JPH07262970A - 低圧ガス放電ランプ、低圧ガス放電ランプ装置および照明装置 - Google Patents
低圧ガス放電ランプ、低圧ガス放電ランプ装置および照明装置Info
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- JPH07262970A JPH07262970A JP5420694A JP5420694A JPH07262970A JP H07262970 A JPH07262970 A JP H07262970A JP 5420694 A JP5420694 A JP 5420694A JP 5420694 A JP5420694 A JP 5420694A JP H07262970 A JPH07262970 A JP H07262970A
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- low
- unit
- pressure gas
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 始動性をより良くした低圧放電ランプ、この
低圧放電ランプを使用した低圧放電ランプ装置および照
明装置を提供する。 【構成】 本発明の低圧ガス放電ランプは、両端部が並
置された複数の単位バルブ11a、11bを連通部12
を介して一本の屈曲放電路を形成し、屈曲放電路の両端
に位置する単位バルブ端部に一対の主電極13a、13
bを設け、主電極以外の単位バルブの少なくとも一つの
端部から放電空間内に導入された導入線14cと主電極
13a、13bのいずれか一方との間にインピーダンス
素子6bを電気的に接続し、前記導入線14cの先端1
4dを鋭角処理したことを特徴とする。また、導入線が
2本設けられている場合には、連通孔に近い方の導入線
14cをインピーダンス素子6bを介して主電極13
a、13bの一方に接続したことを特徴とする。
低圧放電ランプを使用した低圧放電ランプ装置および照
明装置を提供する。 【構成】 本発明の低圧ガス放電ランプは、両端部が並
置された複数の単位バルブ11a、11bを連通部12
を介して一本の屈曲放電路を形成し、屈曲放電路の両端
に位置する単位バルブ端部に一対の主電極13a、13
bを設け、主電極以外の単位バルブの少なくとも一つの
端部から放電空間内に導入された導入線14cと主電極
13a、13bのいずれか一方との間にインピーダンス
素子6bを電気的に接続し、前記導入線14cの先端1
4dを鋭角処理したことを特徴とする。また、導入線が
2本設けられている場合には、連通孔に近い方の導入線
14cをインピーダンス素子6bを介して主電極13
a、13bの一方に接続したことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動性を改善したいわ
ゆるコンパクトけい光ランプ等の低圧ガス放電ランプ、
この低圧ガス放電ランプを有する低圧ガス放電ランプ装
置および照明装置に関する。
ゆるコンパクトけい光ランプ等の低圧ガス放電ランプ、
この低圧ガス放電ランプを有する低圧ガス放電ランプ装
置および照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】JISに規定されているコンパクト形け
い光ランプのうちFML、FWLおよびFDLの型名を
有するものは、両端部が並置された複数のU字形放電路
を形成する単位バルブが2本接続され、放電路の両端に
フィラメント電極が設置されて、全体として一本のダブ
ルU字形状の屈曲放電路を形成するけい光ランプであ
る。
い光ランプのうちFML、FWLおよびFDLの型名を
有するものは、両端部が並置された複数のU字形放電路
を形成する単位バルブが2本接続され、放電路の両端に
フィラメント電極が設置されて、全体として一本のダブ
ルU字形状の屈曲放電路を形成するけい光ランプであ
る。
【0003】このけい光ランプは、放電路の途中に内径
の小さい連通孔を有する連通部を有するため、そうでな
いものに比べて若干始動性が悪く、さらにこれらのコン
パクトけい光ランプの中でも、特にその電気特性のうえ
からFML、FWLの型名のものは始動性が劣る傾向に
あった。
の小さい連通孔を有する連通部を有するため、そうでな
いものに比べて若干始動性が悪く、さらにこれらのコン
パクトけい光ランプの中でも、特にその電気特性のうえ
からFML、FWLの型名のものは始動性が劣る傾向に
あった。
【0004】これに対して、特開平4−206439号
公報には、始動性を改善したコンパクト形けい光ランプ
が開示されている。このものは、放電のための主電極を
構成するフィラメント電極が装着されていない単位バル
ブの少なくとも一つの端部から導入線が放電空間内に導
入されている。導入線の先端は、連通部に臨むように構
成されており、この導入線を始動補助のための補助電極
とし、導入線とフィラメント電極のいずれか一方との間
に抵抗素子等のインピーダンス素子を電気的に接続した
ものである。
公報には、始動性を改善したコンパクト形けい光ランプ
が開示されている。このものは、放電のための主電極を
構成するフィラメント電極が装着されていない単位バル
ブの少なくとも一つの端部から導入線が放電空間内に導
入されている。導入線の先端は、連通部に臨むように構
成されており、この導入線を始動補助のための補助電極
とし、導入線とフィラメント電極のいずれか一方との間
に抵抗素子等のインピーダンス素子を電気的に接続した
ものである。
【0005】このような構成のけい光ランプは、始動
時、補助電極と、この補助電極の接続されていないフィ
ラメント電極との間で初期放電が生じ、この初期放電が
管内のインピーダンスを低下させ、他方のフィラメント
電極まで放電が伸びていくものである。
時、補助電極と、この補助電極の接続されていないフィ
ラメント電極との間で初期放電が生じ、この初期放電が
管内のインピーダンスを低下させ、他方のフィラメント
電極まで放電が伸びていくものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者ら
は、この技術の再現実験をしている過程で興味深い事実
に気がついた。例えば、補助電極としての導入線の挿入
深さや、挿入位置あるいは導入線の先端部の処理状態で
始動電圧が変化する。したがってこれらの構成によっ
て、始動性が若干変化し、このばらつきが不安定な始動
特性をもたらすことになる。このような不安定な始動特
性はけい光体の有無にかかわらず低圧放電ランプ全般に
見られる欠点である。
は、この技術の再現実験をしている過程で興味深い事実
に気がついた。例えば、補助電極としての導入線の挿入
深さや、挿入位置あるいは導入線の先端部の処理状態で
始動電圧が変化する。したがってこれらの構成によっ
て、始動性が若干変化し、このばらつきが不安定な始動
特性をもたらすことになる。このような不安定な始動特
性はけい光体の有無にかかわらず低圧放電ランプ全般に
見られる欠点である。
【0007】本発明は、このような従来技術の欠点を改
善しようとするもので、始動性をより良くした低圧放電
ランプ、この低圧放電ランプを使用した低圧放電ランプ
装置および照明装置を提供するものである。
善しようとするもので、始動性をより良くした低圧放電
ランプ、この低圧放電ランプを使用した低圧放電ランプ
装置および照明装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の低圧ガス放電
ランプは、両端部が並置された複数の単位バルブと、複
数の単位バルブを接続するとともに、内部に連通孔を形
成し、連通孔を介して複数の単位バルブ内を連通して一
本の屈曲放電路を形成する連通部と、複数の単位バルブ
と連通部とで形成され、前記一本の屈曲放電路を有する
放電空間に封入される放電媒体と、屈曲放電路の両端に
位置する単位バルブ端部に備えられた一対の主電極と、
主電極以外の単位バルブの少なくとも一つの端部から放
電空間内に導入された導入線と、導入線と主電極のいず
れか一方との間に電気的に接続されたインピーダンス素
子と、を具備し、前記導入線の先端は、鋭角処理されて
いることを特徴とする低圧ガス放電ランプ。
ランプは、両端部が並置された複数の単位バルブと、複
数の単位バルブを接続するとともに、内部に連通孔を形
成し、連通孔を介して複数の単位バルブ内を連通して一
本の屈曲放電路を形成する連通部と、複数の単位バルブ
と連通部とで形成され、前記一本の屈曲放電路を有する
放電空間に封入される放電媒体と、屈曲放電路の両端に
位置する単位バルブ端部に備えられた一対の主電極と、
主電極以外の単位バルブの少なくとも一つの端部から放
電空間内に導入された導入線と、導入線と主電極のいず
れか一方との間に電気的に接続されたインピーダンス素
子と、を具備し、前記導入線の先端は、鋭角処理されて
いることを特徴とする低圧ガス放電ランプ。
【0009】両端部が並置された単位バルブとは、例え
ばU字状に曲成したバルブや、直管バルブ2本を接続し
て放電路がU字状となるバルブなどを意味する。また、
単位バルブが連通部により接続される本数として2本だ
けでなく、3本以上でも良い。また、単位バルブの配置
は、例えばU字状曲成バルブを2本、同一平面上に配置
しても、同一平面上に位置しないように向かい合わせて
配置しても良い。
ばU字状に曲成したバルブや、直管バルブ2本を接続し
て放電路がU字状となるバルブなどを意味する。また、
単位バルブが連通部により接続される本数として2本だ
けでなく、3本以上でも良い。また、単位バルブの配置
は、例えばU字状曲成バルブを2本、同一平面上に配置
しても、同一平面上に位置しないように向かい合わせて
配置しても良い。
【0010】放電媒体とは、一般のけい光ランプの場
合、水銀およびアルゴン等の希ガスを意味する。希ガス
放電ランプの場合には、キセノン等の希ガスである。イ
ンピーダンス素子とは、例えば抵抗素子、コンデンサ、
コイルなどが該当する。鋭角処理とは、例えば切断する
際、斜めに導入線を切断したもの、切断の際に切断ばり
を残したもの、あるいは導入線の先端を研磨して尖らせ
たものなどを意味する。導入線は連通孔によって接続さ
れている複数の端部のうちのいずれの端部から挿入され
ていても良い。けい光体被膜は形成されていても、され
ていなくても良い。
合、水銀およびアルゴン等の希ガスを意味する。希ガス
放電ランプの場合には、キセノン等の希ガスである。イ
ンピーダンス素子とは、例えば抵抗素子、コンデンサ、
コイルなどが該当する。鋭角処理とは、例えば切断する
際、斜めに導入線を切断したもの、切断の際に切断ばり
を残したもの、あるいは導入線の先端を研磨して尖らせ
たものなどを意味する。導入線は連通孔によって接続さ
れている複数の端部のうちのいずれの端部から挿入され
ていても良い。けい光体被膜は形成されていても、され
ていなくても良い。
【0011】請求項2の低圧ガス放電ランプは、請求項
1において、導入線の先端が切断ばりを有することを特
徴とする。
1において、導入線の先端が切断ばりを有することを特
徴とする。
【0012】請求項3の低圧ガス放電ランプは、両端部
が並置された複数の単位バルブと、複数の単位バルブを
接続するとともに、内部に連通孔を形成し、連通孔を介
して複数の単位バルブ内を連通して一本の屈曲放電路を
形成する連通部と、複数の単位バルブと連通部とで形成
され、前記一本の屈曲放電路を有する放電空間に封入さ
れる放電媒体と、屈曲放電路の両端に位置する単位バル
ブ端部に備えられた一対の主電極と、主電極以外の単位
バルブの少なくとも一つの端部から放電空間内に導入さ
れた2本の互いに近接した導入線と、連通孔に近い方の
導入線と主電極のいずれか一方との間に電気的に接続さ
れたインピーダンス素子と、を具備していることを特徴
とする。
が並置された複数の単位バルブと、複数の単位バルブを
接続するとともに、内部に連通孔を形成し、連通孔を介
して複数の単位バルブ内を連通して一本の屈曲放電路を
形成する連通部と、複数の単位バルブと連通部とで形成
され、前記一本の屈曲放電路を有する放電空間に封入さ
れる放電媒体と、屈曲放電路の両端に位置する単位バル
ブ端部に備えられた一対の主電極と、主電極以外の単位
バルブの少なくとも一つの端部から放電空間内に導入さ
れた2本の互いに近接した導入線と、連通孔に近い方の
導入線と主電極のいずれか一方との間に電気的に接続さ
れたインピーダンス素子と、を具備していることを特徴
とする。
【0013】導入線は連通孔によって接続されている複
数の端部のうちのいずれの端部から挿入されていても良
い。
数の端部のうちのいずれの端部から挿入されていても良
い。
【0014】請求項4の低圧ガス放電ランプは、請求項
3において、2本の互いに近接した導入線がバルブ端部
の中心軸に対して対称に位置していることを特徴とす
る。
3において、2本の互いに近接した導入線がバルブ端部
の中心軸に対して対称に位置していることを特徴とす
る。
【0015】例えば、フィラメント電極を懸架していな
い2本の導入線を封止した所謂ダミーステムがこれに該
当する。
い2本の導入線を封止した所謂ダミーステムがこれに該
当する。
【0016】請求項5の低圧ガス放電ランプ装置は、請
求項1ないし4のいずれか一記載の低圧ガス放電ランプ
と、低圧ガス放電ランプの単位バルブの端部に装着され
た口金部と、を具備していることを特徴とする。
求項1ないし4のいずれか一記載の低圧ガス放電ランプ
と、低圧ガス放電ランプの単位バルブの端部に装着され
た口金部と、を具備していることを特徴とする。
【0017】口金部とは、ソケットに嵌合して電気的機
械的に接続できる機能を有するものを意味する。
械的に接続できる機能を有するものを意味する。
【0018】請求項6の照明装置は、装置本体と、装置
本体に装着される請求項1ないし4のいずれか一記載の
低圧ガス放電ランプと、を具備することを特徴とする。
本体に装着される請求項1ないし4のいずれか一記載の
低圧ガス放電ランプと、を具備することを特徴とする。
【0019】照明装置は、例えば一般照明器具のみなら
ず点灯回路とけい光ランプを一体化してねじ込み口金を
装着した電球形けい光ランプなどを含む。
ず点灯回路とけい光ランプを一体化してねじ込み口金を
装着した電球形けい光ランプなどを含む。
【0020】
【作用】請求項1と2の低圧ガス放電ランプは、補助電
極として機能する導入線の先端が、鋭角処理されている
ので、始動時この導入線の先端に電界が集中して局所的
に放電が発生し、始動に至る。この際、鋭角処理されて
いる分、集中的に放電が発生し易く、始動しやすい。
極として機能する導入線の先端が、鋭角処理されている
ので、始動時この導入線の先端に電界が集中して局所的
に放電が発生し、始動に至る。この際、鋭角処理されて
いる分、集中的に放電が発生し易く、始動しやすい。
【0021】特に請求項2の低圧ガス放電ランプは、導
入線を切断する際に意識的にばりを残すだけでよいか
ら、容易に始動しやすい低圧ガス放電ランプが得られ
る。
入線を切断する際に意識的にばりを残すだけでよいか
ら、容易に始動しやすい低圧ガス放電ランプが得られ
る。
【0022】請求項3と4の低圧ガス放電ランプは、2
本の互いに近接した導入線のうち、連通孔に近い方の導
入線が補助電極として機能するように主電極のいずれか
一方とインピーダンス素子を介して電気的に接続されて
いるので、補助電極は、連通孔により近づき、その分補
助放電が連通孔を通過しやすい。
本の互いに近接した導入線のうち、連通孔に近い方の導
入線が補助電極として機能するように主電極のいずれか
一方とインピーダンス素子を介して電気的に接続されて
いるので、補助電極は、連通孔により近づき、その分補
助放電が連通孔を通過しやすい。
【0023】請求項5の低圧ガス放電ランプ装置および
請求項6の照明装置は、本発明の低圧ガス放電ランプの
もつ作用効果をそのまま有する。
請求項6の照明装置は、本発明の低圧ガス放電ランプの
もつ作用効果をそのまま有する。
【0024】
【実施例】以下、本発明をけい光ランプに適用した実施
例を図を参照して説明する。図1は2本のU字形の単位
バルブを同一平面で接続した、いわゆるJISに規定さ
れたFMLタイプのコンパクト形けい光ランプの断面
図、図2はその正面図である。このコンパクト形けい光
ランプ1は、発光管10と口金20とで構成されてい
る。発光管10は、外径が20.0mmの2本のU字形
の単位バルブ11a、11bをその端部相互で同一平面
上で接続して構成されている。2本のU字形の単位バル
ブ11a、11bは、それぞれ鉛ガラスまたはソーダラ
イムガラスから構成され、隣接する端部の側壁をそれぞ
れ加熱して内部圧力を高くして吹き破って吹き破り突出
部を作り、この吹き破り吹き破り突出部同志を当接接合
して相互に融着し連通部12を形成している。これら2
本のU字形の単位バルブ11a、11bは、吹き破り突
出部が相互に融着してできた連通部12の連通孔を通じ
て各々のU字形の単位バルブ11a、11bの内部空間
が連通して、全体として蛇行する1本の屈曲放電路を形
成する放電空間が形成されている。単位バルブ11a、
11bの間の連通部12と反対側には、単位バルブ11
a、11bの間にかかる応力を吸収するための弾性部材
12b、例えばシリコンゴムが充填されている。
例を図を参照して説明する。図1は2本のU字形の単位
バルブを同一平面で接続した、いわゆるJISに規定さ
れたFMLタイプのコンパクト形けい光ランプの断面
図、図2はその正面図である。このコンパクト形けい光
ランプ1は、発光管10と口金20とで構成されてい
る。発光管10は、外径が20.0mmの2本のU字形
の単位バルブ11a、11bをその端部相互で同一平面
上で接続して構成されている。2本のU字形の単位バル
ブ11a、11bは、それぞれ鉛ガラスまたはソーダラ
イムガラスから構成され、隣接する端部の側壁をそれぞ
れ加熱して内部圧力を高くして吹き破って吹き破り突出
部を作り、この吹き破り吹き破り突出部同志を当接接合
して相互に融着し連通部12を形成している。これら2
本のU字形の単位バルブ11a、11bは、吹き破り突
出部が相互に融着してできた連通部12の連通孔を通じ
て各々のU字形の単位バルブ11a、11bの内部空間
が連通して、全体として蛇行する1本の屈曲放電路を形
成する放電空間が形成されている。単位バルブ11a、
11bの間の連通部12と反対側には、単位バルブ11
a、11bの間にかかる応力を吸収するための弾性部材
12b、例えばシリコンゴムが充填されている。
【0025】上記屈曲放電路の両端に位置するU字形の
単位バルブ11a、11bの端部には電極13a、13
bが装着されている。電極13a、13bはタングステ
ンからなる2重または3重コイルフィラメントであり、
図示しないBaO、CaO、SrOなどの電子放射物質
(エミッタ)が被着されている。電極13a、13bの
両端はそれぞれ導入線14a,14aに接続されてお
り、これら導入線14a,14aは、単位バルブ11
a、11bの端部に封着された鉛ガラスからなるフレア
ステム15aを気密に貫通して外部リード線16…に接
続されている。なお、フレアステム15aにはそれぞれ
細管17a、17bが接続されており、そのうち一方は
排気管として機能し、排気工程後に封止切りされる。一
方の細管に水銀蒸気圧を制御するためのアマルカム18
を収容することもある。
単位バルブ11a、11bの端部には電極13a、13
bが装着されている。電極13a、13bはタングステ
ンからなる2重または3重コイルフィラメントであり、
図示しないBaO、CaO、SrOなどの電子放射物質
(エミッタ)が被着されている。電極13a、13bの
両端はそれぞれ導入線14a,14aに接続されてお
り、これら導入線14a,14aは、単位バルブ11
a、11bの端部に封着された鉛ガラスからなるフレア
ステム15aを気密に貫通して外部リード線16…に接
続されている。なお、フレアステム15aにはそれぞれ
細管17a、17bが接続されており、そのうち一方は
排気管として機能し、排気工程後に封止切りされる。一
方の細管に水銀蒸気圧を制御するためのアマルカム18
を収容することもある。
【0026】屈曲放電路の両端に位置しない、U字形の
単位バルブ11a、11bの他方の端部には、電極が装
着されていない通称ダミーステム15b、15bが封着
されている。ダミーステム15b、15bには、それぞ
れ、導入線14b…、14cが貫通しているが、電極は
懸架されていない。これら導入線14b…、14cは、
本来電極を機械的、電気的に接続するためのものであ
り、電極を懸架しない場合には、本質的には不要である
が、部品を共通化した方が安価になるために設けられて
いる。これらの4本の導入線14b…、14cのうち、
1本の導入線14cが1本の外部リード線16と導電線
6aにより抵抗素子6bを介して電気的に接続されてい
る。抵抗素子6bの電気抵抗値は、ランプの定格値によ
り異なっており、JISで規定されたFML36の場
合、670KΩである。なおこのランプは、ランプ電圧
105V、ランプ電流435mA、ランプの消費電力は
36Wである。
単位バルブ11a、11bの他方の端部には、電極が装
着されていない通称ダミーステム15b、15bが封着
されている。ダミーステム15b、15bには、それぞ
れ、導入線14b…、14cが貫通しているが、電極は
懸架されていない。これら導入線14b…、14cは、
本来電極を機械的、電気的に接続するためのものであ
り、電極を懸架しない場合には、本質的には不要である
が、部品を共通化した方が安価になるために設けられて
いる。これらの4本の導入線14b…、14cのうち、
1本の導入線14cが1本の外部リード線16と導電線
6aにより抵抗素子6bを介して電気的に接続されてい
る。抵抗素子6bの電気抵抗値は、ランプの定格値によ
り異なっており、JISで規定されたFML36の場
合、670KΩである。なおこのランプは、ランプ電圧
105V、ランプ電流435mA、ランプの消費電力は
36Wである。
【0027】1本の外部リード線16に導電線6aと抵
抗素子6bにより電気的に接続されている導入線14c
は、同一のダミーステム15bに貫通するもう一本の導
入線14bよりも連通部12に近い位置にあり、さらに
その導入線14cの放電空間側、別言すれば放電路に露
出する側の先端14dが、連通部12に対向している。
換言すれば導入線14cの先端14dが、連通部12の
開口に臨むように対向している。
抗素子6bにより電気的に接続されている導入線14c
は、同一のダミーステム15bに貫通するもう一本の導
入線14bよりも連通部12に近い位置にあり、さらに
その導入線14cの放電空間側、別言すれば放電路に露
出する側の先端14dが、連通部12に対向している。
換言すれば導入線14cの先端14dが、連通部12の
開口に臨むように対向している。
【0028】導入線14cは、その封着されている部分
は、ガラスとのなじみを良くし、かつガラスと熱膨張率
を同じにするため、いわゆるジュメット線(鉄ニッケル
合金に銅被覆したもの)により構成されているが、放電
空間側は、後述するように補助電極として機能するた
め、熱的に強く、また、補助放電のための電子が放出し
やすいように仕事関数の低いニッケル線がジュメット線
に接続されたものである。
は、ガラスとのなじみを良くし、かつガラスと熱膨張率
を同じにするため、いわゆるジュメット線(鉄ニッケル
合金に銅被覆したもの)により構成されているが、放電
空間側は、後述するように補助電極として機能するた
め、熱的に強く、また、補助放電のための電子が放出し
やすいように仕事関数の低いニッケル線がジュメット線
に接続されたものである。
【0029】1本の外部リード線16に導電線6aと抵
抗素子6bにより電気的に接続されている導入線14c
の連通部12に対向する先端14dは、図3に示される
ように、鋭角処理されている。具体的には、その先端1
4dが、斜めに切断され、切断バリが残っている。
抗素子6bにより電気的に接続されている導入線14c
の連通部12に対向する先端14dは、図3に示される
ように、鋭角処理されている。具体的には、その先端1
4dが、斜めに切断され、切断バリが残っている。
【0030】放電路に面する発光管10の内面にはけい
体被膜19が形成されている。けい光体被膜19は、
青、緑、赤の各波長域に発光する3種類の希土類金属発
光けい光体を混合したいわゆる3波長域発光形けい光ラ
ンプのけい光体が使用されている。これらのけい光体
は、例えば赤として3価のユーロピウムで付活された酸
化イットリウムけい光体[Y2 O3:Eu ]、緑として燐
酸塩けい光体[(La,Ce,Tb)・(P,Si)O
4 ]、青として2価のユーロピウムで付活されたアルカ
リ土類アルミン酸塩けい光体[BaMg2 Al16O27:
Eu]が用いられる。これらの代わりに、例えばより古
くから使用されているアンチモン・マンガン共付活ハロ
りん酸カルシウムけい光体であってもよい。
体被膜19が形成されている。けい光体被膜19は、
青、緑、赤の各波長域に発光する3種類の希土類金属発
光けい光体を混合したいわゆる3波長域発光形けい光ラ
ンプのけい光体が使用されている。これらのけい光体
は、例えば赤として3価のユーロピウムで付活された酸
化イットリウムけい光体[Y2 O3:Eu ]、緑として燐
酸塩けい光体[(La,Ce,Tb)・(P,Si)O
4 ]、青として2価のユーロピウムで付活されたアルカ
リ土類アルミン酸塩けい光体[BaMg2 Al16O27:
Eu]が用いられる。これらの代わりに、例えばより古
くから使用されているアンチモン・マンガン共付活ハロ
りん酸カルシウムけい光体であってもよい。
【0031】放電空間内には、数ミリグラムの微量の水
銀と数トールのアルゴン等の希ガスが封入されている。
銀と数トールのアルゴン等の希ガスが封入されている。
【0032】このような構成の発光管10は、図4に斜
視図で示す口金20に固定されている。口金20は、例
えばボリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などを
ベースとした口金ベース21と、黄銅などの導電材料か
らなる4本の口金ピン22…(図1,2では2本のみ図
示)により形成されている。この口金20の必要な構成
はJISに規定されている。
視図で示す口金20に固定されている。口金20は、例
えばボリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などを
ベースとした口金ベース21と、黄銅などの導電材料か
らなる4本の口金ピン22…(図1,2では2本のみ図
示)により形成されている。この口金20の必要な構成
はJISに規定されている。
【0033】口金ベース21は、発光管10における電
極13a、13bを封装した端部が挿入される挿入孔2
3、23と、上記連通部12およびダミーステム15
b、15bが装着された端部が挿入される立上がり筒部
24を備えている。発光管10の挿入孔23、23およ
び立上がり筒部24に挿入された端部は、シリコン接着
剤25で口金ベース21に固定されている。
極13a、13bを封装した端部が挿入される挿入孔2
3、23と、上記連通部12およびダミーステム15
b、15bが装着された端部が挿入される立上がり筒部
24を備えている。発光管10の挿入孔23、23およ
び立上がり筒部24に挿入された端部は、シリコン接着
剤25で口金ベース21に固定されている。
【0034】口金ピン22…は、本実施例の口金20が
36W以下用のJIS規格のGX10qタイプであるか
ら、口金ベース21の底面より外に突出している。口金
ピン22…には、4本の外部リード線16…が接続され
ている。始動補助電極として機能させる導入線14c
は、導電線6aと抵抗素子6bを介していずれか一つの
外部リード線16または口金ピン22に接続されてい
る。
36W以下用のJIS規格のGX10qタイプであるか
ら、口金ベース21の底面より外に突出している。口金
ピン22…には、4本の外部リード線16…が接続され
ている。始動補助電極として機能させる導入線14c
は、導電線6aと抵抗素子6bを介していずれか一つの
外部リード線16または口金ピン22に接続されてい
る。
【0035】なお、アマルガム18は必須ではないが、
これを使用したけい光ランプの場合、始動補助電極とし
て機能させる導入線14cは、アマルガム18を有さな
い他方の単位バルブ11aに形成された電極13aに接
続された外部リード線16と接続されるのが良い。これ
は、電圧が最初に印加される導入線14cと電極13b
の間の単位バルブ11b内で放電が開始されるが、アマ
ルガム18により吸収されていた水銀がすぐに供給され
て導入線14cと電極13bの間の単位バルブ11b内
での初期放電が、両電極13a、13b間の主放電に移
行しやすいからである。
これを使用したけい光ランプの場合、始動補助電極とし
て機能させる導入線14cは、アマルガム18を有さな
い他方の単位バルブ11aに形成された電極13aに接
続された外部リード線16と接続されるのが良い。これ
は、電圧が最初に印加される導入線14cと電極13b
の間の単位バルブ11b内で放電が開始されるが、アマ
ルガム18により吸収されていた水銀がすぐに供給され
て導入線14cと電極13bの間の単位バルブ11b内
での初期放電が、両電極13a、13b間の主放電に移
行しやすいからである。
【0036】このようなコンパクト形けい光ランプ1
は、例えば図5、図6に示す照明装置の光源として用い
られる。図5、図6の照明装置は、コンパクト形けい光
ランプ1を複数個取り付けた天井埋込み型照明器具であ
り、31は天井面35に形成した埋込み孔36に埋め込
まれた照明器具本体(装置本体)である。この器具本体
31の内部には反射体32が取着され、この反射体32
の開口部には制光用ルーバ33が設けられている。上記
器具本体31に取り付けられた複数個のコンパクト形け
い光ランプ1は、器具本体の天井部に収容された点灯装
置34に電気的に接続されている。
は、例えば図5、図6に示す照明装置の光源として用い
られる。図5、図6の照明装置は、コンパクト形けい光
ランプ1を複数個取り付けた天井埋込み型照明器具であ
り、31は天井面35に形成した埋込み孔36に埋め込
まれた照明器具本体(装置本体)である。この器具本体
31の内部には反射体32が取着され、この反射体32
の開口部には制光用ルーバ33が設けられている。上記
器具本体31に取り付けられた複数個のコンパクト形け
い光ランプ1は、器具本体の天井部に収容された点灯装
置34に電気的に接続されている。
【0037】点灯装置34は、単チョークコイル形安定
器であってもよいが、本実施例の場合、図7に示すよう
な高周波インバータ回路を用いている。この図では、け
い光ランプ1の部分を簡略化し、また多くの構成要件
(例えば導入線14b、ステム15a、ダミーステム1
5bなど)を省略して図示している。この回路は、商用
電源50に接続される整流平滑回路51、直流を高周波
交流に変換する発振回路部52、始動タイマー回路53
などを有している。始動タイマー回路53は、フィラメ
ント予熱時間設定のために設けられており、ランプに点
灯装置34の動作出力である高電圧を印加する前にフィ
ラメントを一定時間予熱し、その後ランプ両端間に点灯
装置34の出力である高電圧を印加してスムーズな始動
が行える用に構成されている。
器であってもよいが、本実施例の場合、図7に示すよう
な高周波インバータ回路を用いている。この図では、け
い光ランプ1の部分を簡略化し、また多くの構成要件
(例えば導入線14b、ステム15a、ダミーステム1
5bなど)を省略して図示している。この回路は、商用
電源50に接続される整流平滑回路51、直流を高周波
交流に変換する発振回路部52、始動タイマー回路53
などを有している。始動タイマー回路53は、フィラメ
ント予熱時間設定のために設けられており、ランプに点
灯装置34の動作出力である高電圧を印加する前にフィ
ラメントを一定時間予熱し、その後ランプ両端間に点灯
装置34の出力である高電圧を印加してスムーズな始動
が行える用に構成されている。
【0038】以上のけい光ランプは、電源投入により点
灯装置34が動作し、高周波電圧をけい光ランプに供給
する。このとき、供給された高周波電圧が電極13aと
導入線14cとの間に印加される。電極13bと導入線
14cとの間の距離は、電極13aと電極13bとの距
離に比べて約半分になるため、逆に電極13bと導入線
14cとの間の電界強度は約2倍になり、それだけで電
極13bと導入線14cとの間の初期放電あるいは補助
放電が開始しやすくなる。一度初期放電が開始すると、
連通部12の放電路が狭くインピーダンスが高くなって
いても、連通部12の近傍に導入線14cの先端14d
が位置しているので、導入線14cの先端14d近傍の
放電によるプラズマが連通部12を通過しやすい。導入
線14cの先端14d近傍の放電によるプラズマが連通
部12を通過すると、導入線14cと電極13a間のイ
ンピーダンスも低下し、抵抗素子6bよりもインピーダ
ンスが低下すると、電極13bと導入線14cとの間の
初期放電が電極13aまで延び、やがて電極13aと電
極13bとの間の主放電に移行する。
灯装置34が動作し、高周波電圧をけい光ランプに供給
する。このとき、供給された高周波電圧が電極13aと
導入線14cとの間に印加される。電極13bと導入線
14cとの間の距離は、電極13aと電極13bとの距
離に比べて約半分になるため、逆に電極13bと導入線
14cとの間の電界強度は約2倍になり、それだけで電
極13bと導入線14cとの間の初期放電あるいは補助
放電が開始しやすくなる。一度初期放電が開始すると、
連通部12の放電路が狭くインピーダンスが高くなって
いても、連通部12の近傍に導入線14cの先端14d
が位置しているので、導入線14cの先端14d近傍の
放電によるプラズマが連通部12を通過しやすい。導入
線14cの先端14d近傍の放電によるプラズマが連通
部12を通過すると、導入線14cと電極13a間のイ
ンピーダンスも低下し、抵抗素子6bよりもインピーダ
ンスが低下すると、電極13bと導入線14cとの間の
初期放電が電極13aまで延び、やがて電極13aと電
極13bとの間の主放電に移行する。
【0039】ここで、導入線14cの先端14dは、図
3に示すように先端が尖っているので、初期放電が開始
されやすい。これは、導入線14cの先端14dが尖っ
ていると、電界が尖っている先端に集中するので、初期
電子を放出しやすく、初期電子が多いほど初期放電に移
行する確率は高く、従って主放電にも移行し易いためで
ある。
3に示すように先端が尖っているので、初期放電が開始
されやすい。これは、導入線14cの先端14dが尖っ
ていると、電界が尖っている先端に集中するので、初期
電子を放出しやすく、初期電子が多いほど初期放電に移
行する確率は高く、従って主放電にも移行し易いためで
ある。
【0040】導入線14cの先端14dは、ワイヤーを
切断加工する際、斜めに切断し、かつその際の切断ばり
を除去しないことにより得られる。切断のあとの研磨を
あえて行わないことで、むしろ安価に容易に先端を尖ら
せることができる。
切断加工する際、斜めに切断し、かつその際の切断ばり
を除去しないことにより得られる。切断のあとの研磨を
あえて行わないことで、むしろ安価に容易に先端を尖ら
せることができる。
【0041】さらに導入線14cの先端14dは、並設
されている導入線14bよりも連通部12の開口に近
い。このため導入線14cの先端14dの周囲のプラズ
マが連通部12を通過しやすい。その分、初期放電が主
放電に移行しやすい。
されている導入線14bよりも連通部12の開口に近
い。このため導入線14cの先端14dの周囲のプラズ
マが連通部12を通過しやすい。その分、初期放電が主
放電に移行しやすい。
【0042】導入線14cの代わりにもう一方のダミー
ステムの導入線14bに導電線6aおよび抵抗素子6b
を接続して、導入線14cと同様の補助電極を形成する
場合にも、連通部12の開口に近い方の導入線14bを
利用する(すなわち、同一の単位バルブの電極とダミー
ステムの導入線を導電線6aおよび抵抗素子6bを介し
て接続する)ことで、初期放電が起こり易い効果があ
る。これは初期放電が生じる前の導入線14b先端から
放出される初期電子がグロー放電となって連通部12を
通過し易く、その結果初期放電に移行する確率が高くな
るからである。
ステムの導入線14bに導電線6aおよび抵抗素子6b
を接続して、導入線14cと同様の補助電極を形成する
場合にも、連通部12の開口に近い方の導入線14bを
利用する(すなわち、同一の単位バルブの電極とダミー
ステムの導入線を導電線6aおよび抵抗素子6bを介し
て接続する)ことで、初期放電が起こり易い効果があ
る。これは初期放電が生じる前の導入線14b先端から
放出される初期電子がグロー放電となって連通部12を
通過し易く、その結果初期放電に移行する確率が高くな
るからである。
【0043】このような始動性向上効果は、この蛍光ラ
ンプを、ランプ電流、ランプ電圧のほぼ同一の他の品
種、例えばFDLタイプ、FPLタイプの蛍光ランプ用
に設計された高周波点灯回路と組み合わせたとき顕著で
ある。これはFWL、FMLタイプの蛍光ランプは、F
DLタイプ、FPLタイプの蛍光ランプに比較して電極
が並んでいない分、電極温度の上昇が鈍く、始動し難い
ので、補助電極の工夫が効果を奏するからである。
ンプを、ランプ電流、ランプ電圧のほぼ同一の他の品
種、例えばFDLタイプ、FPLタイプの蛍光ランプ用
に設計された高周波点灯回路と組み合わせたとき顕著で
ある。これはFWL、FMLタイプの蛍光ランプは、F
DLタイプ、FPLタイプの蛍光ランプに比較して電極
が並んでいない分、電極温度の上昇が鈍く、始動し難い
ので、補助電極の工夫が効果を奏するからである。
【0044】以上の効果を実験で確認した。試作品aと
して導電線6aおよび抵抗素子6bを図1に示すように
接続し、図3のように導入線14cの先端を尖らせた上
実施例そのもののランプ、試作品bとして導電線6aお
よび抵抗素子6bを図1に示すように接続するが、導入
線14cの先端をたいらにかつ切断ばりを切除したラン
プ、試作品cとして、導電線6aおよび抵抗素子6bを
連通部12から遠い方の導入線に接続し、その導入線の
先端を図3のように尖らせたランプ、比較のために試作
品dとして、導電線6aおよび抵抗素子6bを連通部1
2から遠い方の導入線に接続し、その導入線のたいらに
かつ切断ばりを切除したランプを実験に供した。その結
果を表1に示す。実験は各々10個の試作品ランプにつ
いて予熱電流を200mAと400mA流したときの始
動電圧を測定したもので、表1はその平均値、最大値、
最小値を表わしたものである。
して導電線6aおよび抵抗素子6bを図1に示すように
接続し、図3のように導入線14cの先端を尖らせた上
実施例そのもののランプ、試作品bとして導電線6aお
よび抵抗素子6bを図1に示すように接続するが、導入
線14cの先端をたいらにかつ切断ばりを切除したラン
プ、試作品cとして、導電線6aおよび抵抗素子6bを
連通部12から遠い方の導入線に接続し、その導入線の
先端を図3のように尖らせたランプ、比較のために試作
品dとして、導電線6aおよび抵抗素子6bを連通部1
2から遠い方の導入線に接続し、その導入線のたいらに
かつ切断ばりを切除したランプを実験に供した。その結
果を表1に示す。実験は各々10個の試作品ランプにつ
いて予熱電流を200mAと400mA流したときの始
動電圧を測定したもので、表1はその平均値、最大値、
最小値を表わしたものである。
【0045】
【表1】 個々のランプについては、バラツキが大きいが、平均値
をとると始動電圧は、順番が 試作品a < 試作品c < 試作品b < 試作品d であり、従って始動性の順番は 試作品a > 試作品c > 試作品b > 試作品d である。
をとると始動電圧は、順番が 試作品a < 試作品c < 試作品b < 試作品d であり、従って始動性の順番は 試作品a > 試作品c > 試作品b > 試作品d である。
【0046】
【効果】請求項1ないし4の発明によれば、始動性が高
く、安定した品質の低圧ガス放電ランプが得られる。
く、安定した品質の低圧ガス放電ランプが得られる。
【0047】特に請求項1と2の低圧ガス放電ランプ
は、補助電極として機能する導入線の先端が、鋭角処理
されているので、始動時この導入線の先端に電界が集中
して初期放電が発生し易く、その分、安定した品質が得
られる。
は、補助電極として機能する導入線の先端が、鋭角処理
されているので、始動時この導入線の先端に電界が集中
して初期放電が発生し易く、その分、安定した品質が得
られる。
【0048】さらに請求項2の低圧ガス放電ランプは、
導入線を切断する際に意識的にばりを残すだけでよいか
ら、容易に始動しやすい安定した品質の低圧ガス放電ラ
ンプが得られる。
導入線を切断する際に意識的にばりを残すだけでよいか
ら、容易に始動しやすい安定した品質の低圧ガス放電ラ
ンプが得られる。
【0049】請求項3と4の低圧ガス放電ランプは、2
本の互いに近接した導入線のうち、連通孔に近い方の導
入線が補助電極として機能するように主電極のいずれか
一方とインピーダンス素子を介して電気的に接続されて
いるので、補助電極は、連通孔により近づき、その分初
期放電が連通孔を通過しやすく、安定した品質が得られ
る。
本の互いに近接した導入線のうち、連通孔に近い方の導
入線が補助電極として機能するように主電極のいずれか
一方とインピーダンス素子を介して電気的に接続されて
いるので、補助電極は、連通孔により近づき、その分初
期放電が連通孔を通過しやすく、安定した品質が得られ
る。
【0050】請求項5の低圧ガス放電ランプ装置および
請求項6の照明装置は、低圧ガス放電ランプの品質向上
にもとづく安定した品質が得られる。
請求項6の照明装置は、低圧ガス放電ランプの品質向上
にもとづく安定した品質が得られる。
【図1】本発明の一実施例であるコンパクト形けい光ラ
ンプの断面を示す正面図である。
ンプの断面を示す正面図である。
【図2】同実施例のコンパクト形けい光ランプの全体を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図3】始動補助機能をなす導入線の先端形状を示す部
分正面図である。
分正面図である。
【図4】同実施例に使用される口金の斜視図である。
【図5】同実施例のコンパクト形けい光ランプを光源と
して使用した天井埋込み型照明器具の下面図である。
して使用した天井埋込み型照明器具の下面図である。
【図6】図5にかかる天井埋込み型照明器具の断面図で
ある。
ある。
【図7】同実施例のコンパクト形けい光ランプに接続さ
れる高周波点灯回路の回路構成図である。
れる高周波点灯回路の回路構成図である。
1…コンパクト形けい光ランプ、10…発光管、11
a、11b…単位バルブ 12…連通部、13a、13b…電極、14a、14
b、14c…導入線 15a…ステム、15b…ダミーステム、16…外部リ
ード線、20…口金、31…器具本体、34…点灯装置
a、11b…単位バルブ 12…連通部、13a、13b…電極、14a、14
b、14c…導入線 15a…ステム、15b…ダミーステム、16…外部リ
ード線、20…口金、31…器具本体、34…点灯装置
Claims (6)
- 【請求項1】両端部が並置された複数の単位バルブと;
これら複数の単位バルブを接続するとともに、内部に連
通孔を形成し、連通孔を介して複数の単位バルブ内を連
通して一本の屈曲放電路を形成する連通部と;複数の単
位バルブと連通部とで形成され、前記一本の屈曲放電路
を有する放電空間に封入される放電媒体と;屈曲放電路
の両端に位置する単位バルブ端部に備えられた一対の主
電極と;主電極以外の単位バルブの少なくとも一つの端
部から放電空間内に導入された導入線と;導入線と主電
極のいずれか一方との間に電気的に接続されたインピー
ダンス素子と;を具備し、 前記導入線の先端は、鋭角処理されていることを特徴と
する低圧ガス放電ランプ。 - 【請求項2】前記導入線の先端は、切断ばりを有するこ
とを特徴とする請求項1の低圧ガス放電ランプ。 - 【請求項3】両端部が並置された複数の単位バルブと;
これら複数の単位バルブを接続するとともに、内部に連
通孔を形成し、連通孔を介して複数の単位バルブ内を連
通して一本の屈曲放電路を形成する連通部と;複数の単
位バルブと連通部とで形成され、前記一本の屈曲放電路
を有する放電空間に封入される放電媒体と;屈曲放電路
の両端に位置する単位バルブ端部に備えられた一対の主
電極と;主電極以外の単位バルブの少なくとも一つの端
部から放電空間内に導入された2本の互いに近接した導
入線と;連通孔に近い方の導入線と主電極のいずれか一
方との間に電気的に接続されたインピーダンス素子と;
を具備していることを特徴とする低圧ガス放電ランプ。 - 【請求項4】2本の互いに近接した導入線は、バルブ端
部の中心軸に対して対称に位置していることを特徴とす
る請求項3の低圧ガス放電ランプ。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか一記載の低圧
ガス放電ランプと;低圧ガス放電ランプの単位バルブの
端部に装着された口金部と;を具備していることを特徴
とする低圧ガス放電ランプ装置。 - 【請求項6】装置本体と;装置本体に装着される請求項
1ないし4のいずれか一記載の低圧ガス放電ランプと;
を具備することを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5420694A JPH07262970A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 低圧ガス放電ランプ、低圧ガス放電ランプ装置および照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5420694A JPH07262970A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 低圧ガス放電ランプ、低圧ガス放電ランプ装置および照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07262970A true JPH07262970A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=12964086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5420694A Pending JPH07262970A (ja) | 1994-03-24 | 1994-03-24 | 低圧ガス放電ランプ、低圧ガス放電ランプ装置および照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07262970A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001087019A1 (en) * | 2000-05-11 | 2001-11-15 | General Electric Company | Starting aid for fluorescent lamps |
-
1994
- 1994-03-24 JP JP5420694A patent/JPH07262970A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001087019A1 (en) * | 2000-05-11 | 2001-11-15 | General Electric Company | Starting aid for fluorescent lamps |
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