JPH0726227B2 - 電着銅粉脱離装置及び方法 - Google Patents
電着銅粉脱離装置及び方法Info
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- JPH0726227B2 JPH0726227B2 JP21028791A JP21028791A JPH0726227B2 JP H0726227 B2 JPH0726227 B2 JP H0726227B2 JP 21028791 A JP21028791 A JP 21028791A JP 21028791 A JP21028791 A JP 21028791A JP H0726227 B2 JPH0726227 B2 JP H0726227B2
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- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Description
方法に関し、詳細には、電気分解によって、溶液中の銅
イオンを銅粉として回収し、除去するための電着銅粉脱
離装置及び方法に関する。
は、モイビス(Moebius)法と呼ばれる方法に代
表されるような、スクレーパ、掻き取り棒などを間欠的
に又は連続的にアノードとカソードの間の電解液中に挿
入し、又は水平移動させて、機械的に掻き取る方法が主
流であった。
らせん状に取付けたハンマによってカソードを支持する
カソードビームに連続的に衝撃を与えてカソードに付着
した銅粉を脱離させる方法もある。
モイビス法では、アノードとカソードの電極間に機械的
にスクレーパ等を挿入するため、脱離が確実で、樹枝状
結晶の成長によるショート等を確実に防止できるという
長所がある反面、電極間距離を狭くすることができない
ので、液抵抗による電圧降下を減少させることができ
ず、したがって、電力原単位低減の可能性が少ない。ま
た、設備が複雑となり、スクレーパがアノードとカソー
ドの両方に同時に接触することに起因するショート等の
トラブルが発生する恐れがあった。
かないために、カソードビームに衝撃を与えるとして
も、カソードビームからカソードへの衝撃の伝達が比較
的悪く、脱離不良を引き起こす問題があった。
を短くすることができると共に、カソードに大きな衝撃
を与えることができる新規な電着銅粉脱離装置及び方法
を提供することにある。
めに、本発明は、電気分解によってカソード上に銅粉を
析出させ、析出した銅粉をカソードから脱離させる電着
銅粉脱離装置において、カソード及びアノードを収容す
る電解槽と、カソードを支持するカソードビームと、該
カソードビームの片側端部を回動可能に電解槽の上部の
1つの縁部に支持する支持手段と、前記カソードビーム
の他端部を支持しかつ落下させる支持兼落下手段と、前
記カソードビームの他端部の落下時に、落下するカソー
ドビームの他端部を受けるように電解槽の上部の他の縁
部に配置されたビーム受台とを有することを特徴とする
電着銅粉脱離装置を採用するものである。
によってカソード上に銅粉を析出させ、析出した銅粉を
カソードから脱離させる電着銅粉脱離方法において、カ
ソードを支持位置に保持した状態でカソード上に銅粉を
析出させ、カソードの片側を落下させ、落下するカソー
ドを受け止めることにより衝撃を発生させ、その衝撃に
よりカソードに付着した銅粉を脱離させることを特徴と
する電着銅粉脱離方法を採用するものである。
実施例を説明する。図1は本発明の電着銅粉脱離装置の
斜視図であり、図2は電着銅粉脱離装置で用いるカソー
ドとこのカソードに関連する部材を示す正面図である。
脱離装置の全体を概略的に説明すると、電着銅粉脱離装
置10は、電解槽12を有し、この電解槽12には、多
数のアノード電極板14(以下単にアノードという)と
カソード電極板16(以下単にカソードという)が交互
に垂直に配置されている。アノード14はアノードブス
バー18に電気的に接続され、このブスバー18を通し
て給電される。同様に、カソード16も、詳細には後述
するが、導電体及びカソードビーム介してカソードブス
バー20に電気的に接続されており、導電体及びカソー
ドブスバー20を通して給電されるようになっている。
カソード16はカソードビーム17によって支持されて
おり、カソードビーム17の一方の端部はエアシリンダ
22のピストンロッド22aによって支持されている。
出するための排出管、カソード液を排出するための排出
管が設けられており、さらに電解槽12の底部には、銅
イオンを含んだ供給液を供給する入口及び銅粉を含んだ
回収液を排出するための出口が設けられている。
離装置の要部の詳細を説明すると、カソード16はカソ
ードビーム17の2つの脚部17aによりカソードビー
ム17に支持されている。カソードビーム17の片側端
部は例えば銅の薄板を重ねた弾性の導電体21でカソー
ドブスバー20に接続されており、このため、このカソ
ードビーム17は、この片側端部を中心に回動できるよ
うになっている。カソードビームの他側端部は、支持兼
落下手段、例えば支持棒24によって上方に支持された
エアシリンダ22(図1参照)のピストンロッド22a
に支持されている。エアシリンダ22は、そのピストン
ロッド22aを、銅粉をカソード16に析出させる間に
カソードビーム及びカソードを支持する支持位置(実線
で示す)と、カソード16に付着した銅粉を脱離するた
めに矢印Aで示すように落下させる落下位置(点線で示
す)との間で移動させるようになっている。
ちカソード16の支持兼落下手段にエアシリンダを用い
ると、エア式の制御の方が装置を単純化することがで
き、また故障も少ないので、好ましいものである。な
お、ピストンロッド22aの落下速度は、少なくともカ
ソードの自然落下速度と同じであるか、又はそれ以上で
なけらばならない。
に、落下してくるカソードビーム17の端部を受けるビ
ーム受台26が電解槽12の上縁の一方に取付けられて
おり、このビーム受台26の上には衝撃板28が取付け
られている。
16に銅粉が析出された後、エアシリンダ22を作動し
て、そのピストンロッド22aを下方に瞬時に移動させ
ると、カソードビーム17は、その一方の端部を中心に
回動しながら、他方の端部が自然落下し、これに伴って
カソード16も自然落下することになる。そして、落下
しているカソードビームの端部はビーム受台26の上の
衝撃板28に強く衝突し、衝撃を発生させる。この衝撃
はカソードビーム17を介してカソード16に伝達さ
れ、カソード16に付着された銅粉がカソード16から
脱離され、即ち剥離されることになる。
たモデル試験を説明する。試験は簡単な水モデル試験装
置を用いて行った。カソードは実際に脱銅電解装置で使
用しているカソードを用い、カソードの両面のほぼ中心
に縦方向に1cmの幅のマグネットテープを接着し、ニ
ッケル粉を付着させた。カソードは幅770mm、縦9
50mmであった。
に、カソードを水槽に静かに下ろし、カソードを支持し
ているカソードビームの上部をハンマで5回叩いて、落
下したニッケル粉を捕集し、捕集したニッケル粉の重量
を測定した。また、カソードビームの片側端部を7cm
落下させ、落下したニッケル粉を捕集して、その重量を
測定した。測定は、それぞれ、3回行い、測定値の平均
値を求めた。なお、脱離方法以外の条件は全て同一とし
た。
は、落下ニッケル粉重量が1.6gであり、カソードを
落下させた場合には、落下ニッケル粉重量が5.5gで
あった。このことから、カソードを落下させた場合の方
がハンマで叩くよりもはるかに良い結果が得られること
が明らかとなった。
を用いた実験例を説明する。供給液として塩化ニッケル
と塩化銅の混合溶液を用いて銅粉を採取した。電解条件
を以下に示す。
ルテニウムをコーティングしたもの) サイズ:740mm×940mm 枚数:10枚 カソード Ti板 サイズ:770mm×950mm 枚数:9枚 電流 4500A カソード落下サイクル 1/3分
行ったが、脱離不良は1回も起こらなかった。
衝撃をカソードビームの自然落下により、したがって、
カソードの自然落下により、カソードに与えるようにし
たので、大きな衝撃をカソードに与えることができるの
で、銅粉の脱離を確実に行うことができ、また電極間に
挿入しなけらばならないようなスクレーパ等を用いない
ので、電極間距離を減少でき、電力原単位を低減させる
ことができ、生産性の向上を得ることができる。
る。
のカソードに関連する部材を示す正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 電気分解によってカソード上に銅粉を析
出させ、析出した銅粉をカソードから脱離させる電着銅
粉脱離装置において、カソード及びアノードを収容する
電解槽と、カソードを支持するカソードビームと、該カ
ソードビームの片側端部を回動可能に電解槽の上部の1
つの縁部に支持する支持手段と、前記カソードビームの
他端部を支持しかつ落下させる支持兼落下手段と、前記
カソードビームの他端部の落下時に、落下するカソード
ビームの他端部を受けるように電解槽の上部の他の縁部
に配置されたビーム受台とを有することを特徴とする電
着銅粉脱離装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電着銅粉脱離装置におい
て、前記支持手段がカソードビームの片側端部とカソー
ドのブスバーを接続する弾性導電体から成ることを特徴
とする電着銅粉脱離装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電着銅粉脱離装置におい
て、前記支持兼落下手段がカソードビームの他端部を支
持する支持位置とカソードビームを落下させた落下位置
との間で移動するピストンロッドを持ったエアシリンダ
から成ることを特徴とする電着銅粉脱離装置。 - 【請求項4】 電気分解によってカソード上に銅粉を析
出させ、析出した銅粉をカソードから脱離させる電着銅
粉脱離方法において、カソードを支持位置に保持した状
態でカソード上に銅粉を析出させ、カソードの片側を落
下させ、落下するカソードを受け止めることにより衝撃
を発生させ、その衝撃によりカソードに付着した銅粉を
脱離させることを特徴とする電着銅粉脱離方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の電着銅粉脱離方法におい
て、カソードをカソードビームによって支持し、カソー
ドビームの片側端部を落下させ、落下により発生した衝
撃をカソードビームを通してカソードに伝達することを
特徴とする電着銅粉脱離方法。 - 【請求項6】 請求項5記載の電着銅粉脱離方法におい
て、カソードビームの片側端部を落下させることを、カ
ソードビームの片側端部を支持する支持位置とカソード
ビームを落下させた落下位置との間で移動するピストン
ロッドを持ったエアシリンダにより、行うことを特徴と
する電着銅粉脱離方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21028791A JPH0726227B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 電着銅粉脱離装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21028791A JPH0726227B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 電着銅粉脱離装置及び方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280080A JPH06280080A (ja) | 1994-10-04 |
| JPH0726227B2 true JPH0726227B2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=16586903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21028791A Expired - Lifetime JPH0726227B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | 電着銅粉脱離装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726227B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8746440B2 (en) * | 2011-12-22 | 2014-06-10 | Ge-Hitachi Nuclear Energy Americas Llc | Continuous recovery system for electrorefiner system |
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-
1991
- 1991-07-26 JP JP21028791A patent/JPH0726227B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06280080A (ja) | 1994-10-04 |
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