JPH07263642A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH07263642A
JPH07263642A JP6050584A JP5058494A JPH07263642A JP H07263642 A JPH07263642 A JP H07263642A JP 6050584 A JP6050584 A JP 6050584A JP 5058494 A JP5058494 A JP 5058494A JP H07263642 A JPH07263642 A JP H07263642A
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JP
Japan
Prior art keywords
well
region
substrate
semiconductor device
oxide film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6050584A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Okimoto
信之 沖本
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トランジスタ動作部に格子欠陥が少ない半導体
装置の製造方法を提供する。 【構成】周知の方法でSi基板10に厚さ約500nm
のフィールド酸化膜(SiO2 )12を形成し、その
後、Si基板10に、Siイオン14を500keVの
エネルギでドーズ量が1×1014cm-2になるように注
入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置及びその製
造方法に関し、特に、不純物濃度が基板表面から深くな
るほど高くなるレトログレードウェル(retrogr
ade well)が形成された半導体装置に好適な構
造の半導体装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1つのICチップ内でnチャネルMOS
トランジスタ(以下、nMOSという)とpチャネルM
OSトランジスタ(以下、pMOSという)とを組み合
わせた構造のComplementaryMOSトラン
ジスタ(以下、CMOSという)が知られている。この
CMOSには、pMOSにnウェルが形成され、nMO
Sにpウェルが形成されたタイプ等があり、デバイスに
応じて使い分けられている。ところが、CMOSでは構
造的に縦型と横型の寄生バイポーラができるので、電源
端子から接地端子まで電流が流れっぱなしになるラッチ
アップが生じるおそれがある。このラッチアップを防止
するために、不純物濃度が半導体基板表面から深くなる
ほど高くなるようなレトログレードウェルを形成して、
縦型バイポーラトラジスタのベース領域に減速電界を発
生させる技術が提案されている(例えば、電子材料シリ
ーズ サブミクロンデバイスI 丸善(株)発行)。
【0003】レトログレードウェルの形成には高エネル
ギーイオンを基板に注入する方法等が用いられており、
フィールド酸化膜を形成した後に高エネルギーイオンを
注入すると、リーク電流を抑えるチャネルストップ領域
の形成を兼ねることができるのでマスク数を削減できる
という利点がある(特開平2−264464号公報、特
開平3−181136号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のレトログレードウェルの形成方法では、高エネルギ
ーイオンを基板に注入するので、この高エネルギーイオ
ンが基板の格子原子と衝突する確率が高く、この結果、
基板のトランジスタ動作部に多くの格子欠陥ができるこ
ととなる。この多くの格子欠陥は電流の通路になるの
で、リーク電流を十分に抑えることができないという問
題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、トランジスタ
動作部に格子欠陥が少ない半導体装置及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の半導体装置は、隣接する素子を互いに分離す
るフィールド酸化膜と、ウェルと、該ウェルの底部と側
部に形成された遷移領域とを備えたことを特徴とするも
のである。また、上記目的を達成するための本発明の半
導体装置の製造方法は、隣接する素子を互いに分離する
フィールド酸化膜を基板に形成する工程と、該フィール
ド酸化膜が形成された基板に、該基板を構成する元素も
しくは該元素の同族元素のイオンを注入することによ
り、ウェルが形成される領域の底部と側部に遷移領域を
形成する工程と、該遷移領域が形成された基板に、イオ
ンを注入することによりウェルを形成する工程とを含む
ことを特徴とするものである。
【0007】ここで、遷移領域を形成するためには、例
えばSi基板に対してはSiやGeなどのイオンを高エ
ネルギーで注入する。また、遷移領域とは、アモルファ
ス化された領域、又は完全にはアモルファス化されてい
ないが結晶性をほとんど失っている領域をいう。
【0008】
【作用】本発明の半導体装置によれば、ウェルの底部と
側部に遷移領域が形成されているので、従来よりもリー
ク電流を抑えることができる。本発明の半導体装置の製
造方法によれば、ウェルの形成に先立って、このウェル
が形成される領域の底部と側部に遷移領域が形成され
る。遷移領域は、アモルファス化された領域又は完全に
はアモルファス化されていないが結晶性をほとんど失っ
ている領域であり、基板を構成する原子又は同族の原子
が周囲に比べ高濃度になっている領域である。このた
め、ウェルを形成するために注入されたイオンはこの遷
移領域の原子に衝突するが、電流の通路になる格子欠陥
の発生は少なく均一な相のままである。この結果、従来
よりもリーク電流を抑えることができる。しかも、遷移
領域は高濃度でありイオンが通過する通路も少ないの
で、ウェルを形成するために注入されたイオンが通過す
るチャネリングの発生も少ない。この結果、ウェル深さ
の均一性も向上する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の半導体装置の
製造方法の一実施例を説明する。図1から図5までは、
CMOSの製造方法を工程順に示す断面図である。先
ず、図1に示されるように、周知の方法でSi基板10
に厚さ約500nmのフィールド酸化膜(SiO2 )1
2を形成し、その後Si基板10に、Siイオン14を
500keVのエネルギでドーズ量が1×1014cm-2
になるように注入する。この結果、図2に示されるよう
に、フィールド酸化膜12の下方、pウェル領域16及
びnウェル領域18それぞれの底部と側部にアモルファ
ス化領域20が形成される。このアモルファス化領域2
0には、完全にはアモルファス化されていないが結晶性
をほとんど失っている部分も存在する。次に、pウェル
を形成するために、図3に示されるように、周知の方法
によりnウェル領域18をレジスト22で覆った後、B
イオン24を400keVのエネルギでドーズ量が5×
1013cm-2になるように注入する。次に、nウェルを
形成するために、図4に示されるように、周知の方法に
よりpウェル領域16をレジスト26で覆った後、Pイ
オン28を500keVのエネルギでドーズ量が5×1
13cm-2になるように注入する。以上によりn型とp
型のレトログレードウェルが形成される。ここで、図4
に示される工程まで終了した状態での注入イオンの分布
を図6に示す。図6に示されるように、深さ約0.8μ
mの位置にピークをもつSiが分布しているので、Pと
Bのチャネリングを防止できる。図4に示される工程の
終了後は、1000℃で60分間アニールを行い、図5
に示されるように、nウェル領域18とpウェル領域1
6にそれぞれnウェルとpウェルを形成する。その後は
周知の技術で、ゲート酸化膜やゲート電極等を形成しC
MOSを製造する。
【0010】上記のようにして製造されたCMOSと従
来の方法(Siイオンの注入をしない方法)で製造され
たCMOSとの、ラッチアップ耐性と接合リーク電流を
それぞれ図7と図8に示す。本発明法で製造したCMO
Sでは、ウェルとチャネルストッパを同時に形成する前
にウェル領域の底部と側部をアモルファス化したのでト
ランジスタ動作部の格子欠陥を低減することができ、こ
の結果、図7、図8に示されるように、ラッチアップ耐
性が1.5〜1.7倍に改善され、接合リーク電流が少
ない良好なウェルが形成される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
によれば、ウェルの底部と側部に遷移領域が形成されて
いるので、欠陥の少ないpn接合が形成され、従来より
もリーク電流を抑えることができる。また、本発明の半
導体装置の製造方法によれば、ウェルの形成に先立っ
て、このウェルが形成される領域の底部と側部に遷移領
域を形成するので、電流の通路になる格子欠陥の発生は
少なく均一な相のままである。この結果、従来よりもリ
ーク電流を抑えることができる。しかも、遷移領域は高
濃度であるのでイオンが通過する通路も少なく、ウェル
を形成するために注入されたイオンのチャネリングを防
止できる。この結果、ウェル深さの均一性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のうちのSiイオンを注入す
る工程を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例のうちのアモルファス領域が
形成された工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例のうちのBイオンを注入する
工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例のうちのPイオンを注入する
工程を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例のうちのnウェルとpウェル
が形成された工程を示す断面図である。
【図6】図4に示される工程まで終了した状態での注入
イオンの分布を示すグラフである。
【図7】本発明法で製造したCMOSのラッチアップ耐
性を、従来法で製造したCMOSのラッチアップ耐性と
比較して示すグラフである。
【図8】本発明法で製造したCMOSの接合リーク電流
を、従来法で製造したCMOSの接合リーク電流と比較
して示すグラフである。
【符号の説明】
10 Si基板 12 フィールド酸化膜 14 Siイオン 16 pウェル領域 18 nウェル領域 20 アモルファス化領域 24 Bイオン 28 Pイオン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/8238 27/092 29/78 H01L 21/265 A 21/76 S 27/08 321 B 29/78 301 X

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する素子を互いに分離するフィール
    ド酸化膜と、ウェルと、該ウェルの底部と側部に形成さ
    れた遷移領域とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 隣接する素子を互いに分離するフィール
    ド酸化膜を基板に形成する工程と、 該フィールド酸化膜が形成された基板に、該基板を構成
    する元素もしくは該元素の同族元素のイオンを注入する
    ことにより、ウェルが形成される領域の底部と側部に遷
    移領域を形成する工程と、 該遷移領域が形成された基板に、イオンを注入すること
    によりウェルを形成する工程とを含むことを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP6050584A 1994-03-22 1994-03-22 半導体装置及びその製造方法 Withdrawn JPH07263642A (ja)

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