信号CR3に従って適宜読
み出され、欠陥データ出力端子32を通じて送出され
る。
【0032】上述の如くの動作を行なう撮像部17,メ
モリ制御部22,25及び31は、それらに対して設け
られた制御ユニット33からの動作制御信号CI,CM
1,CM2及びCM3が夫々供給されて、相互間の動作
タイミングの制御等が制御ユニット33により総合的に
行なわれるものとされている。
【0033】図2は、本発明に係る表面検査装置の第2
の例を示す。この第2の例は、図1に示される第1の例
における干渉縞間隔検出部23,データメモリ部24及
び欠陥検出部26に代えて、干渉縞数検出部35,デー
タメモリ部36及び欠陥検出部37が夫々設けられたも
のに相当し、干渉縞数検出部35,データメモリ部36
及び欠陥検出部37以外の主要部分については、図1に
示される第1の例と同様に構成されている。そして、図
2において、図1に示される各構成要素,データ,信号
等に夫々対応する構成要素,データ,信号等は、図1と
共通の符号が付されて示されており、それらについての
重複説明は省略される。
【0034】図2に示される第2の例にあっては、干渉
縞数検出部35に、フレームメモリ部21から読み出さ
れる、映像信号SVの各ライン期間分に対応する区分画
像データDXPが順次供給される。そして、干渉縞数検
出部35においては、各区分画像データDXPがあらわ
す撮像干渉縞パターン像を形成する干渉縞についての、
それらの配列方向における所定の単位範囲内毎の数が検
出される。そして、干渉縞数検出部35において設定さ
れる所定の単位範囲は、図4もしくは図5に示される如
くの撮像干渉縞パターン像において、その一端部Pから
ZI方向に沿って他端部Qに向かう向きに、所定の等間
隔をおいて多数のサンプル点が配され、これら多数のサ
ンプル点(端部P及びQの極近傍におけるものを除く)
の夫々について、各サンプル点がZI方向の中央位置と
なるようにZI方向に広がる比較的小なる領域が設定さ
れることにより成るものとされる。
【0035】被検査面11上の検査領域11Tの表面状
態が実質的に傷等の欠陥がない状態とされている場合に
は、撮像干渉縞パターン像は、図4に示される如くの、
一端部Pから検査領域11TにおけるZ方向に対応する
ZI方向に沿って他端部Qに向かう方向に、多数の干渉
縞が略一定の幅W及び間隔Tを有して規則的に配されて
成るものとされる。従って、撮像干渉縞パターン像上の
ライン方向に沿う線Haに対応する映像信号SVの1ラ
イン期間分に基づいて得られる区分画像データDXP
は、撮像干渉縞パターン像を形成する干渉縞を略一定の
間隔W及び間隔Tを有するものとしてあらわすことにな
る。
【0036】それゆえ、干渉縞数検出部35において検
出される、干渉縞についてのそれらの配列方向における
所定の単位範囲内毎の数N(以下、干渉縞数Nという)
は、図4もしくは図5に示される如くの撮像干渉縞パタ
ーン像における端部P及びQの極近傍に対応するものを
除いて、略一定のものとされ、図4に示される如くの撮
像干渉縞パターン像における一端部PからZI方向に沿
って他端部Qに向かう向きに計測される距離Dが横軸に
とられ、干渉縞数Nがとられてあらわされる図8のグラ
フにおいて、実質的に横軸に平行な直線NAによりあら
わされる数Naとされる。
【0037】それに対して、被検査面11上の検査領域
11Tの表面状態が打痕等の欠陥がある状態とされてい
る場合には、撮像干渉縞パターン像は、図5に示される
如くの、一端部PからZI方向に沿って他端部Qに向か
う方向に、多数の干渉縞が、打痕等の欠陥に対応する部
分において、他の部分に比して小なる幅W及び間隔Tを
有し、かつ、数が増加するものとして配されて成るもの
とされる。従って、撮像干渉縞パターン像上の欠陥に対
応する部分を通るライン方向に沿う線Hbに対応する映
像信号SVの1ライン期間分に基づいて得られる区分画
像データDXPは、撮像干渉縞パターン像を形成する干
渉縞を、検査領域11Tの表面における欠陥に対応する
部分において、他の部分に比して小なる幅W及び間隔T
を有し、かつ、数が増加するものとしてあらわすことに
なる。
【0038】それゆえ、斯かるもとで干渉縞数検出部3
5において検出される干渉縞数Nは、検査領域11Tの
表面における欠陥に対応して、欠陥に対応しない値に比
して大なる値をとるものとされ、図5に示される如くの
撮像干渉縞パターン像における一端部PからZI方向に
沿って他端部Qに向かう向きに計測される距離Dが横軸
にとられ、干渉縞数Nがとられてあらわされる図9のグ
ラフにおいて、実質的に折線NBによりあらわされる、
数Na及びそれより大なるものとなるように変化した数
となる。
【0039】干渉縞数検出部35からは、上述の如くに
して、被検査面11上の検査領域11Tの表面状態が実
質的に傷等の欠陥がない状態、もしくは、被検査面11
上の検査領域11Tの表面状態が打痕等の欠陥がある状
態のもとで、映像信号SVの1ライン期間分に基づいて
得られる区分画像データDXP毎に検出される、干渉縞
数Nをあらわす干渉縞数検出出力データDNが得られ、
その干渉縞数検出出力データDNがデータメモリ部36
に格納される。干渉縞数検出出力データDNのデータメ
モリ部36への格納は、メモリ制御部25からデータメ
モリ部36に供給される書込制御信号CW2に従って行
なわれる。
【0040】データメモリ部36に格納された干渉縞数
検出出力データDNは、メモリ制御部25からデータメ
モリ部36に供給される読出制御信号CR2に従って、
例えば、各区分画像データDXPに対応する分ずつ、即
ち、映像信号SVの各ライン期間に相当する分ずつ順次
読み出され、順次読み出される各区分画像データDXP
に対応する分の干渉縞数検出出力データDNが、欠陥検
出部37に供給される。読出制御信号CR2は、データ
メモリ部36に格納された干渉縞数検出出力データDN
が各区分画像データDXPに対応する分ずつ順次読み出
されるようになすものであるので、図4あるいは図5に
示される撮像干渉縞パターン像上のZI方向における距
離Dをとる各位置に対応するものとされることになる。
【0041】欠陥検出部37は、各区分画像データDX
Pに対応する分の干渉縞数検出出力データDNがあらわ
す干渉縞数Nのうちの、検査領域11Tの表面における
欠陥に対応するものを検出する。そのため、欠陥検出部
37にあっては、検査領域11Tの表面状態が実質的に
傷等の欠陥がない状態のもとで干渉縞数検出部35によ
り検出される干渉縞数N(Na)の略2倍程度とされる
所定の基準干渉縞数Nrが設定されて、各区分画像デー
タDXPに対応する分の干渉縞数検出出力データDNが
あらわす干渉縞数Nが基準干渉縞数Nrと比較され、干
渉縞数検出出力データDNがあらわす干渉縞数Nが基準
干渉縞数Nr以上であるとき、そのときの干渉縞数検出
出力データDNがあらわす干渉縞数Nが、検査領域11
Tの表面における欠陥に対応するものとされる。
【0042】検査領域11Tの表面状態が実質的に傷等
の欠陥がない状態とされている場合には、図8のグラフ
に示される如くに、干渉縞数検出部35において検出さ
れる干渉縞数N(直線NAによりあらわされる干渉縞数
Na)が常時基準干渉縞数Nr未満のものとされるの
で、欠陥検出部37において、検査領域11Tの表面に
おける欠陥に対応する干渉縞数Nは検出されない。それ
に対して、検査領域11Tの表面状態が打痕等の欠陥が
ある状態とされている場合には、図9のグラフに示され
る如くに、干渉縞数検出部35において検出される干渉
縞数N(折線NBによりあらわされる)が、基準干渉縞
数Nr以上となる変化部分(距離DがD1’からD2’
までの部分PDD’)を含むものとなり、欠陥検出部3
7において、その基準干渉縞数Nr以上となる変化部分
が欠陥に対応する干渉縞数Nとして検出される。
【0043】欠陥検出部37からは、欠陥に対応する干
渉縞数Nが検出されたとき、それに応じた欠陥干渉縞数
データDNDが送出されて、欠陥位置検出部27及び欠
陥グレード判定部28に供給される。欠陥位置検出部2
7及び欠陥グレード判定部28においては、図1に示さ
れる第1の例の欠陥位置検出部27及び欠陥グレード判
定部28において、欠陥検出部26からの欠陥間隔デー
タDTDに基づき、検査領域11Tの表面における欠陥
の位置をあらわす欠陥位置データDDS及び検査領域1
1Tの表面における欠陥の規模をあらわす欠陥グレード
データDDGが夫々得られるのと同様にして、欠陥検出
部37からの欠陥干渉縞数データDNDに基づき、検査
領域11Tの表面における欠陥の位置をあらわす欠陥位
置データDDS及び検査領域11Tの表面における欠陥
の規模をあらわす欠陥グレードデータDDGが夫々得ら
れる。そして、欠陥データ形成部29において、欠陥位
置検出部27からの欠陥位置データDDS及び欠陥グレ
ード判定部28からの欠陥グレードデータDDGに基づ
き、欠陥位置データDDS及び欠陥グレードデータDD
Gの夫々の内容についての情報を含んだ欠陥データDD
が形成される。
【0044】図3は、本発明に係る表面検査装置の第3
の例を示す。この第3の例は、図1に示される第1の例
における干渉縞間隔検出部23,データメモリ部24及
び欠陥検出部26に代えて、空間周波数解析部38,デ
ータメモリ部39及び欠陥検出部40が夫々設けられた
ものに相当し、空間周波数解析部38,データメモリ部
39及び欠陥検出部40以外の主要部分については、図
1に示される第1の例と同様に構成されている。そし
て、図3において、図1に示される各構成要素,デー
タ,信号等に夫々対応する構成要素,データ,信号等
は、図1と共通の符号が付されて示されており、それら
についての重複説明は省略される。
【0045】図3に示される第3の例にあっては、空間
周波数解析部38に、フレームメモリ部21から読み出
される、映像信号SVの各ライン期間分に対応する区分
画像データDXPが順次供給される。そして、空間周波
数解析部38においては、各区分画像データDXPがあ
らわす撮像干渉縞パターン像を形成する干渉縞について
の、それらの配列方向における空間周波数についての解
析が行なわれる。
【0046】被検査面11上の検査領域11Tの表面状
態が実質的に傷等の欠陥がない状態とされている場合に
は、撮像干渉縞パターン像は、図4に示される如くの、
一端部Pから検査領域11TにおけるZ方向に対応する
ZI方向に沿って他端部Qに向かう方向に、多数の干渉
縞が略一定の幅W及び間隔Tを有して規則的に配されて
成るものとされる。従って、撮像干渉縞パターン像上の
ライン方向に沿う線Haに対応する映像信号SVの1ラ
イン期間分に基づいて得られる区分画像データDXP
は、撮像干渉縞パターン像を形成する干渉縞を略一定の
間隔W及び間隔Tを有するものとしてあらわすことにな
る。それゆえ、空間周波数解析部38において解析され
る干渉縞についての空間周波数は、略一定とされる所定
の値をとるものとされる。
【0047】それに対して、被検査面11上の検査領域
11Tの表面状態が打痕等の欠陥がある状態とされてい
る場合には、撮像干渉縞パターン像は、図5に示される
如くの、一端部PからZI方向に沿って他端部Qに向か
う方向に、多数の干渉縞が、打痕等の欠陥に対応する部
分において、他の部分に比して小なる幅W及び間隔Tを
有し、かつ、数が増加するものとして配されて成るもの
とされる。従って、撮像干渉縞パターン像上の欠陥に対
応する部分を通るライン方向に沿う線Hbに対応する映
像信号SVの1ライン期間分に基づいて得られる区分画
像データDXPは、撮像干渉縞パターン像を形成する干
渉縞を、検査領域11Tの表面における欠陥に対応する
部分において、他の部分に比して小なる幅W及び間隔T
を有し、かつ、数が増加するものとしてあらわすことに
なる。
【0048】それゆえ、斯かるもとで空間周波数解析部
38において解析される干渉縞についての空間周波数
は、検査領域11Tの表面における欠陥に対応して、欠
陥に対応しない略一定とされる所定の値に比して著しく
大なる値をとるものとされ、検査領域11Tの表面にお
ける欠陥に対応する変化を伴うものとなる。
【0049】空間周波数解析部38からは、上述の如く
にして、被検査面11上の検査領域11Tの表面状態が
実質的に傷等の欠陥がない状態、もしくは、被検査面1
1上の検査領域11Tの表面状態が打痕等の欠陥がある
状態のもとで、映像信号SVの1ライン期間分に基づい
て得られる区分画像データDXP毎に解析される、干渉
縞についての空間周波数をあらわす空間周波数データD
Fが得られ、その空間周波数データDFがデータメモリ
部39に格納される。空間周波数データDFのデータメ
モリ部39への格納は、メモリ制御部25からデータメ
モリ部39に供給される書込制御信号CW2に従って行
なわれる。
【0050】データメモリ部39に格納された空間周波
数データDFは、メモリ制御部25からデータメモリ部
39に供給される読出制御信号CR2に従って、例え
ば、各区分画像データDXPに対応する分ずつ、即ち、
映像信号SVの各ライン期間に相当する分ずつ順次読み
出され、順次読み出される各区分画像データDXPに対
応する分の空間周波数データDFが、欠陥検出部40に
供給される。読出制御信号CR2は、データメモリ部3
9に格納された空間周波数データDFが各区分画像デー
タDXPに対応する分ずつ順次読み出されるようになす
ものであるので、図4あるいは図5に示される撮像干渉
縞パターン像上のZI方向における距離Dをとる各位置
に対応するものとされることになる。
【0051】欠陥検出部40は、各区分画像データDX
Pに対応する分の空間周波数データDFがあらわす空間
周波数のうちの、検査領域11Tの表面における欠陥に
対応するものを検出する。そのため、欠陥検出部40に
あっては、検査領域11Tの表面状態が実質的に傷等の
欠陥がない状態のもとで空間周波数解析部38により求
められる所定の値の空間周波数の略2倍程度とされる所
定の基準空間周波数が設定されて、各区分画像データD
XPに対応する分の空間周波数データDFがあらわす空
間周波数が基準空間周波数と比較され、空間周波数デー
タDFがあらわす空間周波数が基準空間周波数以上であ
るとき、そのときの空間周波数データがあらわす空間周
波数が、検査領域11Tの表面における欠陥に対応する
ものとされる。
【0052】検査領域11Tの表面状態が実質的に傷等
の欠陥がない状態とされている場合には、空間周波数解
析部38において解析される空間周波数が常時基準空間
周波数未満とされるので、欠陥検出部40において、検
査領域11Tの表面における欠陥に対応する空間周波数
は検出されない。それに対して、検査領域11Tの表面
状態が打痕等の欠陥がある状態とされている場合には、
空間周波数解析部38において解析される空間周波数
が、基準空間周波数以上となる変化部分を含むものとな
り、欠陥検出部40において、その基準空間周波数以上
となる変化部分が欠陥に対応する空間周波数として検出
される。
【0053】欠陥検出部40からは、欠陥に対応する空
間周波数が検出されたとき、それに応じた欠陥空間周波
数データDFDが送出されて、欠陥位置検出部27及び
欠陥グレード判定部28に供給される。欠陥位置検出部
27及び欠陥グレード判定部28においては、図1に示
される第1の例の欠陥位置検出部27及び欠陥グレード
判定部28において、欠陥検出部26からの欠陥間隔デ
ータDTDに基づき、検査領域11Tの表面における欠
陥の位置をあらわす欠陥位置データDDS及び検査領域
11Tの表面における欠陥の規模をあらわす欠陥グレー
ドデータDDGが夫々得られるのと同様にして、欠陥検
出部40からの欠陥空間周波数データDFDに基づき、
検査領域11Tの表面における欠陥の位置をあらわす欠
陥位置データDDS及び検査領域11Tの表面における
欠陥の規模をあらわす欠陥グレードデータDDGが夫々
得られる。そして、欠陥データ形成部29において、欠
陥位置検出部27からの欠陥位置データDDS及び欠陥
グレード判定部28からの欠陥グレードデータDDGに
基づき、欠陥位置データDDS及び欠陥グレードデータ
DDGの夫々の内容についての情報を含んだ欠陥データ
DDが形成される。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如くに、本発明
に係る表面検査装置にあっては、撮像部によって撮像さ
れる干渉縞パターン像が、被検査面に実質的に欠陥がな
い状態のもとにおいて、全体に亙って略一定の間隔を有
した干渉縞が規則正しく配列されて成るものとされ、一
方、被検査面に欠陥がある状態のもとにおいて、被検査
面における欠陥に対応する部分に、他の部分に比して間
隔が狭くかつ不揃いで、数が多数とされる干渉縞が形成
されてなるものとされる。斯かるもとで、撮像部から得
られる映像信号は、干渉縞パターン像を、例えば、各干
渉縞を低レベル部(低輝度部)をもって、また、干渉縞
の間の部分を高レベル部(高輝度部)をもってあらわす
ものとされ、その映像信号に基づく画像データは、映像
信号の低レベル部及び高レベル部に夫々対応する、干渉
縞をあらわすデータ部分及び干渉縞の間の部分をあらわ
すデータ部分を有するデータとされる。そして、例え
ば、映像信号における各水平期間に相当するものとされ
る画像データの単位区分毎に、それがあらわす干渉縞パ
ターン像を形成する干渉縞の配置状態が検出され、その
検出出力に基づいて被検査面における欠陥に起因する干
渉縞の配置状態における変化が検出され、検出された干
渉縞の配置状態における変化を生じさせた欠陥について
の情報をあらわす欠陥データが得られる。
【0055】従って、本発明に係る表面検査装置によれ
ば、被検査面における打痕等の欠陥の正確な検出が、前
述の如くに難しいものとされる欠陥検出用信号に対する
比較基準信号のレベル設定等を必要とすることなく、容
易かつ迅速に行なうことができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面検査装置の第1の例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】本発明に係る表面検査装置の第2の例を示すブ
ロック構成図である。
【図3】本発明に係る表面検査装置の第3の例を示すブ
ロック構成図である。
【図4】本発明に係る表面検査装置の例において形成さ
れる干渉縞パターン像の説明に供される概念図である。
【図5】本発明に係る表面検査装置の例において形成さ
れる干渉縞パターン像の説明に供される概念図である。
【図6】本発明に係る表面検査装置の第1の例における
干渉縞の間隔の説明に供されるグラフである。
【図7】本発明に係る表面検査装置の第1の例における
干渉縞の間隔の説明に供されるグラフである。
【図8】本発明に係る表面検査装置の第2の例における
干渉縞数の説明に供されるグラフである。
【図9】本発明に係る表面検査装置の第2の例における
干渉縞数の説明に供されるグラフである。
【符号の説明】
11 被検査面 11T 検査領域 12 光源 13,16 分光フィルタ 15 ハーフミラー部 17 撮像部 20 A/D変換部 21 フレームメモリ部 22,25,31 メモリ制御部 23 干渉縞間隔検出部 24,36,39 データメモリ部 26,37,40 欠陥検出部 27 欠陥位置検出部 28 欠陥グレード判定部 29 欠陥データ形成部 30 欠陥データメモリ部 33 制御ユニット 35 干渉縞数検出部 38 空間周波数解析部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源からの光が被検査面において反射して
    得られる該被検査面の状態に応じた変化を有する反射光
    と上記光源からの光とにより形成される、上記被検査面
    の状態に応じた変化を伴う干渉縞パターン像を撮像し、
    該干渉縞パターン像をあらわす映像信号を送出する撮像
    部と、 該撮像部から得られる映像信号に基づく画像データを得
    るデータ形成部と、 該データ形成部から得られる画像データにおける、上記
    映像信号における所定の単位期間に相当する単位区分毎
    に、該単位区分があらわす上記干渉縞パターン像を形成
    する干渉縞の配置状態を検出する干渉縞状態検出部と、 該干渉縞状態検出部から得られる検出出力に基づいて、
    上記被検査面における欠陥に起因する上記干渉縞の配置
    状態における変化を検出する欠陥検出部と、 該欠陥検出部から得られる検出出力に基づいて、上記欠
    陥検出部により検出された上記干渉縞の配置状態におけ
    る変化を生じさせた欠陥についての情報をあらわす欠陥
    データを得る欠陥データ形成部と、を備えて構成される
    表面検査装置。
  2. 【請求項2】干渉縞状態検出部が、画像データにおける
    単位区分毎に、該単位区分があらわす干渉縞パターン像
    を形成する干渉縞の間隔を検出するものとされ、また、
    欠陥検出部が、上記干渉縞状態検出部から得られる検出
    出力に基づいて、被検査面における欠陥に起因する上記
    干渉縞の間隔の変化を検出するものとされることを特徴
    とする請求項1記載の表面検査装置。
  3. 【請求項3】干渉縞状態検出部が、画像データにおける
    単位区分毎に、該単位区分があらわす干渉縞パターン像
    を形成する干渉縞についての該干渉縞の配列方向におけ
    る所定の単位範囲内毎の数を検出するものとされ、ま
    た、欠陥検出部が、上記干渉縞状態検出部から得られる
    検出出力に基づいて、被検査面における欠陥に起因する
    上記所定の単位範囲内毎の上記干渉縞の数の変化を検出
    するものとされることを特徴とする請求項1記載の表面
    検査装置。
  4. 【請求項4】干渉縞状態検出部が、画像データにおける
    単位区分毎に、該単位区分があらわす干渉縞パターン像
    を形成する干渉縞についての空間周波数解析を行なうも
    のとされ、欠陥検出部が、上記干渉縞状態検出部から得
    られる検出出力に基づいて、被検査面における欠陥に起
    因する上記干渉縞についての空間周波数の変化を検出す
    るものとされることを特徴とする請求項1記載の表面検
    査装置。
  5. 【請求項5】干渉縞状態検出部が、画像データにおける
    単位区分を、映像信号における各水平期間に相当するも
    のとなすことを特徴とする請求項2,3又は4記載の表
    面検査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005189029A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 基板汚染粒子検出方法およびその装置

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