JPH0726302Y2 - ロープ式エレベータの落下防止装置 - Google Patents
ロープ式エレベータの落下防止装置Info
- Publication number
- JPH0726302Y2 JPH0726302Y2 JP15197889U JP15197889U JPH0726302Y2 JP H0726302 Y2 JPH0726302 Y2 JP H0726302Y2 JP 15197889 U JP15197889 U JP 15197889U JP 15197889 U JP15197889 U JP 15197889U JP H0726302 Y2 JPH0726302 Y2 JP H0726302Y2
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- rope
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Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ロープ式エレベータの落下防止装置に関する
ものである。
ものである。
一般に、ロープ式エレベータでは、乗用ケージ(かご)
と釣合錘とをワイヤーロープで吊り、釣瓶式に巻上げ機
の綱車に掛け、この綱車を回転させることにより、ワイ
ヤーロープとの間の摩擦力で乗用ケージを昇降させる方
式や、ドラムでワイヤーロープで巻き取って乗用ケージ
を上昇させ、自重で巻き戻して乗用ケージを下降させる
方式などが行われている。いずれの方式でも法規により
通常時、2本以上のワイヤーロープで乗用ケージを吊持
することとされている。
と釣合錘とをワイヤーロープで吊り、釣瓶式に巻上げ機
の綱車に掛け、この綱車を回転させることにより、ワイ
ヤーロープとの間の摩擦力で乗用ケージを昇降させる方
式や、ドラムでワイヤーロープで巻き取って乗用ケージ
を上昇させ、自重で巻き戻して乗用ケージを下降させる
方式などが行われている。いずれの方式でも法規により
通常時、2本以上のワイヤーロープで乗用ケージを吊持
することとされている。
ところで、原子力発電所においては原子炉を点検するた
めに使用するエレベータが備えられているが、原子力発
電所における全般の設備は、いう迄もなく、運転時、事
故時、地震時および仮想事故時の荷重にも十分耐えられ
ように多重性をもつ工学的安全設備を必要としている。
めに使用するエレベータが備えられているが、原子力発
電所における全般の設備は、いう迄もなく、運転時、事
故時、地震時および仮想事故時の荷重にも十分耐えられ
ように多重性をもつ工学的安全設備を必要としている。
そこで、本出願人は次のような原子力発電所用のエレベ
ータを提案した(実開平1-65277号公報参照)。
ータを提案した(実開平1-65277号公報参照)。
これを、本実施例を示す第1図を参照しながら述べれ
ば、ドラム6,6に巻き付けられている2本の昇降用ワイ
ヤーロープ2の他に、落下防止用ワイヤーロープ9を設
け、この落下防止用ワイヤーロープ9は落下防止用ワイ
ヤーロープドラム12によってその内部に設けられたスプ
リング力で自動的に巻き取られたり、乗用ケージ1の自
重で巻き戻されたりするようになっている。そして、昇
降用ワイヤーロープ2が切断すれば、この落下防止用ワ
イヤーロープドラム12が直ちに固定され、乗用ケージ1
は、この落下防止用ワイヤーロープ9で支持されること
になり、乗用ケージ1の落下が防止できる、という提案
を行っている。そして、この落下防止用ワイヤーロープ
ドラム12の回転を固定するのに、ソレノイドやリミット
スイッチなどの電気系統を用いている。
ば、ドラム6,6に巻き付けられている2本の昇降用ワイ
ヤーロープ2の他に、落下防止用ワイヤーロープ9を設
け、この落下防止用ワイヤーロープ9は落下防止用ワイ
ヤーロープドラム12によってその内部に設けられたスプ
リング力で自動的に巻き取られたり、乗用ケージ1の自
重で巻き戻されたりするようになっている。そして、昇
降用ワイヤーロープ2が切断すれば、この落下防止用ワ
イヤーロープドラム12が直ちに固定され、乗用ケージ1
は、この落下防止用ワイヤーロープ9で支持されること
になり、乗用ケージ1の落下が防止できる、という提案
を行っている。そして、この落下防止用ワイヤーロープ
ドラム12の回転を固定するのに、ソレノイドやリミット
スイッチなどの電気系統を用いている。
しかしながら、原子力発電所における停電事故発生時に
は、自家発電設備に用いられる6000KWのディーゼル機関
では、停電と同時に自動的に始動し、8秒以内に定格運
転に入る条件が課されているが、前述の昇降用ワイヤー
ロープ2の切断と停電事故とが同時に発生したとする仮
想事故時には、かかるディーゼル機関による発電によっ
て落下防止用ワイヤーロープドラム12を停止させること
はできない。
は、自家発電設備に用いられる6000KWのディーゼル機関
では、停電と同時に自動的に始動し、8秒以内に定格運
転に入る条件が課されているが、前述の昇降用ワイヤー
ロープ2の切断と停電事故とが同時に発生したとする仮
想事故時には、かかるディーゼル機関による発電によっ
て落下防止用ワイヤーロープドラム12を停止させること
はできない。
一方、電気系統を用いない機械的な安全装置を備えた昇
降装置は知られている。例えば、実公昭46-9700号公報
によれば、スタッカクレーン等の昇降装置において、ド
ラムに巻き付けられている昇降用ワイヤーロープの他
に、落下防止用ワイヤーロープを設け、この落下防止用
ワイヤーロープは落下防止用ワイヤーロープドラムによ
って巻き取られたり、巻き戻されたりして昇降用ワイヤ
ーロープが切断すれば、スプリング力によってラチェッ
ト爪が、この落下防止用ワイヤーロープのドラムに設け
たラチェットホイールに強制的に係合し、このドラムの
回転を停止させ、落下防止用ワイヤーロープによって昇
降物を支持する安全装置が提案されている。
降装置は知られている。例えば、実公昭46-9700号公報
によれば、スタッカクレーン等の昇降装置において、ド
ラムに巻き付けられている昇降用ワイヤーロープの他
に、落下防止用ワイヤーロープを設け、この落下防止用
ワイヤーロープは落下防止用ワイヤーロープドラムによ
って巻き取られたり、巻き戻されたりして昇降用ワイヤ
ーロープが切断すれば、スプリング力によってラチェッ
ト爪が、この落下防止用ワイヤーロープのドラムに設け
たラチェットホイールに強制的に係合し、このドラムの
回転を停止させ、落下防止用ワイヤーロープによって昇
降物を支持する安全装置が提案されている。
ところが、かかる安全装置では、昇降用ワイヤーロープ
とラチェット爪との間に、イコライザビームやテコ式リ
ンクなどが介在されているので、機構が複雑化して、そ
れだけ発錆やゴミの堆積があって、きわめて希にしか発
生しない、昇降用ワイヤーロープの切断された緊急時に
は確実に作動するかどうか疑わしい。そのため、多重安
全性を重視する原子力発電所用のエレベータには適用で
きない。
とラチェット爪との間に、イコライザビームやテコ式リ
ンクなどが介在されているので、機構が複雑化して、そ
れだけ発錆やゴミの堆積があって、きわめて希にしか発
生しない、昇降用ワイヤーロープの切断された緊急時に
は確実に作動するかどうか疑わしい。そのため、多重安
全性を重視する原子力発電所用のエレベータには適用で
きない。
しかも、かかる安全装置では、昇降用ワイヤーロープと
ラチェット爪との間に、テコ式リンクが介在しているの
で、落下防止用ワイヤーロープを巻き取るドラムを急停
止させる際に発生する大きい衝撃力が、このテコ式リン
クに伝わるので、テコ式リンクであるだけに、その衝撃
力に耐えることが困難となって安全装置の信頼性を低下
させている。
ラチェット爪との間に、テコ式リンクが介在しているの
で、落下防止用ワイヤーロープを巻き取るドラムを急停
止させる際に発生する大きい衝撃力が、このテコ式リン
クに伝わるので、テコ式リンクであるだけに、その衝撃
力に耐えることが困難となって安全装置の信頼性を低下
させている。
そこで本考案は、かかる問題点を解決するために案出さ
れたもので、その要旨とするところは、(1)昇降用ロ
ープドラムと落下防止用ロープドラムとを備えたエレベ
ータにあって、前記昇降用ロープドラムによって昇降用
ロープを巻き取ったり、巻き戻したりして乗用ケージを
昇降させると共に、前記落下防止用ロープドラムによっ
て落下防止用ロープを、前記昇降用ロープの昇降に伴い
巻き取ったり、巻き戻したりして前記昇降用ロープ切断
時に落下防止用ロープによって乗用ケージの落下を防止
するロープ式エレベータの落下防止装置において、前記
落下防止用ロープドラムに付設されたフランジを挟持し
て停止させるためのくさび形挟持片を1対設け、これら
のくさび形挟持片にピニオンをそれぞれ一体的に設け、
これらのピニオンに噛合された一つのラックを、前記く
さび形挟持片を挟持させるように付勢するコイルばねを
外嵌配備した往復動可能の連結ロッドの一端に連結し、
該連結ロッドの他端を支持台を貫通して前記昇降用ロー
プの一端に連結して、前記くさび形挟持片の挟持を解放
するようにすると共に、該連結ロッドに一体化されたス
プリングケースの端を前記支持台に接当させて前記昇降
用ロープと連動する連結ロッドの移動を止めるようにし
たことを特徴とするロープ式エレベータの落下防止装置
であって、(2)昇降用ロープドラムと落下防止用ロー
プドラムとを備えたエレベータにあって、前記昇降用ロ
ープドラムによって昇降用ロープを巻き取ったり、巻き
戻したりして乗用ケージを昇降させると共に、前記落下
防止用ロープドラムによって落下防止用ロープを、前記
昇降用ロープの昇降に伴い巻き取ったり、巻き戻したり
して前記昇降用ロープ切断時に落下防止用ロープによっ
て乗用ケージの落下を防止するロープ式エレベータの落
下防止装置において、前記落下防止用ロープドラムに付
設されたラチェットホイールに係合して停止させるため
のラチェット爪を支持台に回転自在に設け、該ラチェッ
ト爪のラチェットホイール係合側に、往復動可能の連結
ロッドの一端を連結すると共に、反係合側に、前記ラチ
ェットホイールに係合するよう付勢するスプリングを設
け、前記連結ロッドの他端を、前記昇降用ロープの一端
に連結してラチェット爪の係合を解放するようにし、前
記支持台には、ラチェット爪の連結ロッド取付側端およ
びスプリング取付側端が接当する規制ロックが連設され
ていることを特徴とするロープ式エレベータの落下防止
装置にある。
れたもので、その要旨とするところは、(1)昇降用ロ
ープドラムと落下防止用ロープドラムとを備えたエレベ
ータにあって、前記昇降用ロープドラムによって昇降用
ロープを巻き取ったり、巻き戻したりして乗用ケージを
昇降させると共に、前記落下防止用ロープドラムによっ
て落下防止用ロープを、前記昇降用ロープの昇降に伴い
巻き取ったり、巻き戻したりして前記昇降用ロープ切断
時に落下防止用ロープによって乗用ケージの落下を防止
するロープ式エレベータの落下防止装置において、前記
落下防止用ロープドラムに付設されたフランジを挟持し
て停止させるためのくさび形挟持片を1対設け、これら
のくさび形挟持片にピニオンをそれぞれ一体的に設け、
これらのピニオンに噛合された一つのラックを、前記く
さび形挟持片を挟持させるように付勢するコイルばねを
外嵌配備した往復動可能の連結ロッドの一端に連結し、
該連結ロッドの他端を支持台を貫通して前記昇降用ロー
プの一端に連結して、前記くさび形挟持片の挟持を解放
するようにすると共に、該連結ロッドに一体化されたス
プリングケースの端を前記支持台に接当させて前記昇降
用ロープと連動する連結ロッドの移動を止めるようにし
たことを特徴とするロープ式エレベータの落下防止装置
であって、(2)昇降用ロープドラムと落下防止用ロー
プドラムとを備えたエレベータにあって、前記昇降用ロ
ープドラムによって昇降用ロープを巻き取ったり、巻き
戻したりして乗用ケージを昇降させると共に、前記落下
防止用ロープドラムによって落下防止用ロープを、前記
昇降用ロープの昇降に伴い巻き取ったり、巻き戻したり
して前記昇降用ロープ切断時に落下防止用ロープによっ
て乗用ケージの落下を防止するロープ式エレベータの落
下防止装置において、前記落下防止用ロープドラムに付
設されたラチェットホイールに係合して停止させるため
のラチェット爪を支持台に回転自在に設け、該ラチェッ
ト爪のラチェットホイール係合側に、往復動可能の連結
ロッドの一端を連結すると共に、反係合側に、前記ラチ
ェットホイールに係合するよう付勢するスプリングを設
け、前記連結ロッドの他端を、前記昇降用ロープの一端
に連結してラチェット爪の係合を解放するようにし、前
記支持台には、ラチェット爪の連結ロッド取付側端およ
びスプリング取付側端が接当する規制ロックが連設され
ていることを特徴とするロープ式エレベータの落下防止
装置にある。
本考案の構成を添付図面に示す第1および第2の実施例
により詳細に述べる。
により詳細に述べる。
第1図は本考案の第1の実施例の全体斜視図、第2図は
第1図の要部側面図、第3図は第2図のA〜A矢視断面
図、第4図は第3図のB〜B矢視断面図、第5図は本考
案の別の実施例を示し、第1図の実施例の第2図に相当
する側面図である。
第1図の要部側面図、第3図は第2図のA〜A矢視断面
図、第4図は第3図のB〜B矢視断面図、第5図は本考
案の別の実施例を示し、第1図の実施例の第2図に相当
する側面図である。
第1および第2の実施例は、ともに原子炉の点検に用い
る原子炉キャビティ用エレベータに好適である。
る原子炉キャビティ用エレベータに好適である。
先ず、第1の実施例のエレベータの概要について述べる
と、第1図および第2図において乗用ケージ1は2本の
昇降用ワイヤーロープ2,2で吊持されている。これらの
昇降用ワイヤーロープ2の一端側は、乗用ケージ1の上
面に取付けられた滑車3,3および乗用ケージ1の最上昇
位置の上方に設けられた滑車4,4,5,5を介して、同軸上
で並設された2個のドラム6,6にそれぞれ巻き付けられ
ている。また、昇降用ワイヤーロープ2の他端側は、前
記滑車4の近傍に設けられた滑車7,7を介して、前記滑
車5の軸に設けられたレバー8,8に固着されている。
と、第1図および第2図において乗用ケージ1は2本の
昇降用ワイヤーロープ2,2で吊持されている。これらの
昇降用ワイヤーロープ2の一端側は、乗用ケージ1の上
面に取付けられた滑車3,3および乗用ケージ1の最上昇
位置の上方に設けられた滑車4,4,5,5を介して、同軸上
で並設された2個のドラム6,6にそれぞれ巻き付けられ
ている。また、昇降用ワイヤーロープ2の他端側は、前
記滑車4の近傍に設けられた滑車7,7を介して、前記滑
車5の軸に設けられたレバー8,8に固着されている。
これらの2本の昇降用ワイヤーロープ2,2の間に、落下
防止用ワイヤーロープ9が並設されている。この落下防
止用ワイヤーロープ9は乗用ケージ1の上面に取付けら
れた滑車10に掛けられ、その一端は前記滑車4の近傍に
固着されている。また、その他端は前記滑車4の近傍に
設けられた滑車11を介して、落下防止用ワイヤーロープ
ドラム12に巻き付けられている。この落下防止用ワイヤ
ーロープドラム12の一端面にはディスク13が固着されて
おり、他側面には巻取駆動ドラム14が一体的に設けら
れ、この巻取駆動ドラム14内に落下防止用ワイヤーロー
プドラム12をロープ巻取方向に付勢するスプリングが内
蔵されている。したがって、乗用ケージ1が昇降するに
伴って落下防止用ワイヤーロープ1を落下防止用ワイヤ
ーロープドラム12からこのスプリングに抗して送り出
し、また、このスプリング力によって巻き取るようにし
ている。
防止用ワイヤーロープ9が並設されている。この落下防
止用ワイヤーロープ9は乗用ケージ1の上面に取付けら
れた滑車10に掛けられ、その一端は前記滑車4の近傍に
固着されている。また、その他端は前記滑車4の近傍に
設けられた滑車11を介して、落下防止用ワイヤーロープ
ドラム12に巻き付けられている。この落下防止用ワイヤ
ーロープドラム12の一端面にはディスク13が固着されて
おり、他側面には巻取駆動ドラム14が一体的に設けら
れ、この巻取駆動ドラム14内に落下防止用ワイヤーロー
プドラム12をロープ巻取方向に付勢するスプリングが内
蔵されている。したがって、乗用ケージ1が昇降するに
伴って落下防止用ワイヤーロープ1を落下防止用ワイヤ
ーロープドラム12からこのスプリングに抗して送り出
し、また、このスプリング力によって巻き取るようにし
ている。
前記ディスク13のフランジ13aの両面には、第3図およ
び第4図に示すように1対のくさび形挟持片15,15を対
峙して設けている。このくさび形挟持片15はそれぞれく
さび軸16に固着されている。このくさび軸16にはピニオ
ン17が固着され、このピニオン17はラック18と噛合って
いる。したがって、この1本のラック18は1対のピニオ
ン17,17に挟まれるようにして噛合っている。また、こ
のラック18はその両側に連結ロッド19,19Aがそれぞれ連
結され、一方の連結ロッド19の一端側は支持台20に固着
された軸受21に摺動自在に挿通され、他方の連結ロッド
19Aは支持台20に固着された他の軸受22に摺動自在に挿
通されて支持されている。
び第4図に示すように1対のくさび形挟持片15,15を対
峙して設けている。このくさび形挟持片15はそれぞれく
さび軸16に固着されている。このくさび軸16にはピニオ
ン17が固着され、このピニオン17はラック18と噛合って
いる。したがって、この1本のラック18は1対のピニオ
ン17,17に挟まれるようにして噛合っている。また、こ
のラック18はその両側に連結ロッド19,19Aがそれぞれ連
結され、一方の連結ロッド19の一端側は支持台20に固着
された軸受21に摺動自在に挿通され、他方の連結ロッド
19Aは支持台20に固着された他の軸受22に摺動自在に挿
通されて支持されている。
この軸受22の端面は受面22aを形成し、この受面22aにス
プリングケース23の一端面、および、このスプリングケ
ース23に収納されたスプリング(圧縮コイルばね)24の
図中、左端が共に当接されている。このスプリングケー
ス23の他端にはナット25が固着され、このナット25は連
結ロッド19Aに刻設されたネジ26に螺合している。した
がって、連結ロッド19Aに左方への引張力が付加されて
いる状態では、スプリング24はたわまされ(圧縮さ
れ)、連結ロッド19Aはスプリングケース23を介して支
持台20に係止されるようになっている。前記一方の連結
ロッド19Aの他端は延長されて前記レバー8に連結され
ている。
プリングケース23の一端面、および、このスプリングケ
ース23に収納されたスプリング(圧縮コイルばね)24の
図中、左端が共に当接されている。このスプリングケー
ス23の他端にはナット25が固着され、このナット25は連
結ロッド19Aに刻設されたネジ26に螺合している。した
がって、連結ロッド19Aに左方への引張力が付加されて
いる状態では、スプリング24はたわまされ(圧縮さ
れ)、連結ロッド19Aはスプリングケース23を介して支
持台20に係止されるようになっている。前記一方の連結
ロッド19Aの他端は延長されて前記レバー8に連結され
ている。
次に、第1の実施例の作用を述べれば、エレベータが正
常に運転する時には、昇降用ワイヤーロープ2,2はドラ
ム6,6によって巻き取られたり、乗用ケース1の自重に
より巻き戻されたりして、乗用ケース1は昇降する。か
かる際、昇降用ワイヤーロープ2の引張り力によって、
レバー8は常時、第1図および第2図で左方に引張られ
ている。その結果、レバー8に連結されている連結ロッ
ド19Aも、ナット25およびスプリングケース23を介し
て、スプリング24を圧縮しながら左方に引張られてい
る。そのとき、スプリングケース23が受面22aに当接す
れば、連結ロッド19Aの左方への移動は規制される。し
たがって、ラック18は左方に移動した位置にあるので、
ピニオン17,17を介してくさび形挟持片15,15は、第3図
で時計方向に回動して間隙lを形成しフランジ13aを挟
持しない。そのため、落下防止用ワイヤーロープドラム
12は自由に正逆転する。
常に運転する時には、昇降用ワイヤーロープ2,2はドラ
ム6,6によって巻き取られたり、乗用ケース1の自重に
より巻き戻されたりして、乗用ケース1は昇降する。か
かる際、昇降用ワイヤーロープ2の引張り力によって、
レバー8は常時、第1図および第2図で左方に引張られ
ている。その結果、レバー8に連結されている連結ロッ
ド19Aも、ナット25およびスプリングケース23を介し
て、スプリング24を圧縮しながら左方に引張られてい
る。そのとき、スプリングケース23が受面22aに当接す
れば、連結ロッド19Aの左方への移動は規制される。し
たがって、ラック18は左方に移動した位置にあるので、
ピニオン17,17を介してくさび形挟持片15,15は、第3図
で時計方向に回動して間隙lを形成しフランジ13aを挟
持しない。そのため、落下防止用ワイヤーロープドラム
12は自由に正逆転する。
次に、昇降用ワイヤーロープ2,2が切断されれば、今ま
で第1図および第2図で左方に引張られていた連結ロッ
ド19Aは、スプリング24の伸び作用によって、スプリン
グケース23、ナット25、ネジ26を介して第3図で右方へ
移動する。その結果、ラック18およびピニオン17,17を
介して、くさび形挟持片15,15は第3図で反時計方向に
回動してフランジ13aを挟持することになる。したがっ
て、落下防止用ワイヤーロープドラム12は固定され、落
下防止用ワイヤーロープ9の昇降が停止されて乗用ケー
ジ1の落下は防止できる。
で第1図および第2図で左方に引張られていた連結ロッ
ド19Aは、スプリング24の伸び作用によって、スプリン
グケース23、ナット25、ネジ26を介して第3図で右方へ
移動する。その結果、ラック18およびピニオン17,17を
介して、くさび形挟持片15,15は第3図で反時計方向に
回動してフランジ13aを挟持することになる。したがっ
て、落下防止用ワイヤーロープドラム12は固定され、落
下防止用ワイヤーロープ9の昇降が停止されて乗用ケー
ジ1の落下は防止できる。
次に、本考案の第2の実施例について述べると第5図に
おいて、落下防止用ワイヤーロープドラム12の一側面に
はラチェットホイール26が固着されており、このラチェ
ットホイール26にラチェット爪27が係合するようになっ
ている。このラチェット爪27は支持台(第2図の支持台
20に相当する)に設けられた支持軸28に枢支され、ラチ
ェット爪の一端は連結ロッド19に連結され、その他端は
スプリング(引張りコイルばね)29に連結されている。
また、ラチェット爪27には切欠部27aを設け、この切欠
部27aを規制ブロック30に当てるようにしている。この
規制ブロック30は支持台に設けられている。
おいて、落下防止用ワイヤーロープドラム12の一側面に
はラチェットホイール26が固着されており、このラチェ
ットホイール26にラチェット爪27が係合するようになっ
ている。このラチェット爪27は支持台(第2図の支持台
20に相当する)に設けられた支持軸28に枢支され、ラチ
ェット爪の一端は連結ロッド19に連結され、その他端は
スプリング(引張りコイルばね)29に連結されている。
また、ラチェット爪27には切欠部27aを設け、この切欠
部27aを規制ブロック30に当てるようにしている。この
規制ブロック30は支持台に設けられている。
前記スプリング29は調節ロッド31に連結され、この調節
ロッド31は軸受台32に挿通され、その挿通された外端に
ナット33が螺合されている。このナット33でスプリング
29の弾力を調節している。
ロッド31は軸受台32に挿通され、その挿通された外端に
ナット33が螺合されている。このナット33でスプリング
29の弾力を調節している。
第2の実施例では、エレベータの正常運転時には、ラチ
ェット爪27が規制ブロック30に当接し、連結ロッド19が
第5図で左方へ移動するのを規制している。また、昇降
用ワイヤーロープ2が切断すれば、スプリング29の弾力
によりラチェット爪27は強制的にラチェットホイール26
に係合し、落下防止用ワイヤーロープドラム12の回動を
停止させる。このとき、ラチェット爪27に加えられる停
止による衝撃力は規制ブロック30で受止める。
ェット爪27が規制ブロック30に当接し、連結ロッド19が
第5図で左方へ移動するのを規制している。また、昇降
用ワイヤーロープ2が切断すれば、スプリング29の弾力
によりラチェット爪27は強制的にラチェットホイール26
に係合し、落下防止用ワイヤーロープドラム12の回動を
停止させる。このとき、ラチェット爪27に加えられる停
止による衝撃力は規制ブロック30で受止める。
本考案によれば、第1の考案では、昇降用ロープからの
引張力を受けている連結ロッドを、この連結ロッドに一
体化されたスプリングケースの支持台への接当によって
止めるようにしており、また、第2の考案では、昇降用
ロープからの引張力を受けている連結ロッドを、ラチェ
ット爪の規制ブロックへの接当によって止めるようにし
ているので、通常昇降時における連結ロッドの停止の安
定がよく、昇降時に反動を生じない。
引張力を受けている連結ロッドを、この連結ロッドに一
体化されたスプリングケースの支持台への接当によって
止めるようにしており、また、第2の考案では、昇降用
ロープからの引張力を受けている連結ロッドを、ラチェ
ット爪の規制ブロックへの接当によって止めるようにし
ているので、通常昇降時における連結ロッドの停止の安
定がよく、昇降時に反動を生じない。
したがって、フランジとくさび挟持片との間の間隙
(l)やラチェット爪とラチェットホイールとの間の間
隙(l)が小さくてもトラブルを生じない。
(l)やラチェット爪とラチェットホイールとの間の間
隙(l)が小さくてもトラブルを生じない。
更に、第2の考案では、落下防止用ロープドラムの急停
止による衝撃力をラチェット爪と規制ブロックとで共同
支持し、ラチェット爪を破損することがない。
止による衝撃力をラチェット爪と規制ブロックとで共同
支持し、ラチェット爪を破損することがない。
第1図は本考案の第1の実施例の全体斜視図、第2図は
第1図の要部側面図、第3図は第2図のA〜A矢視断面
図、第4図は第3図のB〜B矢視断面図、第5図は本考
案の別の実施例を示し、第1図の実施例の第2図に相当
する側面図である。 1……乗用ケージ、2……昇降用ワイヤーロープ、6…
…ドラム、9……落下防止用ワイヤーロープ、12……落
下防止用ワイヤーロープドラム、13a……フランジ、15
……くさび形挟持片、17……ピニオン、18……ラック、
19,19A……連結ロッド、24……スプリング、26……ラチ
ェットホイール、27……ラチェット爪、29……スプリン
グ、30……規制ブロック。
第1図の要部側面図、第3図は第2図のA〜A矢視断面
図、第4図は第3図のB〜B矢視断面図、第5図は本考
案の別の実施例を示し、第1図の実施例の第2図に相当
する側面図である。 1……乗用ケージ、2……昇降用ワイヤーロープ、6…
…ドラム、9……落下防止用ワイヤーロープ、12……落
下防止用ワイヤーロープドラム、13a……フランジ、15
……くさび形挟持片、17……ピニオン、18……ラック、
19,19A……連結ロッド、24……スプリング、26……ラチ
ェットホイール、27……ラチェット爪、29……スプリン
グ、30……規制ブロック。
Claims (2)
- 【請求項1】昇降用ロープドラムと落下防止用ロープド
ラムとを備えたエレベータにあって、 前記昇降用ロープドラムによって昇降用ロープを巻き取
ったり、巻き戻したりして乗用ケージを昇降させると共
に、前記落下防止用ロープドラムによって落下防止用ロ
ープを、前記昇降用ロープの昇降に伴い巻き取ったり、
巻き戻したりして前記昇降用ロープ切断時に落下防止用
ロープによって乗用ケージの落下を防止するロープ式エ
レベータの落下防止装置において、 前記落下防止用ロープドラムに付設されたフランジを挟
持して停止させるためのくさび形挟持片を1対設け、 これらのくさび形挟持片にピニオンをそれぞれ一体的に
設け、 これらのピニオンに噛合された一つのラックを、前記く
さび形挟持片を挟持させるように付勢するコイルばねを
外嵌配備した往復動可能の連結ロッドの一端に連結し、 該連結ロッドの他端を支持台を貫通して前記昇降用ロー
プの一端に連結して、前記くさび形挟持片の挟持を解放
するようにすると共に、該連結ロッドに一体化されたス
プリングケースの端を前記支持台に接当させて前記昇降
用ロープと連動する連結ロッドの移動を止めるようにし
たことを特徴とするロープ式エレベータの落下防止装
置。 - 【請求項2】昇降用ロープドラムと落下防止用ロープド
ラムとを備えたエレベータにあって、 前記昇降用ロープドラムによって昇降用ロープを巻き取
ったり、巻き戻したりして乗用ケージを昇降させると共
に、前記落下防止用ロープドラムによって落下防止用ロ
ープを、前記昇降用ロープの昇降に伴い巻き取ったり、
巻き戻したりして前記昇降用ロープ切断時に落下防止用
ロープによって乗用ケージの落下を防止するロープ式エ
レベータの落下防止装置において、 前記落下防止用ロープドラムに付設されたラチェットホ
イールに係合して停止させるためのラチェット爪を支持
台に回転自在に設け、 該ラチェット爪のラチェットホイール係合側に、往復動
可能の連結ロッドの一端を連結すると共に、反係合側
に、前記ラチェットホイールに係合するよう付勢するス
プリングを設け、 前記連結ロッドの他端を、前記昇降用ロープの一端に連
結してラチェット爪の係合を解放するようにし、 前記支持台には、ラチェット爪の連結ロッド取付側端お
よびスプリング取付側端が接当する規制ロックが連設さ
れていることを特徴とするロープ式エレベータの落下防
止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15197889U JPH0726302Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ロープ式エレベータの落下防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15197889U JPH0726302Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ロープ式エレベータの落下防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0391470U JPH0391470U (ja) | 1991-09-18 |
| JPH0726302Y2 true JPH0726302Y2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=31698259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15197889U Expired - Fee Related JPH0726302Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ロープ式エレベータの落下防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726302Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107083855A (zh) * | 2017-06-19 | 2017-08-22 | 陕西隆翔停车设备集团有限公司 | 一种防倾斜防坠落锁止装置及立体车库 |
| CN110775855B (zh) * | 2019-11-14 | 2024-09-10 | 中核核电运行管理有限公司 | 一种带触发功能的收绳防坠机构 |
| CN112938694A (zh) * | 2021-04-06 | 2021-06-11 | 特码斯派克工业技术(安徽)有限公司 | 一种钢丝绳悬挂同步夹紧机构 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP15197889U patent/JPH0726302Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0391470U (ja) | 1991-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |