JPH0726420A - 複合繊維、これから形成されるミクロファイバーおよびこれらの製造方法 - Google Patents
複合繊維、これから形成されるミクロファイバーおよびこれらの製造方法Info
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- JPH0726420A JPH0726420A JP6063669A JP6366994A JPH0726420A JP H0726420 A JPH0726420 A JP H0726420A JP 6063669 A JP6063669 A JP 6063669A JP 6366994 A JP6366994 A JP 6366994A JP H0726420 A JPH0726420 A JP H0726420A
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- D01D—MECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アイランド、イン、ザ、シー型の横断面が
均斉であり、加水分解によりミクロファイバーになされ
るべき、非水溶性「アイランド」繊維が全長にわたり連
続している2種類のポリマーから成る複合繊維を提供す
ること。 【構成】 一方が水不溶性ポリエステル、ポリアミド
あるいはこれらの共重合体であり、他方が水散逸性重合
体である、少なくとも2種類の相違する重合体から成る
複合繊維16であって、繊維横断面に均斉に分配され
た、水不溶性重合体17Aの少なくとも19の複数区分
を有し、かつ水散逸性重合体17Bで包囲されている複
合繊維。
均斉であり、加水分解によりミクロファイバーになされ
るべき、非水溶性「アイランド」繊維が全長にわたり連
続している2種類のポリマーから成る複合繊維を提供す
ること。 【構成】 一方が水不溶性ポリエステル、ポリアミド
あるいはこれらの共重合体であり、他方が水散逸性重合
体である、少なくとも2種類の相違する重合体から成る
複合繊維16であって、繊維横断面に均斉に分配され
た、水不溶性重合体17Aの少なくとも19の複数区分
を有し、かつ水散逸性重合体17Bで包囲されている複
合繊維。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は複合繊維、これから得られるミク
ロファイバー、複合繊維の製造方法ならびにミクロファ
イバーの製造方法、ことに水不溶性重合体と水散逸性重
合体を有する複合繊維に関するものである。
ロファイバー、複合繊維の製造方法ならびにミクロファ
イバーの製造方法、ことに水不溶性重合体と水散逸性重
合体を有する複合繊維に関するものである。
【0002】
【従来技術】複合繊維、これから形成されるミクロファ
イバーならびにこれらを製造する種々方法は公知であ
る。
イバーならびにこれらを製造する種々方法は公知であ
る。
【0003】複合繊維は、一般的に、少なくとも2種類
の相容性繊維形成重合体を押出しにより合体させ、生成
繊維から重合体の一方を選択的に溶解させてミクロファ
イバーを形成することにより製造させる。
の相容性繊維形成重合体を押出しにより合体させ、生成
繊維から重合体の一方を選択的に溶解させてミクロファ
イバーを形成することにより製造させる。
【0004】米国特許3700545号は、相互に不規
則、不均斉な横断面形状および面積の、少なくとも10
個の微小区分を有する、多重区分ポリエステルもしくは
ポリアミド繊維を開示している。紡糸繊維をアルカリも
しくは酸で処理して分解させ、ポリエステルもしくはポ
リアミドの少なくとも一部が除去される。このような繊
維を製造するための複合紡糸口金が開示されている。
則、不均斉な横断面形状および面積の、少なくとも10
個の微小区分を有する、多重区分ポリエステルもしくは
ポリアミド繊維を開示している。紡糸繊維をアルカリも
しくは酸で処理して分解させ、ポリエステルもしくはポ
リアミドの少なくとも一部が除去される。このような繊
維を製造するための複合紡糸口金が開示されている。
【0005】米国特許3382305号は、2種類の相
容性重合体をブレンドし、得られた混合物を押出してフ
ィラメントとし、さらに重合体の一方をフィラメントか
ら溶出させることにより、平均直径0.01から3ミク
ロンのミクロファイバー形成方法を開示している。この
方法の欠点は、繊維横断面が不規則不均斉であり、これ
は加水分解によりミクロファイバーを形成するアイラン
ドないし島(他方の重合体から成るシーないし海部分中
に点在する)が複合繊維全長にわたり連続的でないこと
を意味する。
容性重合体をブレンドし、得られた混合物を押出してフ
ィラメントとし、さらに重合体の一方をフィラメントか
ら溶出させることにより、平均直径0.01から3ミク
ロンのミクロファイバー形成方法を開示している。この
方法の欠点は、繊維横断面が不規則不均斉であり、これ
は加水分解によりミクロファイバーを形成するアイラン
ドないし島(他方の重合体から成るシーないし海部分中
に点在する)が複合繊維全長にわたり連続的でないこと
を意味する。
【0006】また米国特許5120598号明細書に
は、油滴洗浄用の超微細重合体繊維が記載されている。
この繊維はポリオレフィンをポリビニルアルコールと混
合し、これをダイを経て押出し、次いで配向することに
より製造される。次いでポリビニルアルコールを水で抽
出して超微細重合体繊維をもたらす。この方法の欠点
は、ポリオレフィン系重合体に対して他方の重合体の融
点が低いために制約があることである。ポリアミドない
しポリエステルの押出しに必要な比較的高温において、
ポリビニルアルコールは分解するおそれがある。
は、油滴洗浄用の超微細重合体繊維が記載されている。
この繊維はポリオレフィンをポリビニルアルコールと混
合し、これをダイを経て押出し、次いで配向することに
より製造される。次いでポリビニルアルコールを水で抽
出して超微細重合体繊維をもたらす。この方法の欠点
は、ポリオレフィン系重合体に対して他方の重合体の融
点が低いために制約があることである。ポリアミドない
しポリエステルの押出しに必要な比較的高温において、
ポリビニルアルコールは分解するおそれがある。
【0007】ヨーロッパ特許出願公開498672号公
報には、2種類の重合体、すなわち海重合体は溶媒に可
溶性であり、0.01デニール以下の不溶性「島」繊維
をもたらす2種類の重合体混合物を溶融押出しして得ら
れる、ミクロファイバー形成用のアイランド、イン、
ザ、シー型の繊維が記載されている。「海」重合体とし
てはポリビニルアルコールが使用されている。この欠点
は、溶融体混合によるアイランド、イン、ザ、シー横断
面が不規則、不均斉であり、加水分解によりミクロファ
イバーを形成するアイランドが同じく非連続的であり、
複合繊維全長にわたり連続していないことである。
報には、2種類の重合体、すなわち海重合体は溶媒に可
溶性であり、0.01デニール以下の不溶性「島」繊維
をもたらす2種類の重合体混合物を溶融押出しして得ら
れる、ミクロファイバー形成用のアイランド、イン、
ザ、シー型の繊維が記載されている。「海」重合体とし
てはポリビニルアルコールが使用されている。この欠点
は、溶融体混合によるアイランド、イン、ザ、シー横断
面が不規則、不均斉であり、加水分解によりミクロファ
イバーを形成するアイランドが同じく非連続的であり、
複合繊維全長にわたり連続していないことである。
【0008】米国特許4233355号は、所定の溶媒
に対して不溶性のポリエステルないしポリアミドと、所
定の溶媒に対して溶解性の、エチレンテレフタレートお
よびエチレン−5−ナトリウムスルホイソフタレートか
ら成るコポリエステルから形成される複合繊維を開示し
ている。この複合繊維を水性アルカリ溶液で処理して、
水溶性重合体更生分を溶出させ、微細繊維を形成する。
この複合繊維の横断面は、「アイランズ、イン、ア、シ
ー」構造を示し、可溶性重合体の海に包囲されている不
溶性重合体の島が微細繊維を形成する。区分ないし島の
最大限数は14であって、最小限度の微細度で108本
のフィラメントを有し、合計太さは70デニールであ
る、それぞれ1フィラメント当たり0.65デニールで
あると記載している。
に対して不溶性のポリエステルないしポリアミドと、所
定の溶媒に対して溶解性の、エチレンテレフタレートお
よびエチレン−5−ナトリウムスルホイソフタレートか
ら成るコポリエステルから形成される複合繊維を開示し
ている。この複合繊維を水性アルカリ溶液で処理して、
水溶性重合体更生分を溶出させ、微細繊維を形成する。
この複合繊維の横断面は、「アイランズ、イン、ア、シ
ー」構造を示し、可溶性重合体の海に包囲されている不
溶性重合体の島が微細繊維を形成する。区分ないし島の
最大限数は14であって、最小限度の微細度で108本
のフィラメントを有し、合計太さは70デニールであ
る、それぞれ1フィラメント当たり0.65デニールで
あると記載している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、水散逸性重合体で包囲された水不溶性重合体の少な
くとも19区分を有する複合繊維であって、水不溶性重
合体がポリオレフィンに限定されず、比較的高い融点、
処理温度を示す重合体も使用可能であり、水不溶性重合
体の区分ないし島が複合繊維横断面に均斉に分散されて
おり、かつその全長にわたり連続的である複合繊維を提
供することである。
は、水散逸性重合体で包囲された水不溶性重合体の少な
くとも19区分を有する複合繊維であって、水不溶性重
合体がポリオレフィンに限定されず、比較的高い融点、
処理温度を示す重合体も使用可能であり、水不溶性重合
体の区分ないし島が複合繊維横断面に均斉に分散されて
おり、かつその全長にわたり連続的である複合繊維を提
供することである。
【0010】他の目的はこのような複合繊維を製造する
方法を提供することである。
方法を提供することである。
【0011】本発明のさらに他の目的は、この複合繊維
から、微細度が0.3デニールより大きくないミクロフ
ァイバーを提供することである。
から、微細度が0.3デニールより大きくないミクロフ
ァイバーを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の目的は、
一方が水不溶性のポリエステル、ポリアミドあるいはこ
れらの共重合体であり、他方が水散逸性重合体である、
少なくとも2種類の相違する重合体から成る複合繊維で
あって、繊維横断面に均斉に分配された、水不溶性重合
体の少なくとも19の複数区分を有し、かつ水散逸性重
合体で包囲されている複合繊維により達成されることが
本発明者らにより見出された。
一方が水不溶性のポリエステル、ポリアミドあるいはこ
れらの共重合体であり、他方が水散逸性重合体である、
少なくとも2種類の相違する重合体から成る複合繊維で
あって、繊維横断面に均斉に分配された、水不溶性重合
体の少なくとも19の複数区分を有し、かつ水散逸性重
合体で包囲されている複合繊維により達成されることが
本発明者らにより見出された。
【0013】複合繊維は、2種類の繊維形成重合体を、
2個の別個の押出機で溶融させ、2種類の溶融流動体
を、例えば穿孔により形成される、小さく細い管状体の
形態における多数の分配流動路により、1個の紡糸口金
に給送することにより形成される。このような複合口金
自体は、米国特許3700545号明細書に記載されて
いる。
2個の別個の押出機で溶融させ、2種類の溶融流動体
を、例えば穿孔により形成される、小さく細い管状体の
形態における多数の分配流動路により、1個の紡糸口金
に給送することにより形成される。このような複合口金
自体は、米国特許3700545号明細書に記載されて
いる。
【0014】このように複雑で、高コストの従来技術に
よる機械工作金属板に対し、本発明の口金パック集合体
は、米国特許5162074号明細書に記載されている
ように、エッチング処理板体を使用する。
よる機械工作金属板に対し、本発明の口金パック集合体
は、米国特許5162074号明細書に記載されている
ように、エッチング処理板体を使用する。
【0015】1枚の分配板体ないし紡糸パックにおける
複数枚の隣接配置分配板体は、1枚の薄い金属板にエッ
チング処理で分配流動路を形成し、精密に形成され、か
つ高密度に密集した流動路を提供する。分配流動路は、
またエッチング処理して浅い分配導渠を分配板表面に配
列し、溶融重合体流動体を紡糸口金パックの網状流動路
に対して横方向に誘導し、分配孔隙を分配板体にエッチ
ング処理により形成してもよい。光化学的エッチングな
どのエッチング処理は、ドリリング、ミリング、リーシ
ングなどの機械工作により厚い金属板分配流動路を形成
するのにくらべて、はるかに低コストである。また従来
使用されていた比較的厚い分配板体にくらべて、0.1
0インチ(0.25cm)より薄い、一般に0.030
インチ(0.08cm)より厚くない分配板体は、それ
自体がはるかに廉価である。
複数枚の隣接配置分配板体は、1枚の薄い金属板にエッ
チング処理で分配流動路を形成し、精密に形成され、か
つ高密度に密集した流動路を提供する。分配流動路は、
またエッチング処理して浅い分配導渠を分配板表面に配
列し、溶融重合体流動体を紡糸口金パックの網状流動路
に対して横方向に誘導し、分配孔隙を分配板体にエッチ
ング処理により形成してもよい。光化学的エッチングな
どのエッチング処理は、ドリリング、ミリング、リーシ
ングなどの機械工作により厚い金属板分配流動路を形成
するのにくらべて、はるかに低コストである。また従来
使用されていた比較的厚い分配板体にくらべて、0.1
0インチ(0.25cm)より薄い、一般に0.030
インチ(0.08cm)より厚くない分配板体は、それ
自体がはるかに廉価である。
【0016】エッチング処理により直径(D)に対する
長さ(L)の割合が1.5以下、一般的に0.7以下の
分配孔隙が精密に形成される。複数種類の個々の重合体
溶融体を、非廃棄性1次板体のそれぞれの1群の孔隙を
経て使捨て分配板体に流し込むことにより、分配板体上
流の横方向圧力変動が最小限度に抑えられ、従って小さ
いL/D率が実現され得る。横方向圧力変動は、1次板
体とエッチング処理板体の間に恒久的な計測板体を挿置
することにより、さらに緩和される。非廃棄性1次板体
に穿設された各孔隙群は少なくとも2個の孔隙を有し、
それぞれの特定種類の重合体溶融体を案内する。各孔隙
群の孔隙は、他の孔隙群の孔隙に対して交錯せしめら
れ、あるいは交互に配置され、従って隣接する2孔隙が
同種類の溶融体を案内することはない。複数種類の繊維
押出し用に必要な、紡糸パックにおける溶融体の横方向
分配は、エッチング処理で形成され得る浅い導渠により
促進され、簡単化される。典型的な導渠深とは、0.0
4cm(0.016インチ)以下、多くの場合0.02
5cm(0.020インチ)以下である。従ってポリマ
ー溶融体は、紡糸パック内の網状流動方向に対し直交し
て効率的に分配され、長い流動路を必要としない。これ
により紡糸パックの流動方向における全体的厚さを薄く
することができる。エッチング処理法は、また分配流動
路と孔隙の高密度配置を可能とし、その結果紡糸パック
の生産性(すなわち紡糸口金表面面積1平方センチメー
トル当たりの紡糸ポリマーグラム)を高くすることがで
きる。エッチング処理、ことに光化学エッチングは、前
述したように、比較的低コストであり、また処理される
金属分配板体自体が薄く、廉価である。従って、形成さ
れる分配板体は使い捨て可能であり、紡糸パックの定期
的洗浄時に、新たな分配板体と交換され得る。この新品
分配板体は、使い捨てられた分配板体と同じパターンの
ものであるが、異なるポリマー繊維形状を押出し紡糸す
べき場合には、当然のことながらこれに対応して異なる
分配流動路の板体と交換され得る。
長さ(L)の割合が1.5以下、一般的に0.7以下の
分配孔隙が精密に形成される。複数種類の個々の重合体
溶融体を、非廃棄性1次板体のそれぞれの1群の孔隙を
経て使捨て分配板体に流し込むことにより、分配板体上
流の横方向圧力変動が最小限度に抑えられ、従って小さ
いL/D率が実現され得る。横方向圧力変動は、1次板
体とエッチング処理板体の間に恒久的な計測板体を挿置
することにより、さらに緩和される。非廃棄性1次板体
に穿設された各孔隙群は少なくとも2個の孔隙を有し、
それぞれの特定種類の重合体溶融体を案内する。各孔隙
群の孔隙は、他の孔隙群の孔隙に対して交錯せしめら
れ、あるいは交互に配置され、従って隣接する2孔隙が
同種類の溶融体を案内することはない。複数種類の繊維
押出し用に必要な、紡糸パックにおける溶融体の横方向
分配は、エッチング処理で形成され得る浅い導渠により
促進され、簡単化される。典型的な導渠深とは、0.0
4cm(0.016インチ)以下、多くの場合0.02
5cm(0.020インチ)以下である。従ってポリマ
ー溶融体は、紡糸パック内の網状流動方向に対し直交し
て効率的に分配され、長い流動路を必要としない。これ
により紡糸パックの流動方向における全体的厚さを薄く
することができる。エッチング処理法は、また分配流動
路と孔隙の高密度配置を可能とし、その結果紡糸パック
の生産性(すなわち紡糸口金表面面積1平方センチメー
トル当たりの紡糸ポリマーグラム)を高くすることがで
きる。エッチング処理、ことに光化学エッチングは、前
述したように、比較的低コストであり、また処理される
金属分配板体自体が薄く、廉価である。従って、形成さ
れる分配板体は使い捨て可能であり、紡糸パックの定期
的洗浄時に、新たな分配板体と交換され得る。この新品
分配板体は、使い捨てられた分配板体と同じパターンの
ものであるが、異なるポリマー繊維形状を押出し紡糸す
べき場合には、当然のことながらこれに対応して異なる
分配流動路の板体と交換され得る。
【0017】本発明の複合繊維を製造するための方法
を、添付図面の図1から図7を参照しつつ、以下に説明
する。
を、添付図面の図1から図7を参照しつつ、以下に説明
する。
【0018】図1は、本発明複合繊維を製造するための
紡糸パック集合体(1)を示すものであって、これは分
配板体(2)を有し、これには水不溶性の、従ってミク
ロファイバー形成ポリオレフィン用のポリマー流動路
(3)、(3A)、水散逸性ポリマー用流動路(3
B)、水不溶性、ミクロファイバー形成ポリオレフィン
用の孔隙(4)、(4A)、水散逸性ポリマー用の孔隙
(4B)が形成されている。この分配板体(2)の下方
には、エッチング処理部分(6)とエッチング貫通孔部
分(7)を有する上方エッチング処理板体5、次いでエ
ッチング処理部分(9)とエッチング処理貫通孔部分
(10)を有する中間エッチング処理板体、次いでエッ
チング処理部分(12)とエッチング処理貫通孔部分
(13)を有する下方エッチング処理板体(11)、次
いでバックホール(15)を有する紡糸口金板体(1
4)が順次に積層されている。
紡糸パック集合体(1)を示すものであって、これは分
配板体(2)を有し、これには水不溶性の、従ってミク
ロファイバー形成ポリオレフィン用のポリマー流動路
(3)、(3A)、水散逸性ポリマー用流動路(3
B)、水不溶性、ミクロファイバー形成ポリオレフィン
用の孔隙(4)、(4A)、水散逸性ポリマー用の孔隙
(4B)が形成されている。この分配板体(2)の下方
には、エッチング処理部分(6)とエッチング貫通孔部
分(7)を有する上方エッチング処理板体5、次いでエ
ッチング処理部分(9)とエッチング処理貫通孔部分
(10)を有する中間エッチング処理板体、次いでエッ
チング処理部分(12)とエッチング処理貫通孔部分
(13)を有する下方エッチング処理板体(11)、次
いでバックホール(15)を有する紡糸口金板体(1
4)が順次に積層されている。
【0019】図2は上方エッチング処理板体(5)を示
し、これは紡糸パックにおける網目状流動方向に直交し
て溶融ポリマーが流動するエッチング処理部分(6)
と、ポリマーが網目状流動方向に流動するエッチング処
理貫通孔部分(7)とを有する。エッチング貫通孔部分
(7A)は、水不溶性、ミクロファイバー形成オレフィ
ン用、エッチング処理貫通孔部分(7B)は、水散逸性
ポリマー用である。
し、これは紡糸パックにおける網目状流動方向に直交し
て溶融ポリマーが流動するエッチング処理部分(6)
と、ポリマーが網目状流動方向に流動するエッチング処
理貫通孔部分(7)とを有する。エッチング貫通孔部分
(7A)は、水不溶性、ミクロファイバー形成オレフィ
ン用、エッチング処理貫通孔部分(7B)は、水散逸性
ポリマー用である。
【0020】図3はエッチング処理部分(9)と、エッ
チング処理貫通孔部分(10)を有する中間エッチング
処理板体(8)を示し、(10A)は水不溶性ポリオレ
フィン用、(10B)は水散逸性ポリマー用である。
チング処理貫通孔部分(10)を有する中間エッチング
処理板体(8)を示し、(10A)は水不溶性ポリオレ
フィン用、(10B)は水散逸性ポリマー用である。
【0021】図4はエッチング処理部分(12)と、エ
ッチング処理貫通孔部分(13)を有する下方エッチン
グ処理板体(11)を示し、(13A)は水不溶性ポリ
オレフィン用、(13B)は水散逸性ポリマー用であ
る。
ッチング処理貫通孔部分(13)を有する下方エッチン
グ処理板体(11)を示し、(13A)は水不溶性ポリ
オレフィン用、(13B)は水散逸性ポリマー用であ
る。
【0022】図5は下方エッチング処理板体(11)の
「ハニカム」孔隙パターンを示すものであって、孔隙
(13B)を流れる水散逸性ポリマーの海に対して、島
を形成する水不溶性ポリオレフィン用の19個の孔隙
(13A)を有する。
「ハニカム」孔隙パターンを示すものであって、孔隙
(13B)を流れる水散逸性ポリマーの海に対して、島
を形成する水不溶性ポリオレフィン用の19個の孔隙
(13A)を有する。
【0023】図6は「ハニカム」パターンにおける水散
逸性ポリマー(17B)の海に対して、水不溶性ポリオ
レフィン(17A)の19の島を有する本発明複合繊維
(16)の横断面を示す。
逸性ポリマー(17B)の海に対して、水不溶性ポリオ
レフィン(17A)の19の島を有する本発明複合繊維
(16)の横断面を示す。
【0024】図7は水不溶性ポリオレフィン用の37個
の孔隙(13A)と、水散逸性ポリマー用のその他の孔
隙(13B)を有する、下方エッチング処理板体(1
1)の孔隙パターンを示す。
の孔隙(13A)と、水散逸性ポリマー用のその他の孔
隙(13B)を有する、下方エッチング処理板体(1
1)の孔隙パターンを示す。
【0025】図8は水不溶性ポリオレフィン用61個の
孔隙(13A)と、水不溶性ポリマー用のその他の孔隙
(13B)を有する下方エッチング処理板体(11)の
孔隙パターンを示す。
孔隙(13A)と、水不溶性ポリマー用のその他の孔隙
(13B)を有する下方エッチング処理板体(11)の
孔隙パターンを示す。
【0026】図4の板体は水不溶性ポリオレフィンが流
れる、少なくとも19個、好ましくは少なくとも30
個、ことに少なくとも50個のエッチング処理貫通孔部
分(12)を有し、従ってこのような紡糸パックで形成
される複合繊維は、水不溶性ポリオレフィンから成る少
なくとも19区分、好ましくは30区分、ことに50区
分を、水散逸性ポリマーの海に対し島として有する。
れる、少なくとも19個、好ましくは少なくとも30
個、ことに少なくとも50個のエッチング処理貫通孔部
分(12)を有し、従ってこのような紡糸パックで形成
される複合繊維は、水不溶性ポリオレフィンから成る少
なくとも19区分、好ましくは30区分、ことに50区
分を、水散逸性ポリマーの海に対し島として有する。
【0027】図4および図5は、水不溶性ポリオレフィ
ン用の19個の孔隙(13A)を有し、これら各孔隙が
水散逸性ポリマー用の6個の孔隙(13B)で包囲され
ている「ハニカム」孔隙パターンを有するエッチング処
理板体を示す。結果的に「島」材料と「海」材料の割合
について理論的な制約はない。この割合が例えば30:
70から70:30まで増大するのに対応して、「島」
ミクロファイバーは可溶性ポリマーの「海」において、
円形状から引きしまった五角形で、隣接五角形間に可溶
性壁が介在する状態に移行する。この割合がさらに増大
すると、壁体はこれに対応して薄くなる。
ン用の19個の孔隙(13A)を有し、これら各孔隙が
水散逸性ポリマー用の6個の孔隙(13B)で包囲され
ている「ハニカム」孔隙パターンを有するエッチング処
理板体を示す。結果的に「島」材料と「海」材料の割合
について理論的な制約はない。この割合が例えば30:
70から70:30まで増大するのに対応して、「島」
ミクロファイバーは可溶性ポリマーの「海」において、
円形状から引きしまった五角形で、隣接五角形間に可溶
性壁が介在する状態に移行する。この割合がさらに増大
すると、壁体はこれに対応して薄くなる。
【0028】事実上の極限では、これら壁体の多くが破
断し、隣接ミクロフィラメントが融合する。しかしなが
ら、理論的限度の撤去は未だ行われていない。例えばミ
クロフィラメントが方形格子になされると、融合点にお
ける最大限残留ポリマー量は78.5%になる。
断し、隣接ミクロフィラメントが融合する。しかしなが
ら、理論的限度の撤去は未だ行われていない。例えばミ
クロフィラメントが方形格子になされると、融合点にお
ける最大限残留ポリマー量は78.5%になる。
【0029】島の数を増大させて繊維太さをできるだけ
細くし、ミクロファイバー中における残留「海」ポリマ
ー量を提言させることにより、このポリマー量を節減
し、費消されるポリマーコストを節約することは、経済
的に極めて重要である。
細くし、ミクロファイバー中における残留「海」ポリマ
ー量を提言させることにより、このポリマー量を節減
し、費消されるポリマーコストを節約することは、経済
的に極めて重要である。
【0030】このようなハニカムパターンを有するエッ
チング処理板体を使用して、水散逸性ポリマーにより包
囲された、水不溶性ポリオレフィンから成る60個以上
の区分ないし島を有する横断面の複合繊維が得られる。
チング処理板体を使用して、水散逸性ポリマーにより包
囲された、水不溶性ポリオレフィンから成る60個以上
の区分ないし島を有する横断面の複合繊維が得られる。
【0031】水不溶性重合体はポリエステル、コポリエ
ステル、ポリアミドおよびコポリアミドを含む。
ステル、ポリアミドおよびコポリアミドを含む。
【0032】適当なポリエステルおよびコポリエステル
は、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−
2,6−ジカルボン酸のような芳香族ジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバチン酸のような脂肪族ジカルボン酸ある
いは、これらのエステルと、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノー
ルのようなジオール化合物との縮合により製造される。
好ましいのはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ことにポリエチレンテレフタレート
である。
は、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−
2,6−ジカルボン酸のような芳香族ジカルボン酸、ア
ジピン酸、セバチン酸のような脂肪族ジカルボン酸ある
いは、これらのエステルと、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、1,4−ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノー
ルのようなジオール化合物との縮合により製造される。
好ましいのはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ことにポリエチレンテレフタレート
である。
【0033】ポリアミドおよびコポリアミドは、一般に
「ナイロン」の呼称で公知であり、主重合連鎖に沿って
アミド結合(−CO−NH−)を有する長鎖合成重合体
である。本発明に適当な繊維形成ポリアミドないし溶融
紡糸ポリアミドは、ラクタムもしくはアミノ酸の重合に
よる重合体、あるいはジアミンとジカルボン酸の縮合に
より得られる重合体である。典型的なポリアミドとして
は、ナイロン6、ナイロン6/6、ナイロン6/10、
ナイロン6/12、ナイロン6T、ナイロン11、ナイ
ロン12、これらの共重合体あるいは混合物である。ポ
リアミドは、またナイロン6もしくはナイロン6/6、
ジカルボン酸、例えばテレフタル酸、アジピン酸、セバ
チン酸のようなテレフタル酸と、ヘキサメチレンジアミ
ン、メタキシレンジアミン、1,4−ビスアミノメチル
シクロヘキサンのようなジアミンとの反応により得られ
るナイロン塩の共重合体であってもよい。好ましいのは
ポリイプシロンラクタム(ナイロン6)、ポリヘキサメ
チレンアジパミド(ナイロン6/6)であり、極めて好
ましいのは、米国特許3734874号、430490
1号明細書およびこれらに引用された諸文献に記載され
ている水散逸性重合体である。適当な重合体は、(i)
少なくとも1種類の2官能性ジカルボン酸、(ii)
ヒドロキシル及びアミノの当量が200モル%に等し
く、官能基がヒドロキシ基、カルボキシル基あるいはア
ミノ基であって、芳香族環に結合されている少なくとも
1種類の金属スルホネート基を有し、酸全量に対して約
4から約40モル%の少なくとも1種類のスルホ単量
体、および(iii)構造式H(OC2 H4 )nOH
(nは2から約20の間の整数)で表されるポリエチレ
ングリコールあるいはこのポリエチレングリコールとジ
アミンの混合物から選ばれる、ヒドロキシルおよびアミ
ノの合計モル%に対して少なくとも15モル%の少なく
とも1種類の2官能性反応干与体の反応生成物としての
ポリエステルである。
「ナイロン」の呼称で公知であり、主重合連鎖に沿って
アミド結合(−CO−NH−)を有する長鎖合成重合体
である。本発明に適当な繊維形成ポリアミドないし溶融
紡糸ポリアミドは、ラクタムもしくはアミノ酸の重合に
よる重合体、あるいはジアミンとジカルボン酸の縮合に
より得られる重合体である。典型的なポリアミドとして
は、ナイロン6、ナイロン6/6、ナイロン6/10、
ナイロン6/12、ナイロン6T、ナイロン11、ナイ
ロン12、これらの共重合体あるいは混合物である。ポ
リアミドは、またナイロン6もしくはナイロン6/6、
ジカルボン酸、例えばテレフタル酸、アジピン酸、セバ
チン酸のようなテレフタル酸と、ヘキサメチレンジアミ
ン、メタキシレンジアミン、1,4−ビスアミノメチル
シクロヘキサンのようなジアミンとの反応により得られ
るナイロン塩の共重合体であってもよい。好ましいのは
ポリイプシロンラクタム(ナイロン6)、ポリヘキサメ
チレンアジパミド(ナイロン6/6)であり、極めて好
ましいのは、米国特許3734874号、430490
1号明細書およびこれらに引用された諸文献に記載され
ている水散逸性重合体である。適当な重合体は、(i)
少なくとも1種類の2官能性ジカルボン酸、(ii)
ヒドロキシル及びアミノの当量が200モル%に等し
く、官能基がヒドロキシ基、カルボキシル基あるいはア
ミノ基であって、芳香族環に結合されている少なくとも
1種類の金属スルホネート基を有し、酸全量に対して約
4から約40モル%の少なくとも1種類のスルホ単量
体、および(iii)構造式H(OC2 H4 )nOH
(nは2から約20の間の整数)で表されるポリエチレ
ングリコールあるいはこのポリエチレングリコールとジ
アミンの混合物から選ばれる、ヒドロキシルおよびアミ
ノの合計モル%に対して少なくとも15モル%の少なく
とも1種類の2官能性反応干与体の反応生成物としての
ポリエステルである。
【0034】好ましいジカルボン酸(i)は、テレフタ
ル酸もしくはイソフタル酸であり、好ましいスルホ単量
体(ii)は、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ールである。好ましいポリエステルとしては、少なくと
も80モル%のイソフタル酸、約10モル%の5−ナト
リウムスルホイソフタル酸およびジエチレングリコール
である。
ル酸もしくはイソフタル酸であり、好ましいスルホ単量
体(ii)は、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ールである。好ましいポリエステルとしては、少なくと
も80モル%のイソフタル酸、約10モル%の5−ナト
リウムスルホイソフタル酸およびジエチレングリコール
である。
【0035】ポリエステルは、60/40重量部割合の
フェノール/テトラクロロエタンの混合溶媒100ミリ
リットル中、0.25g濃度の溶液として、25℃で測
定して、すくなくとも0.1ことに少なくとも0.3の
固有粘度を有する。
フェノール/テトラクロロエタンの混合溶媒100ミリ
リットル中、0.25g濃度の溶液として、25℃で測
定して、すくなくとも0.1ことに少なくとも0.3の
固有粘度を有する。
【0036】適当なポリエステルの例としては、イース
トマン、ケミカル社のAQ55Sとして市販されている
ものが挙げられる。
トマン、ケミカル社のAQ55Sとして市販されている
ものが挙げられる。
【0037】本発明による複合繊維製造方法において、
水不溶性ポリオレフィンと水散逸性性ポリマーは、工程
(a)において、2台の別個の押出し機において溶融さ
れて2種類のポリマー溶融流動体になされ、ポリオレフ
ィン流動体は紡糸口金集合体の流路(3A)に誘導さ
れ、孔隙(4A)を経て、紡糸口金集合体のエッチング
処理板体(5)、(8)、(11)に給送され、また水
散逸性ポリマー流動体は、流路(3B)に誘導され、孔
隙(4B)を経て、同じくエッチング処理板体(5)、
(8)、(11)に給送される。この口金集合体から複
合繊維が紡出される。この紡糸は約1000から約10
000m/分、ことに約800から約2000m/分の
速度で行われる。
水不溶性ポリオレフィンと水散逸性性ポリマーは、工程
(a)において、2台の別個の押出し機において溶融さ
れて2種類のポリマー溶融流動体になされ、ポリオレフ
ィン流動体は紡糸口金集合体の流路(3A)に誘導さ
れ、孔隙(4A)を経て、紡糸口金集合体のエッチング
処理板体(5)、(8)、(11)に給送され、また水
散逸性ポリマー流動体は、流路(3B)に誘導され、孔
隙(4B)を経て、同じくエッチング処理板体(5)、
(8)、(11)に給送される。この口金集合体から複
合繊維が紡出される。この紡糸は約1000から約10
000m/分、ことに約800から約2000m/分の
速度で行われる。
【0038】押出された複合繊維は、工程(b)におい
て、空気流により急冷され、固化される。工程(c)に
おいて紡糸仕上げ剤により繊維を処理する間において、
水散逸性ポリマーが仕上げ剤中の水に過早に溶出しない
ようにすることが極めて重要である。本発明方法のため
の仕上げ剤は、ブチルステアレート、トリメチロールプ
ロパンのカプリル酸トリエステル、トリデシルステアレ
ート、鉱油のような100%オイル(もしくはニート)
として調製され、約3から約25重量%、ことに約5か
ら約10重量%の水溶液および/あるいは水性乳濁液の
場合の速度よりはるかに遅い速度で処理される。この無
水オイルは、繊維重量に対し約0.1から約5重量%、
ことに約0.5から約1.5重量%で施され、複合繊維
表面に付与される。この被覆により、水散逸性ポリマー
が大気中水分ないし湿気を吸着する量を低減する。これ
はまた次のドローイング工程においてポリマーが軟化し
た場合、隣接複合フィラメント間の融着を阻止する。
て、空気流により急冷され、固化される。工程(c)に
おいて紡糸仕上げ剤により繊維を処理する間において、
水散逸性ポリマーが仕上げ剤中の水に過早に溶出しない
ようにすることが極めて重要である。本発明方法のため
の仕上げ剤は、ブチルステアレート、トリメチロールプ
ロパンのカプリル酸トリエステル、トリデシルステアレ
ート、鉱油のような100%オイル(もしくはニート)
として調製され、約3から約25重量%、ことに約5か
ら約10重量%の水溶液および/あるいは水性乳濁液の
場合の速度よりはるかに遅い速度で処理される。この無
水オイルは、繊維重量に対し約0.1から約5重量%、
ことに約0.5から約1.5重量%で施され、複合繊維
表面に付与される。この被覆により、水散逸性ポリマー
が大気中水分ないし湿気を吸着する量を低減する。これ
はまた次のドローイング工程においてポリマーが軟化し
た場合、隣接複合フィラメント間の融着を阻止する。
【0039】乳化剤、帯電防止剤、消泡剤、熱安定剤、
UV安定剤などの添加剤は、それぞれの有効量で、紡糸
仕上げ剤中に混和され得る。
UV安定剤などの添加剤は、それぞれの有効量で、紡糸
仕上げ剤中に混和され得る。
【0040】繊維ないしフィラメントは、本発明の1実
施態様において、次いで工程(d)でテクスチャー処理
され、巻回されて嵩高連続フィラメント(BCF)にな
される。BCF製造の1工程技術は、スピン、ドロー、
テクスチャリング(SDT)として公知である。スピニ
ングに次いで行われるテクスチャリングから成る2工程
法も、本発明複合繊維の製造に適当である。
施態様において、次いで工程(d)でテクスチャー処理
され、巻回されて嵩高連続フィラメント(BCF)にな
される。BCF製造の1工程技術は、スピン、ドロー、
テクスチャリング(SDT)として公知である。スピニ
ングに次いで行われるテクスチャリングから成る2工程
法も、本発明複合繊維の製造に適当である。
【0041】得られる繊維は0.3より大きくないフェ
ラメント当たりデニール(dpf)、好ましくは0.1
dpf、ことに0.02dpfより大きくない平均デニ
ールを示す。
ラメント当たりデニール(dpf)、好ましくは0.1
dpf、ことに0.02dpfより大きくない平均デニ
ールを示す。
【0042】他の実施態様として、扁平フィラメントヤ
ーン(テクスチャー処理せず)、カットステープルファ
イバー、巻縮ないし非巻縮ファイバーに加工され得る。
ーン(テクスチャー処理せず)、カットステープルファ
イバー、巻縮ないし非巻縮ファイバーに加工され得る。
【0043】これからミクロファイバー製品を製造する
方法は、上記複合繊維ないしヤーンを、公知の繊維製品
形成法、例えば編成、ニードルパンチングなどにより繊
維製品化する工程(e)を含む。
方法は、上記複合繊維ないしヤーンを、公知の繊維製品
形成法、例えば編成、ニードルパンチングなどにより繊
維製品化する工程(e)を含む。
【0044】加水分解工程(f)において、上記繊維製
品を、約1℃から約100℃の温度、ことに約50から
約80℃の温度で、約1から約180秒間水で処理し
て、水散逸性ポリマーを溶出させる。
品を、約1℃から約100℃の温度、ことに約50から
約80℃の温度で、約1から約180秒間水で処理し
て、水散逸性ポリマーを溶出させる。
【0045】繊維製品中のミクロファイバーは、0.3
デニール/フィラメント(dpf)、好ましくは0.1
dpf、ことに0.01dpfの極細度を有し、絹様の
手触りを示す。
デニール/フィラメント(dpf)、好ましくは0.1
dpf、ことに0.01dpfの極細度を有し、絹様の
手触りを示す。
【0046】
【実施例】ポリエチレンテレフタレート(PET)(B
ASF社のT−741、半つや消し、トルエン60容量
%、1,1,2,2−テトラクロロエタン40容量部の
混合溶媒100ミリリットル中、PET1g濃度の溶液
で測定して、相対粘度1.619、m.v.21,55
0g/モル)を、押出機において溶融し、61アイラン
ドのアイランド、イン、ザ、シー横断面を形成するよう
に構成された、エッチング処理板体を有する紡糸パック
頂部に給送し、PETを紡糸パックの「アイランド」ポ
リマー用導入口に誘導した。同時に約80℃の融点を示
す、5−ナトリウムスルホイソフタル酸分含有ポリエス
テル(米国特許3734874号、3779993号、
4304901号による、ポリマー連鎖中に5−ポリス
ルホイソフタル酸分を有するポリエチレンテレフタレー
ト、イーストマン社のAQ55S)(分子量約1400
0g/モル、ヒドロキシル基数10以下、酸価2以下、
ガラス転移点55℃、剪断速度100sec-1でスィー
グラフ、マクケルヴィー毛管レオメータにより測定し
て、200℃における溶融粘度42000ポイズ)を、
両ポリマー識別のための緑色顔料チップと共に、別個の
押出機から、同じ紡糸パックの「海」ポリマー用孔隙に
給送した。両押出機の圧力を1500psig(10.
3MPa)に、温度分布を以下の通りに設定した。
ASF社のT−741、半つや消し、トルエン60容量
%、1,1,2,2−テトラクロロエタン40容量部の
混合溶媒100ミリリットル中、PET1g濃度の溶液
で測定して、相対粘度1.619、m.v.21,55
0g/モル)を、押出機において溶融し、61アイラン
ドのアイランド、イン、ザ、シー横断面を形成するよう
に構成された、エッチング処理板体を有する紡糸パック
頂部に給送し、PETを紡糸パックの「アイランド」ポ
リマー用導入口に誘導した。同時に約80℃の融点を示
す、5−ナトリウムスルホイソフタル酸分含有ポリエス
テル(米国特許3734874号、3779993号、
4304901号による、ポリマー連鎖中に5−ポリス
ルホイソフタル酸分を有するポリエチレンテレフタレー
ト、イーストマン社のAQ55S)(分子量約1400
0g/モル、ヒドロキシル基数10以下、酸価2以下、
ガラス転移点55℃、剪断速度100sec-1でスィー
グラフ、マクケルヴィー毛管レオメータにより測定し
て、200℃における溶融粘度42000ポイズ)を、
両ポリマー識別のための緑色顔料チップと共に、別個の
押出機から、同じ紡糸パックの「海」ポリマー用孔隙に
給送した。両押出機の圧力を1500psig(10.
3MPa)に、温度分布を以下の通りに設定した。
【0047】 PET AQ55S 押出機第1帯域 280℃ 200℃ 〃 第2帯域 285℃ 225℃ 〃 第3帯域 285℃ 250℃ ダイヘッド 287℃ 270℃ ポリマーヘダー 280℃ 280℃ ポンプブロック 290℃ 290℃
【0048】計量ポンプで溶融PETを52.5g(毎
分)、AQ55Sを17.5g(毎分)の割合で紡糸パ
ックに圧入した。37孔隙の紡糸パック紡糸出口から、
それぞれ37本の断面円形フィラメントが、AQ55S
ポリマーと共に紡出された。これら溶融フィラメント
を、急冷室通過の際に毎分3.68m3の割合で空気流
をフィラメント側方から吹付け冷却し、固化させた。こ
の急冷固化ヤーンを仕上げ剤処理圏に給送し、これに毎
分0.83cm3 の割合で100%オイル仕上げ剤を施
し、毎分1050mの速度で巻上げた。ここでヤーンは
37本のフィラメントを有し、合計デニールは約600
であった。
分)、AQ55Sを17.5g(毎分)の割合で紡糸パ
ックに圧入した。37孔隙の紡糸パック紡糸出口から、
それぞれ37本の断面円形フィラメントが、AQ55S
ポリマーと共に紡出された。これら溶融フィラメント
を、急冷室通過の際に毎分3.68m3の割合で空気流
をフィラメント側方から吹付け冷却し、固化させた。こ
の急冷固化ヤーンを仕上げ剤処理圏に給送し、これに毎
分0.83cm3 の割合で100%オイル仕上げ剤を施
し、毎分1050mの速度で巻上げた。ここでヤーンは
37本のフィラメントを有し、合計デニールは約600
であった。
【0049】このヤーンを次いで毎分625mの速度で
SZ−16タイプのドローツウィスタにより第1段ドロ
ー率1.0089、第2段ドロー率2.97ででドロー
イング処理した。スピンドル速度7600rpm、レイ
レイル速度18アップ/18ダウン、使用ビルダーギヤ
36/108、36/108、48/96、85/8
0、タングルジェット圧30psigとした。なおゴデ
ット温度は100℃、ホットプレート温度は165℃と
した。ドローイング処理後、ヤーンは全体で約200の
デニールを示した。
SZ−16タイプのドローツウィスタにより第1段ドロ
ー率1.0089、第2段ドロー率2.97ででドロー
イング処理した。スピンドル速度7600rpm、レイ
レイル速度18アップ/18ダウン、使用ビルダーギヤ
36/108、36/108、48/96、85/8
0、タングルジェット圧30psigとした。なおゴデ
ット温度は100℃、ホットプレート温度は165℃と
した。ドローイング処理後、ヤーンは全体で約200の
デニールを示した。
【0050】このヤーンを使用して5ハーネスのサテン
織成体とした。この織成布を標準ポリエステル染色法で
ネイビーブルーに染色し、次いで標準ポリエステル用ス
クアでスクアリング水洗した。この処理前の、織成布は
AQ55Sを緑色顔料で着色したから、緑色を呈し、か
つ強固であったが、スクアリング水洗後は、白色を呈し
た。前後の顕微鏡検査で、標準スクアですべてのAQ5
5Sを除去するのに充分であることが確認された。スク
アリング水洗処理前AQ55Sは約25%のヤーンを含
有していたから、この処理はフィルヤーンのデニールを
約140低減させたことになる。しかしながら、AQ5
5Sはまた個々のPETフィラメントを遊離させ、従っ
てスクアリング水洗されたフィルヤーンは、それぞれ2
257のPETフィラメントを有する。この場合、平均
PETフィラメントは0.06デニールの線形密度を示
した。
織成体とした。この織成布を標準ポリエステル染色法で
ネイビーブルーに染色し、次いで標準ポリエステル用ス
クアでスクアリング水洗した。この処理前の、織成布は
AQ55Sを緑色顔料で着色したから、緑色を呈し、か
つ強固であったが、スクアリング水洗後は、白色を呈し
た。前後の顕微鏡検査で、標準スクアですべてのAQ5
5Sを除去するのに充分であることが確認された。スク
アリング水洗処理前AQ55Sは約25%のヤーンを含
有していたから、この処理はフィルヤーンのデニールを
約140低減させたことになる。しかしながら、AQ5
5Sはまた個々のPETフィラメントを遊離させ、従っ
てスクアリング水洗されたフィルヤーンは、それぞれ2
257のPETフィラメントを有する。この場合、平均
PETフィラメントは0.06デニールの線形密度を示
した。
【図1】紡糸パック集合体の斜視図である。
【図2】表面エッチングパターンが形成された頂部板体
の平面図である。
の平面図である。
【図3】同様の中間板体の平面図である。
【図4】アイランド孔隙を有する、同様の底部板体の平
面図である。
面図である。
【図5】19個のアイランドを有する繊維の横断面図で
ある。
ある。
【図6】「ハニカム」パターンの19個のアイランドを
有する複合繊維の横断面図である。
有する複合繊維の横断面図である。
【図7】37アイランドパターンを有する複合繊維の横
断面図である。
断面図である。
【図8】61アイランドパターンを有する複合繊維の横
断面図である。
断面図である。
1‥‥紡糸パック集合体 2‥‥分配板体 3、3A、3B…ポリマー流動路 4、4A、4B…孔隙 5‥‥上方エッチング処理板体 6、9、12‥‥エッチング処理部分 7、10、13…エッチング処理貫通孔部分 8‥‥中間エッチング処理板体 11…下方エッチング処理板体 14…紡糸口金板体 15…バックホール 16…複合繊維 17A‥‥‥‥水不溶性ポリオレフィン 17B‥‥‥‥水散逸性ポリマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 101:32
Claims (6)
- 【請求項1】 一方が水不溶性のポリエステル、ポリア
ミドあるいはこれらの共重合体であり、他方が水散逸性
重合体である、少なくとも2種類の相違する重合体から
成る複合繊維であって、繊維横断面に均斉に分配され
た、水不溶性重合体の少なくとも19の複数区分を有
し、かつ水散逸性重合体で包囲されている複合繊維。 - 【請求項2】 上記水散逸性重合体が、 (i) 少なくとも1種類の2官能性ジカルボン酸、 (ii) ヒドロキシルおよびアミノの当量が200モ
ル%に等しく、官能基がヒドロキシ基、カルボキシル基
あるいはアミノ基であって、芳香族環に結合されている
少なくとも1種類の金属スルホネート基を有し、酸全量
に対して約4から約40モル%の少なくとも1種類の2
官能性スルホ単量体、および (iii)構造式H(OC2 H4 )nOH(nは2と約
20の間の整数)で表されるポリエチレングリコールあ
るいはこのポリエチレングリコールとジアミンの混合物
から選ばれる、ヒドロキシルおよびアミノの合計当量モ
ル%に対して少なくとも15モル%の少なくとも1種類
の2官能性反応干与体の反応生成物である、請求項
(1)による複合繊維。 - 【請求項3】 (a)一方が水不溶性のポリエステル、
ポリアミドあるいはこれらの共重合体であり、他方が水
散逸性重合体である、少なくとも2種類の相違する重合
体を紡糸して、繊維横断に均斉に分配された、水不溶性
重合体の少なくとも19の複数区分を有し、かつ水散逸
性重合体で包囲されている複合繊維となし、 (b)この繊維を急冷し、 (c)この繊維を無水紡糸仕上げ剤で処理し、 (d)この繊維をドローイング処理する各工程を有す
る、複合繊維の製造方法。 - 【請求項4】 請求項(1)による複合繊維を加水分解
させる工程を有するミクロファイバーの製造方法。 - 【請求項5】 (e)請求項(1)による複合繊維を繊
維製品に成形し、(f)この繊維を水中において加水分
解させる工程を有する、ミクロファイバーの製造方法。 - 【請求項6】 請求項(4)による製造方法で得られる
ミクロファイバー。
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