JPH07263373A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH07263373A JPH07263373A JP6049034A JP4903494A JPH07263373A JP H07263373 A JPH07263373 A JP H07263373A JP 6049034 A JP6049034 A JP 6049034A JP 4903494 A JP4903494 A JP 4903494A JP H07263373 A JPH07263373 A JP H07263373A
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- silicide
- oxide film
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 耐熱性に優れ、かつ浅い接合を有する半導体
装置の得られる半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 ゲート酸化膜104を介して多結晶シリコン
のゲート電極105を形成し、ゲート電極105の側面
にサイドウォールスペーサ106を形成する。ゲート電
極105上とソースおよびドレインになるウエル102
表面の自然酸化膜を除去しゲート電極105上およびウ
エル102表面に選択気相化学成長法によってタングス
テン107を成長させ、全面にチタンシリサイド108
を堆積し、全体を熱処理することによってタングステン
107をタングステンシリサイド109にする。チタン
シリサイド108を除去してタングステンシリサイド1
07を露出させ、イオン注入法によってタングステンシ
リサイド109を通してウエル102に不純物を拡散し
てソースおよびドレインであるn+拡散層110を形成す
る。
装置の得られる半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 ゲート酸化膜104を介して多結晶シリコン
のゲート電極105を形成し、ゲート電極105の側面
にサイドウォールスペーサ106を形成する。ゲート電
極105上とソースおよびドレインになるウエル102
表面の自然酸化膜を除去しゲート電極105上およびウ
エル102表面に選択気相化学成長法によってタングス
テン107を成長させ、全面にチタンシリサイド108
を堆積し、全体を熱処理することによってタングステン
107をタングステンシリサイド109にする。チタン
シリサイド108を除去してタングステンシリサイド1
07を露出させ、イオン注入法によってタングステンシ
リサイド109を通してウエル102に不純物を拡散し
てソースおよびドレインであるn+拡散層110を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソースとドレインを自
己整合的にシリサイド化することにより、低抵抗化を図
るMOS電界効果トランジスタ(以後、MOSFETと
記す)の製造に適した半導体装置の製造方法に関する。
己整合的にシリサイド化することにより、低抵抗化を図
るMOS電界効果トランジスタ(以後、MOSFETと
記す)の製造に適した半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の素子の微細化に伴い、MOSFE
Tの性能向上を目的としてMOSFETにおけるソース
領域およびドレイン領域とゲートとの層抵抗の低減が要
求されている。
Tの性能向上を目的としてMOSFETにおけるソース
領域およびドレイン領域とゲートとの層抵抗の低減が要
求されている。
【0003】従来、この種のMOSFETの製造方法と
しては、チタンシリサイドを自己整合的に形成する方法
が用いられてきた。
しては、チタンシリサイドを自己整合的に形成する方法
が用いられてきた。
【0004】図3は、この種の製造方法の一従来例を説
明するためのMOSFETの断面図である。尚、この断
面図は、上部配線等を施す工程前の状態を示している。
明するためのMOSFETの断面図である。尚、この断
面図は、上部配線等を施す工程前の状態を示している。
【0005】図3を参照して、この製造方法では、ま
ず、P型の半導体基板301にN型のウエル302を形
成し、この表面に、フィールド絶縁膜303を選択的に
形成し、フィールド絶縁膜303に囲まれた活性領域に
ゲート酸化膜を形成し、ゲート酸化膜の上に多結晶シリ
コンを形成してリンをドープした後にパターニングによ
ってゲート電極304を形成し、ゲート電極304の側
面にサイドウォールスペーサ305を形成する。
ず、P型の半導体基板301にN型のウエル302を形
成し、この表面に、フィールド絶縁膜303を選択的に
形成し、フィールド絶縁膜303に囲まれた活性領域に
ゲート酸化膜を形成し、ゲート酸化膜の上に多結晶シリ
コンを形成してリンをドープした後にパターニングによ
ってゲート電極304を形成し、ゲート電極304の側
面にサイドウォールスペーサ305を形成する。
【0006】さらに、ゲート電極304上とソースおよ
びドレインが形成される半導体基板上との自然酸化膜を
除去した後に金属チタンを堆積する。この上にアモルフ
ァスシリコンを堆積し、フォトリソグラフィーによりパ
ターンニングする。
びドレインが形成される半導体基板上との自然酸化膜を
除去した後に金属チタンを堆積する。この上にアモルフ
ァスシリコンを堆積し、フォトリソグラフィーによりパ
ターンニングする。
【0007】次に、窒素雰囲気中で急速熱処理(以後、
RTAと記す)することにより、アモルファスシリコン
と接触する金属チタンをシリサイド化してチタンシリサ
イド306とする一方、金属チタンを窒化して窒化チタ
ンとする。
RTAと記す)することにより、アモルファスシリコン
と接触する金属チタンをシリサイド化してチタンシリサ
イド306とする一方、金属チタンを窒化して窒化チタ
ンとする。
【0008】さらに、硫酸および過酸化水素水の混合液
などにより、選択的にチタンシリサイドを残す一方、窒
化チタンのみを除去し、チタンシリサイドの低抵抗化の
ため、前述のRTAよりも高温のRTAを行う。
などにより、選択的にチタンシリサイドを残す一方、窒
化チタンのみを除去し、チタンシリサイドの低抵抗化の
ため、前述のRTAよりも高温のRTAを行う。
【0009】続いて、ボロンイオンの注入により、MO
SFETのソースとドレインを形成する。この後、図示
はしないが、上部に層間絶縁膜を堆積し、MOSFET
のソースとドレインに注入した不純物の活性化のための
熱処理を加え、さらに、コンタクト開口部を開け、バリ
アメタルとこの上に形成したシリコンを含んだアルミニ
ウムにより上部配線を形成する。
SFETのソースとドレインを形成する。この後、図示
はしないが、上部に層間絶縁膜を堆積し、MOSFET
のソースとドレインに注入した不純物の活性化のための
熱処理を加え、さらに、コンタクト開口部を開け、バリ
アメタルとこの上に形成したシリコンを含んだアルミニ
ウムにより上部配線を形成する。
【0010】以上のように形成されたMOSFETの製
造方法によれば、MOSFETのゲートならびにソース
およびドレインが、自己整合的にシリサイド化されるこ
とで低抵抗化され、デバイスの高速化が図られる。
造方法によれば、MOSFETのゲートならびにソース
およびドレインが、自己整合的にシリサイド化されるこ
とで低抵抗化され、デバイスの高速化が図られる。
【0011】しかし、図3に示した例においては、チタ
ンシリサイドは多結晶ポリシリコンやN型およびP型拡
散層上等の異なる性質を持つ各下地の上に形成されるた
め、チタンシリサイドの膜厚がこれら下地の違いにより
異なる。そして、基板の違いにより生じるチタンシリサ
イドの膜厚差が基板の浸食や、シート抵抗の増加を引き
起こすため、MOSFETを製造する上で大きな問題に
なっている。
ンシリサイドは多結晶ポリシリコンやN型およびP型拡
散層上等の異なる性質を持つ各下地の上に形成されるた
め、チタンシリサイドの膜厚がこれら下地の違いにより
異なる。そして、基板の違いにより生じるチタンシリサ
イドの膜厚差が基板の浸食や、シート抵抗の増加を引き
起こすため、MOSFETを製造する上で大きな問題に
なっている。
【0012】上記問題点に対して、近年、複数回のチタ
ン堆積工程と複数回のシリサイド化工程を有する製造方
法が提案されている。例えば、特開平3−9530号公
報では、以下に示すような製造方法が提案されている。
ン堆積工程と複数回のシリサイド化工程を有する製造方
法が提案されている。例えば、特開平3−9530号公
報では、以下に示すような製造方法が提案されている。
【0013】図4(a)〜(j)は、この従来例を説明
するための工程断面図である。
するための工程断面図である。
【0014】この製造方法は、図4(a)〜(j)を参
照して、まず、P型の半導体基板401にN型のウエル
402を形成し、さらに、選択的にフィールド絶縁膜4
03を形成する。フィールド絶縁膜403に囲まれた活
性領域に、ゲート酸化膜を20nm形成した後、多結晶
シリコンを400nm堆積し、950℃の温度で30分
間POCl3 拡散などによってリンをドープした後、ゲ
ート電極404としてパターニングする。さらに気相化
学成長法(CVD法)により、二酸化シリコン膜を25
0nm全面に堆積し、二酸化シリコン膜を250nm異
方性エッチングすることにより、サイドウォールスペー
サ405を形成し、図4(a)に示す工程体とする。
照して、まず、P型の半導体基板401にN型のウエル
402を形成し、さらに、選択的にフィールド絶縁膜4
03を形成する。フィールド絶縁膜403に囲まれた活
性領域に、ゲート酸化膜を20nm形成した後、多結晶
シリコンを400nm堆積し、950℃の温度で30分
間POCl3 拡散などによってリンをドープした後、ゲ
ート電極404としてパターニングする。さらに気相化
学成長法(CVD法)により、二酸化シリコン膜を25
0nm全面に堆積し、二酸化シリコン膜を250nm異
方性エッチングすることにより、サイドウォールスペー
サ405を形成し、図4(a)に示す工程体とする。
【0015】次に、ゲート電極404上と、工程体の表
面のうちのソースおよびドレインになる領域(ウエル4
02の一部)上の自然酸化膜を、例えば、フッ素と水と
を1:50にした液に60秒間漬けるウェットエッチン
グすると共に、真空中にアルゴンを導入して高周波を印
加してなるアルゴンイオンでスパッタリングすることに
よって除去する。これに連続して、即ち、同一真空装置
内で大気にさらすことなく、金属チタン406を500
nm堆積し、図4(b)に示す工程体とする。
面のうちのソースおよびドレインになる領域(ウエル4
02の一部)上の自然酸化膜を、例えば、フッ素と水と
を1:50にした液に60秒間漬けるウェットエッチン
グすると共に、真空中にアルゴンを導入して高周波を印
加してなるアルゴンイオンでスパッタリングすることに
よって除去する。これに連続して、即ち、同一真空装置
内で大気にさらすことなく、金属チタン406を500
nm堆積し、図4(b)に示す工程体とする。
【0016】さらに、窒素雰囲気中で、625℃のRT
Aを60秒間行なうことにより、図4(c)示すごと
く、シリコンと接触している金属チタン406をシリサ
イド化してチタンシリサイド407とし、二酸化シリコ
ンと接触している金属チタンを窒化して窒化チタン40
8とする。さらに、ソースとドレインを形成するため
に、イオン注入法により、加速エネルギ150keV
で、ドース量15×104 cm-2にて、ボロンイオンを
全面に注入する。
Aを60秒間行なうことにより、図4(c)示すごと
く、シリコンと接触している金属チタン406をシリサ
イド化してチタンシリサイド407とし、二酸化シリコ
ンと接触している金属チタンを窒化して窒化チタン40
8とする。さらに、ソースとドレインを形成するため
に、イオン注入法により、加速エネルギ150keV
で、ドース量15×104 cm-2にて、ボロンイオンを
全面に注入する。
【0017】さらに、工程体の表面(チタンシリサイド
407および窒化チタン408上)をアルゴンイオンに
よってスパッタリングし、同一真空装置内でアモルファ
スシリコン409を60nm堆積し、図4(d)に示す
工程体とする。
407および窒化チタン408上)をアルゴンイオンに
よってスパッタリングし、同一真空装置内でアモルファ
スシリコン409を60nm堆積し、図4(d)に示す
工程体とする。
【0018】続いて、フォトリソグラフィー工程と異方
性エッチング工程によってアモルファスシリコン409
のパターニングを行い、図4(e)に示す工程体とす
る。
性エッチング工程によってアモルファスシリコン409
のパターニングを行い、図4(e)に示す工程体とす
る。
【0019】さらに、工程体の表面(チタンシリサイド
407、窒化チタン408およびアモルファスシリコン
409上)をアルゴンイオンによってスパッタリング
し、連続して同一真空装置内で金属チタン410を30
nm堆積し、図4(f)に示す工程体とする。
407、窒化チタン408およびアモルファスシリコン
409上)をアルゴンイオンによってスパッタリング
し、連続して同一真空装置内で金属チタン410を30
nm堆積し、図4(f)に示す工程体とする。
【0020】次に、窒素雰囲気中にて625℃のRTA
を60秒間行なうことによって、アモルファスシリコン
409に接触している金属チタン410のみをシリサイ
ド化してチタンシリサイド411とする一方、残りの金
属チタン410を窒化して窒化チタン412とし、図4
(g)に示す工程体とする。
を60秒間行なうことによって、アモルファスシリコン
409に接触している金属チタン410のみをシリサイ
ド化してチタンシリサイド411とする一方、残りの金
属チタン410を窒化して窒化チタン412とし、図4
(g)に示す工程体とする。
【0021】続いて、硫酸と過酸化水素水の混合液によ
って選択的にチタンシリサイド411のみを残す一方窒
化チタン412を除去し、さらに窒素雰囲気中にて82
5℃のRTAを60秒間行なうことによって安定なチタ
ンダイシリサイド411を形成して抵抗を下げ、図4
(h)に示す工程体とする。
って選択的にチタンシリサイド411のみを残す一方窒
化チタン412を除去し、さらに窒素雰囲気中にて82
5℃のRTAを60秒間行なうことによって安定なチタ
ンダイシリサイド411を形成して抵抗を下げ、図4
(h)に示す工程体とする。
【0022】さらに、例えばCVD法によって、酸化シ
リコン膜を100nm、続いて窒化シリコン膜を40n
m、さらに続いてボロンおよび燐を含んだ酸化シリコン
膜を500nm堆積することによって層間絶縁膜413
を形成した後、電気炉によって900℃×30分の熱処
理を行ってソースとドレインの不純物の活性化と層間絶
縁膜413の平坦化を行い、図4(i)に示す工程体と
する。
リコン膜を100nm、続いて窒化シリコン膜を40n
m、さらに続いてボロンおよび燐を含んだ酸化シリコン
膜を500nm堆積することによって層間絶縁膜413
を形成した後、電気炉によって900℃×30分の熱処
理を行ってソースとドレインの不純物の活性化と層間絶
縁膜413の平坦化を行い、図4(i)に示す工程体と
する。
【0023】さらに、フォトリソグラフィー処理および
異方性エッチング処理によってコンタクト開口部を開
け、開口部に例えば金属チタン等のバリアメタル414
を5nm堆積し、さらに窒化チタンを100nm堆積
し、続いてシリコンを含んだアルミニウム415を70
0nm堆積し、フォトリソグラフィー処理および異方性
エッチング処理によって上部配線を形成し、図4(j)
に示す工程体、即ち、MOSFETとする。
異方性エッチング処理によってコンタクト開口部を開
け、開口部に例えば金属チタン等のバリアメタル414
を5nm堆積し、さらに窒化チタンを100nm堆積
し、続いてシリコンを含んだアルミニウム415を70
0nm堆積し、フォトリソグラフィー処理および異方性
エッチング処理によって上部配線を形成し、図4(j)
に示す工程体、即ち、MOSFETとする。
【0024】以上のように形成されたMOSFETにお
いては、そのゲート配線が多結晶シリコン上部にて、チ
タンシリサイド、窒化チタン、およびチタンダイシリサ
イドの三層構造となるため、ソースとドレインの拡散層
深さの制約を受けることなく、2回目のシリサイド化工
程にて、アモルファスシリコン堆積膜厚と金属チタン堆
積膜厚との選択によって、低抵抗化を図ることが可能で
ある。さらに、2層目のシリサイド膜の膜厚を十分に厚
くすることができるため、ソースとドレインの活性化熱
処理の際に、シリサイドの形状が劣化してシート抵抗の
ばらつきが増大するという問題もない。
いては、そのゲート配線が多結晶シリコン上部にて、チ
タンシリサイド、窒化チタン、およびチタンダイシリサ
イドの三層構造となるため、ソースとドレインの拡散層
深さの制約を受けることなく、2回目のシリサイド化工
程にて、アモルファスシリコン堆積膜厚と金属チタン堆
積膜厚との選択によって、低抵抗化を図ることが可能で
ある。さらに、2層目のシリサイド膜の膜厚を十分に厚
くすることができるため、ソースとドレインの活性化熱
処理の際に、シリサイドの形状が劣化してシート抵抗の
ばらつきが増大するという問題もない。
【0025】しかし、上記図4に示した例のごとく、チ
タンシリサイドを用いたソースとドレインおよびゲート
電極のシート抵抗の低抵抗化手段では、半導体装置の微
細化に伴って、ソースとドレインを形成する半導体基板
やゲート電極を形成する多結晶シリコンの線幅が減少す
る場合に、シート抵抗のばらつきや熱処理温度の増加に
よってチタンシリサイド膜の凝集が起こる等の問題点を
持っている。
タンシリサイドを用いたソースとドレインおよびゲート
電極のシート抵抗の低抵抗化手段では、半導体装置の微
細化に伴って、ソースとドレインを形成する半導体基板
やゲート電極を形成する多結晶シリコンの線幅が減少す
る場合に、シート抵抗のばらつきや熱処理温度の増加に
よってチタンシリサイド膜の凝集が起こる等の問題点を
持っている。
【0026】この問題点に対して、チタンシリサイドよ
りも熱的に安定な高融点金属のシリサイド膜を用いての
低抵抗化手段が試みられている。図5は、この低抵抗化
手段を説明するためのMOSFETの断面図である。
尚、この断面図は、上部配線等を施す工程前の状態を示
している。
りも熱的に安定な高融点金属のシリサイド膜を用いての
低抵抗化手段が試みられている。図5は、この低抵抗化
手段を説明するためのMOSFETの断面図である。
尚、この断面図は、上部配線等を施す工程前の状態を示
している。
【0027】図5を参照して、この手段では、まず、P
型の半導体基板501にN型のウエル502を形成し、
この表面に選択的にフィールド絶縁膜を形成し、フィー
ルド絶縁膜に囲まれた活性領域にゲート酸化膜を形成
し、ゲート酸化膜の上に多結晶シリコンを400nm堆
積してリンをドープした後にゲート電極503としてパ
ターニングし、さらにCVD法により二酸化シリコン膜
を全面に堆積して二酸化シリコン膜を異方性エッチング
することによってサイドウォールスペーサ504を形成
する。
型の半導体基板501にN型のウエル502を形成し、
この表面に選択的にフィールド絶縁膜を形成し、フィー
ルド絶縁膜に囲まれた活性領域にゲート酸化膜を形成
し、ゲート酸化膜の上に多結晶シリコンを400nm堆
積してリンをドープした後にゲート電極503としてパ
ターニングし、さらにCVD法により二酸化シリコン膜
を全面に堆積して二酸化シリコン膜を異方性エッチング
することによってサイドウォールスペーサ504を形成
する。
【0028】さらに、ゲート電極503上の自然酸化膜
ならびにソースおよびドレインが形成される半導体基板
上の自然酸化膜を除去した後にタングステンを選択CV
D法により堆積する。この上にアモルファスシリコンを
堆積し、フォトリソグラフィーによりパターンニングす
る。
ならびにソースおよびドレインが形成される半導体基板
上の自然酸化膜を除去した後にタングステンを選択CV
D法により堆積する。この上にアモルファスシリコンを
堆積し、フォトリソグラフィーによりパターンニングす
る。
【0029】次に、窒素雰囲気中で550℃以上のRT
Aを行うことによって、アモルファスシリコンと接触す
るタングステンをシリサイド化してタングステンシリサ
イド505とする。他のタングステンは窒化して窒化タ
ングステンとなる。
Aを行うことによって、アモルファスシリコンと接触す
るタングステンをシリサイド化してタングステンシリサ
イド505とする。他のタングステンは窒化して窒化タ
ングステンとなる。
【0030】さらに、硫酸および過酸化水素水の混合液
などにより、選択的にタングステンシリサイドを残す一
方、窒化タングステンのみを除去し、タングステンシリ
サイドの低抵抗化のため、前述のRTAよりも高温のR
TAを行う。
などにより、選択的にタングステンシリサイドを残す一
方、窒化タングステンのみを除去し、タングステンシリ
サイドの低抵抗化のため、前述のRTAよりも高温のR
TAを行う。
【0031】続いて、ボロンイオンの注入により、MO
SFETのソースとドレインを形成する。この後、図示
はしないが、上部に層間絶縁膜を堆積し、MOSFET
のソースとドレインに注入した不純物の活性化のための
熱処理を加え、さらに、コンタクト開口部を開け、バリ
アメタルとこの上に形成したシリコンを含んだアルミニ
ウムにより上部配線を形成する。
SFETのソースとドレインを形成する。この後、図示
はしないが、上部に層間絶縁膜を堆積し、MOSFET
のソースとドレインに注入した不純物の活性化のための
熱処理を加え、さらに、コンタクト開口部を開け、バリ
アメタルとこの上に形成したシリコンを含んだアルミニ
ウムにより上部配線を形成する。
【0032】しかし、図5に示した半導体装置の製造方
法では、タングステンとシリコンとの反応によるタング
ステンシリサイドの形成反応が、タングステンとシリコ
ンとの間の界面の状態に強く依存しているため、タング
ステンシリサイドの形成に支障をきたすことが多い。こ
れは、タングステンが金属チタンに比べて還元性に劣る
ことによる。また、仮に界面でこのような反応が起こし
えたとしても、形成されたタングステンとシリコンとの
界面は平滑とはなりにくい。
法では、タングステンとシリコンとの反応によるタング
ステンシリサイドの形成反応が、タングステンとシリコ
ンとの間の界面の状態に強く依存しているため、タング
ステンシリサイドの形成に支障をきたすことが多い。こ
れは、タングステンが金属チタンに比べて還元性に劣る
ことによる。また、仮に界面でこのような反応が起こし
えたとしても、形成されたタングステンとシリコンとの
界面は平滑とはなりにくい。
【0033】このような事実から、図5に示した半導体
装置の製造方法により得られる半導体装置は、そのゲー
ト電極を形成する多結晶シリコン上に形成されるタング
ステンシリサイドの膜厚と、ソースおよびドレインを形
成している半導体基板上に形成されるタングステンシリ
サイドの膜厚とが均一とならないという問題点がある。
この問題は、特に、浅い結合を形成するためのシリサイ
ドの膜厚の薄膜化に対してより顕著に現れる。
装置の製造方法により得られる半導体装置は、そのゲー
ト電極を形成する多結晶シリコン上に形成されるタング
ステンシリサイドの膜厚と、ソースおよびドレインを形
成している半導体基板上に形成されるタングステンシリ
サイドの膜厚とが均一とならないという問題点がある。
この問題は、特に、浅い結合を形成するためのシリサイ
ドの膜厚の薄膜化に対してより顕著に現れる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
図3に示した従来例では、下地の違いによりシリサイド
の膜厚が異なるため、実際のデバイスにてその全ての領
域で均一な膜厚のチタンシリサイドを形成することが困
難であるため、シリサイドの膜厚増加によって基板の浸
食が生じて接合リークが生じたり、反対に膜厚が減少し
すぎることによってシート抵抗のばらつきや増加を来す
という問題点がある。
図3に示した従来例では、下地の違いによりシリサイド
の膜厚が異なるため、実際のデバイスにてその全ての領
域で均一な膜厚のチタンシリサイドを形成することが困
難であるため、シリサイドの膜厚増加によって基板の浸
食が生じて接合リークが生じたり、反対に膜厚が減少し
すぎることによってシート抵抗のばらつきや増加を来す
という問題点がある。
【0035】また、図4に示した従来例では、微細化に
伴ってシリサイドの凝集がおこりやすくなり、シリサイ
ド形成後の熱処理温度を低温化せざるを得なくなる。さ
らに、CMOS構造を持つ半導体装置ではポリシリコン
中にN型およびP型の領域を形成するためのイオン注入
を行う必要があり、このために図3の例と同様に基板の
違いによる問題点を解決できない。また、製造工程も複
雑化するという問題点がある。
伴ってシリサイドの凝集がおこりやすくなり、シリサイ
ド形成後の熱処理温度を低温化せざるを得なくなる。さ
らに、CMOS構造を持つ半導体装置ではポリシリコン
中にN型およびP型の領域を形成するためのイオン注入
を行う必要があり、このために図3の例と同様に基板の
違いによる問題点を解決できない。また、製造工程も複
雑化するという問題点がある。
【0036】さらに、図5に示した従来例では、タング
ステンシリサイドがチタンシリサイドに比べて凝集耐性
に優れるものの、タングステン自身に基板の酸化膜を還
元できるような効果がなく、反応性もチタンに比べて低
いために、基板の違いによってシリサイド化反応の温度
が異なる。あるいは反応しない場合があるという問題点
がある。また、形成されるシリサイドは一般に均一な膜
になりにくく、厚い場所や薄い場所ができてしまい、接
合が破壊されるという問題点がある。
ステンシリサイドがチタンシリサイドに比べて凝集耐性
に優れるものの、タングステン自身に基板の酸化膜を還
元できるような効果がなく、反応性もチタンに比べて低
いために、基板の違いによってシリサイド化反応の温度
が異なる。あるいは反応しない場合があるという問題点
がある。また、形成されるシリサイドは一般に均一な膜
になりにくく、厚い場所や薄い場所ができてしまい、接
合が破壊されるという問題点がある。
【0037】このように、従来の半導体装置の製造方法
を用いても、図3、図4、および図5に示した各例にお
ける問題全てを解決するには至っていない。
を用いても、図3、図4、および図5に示した各例にお
ける問題全てを解決するには至っていない。
【0038】本発明の課題は、上述した問題点を解決で
きる半導体装置の製造方法を提供することである。
きる半導体装置の製造方法を提供することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、半導体
基板表面に選択的に分離領域を形成し、該分離領域に囲
まれた領域にゲート酸化膜を介して多結晶シリコンゲー
トを形成し、該多結晶シリコンゲートの側面にサイドウ
ォールスペーサを形成する工程と、前記多結晶シリコン
ゲート上とソースおよびドレインになる前記半導体基板
表面の自然酸化膜を除去する工程と、前記多結晶シリコ
ンゲート上および前記半導体基板表面に選択気相化学成
長法によってタングステンを成長させ、全面にチタンシ
リサイドを堆積し、全体を熱処理することによって前記
タングステンをタングステンシリサイドにする工程と、
前記チタンシリサイドを除去して前記タングステンシリ
サイドを露出させる工程と、イオン注入法によって前記
半導体基板に不純物を拡散してソースおよびドレインを
形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
造方法が得られる。
基板表面に選択的に分離領域を形成し、該分離領域に囲
まれた領域にゲート酸化膜を介して多結晶シリコンゲー
トを形成し、該多結晶シリコンゲートの側面にサイドウ
ォールスペーサを形成する工程と、前記多結晶シリコン
ゲート上とソースおよびドレインになる前記半導体基板
表面の自然酸化膜を除去する工程と、前記多結晶シリコ
ンゲート上および前記半導体基板表面に選択気相化学成
長法によってタングステンを成長させ、全面にチタンシ
リサイドを堆積し、全体を熱処理することによって前記
タングステンをタングステンシリサイドにする工程と、
前記チタンシリサイドを除去して前記タングステンシリ
サイドを露出させる工程と、イオン注入法によって前記
半導体基板に不純物を拡散してソースおよびドレインを
形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製
造方法が得られる。
【0040】本発明によればまた、半導体基板表面に選
択的に分離領域を形成し、該分離領域に囲まれた領域に
ゲート酸化膜を介して多結晶シリコンゲートとさらにこ
の上に酸化膜を形成し、前記多結晶シリコンゲートおよ
び前記酸化膜の側面にサイドウォールスペーサを形成す
る工程と、ソースおよびドレインになる前記半導体基板
表面の自然酸化膜を除去する工程と、前記半導体基板表
面に選択気相化学成長法によってタングステンを成長さ
せ、全面にチタンシリサイドを堆積し、全体を熱処理す
ることによって前記タングステンをタングステンシリサ
イドにする工程と、前記チタンシリサイドを除去して前
記タングステンシリサイドを露出させる工程と、イオン
注入法によって前記半導体基板に不純物を拡散してソー
スおよびドレインを形成する工程と、前記多結晶シリコ
ンゲート上の酸化膜を除去して前記多結晶シリコンゲー
トを露出させる工程と、前記多結晶シリコンゲート上に
選択気相化学成長法によってタングステンを成長させる
工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法が
得られる。
択的に分離領域を形成し、該分離領域に囲まれた領域に
ゲート酸化膜を介して多結晶シリコンゲートとさらにこ
の上に酸化膜を形成し、前記多結晶シリコンゲートおよ
び前記酸化膜の側面にサイドウォールスペーサを形成す
る工程と、ソースおよびドレインになる前記半導体基板
表面の自然酸化膜を除去する工程と、前記半導体基板表
面に選択気相化学成長法によってタングステンを成長さ
せ、全面にチタンシリサイドを堆積し、全体を熱処理す
ることによって前記タングステンをタングステンシリサ
イドにする工程と、前記チタンシリサイドを除去して前
記タングステンシリサイドを露出させる工程と、イオン
注入法によって前記半導体基板に不純物を拡散してソー
スおよびドレインを形成する工程と、前記多結晶シリコ
ンゲート上の酸化膜を除去して前記多結晶シリコンゲー
トを露出させる工程と、前記多結晶シリコンゲート上に
選択気相化学成長法によってタングステンを成長させる
工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法が
得られる。
【0041】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明による半導体
装置の製造方法を説明する。
装置の製造方法を説明する。
【0042】[実施例1]図1(a)〜(e)は、本発
明による半導体装置の製造方法の実施例1について工程
順に示した縦断面図である。
明による半導体装置の製造方法の実施例1について工程
順に示した縦断面図である。
【0043】まず、図1(a)を参照して、P型半導体
基板101にN型のウエル102を形成し、半導体基板
101の表面に、フィールド絶縁膜103を選択的に形
成し、フィールド絶縁膜103に囲まれた領域にゲート
酸化膜104を形成し、ゲート酸化膜104の上に多結
晶シリコン膜を例えば1500オングストローム形成
し、リンをドープした後パターニングによりゲート電極
105を形成し、ゲート電極105の側面にサイドウォ
ールスペーサ106を形成する。さらに多結晶シリコン
のゲート電極105の表面、ならびに、ソースとドレイ
ンになる半導体基板の表面の自然酸化膜を除去する。
基板101にN型のウエル102を形成し、半導体基板
101の表面に、フィールド絶縁膜103を選択的に形
成し、フィールド絶縁膜103に囲まれた領域にゲート
酸化膜104を形成し、ゲート酸化膜104の上に多結
晶シリコン膜を例えば1500オングストローム形成
し、リンをドープした後パターニングによりゲート電極
105を形成し、ゲート電極105の側面にサイドウォ
ールスペーサ106を形成する。さらに多結晶シリコン
のゲート電極105の表面、ならびに、ソースとドレイ
ンになる半導体基板の表面の自然酸化膜を除去する。
【0044】以上の基本工程は、従来例と同じである。
【0045】次に、図1(b)を参照して、六フッ化タ
ングステンとモノシランとの反応による選択W−CVD
法によりタングステン107を、ゲート電極105なら
びにソースとドレインになる半導体基板表面にのみ、例
えば500オングストローム堆積する。尚、この選択気
相化学成長法は、六フッ化タングステンとシリコンとの
反応によっても可能である。
ングステンとモノシランとの反応による選択W−CVD
法によりタングステン107を、ゲート電極105なら
びにソースとドレインになる半導体基板表面にのみ、例
えば500オングストローム堆積する。尚、この選択気
相化学成長法は、六フッ化タングステンとシリコンとの
反応によっても可能である。
【0046】次いで、図1(c)を参照して、この基板
全面にスパッタ法によりチタンシリサイド108を例え
ば500オングストローム堆積する。スパッタするチタ
ンシリサイド膜のSi含有量は化学量論比よりもSiリ
ッチなものがこの場合望ましい。
全面にスパッタ法によりチタンシリサイド108を例え
ば500オングストローム堆積する。スパッタするチタ
ンシリサイド膜のSi含有量は化学量論比よりもSiリ
ッチなものがこの場合望ましい。
【0047】次に、図1(d)を参照して、この基板を
窒素雰囲気中で700℃30分の熱処理を行なうことに
よってタングステン107へチタンシリサイド108か
らシリコン原子を拡散させることでタングステンシリサ
イド109を自己整合的に形成する。
窒素雰囲気中で700℃30分の熱処理を行なうことに
よってタングステン107へチタンシリサイド108か
らシリコン原子を拡散させることでタングステンシリサ
イド109を自己整合的に形成する。
【0048】次いで、図1(e)を参照して、チタンシ
リサイド108を過酸化水素水とアンモニアの混合液と
希フッ酸により除去することにより、タングステンシリ
サイド109のみを残す。次いでこの基板に砒素を例え
ば注入エネルギ20keV、15×105 cm-2のドー
ス量でイオン注入を行なった後、900℃、10分の熱
処理により、タングステンシリサイド109に覆われた
半導体基板中にn+拡散層110を形成する。
リサイド108を過酸化水素水とアンモニアの混合液と
希フッ酸により除去することにより、タングステンシリ
サイド109のみを残す。次いでこの基板に砒素を例え
ば注入エネルギ20keV、15×105 cm-2のドー
ス量でイオン注入を行なった後、900℃、10分の熱
処理により、タングステンシリサイド109に覆われた
半導体基板中にn+拡散層110を形成する。
【0049】以上のようにして、本発明の実施例1の半
導体装置の製造方法によって、半導体装置が製造でき
た。
導体装置の製造方法によって、半導体装置が製造でき
た。
【0050】尚、本実施例では、チタンシリサイドの成
膜をスパッタ法により行なっているが、四塩化チタン
(TiCl4 )とモノシランとの反応によるCVD法を
用いてもよく、これを用いた場合はチタンシリサイド中
のSiの濃度を成膜条件により制御可能となるという利
点を有する。また、チタンシリサイドの膜厚は、タング
ステンの膜厚の倍程度あればよい。
膜をスパッタ法により行なっているが、四塩化チタン
(TiCl4 )とモノシランとの反応によるCVD法を
用いてもよく、これを用いた場合はチタンシリサイド中
のSiの濃度を成膜条件により制御可能となるという利
点を有する。また、チタンシリサイドの膜厚は、タング
ステンの膜厚の倍程度あればよい。
【0051】また、ソースおよびドレイン、即ち、n+拡
散層110は、サイドウォールスペーサ106の形成
後、かつタングステン107の成長前に形成してもよ
い。
散層110は、サイドウォールスペーサ106の形成
後、かつタングステン107の成長前に形成してもよ
い。
【0052】[実施例2]次に、本発明による半導体装
置の製造方法の実施例2について図面を参照しながら説
明する。図2(a)〜(f)は、実施例2について工程
順に示した縦断面図である。
置の製造方法の実施例2について図面を参照しながら説
明する。図2(a)〜(f)は、実施例2について工程
順に示した縦断面図である。
【0053】まず、図2(a)を参照して、P型半導体
基板201にN型のウエル202を形成し、半導体基板
201の表面に、フィールド絶縁膜203を選択的に形
成し、フィールド絶縁膜203に囲まれた領域にゲート
酸化膜204を形成し、ゲート酸化膜204の上に多結
晶シリコン膜と酸化膜206をCVD法でそれぞれ、1
500オングストローム、500オングストローム形成
し、リンをイオン注入および活性化によって多結晶シリ
コン膜にドープした後、パターニングによりゲート電極
205を形成し、ゲート電極205の側面にシリコン窒
化膜からなるサイドウォールスペーサ207を形成す
る。さらにソースとドレインになる半導体基板の表面の
自然酸化膜を除去する。
基板201にN型のウエル202を形成し、半導体基板
201の表面に、フィールド絶縁膜203を選択的に形
成し、フィールド絶縁膜203に囲まれた領域にゲート
酸化膜204を形成し、ゲート酸化膜204の上に多結
晶シリコン膜と酸化膜206をCVD法でそれぞれ、1
500オングストローム、500オングストローム形成
し、リンをイオン注入および活性化によって多結晶シリ
コン膜にドープした後、パターニングによりゲート電極
205を形成し、ゲート電極205の側面にシリコン窒
化膜からなるサイドウォールスペーサ207を形成す
る。さらにソースとドレインになる半導体基板の表面の
自然酸化膜を除去する。
【0054】以上の工程は、ゲート電極上に酸化膜が形
成される点、および、ゲート電極の表面の自然酸化膜が
除去されない点の二点の他は、実施例1と同じである。
成される点、および、ゲート電極の表面の自然酸化膜が
除去されない点の二点の他は、実施例1と同じである。
【0055】次に、図2(b)を参照して、六フッ化タ
ングステンとモノシランとの反応による選択W−CVD
法により、タングステン208を、ソースとドレインに
なる半導体基板表面にのみ、例えば200オングストロ
ーム堆積する。
ングステンとモノシランとの反応による選択W−CVD
法により、タングステン208を、ソースとドレインに
なる半導体基板表面にのみ、例えば200オングストロ
ーム堆積する。
【0056】次いで、図2(c)を参照して、この基板
全面にスパッタ法によりチタンシリサイド209を例え
ば300オングストローム堆積する。
全面にスパッタ法によりチタンシリサイド209を例え
ば300オングストローム堆積する。
【0057】次に、図2(d)を参照して、この基板を
窒素雰囲気中で700℃30分の熱処理を行なうことに
よってタングステン208へチタンシリサイド209か
らシリコン原子を拡散させることでタングステンシリサ
イド210を自己整合的に形成する。
窒素雰囲気中で700℃30分の熱処理を行なうことに
よってタングステン208へチタンシリサイド209か
らシリコン原子を拡散させることでタングステンシリサ
イド210を自己整合的に形成する。
【0058】次いで、図2(e)を参照して、チタンシ
リサイド209を過酸化水素水とアンモニアの混合液と
フッ酸により除去し、タングステンシリサイド210の
みを残すと共に、酸化膜206を除去してゲート電極2
05を露出させる。さらに、この基板に砒素を例えば注
入エネルギ20keV、15×105 cm-2のドース量
でイオン注入を行なった後、90℃、10分の熱処理に
より、タングステンシリサイド210に覆われた半導体
基板中にn+拡散層211を形成する。
リサイド209を過酸化水素水とアンモニアの混合液と
フッ酸により除去し、タングステンシリサイド210の
みを残すと共に、酸化膜206を除去してゲート電極2
05を露出させる。さらに、この基板に砒素を例えば注
入エネルギ20keV、15×105 cm-2のドース量
でイオン注入を行なった後、90℃、10分の熱処理に
より、タングステンシリサイド210に覆われた半導体
基板中にn+拡散層211を形成する。
【0059】次に、図2(f)を参照して、この基板に
再び六フッ化タングステンとモノシランとの反応によっ
て、多結晶シリコンのゲート電極205、ならびにソー
スおよびドレインであるn+拡散層211上に形成された
タングステンシリサイド210の表面にのみタングステ
ン212を500オングストローム堆積させる。
再び六フッ化タングステンとモノシランとの反応によっ
て、多結晶シリコンのゲート電極205、ならびにソー
スおよびドレインであるn+拡散層211上に形成された
タングステンシリサイド210の表面にのみタングステ
ン212を500オングストローム堆積させる。
【0060】以上のようにして、本発明の実施例2の半
導体装置の製造方法によって、半導体装置が製造でき
た。
導体装置の製造方法によって、半導体装置が製造でき
た。
【0061】尚、本実施例による半導体装置の製造方法
では、サイドウォールスペーサ207に囲まれた形でタ
ングステン212がゲート電極205上に形成できるた
め、成長させるタングステン212の膜厚を厚くでき、
さらにゲート電極205上にはタングステン212のみ
が堆積され、ゲート電極205の層抵抗は1Ωkg以下
となる。また、ソースおよびドレイン上にもタングステ
ン212が堆積されるため、より低抵抗なソースおよび
ドレインが形成できるという特徴を有している。
では、サイドウォールスペーサ207に囲まれた形でタ
ングステン212がゲート電極205上に形成できるた
め、成長させるタングステン212の膜厚を厚くでき、
さらにゲート電極205上にはタングステン212のみ
が堆積され、ゲート電極205の層抵抗は1Ωkg以下
となる。また、ソースおよびドレイン上にもタングステ
ン212が堆積されるため、より低抵抗なソースおよび
ドレインが形成できるという特徴を有している。
【0062】また、ソースおよびドレイン、即ち、n+拡
散層211は、サイドウォールスペーサ207の形成
後、かつタングステン208の成長前に形成してもよ
い。
散層211は、サイドウォールスペーサ207の形成
後、かつタングステン208の成長前に形成してもよ
い。
【0063】
【発明の効果】本発明による半導体装置の製造方法で
は、選択気相成長法によりソースとドレインを形成する
半導体基板に自己整合的にタングステンを形成した後
に、半導体基板よりもシリコン原子の供給能力に優れる
と共に、還元性を有し、なおかつタングステンシリサイ
ドに対し選択的に除去可能なチタンシリサイド膜からタ
ングステン/チタンシリサイド界面酸化物等を還元しな
がら半導体基板よりも容易にシリコン原子をタングステ
ン中に拡散させることができるため、自己整合的に、か
つ基板との反応を生じることなくソースとドレインにタ
ングステンシリサイドを形成できるという効果を有して
いる。さらに、このような効果により、タングステンシ
リサイドと半導体基板との界面を平坦にすることが可能
となり、信頼性が高くかつ低抵抗な浅い接合が形成可能
であるという効果も有している。
は、選択気相成長法によりソースとドレインを形成する
半導体基板に自己整合的にタングステンを形成した後
に、半導体基板よりもシリコン原子の供給能力に優れる
と共に、還元性を有し、なおかつタングステンシリサイ
ドに対し選択的に除去可能なチタンシリサイド膜からタ
ングステン/チタンシリサイド界面酸化物等を還元しな
がら半導体基板よりも容易にシリコン原子をタングステ
ン中に拡散させることができるため、自己整合的に、か
つ基板との反応を生じることなくソースとドレインにタ
ングステンシリサイドを形成できるという効果を有して
いる。さらに、このような効果により、タングステンシ
リサイドと半導体基板との界面を平坦にすることが可能
となり、信頼性が高くかつ低抵抗な浅い接合が形成可能
であるという効果も有している。
【0064】より具体的には、まず、基板との反応によ
らず、上部に滞積するチタンシリサイド膜からシリコン
を供給することでタングステンシリサイドを形成するた
め、基板の下地によらず、均一な膜厚のタングステンシ
リサイド膜を形成することができる。
らず、上部に滞積するチタンシリサイド膜からシリコン
を供給することでタングステンシリサイドを形成するた
め、基板の下地によらず、均一な膜厚のタングステンシ
リサイド膜を形成することができる。
【0065】また、タングステンシリサイドを用いてい
るため、シリサイドの凝集耐性や耐熱性に関する問題点
を解決できる。さらに、このタングステンシリサイドは
自己整合的に形成できるため、半導体装置の製造工程が
簡素化される。
るため、シリサイドの凝集耐性や耐熱性に関する問題点
を解決できる。さらに、このタングステンシリサイドは
自己整合的に形成できるため、半導体装置の製造工程が
簡素化される。
【0066】さらに、タングステンとチタンシリサイド
との間の界面に存在する自然酸化膜がチタンシリサイド
中のチタンにより還元されて界面でのシリコンの拡散を
容易にするため、容易にチタンシリサイドが形成でき
る。また、チタンシリサイドからのシリコンの拡散は、
基板からのシリコンの拡散よりも速いため、タングステ
ンシリサイド形成時にタングステンと基板とが反応する
ことがなく、接合破壊などの問題も解決される。
との間の界面に存在する自然酸化膜がチタンシリサイド
中のチタンにより還元されて界面でのシリコンの拡散を
容易にするため、容易にチタンシリサイドが形成でき
る。また、チタンシリサイドからのシリコンの拡散は、
基板からのシリコンの拡散よりも速いため、タングステ
ンシリサイド形成時にタングステンと基板とが反応する
ことがなく、接合破壊などの問題も解決される。
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の実施例1
を説明するための工程断面図である。
を説明するための工程断面図である。
【図2】本発明による半導体装置の製造方法の実施例2
を説明するための工程断面図である。
を説明するための工程断面図である。
【図3】従来例による半導体装置の製造方法を説明する
ための半導体装置の断面図である。
ための半導体装置の断面図である。
【図4】他の従来例による半導体装置の製造方法を説明
するための工程断面図である。
するための工程断面図である。
【図5】さらに他の従来例による半導体装置の製造方法
を説明するための半導体装置の断面図である。
を説明するための半導体装置の断面図である。
101、201、301、401、501 半導体基
板 102、202、302、402、502 ウエル 103、203、303、403 フィールド絶縁膜 104、204 ゲート酸化膜 105、205、304、404、503 ゲート電
極 106、207、305、405、504 サイドウ
ォールスペーサ 107、208、212 タングステン 108、209、306、407、411 チタンシ
リサイド 109、210、505 タングステンシリサイド 110、211 n+拡散層 206 酸化膜 408、412 窒化チタン 409 アモルファスシリコン 413 層間絶縁膜
板 102、202、302、402、502 ウエル 103、203、303、403 フィールド絶縁膜 104、204 ゲート酸化膜 105、205、304、404、503 ゲート電
極 106、207、305、405、504 サイドウ
ォールスペーサ 107、208、212 タングステン 108、209、306、407、411 チタンシ
リサイド 109、210、505 タングステンシリサイド 110、211 n+拡散層 206 酸化膜 408、412 窒化チタン 409 アモルファスシリコン 413 層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 21/336 H01L 29/78 301 P
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体基板表面に選択的に分離領域を形
成し、該分離領域に囲まれた領域にゲート酸化膜を介し
て多結晶シリコンゲートを形成し、該多結晶シリコンゲ
ートの側面にサイドウォールスペーサを形成する工程
と、前記多結晶シリコンゲート上とソースおよびドレイ
ンになる前記半導体基板表面の自然酸化膜を除去する工
程と、前記多結晶シリコンゲート上および前記半導体基
板表面に選択気相化学成長法によってタングステンを成
長させ、全面にチタンシリサイドを堆積し、全体を熱処
理することによって前記タングステンをタングステンシ
リサイドにする工程と、前記チタンシリサイドを除去し
て前記タングステンシリサイドを露出させる工程と、イ
オン注入法によって前記半導体基板に不純物を拡散して
ソースおよびドレインを形成する工程とを含むことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板表面に選択的に分離領域を形
成し、該分離領域に囲まれた領域にゲート酸化膜を介し
て多結晶シリコンゲートとさらにこの上に酸化膜を形成
し、前記多結晶シリコンゲートおよび前記酸化膜の側面
にサイドウォールスペーサを形成する工程と、ソースお
よびドレインになる前記半導体基板表面の自然酸化膜を
除去する工程と、前記半導体基板表面に選択気相化学成
長法によってタングステンを成長させ、全面にチタンシ
リサイドを堆積し、全体を熱処理することによって前記
タングステンをタングステンシリサイドにする工程と、
前記チタンシリサイドを除去して前記タングステンシリ
サイドを露出させる工程と、イオン注入法によって前記
半導体基板に不純物を拡散してソースおよびドレインを
形成する工程と、前記多結晶シリコンゲート上の酸化膜
を除去して前記多結晶シリコンゲートを露出させる工程
と、前記多結晶シリコンゲート上に選択気相化学成長法
によってタングステンを成長させる工程とを含むことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体装置の製
造方法において、イオン注入法によって前記半導体基板
に不純物を拡散してソースおよびドレインを形成する工
程は、前記酸化膜の側面に前記サイドウォールスペーサ
を形成した後、これに続いて行われる半導体装置の製造
方法。 - 【請求項4】 前記タングステンの選択気相化学成長法
は、六フッ化タングステンとシリコンとの反応によるも
のである請求項1乃至3いずれかに記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項5】 前記タングステンの選択気相化学成長法
は、六フッ化タングステンとモノシランとの反応による
ものである請求項1乃至3いずれかに記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項6】 前記チタンシリサイドは、四塩化チタン
とモノシランとの反応によって堆積される請求項1乃至
5いずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記サイドウォールスペーサは、シリコ
ン窒化膜から成る請求項1乃至6いずれかに記載の半導
体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6049034A JP2738402B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置の製造方法 |
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| JP6049034A JP2738402B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置の製造方法 |
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| JPH07263373A true JPH07263373A (ja) | 1995-10-13 |
| JP2738402B2 JP2738402B2 (ja) | 1998-04-08 |
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ID=12819811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP6049034A Expired - Fee Related JP2738402B2 (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | 半導体装置の製造方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2738402B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100226748B1 (ko) * | 1996-09-02 | 1999-10-15 | 구본준 | 반도체 소자의 접합 제조방법 |
| JP2009038070A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Toyota Motor Corp | 窒化物半導体装置とその製造方法 |
| RU2757539C1 (ru) * | 2021-01-19 | 2021-10-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Кабардино-Балкарский государственный университет им. Х.М. Бербекова" (КБГУ) | Способ изготовления мелкозалегающих переходов |
-
1994
- 1994-03-18 JP JP6049034A patent/JP2738402B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100226748B1 (ko) * | 1996-09-02 | 1999-10-15 | 구본준 | 반도체 소자의 접합 제조방법 |
| JP2009038070A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Toyota Motor Corp | 窒化物半導体装置とその製造方法 |
| RU2757539C1 (ru) * | 2021-01-19 | 2021-10-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Кабардино-Балкарский государственный университет им. Х.М. Бербекова" (КБГУ) | Способ изготовления мелкозалегающих переходов |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2738402B2 (ja) | 1998-04-08 |
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