JPH0726208U - 自動車のすべり止め装置 - Google Patents
自動車のすべり止め装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、超硬合金又は/及び硬質セラミッ
クより成るすべり止め手段を設けた自動車のすべり止め
装置であって、適度なすべり止め効果が得られると同時
に路面の損傷を最小限に抑えると共に、粉じんの発生を
防止することができることを主要な目的とする。 【構成】 ゴム製ネット又は金属チェーン等の本体と本
体に設けられている受け手段に固定されたすべり止め手
段より成り、上記すべり止め手段は超硬合金又は/及び
硬質セラミックより成る自動車のすべり止め装置に於
て、上記受け手段に固定された超硬合金又は/及び硬質
セラミックより成るすべり止め手段は超硬合金粒子又は
/及び硬質セラミックの集合体より成り、それらの粒子
間がろう付けによって結合されると共に、受け手段にろ
う付によって固定されていることを特長としている。
クより成るすべり止め手段を設けた自動車のすべり止め
装置であって、適度なすべり止め効果が得られると同時
に路面の損傷を最小限に抑えると共に、粉じんの発生を
防止することができることを主要な目的とする。 【構成】 ゴム製ネット又は金属チェーン等の本体と本
体に設けられている受け手段に固定されたすべり止め手
段より成り、上記すべり止め手段は超硬合金又は/及び
硬質セラミックより成る自動車のすべり止め装置に於
て、上記受け手段に固定された超硬合金又は/及び硬質
セラミックより成るすべり止め手段は超硬合金粒子又は
/及び硬質セラミックの集合体より成り、それらの粒子
間がろう付けによって結合されると共に、受け手段にろ
う付によって固定されていることを特長としている。
Description
【0001】
本考案は自動車のすべり止め装置に係わり、更に詳しくは、ゴム製ネット又は 金属チェーン等の本体に超硬合金又は/及び硬質セラミックより成るすべり止め 手段を設けた自動車のすべり止め装置に関する。
【0002】
周知の通り、積雪路あるいは凍結路を自動車で走行する際には自動車のすべり 止め装置が用いられている。上記自動車のすべり止め装置としては、鎖を車輪に 巻き付けるタイヤチェーンが古くから使用されているものであるが、使用時の騒 音、振動や、装着が容易でない等の理由から、車輪に超硬合金等のスパイクピン を配設したスパイクタイヤが使用される様になった。しかし、上記スパイクタイ ヤは、積雪時や凍結時のみならず、シーズン中は常時装着されている場合が多く 、よって通常の路面に於ても使用されることとなり、路面を著しく傷つけてしま うと同時にそれによって生じた粉じんが粉じん公害を引き起こしてしまう為、公 道での使用が禁止されるに至った。
【0003】 そこで、上記スパイクタイヤに代わるものとして使用される様になったのが、 古くから使用されていたタイヤチェーンの装着性を改良したものや、鎖の代わり にゴム製のネットを用いたものであり、それら金属チェーンやゴム製ネットより 成る自動車のすべり止め装置には、積雪路あるいは凍結路に対するすべりを防止 し、良好な駆動力や制動力を得る為のすべり止め手段が配設されているものであ る。
【0004】 そして、上記金属チェーンやゴム製ネットより成る自動車のすべり止め装置を より詳しく示したのが図4,図5であって、ゴム製ネット又は金属チェーン等の すべり止め装置本体Sに配設された受け手段2に超硬合金又は硬質セラミックよ り成るすべり止め手段1を固定して成るものであり、上記すべり止め手段1とし て、棒状11あるいは筒状12の超硬合金又は硬質セラミックのチップが用いられて いるものであった。
【0005】 さらに、上記受け手段2は、ゴム製ネット又は金属チェーンの本体Sに対し、 ワッシャー6を介してカシメられたカシメ部5によって固定されていると共に、 すべり止め手段1を固定する為の受け部3を有しており、上記受け部3には、棒 状11あるいは筒状12の超硬合金又は硬質セラミックのチップより成るすべり止め 手段1が圧入又はろう付によって固定されているものであり、積雪路あるいは凍 結路での使用時に良好な駆動力と制動力が得られる様に構成されていると同時に 、すべり止め手段1の脱落が生じない様に成されているものであった。
【0006】
上記従来の自動車のすべり止め装置は、ゴム製ネット又は金属チェーンより成 るものであり、超硬合金又は硬質セラミックのチップより成るすべり止め手段を 有しているので、積雪路あるいは凍結路での使用時に良好な駆動力と制動力を得 ることができるものであり、しかもその使用は積雪路あるいは凍結路に限られ、 スパイクタイヤの様に常時使用されるものではないので路面を著しく傷つけてし まうことはないものであるが、すべり止め手段として用いられる超硬合金又は硬 質セラミックのチップは耐摩耗性が非常に高く、硬い物質であるので路面に対す る攻撃性はスパイクタイヤのスパイクピンと同等であり、路面の損傷やそれによ って生ずる粉じんの問題は無視し得ないものである。
【0007】 さらに、上記超硬合金又は硬質セラミックのチップより成るすべり止め手段は 、耐摩耗性が非常に良く長寿命である為、それを保持しているゴム製ネット又は 金属チェーン等のすべり止め装置本体が先に使用不能になってしまうものであり 、しかもその使用限界の判断は、超硬合金又は硬質セラミックのチップがほとん ど摩耗していないので見極めが困難であり、その使用中にゴム製ネット又は金属 チェーン等のすべり止め装置本体が切れてしまうといった非常に危険な事態が生 じてしまう場合があった。
【0008】
よって本考案の目的とする所は上述の如き従来の技術の有する問題点を解決す るものであって積雪路あるいは凍結路での使用時に良好な駆動力と制動力を得る ことができると共に、路面の損傷を最小限に抑えることができ、よって粉じんの 問題を解消でき、しかも自動車のすべり止め装置の寿命を適確に判断でき、その 使用時に切れてしまうといった危険を防止することのできる自動車のすべり止め 装置を提供することにある。
【0009】
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち実施例に対応 する添付図面に使用した符号を用いて説明すると、ゴム製ネット又は金属チェー ン等の本体Sと本体Sに設けられている受け手段2に固定されたすべり止め手段 1より成り、上記すべり止め手段1は超硬合金又は/及び硬質セラミックより成 る自動車のすべり止め装置に於て、上記受け手段2に固定された超硬合金又は/ 及び硬質セラミックより成るすべり止め手段1は、超硬合金粒子又は/及び硬質 セラミック粒子4の集合体より成り、それらの粒子間がろう付によって結合され ていると共に、受け手段2にろう付によって固定されていることを特徴とする自 動車のすべり止め装置である。
【0010】
本考案は、上記技術的手段より成り、超硬合金又は/及び硬質セラミックより 成るすべり止め手段1を超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4の集合体 1によって成すことによって、ある程度の負荷がすべり止め手段1に加わった際 に上記集合体から超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4が欠落し、適正 な摩耗が得られる為、路面の損傷がほとんど生じず、よって粉じんの発生を防ぐ ことができ、しかも、その使用に伴って、超硬合金又は/及び硬質セラミックよ り成るすべり止め手段1が適度に摩耗していくので、すべり止め装置本体Sの寿 命と同等の寿命を有することとなり、よってすべり止め手段1の摩耗の具合で自 動車のすべり止め装置そのものの寿命を判断でき、その使用時に切れてしまうと いった危険を防止できるものである。
【0011】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づき詳細に説明する。 図1に示した様に自動車のすべり止め装置は、すべり止め手段1が配設された すべり止め装置本体Sと、上記すべり止め装置本体Sを自動車の車輪に固定する 為のすべり止め装置保持,固定手段Rより成るものであり、本考案に於てはゴム 製のすべり止め装置本体Sがすべり止め装置保持、固定手段Rであるワイヤーの 間に複数かけ渡されたラダータイプのものであって、自動車の車輪にすべり止め 装置本体Sをかけまわした後、すべり止め装置保持、固定手段Rであるワイヤー を引っ張り、自動車の車輪に固定するものを示した。
【0012】 そして、上記すべり止め装置本体Sに配設されたすべり止め手段1は、超硬合 金又は/及び硬質セラミックより成るものであって、図2に示した様にすべり止 め装置本体Sに配設された受け手段2の受け部3に挿入,固定されて成るもので ある。そして、上記受け手段2は、鉄系金属より成り、その一端に上記超硬合金 又は/及び硬質セラミックより成るすべり止め手段1を受け入れる受け部3が形 成され、他端には受け手段2自身をすべり止め装置本体Sに固定する為のカシメ 部5が形成されており、ワッシャー6を介してすべり止め装置本体Sにカシメら れているものである。
【0013】 そして、上記超硬合金又は/及び硬質セラミックより成るすべり止め手段1は 超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4の集合体によって成されており、 それらの粒子間はろう付によって結合されていると共に、受け手段2の受け部3 にろう付固定されているものであり、さらに上記超硬合金粒子又は/及び硬質セ ラミック粒子4は、超硬合金又は/及び硬質セラミックを破砕することによって 得た破砕粒子であって、安価にしかも容易に集合体を形成できるものである。ま た、上記超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4に熱処理により多孔質と したBP粒子を用いることによってより良好なすべり止め効果を有するすべり止 め手段1を得ることができるものである。
【0014】 そして、上記超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4の集合体より成る すべり止め手段1を台形状に成形し、その先端を比較的平面と成すことによって 適度な接地面接が得られると同時にその先端の平面部分を拡大してみると、超硬 合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4の各々によって凹凸が形成されている ので、適度なすべり止め効果が得られるものであり、さらにその形状を変えるこ とによって、所望の特性を有するすべり止め手段1を得ることも可能である。
【0015】 さらに上記超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4はろう付によって集 合体に成されると共に、すべり止め手段1として受け手段2の受け部3にろう付 固定されるものであるので、超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4に対 してニッケルメッキあるいは銅メッキを施こすことによってよりろう付性の良い 材料と成るので、成形,固定が容易となるものであり、加えて、その強度が増す ので、比較的寿命の長いすべり止め手段1を得ることができると共にメッキ処理 の程度,種類によってすべり止め手段1の寿命をある程度コントロールすること ができるので、自動車のすべり止め装置を構成するすべり止め装置本体Sの材質 に応じた最適な寿命を有するすべり止め手段1を形成でき、より適確に自動車の すべり止め装置の寿命を知ることができるものである。
【0016】 そして、上記すべり止め手段1は、超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒 子4の集合体によって成されているので、ある程度の負荷が加わった際に、超硬 合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4が欠落するものであるので、路面を傷 つけることがなく、よって粉じんの発生といった不具合が解消されるものである 。
【0017】 さらに、上記超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子4の集合体より成る すべり止め手段1を金属チェーンより成る自動車のすべり止め装置に対して施し た場合を示したものが図3であってすべり止め装置本体Sである金属チェーンの 接地側に受け部3を形成し、すべり止め手段1を配設したものであり、適度なす べり止め効果が得られると同時に、金属チェーンの寿命を長くすることができる ものである。
【0018】
以上詳述した如く、本考案によると次の様な効果を奏する。 即ち、請求項1によると、自動車のすべり止め装置のすべり止め手段を超硬合 金粒子又は/及び硬質セラミック粒子の集合体によって成しているので、適度な 摩耗性を有しており、路面の損傷及び粉じんの発生を防止できるものであり、し かも、上記すべり止め手段が適度に摩耗していくので、すべり止め装置本体の寿 命と同等の寿命を有することとなり、よってすべり止め手段の摩耗の具合で自動 車のすべり止め装置自体の寿命を判断できるので、使用限界を越えての使用を未 然に防ぐことができ、事故等の危険を回避できるものである。
【0019】 そして請求項2によると、超硬合金粒子又は/及び硬質セラミック粒子に対し て何ら処理を施さず、すべり止め手段を形成しているので最も低コストで上記効 果を在する自動車のすべり止め手段を提供でき、さらに請求項3によると超硬合 金粒子又は/及び硬質セラミック粒子に対してニッケルメッキあるいは銅メッキ を施し、すべり止め手段を形成しているので、ろう付時のなじみが良くよって成 形、固定が容易となり、しかもメッキ処理の程度、種類によってすべり止め手段 の寿命をコントロールすることができるので自動車のすべり止め装置のすべり止 め装置本体の材質に応じたすべり止め手段を形成でき、より適確に自動車のすべ り止め装置の寿命を知ることができる自動車のすべり止め装置を提供できるもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のすべり止め装置の構成を示す構成図で
ある。
ある。
【図2】すべり止め手段の構成を示す図1に於けるXー
X`線に沿う断面図である。
X`線に沿う断面図である。
【図3】第2の実施例を示す構成図である。
【図4】従来のすべり止め手段の1例を示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来のすべり止め手段の2例を示す断面図であ
る。
る。
1 すべり止め手段 2 受け手段 3 受け部 4 超硬合金粒子又は/及び硬質セラック粒子 5 カシメ部 6 ワッシャー 11 棒状の超硬合金又は超質セラミック チップ 12 筒状の超硬合金又は硬質セラミック チップ S すべり止め装置本体 R すべり止め装置保持・固定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 自動車のすべり止め装置
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴム製ネット又は金属チェーン等の本体
に設けられている受け手段に固定されたすべり止め手段
より成り、上記すべり止め手段は超合金又は/及び硬質
セラミックより成る自動車のすべり止め装置に於て;上
記受け手段2に固定された超硬合金又は/及び硬質セラ
ミックより成るすべり止め手段1は超硬合金粒子又は/
及び硬質セラミック粒子4の集合体より成り、それらの
粒子間がろう付によって結合されていると共に、受け手
段2にろう付によって固定されていることを特徴とする
自動車のすべり止め装置。 - 【請求項2】 上記超硬合金又は/及び硬質セラミック
より成るすべり止め手段1を成す超合金粒子又は/及び
硬質セラミック粒子4には、いかなる処理も施れされて
いないことを特徴とする自動車すべり止め装置。 - 【請求項3】 上記超合金又は/及び硬質セラミックよ
り成るすべり止め手段1を成す超合金粒子又は/セラミ
ック硬質粒子4にはニッケルメッキ又は/及び銅メッキ
が施されていることを特徴とする自動車すべり止め装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3753093U JPH0726208U (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 自動車のすべり止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3753093U JPH0726208U (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 自動車のすべり止め装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726208U true JPH0726208U (ja) | 1995-05-16 |
Family
ID=12500097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3753093U Pending JPH0726208U (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 自動車のすべり止め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726208U (ja) |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP3753093U patent/JPH0726208U/ja active Pending
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