JPH07265486A - 滑走用ボード上にスキー靴を保持するための要素とその組立体 - Google Patents
滑走用ボード上にスキー靴を保持するための要素とその組立体Info
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- JPH07265486A JPH07265486A JP7070983A JP7098395A JPH07265486A JP H07265486 A JPH07265486 A JP H07265486A JP 7070983 A JP7070983 A JP 7070983A JP 7098395 A JP7098395 A JP 7098395A JP H07265486 A JPH07265486 A JP H07265486A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C9/00—Ski bindings
- A63C9/003—Non-swivel sole plate fixed on the ski
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63C—SKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
- A63C5/00—Skis or snowboards
- A63C5/06—Skis or snowboards with special devices thereon, e.g. steering devices
- A63C5/07—Skis or snowboards with special devices thereon, e.g. steering devices comprising means for adjusting stiffness
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Die Bonding (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 保持用顎部と、この顎部を担持する本体と、
該顎部に対しその保持位置からその離間位置まで弾性抵
抗力をもって対抗するよう鎖錠部材に作用する戻しばね
を含む上記顎部の戻し機構と、靴底を少なくとも局部的
に支持するための可動探触子と、該探触子と該戻し機構
との間にある連結部とを含む、滑走用ボード、特にアル
ペンスキー板上に靴を保持するための要素における改良
を提供する。 【構成】 弾性抵抗力を増加させるために上記連結部を
設け、かつ前記探触子が感知する支承力の増加に応答し
て、上記戻し機構を上記顎部に作用させるように構成す
る。
該顎部に対しその保持位置からその離間位置まで弾性抵
抗力をもって対抗するよう鎖錠部材に作用する戻しばね
を含む上記顎部の戻し機構と、靴底を少なくとも局部的
に支持するための可動探触子と、該探触子と該戻し機構
との間にある連結部とを含む、滑走用ボード、特にアル
ペンスキー板上に靴を保持するための要素における改良
を提供する。 【構成】 弾性抵抗力を増加させるために上記連結部を
設け、かつ前記探触子が感知する支承力の増加に応答し
て、上記戻し機構を上記顎部に作用させるように構成す
る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、滑走用ボード(とりわけ、アル
ペンスキー板)上にスキー靴を保持するための要素に関
する。本発明はまた、滑走用ボード(とりわけ、アルペ
ンスキー板)上にスキー靴を保持するための組立体にも
関する。他方、本発明はスキー靴をスキー板上に支承状
態で保持するための締め具組立体に関する。
ペンスキー板)上にスキー靴を保持するための要素に関
する。本発明はまた、滑走用ボード(とりわけ、アルペ
ンスキー板)上にスキー靴を保持するための組立体にも
関する。他方、本発明はスキー靴をスキー板上に支承状
態で保持するための締め具組立体に関する。
【0002】アルペンスキー板の場合、スキー靴の前端
部と後端部をそれぞれ保持する前部保持要素と後部保持
要素によってスキー靴を支承状態に保持することが知ら
れている。
部と後端部をそれぞれ保持する前部保持要素と後部保持
要素によってスキー靴を支承状態に保持することが知ら
れている。
【0003】各保持要素は、全体として、本体により担
持される顎部を有し、この本体は底板によりスキー板に
連結される。顎部は、それがスキー靴を保持する位置と
スキー靴の解放を可能にする位置との間で、可動であ
る。通常、圧縮ばねからなる弾性戻し機構が顎部の移動
に対して抵抗力で対抗する。
持される顎部を有し、この本体は底板によりスキー板に
連結される。顎部は、それがスキー靴を保持する位置と
スキー靴の解放を可能にする位置との間で、可動であ
る。通常、圧縮ばねからなる弾性戻し機構が顎部の移動
に対して抵抗力で対抗する。
【0004】この抵抗力は、ばねの硬さならびにばねの
初期圧縮を調節可能にする調節手段(通常は、ねじまた
はねじ切りを施した栓)で決まる。調節手段は、ばねの
性質によって決まる硬さの等級に基づいて締め具要素の
硬さを通常の方法で調節可能にする。この硬さは、スキ
ー靴が解放されるために克服すべき応力を意味する。
初期圧縮を調節可能にする調節手段(通常は、ねじまた
はねじ切りを施した栓)で決まる。調節手段は、ばねの
性質によって決まる硬さの等級に基づいて締め具要素の
硬さを通常の方法で調節可能にする。この硬さは、スキ
ー靴が解放されるために克服すべき応力を意味する。
【0005】スキー実施中、この抵抗力は保持用顎部内
におけるスキー靴の摩擦によってのみより多く影響を受
ける。
におけるスキー靴の摩擦によってのみより多く影響を受
ける。
【0006】ドイツ国公開特許出願第2916352号
明細書により、ばねおよび緩衝装置を同時に含む戻し機
構が知られており、この緩衝装置は顎部を解放する際の
付勢力が激しいほど高い抵抗力をばねの圧縮に対抗させ
るものである。
明細書により、ばねおよび緩衝装置を同時に含む戻し機
構が知られており、この緩衝装置は顎部を解放する際の
付勢力が激しいほど高い抵抗力をばねの圧縮に対抗させ
るものである。
【0007】この種の機構は、スキー靴が顎部を開放す
るために付勢する速度に応じて、顎部がスキー靴を解放
するよう克服しなければならない力を増加できるように
する。したがって、一般にスキーヤーが停止している
か、あるいはゆっくりとスキー滑走をしている状態に対
応する緩速度では、克服すべき力は比較的弱い。反対
に、スキーヤーがより速くスキー滑走をすれば、当人の
スキー靴はより強烈に顎部を付勢し、この顎部は開放時
により強い抵抗力で対抗する。
るために付勢する速度に応じて、顎部がスキー靴を解放
するよう克服しなければならない力を増加できるように
する。したがって、一般にスキーヤーが停止している
か、あるいはゆっくりとスキー滑走をしている状態に対
応する緩速度では、克服すべき力は比較的弱い。反対
に、スキーヤーがより速くスキー滑走をすれば、当人の
スキー靴はより強烈に顎部を付勢し、この顎部は開放時
により強い抵抗力で対抗する。
【0008】この種の構造を使用することは難しいこと
がわかる。なぜなら余り嵩張ってはならない緩衝部材と
この部材の内部における液体の流れとを制御する必要が
あるからである。更に、信頼性の高い効果を得るには、
液体の流動性が温度の変化に余り鋭敏であってはならな
い。
がわかる。なぜなら余り嵩張ってはならない緩衝部材と
この部材の内部における液体の流れとを制御する必要が
あるからである。更に、信頼性の高い効果を得るには、
液体の流動性が温度の変化に余り鋭敏であってはならな
い。
【0009】本発明が提起する問題は、現行の保持要素
の機能を向上させることにある。
の機能を向上させることにある。
【0010】本発明は、スキー実施中に、締め具要素の
硬さを締め具要素の利用条件に適合させることを提案す
る。
硬さを締め具要素の利用条件に適合させることを提案す
る。
【0011】本発明は、上述のドイツ国公開特許出願第
2916352号で得られる効果と同一の効果を得るこ
とを目的としているが、異なる情報源に基いて顎部の復
元力を増加させる別の手段によってこれを得るものであ
る。
2916352号で得られる効果と同一の効果を得るこ
とを目的としているが、異なる情報源に基いて顎部の復
元力を増加させる別の手段によってこれを得るものであ
る。
【0012】本発明の別の目的は、顎部の復元力が外部
の温度の影響を受けない保持要素を提案することにあ
る。
の温度の影響を受けない保持要素を提案することにあ
る。
【0013】本発明の他の目的は、比較的簡単に製造で
きる保持要素を提案することにある。
きる保持要素を提案することにある。
【0014】本発明の更に別の目的は、雪上におけるス
キー板の圧力の配分に作用する締め具の組立体を提案す
ることにある。
キー板の圧力の配分に作用する締め具の組立体を提案す
ることにある。
【0015】以下の記載を読むことにより明らかになる
であろう上記の目的およびその他の目的は、冒頭の特許
請求第1項に定義した本発明により達成される。
であろう上記の目的およびその他の目的は、冒頭の特許
請求第1項に定義した本発明により達成される。
【0016】顎部の復元機構に作用する、スキー靴の下
に位置する探触子(センサー)を使用する補償機構が公
知であることを指摘しておかなくてはならない。この種
の装置は、例えばドイツ国公開特許出願第330702
2号明細書に記載されている。
に位置する探触子(センサー)を使用する補償機構が公
知であることを指摘しておかなくてはならない。この種
の装置は、例えばドイツ国公開特許出願第330702
2号明細書に記載されている。
【0017】しかしながら、この機構は、本発明が求め
る効果と正反対の効果をもたらす。実際、該機構は、ス
キー靴と顎部間の摩擦の増加を補償する目的で、顎部が
スキー靴を解放するために克服しなければならない復元
力を低下せせる。以下の記載から明らかになるように、
本発明はこの種の機構と相容れないものではない。
る効果と正反対の効果をもたらす。実際、該機構は、ス
キー靴と顎部間の摩擦の増加を補償する目的で、顎部が
スキー靴を解放するために克服しなければならない復元
力を低下せせる。以下の記載から明らかになるように、
本発明はこの種の機構と相容れないものではない。
【0018】本発明は、以下の記載およびその一部をな
す添付図を参照することにより、より良く理解されよ
う。
す添付図を参照することにより、より良く理解されよ
う。
【0019】図1は、前部締め具要素と後部締め具要素
を具えるスキー板の中央部分を表す。
を具えるスキー板の中央部分を表す。
【0020】図1から図6までの実施態様に示される前
部締め具要素1は、主としてフランス国公開特許出願第
2640516号明細書によって知られるものである。
部締め具要素1は、主としてフランス国公開特許出願第
2640516号明細書によって知られるものである。
【0021】この締め具要素は、例えばねじのような適
宜な何らかの手段でスキー板に一体連結される台座3に
接続した本体2を含む。上から見ると、この台座は、2
の側方分岐部3aと3bで後方へ開いたU字形を呈す
る。
宜な何らかの手段でスキー板に一体連結される台座3に
接続した本体2を含む。上から見ると、この台座は、2
の側方分岐部3aと3bで後方へ開いたU字形を呈す
る。
【0022】この本体は、本体と台座の間にある接続部
における区域9内に局在する、例えば変形可能な連結部
により台座に対して垂直方向に可動である。本体と台座
は、この変形可能な区域によって連続的に連結されると
ともに、単一ブロック部材を形成する。
における区域9内に局在する、例えば変形可能な連結部
により台座に対して垂直方向に可動である。本体と台座
は、この変形可能な区域によって連続的に連結されると
ともに、単一ブロック部材を形成する。
【0023】該本体2は、スキー靴の前端部を保持する
ための顎部4を担持する。この保持用顎部4は、軸7と
8を中心として本体2にそれぞれヒンジ連結される2の
側方保持用翼部5と6を含む。この顎部4はまた、スキ
ー靴の垂直保持用靴底抑え12をも含む。
ための顎部4を担持する。この保持用顎部4は、軸7と
8を中心として本体2にそれぞれヒンジ連結される2の
側方保持用翼部5と6を含む。この顎部4はまた、スキ
ー靴の垂直保持用靴底抑え12をも含む。
【0024】翼部5と6は、スキー靴の付勢力に応答し
て、ばね15がこれら翼部に加える復元力に抗して可動
である。
て、ばね15がこれら翼部に加える復元力に抗して可動
である。
【0025】ばね15は本体内に格納される。このばね
は、同じく本体内に格納され、かつ案内されるピストン
16を作動させ、長手方向に並進運動を行わせる。図3
および図4は、ピストンが本体の格納部17内に格納さ
れて案内されること、および該ばねがピストンの内部に
嵌入されることを示す。該ばねの前端部は、締め具要素
の前方に位置する、ピストンの底部に対して支承状態に
ある。他方、頭部が本体の前部に保持されるねじ20は
ピストンとばねを貫通し、後方において、ばねの後端部
を係留するナット21を有する。ねじの回転によりばね
15の後端部が移動するので、それによりばねの初期圧
縮力を調節可能にする。
は、同じく本体内に格納され、かつ案内されるピストン
16を作動させ、長手方向に並進運動を行わせる。図3
および図4は、ピストンが本体の格納部17内に格納さ
れて案内されること、および該ばねがピストンの内部に
嵌入されることを示す。該ばねの前端部は、締め具要素
の前方に位置する、ピストンの底部に対して支承状態に
ある。他方、頭部が本体の前部に保持されるねじ20は
ピストンとばねを貫通し、後方において、ばねの後端部
を係留するナット21を有する。ねじの回転によりばね
15の後端部が移動するので、それによりばねの初期圧
縮力を調節可能にする。
【0026】翼部5と6は、ピストン16の上方後部分
に位置する肩部23に支承されることにより、本体に対
する翼部のヒンジ連結軸7と8を越えてピストン16を
後方へ駆動する小腕部5aと6aを有する。
に位置する肩部23に支承されることにより、本体に対
する翼部のヒンジ連結軸7と8を越えてピストン16を
後方へ駆動する小腕部5aと6aを有する。
【0027】そのうえ、締め具要素1は靴底の前端部の
ための支承装置を含む。
ための支承装置を含む。
【0028】支承装置は、スキー靴の靴底が乗る支持板
25を有する。この支持板25は、スキー靴の側方滑動
を容易にするための何らか適宜な被覆材、例えばPTF
E(ポリテトラフルオロエチレン)製の小板をその上部
に備えても良い。該支持板は、この箇所において、スキ
ー板の幅と大体同程度の幅を有する。図示の実施態様に
おいて、支持板25は、台座3と一体であるか、あるい
はスキー板に一体的に連結される軸受によって担持され
る横断方向軸26を中心としてヒンジ連結される。
25を有する。この支持板25は、スキー靴の側方滑動
を容易にするための何らか適宜な被覆材、例えばPTF
E(ポリテトラフルオロエチレン)製の小板をその上部
に備えても良い。該支持板は、この箇所において、スキ
ー板の幅と大体同程度の幅を有する。図示の実施態様に
おいて、支持板25は、台座3と一体であるか、あるい
はスキー板に一体的に連結される軸受によって担持され
る横断方向軸26を中心としてヒンジ連結される。
【0029】図1から図7までの実施態様に示す締め具
要素1は、更に、ばね15が翼部5と6に作用する復元
力を軽減させる補償機構を有する。
要素1は、更に、ばね15が翼部5と6に作用する復元
力を軽減させる補償機構を有する。
【0030】該機構は、台座3の分岐部3aと3bの間
に部分的に格納される傾動部材30を含む。この傾動部
材は、これら分岐部が担持する軸32を中心としてヒン
ジ連結される。
に部分的に格納される傾動部材30を含む。この傾動部
材は、これら分岐部が担持する軸32を中心としてヒン
ジ連結される。
【0031】傾動部材30は、底板の分岐部3aと3b
の間で締め具要素の後方から到達可能な、ほぼ水平の翼
部33を有する。支持板25の前部は該分岐部33の端
部に乗ることができるように案出される。
の間で締め具要素の後方から到達可能な、ほぼ水平の翼
部33を有する。支持板25の前部は該分岐部33の端
部に乗ることができるように案出される。
【0032】傾動部材30は、更に、ピストンが翼部の
肩部23の下に有する肩部37に各々担持される、ピス
トン16の両側を通る2の側方シューで形成されるほぼ
垂直な腕部を有する。シュー35だけが図3と図4に見
える。
肩部23の下に有する肩部37に各々担持される、ピス
トン16の両側を通る2の側方シューで形成されるほぼ
垂直な腕部を有する。シュー35だけが図3と図4に見
える。
【0033】ばね38は支持板を休止位置に戻すのが有
利であり、この休止位置では支持板25の前端部が傾動
部材の翼部33の上に乗る。スキー靴を挿入すると、支
持板は分岐部33と接触するまで下降する。このように
して、締め具要素を靴底の厚みに自動的に適合させる。
利であり、この休止位置では支持板25の前端部が傾動
部材の翼部33の上に乗る。スキー靴を挿入すると、支
持板は分岐部33と接触するまで下降する。このように
して、締め具要素を靴底の厚みに自動的に適合させる。
【0034】傾動部材は分岐部33に作用する下方へ向
かう垂直方向の力が後方へ向かう付勢力(すなわち、翼
部に由来する付勢力)と同一方向の付勢力の形でピスト
ン16に伝達されるような寸法を有する。後方へ向かう
ピストン16の移動は、軸32を中心とする傾動部材3
0の回動を伴う。傾動部材がピストン16に伝達する付
勢力は、翼部が開くことによって該翼部の解放を可能に
するよう、1の翼部自体がピストンを後方へ十分に移動
させるべくピストンに及ぼさなければならない力と同じ
力を減少させる。
かう垂直方向の力が後方へ向かう付勢力(すなわち、翼
部に由来する付勢力)と同一方向の付勢力の形でピスト
ン16に伝達されるような寸法を有する。後方へ向かう
ピストン16の移動は、軸32を中心とする傾動部材3
0の回動を伴う。傾動部材がピストン16に伝達する付
勢力は、翼部が開くことによって該翼部の解放を可能に
するよう、1の翼部自体がピストンを後方へ十分に移動
させるべくピストンに及ぼさなければならない力と同じ
力を減少させる。
【0035】この機構は、前方転倒の場合、靴底と支承
板25間の摩擦の増加分を補償する。
板25間の摩擦の増加分を補償する。
【0036】他方、小連結棒が軸32の前方において傾
動部材を本体の上部分に連結する。後方転倒の場合、本
体2は区域9の変形によって上昇する。この運動は小連
結棒39により傾動部材に伝達される。この運動で付勢
力がピストンに生じ、この付勢力は上述の付勢力と同一
の方向に向かう。したがって、スキー靴と靴底押さえ間
の摩擦の増加分が補償される。靴底の応力が十分に強け
れば、靴底押さえは上方へ向けて靴底を離脱させる。
動部材を本体の上部分に連結する。後方転倒の場合、本
体2は区域9の変形によって上昇する。この運動は小連
結棒39により傾動部材に伝達される。この運動で付勢
力がピストンに生じ、この付勢力は上述の付勢力と同一
の方向に向かう。したがって、スキー靴と靴底押さえ間
の摩擦の増加分が補償される。靴底の応力が十分に強け
れば、靴底押さえは上方へ向けて靴底を離脱させる。
【0037】もちろん、他の補償機構または靴底の厚み
に適合させる機構が好適である。
に適合させる機構が好適である。
【0038】更に、締め具要素の構造自体も限定的では
ない。本発明に適合する締め具要素の構造態様を示して
おく。他の構造、特に他の単純化された構造も本発明の
目的に適する。
ない。本発明に適合する締め具要素の構造態様を示して
おく。他の構造、特に他の単純化された構造も本発明の
目的に適する。
【0039】図1に示す組立体は、後部締め具要素40
をも有する。この締め具要素は公知の型式のものであ
る。該締め具要素は、とりわけ、本体42により担持さ
れる可動な顎部41を有する。同じく公知のようにし
て、本体42はスライドガイド43に沿って可動性を有
する。
をも有する。この締め具要素は公知の型式のものであ
る。該締め具要素は、とりわけ、本体42により担持さ
れる可動な顎部41を有する。同じく公知のようにし
て、本体42はスライドガイド43に沿って可動性を有
する。
【0040】締め具の組立体はまた、スライドガイド4
3の前部に位置する、靴底の後部のための支承板44を
も有する。
3の前部に位置する、靴底の後部のための支承板44を
も有する。
【0041】本発明による装置は、スキー靴からの付勢
力を捕捉することができる探触子を有する。
力を捕捉することができる探触子を有する。
【0042】この装置は更に、探触子と前部締め具要素
との間に連結部を有する。この連結部は、探触子に捕捉
される付勢力の強度でもってばねが翼部の開放に対抗す
る復元力を増加させるためのものである。
との間に連結部を有する。この連結部は、探触子に捕捉
される付勢力の強度でもってばねが翼部の開放に対抗す
る復元力を増加させるためのものである。
【0043】図示の実施態様において、探触子は、スラ
イドガイド43の前部に位置する支承板44である。探
触子と前部締め具要素との間の連結部は板46を含み、
この板部材の前端部は前部締め具要素に連結され、また
その後端部は可動性を有する。後端部は、スキー靴が存
在するとき、支承板44の箇所に達する、スキー靴を乗
せるパレット45を有する。このことは図5から明らか
である。図示のように、場合によって、この板46は、
板の長さを前部締め具要素と後部締め具要素の間隔に適
合させるため、互に接合される2の部分からなる。
イドガイド43の前部に位置する支承板44である。探
触子と前部締め具要素との間の連結部は板46を含み、
この板部材の前端部は前部締め具要素に連結され、また
その後端部は可動性を有する。後端部は、スキー靴が存
在するとき、支承板44の箇所に達する、スキー靴を乗
せるパレット45を有する。このことは図5から明らか
である。図示のように、場合によって、この板46は、
板の長さを前部締め具要素と後部締め具要素の間隔に適
合させるため、互に接合される2の部分からなる。
【0044】更に、スライドガイドは基板48を介して
スキー板に接続され、この基板にスライドガイドが横断
方向軸49を中心としてヒンジ連結される。横断方向軸
は、スライドガイドの後端部と基板の後方縁取り部との
共働により具体化される。止めピンまたはその他の適宜
な手段からなるヒンジ連結軸もこの目的に適する。スラ
イドガイドと基板との連結は、とりわけエッジの食い込
みの際、側方応力の良好な伝達を保持しながらスキー靴
の垂直懸架を可能にするよう、スライドガイドの前端部
を垂直方向に下降できるようにするため、およびスライ
ドガイドと基板間の横揺れ運動を阻止するために案出さ
れるのが好ましい。
スキー板に接続され、この基板にスライドガイドが横断
方向軸49を中心としてヒンジ連結される。横断方向軸
は、スライドガイドの後端部と基板の後方縁取り部との
共働により具体化される。止めピンまたはその他の適宜
な手段からなるヒンジ連結軸もこの目的に適する。スラ
イドガイドと基板との連結は、とりわけエッジの食い込
みの際、側方応力の良好な伝達を保持しながらスキー靴
の垂直懸架を可能にするよう、スライドガイドの前端部
を垂直方向に下降できるようにするため、およびスライ
ドガイドと基板間の横揺れ運動を阻止するために案出さ
れるのが好ましい。
【0045】スライドガイドと基板間に位置する緩衝材
料製のブロック50は、例えば基板と一体の止め具(ス
トッパー)51に対して、スライドガイド43を上方へ
弾性的に戻す。このブロック50は、適宜な何らかの材
料(例えば、ばね)に代えることができる。
料製のブロック50は、例えば基板と一体の止め具(ス
トッパー)51に対して、スライドガイド43を上方へ
弾性的に戻す。このブロック50は、適宜な何らかの材
料(例えば、ばね)に代えることができる。
【0046】したがって、スライドガイドは、止め具5
1により定められる位置を起点として、ブロック50の
復元力に抗して下方へ向けて垂直方向に揺動できる。特
に、板46が図6に示す位置にあるとき、スライドガイ
ドはスキー靴の付勢力の推進により下方へ向けて揺動で
きる。そのとき、支承板44はスキー靴の垂直応力(よ
り正確に言うと、靴底の後端部が及ぼす支承応力)の変
化を捕捉する探触子となる。
1により定められる位置を起点として、ブロック50の
復元力に抗して下方へ向けて垂直方向に揺動できる。特
に、板46が図6に示す位置にあるとき、スライドガイ
ドはスキー靴の付勢力の推進により下方へ向けて揺動で
きる。そのとき、支承板44はスキー靴の垂直応力(よ
り正確に言うと、靴底の後端部が及ぼす支承応力)の変
化を捕捉する探触子となる。
【0047】図6は、板46とスライドガイド43間の
連結を最も良く示す。支承板44の下には、基板48に
より担持される横断方向軸53を中心としてヒンジ連結
される傾動部材52が在る。この傾動部材はスライドガ
イドの下に嵌入される水平分岐部55を有し、また更
に、板が低位置にあるとき、該板の後端部に位置する相
補面57が当接することになるほぼ垂直な支承面56を
有する。
連結を最も良く示す。支承板44の下には、基板48に
より担持される横断方向軸53を中心としてヒンジ連結
される傾動部材52が在る。この傾動部材はスライドガ
イドの下に嵌入される水平分岐部55を有し、また更
に、板が低位置にあるとき、該板の後端部に位置する相
補面57が当接することになるほぼ垂直な支承面56を
有する。
【0048】このようにして、下方へ向かうスライドガ
イドの揺動は、板の後端面57に対する傾動部材52の
支承により、該傾動部材の回動および板46の前方へ向
かう運動を生ずる。
イドの揺動は、板の後端面57に対する傾動部材52の
支承により、該傾動部材の回動および板46の前方へ向
かう運動を生ずる。
【0049】板46は、前方において、ヒンジ連結部に
より連結されるのが好ましく、また、その後端部の箇所
において、スキー板のブレーキ58となる装置によって
上方へ向けて付勢される。とりわけ、該装置はばね60
によって戻される2のヒンジ連結腕部59を含む。
より連結されるのが好ましく、また、その後端部の箇所
において、スキー板のブレーキ58となる装置によって
上方へ向けて付勢される。とりわけ、該装置はばね60
によって戻される2のヒンジ連結腕部59を含む。
【0050】前部締め具要素の方は、スキー板と一体的
に連結した基板62上に取り付けられる。この基板は台
座とスキー板との間に延在する。該基板はその内側で滑
動部材63を案内する長手方向収納部を備える。この滑
動部材は基板の後部に連通し、かつヒンジ連結を可能に
する諸形状の共働によって板46の前部に接続される。
に連結した基板62上に取り付けられる。この基板は台
座とスキー板との間に延在する。該基板はその内側で滑
動部材63を案内する長手方向収納部を備える。この滑
動部材は基板の後部に連通し、かつヒンジ連結を可能に
する諸形状の共働によって板46の前部に接続される。
【0051】他方、この連結は、各端部がそれぞれ基板
と板とに一体連結される柔軟な小舌状部材64で確保さ
れる。他の何らかの連結手段もこの目的に適する。
と板とに一体連結される柔軟な小舌状部材64で確保さ
れる。他の何らかの連結手段もこの目的に適する。
【0052】前方において、この滑動部材はレバー66
の下端部に支承される。この部材は前部に位置する垂直
収納部67を介して本体2内に侵入し、その広がってい
る上部分にはねじ20が貫通し、その頭部の下に該部材
が支承される。この部材の上端部はねじから離れた所で
本体にもたれ掛かる。レバー66は、滑動部材63の作
用を受けて、挺子のようにねじの頭部に作用するととも
に、本体2に支承される。休止時に、該ねじの頭部はレ
バー66を収納部67の壁面に押しつける。
の下端部に支承される。この部材は前部に位置する垂直
収納部67を介して本体2内に侵入し、その広がってい
る上部分にはねじ20が貫通し、その頭部の下に該部材
が支承される。この部材の上端部はねじから離れた所で
本体にもたれ掛かる。レバー66は、滑動部材63の作
用を受けて、挺子のようにねじの頭部に作用するととも
に、本体2に支承される。休止時に、該ねじの頭部はレ
バー66を収納部67の壁面に押しつける。
【0053】板46の前進による滑動部材の長手方向移
動はレバーの傾動を生じ、このレバーはねじに作用し
て、ねじを前方へ向けて強制的に並進運動させる。これ
は、翼部の開放に抗する抵抗を強化するばねの付加圧縮
となって現れる。したがって、この抵抗は通常のスキー
滑走の実施(すなわち、停止時または遅い速度)では比
較的弱い。スキーヤーがより早くスキー滑走をすると
き、探触子44に対するその支承応力の変化はばね15
に伝達され、該ばねは更に増大した復元力を翼部に瞬間
的に誘発する。
動はレバーの傾動を生じ、このレバーはねじに作用し
て、ねじを前方へ向けて強制的に並進運動させる。これ
は、翼部の開放に抗する抵抗を強化するばねの付加圧縮
となって現れる。したがって、この抵抗は通常のスキー
滑走の実施(すなわち、停止時または遅い速度)では比
較的弱い。スキーヤーがより早くスキー滑走をすると
き、探触子44に対するその支承応力の変化はばね15
に伝達され、該ばねは更に増大した復元力を翼部に瞬間
的に誘発する。
【0054】ばね15に作用するレバー66の腕部の比
率は、諸構成要素の相対的な高さにより調節できること
はもちろんである。
率は、諸構成要素の相対的な高さにより調節できること
はもちろんである。
【0055】板と滑動部材の諸々の運動がばね15に誘
起する付加圧縮により、両者が弾性的に戻されることを
指摘しておかなくてはならない。
起する付加圧縮により、両者が弾性的に戻されることを
指摘しておかなくてはならない。
【0056】更に、ばねに対する滑動部材の作用は、補
償機構の機能に影響しない。この補償機構の機能はばね
の付加圧縮によってのみ影響される。したがって、該機
構は正常に機能でき、その作用はレバー66が生起する
ばねの圧縮の変化に重なる。
償機構の機能に影響しない。この補償機構の機能はばね
の付加圧縮によってのみ影響される。したがって、該機
構は正常に機能でき、その作用はレバー66が生起する
ばねの圧縮の変化に重なる。
【0057】図8から図10までは、前部締め具要素の
一変形実施態様に関する。締め具要素71は回転本体型
のものである。この締め具要素は本体72と一体に連結
される顎部74を有する。この本体は、台座75が担持
する心棒76を中心として枢動可能に取り付けられる。
この台座は靴底を受け入れるための支承板77を介して
前方に伸び出ている。
一変形実施態様に関する。締め具要素71は回転本体型
のものである。この締め具要素は本体72と一体に連結
される顎部74を有する。この本体は、台座75が担持
する心棒76を中心として枢動可能に取り付けられる。
この台座は靴底を受け入れるための支承板77を介して
前方に伸び出ている。
【0058】公知のように、顎部74は単一成形体(モ
ノブロック)であり、側方保持用の2の翼部と垂直保持
用の1の靴底押さえを有する。
ノブロック)であり、側方保持用の2の翼部と垂直保持
用の1の靴底押さえを有する。
【0059】ばね79が本体内に格納され、このばねは
端子80を心棒76の前方に位置する平板81に接して
押し戻す。該ばね79は本体の前部にねじ止めされる栓
83によって予応力状態に置かれる。
端子80を心棒76の前方に位置する平板81に接して
押し戻す。該ばね79は本体の前部にねじ止めされる栓
83によって予応力状態に置かれる。
【0060】台座75は、滑動部材86が内側で案内さ
れる長手方向収納部を穿設した基板85上に設置され
る。後方において、この滑動部材は、例えば前述したも
のと同一の手段で板46に連結される。
れる長手方向収納部を穿設した基板85上に設置され
る。後方において、この滑動部材は、例えば前述したも
のと同一の手段で板46に連結される。
【0061】前方において、滑動部材86は、心棒76
が担持する横断方向軸88を中心として上部分にヒンジ
連結されるフラップ87に支承される。このフラップ8
7は、心棒の前方に位置する収納部材89内に嵌め込ま
れ、端子80を支承する平板81をその前面に有する。
休止時に、フラップ87は、ばね79の押圧力により、
その収納部の底部に支承される。
が担持する横断方向軸88を中心として上部分にヒンジ
連結されるフラップ87に支承される。このフラップ8
7は、心棒の前方に位置する収納部材89内に嵌め込ま
れ、端子80を支承する平板81をその前面に有する。
休止時に、フラップ87は、ばね79の押圧力により、
その収納部の底部に支承される。
【0062】下方において、フラップは、台座75を貫
通して基板85の収納部に通ずる足状部90を有する。
滑動部材86は、この足状部90を前方へ向けて押し戻
す作用をする。
通して基板85の収納部に通ずる足状部90を有する。
滑動部材86は、この足状部90を前方へ向けて押し戻
す作用をする。
【0063】締め具要素71は、スキー靴からの付勢力
を捕捉することができる、可動探触子に連接される。こ
の探触子は、例えば、上述したものと同じ性質を有する
後部締め具要素と板に連接される。
を捕捉することができる、可動探触子に連接される。こ
の探触子は、例えば、上述したものと同じ性質を有する
後部締め具要素と板に連接される。
【0064】この組立体は以下のように機能する。探触
子がスキー靴からの垂直付勢力を捕捉すると、前方へ向
かう該板と該探触子の運動を生じ、それによりフラップ
87の傾動を生じる。この傾動はばね79の予応力を一
時的に増加させる。このことにより、本体72は、心棒
76を中心とするその枢動に対抗する一時的により大き
な抵抗力に遭遇することになる。
子がスキー靴からの垂直付勢力を捕捉すると、前方へ向
かう該板と該探触子の運動を生じ、それによりフラップ
87の傾動を生じる。この傾動はばね79の予応力を一
時的に増加させる。このことにより、本体72は、心棒
76を中心とするその枢動に対抗する一時的により大き
な抵抗力に遭遇することになる。
【0065】フラップ87と滑動部材86と板46の運
動は、ばね79の付加圧縮により弾性的に戻されること
を強調しておかなくてはならない。
動は、ばね79の付加圧縮により弾性的に戻されること
を強調しておかなくてはならない。
【0066】図11は一変形実施態様を示す。この図
は、上記締め具要素71の構造に類似する構造をもつ締
め具要素91を表す。
は、上記締め具要素71の構造に類似する構造をもつ締
め具要素91を表す。
【0067】主な相違点は、ここでは探触子が前部支承
板93からなることである。締め具要素91の台座92
は、後方において、この支承板を担持する。この台座
は、前方において、スキー板と一体の軸受95が担持す
るヒンジ連結軸94に接続される。
板93からなることである。締め具要素91の台座92
は、後方において、この支承板を担持する。この台座
は、前方において、スキー板と一体の軸受95が担持す
るヒンジ連結軸94に接続される。
【0068】該台座は、弾性変形可能な材料からなるブ
ロック96により一段高く保持される。
ロック96により一段高く保持される。
【0069】該台座はまた、互にヒンジ連結される2の
小連結棒98と99からなる組立体によって保持され
る。小連結棒98は長さが短く、その一端部で台座の後
端部に接続される。その他端部は、スキー板と一体の敷
板またはその他の何らか適宜な手段を介してスキー板の
上面に乗る。
小連結棒98と99からなる組立体によって保持され
る。小連結棒98は長さが短く、その一端部で台座の後
端部に接続される。その他端部は、スキー板と一体の敷
板またはその他の何らか適宜な手段を介してスキー板の
上面に乗る。
【0070】別の小連結棒が、小連結棒98の下端部
を、心棒に嵌め込んだフラップ101の足部100に連
結する。
を、心棒に嵌め込んだフラップ101の足部100に連
結する。
【0071】スキー実施中や通常の歩行のとき、台座9
2の後部分は、スキー板の上方に懸架状態で保持され
る。過度の付勢力が掛る場合、この部分は下降し、それ
により小連結棒の働きで前方へ向かうフラップの傾動を
生じ、ここから付加圧縮を生ずる。
2の後部分は、スキー板の上方に懸架状態で保持され
る。過度の付勢力が掛る場合、この部分は下降し、それ
により小連結棒の働きで前方へ向かうフラップの傾動を
生じ、ここから付加圧縮を生ずる。
【0072】したがって、締め具要素は、スキー靴から
の付勢力に応じて変化する硬さを有する。この硬さは、
最初、弱い値に調節できる。これは、停止時または緩速
時の転倒の場合、スキーヤーに高い安全性を提供する。
実際、停止時または緩速時の転倒が高速時の転倒よりも
危険であり、特に捩じれ転倒または前方捩じれ転倒が危
険であることは知られている。
の付勢力に応じて変化する硬さを有する。この硬さは、
最初、弱い値に調節できる。これは、停止時または緩速
時の転倒の場合、スキーヤーに高い安全性を提供する。
実際、停止時または緩速時の転倒が高速時の転倒よりも
危険であり、特に捩じれ転倒または前方捩じれ転倒が危
険であることは知られている。
【0073】スキー実施中、この硬さはスキー靴とスキ
ー板との間を通過する付勢力と共に増加する。このこと
により、スキー靴は、推進段階において、また突発的な
方向転換の際に(すなわち、スキーヤーが実際に危険に
曝されていない状況において、スキーヤーが自分のスキ
ー板に強い支承力を及ぼす瞬間に、またはスキー板が雪
上におけるはっきりした支承をしてくれることを必要と
する時)、スキー板上により良好に保持される。
ー板との間を通過する付勢力と共に増加する。このこと
により、スキー靴は、推進段階において、また突発的な
方向転換の際に(すなわち、スキーヤーが実際に危険に
曝されていない状況において、スキーヤーが自分のスキ
ー板に強い支承力を及ぼす瞬間に、またはスキー板が雪
上におけるはっきりした支承をしてくれることを必要と
する時)、スキー板上により良好に保持される。
【0074】締め具要素の硬さは、スキーヤーが自分の
スキー板に対する付勢を弱めると直ぐに、自動的に初期
値に戻る。
スキー板に対する付勢を弱めると直ぐに、自動的に初期
値に戻る。
【0075】ばねの圧縮に対する探触子の作用も、スキ
ー板の撓曲に作用することを指摘しておかなくてはなら
ない。したがって、図1から図10までについて述べた
最初の2の実施態様では、探触子44と傾動部材52と
板46が、スキー板の撓曲に対して、欧州特許出願第5
67780号明細書に記載の諸要素の役割に類似する役
割を果たす。この探触子に対するスキー靴の支承の変化
は、スキー板の前端部に同じ作用(すなわち、スキー板
の前部を雪へ向けて入り込ませる撓曲モーメント)を生
じる。このモーメントの強さは、主として、板46と滑
動部材63(または86)間のヒンジ連結部の高さ、お
よび、レバー66またはフラップ87上での滑動部材6
3(または86)の支点の高さに依存する。
ー板の撓曲に作用することを指摘しておかなくてはなら
ない。したがって、図1から図10までについて述べた
最初の2の実施態様では、探触子44と傾動部材52と
板46が、スキー板の撓曲に対して、欧州特許出願第5
67780号明細書に記載の諸要素の役割に類似する役
割を果たす。この探触子に対するスキー靴の支承の変化
は、スキー板の前端部に同じ作用(すなわち、スキー板
の前部を雪へ向けて入り込ませる撓曲モーメント)を生
じる。このモーメントの強さは、主として、板46と滑
動部材63(または86)間のヒンジ連結部の高さ、お
よび、レバー66またはフラップ87上での滑動部材6
3(または86)の支点の高さに依存する。
【0076】予応力ばねが行う弁の役割は、ここでは、
翼部の戻しばね(すなわち、ばね15またはばね79)
によって確実に行われる。その結果、スキーヤーの支承
による強い振動あるいはまたスキー板の強度の撓曲の作
用で、ばね15または79は圧縮され、それにより締め
具要素の硬さを増加させるが、探触子の機構(特に傾動
部材52)を過度の付勢力から保護する。
翼部の戻しばね(すなわち、ばね15またはばね79)
によって確実に行われる。その結果、スキーヤーの支承
による強い振動あるいはまたスキー板の強度の撓曲の作
用で、ばね15または79は圧縮され、それにより締め
具要素の硬さを増加させるが、探触子の機構(特に傾動
部材52)を過度の付勢力から保護する。
【0077】ばね15または79は、弁用のばねと同じ
要領で、その初期予応力を越える付勢力の作用によって
のみ、更に圧縮される。
要領で、その初期予応力を越える付勢力の作用によって
のみ、更に圧縮される。
【0078】探触子によって板に伝達される付勢力がば
ねの予応力以下であれば、この付勢力は、欧州特許出願
第567780号明細書に記載されているのと同じ要領
で、撓曲モーメントの形でスキー板に直接伝達される。
ねの予応力以下であれば、この付勢力は、欧州特許出願
第567780号明細書に記載されているのと同じ要領
で、撓曲モーメントの形でスキー板に直接伝達される。
【0079】全体として、スキー板の撓曲および硬さの
増加という2の作用は同時に生じる。
増加という2の作用は同時に生じる。
【0080】図11に関連して記載した構造は、スキー
板の撓曲に対しては同じように作用を及ぼすが、この作
用は逆である(すなわち、スキー板の前部を持ち上げよ
うとする。
板の撓曲に対しては同じように作用を及ぼすが、この作
用は逆である(すなわち、スキー板の前部を持ち上げよ
うとする。
【0081】実際、探触子に作用する付勢力は、反動に
より、締め具要素の台座92を後方へ引っ張ろうとす
る。この反動は軸94に伝達されて、この箇所で、スキ
ー板の前部を持ち上げようとする撓曲モーメントに変化
する。
より、締め具要素の台座92を後方へ引っ張ろうとす
る。この反動は軸94に伝達されて、この箇所で、スキ
ー板の前部を持ち上げようとする撓曲モーメントに変化
する。
【0082】本発明は、上述した異なる諸構造に限定さ
れるものではなく、その変形および同等の構造ならびに
一般に冒頭の特許請求の範囲に定義される構造をすべて
包含する。
れるものではなく、その変形および同等の構造ならびに
一般に冒頭の特許請求の範囲に定義される構造をすべて
包含する。
【0083】とりわけ、本発明は前部締め具要素に限定
されない。本発明はまた、探触子93のように靴底の前
端部の下に位置するのが好ましい探触子の作用により、
戻しばねが付加的に圧縮できる後部締め具要素にも適用
される。
されない。本発明はまた、探触子93のように靴底の前
端部の下に位置するのが好ましい探触子の作用により、
戻しばねが付加的に圧縮できる後部締め具要素にも適用
される。
【0084】更に、探触子は独立していてもよい。すな
わち探触子が連接される締め具要素の台座から分離して
いてもよい。
わち探触子が連接される締め具要素の台座から分離して
いてもよい。
【0085】この探触子の運動は必ずしも垂直方向とは
限らない。該探触子はまた、スキー靴の前端部または後
端部の横揺れによる付勢力を捕捉することもできる。
限らない。該探触子はまた、スキー靴の前端部または後
端部の横揺れによる付勢力を捕捉することもできる。
【図1】本発明による締め具組立体を側方から見た全体
図である。
図である。
【図2】図1の締め具組立体の要部上面図である。
【図3】図1の前部締め具要素の縦断側面図である。
【図4】図3の締め具要素の2の異なる平面に沿って見
た2の半断面上面図である。
た2の半断面上面図である。
【図5】スキー靴が存在する場合の図1に類似の図であ
る。
る。
【図6】後部締め具要素の箇所における、図1の締め具
組立体の一部断面側面図である。
組立体の一部断面側面図である。
【図7】図3に示した締め具要素の1の構成要素を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図8】前部締め具要素の一変形実施態様に関する要部
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図9】図8の締め具要素の2の異なる平面に沿って見
た2の半断面上面図である。
た2の半断面上面図である。
【図10】図7の締め具要素の底板の分解斜視図であ
る。
る。
【図11】本発明の別の一実施態様を示す要部縦断面側
面図である。
面図である。
2、72、 本体 4、74 顎部 15、79 戻しばね 16 ピストン 20 (調節用)ねじ 45 パレット 46 板 52 傾動部材 63、86 滑動部材 66 レバー(挺子) 87、101 フラップ 93 支承板 98、99 小連結部材
Claims (8)
- 【請求項1】 靴の保持位置と靴の解放位置との間で可
動な保持用顎部(4、74)と、前記顎部を担持し、か
つ台座を介して前記スキー板に組み付けられる本体
(2、72)と、前記顎部に対しその保持位置からその
離間位置まで弾性抵抗力をもって対抗するよう鎖錠部材
(16、80)に作用する戻しばね(15、79)を含
む前記顎部の戻し機構と、靴底を少なくとも局部的に支
持するための探触子(45、93)と、前記探触子と前
記戻し機構との間にある連結部(46、63、66、8
7、98、99、101)とを含む、滑走用ボード、特
にアルペンスキー板上に靴を保持するための要素におい
て、 前記連結部が弾性抵抗力を増加させるために設けられる
こと;および前記戻し機構が前記探触子により感知され
る支承力の増加に応答して前記顎部に作用することを特
徴とする保持要素。 - 【請求項2】 前記保持要素が靴の前端部を保持するた
めの前部締め具要素であることを特徴とする請求項1に
よる保持要素。 - 【請求項3】 前記締め具要素が前記戻しばね(15)
の予応力を調節可能にする調節用ねじ(20)を有し、
前記戻しばね(15)を付加圧縮する方向に並進移動す
るため、ねじに対し挺子として作用する部材(66)を
含むことを特徴とする請求項2による保持要素。 - 【請求項4】 前記締め具要素が心棒(76)を中心と
して可動な本体(72)を含み、また前記鎖錠部材が前
記心棒に連接される平板(81)に対して支承状態にあ
る端子(80)であり、前記平板は前記心棒に支承され
る可動なフラップ(87)によって担持されること;お
よび前記連結部(46、86)が、前記ばねの付加圧縮
方向に前記フラップを押し戻すことを特徴とする請求項
1による保持要素。 - 【請求項5】 前記探触子(45)が靴の後端部を支持
するために設けられることを特徴とする請求項1による
保持要素。 - 【請求項6】 前記探触子が板部材(46)の垂直方向
に可動な後端部であり、その前端部はヒンジ連結部によ
り滑動部材(86)に接続されること;および、前記板
部材の後端部が下降すると、傾動手段(52)が前記板
部材(46)ならびに滑動部材を加力して長手方向に並
進させることを特徴とする請求項5による保持要素。 - 【請求項7】 前記探触子(93)が靴の前端部を支持
するために設けられることを特徴とする請求項1による
保持要素。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1による締
め具要素を含むことを特徴とする、滑走用ボード、とり
わけアルペンスキー板に支承される靴を保持するための
保持用組立体。
Applications Claiming Priority (2)
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