JPH0726067A - ビードインシュレーションゴム組成物 - Google Patents
ビードインシュレーションゴム組成物Info
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- JPH0726067A JPH0726067A JP5175712A JP17571293A JPH0726067A JP H0726067 A JPH0726067 A JP H0726067A JP 5175712 A JP5175712 A JP 5175712A JP 17571293 A JP17571293 A JP 17571293A JP H0726067 A JPH0726067 A JP H0726067A
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- Japan
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- bead
- rubber composition
- insulation rubber
- fatty acid
- bead insulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 空気入りタイヤの鋼線束よりなるビードコア
を包囲するビードインシュレーションゴム組成物におい
て、ゴム成分100重量部に対し、加硫促進助剤として
脱水ひまし油脂肪酸を0.1〜20重量部含有させたビ
ードインシュレーションゴム組成物。 【効果】 加硫前においては、軟化剤として働き、他の
軟化剤の配合を不要にして、作業性を改良し、生産性を
上げる。加硫時、硫黄と反応して硬度を確保し、補強性
を上げ、リム装着時のフィット性(締まり)を上げ、運
動性能における横剛性を高める。
を包囲するビードインシュレーションゴム組成物におい
て、ゴム成分100重量部に対し、加硫促進助剤として
脱水ひまし油脂肪酸を0.1〜20重量部含有させたビ
ードインシュレーションゴム組成物。 【効果】 加硫前においては、軟化剤として働き、他の
軟化剤の配合を不要にして、作業性を改良し、生産性を
上げる。加硫時、硫黄と反応して硬度を確保し、補強性
を上げ、リム装着時のフィット性(締まり)を上げ、運
動性能における横剛性を高める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りタイヤのリムに
装着するビード部の剛性、締まりを確保しながら、工場
生産性を上げ得るビードインシュレーションゴム組成物
に関する。
装着するビード部の剛性、締まりを確保しながら、工場
生産性を上げ得るビードインシュレーションゴム組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤにおいて、ビードはカー
カスコードの両端を支持し、タイヤをリムに固定する役
割を有し、鋼線を束ねて作られている。これによって、
リムに対し若干の締め代を与え、空気圧充填によってぴ
ったりとリムに合うように作られる。この鋼線の束が内
圧充填時、あるいは荷重下における走行中の動きによっ
て、ばらけることのないように鋼線の束を包囲するビー
ドインシュレーションゴムと称される硬質ゴムが構成さ
れ、その役割を果たしている。
カスコードの両端を支持し、タイヤをリムに固定する役
割を有し、鋼線を束ねて作られている。これによって、
リムに対し若干の締め代を与え、空気圧充填によってぴ
ったりとリムに合うように作られる。この鋼線の束が内
圧充填時、あるいは荷重下における走行中の動きによっ
て、ばらけることのないように鋼線の束を包囲するビー
ドインシュレーションゴムと称される硬質ゴムが構成さ
れ、その役割を果たしている。
【0003】一般にビードインシュレーションゴムは、
硬度を上げるため、配合内容としては硫黄、カーボンブ
ラックの量が非常に多いものである。そのため、ゴム状
物質の分子量および可塑度の目安である、未加硫ゴムの
粘度であるムーニー粘度が高くなり、工場における製造
上の作業性が悪く、連続したコードの被覆速度が上がら
ない等の問題がでてくる。従って生産性が上がらない。
硬度を上げるため、配合内容としては硫黄、カーボンブ
ラックの量が非常に多いものである。そのため、ゴム状
物質の分子量および可塑度の目安である、未加硫ゴムの
粘度であるムーニー粘度が高くなり、工場における製造
上の作業性が悪く、連続したコードの被覆速度が上がら
ない等の問題がでてくる。従って生産性が上がらない。
【0004】ムーニー粘度を下げて、生産性を上げるた
めには、カーボンブラックの減量、軟化剤(プロセスオ
イル等)の増量等の手段があるが、これらの方法ではゴ
ム硬度が低下することになる。
めには、カーボンブラックの減量、軟化剤(プロセスオ
イル等)の増量等の手段があるが、これらの方法ではゴ
ム硬度が低下することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はビード
インシュレーションゴムの補強性指数を現行配合程度に
保持しながら、ムーニー粘度を低減させ、連続するコー
ドを被覆する上限速度の指数であるインシュレーション
指数を大きくし生産性を上げ、更にリム装着時のフィッ
ト性を上げ、横剛性を上げたビードインシュレーション
ゴム組成物を提供することである。
インシュレーションゴムの補強性指数を現行配合程度に
保持しながら、ムーニー粘度を低減させ、連続するコー
ドを被覆する上限速度の指数であるインシュレーション
指数を大きくし生産性を上げ、更にリム装着時のフィッ
ト性を上げ、横剛性を上げたビードインシュレーション
ゴム組成物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決するため鋭意研究を行った。本出願人は、先に特開平
4−189850号公報において、タイヤ等のゴム組成
物本体について、破断強度が一層向上したゴム組成物と
するのに共役ジエン酸を5重量%以上含有する分子内に
炭素二重結合を2個以上含む有機不飽和脂肪酸を加硫促
進助剤として配合することが有効であり、その有機不飽
和脂肪酸として脱水ひまし油脂肪酸が好適であることを
開示している。
決するため鋭意研究を行った。本出願人は、先に特開平
4−189850号公報において、タイヤ等のゴム組成
物本体について、破断強度が一層向上したゴム組成物と
するのに共役ジエン酸を5重量%以上含有する分子内に
炭素二重結合を2個以上含む有機不飽和脂肪酸を加硫促
進助剤として配合することが有効であり、その有機不飽
和脂肪酸として脱水ひまし油脂肪酸が好適であることを
開示している。
【0007】本発明者は、これにヒントを得て、ビード
インシュレーションゴムに共役ジエン酸を含む有機不飽
和脂肪酸の内で最も好ましい脱水ひまし油脂肪酸を代表
として配合することを試みた所、この脱水ひまし油脂肪
酸は未加硫時には、ゴムの軟化剤として働き、プロセス
オイル等の軟化剤を増量することなくムーニー粘度を下
げ、生産性を上げると共に、加硫時には、硫黄と反応し
て、加硫促進助剤として働き、補強性を向上せしめると
共に、硬度の低下を防ぎ、リム装着時のフィット性を上
げ、横剛性を上げ得ることを見いだし、本発明を完成し
た。
インシュレーションゴムに共役ジエン酸を含む有機不飽
和脂肪酸の内で最も好ましい脱水ひまし油脂肪酸を代表
として配合することを試みた所、この脱水ひまし油脂肪
酸は未加硫時には、ゴムの軟化剤として働き、プロセス
オイル等の軟化剤を増量することなくムーニー粘度を下
げ、生産性を上げると共に、加硫時には、硫黄と反応し
て、加硫促進助剤として働き、補強性を向上せしめると
共に、硬度の低下を防ぎ、リム装着時のフィット性を上
げ、横剛性を上げ得ることを見いだし、本発明を完成し
た。
【0008】すなわち本発明は空気入りタイヤの鋼線束
よりなるビードコアを包囲するビードインシュレーショ
ンゴム組成物において、ゴム成分100重量部に対し、
加硫促進助剤として共役ジエン酸を含む有機不飽和脂肪
酸を0.1〜20重量部含むことを特徴とするビードイ
ンシュレーションゴム組成物である。以下共役ジエン酸
を10%以上含み分子内に炭素−炭素二重結合を少なく
とも2つ持つ有機不飽和脂肪酸の中で最も好ましい脱水
ひまし油脂肪酸を代表としてこの有機不飽和脂肪酸を脱
水ひまし油脂肪酸と称する。
よりなるビードコアを包囲するビードインシュレーショ
ンゴム組成物において、ゴム成分100重量部に対し、
加硫促進助剤として共役ジエン酸を含む有機不飽和脂肪
酸を0.1〜20重量部含むことを特徴とするビードイ
ンシュレーションゴム組成物である。以下共役ジエン酸
を10%以上含み分子内に炭素−炭素二重結合を少なく
とも2つ持つ有機不飽和脂肪酸の中で最も好ましい脱水
ひまし油脂肪酸を代表としてこの有機不飽和脂肪酸を脱
水ひまし油脂肪酸と称する。
【0009】脱水ひまし油脂肪酸は、ゴム成分100重
量部に対し、1〜3重量部という少量添加することによ
っても、軟化剤として有効に働き、ゴムのムーニー粘度
を下げ、工場作業性の改良は実現できる。しかし、20
重量部を超えて、あまり多量に添加すると、ムーニー粘
度低下の効果は次第に小さくなり、また脱水ひまし油脂
肪酸を添加することで、コストは上がることから、入れ
れば入れる程コスト高になる。また1重量部未満ではム
ーニー粘度低下の効果はなく、作業性改良の効果が得ら
れない。
量部に対し、1〜3重量部という少量添加することによ
っても、軟化剤として有効に働き、ゴムのムーニー粘度
を下げ、工場作業性の改良は実現できる。しかし、20
重量部を超えて、あまり多量に添加すると、ムーニー粘
度低下の効果は次第に小さくなり、また脱水ひまし油脂
肪酸を添加することで、コストは上がることから、入れ
れば入れる程コスト高になる。また1重量部未満ではム
ーニー粘度低下の効果はなく、作業性改良の効果が得ら
れない。
【0010】
【実施例】以下に実施例により、本発明を更に具体的に
説明するが、本発明は、この実施例により何等限定され
るものではない。現行ゴム配合に対し、プロセスオイル
3重量部を添加したものを比較例1、脱水ひまし油脂肪
酸を1重量部添加したものを実施例1、同じく3重量部
添加したものを実施例2とした。
説明するが、本発明は、この実施例により何等限定され
るものではない。現行ゴム配合に対し、プロセスオイル
3重量部を添加したものを比較例1、脱水ひまし油脂肪
酸を1重量部添加したものを実施例1、同じく3重量部
添加したものを実施例2とした。
【0011】検査特性値はムーニー粘度、補強性、イン
シュレーション速度で各々現行ゴム配合のものについて
の値を100として、指数表示した。その結果を表1に
示す。 インシュレーション指数:連続するコードを被覆する際
の上限速度で、現行を100として指数表示した。 補強性指数:加硫後のゴムのE'を現行配合を100と
した指数で示した。E'は東洋精機製の粘弾性スペクト
ロメーターで室温、歪4%で測定した。 E′はそのまま、補強性指数をあらわす。即ち、ゴムの
弾性率を表わすことになる。E′が高ければゴムは硬い
ことになり、これにより、ビード(鋼線)との弾性率差
が小さくなり、歪みの集中を避けることができ、耐久性
において良方向にある。また鋼線同士の動きを抑制する
方向にあるため、ビードの安定性を高めることにもつな
がる。表1に本発明のビードインシュレーションゴム組
成物のゴム組成と、ムーニー粘度、補強性指数、インシ
ュレーション速度指数を示す。比較例1のゴム組成物に
脱水ひまし油脂肪酸を本発明の下限未満、即ち0.1重
量部未満配合した場合は、比較例1と殆んど同様の結果
を得た。
シュレーション速度で各々現行ゴム配合のものについて
の値を100として、指数表示した。その結果を表1に
示す。 インシュレーション指数:連続するコードを被覆する際
の上限速度で、現行を100として指数表示した。 補強性指数:加硫後のゴムのE'を現行配合を100と
した指数で示した。E'は東洋精機製の粘弾性スペクト
ロメーターで室温、歪4%で測定した。 E′はそのまま、補強性指数をあらわす。即ち、ゴムの
弾性率を表わすことになる。E′が高ければゴムは硬い
ことになり、これにより、ビード(鋼線)との弾性率差
が小さくなり、歪みの集中を避けることができ、耐久性
において良方向にある。また鋼線同士の動きを抑制する
方向にあるため、ビードの安定性を高めることにもつな
がる。表1に本発明のビードインシュレーションゴム組
成物のゴム組成と、ムーニー粘度、補強性指数、インシ
ュレーション速度指数を示す。比較例1のゴム組成物に
脱水ひまし油脂肪酸を本発明の下限未満、即ち0.1重
量部未満配合した場合は、比較例1と殆んど同様の結果
を得た。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】工場における製造時、軟化剤として働
き、作業性を改良して生産性を上げる。加硫時、硫黄と
反応して硬度を確保し、補強性を保持し、リム装着時の
フィット性(締まり)を上げることで、運動性能におけ
る横剛性を高めることを可能にした。
き、作業性を改良して生産性を上げる。加硫時、硫黄と
反応して硬度を確保し、補強性を保持し、リム装着時の
フィット性(締まり)を上げることで、運動性能におけ
る横剛性を高めることを可能にした。
Claims (1)
- 【請求項1】 空気入りタイヤの鋼線束よりなるビード
コアを包囲するビードインシュレーションゴム組成物に
おいて、ゴム成分100重量部に対し、加硫促進助剤と
して共役ジエン酸を10%以上含む分子内に炭素−炭素
二重結合を2つ以上持つ有機不飽和脂肪酸を0.1〜2
0重量部含むことを特徴とするビードインシュレーショ
ンゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5175712A JPH0726067A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ビードインシュレーションゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5175712A JPH0726067A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ビードインシュレーションゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726067A true JPH0726067A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16000925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5175712A Pending JPH0726067A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | ビードインシュレーションゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008082590A3 (en) * | 2006-12-29 | 2008-09-12 | Bridgestone Firestone North Am | Tire bead insulation |
| JP2018069978A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 住友ゴム工業株式会社 | シーラント材用ゴム組成物 |
| CN118126739A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-06-04 | 广州大港石油科技有限公司 | 一种环保型的橡胶增塑剂及其制备方法和应用 |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP5175712A patent/JPH0726067A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008082590A3 (en) * | 2006-12-29 | 2008-09-12 | Bridgestone Firestone North Am | Tire bead insulation |
| US8136562B2 (en) | 2006-12-29 | 2012-03-20 | Bridgestone Firestone North American Tire, Llc | Tire bead insulation |
| JP2018069978A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | 住友ゴム工業株式会社 | シーラント材用ゴム組成物 |
| CN118126739A (zh) * | 2024-02-05 | 2024-06-04 | 广州大港石油科技有限公司 | 一种环保型的橡胶增塑剂及其制备方法和应用 |
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