JPH07263183A - プラズマ源 - Google Patents
プラズマ源Info
- Publication number
- JPH07263183A JPH07263183A JP6076687A JP7668794A JPH07263183A JP H07263183 A JPH07263183 A JP H07263183A JP 6076687 A JP6076687 A JP 6076687A JP 7668794 A JP7668794 A JP 7668794A JP H07263183 A JPH07263183 A JP H07263183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasma
- antenna
- external electrode
- generated
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 abstract 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 10
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 10
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 7
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 2
- 238000001312 dry etching Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 2
- 238000005268 plasma chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000006091 Macor Substances 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 1
- 229910000833 kovar Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Plasma Technology (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的大面積であって高密度かつ不純物混入
の少ないプラズマを、簡単な構造によって生成すること
ができるプラズマ源を提供する。 【構成】 このプラズマ源は、ガス導入管60を通して
ガスが導入されるプラズマ生成容器22と、このプラズ
マ生成容器22内に先端部が通じるように配置されかつ
その先端部に円板部26が設けられたアンテナ24と、
この円板部26の周りをそれとの間に環状の空間70を
あけて同軸状に取り囲む外部電極28と、アンテナ24
と外部電極28間に高周波電力を供給して両者間に高周
波電界を生じさせる高周波発振器50と、アンテナ24
の先端部付近の周りを同軸状に取り囲むように配置され
ていて、円板部26と外部電極28との間に発生する高
周波電界と直交する磁界を発生させる第1の磁石52と
を備えている。
の少ないプラズマを、簡単な構造によって生成すること
ができるプラズマ源を提供する。 【構成】 このプラズマ源は、ガス導入管60を通して
ガスが導入されるプラズマ生成容器22と、このプラズ
マ生成容器22内に先端部が通じるように配置されかつ
その先端部に円板部26が設けられたアンテナ24と、
この円板部26の周りをそれとの間に環状の空間70を
あけて同軸状に取り囲む外部電極28と、アンテナ24
と外部電極28間に高周波電力を供給して両者間に高周
波電界を生じさせる高周波発振器50と、アンテナ24
の先端部付近の周りを同軸状に取り囲むように配置され
ていて、円板部26と外部電極28との間に発生する高
周波電界と直交する磁界を発生させる第1の磁石52と
を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ドライエッ
チング、プラズマCVD等に用いられる、あるいは引出
し電極系と組み合わせることによってイオン源として用
いられるプラズマ源に関する。
チング、プラズマCVD等に用いられる、あるいは引出
し電極系と組み合わせることによってイオン源として用
いられるプラズマ源に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のプラズマ源の従来例が、例えば
特開昭62−31999号公報に開示されている。
特開昭62−31999号公報に開示されている。
【0003】それを要約して説明すると、このプラズマ
源は図3に示すように、プラズマ生成容器2の側壁2a
の内側に多数の永久磁石4をカスプ磁場を作るように配
置し、更にマイクロ波放射用の棒状のアンテナ10を、
図4にも拡大して示すように、各永久磁石4の中心線6
上のECR条件を満足する磁場強度(例えば2.45G
Hzに対して875ガウス)の点にそれぞれ配置してい
る。両図中の8は磁力線の一例を示す。
源は図3に示すように、プラズマ生成容器2の側壁2a
の内側に多数の永久磁石4をカスプ磁場を作るように配
置し、更にマイクロ波放射用の棒状のアンテナ10を、
図4にも拡大して示すように、各永久磁石4の中心線6
上のECR条件を満足する磁場強度(例えば2.45G
Hzに対して875ガウス)の点にそれぞれ配置してい
る。両図中の8は磁力線の一例を示す。
【0004】そしてこのようなプラズマ生成容器2内を
真空排気すると共にそこにガスを所定圧力になるように
導入し、各アンテナ10にマイクロ波電力を供給する
と、ECR条件を満足するマイクロ波放電によって各ア
ンテナ10の周りにプラズマ14が励起され、そしてこ
れが永久磁石4の発散磁場に沿ってプラズマ生成容器2
の中央部付近に拡散される。
真空排気すると共にそこにガスを所定圧力になるように
導入し、各アンテナ10にマイクロ波電力を供給する
と、ECR条件を満足するマイクロ波放電によって各ア
ンテナ10の周りにプラズマ14が励起され、そしてこ
れが永久磁石4の発散磁場に沿ってプラズマ生成容器2
の中央部付近に拡散される。
【0005】このようにして、この従来のプラズマ源
は、比較的大面積のプラズマ14を生成することができ
る。
は、比較的大面積のプラズマ14を生成することができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記プラズ
マ源は、マイクロ波導入用のアンテナ10が多数必要で
あり、かつECR磁場形成用の永久磁石4もプラズマ1
4に曝される状態で多数必要であるため、構造が複雑で
あるという問題がある。
マ源は、マイクロ波導入用のアンテナ10が多数必要で
あり、かつECR磁場形成用の永久磁石4もプラズマ1
4に曝される状態で多数必要であるため、構造が複雑で
あるという問題がある。
【0007】また、アンテナ10の近傍で生成されたプ
ラズマ14を構成する電子やイオンは、磁力線8に巻き
付いて近くの永久磁石4に、または当該永久磁石4が側
壁2aの外側に配置されている場合は近くの側壁2aに
衝突して消滅するため、プラズマ14の損失が大きく、
従って高密度のプラズマ14を生成するのが難しいとい
う問題がある。
ラズマ14を構成する電子やイオンは、磁力線8に巻き
付いて近くの永久磁石4に、または当該永久磁石4が側
壁2aの外側に配置されている場合は近くの側壁2aに
衝突して消滅するため、プラズマ14の損失が大きく、
従って高密度のプラズマ14を生成するのが難しいとい
う問題がある。
【0008】また、磁力線8が集中するカスプ磁場の一
番強い所には、電子やイオンも集中するが、ちょうどそ
こに各アンテナ10が配置されているため、これらの粒
子によってアンテナ10がスパッタされ、それによって
生じた不純物がプラズマ14中に混入しやすいという問
題もある。
番強い所には、電子やイオンも集中するが、ちょうどそ
こに各アンテナ10が配置されているため、これらの粒
子によってアンテナ10がスパッタされ、それによって
生じた不純物がプラズマ14中に混入しやすいという問
題もある。
【0009】そこでこの発明は、比較的大面積であって
高密度かつ不純物混入の少ないプラズマを、簡単な構造
によって生成することができるプラズマ源を提供するこ
とを主たる目的とする。
高密度かつ不純物混入の少ないプラズマを、簡単な構造
によって生成することができるプラズマ源を提供するこ
とを主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のプラズマ源は、ガスが導入されるプラズ
マ生成容器と、このプラズマ生成容器内に先端部が通じ
るように配置されたアンテナと、このアンテナの先端部
の周りを当該先端部との間に空間をあけて同軸状に取り
囲むように配置された外部電極と、前記アンテナと外部
電極との間に高周波電力を供給して両者間に高周波電界
を生じさせる高周波発振器と、前記アンテナの先端部付
近の周りを同軸状に取り囲むように配置されていて、ア
ンテナの先端部と外部電極との間に発生する高周波電界
と直交する磁界を発生させる第1の磁石とを備えること
を特徴とする。
め、この発明のプラズマ源は、ガスが導入されるプラズ
マ生成容器と、このプラズマ生成容器内に先端部が通じ
るように配置されたアンテナと、このアンテナの先端部
の周りを当該先端部との間に空間をあけて同軸状に取り
囲むように配置された外部電極と、前記アンテナと外部
電極との間に高周波電力を供給して両者間に高周波電界
を生じさせる高周波発振器と、前記アンテナの先端部付
近の周りを同軸状に取り囲むように配置されていて、ア
ンテナの先端部と外部電極との間に発生する高周波電界
と直交する磁界を発生させる第1の磁石とを備えること
を特徴とする。
【0011】
【作用】上記のようにアンテナ、外部電極および第1の
磁石を配置することによって、アンテナの先端部と外部
電極間の環状の空間においてその径方向に高周波電界E
が形成され、かつそれに直交する磁界Bが第1の磁石に
よって形成され、E×Bドリフト(EとBは共にベクト
ル量。以下同じ)の方向を環状の空間の周方向とする交
流マグネトロン構造が実現されている。
磁石を配置することによって、アンテナの先端部と外部
電極間の環状の空間においてその径方向に高周波電界E
が形成され、かつそれに直交する磁界Bが第1の磁石に
よって形成され、E×Bドリフト(EとBは共にベクト
ル量。以下同じ)の方向を環状の空間の周方向とする交
流マグネトロン構造が実現されている。
【0012】その結果、アンテナの先端部と外部電極間
の高周波放電によって生成される電子は、上記環状の空
間においてE×Bドリフトによって周方向に運動エネル
ギーを与えられるが、この運動方向には端がなく、電子
は端部での衝突による消滅がないため、当該電子には非
常に効率良くエネルギーが供給される。言い換えると、
高周波電力が電子の運動エネルギーとして非常に効率良
く吸収される。従って当該電子は高速電子となる。
の高周波放電によって生成される電子は、上記環状の空
間においてE×Bドリフトによって周方向に運動エネル
ギーを与えられるが、この運動方向には端がなく、電子
は端部での衝突による消滅がないため、当該電子には非
常に効率良くエネルギーが供給される。言い換えると、
高周波電力が電子の運動エネルギーとして非常に効率良
く吸収される。従って当該電子は高速電子となる。
【0013】この高速電子と、プラズマ生成容器内に導
入されたガス分子との衝突によって、上記環状の空間付
近で更にプラズマが生成される。しかもこのようにして
生成されたプラズマ中の電子も、アンテナの先端部近傍
のものは、アンテナからの高周波電力を効率良く吸収
し、しかも前述の高速電子と同様に端部での衝突による
消滅がないため、これらの総合的な作用により、高周波
電力は効率良くプラズマに吸収される。
入されたガス分子との衝突によって、上記環状の空間付
近で更にプラズマが生成される。しかもこのようにして
生成されたプラズマ中の電子も、アンテナの先端部近傍
のものは、アンテナからの高周波電力を効率良く吸収
し、しかも前述の高速電子と同様に端部での衝突による
消滅がないため、これらの総合的な作用により、高周波
電力は効率良くプラズマに吸収される。
【0014】このようにして、アンテナの先端部とその
周りの外部電極間の環状の空間付近に、比較的大面積で
しかも高密度のプラズマが生成される。しかも、E×B
ドリフトによる電子の運動方向には端がないため、電子
が構造物に衝突してスパッタさせる割合が少なく、従っ
て不純物混入の少ないプラズマが生成される。
周りの外部電極間の環状の空間付近に、比較的大面積で
しかも高密度のプラズマが生成される。しかも、E×B
ドリフトによる電子の運動方向には端がないため、電子
が構造物に衝突してスパッタさせる割合が少なく、従っ
て不純物混入の少ないプラズマが生成される。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るプラズマ
源を示す断面図である。図には、図1中の外部電極周り
を下から見上げて示す概略斜視図である。
源を示す断面図である。図には、図1中の外部電極周り
を下から見上げて示す概略斜視図である。
【0016】この実施例のプラズマ源は、両端が開いた
円筒状のプラズマ生成容器22を有している。このプラ
ズマ生成容器22内は、例えばその一方の開口部22b
を通して、図示しない真空排気装置によって真空排気さ
れる。また、このプラズマ生成容器22の側壁22aに
は、複数のポート58が設けられており、その内の一つ
に挿入されたガス導入管60を通して、プラズマ生成容
器22内に所望のガスが導入される。
円筒状のプラズマ生成容器22を有している。このプラ
ズマ生成容器22内は、例えばその一方の開口部22b
を通して、図示しない真空排気装置によって真空排気さ
れる。また、このプラズマ生成容器22の側壁22aに
は、複数のポート58が設けられており、その内の一つ
に挿入されたガス導入管60を通して、プラズマ生成容
器22内に所望のガスが導入される。
【0017】このプラズマ生成容器22の他方の開口部
22cに先端部が通じるように、高周波導入用のアンテ
ナ24が配置されている。このアンテナ24は、例えば
中実の棒状または柱状でも良いし、中空の棒状または柱
状でも良い。このアンテナ24の先端部には、この実施
例では、当該先端部と直交するように、円板部26を設
けている。この円板部26は、中実構造でも良いし中空
構造でも良い。
22cに先端部が通じるように、高周波導入用のアンテ
ナ24が配置されている。このアンテナ24は、例えば
中実の棒状または柱状でも良いし、中空の棒状または柱
状でも良い。このアンテナ24の先端部には、この実施
例では、当該先端部と直交するように、円板部26を設
けている。この円板部26は、中実構造でも良いし中空
構造でも良い。
【0018】この実施例においては、アンテナ24は、
図示は簡略化しているが、二重パイプ構造とし、かつ円
板部26内をアンテナ24内につながる中空構造とし
て、アンテナ24および円板部26の内部に冷却水を供
給してそれらを強制的に冷却することができるようにし
ている。これは、プラズマ62から円板部26およびア
ンテナ24に熱の流入があり、それによる円板部26お
よびアンテナ24の温度上昇を軽減する上で好ましいか
らである。
図示は簡略化しているが、二重パイプ構造とし、かつ円
板部26内をアンテナ24内につながる中空構造とし
て、アンテナ24および円板部26の内部に冷却水を供
給してそれらを強制的に冷却することができるようにし
ている。これは、プラズマ62から円板部26およびア
ンテナ24に熱の流入があり、それによる円板部26お
よびアンテナ24の温度上昇を軽減する上で好ましいか
らである。
【0019】プラズマ生成容器22の他方の開口部22
cは、この実施例では、真空フランジを兼ねる外部電極
28によって蓋をされている。この外部電極28は、こ
の実施例では円環状をしており、アンテナ24の先端部
の周りを、より具体的にはこの実施例では同先端部に設
けられた円板部26の周りを、当該円板部26との間に
円環状の空間70をあけて同軸状に取り囲むように配置
されている。
cは、この実施例では、真空フランジを兼ねる外部電極
28によって蓋をされている。この外部電極28は、こ
の実施例では円環状をしており、アンテナ24の先端部
の周りを、より具体的にはこの実施例では同先端部に設
けられた円板部26の周りを、当該円板部26との間に
円環状の空間70をあけて同軸状に取り囲むように配置
されている。
【0020】この外部電極28内には、この実施例で
は、環状の溝30が形成されており、そこに冷却水を供
給して外部電極28を強制的に冷却することができるよ
うにしている。これは、この外部電極28にもプラズマ
62からの熱の流入があり、それによる外部電極28の
温度上昇を軽減する上で好ましいからである。
は、環状の溝30が形成されており、そこに冷却水を供
給して外部電極28を強制的に冷却することができるよ
うにしている。これは、この外部電極28にもプラズマ
62からの熱の流入があり、それによる外部電極28の
温度上昇を軽減する上で好ましいからである。
【0021】外部電極28には筒部32がこの例では一
体的に取り付けられており、この筒部32の外側には筒
42が矢印Cのように上下にスライド可能に嵌められて
おり、ねじ44によって筒42を上下にスライドさせ
て、筒42内の空胴43の長さを調整可能にしている。
筒部32および筒42は、この実施例では円筒状をして
いる。筒42内には、チューニング板46が矢印Dのよ
うに上下にスライド可能に嵌め込まれており、ねじ48
によってチューニング板46を上下にスライドさせて、
これによっても上記空胴43の長さを調整可能にしてい
る。空胴43の長さを調整可能にしているのは、後述す
る高周波発振器50からの高周波電力、より具体的には
この実施例ではマイクロ波電力が、効率良くアンテナ2
4に供給されるようにするためである。
体的に取り付けられており、この筒部32の外側には筒
42が矢印Cのように上下にスライド可能に嵌められて
おり、ねじ44によって筒42を上下にスライドさせ
て、筒42内の空胴43の長さを調整可能にしている。
筒部32および筒42は、この実施例では円筒状をして
いる。筒42内には、チューニング板46が矢印Dのよ
うに上下にスライド可能に嵌め込まれており、ねじ48
によってチューニング板46を上下にスライドさせて、
これによっても上記空胴43の長さを調整可能にしてい
る。空胴43の長さを調整可能にしているのは、後述す
る高周波発振器50からの高周波電力、より具体的には
この実施例ではマイクロ波電力が、効率良くアンテナ2
4に供給されるようにするためである。
【0022】アンテナ24と筒部32との間には、真空
気密保持と高周波の絶縁を兼ねる電流導入端子38が設
けられている。この電流導入端子38は、図示は簡略化
しているが、外周部に多数のひだを有するアルミナ製の
絶縁筒38aの大気圧側の端部のメタライズ部分にコバ
ール38bをロウ付けし、このコバール38bにフラン
ジ38cをロウ付けしたハーメチックシール構造をして
いる。
気密保持と高周波の絶縁を兼ねる電流導入端子38が設
けられている。この電流導入端子38は、図示は簡略化
しているが、外周部に多数のひだを有するアルミナ製の
絶縁筒38aの大気圧側の端部のメタライズ部分にコバ
ール38bをロウ付けし、このコバール38bにフラン
ジ38cをロウ付けしたハーメチックシール構造をして
いる。
【0023】また、アンテナ24と筒部32との間に
は、空間を塞いでそこでのプラズマの生成を防止するた
めに、円筒状をした絶縁物34および36が設けられて
いる。この絶縁物34および36は、例えば石英、ガラ
ス、耐熱ガラス、アルミナ、マコール(快削性セラミッ
ク)等から成る。これにより、プラズマ62の生成時の
ロスが減じると共に、プラズマ62による絶縁物34お
よび36自身の損傷が防止でき、都合が良い。40は電
流導入端子38のフランジ38cと筒部32との間に設
けられた真空シール用パッキンである。
は、空間を塞いでそこでのプラズマの生成を防止するた
めに、円筒状をした絶縁物34および36が設けられて
いる。この絶縁物34および36は、例えば石英、ガラ
ス、耐熱ガラス、アルミナ、マコール(快削性セラミッ
ク)等から成る。これにより、プラズマ62の生成時の
ロスが減じると共に、プラズマ62による絶縁物34お
よび36自身の損傷が防止でき、都合が良い。40は電
流導入端子38のフランジ38cと筒部32との間に設
けられた真空シール用パッキンである。
【0024】筒42の側部外側には、高周波発振器50
が取り付けられており、そこで発生させた高周波電力
を、空胴43の部分においてアンテナ24と筒42との
間に供給するようにしている。筒42と外部電極28と
は筒部32を介して電気的に接続されているので、高周
波発振器50からの高周波電力は、結局はアンテナ24
と外部電極28との間に供給され、両者間に、取り分け
円板部26と外部電極28間の円環状の空間70に、そ
の径方向に高周波電界E(図2参照)を生じさせる。
が取り付けられており、そこで発生させた高周波電力
を、空胴43の部分においてアンテナ24と筒42との
間に供給するようにしている。筒42と外部電極28と
は筒部32を介して電気的に接続されているので、高周
波発振器50からの高周波電力は、結局はアンテナ24
と外部電極28との間に供給され、両者間に、取り分け
円板部26と外部電極28間の円環状の空間70に、そ
の径方向に高周波電界E(図2参照)を生じさせる。
【0025】高周波発振器50は、この実施例ではマグ
ネトロン発振器であり、例えば2.45GHzのマイク
ロ波電力を出力する。もっともこの高周波発振器は、上
記以外の周波数の高周波電力を出力するものでも良い。
ネトロン発振器であり、例えば2.45GHzのマイク
ロ波電力を出力する。もっともこの高周波発振器は、上
記以外の周波数の高周波電力を出力するものでも良い。
【0026】筒32の根元の外側には、アンテナ24の
先端部付近の周りを当該先端部との間に間をあけて同軸
状に取り囲むように、円環状の(円筒状とも言える)第
1の磁石52が設けられている。この磁石52の下端面
は、この実施例では、前述した円板部26と外部電極2
8間の円環状の空間70にほぼ対向するように配置され
ている。このような磁石52によって、アンテナ24の
先端部の円板部26と外部電極28との間の空間70に
発生する高周波電界Eと直交する磁界B(図2参照)
を、円板部26を包み込むように発生させることができ
る。
先端部付近の周りを当該先端部との間に間をあけて同軸
状に取り囲むように、円環状の(円筒状とも言える)第
1の磁石52が設けられている。この磁石52の下端面
は、この実施例では、前述した円板部26と外部電極2
8間の円環状の空間70にほぼ対向するように配置され
ている。このような磁石52によって、アンテナ24の
先端部の円板部26と外部電極28との間の空間70に
発生する高周波電界Eと直交する磁界B(図2参照)
を、円板部26を包み込むように発生させることができ
る。
【0027】磁石52は、この実施例では円環状または
円筒状の永久磁石であるが、円環状または円筒状の電磁
石であっても良い。
円筒状の永久磁石であるが、円環状または円筒状の電磁
石であっても良い。
【0028】なお、上記プラズマ生成容器22、アンテ
ナ24、円板部26、外部電極28、筒部32、筒42
およびフランジ38c等は、例えばステンレス、銅、真
鍮等の非磁性体から成る。
ナ24、円板部26、外部電極28、筒部32、筒42
およびフランジ38c等は、例えばステンレス、銅、真
鍮等の非磁性体から成る。
【0029】プラズマ生成容器22の側壁部には、この
実施例では、当該プラズマ生成容器22内に、より具体
的にはその側壁22aの内側近傍に、カスプ磁場(多極
磁場)、より具体的には線カスプ磁場を形成する第2の
磁石54を設けている。図1中の56は、この磁石54
による磁力線の一例を示す。
実施例では、当該プラズマ生成容器22内に、より具体
的にはその側壁22aの内側近傍に、カスプ磁場(多極
磁場)、より具体的には線カスプ磁場を形成する第2の
磁石54を設けている。図1中の56は、この磁石54
による磁力線の一例を示す。
【0030】磁石54は、より具体的にはこの実施例で
は、プラズマ生成容器22の側壁22aの外側の周りに
環状に、かつプラズマ62の引出し方向に、即ちこの実
施例ではプラズマ生成容器22の開口部22bに向け
て、複数段に配置されている。各段の磁石54は、例え
ば、複数個の小さい永久磁石を円環状または多角形環状
に並べたものでも良いし、半環状の永久磁石を2個合わ
せたものでも良いし、環状の永久磁石でも良い。あるい
は、永久磁石の代わりに電磁石を用いても良い。
は、プラズマ生成容器22の側壁22aの外側の周りに
環状に、かつプラズマ62の引出し方向に、即ちこの実
施例ではプラズマ生成容器22の開口部22bに向け
て、複数段に配置されている。各段の磁石54は、例え
ば、複数個の小さい永久磁石を円環状または多角形環状
に並べたものでも良いし、半環状の永久磁石を2個合わ
せたものでも良いし、環状の永久磁石でも良い。あるい
は、永久磁石の代わりに電磁石を用いても良い。
【0031】このプラズマ源においては、上記のように
アンテナ24の円板部26、外部電極28および磁石5
2を配置することによって、図2に示すように、アンテ
ナ24の先端部の円板部26と外部電極28間の円環状
の空間70においてその径方向に高周波電界Eが形成さ
れ、かつそれに直交する磁界Bが磁石52によって形成
され、E×Bドリフト(EとBは共にベクトル量)の方
向を円環状の空間70の周方向とする交流マグネトロン
構造が実現されている。
アンテナ24の円板部26、外部電極28および磁石5
2を配置することによって、図2に示すように、アンテ
ナ24の先端部の円板部26と外部電極28間の円環状
の空間70においてその径方向に高周波電界Eが形成さ
れ、かつそれに直交する磁界Bが磁石52によって形成
され、E×Bドリフト(EとBは共にベクトル量)の方
向を円環状の空間70の周方向とする交流マグネトロン
構造が実現されている。
【0032】このようなプラズマ源における動作を説明
すると、プラズマ生成容器22内を真空排気すると共に
そこに所望のガスを所定圧力(例えば1Torr〜10
-4Torr程度)になるように導入し、高周波発振器5
0からアンテナ24と外部電極28間に高周波電力を供
給すると、アンテナ24の円板部26と外部電極28と
の間の空間70において高周波放電が生じてプラズマ6
2が励起される。
すると、プラズマ生成容器22内を真空排気すると共に
そこに所望のガスを所定圧力(例えば1Torr〜10
-4Torr程度)になるように導入し、高周波発振器5
0からアンテナ24と外部電極28間に高周波電力を供
給すると、アンテナ24の円板部26と外部電極28と
の間の空間70において高周波放電が生じてプラズマ6
2が励起される。
【0033】このようにして励起・生成されたプラズマ
62中の電子は、上記円環状の空間70においてE×B
ドリフトによって周方向に運動エネルギーを与えられる
が、この運動方向には端がなく、電子は端部での衝突に
よる消滅がないため、当該電子には非常に効率良くエネ
ルギーが供給される。言い換えると、高周波電力が電子
の運動エネルギーとして非常に効率良く吸収される。従
って当該電子は高速電子となる。
62中の電子は、上記円環状の空間70においてE×B
ドリフトによって周方向に運動エネルギーを与えられる
が、この運動方向には端がなく、電子は端部での衝突に
よる消滅がないため、当該電子には非常に効率良くエネ
ルギーが供給される。言い換えると、高周波電力が電子
の運動エネルギーとして非常に効率良く吸収される。従
って当該電子は高速電子となる。
【0034】この高速電子と、プラズマ生成容器22内
に導入されたガス分子との衝突によって、上記空間70
付近で更にプラズマ62が生成される。しかもこのよう
にして生成されたプラズマ62中の電子も、アンテナ2
4の円板部26近傍のものは、アンテナ24からの高周
波電力を効率良く吸収し、しかも前述の高速電子と同様
に端部での衝突による消滅がないため、これらの総合的
な作用により、高周波電力は効率良くプラズマ62に吸
収される。
に導入されたガス分子との衝突によって、上記空間70
付近で更にプラズマ62が生成される。しかもこのよう
にして生成されたプラズマ62中の電子も、アンテナ2
4の円板部26近傍のものは、アンテナ24からの高周
波電力を効率良く吸収し、しかも前述の高速電子と同様
に端部での衝突による消滅がないため、これらの総合的
な作用により、高周波電力は効率良くプラズマ62に吸
収される。
【0035】このようにして、アンテナ24の先端部の
円板部26とその周りの外部電極28間の環状の空間7
0付近に、比較的大面積でしかも高密度のプラズマ62
が生成される。しかも、E×Bドリフトによる電子の運
動方向には端がないため、電子が構造物に衝突してスパ
ッタさせる割合が少なく、従って不純物混入の少ないプ
ラズマ62が生成される。
円板部26とその周りの外部電極28間の環状の空間7
0付近に、比較的大面積でしかも高密度のプラズマ62
が生成される。しかも、E×Bドリフトによる電子の運
動方向には端がないため、電子が構造物に衝突してスパ
ッタさせる割合が少なく、従って不純物混入の少ないプ
ラズマ62が生成される。
【0036】また、このプラズマ源の基本的な構造は、
上記のように配置されたアンテナ24、外部電極28お
よび磁石52であるので、従来例の多数のアンテナを用
いたプラズマ源に比べて、構造が簡単である。
上記のように配置されたアンテナ24、外部電極28お
よび磁石52であるので、従来例の多数のアンテナを用
いたプラズマ源に比べて、構造が簡単である。
【0037】上記のようにして生成されたプラズマ62
は、プラズマ生成容器22の中心部方向へ拡散し、プラ
ズマ生成容器22内に充満する。その場合、この実施例
のようにプラズマ生成容器22の側壁部内にカスプ磁場
を形成しておくと、それによってプラズマ62を構成す
る電子およびイオンを効率良く閉じ込めることができる
ので、高密度でしかもより大面積かつより均一なプラズ
マ62を得ることができる。
は、プラズマ生成容器22の中心部方向へ拡散し、プラ
ズマ生成容器22内に充満する。その場合、この実施例
のようにプラズマ生成容器22の側壁部内にカスプ磁場
を形成しておくと、それによってプラズマ62を構成す
る電子およびイオンを効率良く閉じ込めることができる
ので、高密度でしかもより大面積かつより均一なプラズ
マ62を得ることができる。
【0038】このようにしてプラズマ生成容器22内に
生成されたプラズマ62は、それをそのまま開口部22
bから引き出して、例えばドライエッチング、プラズマ
CVD等に利用することができる。
生成されたプラズマ62は、それをそのまま開口部22
bから引き出して、例えばドライエッチング、プラズマ
CVD等に利用することができる。
【0039】また、開口部22bの外側近傍に引出し電
極系64を設けておけば、それと組み合わせてこのプラ
ズマ源をイオン源、より具体的には高周波イオン源とし
て利用することができる。即ち、プラズマ生成容器22
内に生成されたプラズマ62から、引出し電極系64の
電界の作用によって、イオンビームを引き出すことがで
きる。
極系64を設けておけば、それと組み合わせてこのプラ
ズマ源をイオン源、より具体的には高周波イオン源とし
て利用することができる。即ち、プラズマ生成容器22
内に生成されたプラズマ62から、引出し電極系64の
電界の作用によって、イオンビームを引き出すことがで
きる。
【0040】図示例の引出し電極系64は、プラズマ生
成容器22と同電位にされていて、図示しない引出し電
源から正の高電圧が印加されるプラズマ電極66と、そ
の下流側にあって接地電位にされる接地電極68とで構
成されている。両電極66、68のイオン引出し孔は、
多孔でも、メッシュ状でも、スリット状でも良い。もっ
とも、引出し電極系64の構成は上記のようなものに限
定されるものではなく、例えば、負電位にされる抑制電
極を両電極66、68間に更に設けたもの等でも良い。
成容器22と同電位にされていて、図示しない引出し電
源から正の高電圧が印加されるプラズマ電極66と、そ
の下流側にあって接地電位にされる接地電極68とで構
成されている。両電極66、68のイオン引出し孔は、
多孔でも、メッシュ状でも、スリット状でも良い。もっ
とも、引出し電極系64の構成は上記のようなものに限
定されるものではなく、例えば、負電位にされる抑制電
極を両電極66、68間に更に設けたもの等でも良い。
【0041】上記イオン源からは、プラズマ生成容器2
2内で生成されるプラズマ62が高密度、大面積かつ高
均一性であることから、高電流密度、大面積かつ高均一
性のイオンビームを引き出すことができる。このような
イオン源によって、大面積の被処理物に対して均一に高
速でイオン注入を行うことができる。このようなイオン
源は、半導体への不純物注入、物質の表面改質等に利用
することができる。
2内で生成されるプラズマ62が高密度、大面積かつ高
均一性であることから、高電流密度、大面積かつ高均一
性のイオンビームを引き出すことができる。このような
イオン源によって、大面積の被処理物に対して均一に高
速でイオン注入を行うことができる。このようなイオン
源は、半導体への不純物注入、物質の表面改質等に利用
することができる。
【0042】なお、上記実施例ではアンテナ24の先端
部に円板部26を設けているが、このような円板部26
を設けずに、アンテナ24の先端部と外部電極28とを
同軸状に構成しても良い。その場合でも、外部電極28
の内径を大きくしておくと、それとアンテナ24の先端
部間の空間70は比較的大きな面積のままなので、そこ
で比較的大面積のプラズマ62を生成することができ
る。このとき、アンテナ24の先端部と外部電極28間
の距離が大きくて、空間70における高周波電界Eが弱
くてプラズマ62が励起されにくい場合は、高周波発振
器50から供給する高周波電力を増大させれば良い。
部に円板部26を設けているが、このような円板部26
を設けずに、アンテナ24の先端部と外部電極28とを
同軸状に構成しても良い。その場合でも、外部電極28
の内径を大きくしておくと、それとアンテナ24の先端
部間の空間70は比較的大きな面積のままなので、そこ
で比較的大面積のプラズマ62を生成することができ
る。このとき、アンテナ24の先端部と外部電極28間
の距離が大きくて、空間70における高周波電界Eが弱
くてプラズマ62が励起されにくい場合は、高周波発振
器50から供給する高周波電力を増大させれば良い。
【0043】あるいは、アンテナ24全体またはその先
端部付近を太くしても良く、そのようにすれば、空間7
0の面積を比較的大きくしたままで、アンテナ24の先
端部と外部電極28間の距離を小さくすることができる
ので、高周波発振器50から供給する電力をあまり増大
させずに済む。但し、アンテナ24またはその先端部の
周りが幾分大型化する。
端部付近を太くしても良く、そのようにすれば、空間7
0の面積を比較的大きくしたままで、アンテナ24の先
端部と外部電極28間の距離を小さくすることができる
ので、高周波発振器50から供給する電力をあまり増大
させずに済む。但し、アンテナ24またはその先端部の
周りが幾分大型化する。
【0044】このように、アンテナ24の先端部には必
ずしも円板部26を設けなくても良いが、この実施例の
ようにそれを設けておくのが好ましく、そのようにすれ
ば、アンテナ24全体またはその先端部付近を太くする
ことなく、しかも空間70の面積を比較的大きくしたま
まで、高周波発振器50から供給する電力をあまり増大
させずに済む。
ずしも円板部26を設けなくても良いが、この実施例の
ようにそれを設けておくのが好ましく、そのようにすれ
ば、アンテナ24全体またはその先端部付近を太くする
ことなく、しかも空間70の面積を比較的大きくしたま
まで、高周波発振器50から供給する電力をあまり増大
させずに済む。
【0045】また、上記実施例では、プラズマ生成容器
22の側壁22aの部分に、カスプ磁場形成用の磁石5
4を設けているが、このような磁石54を設けなくて
も、前述したようにアンテナ24の先端部と外部電極2
8間の環状の空間70付近において、比較的大面積であ
って高密度かつ不純物混入の少ないプラズマ62を生成
することができる。その場合、必要に応じて、プラズマ
生成容器22の軸方向の長さを短くして、開口部22b
を空間70に近づけてプラズマ62を引き出しやすくし
ても良い。
22の側壁22aの部分に、カスプ磁場形成用の磁石5
4を設けているが、このような磁石54を設けなくて
も、前述したようにアンテナ24の先端部と外部電極2
8間の環状の空間70付近において、比較的大面積であ
って高密度かつ不純物混入の少ないプラズマ62を生成
することができる。その場合、必要に応じて、プラズマ
生成容器22の軸方向の長さを短くして、開口部22b
を空間70に近づけてプラズマ62を引き出しやすくし
ても良い。
【0046】このように、カスプ磁場形成用の磁石54
は必ずしも設けなくても良いが、この実施例のようにそ
れを設けておくのが好ましく、そのようにすれば、空間
70付近で生成されプラズマ生成容器22内に広がった
プラズマ62をカスプ磁場によってプラズマ生成容器2
2内に効率良く閉じ込めることができるので、高密度で
しかもより大面積かつより均一なプラズマ62を得るこ
とができる。
は必ずしも設けなくても良いが、この実施例のようにそ
れを設けておくのが好ましく、そのようにすれば、空間
70付近で生成されプラズマ生成容器22内に広がった
プラズマ62をカスプ磁場によってプラズマ生成容器2
2内に効率良く閉じ込めることができるので、高密度で
しかもより大面積かつより均一なプラズマ62を得るこ
とができる。
【0047】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アンテ
ナの先端部、外部電極および第1の磁石によって、E×
Bドリフトの方向を環状の空間の周方向とする交流マグ
ネトロン構造を実現しているので、比較的大面積であっ
て高密度かつ不純物混入の少ないプラズマを、簡単な構
造によって生成することができる。
ナの先端部、外部電極および第1の磁石によって、E×
Bドリフトの方向を環状の空間の周方向とする交流マグ
ネトロン構造を実現しているので、比較的大面積であっ
て高密度かつ不純物混入の少ないプラズマを、簡単な構
造によって生成することができる。
【0048】また、アンテナの先端部に円板部を設けて
おけば、アンテナ全体またはその先端部付近を太くする
ことなく、高周波発振器から供給する高周波電力をあま
り増大させずに済む。
おけば、アンテナ全体またはその先端部付近を太くする
ことなく、高周波発振器から供給する高周波電力をあま
り増大させずに済む。
【0049】また、プラズマ生成容器の側壁部に、当該
プラズマ生成容器内にカスプ磁場を形成する第2の磁石
を設けておけば、当該カスプ磁場によってプラズマ生成
容器内のプラズマを効率良く閉じ込めることができるの
で、高密度でしかもより大面積かつより均一なプラズマ
を得ることができる。
プラズマ生成容器内にカスプ磁場を形成する第2の磁石
を設けておけば、当該カスプ磁場によってプラズマ生成
容器内のプラズマを効率良く閉じ込めることができるの
で、高密度でしかもより大面積かつより均一なプラズマ
を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例に係るプラズマ源を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1中の外部電極周りを下から見上げて示す概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図3】従来のプラズマ源の半径方向の断面図である。
【図4】図3中の永久磁石周りを拡大して部分的に示す
図である。
図である。
22 プラズマ生成容器 24 アンテナ 26 円板部 28 外部電極 50 高周波発振器 52 第1の磁石 54 第2の磁石 60 ガス導入管 62 プラズマ 64 引出し電極系 70 空間
Claims (3)
- 【請求項1】 ガスが導入されるプラズマ生成容器と、
このプラズマ生成容器内に先端部が通じるように配置さ
れたアンテナと、このアンテナの先端部の周りを当該先
端部との間に空間をあけて同軸状に取り囲むように配置
された外部電極と、前記アンテナと外部電極との間に高
周波電力を供給して両者間に高周波電界を生じさせる高
周波発振器と、前記アンテナの先端部付近の周りを同軸
状に取り囲むように配置されていて、アンテナの先端部
と外部電極との間に発生する高周波電界と直交する磁界
を発生させる第1の磁石とを備えることを特徴とするプ
ラズマ源。 - 【請求項2】 前記アンテナの先端部にそれと直交する
ように円板部を設け、前記外部電極がこの円板部の周り
を当該円板部との間に空間をあけて同軸状に取り囲むよ
うに配置されている請求項1記載のプラズマ源。 - 【請求項3】 前記プラズマ生成容器の側壁部に、当該
プラズマ生成容器内にカスプ磁場を形成する第2の磁石
を更に備えている請求項1または2記載のプラズマ源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6076687A JPH07263183A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | プラズマ源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6076687A JPH07263183A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | プラズマ源 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263183A true JPH07263183A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13612375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6076687A Pending JPH07263183A (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | プラズマ源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07263183A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001307898A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Daihen Corp | プラズマ発生装置 |
| JP5441083B1 (ja) * | 2013-05-15 | 2014-03-12 | 国立大学法人東北大学 | プラズマ処理装置およびそのシール方法 |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP6076687A patent/JPH07263183A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001307898A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-11-02 | Daihen Corp | プラズマ発生装置 |
| JP5441083B1 (ja) * | 2013-05-15 | 2014-03-12 | 国立大学法人東北大学 | プラズマ処理装置およびそのシール方法 |
| WO2014184824A1 (ja) * | 2013-05-15 | 2014-11-20 | 国立大学法人東北大学 | プラズマ処理装置およびそのシール方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2959508B2 (ja) | プラズマ発生装置 | |
| US4713585A (en) | Ion source | |
| KR100277296B1 (ko) | 마이크로 웨이브로 활성화된 이온주입기용 이온소오스 | |
| US5032205A (en) | Plasma etching apparatus with surface magnetic fields | |
| KR940010844B1 (ko) | 이온 원(源) | |
| US20040104683A1 (en) | Negative ion source with external RF antenna | |
| JPH0616384B2 (ja) | マイクロ波イオン源 | |
| WO2001078469A3 (en) | Z-pinch plasma x-ray source using surface discharge preionization | |
| EP0344236A1 (en) | Electron cyclotron resonance plasma source | |
| EP0740327B1 (en) | Ion beam processing apparatus | |
| US3346766A (en) | Microwave cold cathode magnetron with internal magnet | |
| JP2000040475A (ja) | 自己電子放射型ecrイオンプラズマ源 | |
| US5234565A (en) | Microwave plasma source | |
| KR20020004934A (ko) | 선형이온빔의 플라즈마소스 | |
| JPH07263183A (ja) | プラズマ源 | |
| JPH08102278A (ja) | イオンビーム発生装置及び方法 | |
| JPH088159B2 (ja) | プラズマ発生装置 | |
| JPH02132798A (ja) | プラズマ発生装置およびそれを用いたイオン源 | |
| JP3981240B2 (ja) | マイクロ波プラズマ発生装置及び方法 | |
| US11574788B1 (en) | Ion source having a magnetic field translatable along an axis of the source | |
| JPH09259781A (ja) | イオン源装置 | |
| JPH01183036A (ja) | マイクロ波イオン源 | |
| JP4065708B2 (ja) | イオン源 | |
| US3439224A (en) | Electron injection plasma variable reactance device | |
| JP2644203B2 (ja) | マイクロ波給電装置並びにこれを使用したプラズマ発生装置 |