JPH07262316A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH07262316A
JPH07262316A JP6049599A JP4959994A JPH07262316A JP H07262316 A JPH07262316 A JP H07262316A JP 6049599 A JP6049599 A JP 6049599A JP 4959994 A JP4959994 A JP 4959994A JP H07262316 A JPH07262316 A JP H07262316A
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JP
Japan
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data
image processing
unit
distance calculation
character
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JP6049599A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Hayasaka
久義 早坂
Yoshinori Saito
義則 齋藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ユーザの多様な要求や多様なグレードアップ
の要求に対して容易かつ適正な価格で対処する。 【構成】 イメージデータより文字のイメージデータを
切り出し、かつそこから特微情報データを抽出する1又
は2以上のイメージ処理部15であって、処理パラメー
タ及び又は処理プログラムの設定によりイメージデータ
に対する処理内容を変更可能なものと、イメージ処理部
15が抽出した特微情報データを自己の辞書データに参
照して距離の近い順の候補文字データを出力する1又は
2以上の距離計算部16であって、辞書データ又は辞書
データに対する使用範囲の設定により認識対象を変更可
能なものと、イメージ処理部15及び距離計算部16の
統括制御を行う制御部1であって、文字認識装置に対す
る認識率及び又は認識速度の要求に応じてイメージ処理
部15及び又は距離計算部16の処理分担の設定を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字認識装置に関し、更
に詳しくはイメージデータより文字のイメージデータを
切り出し、そこから特徴情報を抽出すると共に、該特徴
情報を辞書に参照して文字を認識する文字認識装置に関
する。近年、文字認識装置の普及に伴い、ユーザーの文
字認識装置に対する要求は多様化している。例えば、認
識速度を犠牲にしても安価で高認識率(広範囲な文字種
を読める)の装置を求める、又は認識率を犠牲にしても
安価で高認識速度の装置を求める、又は高価でも高認識
率かつ高認識速度の装置を求める、等の如く様々な要求
がある。また、一旦納入した文字認識装置の機能や性能
のグレードアップも頻繁に行われる。そこで、かかる多
様な納入時の仕様やその後のグレードアップの要求に容
易かつ適正な価格で迅速に対処できる文字認識装置の提
供が望まれる。
【0002】
【従来の技術】従来は、高認識率用の装置、高認識速度
用の装置又は高認識率及び高認識速度用の装置等が夫々
の仕様を効率良く満足するように夫々独自の設計思想で
設計・製造され、市場に提供されていた。また従来は、
最大構成時の省略版的な構成を有する装置の基本部分
と、機能拡張用の各種専用のプリント基板とを提供する
ことにより、ユーザのグレードアップの要求に対処して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来によ
ると、高認識率用の装置を所有しているユーザは高認識
速度の要求を満足できず、このために高認識速度用の装
置を別途に購入する必要があった。逆も同様である。ま
た、高認識率及び高認識速度用の装置であっても実際に
は万能ではなく、装置規模や費用との関係で認識対象の
文字種等にはかなりの制約がある。
【0004】また、これらの装置について夫々にグレー
ドアップが図れると言っても、結局は最大構成時の性能
に近づくようにしか拡張できないから、単一の装置では
ユーザの様々な要求に到底応じられない。本発明の目的
は、ユーザの多様な要求や多様なグレードアップの要求
に対して容易かつ適正な価格で対処できる文字認識装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明の文字認識装置は、イ
メージデータより文字のイメージデータを切り出し、か
つそこから特微情報データを抽出する1又は2以上のイ
メージ処理部15であって、夫々が共通のハードウエア
構成を有すると共に、処理パラメータ及び又は処理プロ
グラムの設定により前記イメージデータに対する処理内
容を変更可能なものと、前記イメージ処理部15が抽出
した特微情報データを自己の辞書データに参照して距離
の近い順の候補文字データを出力する1又は2以上の距
離計算部16であって、夫々が共通のハードウエア構成
を有すると共に、前記辞書データ又は前記辞書データに
対する使用範囲の設定により認識対象を変更可能なもの
と、前記イメージ処理部15及び距離計算部16の統括
制御を行う制御部1であって、文字認識装置に対する認
識率及び又は認識速度の要求に応じて前記イメージ処理
部15及び又は距離計算部16の処理分担の設定を行う
もの、とを備えるものである。
【0006】
【作用】図において、イメージデータより文字のイメー
ジデータを切り出し、かつそこから特微情報データを抽
出する1又は2以上のイメージ処理部151 〜15
n は、夫々が共通のハードウエア構成を有すると共に、
制御部1からの処理パラメータ及び又は処理プログラム
の設定により前記イメージデータに対する処理内容を変
更可能である。また前記イメージ処理部151 〜15n
が抽出した特微情報データを自己の辞書データに参照し
て距離の近い順の1又は2以上の候補文字データを出力
する1又は2以上の距離計算部161 〜16m は、夫々
が共通のハードウエア構成を有すると共に、制御部1か
らの前記辞書データ又は前記辞書データに対する使用範
囲の設定により認識対象を変更可能である。そして、前
記イメージ処理部15及び距離計算部16の統括制御を
行う制御部1は、文字認識装置に対するユーザの認識率
及び又は認識速度の要求に応じて前記イメージ処理部1
5及び又は距離計算部16の処理分担の設定を行う。
【0007】従って、本発明によれば単一の装置でもユ
ーザの多様な要求や多様なグレードアップの要求に対し
て容易かつ適正な価格で対処できる文字認識装置を提供
できる。好ましくは、制御部1は、設定した処理分担に
応じて1又は2以上のイメージ処理部15にイメージデ
ータを分配すると共に、1又は2以上の距離計算部16
から各候補文字データを収集して文字の最終認識処理を
行う。
【0008】かくして、本発明により高認識率の装置を
実現する場合には、制御部1は装置の電源投入時又は装
置仕様の変更時に、イメージ処理部151 〜154 に対
しては日本語活字、日本語手書文字、英文活字、英文手
書文字の各イメージ処理に夫々適した処理パラメータ及
び又は処理プログラム(ファームウェア)を夫々ダウン
ロードする。また距離計算部161 〜168 に対しては
日本語活字A、日本語活字B、日本語手書文字A、日本
語手書文字B、英文活字A、英文活字B、英文手書文字
A、英文手書文字Bの各文字認識用の辞書又は共通辞書
の場合は該辞書の使用範囲の設定情報をダウンロードす
る。
【0009】しかる後、制御部1は入力のイメージデー
タを各イメージ処理部151 〜15 4 に書込む。各イメ
ージ処理部151 〜154 では共通のイメージデータか
ら日本語活字〜英文手書文字の各イメージ処理に夫々適
した方法で夫々に文字を切り出し、かつ特徴情報を抽出
してこれを日本語活字〜英文手書の各対応する距離計算
部の組(161 ,162 ),(163 ,164 ),(1
5 ,166 ),(167 ,168 )に夫々転送する。
各距離計算部161 〜168 では夫々の辞書を使用して
文字毎に1又は2以上の候補文字を選択して出力する。
制御部1は各距離計算部161 〜168 からの候補文字
データを収集し、最も距離の小さい候補文字を選択す
る。従って、各イメージ処理部15及び距離計算部16
における認識対象の分担により高認識率の装置を実現で
きる。
【0010】また本発明により高認識速度の装置を実現
する場合には、制御部1はイメージ処理部151 ,15
2 に対して例えば日本語活字のイメージ処理に適した処
理パラメータ及び又は処理プログラムをダウンロードす
る。また距離計算部161 ,163 に対しては日本語活
字Aの前半の辞書又は共通辞書の場合は該辞書の前半の
使用を設定する情報をダウンロードする。また距離計算
部162 ,164 に対しては日本語活字Aの後半の辞書
又は後半の使用を設定する情報をダウンロードする。
【0011】しかる後、制御部1は入力のイメージデー
タの前半をイメージ処理部151 にかつ後半をイメージ
処理部152 に夫々書込む。イメージ処理部151 は前
半のイメージデータから日本語活字のイメージ処理に適
した方法で文字を切り出し、かつ特徴情報を抽出してこ
れを距離計算部161 ,162 に出力する。イメージ処
理部152 は後半のイメージデータから同様にして文字
を切り出し、かつ特徴情報を抽出してこれを距離計算部
163 ,164 に出力する。各距離計算部16 1 〜16
4 では夫々の辞書を使用して文字毎に1又は2以上の候
補文字を選択して出力する。辞書の検索範囲が通常の1
/2であるので、距離計算は略2倍の速度で行われる。
制御部1は各距離計算部161 〜164 からの候補文字
データを収集し、最も距離の小さい候補文字を選択す
る。従って、各イメージ処理部15及び距離計算部16
における並列処理により高認識速度の装置を実現でき
る。
【0012】また本発明により高認識率及び高認識速度
の装置を実現する場合は、単にイメージ処理部15及び
距離計算部16の数を増し、かつ上記の認識対象の分担
と処理の並列化とを強化することで容易に実現できる。
また好ましくは、イメージ処理部15は、処理パラメー
タ及び又は処理プログラムの設定によりイメージデータ
の処理範囲、ヒストグラムの抽出方法及び又は特微ベク
トルの抽出方法を変更可能である。
【0013】また好ましくは、1又は2以上のイメージ
処理部15及び距離計算部16の夫々のプリント基板を
任意のスロットに収容可能な共通のバックプレーン71
と、スロット番号の指定により前記バックプレーン71
における対応スロットの挿入プリント基板にスロット付
勢信号を入力するスロット信号付勢手段13とを備え、
制御部1は、スロット番号の指定により対応スロットの
挿入プリント基板から基板識別情報を読み取ると共に、
該読み取った各基板識別情報に基づいてイメージ処理部
15及び距離計算部16の実装状態を認識する。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例の文字認
識装置のブロック図で、図において1は制御部、2は装
置の主制御を行うCPU、3はCPU2が実行する図
5,図6の制御プログラム等を記憶しているRAM,R
OMから成るプログラムメモリ(PMEM)、4はイメ
ージデータ,候補文字データ,及び後述の文字認識部1
4の実装テーブル等を記憶するRAM,ROM,不揮発
性のEEPROMから成るデータメモリ(DMEM)、
5は後述のイメージ処理部15,距離計算部16にロー
ドするための各種制御プログラム(ファームウエア),
処理パラメータ,辞書データその他の各種情報を記憶し
ているディスク装置(DSK)、6は割込制御部(I
C)、7は後述の共通バス9と拡張バス12の間の接続
をON/OFFするバスインタフェース(BIF)、8
は拡張バス12の競合を調停する拡張バスアービタ(E
BABT)、9はCPU2の共通バス(CBUS)、1
0はCPU2への割込バス(IBUS)、11は競合調
停のためのアビトレーションバス(ABUS)、12は
拡張バス(EBUS)、13はスロットデコーダ(SL
TDEC)、14は文字認識部、151 〜15n はイメ
ージ処理部、161 〜16m は距離計算部、17はコン
ソール部(CSL)、18はディスプレイ(DIS
P)、19はキーボード(KBD)、20は装置の電源
ON/OFFスイッチ、21は装置の使用可能状態を示
すレディ−ランプ、22は文字認識のスタート/ストプ
スイッチ、23は装置仕様(機能)を変更するための仕
様変更スイッチ、24はCCD,撮像管,フライングス
ポット等によるスキャナ(SCANR)、25はプリン
タ(PRN)である。
【0015】図3は実施例のイメージ処理部のブロック
図で、図において151 は実施例のイメージ処理部、3
1はサブCPU(SCPU)、32はSCPU31が実
行する図7の制御プログラム等を記憶しているRAM,
ROMから成るメモリ(MEM)、33はイメージ処理
ユニット(IPU)、34はイメージバッファ(IBU
F)、35は文字切出部、36は正規化部、37は線素
化部、38は特徴抽出部、39は特徴ベクトルバッファ
(VBUF)、40はSCPU31の共通バス(即ち、
内部バスIBUS)、41は内部バス40と拡張バス1
2の間の接続をON/OFFするバスインタフェース
(BIF)である。イメージ処理部152〜15n も同
一のハードウェア構成を備えている。
【0016】文字切出部35はイメージデータの縦横に
ついてのヒストグラムを取ることにより全角文字、倍角
文字、半角文字、上付き/下付き文字、偏、つくり等の
文字及びその構成部分を切り出す。正規化部36は文字
の傾きを修正し、文字サイズを均一化する。線素化部3
7は文字ストロークの幅を線素化する。そして、特徴抽
出部38は、例えば64×64ドット分の線素化文字イ
メージデータに対してまずその左上の16×16ドット
分のブロックデータに対して縦,横及び2種類の傾斜の
合計4種類の方向線素についての有無を検出し、方向線
素無し=0又は縦線素が1個及び又は横線素が2個等の
特徴ベクトルデータを抽出する。次に16×16ドット
分の窓を8ドット分だけ右にずらして同様に特徴ベクト
ルデータを抽出する。そして、1行分(横7ブロック
分)の処理を終了すると、次に16×16ドット分の窓
を8ドット分だけ下にずらして次の行の特徴ベクトルデ
ータを抽出する。全体として49ブロック分の特徴ベク
トルデータが抽出される。
【0017】以上の各処理部35〜38は専用のLSI
で構成され、各処理はパイプライン方式で連続的に行わ
れる。各処理部35〜38はSCPU31からの処理パ
ラメータの設定によりイメージデータの処理範囲(例え
ばイメージバッファ34のイメージデータのうちの奇数
行、又は奇数列の文字イメージデータのみを切り出す
等)、ヒストグラムの抽出方法及び又は特微ベクトルの
抽出方法等を変更可能である。
【0018】図4は実施例の距離計算部のブロック図
で、図において161 は実施例の距離計算部、51はサ
ブCPU(SCPU)、52はSCPU51が実行する
図8の制御プログラム等を記憶しているRAM,ROM
から成るメモリ(MEM)、53は距離計算ユニット
(DCU)、54は特徴ベクトルバッファ(VBU
F)、55は距離計算回路部、56は候補文字バッファ
(CBUF)、57は好ましくはRAMから成る辞書メ
モリ、58はSCPU51の共通バス(即ち、内部バス
IBUS)、59は内部バス58と拡張バス12の間の
接続をON/OFFするバスインタフェース(BIF)
である。距離計算部162 〜16mも同一のハードウェ
ア構成を備えている。
【0019】距離計算回路部55は特徴ベクトルバッフ
ァ54の特徴ベクトルデータを取り出して辞書メモリ5
7の各特徴ベクトルデータとの間の距離(類似度)を計
算し、距離の小さい1又は2以上の候補文字データを選
択し、候補文字バッファ56に例えば距離の小さい順に
出力する。好ましくは、各候補文字データは尤度(類似
度)の情報を伴っている。
【0020】なお、辞書メモリ57がROM(RAMで
も同様)で構成されている場合にはSCPU51より距
離計算回路部55に対して辞書メモリ57の使用範囲の
設定情報を与えることで、距離計算回路部55はその範
囲内で距離計算を高速に行うことが可能になる。また、
SCPU51より距離計算回路部55に対して様々な検
索方法の処理パラメータを設定しても良い。
【0021】図5,図6は実施例の制御部の制御フロー
チャートである。図5において、装置に電源投入すると
この処理に入力する。ステップS1では仕様変更スイッ
チ23がONか否かを判別する。装置の設置時又は設置
後の任意の時に装置仕様を変更したいような場合にはユ
ーザは電源ONと同時に仕様変更スイッチ23を押す。
仕様変更スイッチ23がONの場合はステップS2でC
PU2は文字認識部14に実装されているカードIDを
読み取る。
【0022】即ち、CPU2は拡張バス12の使用権を
獲得し、バスインタフェース7を接続してスロットデコ
ーダ13にスロット番号01をセットする。スロットデ
コーダ13は対応するスロット付勢信号SL1 をONに
し、該スロット01にプリント基板(カード)が挿入さ
れている場合は、該カードのSCPUに対して割込I 1
を発生する。この例ではイメージ処理部151 が挿入さ
れているのでSCPU31に割込I1 が発生し、該SC
PU31は所定のデータ通信プロトコルに従ってCPU
2に自分がイメージ処理部である旨の基板識別情報を返
送する。CPU2はこの基板識別情報を読み取り、デー
タメモリ4に格納する。以下、同様にしてスロット番号
0nまでのカードIDを読み取る。もし、カードが挿入
されていない場合は無応答であり、CPU2はそのスロ
ット番号にはカードが無いと認識する。またCPU2が
スロットデコーダ13にスロット番号0n+1をセット
すると、この例では該スロット0n+1に距離計算部1
1 が挿入されているのでそのSCPU51に割込I1
が発生し、該SCPU51は所定のデータ通信プロトコ
ルに従ってCPU2に自分が距離計算部である旨の基板
識別情報を返送する。CPU2はこの基板識別情報を読
み取り、データメモリ4に格納する。以下、同様にして
最終スロット番号0n+mまでのカードIDを読み取
る。
【0023】ステップS3では文字認識部14の実装テ
ーブルを作成する。表1に一例の実装テーブルを示す。
【0024】
【表1】 この実装テーブルはデータメモリ4の不揮発性のEEP
ROM上に記憶されている。この例ではスロット番号0
1〜04にはイメージ処理部15が実装され、かつスロ
ット番号07〜14には距離計算部16が実装されてい
る旨が夫々記録される。
【0025】ステップS4では実装テーブルの内容をデ
ィスプレイ18に表示し、ステップS5ではユーザの新
たな仕様情報の入力を待つ。ユーザがキーボード19よ
り仕様情報を入力すると、ステップS6では該仕様情報
に基づき文字認識部14の機能割付を行う。一例の機能
割付を行った結果の実装テーブルの内容を表1に示して
ある。
【0026】また、ステップS1の判別で仕様変更スイ
ッチ23がONでない場合はステップS7でEEPRO
Mのこれまでの実装テーブルの内容を参照し、ステップ
S8に進む。ステップS8では実装テーブルの機能割付
に従って文字認識部14の各イメージ処理部15に対応
する処理パラメータ及び又は処理プログラム(ファーム
ウエア)の設定を行い、ステップS9では各距離計算部
16に対応する辞書データ又は辞書データに対する使用
範囲の設定等を行う。ステップS10では装置が立ち上
がったことによりレディランプ21を点灯する。
【0027】ステップS11ではスタートスイッチ22
が押されるのを待ち、スタートスイッチ22が押される
と、ステップS12ではドキュメントが無し(EOP)
か否かを判別する。ドキュメントが有ればステップS1
3でスキャナ24により文字が印刷されているドキュメ
ントを1枚読み取る。ステップS14では実装テーブル
の機能割付に従って各イメージ処理部15にイメージデ
ータを分配する。
【0028】ステップS15では例えば1ドキュメント
分の全文字についての候補文字データの収集が終了する
のを待ち、該収集が終了すると、ステップS16で最終
認識処理を行う。ステップS7では認識結果の文字デー
タをディスプレイ18,ディスク装置5及び又はプリン
タ25に出力する。更に、フローはステップS11に戻
り、スタートスイッチ22がOFF(ストップ)になっ
ていれば、再スタートになるのを待ち、またステップS
12でドキュメントが無くなっていれば、新たなドキュ
メントがホッパに搭載され、再スタートになるのを待
つ。
【0029】図6において、文字認識部14からの割込
要求が受け付けられると割込処理Iに入力する。ステッ
プS21では割込線(割込レベル)に基づき割込を発生
したスロット番号を割り出す。ステップS22では実装
テーブルに基づき割込を発生したカードを割り出す。ス
テップS23では前記割り出したカードに対して所定の
データ通信プロトコルに従い割込要因の問い合わせを行
う。
【0030】割込を発生したカードが距離計算部16の
場合はステップS24で候補文字バッファ56がフルか
否かを判別する。フルの場合はステップS25で候補文
字データをCPU2に取り込む。またそれ以外の場合は
ステップS26で対応する他の処理を行い、制御を割込
発生前の処理(即ち、図5のステップS15の処理)に
戻す。
【0031】図7は実施例のイメージ処理部の制御フロ
ーチャートである。図7の(A)において、スロット付
勢信号SLの入力(立ち上がり)により割込処理I1
入力する。ステップS31ではバスインタフェース41
をONにして拡張バス12のメッセージを受信する。ス
テップS32では受信メッセージの内容を分析し、ステ
ップS33では対応する処理を行う。
【0032】例えば、受信メッセージがCPU2からの
基板識別情報の要求の場合は自分がイメージ処理部の旨
の情報を返送する。また受信メッセージがCPU2から
の処理パラメータ及び又は処理プログラムの設定の場合
は、ACK信号の返送後に処理パラメータ及び又は処理
プログラム(ファームウエア)のデータを受け取り、こ
れらを一旦メモリ32に記憶する。この中には自分が抽
出した特徴ベクトルデータをどのスロット番号の距離計
算部16に転送すべきかの1又は2以上のスロット番号
の情報が含まれる。しかる後、SCPU31はイメージ
処理ユニット33に必要な処理パラメータをセットし、
イメージ処理部15を指定の動作モードに設定する。ま
た受信メッセージがCPU2からのイメージデータの送
信の場合はACK信号の返送後にイメージバッファ34
を内部バス40に接続し、その後に受信したイメージデ
ータをイメージバッファ34に書き込む。そして、これ
らの通信処理が終了するとSCPU31はバスインタフ
ェース41をOFFにして内部処理に専念する。
【0033】図7の(B)において、イメージ処理ユニ
ット33で割込要因が発生すると割込処理I2 に入力す
る。ステップS35では割込線(割込レベル)等に基づ
いて割込要因を分析する。ステップS36では例えば特
徴ベクトルバッファ39のバッファフルか否かを判別す
る。バッファフルの場合はステップS37で特徴ベクト
ルデータを予め指定された1又は2以上のスロット番号
の距離計算部16に転送又は分配する。
【0034】即ち、SCPU31は、まずアビトレーシ
ョンバス11にバス要求信号BRQを出力する。バスア
ービタ8は拡張バス12が空いている場合は当該SCP
U31にバス使用許可信号BAKを返送する。これを受
けたSCPU31はバスインタフェース41をONにし
て予め指定されたスロット番号をスロットデコーダ13
にセットする。これを受けた対応スロットの距離計算部
16ではSCPU51が後述の図8の(A)の割込処理
1 を実行し、所定の通信プロトコルに従って特徴ベク
トルデータが転送される。必要なら予め指定された2以
上の距離計算部16に特徴ベクトルデータが転送又は分
割されて分配される。またステップS36の判別で特徴
ベクトルバッファ39がバッファフルでない場合はステ
ップS38で他の対応する処理を行う。
【0035】図8は実施例の距離計算部の制御フローチ
ャートである。図8の(A)において、スロット付勢信
号SLの入力(立ち上がり)により割込処理I1 に入力
する。ステップS41ではバスインタフェース51をO
Nにして拡張バス12のメッセージを受信する。ステッ
プS42では受信メッセージの内容を分析し、ステップ
S43では対応する処理を行う。
【0036】例えば、受信メッセージがCPU2からの
基板識別情報の要求の場合は自分が距離計算部の旨の情
報を返送する。また、受信メッセージがCPU2からの
処理パラメータ及び又は処理プログラムの設定の場合
は、ACK信号の返送後に処理パラメータ及び又は処理
プログラム(ファームウエア)のデータを受け取り、こ
れらを一旦メモリ32に記憶する。この中にはどのイメ
ージ処理部15からの特徴ベクトルデータを受け取るべ
きかのCPU2が付加した1又は2以上のイメージ処理
部15の識別情報が含まれる。しかる後、SCPU51
は距離計算ユニット53に必要な処理パラメータをセッ
トし、距離計算部15を指定の動作モードに設定する。
また受信メッセージがCPU2からの辞書データの送信
の場合はACK信号の返送後に辞書メモリ57を内部バ
ス58に接続し、受信した辞書データを辞書メモリ57
に書き込む。また受信メッセージがCPU2からの辞書
データの使用範囲の設定の場合は距離計算回路部55に
対して対応する設定を行う。また、受信メッセージがイ
メージ処理部15からの特徴ベクトルデータの送信の場
合はACK信号の返送後に特徴ベクトルバッファ54を
内部バス58に接続し、受信した特徴ベクトルデータを
特徴ベクトルバッファ54に書き込む。そして、これら
の通信処理が終了するとSCPU51はバスインタフェ
ース59をOFFにして内部処理に専念する。
【0037】図8の(B)において、距離計算ユニット
53で割込要因が発生すると割込処理I2 に入力する。
ステップS45では割込線(割込レベル)等に基づいて
割込要因を分析する。ステップS46では、例えば候補
文字バッファ56のバッファフルか否かを判別する。バ
ッファフルの場合はステップS47で候補文字データを
制御部1に転送する。
【0038】即ち、SCPU51は、まず割込バス10
に割込要求信号IRQを出力する。これを受け付けたC
PU2は図6の割込処理Iにより割込発生カードを割り
出し、当該SCPU51に割込要因を問い合わせる。こ
の例では候補文字バッファ56のバッファフルであるの
で、所定の通信プロトコルに従って特徴ベクトルデータ
がCPU2に転送される。またステップS24の判別で
バッファフルでない場合はステップS26で他の対応す
る処理を行う。
【0039】図9は実施例の文字認識装置の実装図で、
図において71は割込バス10,アビトレーションバス
11,拡張バス12及びスロットデコーダ13等を有す
る共通のバックプレーン、72は制御部1,複数のイメ
ージ処理部15,及び複数の距離計算部16の各カード
を任意の位置に挿入可能な共通のスロットである。好ま
しくは、制御部1をスロット720 (向かって左端)に
挿入し、残りのスロット721 〜7215へのカードの挿
入は任意である。
【0040】図9の文字認識装置は高認識率(広範囲な
文字種を読める)の構成となっている。制御部1は、装
置の仕様設定に基づき、例えばイメージ処理部151
は日本語活字、イメージ処理部152 には日本語手書、
イメージ処理部153 には英語活字、イメージ処理部1
4 には英語手書の各イメージ処理用パラメータ及び又
は制御プログラムを設定する。また、例えば距離計算部
161 には日本語活字A、距離計算部162 には日本語
活字B、距離計算部163 には日本語手書A、距離計算
部164 には日本語手書B、距離計算部165 には英語
活字A、距離計算部166 には英語活字B、そして、距
離計算部167 には英語手書A、距離計算部168 には
英語手書Bの各文字認識用辞書をダウンロード(又は辞
書サイズ等の設定)を行う。
【0041】しかる後、ドキュメントの認識時には、制
御部1は各イメージ処理部151 〜154 に共通のイメ
ージデータの書込を行って、各カードを起動する。各イ
メージ処理部151 〜154 は夫々に機能分担された方
法で特微ベクトルデータを抽出すると共に、該抽出した
特徴ベクトルデータを夫々指定の距離計算部16に転送
する。即ち、イメージ処理部151 は距離計算部1
1 ,162 に、イメージ処理部152 は距離計算部1
3 ,164 に、イメージ処理部153 は距離計算部1
5 ,166 に、そして、イメージ処理部154 は距離
計算部167 ,16 8 に夫々特徴ベクトルデータを転送
する。しかる後、制御部1は各距離計算部161 〜16
8 からの候補文字データを収集し、最終的な文字認識
(最適の候補文字データの決定等)を行う。従って、図
9の構成の文字認識装置によれば、ドキュメント中に含
まれる広範囲な文字種の文字を高認識率で読み取れる。
【0042】図10は他の実施例の文字認識装置の実装
図で、この文字認識装置は高認識速度の構成となってい
る。制御部1は、装置の仕様設定に基づき、イメージ処
理部151 に例えば日本語活字のイメージ処理用パラメ
ータ及び又はプログラムを設定する。また、距離計算部
161 〜166 には例えば日本語活字A用の共通の文字
認識用辞書をダウンロードし、かつ各距離計算部161
〜166 毎に使用する辞書の範囲の異なる設定を行う。
これにより各距離計算部161 〜166 における距離計
算の負担は1/6になる。
【0043】しかる後、ドキュメントの認識時には、制
御部1はイメージ処理部151 にイメージデータの書込
を行って、カードを起動する。イメージ処理部151
日本語活字に適する特微ベクトルデータを抽出すると共
に、該抽出した共通の特徴ベクトルデータを各距離計算
部161 〜166 に転送する。これにより、距離計算部
161 は共通の辞書データの前半の1/6を使用して距
離計算を行い、文字毎に尤度情報を伴って1又は2以上
の候補文字データを形成する。距離計算部16 2 は共通
の辞書データの次の1/6を使用して距離計算を行い、
文字毎に尤度情報を伴って1又は2以上の候補文字デー
タを形成する。以下、同様である。しかる後、制御部1
は各距離計算部161 〜166 からの尤度情報を伴う候
補文字データを収集し、最終的な文字認識(最適の候補
文字データの決定等)を行う。
【0044】一般に、距離計算処理はイメージ処理に比
べて多くの処理時間がかかるため、距離計算処理を上記
のように並列化するのは有効である。この例では、1枚
のイメージ処理部15に対して6枚の距離計算部16を
設けており、前段のイメージ処理と後段の距離計算処理
のスループットを格段に改善している。従って、図10
の構成の文字認識装置によれば、1ドキュメントを通常
の場合の略5〜6倍の高認識速度で読み取れる。
【0045】更に、図示しないが、高認識率及び高認識
速度の要求を同時に満足させることも可能である。この
場合はバックプレーン71の全スロットに夫々必要な枚
数のイメージ処理部15及び距離計算部16を実装し、
装置の仕様(性能)に応じて機能分担を行えば良い。こ
にように本発明によれば、1台の文字認識装置は簡単な
操作でどのような仕様(性能)の文字認識装置にも成り
得る。
【0046】なお、上記実施例ではイメージ処理部15
から距離計算部16に特徴ベクトルデータを直接転送し
たが、一旦CPU2がイメージ処理部15の特徴ベクト
ルデータを読み取り、これを距離計算部16に分配する
ように構成してもよい。また、上記本発明に好適なる実
施例を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構
成及び制御の様々な変更が行えることは言うまでも無
い。
【0047】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の文字認識装置
は、上記構成であるので、ユーザの多様な要求にあわせ
た文字認識装置を、適正な価格と性能で容易に提供でき
る。また、一旦納入した文字認識装置であっても、共通
のイメージ処理部及び距離計算部の様々な組み合わせに
よってユーザのどのような要求への変更又はグレードア
ップにも廉価にかつ容易に対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施例の文字認識装置のブロック図であ
る。
【図3】図3は実施例のイメージ処理部のブロック図で
ある。
【図4】図4は実施例の距離計算部のブロック図であ
る。
【図5】図5は実施例の制御部の制御フローチャートで
ある。
【図6】図6は実施例の制御部の制御フローチャートで
ある。
【図7】図7は実施例のイメージ処理部の制御フローチ
ャートである。
【図8】図8は実施例の距離計算部の制御フローチャー
トである。
【図9】図9は実施例の文字認識装置の実装図である。
【図10】図10は他の実施例の文字認識装置の実装図
である。
【符号の説明】
1 制御部 15 イメージ処理部 16 距離計算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージデータより文字のイメージデー
    タを切り出し、かつそこから特微情報データを抽出する
    1又は2以上のイメージ処理部(15)であって、夫々
    が共通のハードウエア構成を有すると共に、処理パラメ
    ータ及び又は処理プログラムの設定により前記イメージ
    データに対する処理内容を変更可能なものと、 前記イメージ処理部(15)が抽出した特微情報データ
    を自己の辞書データに参照して距離の近い順の候補文字
    データを出力する1又は2以上の距離計算部(16)で
    あって、夫々が共通のハードウエア構成を有すると共
    に、前記辞書データ又は前記辞書データに対する使用範
    囲の設定により認識対象を変更可能なものと、 前記イメージ処理部(15)及び距離計算部(16)の
    統括制御を行う制御部(1)であって、文字認識装置に
    対する認識率及び又は認識速度の要求に応じて前記イメ
    ージ処理部(15)及び又は距離計算部(16)の処理
    分担の設定を行うもの、とを備えることを特徴とする文
    字認識装置。
  2. 【請求項2】 制御部(1)は、設定した処理分担に応
    じて1又は2以上のイメージ処理部(15)にイメージ
    データを分配すると共に、1又は2以上の距離計算部
    (16)から各候補文字データを収集して文字の最終認
    識処理を行うことを特徴とする請求項1の文字認識装
    置。
  3. 【請求項3】 イメージ処理部(15)は、処理パラメ
    ータ及び又は処理プログラムの設定によりイメージデー
    タの処理範囲、ヒストグラムの抽出方法及び又は特微ベ
    クトルの抽出方法を変更可能であることを特徴とする請
    求項1の文字認識装置。
  4. 【請求項4】 1又は2以上のイメージ処理部(15)
    及び距離計算部(16)の夫々のプリント基板を任意の
    スロットに収容可能な共通のバックプレーン(71)
    と、 スロット番号の指定により前記バックプレーン(71)
    における対応スロットの挿入プリント基板にスロット付
    勢信号を入力するスロット信号付勢手段(13)とを備
    え、 制御部(1)は、スロット番号の指定により対応スロッ
    トの挿入プリント基板から基板識別情報を読み取ると共
    に、該読み取った各基板識別情報に基づいてイメージ処
    理部(15)及び距離計算部(16)の実装状態を認識
    することを特徴とする請求項1の文字認識装置。
JP6049599A 1994-03-18 1994-03-18 文字認識装置 Withdrawn JPH07262316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170858A (ja) * 2000-02-03 2011-09-01 Xmpie Inc ダイナミック・ドキュメントを効率的に生成するシステムおよび方法

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JP2011170858A (ja) * 2000-02-03 2011-09-01 Xmpie Inc ダイナミック・ドキュメントを効率的に生成するシステムおよび方法

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