JPH0726433A - 複合マルチフィラメント - Google Patents
複合マルチフィラメントInfo
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- JPH0726433A JPH0726433A JP5168068A JP16806893A JPH0726433A JP H0726433 A JPH0726433 A JP H0726433A JP 5168068 A JP5168068 A JP 5168068A JP 16806893 A JP16806893 A JP 16806893A JP H0726433 A JPH0726433 A JP H0726433A
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 良好な衣服内気候の得られる複合フィラメン
トを提供する。 【構成】 内層に、1d以下で長手方向に又は/及び断
面方向に繊度のCVが5%以上のフィラメントを、外層
に扁平度のCV≧5%以上、デニールが1d以上、4d
未満で微細孔形成剤0.1重量%以上含むポリエステル
フィラメントを配した複合マルチフィラメント。
トを提供する。 【構成】 内層に、1d以下で長手方向に又は/及び断
面方向に繊度のCVが5%以上のフィラメントを、外層
に扁平度のCV≧5%以上、デニールが1d以上、4d
未満で微細孔形成剤0.1重量%以上含むポリエステル
フィラメントを配した複合マルチフィラメント。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、汗に対する着心地がよ
く、しかもソフトで適度なドライタッチを有する風合の
良好な衣服用素材、特に婦人衣料用素材として好適な複
合マルチフィラメントに関する。
く、しかもソフトで適度なドライタッチを有する風合の
良好な衣服用素材、特に婦人衣料用素材として好適な複
合マルチフィラメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、婦人衣料分野、特にドレス、
ブラウス、スーツなどの薄地分野ではポリエステルフィ
ラメントが数多く用いられてきた。これは、ポリエステ
ル繊維の特質であるドレープ性、手触り、光沢、改質に
よりシルキー風合いをはじめ高質感の風合いが得られる
ためであるが、いずれも感性を重視したものであり、着
心地の面では充分配慮されておらず、この面では衣服内
気候を中心とした天然繊維やステープルを含むものがほ
とんどでフイラメント100%のものは少なかった。
ブラウス、スーツなどの薄地分野ではポリエステルフィ
ラメントが数多く用いられてきた。これは、ポリエステ
ル繊維の特質であるドレープ性、手触り、光沢、改質に
よりシルキー風合いをはじめ高質感の風合いが得られる
ためであるが、いずれも感性を重視したものであり、着
心地の面では充分配慮されておらず、この面では衣服内
気候を中心とした天然繊維やステープルを含むものがほ
とんどでフイラメント100%のものは少なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ポリエステル
繊維は、本来、疎水性の繊維であり、吸水、吸湿する作
用がなく、衣服にしたときに生じるむれ感やべとつき感
などは、織編物設計、デザインにより多少改良されるこ
とはあるものの、素材の性質上さけられるものではなか
った。
繊維は、本来、疎水性の繊維であり、吸水、吸湿する作
用がなく、衣服にしたときに生じるむれ感やべとつき感
などは、織編物設計、デザインにより多少改良されるこ
とはあるものの、素材の性質上さけられるものではなか
った。
【0004】また、婦人衣料分野では見た目の美しさと
手触り感、風合が重要なポイントとされているため、上
記の様な理由から汗に対する快適性に欠けるものの、そ
ういった点に関する研究は前述の如くあまり進んでいな
かった。
手触り感、風合が重要なポイントとされているため、上
記の様な理由から汗に対する快適性に欠けるものの、そ
ういった点に関する研究は前述の如くあまり進んでいな
かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために次の手段をとる、すなわち、本発明は、平
均単糸繊度が1デニール以下で長手方向及び/又は断面
方向の繊度のCV(%)が3%以上あるフィラメントか
らなるマルチフィラメントが主として内層に配置され、
主として外層に扁平度が2〜7で扁平度のCVが5%以
上、平均単糸繊度が1デニールを越え4.0デニール未
満で且つ0.1重量%以上の微細孔形成剤を含むフィラ
メントのポリエステルフィラメントが配置され、前記内
層のフィラメントを前記外層のフィラメントで実質的に
つつみこみ集束していることを特徴とする複合マルチフ
ィラメントである。
決するために次の手段をとる、すなわち、本発明は、平
均単糸繊度が1デニール以下で長手方向及び/又は断面
方向の繊度のCV(%)が3%以上あるフィラメントか
らなるマルチフィラメントが主として内層に配置され、
主として外層に扁平度が2〜7で扁平度のCVが5%以
上、平均単糸繊度が1デニールを越え4.0デニール未
満で且つ0.1重量%以上の微細孔形成剤を含むフィラ
メントのポリエステルフィラメントが配置され、前記内
層のフィラメントを前記外層のフィラメントで実質的に
つつみこみ集束していることを特徴とする複合マルチフ
ィラメントである。
【0006】以下において本発明を詳細に説明する。ま
ず、内層に配置されるマルチフィラメントは、単糸繊度
が1デニール以下好ましくは1デニール未満、さらに好
ましくは0.1〜0.8デニールで且つ長手方向及び/
又は断面方向の繊度のCV(%)が3%以上あるマルチ
フィラメントである。これは、内層の極細繊維の毛細管
現象を利用して液相の汗を肌側外層から内層へ移行さ
せ、液相の汗自身の熱を奪い気化するためである。こ
の、毛細管現象を効果的に発生させるためには平均繊度
を1デニール以下とする必要がある。1デニールをこえ
ると汗の移行が起こりにくくなる。また、繊維自身が汗
を保持せず、繊維間隙に汗を保持させ、汗自身の熱を奪
い気化するために、疎水性繊維であることが必要であ
り、好ましくはポリエステル繊維がよい。
ず、内層に配置されるマルチフィラメントは、単糸繊度
が1デニール以下好ましくは1デニール未満、さらに好
ましくは0.1〜0.8デニールで且つ長手方向及び/
又は断面方向の繊度のCV(%)が3%以上あるマルチ
フィラメントである。これは、内層の極細繊維の毛細管
現象を利用して液相の汗を肌側外層から内層へ移行さ
せ、液相の汗自身の熱を奪い気化するためである。こ
の、毛細管現象を効果的に発生させるためには平均繊度
を1デニール以下とする必要がある。1デニールをこえ
ると汗の移行が起こりにくくなる。また、繊維自身が汗
を保持せず、繊維間隙に汗を保持させ、汗自身の熱を奪
い気化するために、疎水性繊維であることが必要であ
り、好ましくはポリエステル繊維がよい。
【0007】また長手方向及び/又は断面方向の繊度差
のあることも必須のことであり、これにより局部的に繊
維間隙が大きくなり汗保持させるとともに、平均単繊維
繊度は1デニール以下であるので汗の移行が生じ易くな
るのである。ただ余り繊度のバラツキが大きくなると繊
維空隙が大きくなりすぎ汗の移行が生じにくくなるので
CV(%)は3〜50%、好ましくは5〜40%であ
る。ここで繊度はマルチフィラメント全体の断面方向及
び長手方向で少なくとも10ケ所写真に撮り、ほぼ内層
に位置する細繊度側フィラメントの断面積を測定しその
断面積のCN%で算出する。ここでCV(%)は次式で
定義する。 CV(%)=(V1/2 /x)×100% V1/2 :細繊度側マルチフィラメント糸の繊度の不偏分
散の平方根 x:細繊度側マルチフィラメント糸の平均繊度
のあることも必須のことであり、これにより局部的に繊
維間隙が大きくなり汗保持させるとともに、平均単繊維
繊度は1デニール以下であるので汗の移行が生じ易くな
るのである。ただ余り繊度のバラツキが大きくなると繊
維空隙が大きくなりすぎ汗の移行が生じにくくなるので
CV(%)は3〜50%、好ましくは5〜40%であ
る。ここで繊度はマルチフィラメント全体の断面方向及
び長手方向で少なくとも10ケ所写真に撮り、ほぼ内層
に位置する細繊度側フィラメントの断面積を測定しその
断面積のCN%で算出する。ここでCV(%)は次式で
定義する。 CV(%)=(V1/2 /x)×100% V1/2 :細繊度側マルチフィラメント糸の繊度の不偏分
散の平方根 x:細繊度側マルチフィラメント糸の平均繊度
【0008】次に1デニール以下の単糸は、通常、糸全
体の10〜60重量%、好ましくは30〜60重量%で
ある。10重量%未満であると毛細管現象が起こりにく
くなり、60重量%をこえると汗を拡散しにくくなるか
らである。
体の10〜60重量%、好ましくは30〜60重量%で
ある。10重量%未満であると毛細管現象が起こりにく
くなり、60重量%をこえると汗を拡散しにくくなるか
らである。
【0009】次に、外層に配置されるポリエステルフィ
ラメントは、扁平度が2〜7で扁平度のCV%が5%以
上でなければならない。まず扁平糸であるのは扁平断面
のため丸断面に比べて空隙が適度に大きくなるために内
層へ液相の汗の移行が容易に行われるのである。又この
効果を助長するためと加撚したときにフィラメントが均
一に積層されないようにするために扁平度はバラツキを
もっていることが必要である。繊度と同様に扁平度は図
1のa/bで表わし、扁平度のCVはa/bから前記繊
度と同様にCV(%)=(V1/2 /x)×100%で定
義する。更に扁平度の大きいフィラメント、扁平度の大
きい部分の扁平端部が糸条の外層に出るためにエッジ効
果でドライタッチとなる。又、本発明で扁平糸を外層に
配置するのは若干太い単繊度のフィラメントを使用して
も扁平断面のためにフィラメントは曲がり易く触感が粗
硬にならないからである。
ラメントは、扁平度が2〜7で扁平度のCV%が5%以
上でなければならない。まず扁平糸であるのは扁平断面
のため丸断面に比べて空隙が適度に大きくなるために内
層へ液相の汗の移行が容易に行われるのである。又この
効果を助長するためと加撚したときにフィラメントが均
一に積層されないようにするために扁平度はバラツキを
もっていることが必要である。繊度と同様に扁平度は図
1のa/bで表わし、扁平度のCVはa/bから前記繊
度と同様にCV(%)=(V1/2 /x)×100%で定
義する。更に扁平度の大きいフィラメント、扁平度の大
きい部分の扁平端部が糸条の外層に出るためにエッジ効
果でドライタッチとなる。又、本発明で扁平糸を外層に
配置するのは若干太い単繊度のフィラメントを使用して
も扁平断面のためにフィラメントは曲がり易く触感が粗
硬にならないからである。
【0010】しかし余り単糸繊度が太いと、このような
効果がなくなるので1.0デニールを越え4.0デニー
ル未満がよい。更にこの扁平糸の扁平度はバラツキをも
っていることが必須で、扁平度のCVは5%以上必要で
ある。これは内層の細繊度フィラメントのところでも詳
述した如く適度なフィラメント間の空隙をもたせるため
に必須のことであり扁平度のCVは5%以上、より好ま
しくは7%以上である。更に扁平度のCVはフィラメン
トの長手方向で扁平度が変化していてもよいが扁平度の
異なるフィラメントから構成されていてもよい。
効果がなくなるので1.0デニールを越え4.0デニー
ル未満がよい。更にこの扁平糸の扁平度はバラツキをも
っていることが必須で、扁平度のCVは5%以上必要で
ある。これは内層の細繊度フィラメントのところでも詳
述した如く適度なフィラメント間の空隙をもたせるため
に必須のことであり扁平度のCVは5%以上、より好ま
しくは7%以上である。更に扁平度のCVはフィラメン
トの長手方向で扁平度が変化していてもよいが扁平度の
異なるフィラメントから構成されていてもよい。
【0011】又、少なくとも外層の扁平断面フィラメン
トは0.1重量%以上の微細孔形成剤が含まれていなけ
ればならない。これは扁平断面フィラメントは長軸方向
が糸の外層になり易く、この場合はヌメリ感の強いしか
も光沢の大きいものとなるため、きらわれる場合が多い
ため、通常の減量処理などでフィラメント表面に微細
溝、微細孔の生ずる、微細孔形成剤を0.1重量%以上
含ませることが必須となるのである。
トは0.1重量%以上の微細孔形成剤が含まれていなけ
ればならない。これは扁平断面フィラメントは長軸方向
が糸の外層になり易く、この場合はヌメリ感の強いしか
も光沢の大きいものとなるため、きらわれる場合が多い
ため、通常の減量処理などでフィラメント表面に微細
溝、微細孔の生ずる、微細孔形成剤を0.1重量%以上
含ませることが必須となるのである。
【0012】前記の効果を充分に発揮させるためには、
微細孔形成剤は酸化チタン、酸化珪素なども使用される
がカオリナイト、メタカオリンなどが好適に使用され
る。この場合減量加工されてフィラメント表面に充分な
微細孔を得るためには0.5重量%以上更に好ましくは
1重量%以上がよい。しかし余り多くなると製造性にも
問題が生ずるので4重量%未満が好ましい。
微細孔形成剤は酸化チタン、酸化珪素なども使用される
がカオリナイト、メタカオリンなどが好適に使用され
る。この場合減量加工されてフィラメント表面に充分な
微細孔を得るためには0.5重量%以上更に好ましくは
1重量%以上がよい。しかし余り多くなると製造性にも
問題が生ずるので4重量%未満が好ましい。
【0013】なお、ここでいうポリエステル繊維は通常
のホモポリエステル100%だけでなく、ナトリウム金
属塩、イソフタル酸、難燃剤など公知の改質剤を共重合
させたものも含まれる。さらに、断面形状は、本発明の
効果を妨げない範囲で丸、3葉〜多葉、他の扁平、U字
型などが含まれていてもよい。
のホモポリエステル100%だけでなく、ナトリウム金
属塩、イソフタル酸、難燃剤など公知の改質剤を共重合
させたものも含まれる。さらに、断面形状は、本発明の
効果を妨げない範囲で丸、3葉〜多葉、他の扁平、U字
型などが含まれていてもよい。
【0014】また、外部のフィラメントが内層のフィラ
メントを包むように配置することは、外層のフィラメン
ト、内層のフィラメント単糸繊度の太さと相俟って汗の
移行をより効果的に発揮させるためであり、前記外層の
フィラメントが前記内層のフィラメントを包んで配列し
ているようになすことは、外層のフィラメントが乱れる
ことなく、内層のフィラメントを包むように配置するた
めであり、このためには実撚をかけることが好ましい
が、実質的な効果が同じであれば、これに限定されな
い。実撚は、一般のダブルツイスター、リング撚糸機が
好適であるが、撚数は、撚係数(メートル式)であらわ
すと撚係数K≧2000であることが好ましい。さら
に、2000〜35000が好ましく、特に3000〜
20000が好ましい。ここに、撚係数K=撚数×D
1/2 で撚係数は算出される。ここにDは複数本のマルチ
フィラメント糸のトータルデニールである。トータルデ
ニールの好ましい範囲は、30〜200デニール、さら
に好ましくは50〜150デニールである。
メントを包むように配置することは、外層のフィラメン
ト、内層のフィラメント単糸繊度の太さと相俟って汗の
移行をより効果的に発揮させるためであり、前記外層の
フィラメントが前記内層のフィラメントを包んで配列し
ているようになすことは、外層のフィラメントが乱れる
ことなく、内層のフィラメントを包むように配置するた
めであり、このためには実撚をかけることが好ましい
が、実質的な効果が同じであれば、これに限定されな
い。実撚は、一般のダブルツイスター、リング撚糸機が
好適であるが、撚数は、撚係数(メートル式)であらわ
すと撚係数K≧2000であることが好ましい。さら
に、2000〜35000が好ましく、特に3000〜
20000が好ましい。ここに、撚係数K=撚数×D
1/2 で撚係数は算出される。ここにDは複数本のマルチ
フィラメント糸のトータルデニールである。トータルデ
ニールの好ましい範囲は、30〜200デニール、さら
に好ましくは50〜150デニールである。
【0015】ここで、本発明の複合マルチフィラメント
における汗の吸発散のメカニズムを簡単に述べると、肌
側外層のポリエステルフィラメント表面に拡散された汗
(気相、液相とも)を、内層の極細マルチフィラメント
繊維の毛細管現象で移行し、液相の汗は汗自身の熱を奪
って気化し、気相になったものから肌側と外気側の水蒸
気圧差のため、外気側外層へ移行し、すばやく汗を発散
するわけである。複合マルチフィラメントの製造方法に
関しては、特に限定はないが、一方のマルチフィラメン
ト糸をオーバーフィードしながら仮撚する方法、複数の
マルチフィラメント糸を異フィード混繊する方法、一方
のマルチフィラメント糸を電気開繊し他方のマルチフィ
ラメントを包みこむ方法、一方のマルチフィラメントを
オーバーフィードしながら仮撚する方法など、2層構造
糸とする方法などがあげられる。
における汗の吸発散のメカニズムを簡単に述べると、肌
側外層のポリエステルフィラメント表面に拡散された汗
(気相、液相とも)を、内層の極細マルチフィラメント
繊維の毛細管現象で移行し、液相の汗は汗自身の熱を奪
って気化し、気相になったものから肌側と外気側の水蒸
気圧差のため、外気側外層へ移行し、すばやく汗を発散
するわけである。複合マルチフィラメントの製造方法に
関しては、特に限定はないが、一方のマルチフィラメン
ト糸をオーバーフィードしながら仮撚する方法、複数の
マルチフィラメント糸を異フィード混繊する方法、一方
のマルチフィラメント糸を電気開繊し他方のマルチフィ
ラメントを包みこむ方法、一方のマルチフィラメントを
オーバーフィードしながら仮撚する方法など、2層構造
糸とする方法などがあげられる。
【0016】
実施例1、比較例1〜6 下記の表1に記載した条件でマルチフィラメントAを、
電気開繊したポリエステルマルチフイラメントBでつつ
みこんで複合した後、撚係数K=5500で撚糸して複
合マルチフィラメントを製造した。ついでこの糸を経、
緯糸に使用し、経密度150本/インチ、緯密度95本
/インチで2/1のツイルを製織し、通常の減量を含む
加工条件で染色加工を行った。
電気開繊したポリエステルマルチフイラメントBでつつ
みこんで複合した後、撚係数K=5500で撚糸して複
合マルチフィラメントを製造した。ついでこの糸を経、
緯糸に使用し、経密度150本/インチ、緯密度95本
/インチで2/1のツイルを製織し、通常の減量を含む
加工条件で染色加工を行った。
【0017】織物の風合いは、専門家による官能評価、
最高衣服内湿度は、該織物をブラウスに縫製し、これを
衣服内シュミレーション装置(特開昭58−21164
号公報)を用いて、20℃、65%RH模擬皮膚温度3
5℃に設定して測定した。実施例1のサンプルは最高衣
服内湿度は50.5%で、汗に対する着心地の良さ、快
適さからみた快適域50±10%の範囲にあり、着用テ
ストでも快適であった。また、風合いの点でも外層部の
フィラメントの表面に微粒子の脱落による微細孔による
ドライタッチと、扁平断面の端部が一部外層に出てより
ドライ感があり、又適度なハリ、コシ及び糸長差による
ふくらみもあり、バルキー感、ソフト感と撚糸によるシ
ャリ味もあり良好であった。
最高衣服内湿度は、該織物をブラウスに縫製し、これを
衣服内シュミレーション装置(特開昭58−21164
号公報)を用いて、20℃、65%RH模擬皮膚温度3
5℃に設定して測定した。実施例1のサンプルは最高衣
服内湿度は50.5%で、汗に対する着心地の良さ、快
適さからみた快適域50±10%の範囲にあり、着用テ
ストでも快適であった。また、風合いの点でも外層部の
フィラメントの表面に微粒子の脱落による微細孔による
ドライタッチと、扁平断面の端部が一部外層に出てより
ドライ感があり、又適度なハリ、コシ及び糸長差による
ふくらみもあり、バルキー感、ソフト感と撚糸によるシ
ャリ味もあり良好であった。
【0018】
【表1】
【0019】比較例1はマルチフィラメントAの単糸繊
度が太いために液相汗の移相が悪く衣服内湿度が高く不
快であった。比較例2もマルチフィラメントAの単糸繊
度が均斉すぎるため比較例1と同様不快であった。比較
例3はマルチフィラメントBが丸断面のため風合の面で
面白くなかった。比較例4はマルチフィラメントBの単
糸繊度が小さく風合面でも腰がなくくたくたであったが
汗の移相にも問題があったためか最高衣服内温度も高く
よくなかった。比較例5はマルチフィラメントBの扁平
度のCVが小さいためかマルチフィラメントBが単純積
層になった部分が多くなり汗の移相も不円滑になったた
めか最高衣服内湿度が高くなった。比較例6はマルチフ
ィラメントBに微細孔形成剤が含まれていないためにヌ
メリ感の強いもので光沢も大きいものであった。
度が太いために液相汗の移相が悪く衣服内湿度が高く不
快であった。比較例2もマルチフィラメントAの単糸繊
度が均斉すぎるため比較例1と同様不快であった。比較
例3はマルチフィラメントBが丸断面のため風合の面で
面白くなかった。比較例4はマルチフィラメントBの単
糸繊度が小さく風合面でも腰がなくくたくたであったが
汗の移相にも問題があったためか最高衣服内温度も高く
よくなかった。比較例5はマルチフィラメントBの扁平
度のCVが小さいためかマルチフィラメントBが単純積
層になった部分が多くなり汗の移相も不円滑になったた
めか最高衣服内湿度が高くなった。比較例6はマルチフ
ィラメントBに微細孔形成剤が含まれていないためにヌ
メリ感の強いもので光沢も大きいものであった。
【0020】
【発明の効果】本発明によると、汗に対して着心地の良
い衣服用素材、特に婦人衣料用素材として好適な複合マ
ルチフィラメントが得られ、今まで感性のみ重視されて
きた婦人衣料分野において良好な衣服内気候が得られ
る。
い衣服用素材、特に婦人衣料用素材として好適な複合マ
ルチフィラメントが得られ、今まで感性のみ重視されて
きた婦人衣料分野において良好な衣服内気候が得られ
る。
【図1】本発明のフィラメントの断面図である。
a/b 扁平度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D03D 15/00 C 7199−3B
Claims (1)
- 【請求項1】 平均単糸繊度が1デニール以下で長手方
向及び/又は断面方向の繊度のCV(%)が3%以上あ
るフィラメントからなるマルチフィラメントが主として
内層に配置され、主として外層に、扁平度が2〜7で扁
平度のCV(%)が5%以上、平均単糸繊度が1.0デ
ニールを越え、4.0デニール未満で且つ0.1重量%
以上の微細孔形成剤を含むフィラメントのポリエステル
フィラメントが配置され、前記内層のフィラメントを前
記外層のフィラメントで実質的に包みこみ集束している
ことを特徴とする複合マルチフィラメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168068A JPH0726433A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 複合マルチフィラメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5168068A JPH0726433A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 複合マルチフィラメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726433A true JPH0726433A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15861247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5168068A Pending JPH0726433A (ja) | 1993-07-07 | 1993-07-07 | 複合マルチフィラメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726433A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012102417A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Toyobo Specialties Trading Co Ltd | 長短複合紡績糸 |
| JP2019081981A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | ユニチカトレーディング株式会社 | 気化熱冷却編地 |
| JP2020070516A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 帝人株式会社 | パラ型全芳香族ポリアミド繊維、およびその製造方法 |
| JPWO2022131312A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 |
-
1993
- 1993-07-07 JP JP5168068A patent/JPH0726433A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012102417A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Toyobo Specialties Trading Co Ltd | 長短複合紡績糸 |
| JP2019081981A (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-30 | ユニチカトレーディング株式会社 | 気化熱冷却編地 |
| JP2020070516A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 帝人株式会社 | パラ型全芳香族ポリアミド繊維、およびその製造方法 |
| JPWO2022131312A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | ||
| WO2022131312A1 (ja) * | 2020-12-18 | 2022-06-23 | 東レ株式会社 | 複合繊維およびマルチフィラメント |
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