JPH07262942A - ディスプレイのアノード基板 - Google Patents
ディスプレイのアノード基板Info
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- JPH07262942A JPH07262942A JP7288094A JP7288094A JPH07262942A JP H07262942 A JPH07262942 A JP H07262942A JP 7288094 A JP7288094 A JP 7288094A JP 7288094 A JP7288094 A JP 7288094A JP H07262942 A JPH07262942 A JP H07262942A
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- transparent anode
- anode electrode
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アノード電極がスイッチングされるタイプの
ディスプレイ装置において、アノード電極の絶縁破壊電
圧を上げることができる構成のアノード基板を提供する
こと。 【構成】 アノード基板1の一面にストライプ状の透明
アノード電極2が形成されており、このストライプ状の
透明アノード電極2上に、それぞれR,G,Bの蛍光体
3を透明アノード電極2より広い幅で付着する。これに
より、透明アノード電極2間の実効スペースが大きくな
るため、絶縁破壊電圧が向上する。従って、アノード電
圧を高く設定できるため、十分な輝度を得ることができ
る。
ディスプレイ装置において、アノード電極の絶縁破壊電
圧を上げることができる構成のアノード基板を提供する
こと。 【構成】 アノード基板1の一面にストライプ状の透明
アノード電極2が形成されており、このストライプ状の
透明アノード電極2上に、それぞれR,G,Bの蛍光体
3を透明アノード電極2より広い幅で付着する。これに
より、透明アノード電極2間の実効スペースが大きくな
るため、絶縁破壊電圧が向上する。従って、アノード電
圧を高く設定できるため、十分な輝度を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電界放出カソードを電
子源とするディスプレイのアノード基板の改良に関する
ものである。
子源とするディスプレイのアノード基板の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】金属または半導体表面の印加電界を10
9 [V/m]程度にするとトンネル効果により、電子が
障壁を通過して常温でも真空中に電子放出が行われる。
この現象は電界放出(Field Emission)といわれており
古くから知られた現象であるが、このような原理を利用
して電子を放出するカソードを電界放出カソード(Fiel
d Emission Cathode)と呼んでいる。近年、半導体微細
加工技術を駆使して、ミクロンサイズの前記電界放出カ
ソードの作成が可能となり、この電界放出カソードを基
板上に多数形成することにより、面放出型の電界放出ア
レイを作成することが可能となっている。このような電
界放出アレイは、ディスプレイ装置、CRT、電子顕微
鏡や電子ビーム装置の電子源として適用することが提案
されている。
9 [V/m]程度にするとトンネル効果により、電子が
障壁を通過して常温でも真空中に電子放出が行われる。
この現象は電界放出(Field Emission)といわれており
古くから知られた現象であるが、このような原理を利用
して電子を放出するカソードを電界放出カソード(Fiel
d Emission Cathode)と呼んでいる。近年、半導体微細
加工技術を駆使して、ミクロンサイズの前記電界放出カ
ソードの作成が可能となり、この電界放出カソードを基
板上に多数形成することにより、面放出型の電界放出ア
レイを作成することが可能となっている。このような電
界放出アレイは、ディスプレイ装置、CRT、電子顕微
鏡や電子ビーム装置の電子源として適用することが提案
されている。
【0003】図7に、適用例の一例であるディスプレイ
装置を示す。このディスプレイ(以下、FEDと記す)
は、電界放出アレイが形成されたカソード基板103
と、透明アノード電極101が形成されたアノード基板
100とが所定間隔をもって対向配置されるように構成
されている。このカソード基板103に形成された電界
放出アレイは、スパッタ等により形成されたカソード電
極104と、その上に複数形成された円錐状のエミッタ
コーン105と、このエミッタコーン105の先端近傍
に形成されたゲート電極106とから構成されるスピン
ト(Spindt)型の電界放出アレイとされている。一方、
カソード基板103に対向配置されたアノード基板10
0には、例えば導電性酸化インジウム(ITO)からな
るストライプ状の透明アノード電極101が多数、アノ
ード基板100上に形成されていると共に、この透明ア
ノード電極101の上にそれぞれ蛍光体102が付着さ
れている。
装置を示す。このディスプレイ(以下、FEDと記す)
は、電界放出アレイが形成されたカソード基板103
と、透明アノード電極101が形成されたアノード基板
100とが所定間隔をもって対向配置されるように構成
されている。このカソード基板103に形成された電界
放出アレイは、スパッタ等により形成されたカソード電
極104と、その上に複数形成された円錐状のエミッタ
コーン105と、このエミッタコーン105の先端近傍
に形成されたゲート電極106とから構成されるスピン
ト(Spindt)型の電界放出アレイとされている。一方、
カソード基板103に対向配置されたアノード基板10
0には、例えば導電性酸化インジウム(ITO)からな
るストライプ状の透明アノード電極101が多数、アノ
ード基板100上に形成されていると共に、この透明ア
ノード電極101の上にそれぞれ蛍光体102が付着さ
れている。
【0004】上記透明アノード電極101−1,101
−2,101−3・・・はストライプ状とされていると
共に、透明アノード電極101−1,101−4・・・
には、3原色のうちの例えば赤色(R)の蛍光体102
が付着されており、透明アノード電極101−2,10
1−5・・・には、例えば緑色(G)の蛍光体102が
付着されており、透明アノード電極101−3,101
−6・・・には、例えば青色(B)の蛍光体102が付
着されている。このように、透明アノード電極101−
1,101−2,101−3・・・には2つ置きに同じ
色の蛍光体102が付着されている。この透明アノード
電極101は、R,G,Bの蛍光体が設けられている3
本の透明アノード電極101が1グループとされてお
り、破線で図示するようにグループ毎に電子を供給する
電界放出アレイF−1,F−2・・・が、カソード基板
103に分割されて設けられている。
−2,101−3・・・はストライプ状とされていると
共に、透明アノード電極101−1,101−4・・・
には、3原色のうちの例えば赤色(R)の蛍光体102
が付着されており、透明アノード電極101−2,10
1−5・・・には、例えば緑色(G)の蛍光体102が
付着されており、透明アノード電極101−3,101
−6・・・には、例えば青色(B)の蛍光体102が付
着されている。このように、透明アノード電極101−
1,101−2,101−3・・・には2つ置きに同じ
色の蛍光体102が付着されている。この透明アノード
電極101は、R,G,Bの蛍光体が設けられている3
本の透明アノード電極101が1グループとされてお
り、破線で図示するようにグループ毎に電子を供給する
電界放出アレイF−1,F−2・・・が、カソード基板
103に分割されて設けられている。
【0005】すなわち、カソード電極104は、透明ア
ノード電極101に平行な上記グループの幅をほぼ有す
るストライプ状のカソード電極104−1,104−2
・・・により構成されており、それぞれのカソード電極
104−1,104−2・・・には、複数のエミッタコ
ーン105とゲート電極106とが形成されている。な
お、ゲート電極106はストライプ状とされてカソード
電極104上に直交配置されており、ゲート電極106
とカソード電極104とによりマトリックスを構成して
ダイナミック駆動を行えるようにしている。
ノード電極101に平行な上記グループの幅をほぼ有す
るストライプ状のカソード電極104−1,104−2
・・・により構成されており、それぞれのカソード電極
104−1,104−2・・・には、複数のエミッタコ
ーン105とゲート電極106とが形成されている。な
お、ゲート電極106はストライプ状とされてカソード
電極104上に直交配置されており、ゲート電極106
とカソード電極104とによりマトリックスを構成して
ダイナミック駆動を行えるようにしている。
【0006】このエミッタコーン105間のピッチは1
0ミクロン以下の寸法で作成することが出来、このよう
なエミッタコーン105を数万ないし数10万個、1枚
のカソード基板103上に設けるようにしている。な
お、この電界放出アレイにおいては、ゲート・カソード
間の距離をサブミクロンとすることが出来るため、ゲー
ト・カソード間に僅か数10ボルトの電圧VGEを印加す
ることによりエミッタコーン105から電子を放出する
ことが出来る。このようにして、エミッタコーン105
から放出された電子は、ゲート電極106上に離隔して
配置されたアノード基板100に設けられた透明アノー
ド電極101により捕集されるようになる。この透明ア
ノード電極101には、正電圧VA を同色の画素が付着
された透明アノード電極101毎に選択して印加してい
る。
0ミクロン以下の寸法で作成することが出来、このよう
なエミッタコーン105を数万ないし数10万個、1枚
のカソード基板103上に設けるようにしている。な
お、この電界放出アレイにおいては、ゲート・カソード
間の距離をサブミクロンとすることが出来るため、ゲー
ト・カソード間に僅か数10ボルトの電圧VGEを印加す
ることによりエミッタコーン105から電子を放出する
ことが出来る。このようにして、エミッタコーン105
から放出された電子は、ゲート電極106上に離隔して
配置されたアノード基板100に設けられた透明アノー
ド電極101により捕集されるようになる。この透明ア
ノード電極101には、正電圧VA を同色の画素が付着
された透明アノード電極101毎に選択して印加してい
る。
【0007】このために、透明アノード電極101−
1,101−4・・・にアノード電極ライン107−1
を接続し、透明アノード電極101−2,101−5・
・・にアノード電極ライン107−2を接続し、透明ア
ノード電極101−3,101−6・・・にアノード電
極ライン107−3を接続して、これらのアノード電極
ライン107−1〜107−3を順次選択してアノード
電圧VA を印加することにより、R,G,Bの選択を行
っている。これにより、フルカラーの画像をアノード基
板100上に得ることができ、この画像は透明のアノー
ド基板100を介して観察することができるようにされ
ている。
1,101−4・・・にアノード電極ライン107−1
を接続し、透明アノード電極101−2,101−5・
・・にアノード電極ライン107−2を接続し、透明ア
ノード電極101−3,101−6・・・にアノード電
極ライン107−3を接続して、これらのアノード電極
ライン107−1〜107−3を順次選択してアノード
電圧VA を印加することにより、R,G,Bの選択を行
っている。これにより、フルカラーの画像をアノード基
板100上に得ることができ、この画像は透明のアノー
ド基板100を介して観察することができるようにされ
ている。
【0008】この場合、ゲート電極106とカソード電
極104−1,104−2・・・からなるマトリックス
により順次走査されているが、例えばカソード電極10
4−1が選択駆動されている場合において、さらにアノ
ード電極ライン107−1〜107−3が順次走査され
る。すなわち、図7に破線で示すようにカソード電極1
04−1上に形成されたエミッタコーン105から放出
された電子により、アノード電極ライン107−1が選
択されている時は、Rの蛍光体が発光されるようにさ
れ、アノード電極ライン107−2が選択されている時
は、Gの蛍光体が発光されるようにされ、アノード電極
ライン107−3が選択されている時は、Bの蛍光体が
発光されるようになされている。
極104−1,104−2・・・からなるマトリックス
により順次走査されているが、例えばカソード電極10
4−1が選択駆動されている場合において、さらにアノ
ード電極ライン107−1〜107−3が順次走査され
る。すなわち、図7に破線で示すようにカソード電極1
04−1上に形成されたエミッタコーン105から放出
された電子により、アノード電極ライン107−1が選
択されている時は、Rの蛍光体が発光されるようにさ
れ、アノード電極ライン107−2が選択されている時
は、Gの蛍光体が発光されるようにされ、アノード電極
ライン107−3が選択されている時は、Bの蛍光体が
発光されるようになされている。
【0009】このように、図7に示すフルカラーのディ
スプレイ装置においては透明アノード電極101を選択
駆動するタイプとされている。フルカラーのディスプレ
イは、他にアノード電極を走査することに替えて、カソ
ード電極をR,G,Bの蛍光体に対応して設けるタイプ
もある。このタイプのディスプレイにおいては、アノー
ド基板に形成されている透明アノード電極は分割されて
おらずベタに形成されており、この透明アノード電極上
にR,G,Bの蛍光体がストライプ状に形成されてい
る。一方、電界放出アレイが形成されているカソード基
板上には、アノード基板に塗布されている蛍光体のR,
G,Bに対応するようストライプ状のカソード電極がそ
れぞれ形成されており、このカソード電極には、それぞ
れエミッタコーンと、このエミッタコーンの先端近傍に
カソード電極と直交するゲート電極とが形成されてい
る。
スプレイ装置においては透明アノード電極101を選択
駆動するタイプとされている。フルカラーのディスプレ
イは、他にアノード電極を走査することに替えて、カソ
ード電極をR,G,Bの蛍光体に対応して設けるタイプ
もある。このタイプのディスプレイにおいては、アノー
ド基板に形成されている透明アノード電極は分割されて
おらずベタに形成されており、この透明アノード電極上
にR,G,Bの蛍光体がストライプ状に形成されてい
る。一方、電界放出アレイが形成されているカソード基
板上には、アノード基板に塗布されている蛍光体のR,
G,Bに対応するようストライプ状のカソード電極がそ
れぞれ形成されており、このカソード電極には、それぞ
れエミッタコーンと、このエミッタコーンの先端近傍に
カソード電極と直交するゲート電極とが形成されてい
る。
【0010】カソード電極は、透明アノード電極に塗布
されているR,G,Bの3本の蛍光体に対応する3本の
カソード電極が1グループとされて、グループ毎に順次
走査される。このため、選択されたグループのカソード
電極に対応するR,G,Bの蛍光体がグループ毎に順次
発光されるようになる。
されているR,G,Bの3本の蛍光体に対応する3本の
カソード電極が1グループとされて、グループ毎に順次
走査される。このため、選択されたグループのカソード
電極に対応するR,G,Bの蛍光体がグループ毎に順次
発光されるようになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記の2つのタイプの
ディスプレイにおいて、透明アノード電極を走査しない
タイプのディスプレイにおいては、エミッタコーンから
放出される電子は、通常ある広がりを持って放出される
ことから、隣接している蛍光体が漏れ発光する恐れがあ
り、このため色がぼける欠点を有している。また、アノ
ード基板に形成されたR,G,Bの蛍光体に精度よく位
置合わせしてカソード電極を配置する必要があり、高度
の製作精度が要求される。さらに、多数のカソード電極
をそれぞれドライブしているため、多数のドライバを必
要としている。しかしながら、アノード電極は走査して
いないため、アノード電圧を高くすることができ、輝度
を上げることはできる。
ディスプレイにおいて、透明アノード電極を走査しない
タイプのディスプレイにおいては、エミッタコーンから
放出される電子は、通常ある広がりを持って放出される
ことから、隣接している蛍光体が漏れ発光する恐れがあ
り、このため色がぼける欠点を有している。また、アノ
ード基板に形成されたR,G,Bの蛍光体に精度よく位
置合わせしてカソード電極を配置する必要があり、高度
の製作精度が要求される。さらに、多数のカソード電極
をそれぞれドライブしているため、多数のドライバを必
要としている。しかしながら、アノード電極は走査して
いないため、アノード電圧を高くすることができ、輝度
を上げることはできる。
【0012】また、前記図7に示すディスプレイ装置に
おいては、透明アノード電極101−1,101−2,
101−3・・・には、アノード電極ライン107−
1,107−2,107−3が、それぞれ接続されてお
り、前記したようにこれらのアノード電極ライン107
−1,107−2,107−3は順次走査されている。
すなわち、アノード電極ライン107−1が選択された
時、透明電極101−1,101−4・・・にアノード
電圧が印加され、アノード電極ライン107−2が選択
された時、透明電極101−2,101−5・・・にア
ノード電圧が印加され、アノード電極ライン107−3
が選択された時、透明電極101−3,101−6・・
・にアノード電圧が印加されて、R,G,Bの蛍光体が
順次発光されるようになされている。この場合、選択さ
れていないアノード電極ラインはアースに接続されてい
る。
おいては、透明アノード電極101−1,101−2,
101−3・・・には、アノード電極ライン107−
1,107−2,107−3が、それぞれ接続されてお
り、前記したようにこれらのアノード電極ライン107
−1,107−2,107−3は順次走査されている。
すなわち、アノード電極ライン107−1が選択された
時、透明電極101−1,101−4・・・にアノード
電圧が印加され、アノード電極ライン107−2が選択
された時、透明電極101−2,101−5・・・にア
ノード電圧が印加され、アノード電極ライン107−3
が選択された時、透明電極101−3,101−6・・
・にアノード電圧が印加されて、R,G,Bの蛍光体が
順次発光されるようになされている。この場合、選択さ
れていないアノード電極ラインはアースに接続されてい
る。
【0013】このため、透明アノード電極101に印加
できるアノード電圧は透明アノード電極101間の絶縁
破壊電圧により決定されることになる。この透明電極1
01−1と透明電極101−2間の距離を、例えば約5
0ミクロンとすると、このように微少な距離における場
合の絶縁破壊電圧は、透明電極101間の空間的な距離
で決まる絶縁破壊電圧(電極間絶縁破壊電圧)よりも、
透明電極101が形成されているアノード基板100の
表面の沿面距離で決まる絶縁破壊電圧(沿面絶縁破壊電
圧)により支配されるようになる。この沿面距離で決ま
る絶縁破壊電圧は、アノード基板100の材料によって
も異なる電圧となるが、アノード基板100をパイレッ
クスガラスとすると、約50ミクロンの電極間距離にお
いて、約100〜300ボルトとなる。
できるアノード電圧は透明アノード電極101間の絶縁
破壊電圧により決定されることになる。この透明電極1
01−1と透明電極101−2間の距離を、例えば約5
0ミクロンとすると、このように微少な距離における場
合の絶縁破壊電圧は、透明電極101間の空間的な距離
で決まる絶縁破壊電圧(電極間絶縁破壊電圧)よりも、
透明電極101が形成されているアノード基板100の
表面の沿面距離で決まる絶縁破壊電圧(沿面絶縁破壊電
圧)により支配されるようになる。この沿面距離で決ま
る絶縁破壊電圧は、アノード基板100の材料によって
も異なる電圧となるが、アノード基板100をパイレッ
クスガラスとすると、約50ミクロンの電極間距離にお
いて、約100〜300ボルトとなる。
【0014】このように、図7に示すタイプのディスプ
レイにおいては、アノード電極に印加できるアノード電
圧を高くすることが困難であり、輝度を十分上げること
ができない。さらに、アノード電極を構成している透明
電極101間の距離を小さくすると、絶縁破壊電圧が小
さくなるためよりアノード電圧を低くしなければなら
ず、輝度がより低下するので画素ピッチを小さくできな
いという問題点があった。さらに、カソード電極110
を走査しているパルス信号の幅を、さらに3分割して
R,G,Bの蛍光体が形成されている3本のアノード電
極ライン107−1〜107−3を選択するパルス信号
としているため、デューティファクターが小さくなり、
輝度がより低下するという問題点もあった。
レイにおいては、アノード電極に印加できるアノード電
圧を高くすることが困難であり、輝度を十分上げること
ができない。さらに、アノード電極を構成している透明
電極101間の距離を小さくすると、絶縁破壊電圧が小
さくなるためよりアノード電圧を低くしなければなら
ず、輝度がより低下するので画素ピッチを小さくできな
いという問題点があった。さらに、カソード電極110
を走査しているパルス信号の幅を、さらに3分割して
R,G,Bの蛍光体が形成されている3本のアノード電
極ライン107−1〜107−3を選択するパルス信号
としているため、デューティファクターが小さくなり、
輝度がより低下するという問題点もあった。
【0015】そこで、本発明はアノード電極がスイッチ
ングされるタイプのディスプレイに適用されるアノード
基板において、アノード電極の絶縁破壊電圧を高くする
ことができる構成の電界放出ディスプレイのアノード基
板を提供することを目的としている。
ングされるタイプのディスプレイに適用されるアノード
基板において、アノード電極の絶縁破壊電圧を高くする
ことができる構成の電界放出ディスプレイのアノード基
板を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディスプレイのアノード基板は、電界放出
アレイが形成されているカソード基板に所定間隔を持っ
て対向するアノード基板において、前記アノード基板の
一面に複数のストライプ状の透明アノード電極を形成
し、この複数の透明アノード電極のそれぞれに、3原色
の蛍光体を順次付着すると共に、前記透明アノード電極
に付着された前記蛍光体の幅を、前記透明アノード電極
の幅より広くするようにしたものである。
に、本発明のディスプレイのアノード基板は、電界放出
アレイが形成されているカソード基板に所定間隔を持っ
て対向するアノード基板において、前記アノード基板の
一面に複数のストライプ状の透明アノード電極を形成
し、この複数の透明アノード電極のそれぞれに、3原色
の蛍光体を順次付着すると共に、前記透明アノード電極
に付着された前記蛍光体の幅を、前記透明アノード電極
の幅より広くするようにしたものである。
【0017】さらに、本発明のディスプレイのアノード
基板は、電界放出アレイが形成されているカソード基板
に所定間隔を持って対向するアノード基板において、前
記アノード基板の一面に細幅のストライプ状の第1の透
明アノード電極と、広幅の第2のストライプ状の透明ア
ノード電極とを交互に形成し、前記細幅の第1の透明ア
ノード電極に3原色の蛍光体のうち発光効率の悪い蛍光
体を付着し、前記広幅の第2のストライプ状の透明アノ
ード電極の両端部から中央部にかけて、残る2つの蛍光
体をそれぞれ付着するようにし、前記第1の透明アノー
ド電極に付着された前記蛍光体の幅を、前記第1の透明
アノード電極の幅より広くすると共に、前記第2の透明
アノード電極に付着された蛍光体が前記第2の透明アノ
ード電極の両端からはみ出るように付着されているよう
にしたものである。
基板は、電界放出アレイが形成されているカソード基板
に所定間隔を持って対向するアノード基板において、前
記アノード基板の一面に細幅のストライプ状の第1の透
明アノード電極と、広幅の第2のストライプ状の透明ア
ノード電極とを交互に形成し、前記細幅の第1の透明ア
ノード電極に3原色の蛍光体のうち発光効率の悪い蛍光
体を付着し、前記広幅の第2のストライプ状の透明アノ
ード電極の両端部から中央部にかけて、残る2つの蛍光
体をそれぞれ付着するようにし、前記第1の透明アノー
ド電極に付着された前記蛍光体の幅を、前記第1の透明
アノード電極の幅より広くすると共に、前記第2の透明
アノード電極に付着された蛍光体が前記第2の透明アノ
ード電極の両端からはみ出るように付着されているよう
にしたものである。
【0018】また、本発明のディスプレイのアノード基
板は、前記蛍光体が付着された前記透明アノード電極間
に露出しているアノード基板の間隙部分に溝を設けるよ
うにしたものである。さらにまた、本発明のディスプレ
イのアノード基板は、前記カソード電極に分割された複
数の電界放出アレイが形成されており、前記細幅の第1
の透明アノード電極と前記広幅の第2のストライプ状の
透明アノード電極とが交互に選択駆動されていると共
に、前記細幅の第1の透明アノード電極が選択駆動され
た時、この第1の透明アノード電極にほぼ対向すると共
に、隣接する2つの前記電界放出アレイから前記発光効
率の悪い蛍光体に電子が供給され、前記広幅のストライ
プ状の第2の透明アノード電極が選択駆動された時、こ
の第2の透明アノード電極にほぼ対向すると共に、前記
電界放出アレイの1つづつから前記残る2つの蛍光体に
それぞれ電子が供給されるようにしたものである。
板は、前記蛍光体が付着された前記透明アノード電極間
に露出しているアノード基板の間隙部分に溝を設けるよ
うにしたものである。さらにまた、本発明のディスプレ
イのアノード基板は、前記カソード電極に分割された複
数の電界放出アレイが形成されており、前記細幅の第1
の透明アノード電極と前記広幅の第2のストライプ状の
透明アノード電極とが交互に選択駆動されていると共
に、前記細幅の第1の透明アノード電極が選択駆動され
た時、この第1の透明アノード電極にほぼ対向すると共
に、隣接する2つの前記電界放出アレイから前記発光効
率の悪い蛍光体に電子が供給され、前記広幅のストライ
プ状の第2の透明アノード電極が選択駆動された時、こ
の第2の透明アノード電極にほぼ対向すると共に、前記
電界放出アレイの1つづつから前記残る2つの蛍光体に
それぞれ電子が供給されるようにしたものである。
【0019】
【作用】本発明によれば、アノード電極間の絶縁破壊電
圧を飛躍的に向上することができるため、アノード電圧
を高く設定することができ、輝度を十分上げることがで
きるようになる。また、アノード電圧を下げることなく
画素ピッチを小さくすることができるため、ディスプレ
イに適用すると高精細な画面を得ることができるように
なる。また、モノクロのディスプレイに適用すると、超
微細とすることができると共に、輝度を十分上げること
ができるようになる。さらに、アノード電極ラインが2
分割されて選択スイッチングされるようにすると、デュ
ーティ幅を拡大することができるので、輝度をより向上
することができる。
圧を飛躍的に向上することができるため、アノード電圧
を高く設定することができ、輝度を十分上げることがで
きるようになる。また、アノード電圧を下げることなく
画素ピッチを小さくすることができるため、ディスプレ
イに適用すると高精細な画面を得ることができるように
なる。また、モノクロのディスプレイに適用すると、超
微細とすることができると共に、輝度を十分上げること
ができるようになる。さらに、アノード電極ラインが2
分割されて選択スイッチングされるようにすると、デュ
ーティ幅を拡大することができるので、輝度をより向上
することができる。
【0020】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例のアノード基板
をディスプレイに適用した例を示す。ただし、このディ
スプレイにおいては、電界放出アレイが形成されたカソ
ード基板4と、透明アノード電極2が形成された本発明
に掛かるアノード基板1とが所定間隔をもって対向配置
されるように構成されている。このカソード基板4に形
成された電界放出アレイは、スパッタ等により形成され
たカソード電極5と、その上に複数形成された円錐状の
エミッタコーン7と、このエミッタコーン7の先端近傍
に形成されたゲート電極6とから構成されたスピント
(Spindt)型の電界放出アレイとされている。
をディスプレイに適用した例を示す。ただし、このディ
スプレイにおいては、電界放出アレイが形成されたカソ
ード基板4と、透明アノード電極2が形成された本発明
に掛かるアノード基板1とが所定間隔をもって対向配置
されるように構成されている。このカソード基板4に形
成された電界放出アレイは、スパッタ等により形成され
たカソード電極5と、その上に複数形成された円錐状の
エミッタコーン7と、このエミッタコーン7の先端近傍
に形成されたゲート電極6とから構成されたスピント
(Spindt)型の電界放出アレイとされている。
【0021】一方、カソード基板4に対向配置されたア
ノード基板1には、例えば導電性酸化インジウム(IT
O)からなるストライプ状の透明アノード電極2が多数
本、アノード基板1上に形成されていると共に、この透
明アノード電極2の上にそれぞれ蛍光体3が付着されて
いる。この場合、透明アノード電極2の幅は従来に比較
して細く形成されており、蛍光体3は透明アノード電極
2の上面だけでなく、隣接するアノード電極2との間隙
部にはみ出るように付着されている。すなわち、アノー
ド電極2の幅より蛍光体3の幅が広くなるようアノード
電極2に付着されている。
ノード基板1には、例えば導電性酸化インジウム(IT
O)からなるストライプ状の透明アノード電極2が多数
本、アノード基板1上に形成されていると共に、この透
明アノード電極2の上にそれぞれ蛍光体3が付着されて
いる。この場合、透明アノード電極2の幅は従来に比較
して細く形成されており、蛍光体3は透明アノード電極
2の上面だけでなく、隣接するアノード電極2との間隙
部にはみ出るように付着されている。すなわち、アノー
ド電極2の幅より蛍光体3の幅が広くなるようアノード
電極2に付着されている。
【0022】図2にアノード基板1の構成を拡大して示
す。この図において、上記細い幅で形成された透明アノ
ード電極2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・はストラ
イプ状とされていると共に、透明アノード電極2−R
1 ,2−R2 ・・・には3原色のうちの例えば赤色
(R)の蛍光体3−R1 が付着されており、透明アノー
ド電極2−G1 ,2−G2 ・・・には例えば緑色(G)
の蛍光体3−G1 ,3−G2・・・が付着されており、
透明アノード電極2−B1 ,2−B2 ・・・には例えば
青色(B)の蛍光体3−B1 ,3−B2 ・・・が付着さ
れている。このように、透明アノード電極2−R1 ,2
−G1 ,2−B1 ・・・には2つ置きに同じ色の蛍光体
3が付着されている。この透明アノード電極2−R1 ,
2−G1 ,2−B1 ・・・は、R,G,Bの蛍光体が設
けられている3本の透明アノード電極が1グループとさ
れて、図1に破線で図示するようにグループ毎に電子を
供給する電界放出アレイF−1,F−2・・・が分割さ
れて設けられている。
す。この図において、上記細い幅で形成された透明アノ
ード電極2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・はストラ
イプ状とされていると共に、透明アノード電極2−R
1 ,2−R2 ・・・には3原色のうちの例えば赤色
(R)の蛍光体3−R1 が付着されており、透明アノー
ド電極2−G1 ,2−G2 ・・・には例えば緑色(G)
の蛍光体3−G1 ,3−G2・・・が付着されており、
透明アノード電極2−B1 ,2−B2 ・・・には例えば
青色(B)の蛍光体3−B1 ,3−B2 ・・・が付着さ
れている。このように、透明アノード電極2−R1 ,2
−G1 ,2−B1 ・・・には2つ置きに同じ色の蛍光体
3が付着されている。この透明アノード電極2−R1 ,
2−G1 ,2−B1 ・・・は、R,G,Bの蛍光体が設
けられている3本の透明アノード電極が1グループとさ
れて、図1に破線で図示するようにグループ毎に電子を
供給する電界放出アレイF−1,F−2・・・が分割さ
れて設けられている。
【0023】すなわち、図1に示すようにカソード電極
5は、透明アノード電極2に平行な上記グループの幅を
ほぼ有するストライプ状のカソード電極5−1,5−2
・・・とされており、それぞれのカソード電極5−1,
5−2・・・には、エミッタコーン7とゲート電極6と
が形成されている。なお、ゲート電極6はストライプ状
とされてカソード電極5上に直交配置されており、ゲー
ト電極6とカソード電極5とによりマトリックスを構成
してダイナミック駆動を行えるようにしている。
5は、透明アノード電極2に平行な上記グループの幅を
ほぼ有するストライプ状のカソード電極5−1,5−2
・・・とされており、それぞれのカソード電極5−1,
5−2・・・には、エミッタコーン7とゲート電極6と
が形成されている。なお、ゲート電極6はストライプ状
とされてカソード電極5上に直交配置されており、ゲー
ト電極6とカソード電極5とによりマトリックスを構成
してダイナミック駆動を行えるようにしている。
【0024】このエミッタコーン7間のピッチは10ミ
クロン以下の寸法で作成することが出来、このようなエ
ミッタコーン7を数万ないし数10万個、1枚のカソー
ド基板4上に設けるようにしている。なお、この電界放
出アレイにおいては、ゲート・カソード間の距離をサブ
ミクロンとすることが出来るため、ゲート・カソード間
に僅か数10ボルトの電圧VGEを印加することによりエ
ミッタコーン7から電子を放出することが出来る。この
ようにして、エミッタコーン7から放出された電子は、
ゲート電極6上に離隔して配置されたアノード基板1に
設けられた透明アノード電極2により捕集されるように
なる。この透明アノード電極2には、正のアノード電圧
VA を同色の蛍光体が付着された透明アノード電極2毎
に選択して印加している。
クロン以下の寸法で作成することが出来、このようなエ
ミッタコーン7を数万ないし数10万個、1枚のカソー
ド基板4上に設けるようにしている。なお、この電界放
出アレイにおいては、ゲート・カソード間の距離をサブ
ミクロンとすることが出来るため、ゲート・カソード間
に僅か数10ボルトの電圧VGEを印加することによりエ
ミッタコーン7から電子を放出することが出来る。この
ようにして、エミッタコーン7から放出された電子は、
ゲート電極6上に離隔して配置されたアノード基板1に
設けられた透明アノード電極2により捕集されるように
なる。この透明アノード電極2には、正のアノード電圧
VA を同色の蛍光体が付着された透明アノード電極2毎
に選択して印加している。
【0025】このために、透明アノード電極2−R1 ,
2−R2 ・・・にアノード電極ライン8−1を接続し、
透明アノード電極2−G1 ,2−G2 ・・・にアノード
電極ライン8−2を接続し、透明アノード電極2−B
1 ,2−B2 ・・・にアノード電極ライン8−3を接続
して、これらのアノード電極ライン8−1〜8−3を順
次選択してアノード電圧VA を印加することにより、
R,G,Bの選択を行っている。これにより、フルカラ
ーの画像をアノード基板1上に得ることができ、この画
像は透明のアノード基板1を介して観察することができ
るようにされている。この場合、ゲート電極6とカソー
ド電極5−1,5−2・・・からなるマトリックスによ
り順次走査されているが、例えばカソード電極5−1が
選択されている場合において、さらにアノード電極ライ
ン8−1〜8−3が順次走査される。すなわち、図1に
破線で示すようにカソード電極5−1上に形成されたエ
ミッタコーン7から放出された電子により、アノード電
極ライン8−1が選択されている時は、Rの蛍光体が発
光されるようにされ、アノード電極ライン8−2が選択
されている時は、Gの蛍光体が発光されるようにされ、
アノード電極ライン8−3が選択されている時は、Bの
蛍光体が発光されるようになされている。
2−R2 ・・・にアノード電極ライン8−1を接続し、
透明アノード電極2−G1 ,2−G2 ・・・にアノード
電極ライン8−2を接続し、透明アノード電極2−B
1 ,2−B2 ・・・にアノード電極ライン8−3を接続
して、これらのアノード電極ライン8−1〜8−3を順
次選択してアノード電圧VA を印加することにより、
R,G,Bの選択を行っている。これにより、フルカラ
ーの画像をアノード基板1上に得ることができ、この画
像は透明のアノード基板1を介して観察することができ
るようにされている。この場合、ゲート電極6とカソー
ド電極5−1,5−2・・・からなるマトリックスによ
り順次走査されているが、例えばカソード電極5−1が
選択されている場合において、さらにアノード電極ライ
ン8−1〜8−3が順次走査される。すなわち、図1に
破線で示すようにカソード電極5−1上に形成されたエ
ミッタコーン7から放出された電子により、アノード電
極ライン8−1が選択されている時は、Rの蛍光体が発
光されるようにされ、アノード電極ライン8−2が選択
されている時は、Gの蛍光体が発光されるようにされ、
アノード電極ライン8−3が選択されている時は、Bの
蛍光体が発光されるようになされている。
【0026】本発明の第1実施例のアノード基板1は以
上のように構成されており、図2に示すように透明アノ
ード電極2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・のは幅D
1 とされ、蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・
の隣接する距離はD2 とされ、さらに、R,G,B1組
の蛍光体からなる1ピクセルのピッチはD3 とされる。
ところで、蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・
の抵抗は一般に高い抵抗値とされていることから、図2
において透明アノード電極2−R1 ,2−G1,2−B1
・・・間の実効スペースが、細い幅とされた透明アノ
ード電極2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・間のスペ
ースとなるため、実効スペースが大きくなり絶縁破壊電
圧が大きくなる。したがって、アノード電圧を高く設定
することができるため、十分な輝度を得ることができる
ようなる。
上のように構成されており、図2に示すように透明アノ
ード電極2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・のは幅D
1 とされ、蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・
の隣接する距離はD2 とされ、さらに、R,G,B1組
の蛍光体からなる1ピクセルのピッチはD3 とされる。
ところで、蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・
の抵抗は一般に高い抵抗値とされていることから、図2
において透明アノード電極2−R1 ,2−G1,2−B1
・・・間の実効スペースが、細い幅とされた透明アノ
ード電極2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・間のスペ
ースとなるため、実効スペースが大きくなり絶縁破壊電
圧が大きくなる。したがって、アノード電圧を高く設定
することができるため、十分な輝度を得ることができる
ようなる。
【0027】さらに、蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−
B1 ・・・間のスペースD2 を従来の約1/2のスペー
スとすることができるため、画素ピッチを微細にするこ
とができるようになる。なお、透明アノード電極2−R
1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・より蛍光体3−R1 ,3
−G1 ,3−B1 ・・・の幅が広くされているため、蛍
光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・の一部でしか
発光しないように思われるが、実験の結果、蛍光体3−
R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・の全面において発光す
ることが確かめられた。
B1 ・・・間のスペースD2 を従来の約1/2のスペー
スとすることができるため、画素ピッチを微細にするこ
とができるようになる。なお、透明アノード電極2−R
1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・より蛍光体3−R1 ,3
−G1 ,3−B1 ・・・の幅が広くされているため、蛍
光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・の一部でしか
発光しないように思われるが、実験の結果、蛍光体3−
R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・の全面において発光す
ることが確かめられた。
【0028】さらに、透明アノード電極2−R1 ,2−
G1 ,2−B1 ・・・間の絶縁破壊電圧を大きくできる
変形例を図3に示す。この図に示すアノード基板1の構
成は図2に示すアノード基板1の構成と比較して、それ
ぞれR,G,Bの蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1
・・・が付着されたストライプ状のアノード透明電極2
−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・間に、溝9をそれぞ
れ形成するようにしたものである。この溝9はアノード
基板1におけるアノード透明電極2−R1 ,2−G1 ,
2−B1 ・・・間の露出している間隙部をエッチングす
ることにより形成されている。
G1 ,2−B1 ・・・間の絶縁破壊電圧を大きくできる
変形例を図3に示す。この図に示すアノード基板1の構
成は図2に示すアノード基板1の構成と比較して、それ
ぞれR,G,Bの蛍光体3−R1 ,3−G1 ,3−B1
・・・が付着されたストライプ状のアノード透明電極2
−R1 ,2−G1 ,2−B1 ・・・間に、溝9をそれぞ
れ形成するようにしたものである。この溝9はアノード
基板1におけるアノード透明電極2−R1 ,2−G1 ,
2−B1 ・・・間の露出している間隙部をエッチングす
ることにより形成されている。
【0029】このように、アノード基板1に溝9を形成
することにより、例えば透明アノード電極2−R1 と透
明アノード電極2−G1 の間の沿面距離は溝9により、
従来より長くされる。したがって、透明アノード電極2
−R1 と透明アノード電極2−G1 の間の絶縁破壊電圧
を、溝9を設けることによりさらに向上することができ
るようになる。このように構成したアノード基板1を、
電界放出ディスプレイのアノード基板として用いるよう
にして、フルカラーのディスプレイ装置を構成するよう
にすると、アノード電圧を高く設定することができるた
め、十分な輝度を得ることができるようなる。また、溝
9により透明アノード電極間の距離を等価的に長くする
ことができるため、画素ピッチをより微細にすることが
できるようになる。
することにより、例えば透明アノード電極2−R1 と透
明アノード電極2−G1 の間の沿面距離は溝9により、
従来より長くされる。したがって、透明アノード電極2
−R1 と透明アノード電極2−G1 の間の絶縁破壊電圧
を、溝9を設けることによりさらに向上することができ
るようになる。このように構成したアノード基板1を、
電界放出ディスプレイのアノード基板として用いるよう
にして、フルカラーのディスプレイ装置を構成するよう
にすると、アノード電圧を高く設定することができるた
め、十分な輝度を得ることができるようなる。また、溝
9により透明アノード電極間の距離を等価的に長くする
ことができるため、画素ピッチをより微細にすることが
できるようになる。
【0030】なお、前記R,G,Bの蛍光体3を、スト
ライプ状の透明電極2上にドット状に形成し、このドッ
ト状の蛍光体3の間をブラックラインとすることによ
り、くっきりとした画像を表示することができる。ま
た、カラーディスプレイ装置に替えて、モノクロのディ
スプレイ装置のアノード基板の透明アノード電極間に溝
を設けるようにすると、超微細の透明アノード電極パタ
ーンとできると共に、その輝度も十分上げることができ
るようになる。
ライプ状の透明電極2上にドット状に形成し、このドッ
ト状の蛍光体3の間をブラックラインとすることによ
り、くっきりとした画像を表示することができる。ま
た、カラーディスプレイ装置に替えて、モノクロのディ
スプレイ装置のアノード基板の透明アノード電極間に溝
を設けるようにすると、超微細の透明アノード電極パタ
ーンとできると共に、その輝度も十分上げることができ
るようになる。
【0031】次に、図4に本発明の第2実施例のアノー
ド基板をディスプレイに適用した例を示す。ただし、こ
のディスプレイにおいても前記と同様に、電界放出アレ
イが形成されたカソード基板4と、透明アノード電極2
が形成された本発明に掛かるアノード基板1とが所定間
隔をもって対向配置されるように構成されている。ま
た、このカソード基板4に形成された電界放出アレイも
前記と同様に、スパッタ等により形成されたカソード電
極5と、その上に複数形成された円錐状のエミッタコー
ン7と、このエミッタコーン7の先端近傍に形成された
ゲート電極6とから構成されたスピント(Spindt)型の
電界放出アレイとされているが、さらにカソード電極4
間に集束電極10を有する構成とされている。
ド基板をディスプレイに適用した例を示す。ただし、こ
のディスプレイにおいても前記と同様に、電界放出アレ
イが形成されたカソード基板4と、透明アノード電極2
が形成された本発明に掛かるアノード基板1とが所定間
隔をもって対向配置されるように構成されている。ま
た、このカソード基板4に形成された電界放出アレイも
前記と同様に、スパッタ等により形成されたカソード電
極5と、その上に複数形成された円錐状のエミッタコー
ン7と、このエミッタコーン7の先端近傍に形成された
ゲート電極6とから構成されたスピント(Spindt)型の
電界放出アレイとされているが、さらにカソード電極4
間に集束電極10を有する構成とされている。
【0032】一方、カソード基板4に対向配置されたア
ノード基板1には、例えば導電性酸化インジウム(IT
O)からなるストライプ状の透明アノード電極2が多数
本、アノード基板1上に形成されていると共に、この透
明アノード電極2の上に1種類あるいは2種類の蛍光体
3が交互に付着されている。この場合、透明アノード電
極2は従来に比較して幅が細く形成されているが、細幅
の第1の透明アノード電極2と広幅の第2の透明アノー
ド電極2とが交互にアノード基板1上に形成されてい
る。また、蛍光体3は透明アノード電極2の上面だけで
なく、隣接するアノード電極2との間隙部にはみ出るよ
うに付着されている。すなわち、アノード電極2の幅よ
り蛍光体3の幅が広くなるようアノード電極2に付着さ
れている。
ノード基板1には、例えば導電性酸化インジウム(IT
O)からなるストライプ状の透明アノード電極2が多数
本、アノード基板1上に形成されていると共に、この透
明アノード電極2の上に1種類あるいは2種類の蛍光体
3が交互に付着されている。この場合、透明アノード電
極2は従来に比較して幅が細く形成されているが、細幅
の第1の透明アノード電極2と広幅の第2の透明アノー
ド電極2とが交互にアノード基板1上に形成されてい
る。また、蛍光体3は透明アノード電極2の上面だけで
なく、隣接するアノード電極2との間隙部にはみ出るよ
うに付着されている。すなわち、アノード電極2の幅よ
り蛍光体3の幅が広くなるようアノード電極2に付着さ
れている。
【0033】図5にアノード基板1の構成を拡大して示
す。この図において、交互にアノード基板1上に形成さ
れた上記細幅の第1の透明アノード電極2と広幅の第2
の透明アノード電極2とはストライプ状とされていると
共に、細幅の第1の透明アノード電極2−R1 ,2−R
2 ・・・には3原色のうちの例えば赤色(R)の蛍光体
3−R1 ,3−R2 ・・・が付着されており、広幅の第
2の透明アノード電極2−BG1 ,2−BG2 ・・・に
は残った青色(B)の蛍光体3−B1 ,3−B2 ・・・
が一端部から中央部にかけて付着されていると共に、緑
色(G)の蛍光体3−G1 ,3−G2 ・・・が他端部か
ら中央部にかけて付着されている。このように、第1の
透明アノード電極2−R1 ,2−R2 ・・・にはRの蛍
光体が、第2の透明アノード電極2−BG1 ,2−BG
2 ・・・にはB,Gの2つの蛍光体が付着されている。
この細幅の第1の透明アノード電極2−R1 ,2−R2
・・・と広幅の第2の透明アノード電極2−BG1 ,2
−BG2 ・・・との1本づつからなるR,G,Bの蛍光
体が設けられている2本の透明アノード電極が1グルー
プとされて、図4に破線及び一点鎖線で図示するように
グループ毎に電子を供給する複数の電界放出アレイF−
1,F−2・・・が分割されてカソード基板4に設けら
れている。
す。この図において、交互にアノード基板1上に形成さ
れた上記細幅の第1の透明アノード電極2と広幅の第2
の透明アノード電極2とはストライプ状とされていると
共に、細幅の第1の透明アノード電極2−R1 ,2−R
2 ・・・には3原色のうちの例えば赤色(R)の蛍光体
3−R1 ,3−R2 ・・・が付着されており、広幅の第
2の透明アノード電極2−BG1 ,2−BG2 ・・・に
は残った青色(B)の蛍光体3−B1 ,3−B2 ・・・
が一端部から中央部にかけて付着されていると共に、緑
色(G)の蛍光体3−G1 ,3−G2 ・・・が他端部か
ら中央部にかけて付着されている。このように、第1の
透明アノード電極2−R1 ,2−R2 ・・・にはRの蛍
光体が、第2の透明アノード電極2−BG1 ,2−BG
2 ・・・にはB,Gの2つの蛍光体が付着されている。
この細幅の第1の透明アノード電極2−R1 ,2−R2
・・・と広幅の第2の透明アノード電極2−BG1 ,2
−BG2 ・・・との1本づつからなるR,G,Bの蛍光
体が設けられている2本の透明アノード電極が1グルー
プとされて、図4に破線及び一点鎖線で図示するように
グループ毎に電子を供給する複数の電界放出アレイF−
1,F−2・・・が分割されてカソード基板4に設けら
れている。
【0034】すなわち、図4に示すようにカソード電極
5は、透明アノード電極2に平行なストライプ状のカソ
ード電極5−1,5−2,5−3・・・とされており、
それぞれのカソード電極5−1,5−2,5−3・・・
には、複数のエミッタコーン7とゲート電極6とが形成
されて、電界放出アレイF−1,F−2,F−3・・・
が構成されている。さらに、カソード電極5−1,5−
2,5−3・・・間には集束電極10−1,10−2,
10−3・・・が設けられており、集束電極10−1,
10−2,10−3・・・が集束電極ライン11に接続
されて集束電圧が印加されることにより、電界放出アレ
イF−1,F−2,F−3・・・から放出された電子を
アノード基板1に向けて集束している。なお、ゲート電
極6はストライプ状とされてカソード電極5上に直交配
置されており、ゲート電極6とカソード電極5とにより
マトリックスを構成してダイナミック駆動を行えるよう
にしている。
5は、透明アノード電極2に平行なストライプ状のカソ
ード電極5−1,5−2,5−3・・・とされており、
それぞれのカソード電極5−1,5−2,5−3・・・
には、複数のエミッタコーン7とゲート電極6とが形成
されて、電界放出アレイF−1,F−2,F−3・・・
が構成されている。さらに、カソード電極5−1,5−
2,5−3・・・間には集束電極10−1,10−2,
10−3・・・が設けられており、集束電極10−1,
10−2,10−3・・・が集束電極ライン11に接続
されて集束電圧が印加されることにより、電界放出アレ
イF−1,F−2,F−3・・・から放出された電子を
アノード基板1に向けて集束している。なお、ゲート電
極6はストライプ状とされてカソード電極5上に直交配
置されており、ゲート電極6とカソード電極5とにより
マトリックスを構成してダイナミック駆動を行えるよう
にしている。
【0035】このエミッタコーン7間のピッチは10ミ
クロン以下の寸法で作成することが出来、このようなエ
ミッタコーン7を数万ないし数10万個、1枚のカソー
ド基板4上に設けるようにしている。なお、この電界放
出アレイにおいては、ゲート・カソード間の距離をサブ
ミクロンとすることが出来るため、ゲート・カソード間
に僅か数10ボルトの電圧VGEを印加することによりエ
ミッタコーン7から電子を放出することが出来る。この
ようにして、エミッタコーン7から放出された電子は、
ゲート電極6上に離隔して配置されたアノード基板1に
設けられた透明アノード電極2により捕集されるように
なる。この透明アノード電極2には、正のアノード電圧
VA が、細幅の第1の透明アノード電極2と広幅の第2
の透明アノード電極2とに交互に印加されている。
クロン以下の寸法で作成することが出来、このようなエ
ミッタコーン7を数万ないし数10万個、1枚のカソー
ド基板4上に設けるようにしている。なお、この電界放
出アレイにおいては、ゲート・カソード間の距離をサブ
ミクロンとすることが出来るため、ゲート・カソード間
に僅か数10ボルトの電圧VGEを印加することによりエ
ミッタコーン7から電子を放出することが出来る。この
ようにして、エミッタコーン7から放出された電子は、
ゲート電極6上に離隔して配置されたアノード基板1に
設けられた透明アノード電極2により捕集されるように
なる。この透明アノード電極2には、正のアノード電圧
VA が、細幅の第1の透明アノード電極2と広幅の第2
の透明アノード電極2とに交互に印加されている。
【0036】このために、透明アノード電極2−R1 ,
2−R2 ・・・にアノード電極ライン8−Rを接続し、
透明アノード電極2−BG1 ,2−BG2 ・・・にアノ
ード電極ライン8−BGを接続して、これらのアノード
電極ライン8−R,8−BGを交互に選択してアノード
電圧VA を印加することにより、RとG,Bの選択を行
っている。これにより、フルカラーの画像をアノード基
板1上に得ることができ、この画像は透明のアノード基
板1を介して観察することができるようにされている。
2−R2 ・・・にアノード電極ライン8−Rを接続し、
透明アノード電極2−BG1 ,2−BG2 ・・・にアノ
ード電極ライン8−BGを接続して、これらのアノード
電極ライン8−R,8−BGを交互に選択してアノード
電圧VA を印加することにより、RとG,Bの選択を行
っている。これにより、フルカラーの画像をアノード基
板1上に得ることができ、この画像は透明のアノード基
板1を介して観察することができるようにされている。
【0037】この場合、ゲート電極6とカソード電極5
−1,5−2,5−3・・・からなるマトリックスによ
り順次走査されているが、カソード基板4から電子が供
給される態様を図4を参照しながら説明する。まず、ア
ノード電極ライン8−Rが選択されて、アノード電圧V
A が透明アノード電極2−R1 ,2−R2 ・・・に印加
された場合は、対向して設けられている2つの電界放出
アレイ例えばF−2とF−3から一点鎖線で示すように
透明アノード電極2−R1 に電子が供給される。次に、
アノード電極ライン8−BGが選択されて、アノード電
圧VA が透明アノード電極2−BG1 ,2−BG2 ・・
・に印加された場合は、対向して設けられている電界放
出アレイから破線で示すように電子が供給される。例え
ば電界放出アレイF−2からは透明アノード電極2−B
G1 に付着されているGの蛍光体に、電界放出アレイF
−3からは透明アノード電極2−BG2 に付着されてい
るBの蛍光体にそれぞれ電子が供給される。
−1,5−2,5−3・・・からなるマトリックスによ
り順次走査されているが、カソード基板4から電子が供
給される態様を図4を参照しながら説明する。まず、ア
ノード電極ライン8−Rが選択されて、アノード電圧V
A が透明アノード電極2−R1 ,2−R2 ・・・に印加
された場合は、対向して設けられている2つの電界放出
アレイ例えばF−2とF−3から一点鎖線で示すように
透明アノード電極2−R1 に電子が供給される。次に、
アノード電極ライン8−BGが選択されて、アノード電
圧VA が透明アノード電極2−BG1 ,2−BG2 ・・
・に印加された場合は、対向して設けられている電界放
出アレイから破線で示すように電子が供給される。例え
ば電界放出アレイF−2からは透明アノード電極2−B
G1 に付着されているGの蛍光体に、電界放出アレイF
−3からは透明アノード電極2−BG2 に付着されてい
るBの蛍光体にそれぞれ電子が供給される。
【0038】ところで、一般にRの蛍光体の発光効率は
G,Bの蛍光体の発光効率より小さくなっているが、R
の蛍光体には2つの電界放出アレイから電子が供給さ
れ、B,Gの蛍光体には各々1つの電界放出アレイから
電子が供給されるため、発光効率が異なっていてもR,
G,Bの輝度をほぼ揃えることができるようになる。本
発明の第2実施例のアノード基板1は以上のように構成
されており、図5に示すように透明アノード電極2−R
1 ,2−R2 ・・・の幅はD1 とされ、蛍光体3−R2
と蛍光体3−G2 および蛍光体3−R2 と3−B3 との
距離はD2 とされ、さらに、R,G,B1組の蛍光体か
らなる1ピクセルのピッチはD3 とされる。
G,Bの蛍光体の発光効率より小さくなっているが、R
の蛍光体には2つの電界放出アレイから電子が供給さ
れ、B,Gの蛍光体には各々1つの電界放出アレイから
電子が供給されるため、発光効率が異なっていてもR,
G,Bの輝度をほぼ揃えることができるようになる。本
発明の第2実施例のアノード基板1は以上のように構成
されており、図5に示すように透明アノード電極2−R
1 ,2−R2 ・・・の幅はD1 とされ、蛍光体3−R2
と蛍光体3−G2 および蛍光体3−R2 と3−B3 との
距離はD2 とされ、さらに、R,G,B1組の蛍光体か
らなる1ピクセルのピッチはD3 とされる。
【0039】また、前記したように蛍光体3−B1 ,3
−G1 ,3−R1 ・・・の抵抗は一般に高い抵抗値とさ
れていることから、図5において透明アノード電極2−
R1,2−BG2 ,2−R2 ・・・間の実効スペース
が、透明アノード電極2−R1,2−BG2 ,2−R2
・・・間の長いスペースとなるため、絶縁破壊電圧が大
きくなる。したがって、アノード電圧を高く設定するこ
とができるため、十分な輝度を得ることができるような
る。さらに、蛍光体3−B1 ,3−G1 ,3−R1 ・・
・間のスペースを従来の約1/2のスペースとすること
ができるため、画素ピッチを微細にすることができるよ
うになる。なお、第2実施例においても、蛍光体3−B
1 ,3−G1 ,3−R1 ・・・の全面において発光する
ことが確かめられた。
−G1 ,3−R1 ・・・の抵抗は一般に高い抵抗値とさ
れていることから、図5において透明アノード電極2−
R1,2−BG2 ,2−R2 ・・・間の実効スペース
が、透明アノード電極2−R1,2−BG2 ,2−R2
・・・間の長いスペースとなるため、絶縁破壊電圧が大
きくなる。したがって、アノード電圧を高く設定するこ
とができるため、十分な輝度を得ることができるような
る。さらに、蛍光体3−B1 ,3−G1 ,3−R1 ・・
・間のスペースを従来の約1/2のスペースとすること
ができるため、画素ピッチを微細にすることができるよ
うになる。なお、第2実施例においても、蛍光体3−B
1 ,3−G1 ,3−R1 ・・・の全面において発光する
ことが確かめられた。
【0040】さらに、第2実施例において透明アノード
電極2−R1 ,2−BG2 ,2−R2 ・・・間の絶縁破
壊電圧をより大きくできる変形例を図6に示す。この図
に示すアノード基板1の構成は図5に示すアノード基板
1の構成と比較して、それぞれR,G,Bの蛍光体3−
R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・が付着されたストライ
プ状のアノード透明電極2−R1 ,2−BG1 ,2−R
2 ・・・間に、溝9をそれぞれ形成するようにしたもの
である。この溝9はアノード基板1におけるアノード透
明電極2−R1 ,2−BG1 ,2−R2 ・・・間の露出
している間隙部をエッチングすることにより形成されて
いる。
電極2−R1 ,2−BG2 ,2−R2 ・・・間の絶縁破
壊電圧をより大きくできる変形例を図6に示す。この図
に示すアノード基板1の構成は図5に示すアノード基板
1の構成と比較して、それぞれR,G,Bの蛍光体3−
R1 ,3−G1 ,3−B1 ・・・が付着されたストライ
プ状のアノード透明電極2−R1 ,2−BG1 ,2−R
2 ・・・間に、溝9をそれぞれ形成するようにしたもの
である。この溝9はアノード基板1におけるアノード透
明電極2−R1 ,2−BG1 ,2−R2 ・・・間の露出
している間隙部をエッチングすることにより形成されて
いる。
【0041】このように、アノード基板1に溝9を形成
することにより、例えば透明アノード電極2−R1 と透
明アノード電極2−BG1 の間の沿面距離は溝9によ
り、従来より長くされる。したがって、透明アノード電
極2−R1 と透明アノード電極2−BG1 の間の絶縁破
壊電圧を、溝9を設けることによりさらに向上すること
ができるようになる。このように構成したアノード基板
1を、電界放出ディスプレイのアノード基板として用い
るようにして、フルカラーのディスプレイ装置を構成す
るようにすると、アノード電圧をより高く設定すること
ができるため、さらに十分な輝度を得ることができるよ
うなる。また、溝9により透明アノード電極間の距離を
等価的に長くすることができるため、画素ピッチをより
微細にすることができるようになる。
することにより、例えば透明アノード電極2−R1 と透
明アノード電極2−BG1 の間の沿面距離は溝9によ
り、従来より長くされる。したがって、透明アノード電
極2−R1 と透明アノード電極2−BG1 の間の絶縁破
壊電圧を、溝9を設けることによりさらに向上すること
ができるようになる。このように構成したアノード基板
1を、電界放出ディスプレイのアノード基板として用い
るようにして、フルカラーのディスプレイ装置を構成す
るようにすると、アノード電圧をより高く設定すること
ができるため、さらに十分な輝度を得ることができるよ
うなる。また、溝9により透明アノード電極間の距離を
等価的に長くすることができるため、画素ピッチをより
微細にすることができるようになる。
【0042】なお、第2実施例のアノード基板において
は、透明アノード電極2のデューティを1/2とするこ
とができるため、より輝度を向上することができる。さ
らに前記R,G,Bの蛍光体3を、ストライプ状の透明
電極2上にドット状に形成し、このドット状の蛍光体3
の間をブラックラインとすることにより、くっきりとし
た画像を表示することができる。また、カラーディスプ
レイに替えて、モノクロのディスプレイのアノード基板
の透明アノード電極間に溝を設けるようにすると、超微
細の透明アノード電極パターンとできると共に、その輝
度も十分上げることができるようになる。
は、透明アノード電極2のデューティを1/2とするこ
とができるため、より輝度を向上することができる。さ
らに前記R,G,Bの蛍光体3を、ストライプ状の透明
電極2上にドット状に形成し、このドット状の蛍光体3
の間をブラックラインとすることにより、くっきりとし
た画像を表示することができる。また、カラーディスプ
レイに替えて、モノクロのディスプレイのアノード基板
の透明アノード電極間に溝を設けるようにすると、超微
細の透明アノード電極パターンとできると共に、その輝
度も十分上げることができるようになる。
【0043】ここで、R,G,Bの蛍光体材料の一例を
次に示すが、本発明はこの材料に限定されるものではな
い。 Rの蛍光体材料 Y2 O2 S:Eu Gの蛍光体材料 ZrS:Cu,Al Bの蛍光体材料 ZnS:Ag,Cl
次に示すが、本発明はこの材料に限定されるものではな
い。 Rの蛍光体材料 Y2 O2 S:Eu Gの蛍光体材料 ZrS:Cu,Al Bの蛍光体材料 ZnS:Ag,Cl
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、アノード電極の絶縁破
壊電圧を飛躍的に向上することができるため、アノード
電圧を高く設定することができ、輝度を十分上げること
ができるようになる。また、アノード電圧を下げること
なく画素ピッチを小さくすることができるため、ディス
プレイに適用すると高精細な画面を得ることができるよ
うになる。また、モノクロのディスプレイに適用する
と、超微細とすることができると共に、輝度を十分上げ
ることができるようになる。さらに、アノード電極ライ
ンが2分割されて選択スイッチングされるようにする
と、デューティ幅を拡大することができるので、輝度を
より向上することができる。
壊電圧を飛躍的に向上することができるため、アノード
電圧を高く設定することができ、輝度を十分上げること
ができるようになる。また、アノード電圧を下げること
なく画素ピッチを小さくすることができるため、ディス
プレイに適用すると高精細な画面を得ることができるよ
うになる。また、モノクロのディスプレイに適用する
と、超微細とすることができると共に、輝度を十分上げ
ることができるようになる。さらに、アノード電極ライ
ンが2分割されて選択スイッチングされるようにする
と、デューティ幅を拡大することができるので、輝度を
より向上することができる。
【図1】本発明の第1実施例のアノード基板をディスプ
レイに適用した図である。
レイに適用した図である。
【図2】本発明の第1実施例のアノード基板の一部を拡
大して示す図である。
大して示す図である。
【図3】本発明の第1実施例のアノード基板変形例を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の第2実施例のアノード基板をディスプ
レイに適用した図である。
レイに適用した図である。
【図5】本発明の第2実施例のアノード基板の一部を拡
大して示す図である。
大して示す図である。
【図6】本発明の第2実施例のアノード基板変形例を示
す図である。
す図である。
【図7】従来のディスプレイの図である。
1,100 アノード基板 2,2−R1 ,2−G1 ,2−B1 ,2−R2 ,2−G
2 ,2−B2 ,2−BG2 ,2−BG3 ,101,10
1−1,101−2,101−3,101−4,101
−5,101−6 透明アノード電極 3,3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ,3−R2 ,3−G
2 ,3−B2 ,3−R3 ,3−3 ,3−B3 ,102
蛍光体 4 カソード基板 5,5−1,5−2,5−3,5−4,5−5,5−
6,5−7,104,104−1,104−2 カソー
ド電極 6,106 ゲート電極 7,105 エミッタコーン 8−1,8−2,8−3,8−R,8−BG,107−
1,107−2,107−3 アノード電極ライン 9 溝
2 ,2−B2 ,2−BG2 ,2−BG3 ,101,10
1−1,101−2,101−3,101−4,101
−5,101−6 透明アノード電極 3,3−R1 ,3−G1 ,3−B1 ,3−R2 ,3−G
2 ,3−B2 ,3−R3 ,3−3 ,3−B3 ,102
蛍光体 4 カソード基板 5,5−1,5−2,5−3,5−4,5−5,5−
6,5−7,104,104−1,104−2 カソー
ド電極 6,106 ゲート電極 7,105 エミッタコーン 8−1,8−2,8−3,8−R,8−BG,107−
1,107−2,107−3 アノード電極ライン 9 溝
フロントページの続き (72)発明者 向後 克俊 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内
Claims (5)
- 【請求項1】電界放出アレイが形成されているカソード
基板に所定間隔を持って対向するアノード基板におい
て、 前記アノード基板の一面に複数のストライプ状の透明ア
ノード電極を形成し、この複数の透明アノード電極のそ
れぞれに、3原色の蛍光体を順次付着すると共に、前記
透明アノード電極に付着された前記蛍光体の幅を、前記
透明アノード電極の幅より広くしたことを特徴とするデ
ィスプレイのアノード基板。 - 【請求項2】前記蛍光体が付着された前記透明アノード
電極間に露出しているアノード基板の間隙部分に溝を設
けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のディス
プレイのアノード基板。 - 【請求項3】電界放出アレイが形成されているカソード
基板に所定間隔を持って対向するアノード基板におい
て、 前記アノード基板の一面に細幅のストライプ状の第1の
透明アノード電極と、広幅の第2のストライプ状の透明
アノード電極とを交互に形成し、前記細幅の第1の透明
アノード電極に3原色の蛍光体のうち発光効率の悪い蛍
光体を付着し、前記広幅の第2のストライプ状の透明ア
ノード電極の両端部から中央部にかけて、残る2つの蛍
光体をそれぞれ付着するようにし、前記第1の透明アノ
ード電極に付着された前記蛍光体の幅を、前記第1の透
明アノード電極の幅より広くすると共に、前記第2の透
明アノード電極に付着された蛍光体が前記第2の透明ア
ノード電極の両端からはみ出るように付着されているこ
とを特徴とするディスプレイのアノード基板。 - 【請求項4】前記蛍光体が付着された前記第1の透明ア
ノード電極と前記第2の透明アノード電極間に露出して
いるアノード基板の間隙部分に溝を設けるようにしたこ
とを特徴とする請求項1記載のディスプレイのアノード
基板。 - 【請求項5】前記カソード電極に分割された複数の電界
放出アレイが形成されており、前記細幅の第1の透明ア
ノード電極と前記広幅の第2のストライプ状の透明アノ
ード電極とが交互に選択駆動されていると共に、前記細
幅の第1の透明アノード電極が選択駆動された時、この
第1の透明アノード電極にほぼ対向すると共に、隣接す
る2つの前記電界放出アレイから前記発光効率の悪い蛍
光体に電子が供給され、前記広幅のストライプ状の第2
の透明アノード電極が選択駆動された時、この第2の透
明アノード電極にほぼ対向すると共に、前記電界放出ア
レイの1つづつから前記残る2つの蛍光体にそれぞれ電
子が供給されることを特徴とする前記請求項3あるいは
4記載のディスプレイのアノード基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7288094A JPH07262942A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ディスプレイのアノード基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7288094A JPH07262942A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ディスプレイのアノード基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07262942A true JPH07262942A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13502099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7288094A Pending JPH07262942A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | ディスプレイのアノード基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07262942A (ja) |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP7288094A patent/JPH07262942A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010703 |