JPH07262849A - 懸垂型碍子のキャップ金具とピン金具の組付方法 - Google Patents

懸垂型碍子のキャップ金具とピン金具の組付方法

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JPH07262849A
JPH07262849A JP5628994A JP5628994A JPH07262849A JP H07262849 A JPH07262849 A JP H07262849A JP 5628994 A JP5628994 A JP 5628994A JP 5628994 A JP5628994 A JP 5628994A JP H07262849 A JPH07262849 A JP H07262849A
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Hirohiko Tsurumi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピン金具及びキャップ金具の組付けを同一ス
テーションにより行うことができる懸垂型碍子のキャッ
プ金具とピン金具の組付方法を提供すること。 【構成】 エアーバッグ13の膨張により保持装置1内
に碍子本体25を保持固定させ、同ピン金具27を碍子
本体25の上方よりホール30へ、またキャップ金具2
6をその下方より頭部31へほぼ同時に組付ける。そし
て、組付け後の碍子本体25はエアーバッグ13内のエ
アーが吸引されることにより開口6の通過が許容され、
キャップ金具保持具20の下降とともに碍子本体25が
取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、懸垂型碍子におい
て、碍子本体へのキャップ金具とピン金具の組付方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、懸垂型碍子の製造工程において
碍子本体へのキャップ金具及びピン金具の組付けはそれ
ぞれ別ステーションにより行われていた。すなわち、図
6に示すように、上下反転状態の碍子本体25の頭部3
1の内部にセメントSが投入される。そして、この頭部
31において碍子本体25がピン金具組付ステーション
40の受皿42に載置される。受皿42の内部のエアー
はバキューム43により吸引され、それに従って受皿4
2内に生じる負圧により碍子本体25が固定保持され
る。次いで、碍子本体25の上方に配設されたマグネッ
トホルダー45が下降して、そのマグネットホルダー4
5に支持されたピン金具27が前記セメントS内に挿入
される。
【0003】その後、図7に示すように、ピン金具27
が挿入された碍子本体25はキャップ金具組付ステーシ
ョン46に送られる。同キャップ金具組付ステーション
46においては、キャップ受け治具47にキャップ金具
26が載置され、キャップ金具26内の内部にはセメン
トSが収容されている。一方、ピン金具27装着済の碍
子本体25は吸着板50により真空吸着された状態にあ
る。そして碍子本体25が下降して、同碍子本体25の
頭部31にキャップ金具26が嵌合され、その後、養生
硬化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術においては、ピン金具27とキャップ金具26の組付
けがそれぞれ別ステーションで行われている。このた
め、ステーションの設置スペースがそれぞれに必要であ
るし、ステーション間の移送時間も含めて組付けに時間
がかかっていた。
【0005】また、ステーション間の移送の際の振動等
によって碍子本体25が所定位置からズレて、キャップ
金具26と頭部31との間の位置関係がズレるおそれが
あった。このズレによって頭部31にキャップ金具26
を組付ける際に、このキャップ金具26と頭部31との
間のセメントSが1箇所に偏り、部分的にセメント不足
が生じる。これを防止するために、このセメント不足等
を想定して必要量以上の多量なセメントSをあらかじめ
キャップ金具26内に投入していた。このため、その組
付けの際に過剰量のセメントがはみ出し、それは取り除
かれて捨てられていた。この無駄に捨てられるセメント
の量だけ余分なコスト高となる。
【0006】本発明は上記従来技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的は、碍子本体
へのキャップ金具とピン金具の組付けを同一ステーショ
ンにおいて行い得る懸垂型碍子のキャップ金具とピン金
具の組付方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
めに請求項1の発明においては、碍子本体の頭部にキャ
ップ金具及びピン金具を組付ける際に、碍子本体を上下
反転状態で笠部の外周下面をホルダーにより支持したま
まで、キャップ金具及びピン金具の組付けを行うもので
ある。
【0008】請求項2の発明においては、ホルダーをエ
アーが注入されるチューブにより構成した。請求項3の
発明においては、キャップ金具及びピン金具の組付け時
に碍子本体に振動を付与する手段を採っている。
【0009】請求項4の発明においては、キャップ金具
及びピン金具は碍子本体を挟んで同一線上に配置された
状態で、碍子本体に組付けられる。
【0010】
【作用】 上記のように構成された請求項1の発明で
は、碍子本体へのキャップ金具とピン金具の組付けを同
一ステーションにおいて行い得る。このため、組付けの
ための設備をそれぞれ設ける必要がなく、その設置スペ
ースが少なくて済むし、しかも各ステーション間の搬送
時間も含めて組付時間を短縮できる。
【0011】また、請求項2の発明では、碍子本体の支
持及び着脱はホルダーに対するエアーの注入及び吸引に
よって行われるため、確実に碍子本体を保持固定でき、
しかも碍子本体に傷がつくことがない。
【0012】さらに、請求項3の発明では、キャップ金
具及びピン金具の組付け時に碍子本体に振動を付与す
る。このため、キャップ金具と頭部との間にセメントを
均一に充填することができる。
【0013】しかも、請求項4の発明では、キャップ金
具及びピン金具は位置ズレを生じることなく組付けられ
る。
【0014】
【実施例】 以下、本発明を組付装置に具体化した一実
施例を図1〜図5に従って詳細に説明する。図1及び図
2に示すように組付装置は、磁器製の碍子本体25を保
持固定する保持装置1と、碍子本体25に対してキャッ
プ金具26及びピン金具27の組付けを行うキャップ金
具組付装置2及びマグネットホルダー3とにより構成さ
れている。以下、これらの機構の構成を詳述する。
【0015】保持装置1は碍子搬送機構(図示しない)
に対して並設配置され、同碍子搬送機構上を流れる碍子
本体25がこの保持装置1に移送され、上下反転状態で
保持固定される。すなわち、メインフレーム5には碍子
本体25の通過を許容する開口6が設けられている。メ
インフレーム5の上面において同開口6の周囲には複数
の支持軸7が立設され、この支持軸7の先端部には防振
ゴム8を介してホルダーフレーム9がボルトにより支持
されている。ホルダーフレーム9には透孔10が設けら
れている。
【0016】ホルダーフレーム9の裏面には前記透孔1
0を囲僥するように円筒状のエアーバッグ保持部11が
一体に形成されている。同エアーバッグ保持部11の下
端部は碍子本体25の挿入を妨げない範囲で内側に折り
返されて係止部12が形成されており、そこにホルダー
としてのエアーバッグ13が係止保持されている。この
係止部12の内周縁により碍子本体25が通過可能な開
口12aが形成されている。エアーバッグ13はゴム製
のリング状のチューブである。エアーバッグ13は注入
管14を介してエアー供給装置16に接続されている。
このエアーバッグ13上には反転状態の碍子本体25が
載置される。ホルダーフレーム9の上面にはバイブレー
ター17が配設され、保持された碍子本体25に振動を
付与するようになっている。
【0017】前記保持装置1の開口6の下方にはキャッ
プ金具組付装置2が配設されている。すなわち、キャッ
プ金具保持具20は駆動装置(図示しない)により図1
における水平面内において往復回動可能であり、また、
図示しないシリンダ等の駆動手段により碍子本体25の
頭部31に対して近接離間可能である。同キャップ金具
保持具20の先端にはキャップ受け治具21が取着され
ており、図示しないキャップ金具搬送機構により搬送さ
れたキャップ金具26はこのキャップ受け治具21に載
置されるようになっている。
【0018】前記保持装置1の透孔10の上方には碍子
本体25に対してピン金具27を組付けるためのマグネ
ットホルダー3が配置されている。同マグネットホルダ
ー3は図示しないシリンダ等の駆動手段により上下方向
に移動可能に構成され、前処理済のピン金具27を電磁
吸着により保持した状態で下降して、碍子本体25のホ
ール30に挿入するようになっている。
【0019】次に、上記構成の組付装置の動作について
説明する。焼成等の前工程を終えた碍子本体25は上下
反転状態にされ、ホール30内にセメントSが投入され
る。また、キャップ金具26内にもセメントSが投入さ
れ、ピン金具27に対してはコルク貼りを施すことによ
り前処理が行われる。なお、部材番号28はコルクであ
る。
【0020】前処理済の碍子本体25は反転状態のまま
で保持装置1内に挿入されて、保持される。すなわち、
図1に示すように、開口6より挿入された碍子本体25
はエアーバッグ保持部11内に配置される。この時、エ
アーバッグ13には圧縮空気は充填されず、拡径状態に
ある。そして、碍子本体25が拡径状態のエアーバッグ
13内を通過して、エアーバッグ保持部11内に配置さ
れた状態でエアーバッグ13に圧縮空気が充填される
と、図4に示すように、同エアーバッグ13が膨張して
碍子本体25の笠部外周が押し上げられ、ホルダーフレ
ーム9の裏面側に押しつけられて保持装置1内に位置決
め固定される。
【0021】この時、碍子本体25が所定位置からズレ
た状態で保持装置1内に挿入配置されたとしても、リン
グ状のエアーバッグ13の膨張により碍子本体25には
そのズレを補正する方向に押し戻す力が働き、ズレが確
実に補正される。
【0022】そして、図2に示すように、バイブレータ
ー17が作動して碍子本体25を加振し、この状態でマ
グネットホルダー3が下降され、ホール30にピン金具
27が挿入される。それとほぼ同時に、前記マグネット
ホルダー3とは碍子本体25を挟んで一直線に配置され
たキャップ金具保持具20が往復回動しながら上昇され
て頭部31にキャップ金具26が取着される。
【0023】上記動作によりキャップ金具26及びピン
金具27の組付けを終えた碍子本体25は、図3に示す
ように、エアーバッグ13の空気が抜かれることにより
碍子本体25の下方への通過が許容され、キャップ金具
保持具20の下降とともにそれに碍子本体25が支持さ
れて下降し、保持装置1より取り出される。その後、セ
メントSが養生硬化される。
【0024】以上のように本実施例によれば、ホール3
0へのピン金具27の挿入及び頭部31へのキャップ金
具26の組付けを同一ステーションにおいて略同時に行
っている。このため、キャップ金具26及びピン金具2
7の碍子本体25への組付けを短時間で行うことができ
る。
【0025】また、碍子本体25が所定位置からズレた
状態で保持装置1内に挿入配置されたとしても、エアー
バッグ13の膨張によりそのズレを補正できる。このた
め、碍子本体25の中心線とキャップ金具26の中心線
とを常に一致させることができる。しかも、このキャッ
プ金具26と頭部31との間のセメントSを偏りなく均
一に充填することが可能になり、前処理時においてキャ
ップ金具26に必要量以上のセメントSを投入しておく
必要がなくなって、キャップ金具26の組付け時にはみ
だす過剰量のセメントの処理等の問題が発生しない。
【0026】さらに、碍子本体25を振動させ、且つキ
ャップ金具26を往復回動させながら組付けが行われる
ため、キャップ金具26及びピン金具27と頭部31と
の間にセメントSを均一に充填することができるととも
に、セメントS内に気泡が発生することがない。
【0027】しかも、ホルダーはリング状のチューブで
あるエアーバッグ13により構成され、エアーを注入す
ることにより膨張して碍子本体25を保持し、エアーを
抜くことにより碍子本体25の前記開口6の通過が許容
され、キャップ金具保持具20の下降とともに碍子本体
25が取り出されるようになっている。このため、碍子
本体25へのキャップ金具26及びピン金具27の組付
けの際に、この碍子本体25の支持を簡単な構成によっ
て容易にかつ確実に、しかも碍子本体25に傷を付ける
ことなく行うことができる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で以下の
ように変更可能である。 (1)上記実施例のエアーバッグ13を図5に示すよう
なホルダーに変更すること。すなわち、一対の円弧状の
アーム35が互いに近接離間可能に構成され、このアー
ム35が近接されることにより碍子本体25が支持さ
れ、離間(図において点線で示す)されることにより開
口6の通過が許容されるように構成すること。この場
合、アーム35の表面にゴム等の緩衝部材を皮膜するな
どして、碍子本体に傷が付かないように構成することが
望ましい。 (2)キャップ金具組付装置2にもバイブレーターを設
けること。
【0029】請求項に記載された技術的思想以外に、前
記実施例により把握される技術的思想を述べれば以下の
通りである。 (a) 碍子本体25が通過可能な開口12aを有する
フレーム(係止部12)と、そのフレーム(係止部1
2)に保持された拡縮可能なホルダー(エアーバッグ1
3)とを有し、ホルダー(エアーバッグ13)が拡径さ
れたときにはホルダー(エアーバッグ13)内を碍子本
体25が通過し、ホルダー(エアーバッグ13)が縮径
されたときには、そのホルダー(エアーバッグ13)上
に反転状態の碍子本体25がその笠部外周において載置
される碍子保持具(保持装置1)。
【0030】この構成によれば、碍子本体25を反転状
態において確実に保持できる。 (b) 前記(a)項の碍子保持具(保持装置1)と、
その碍子保持具(保持装置1)の下方において反転状態
のキャップ金具26を保持するとともに、上下動可能な
キャップ金具保持具(キャップ金具組付装置2)と、碍
子保持具(保持装置1)の上方において反転状態のピン
金具27を保持するとともに、上下動可能なピン金具保
持具(マグネットホルダー3)とよりなる碍子組付装
置。
【0031】この構成によれば、碍子本体25へのキャ
ップ金具26及びピン金具27の組付けを容易に行うこ
とができる。 (c) 前記(b)項において、キャップ金具保持具
(キャップ金具組付装置2)及びピン金具保持具(マグ
ネットホルダー3)は同一直線上に配置されている碍子
組付装置。
【0032】この構成によれば、碍子本体25に対して
キャップ金具26及びピン金具27を正確に組付けるこ
とができる。 (d) 前記(b)項において、碍子保持具(保持装置
1)はバイブレーター17を有する碍子組付装置。
【0033】この構成によれば、接着用セメントSの偏
りや、セメントS内部の気泡を防止できる。 (e) 前記(b)項において、キャップ金具保持具
(キャップ金具組付装置2)は水平面内において往復回
動される碍子組付装置。
【0034】この構成によれば、接着用セメントSの偏
りや、セメントS内部の気泡を防止できる。 (f) 前記(b)〜(e)にいずれかにおいて、ホル
ダー(エアーバッグ13)はエアチューブにより構成さ
れている碍子組付装置。
【0035】この構成によれば、碍子本体25が損傷す
るのを防止できる。
【0036】
【発明の効果】 以上詳述したように上記構成の本発明
によれば、懸垂碍子の製造時間を短縮できる。また、前
処理において必要量以上のセメントをキャップ金具内に
投入する必要がない。
【0037】さらに、キャップ金具内面と頭部との間に
セメントを均一に充填することができるし、同セメント
層内に空洞が発生されることがない。しかも、キャップ
金具及びピン金具の組付け時に碍子本体を安定保持する
ことができ、かつ組付け済の碍子本体を簡単に碍子本体
保持具から取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を組付装置に具体化した一実施例を示
す断面図である。
【図2】 キャップ金具及びピン金具を組付ける動作を
示した断面図である。
【図3】 保持装置より碍子本体を取り出す動作を示す
断面図である。
【図4】 エアーバッグを示す底面図である。
【図5】 エアーバッグの別例を示す底面図である。
【図6】 従来技術のピン金具組付ステーションを示す
断面図である。
【図7】 従来技術のキャップ金具組付ステーションを
示す断面図である。
【符号の説明】
1…保持装置、2…キャップ金具組付装置、3…ピン金
具保持具としてのマグネットホルダー、13…ホルダー
としてのエアーバッグ、17…碍子本体に振動を付与す
るためのバイブレータ、25…碍子本体、26…キャッ
プ金具、27…ピン金具、31…頭部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碍子本体の頭部にキャップ金具及びピン
    金具を組付ける際に、碍子本体を上下反転状態で笠部の
    外周下面をホルダーにより支持したままで、キャップ金
    具及びピン金具の組付けを行う懸垂型碍子のキャップ金
    具とピン金具の組付方法。
  2. 【請求項2】 ホルダーをエアーが注入されるチューブ
    により構成した請求項1に記載の懸垂型碍子のキャップ
    金具とピン金具の組付方法。
  3. 【請求項3】 キャップ金具及びピン金具の組付け時に
    碍子本体に振動を付与する請求項1または2に記載の懸
    垂型碍子のキャップ金具とピン金具の組付方法。
  4. 【請求項4】 キャップ金具及びピン金具は碍子本体を
    挟んで同一線上に配置された状態で、碍子本体に組付け
    られる請求項1〜3のいずれかに記載の懸垂型碍子のキ
    ャップ金具とピン金具の組付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN118737597A (zh) * 2024-09-02 2024-10-01 固力发集团股份有限公司 一种隔离开关用的绝缘子的快速胶装定位装置
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